JPH09188302A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH09188302A
JPH09188302A JP382496A JP382496A JPH09188302A JP H09188302 A JPH09188302 A JP H09188302A JP 382496 A JP382496 A JP 382496A JP 382496 A JP382496 A JP 382496A JP H09188302 A JPH09188302 A JP H09188302A
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JP
Japan
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cutter blade
tubular film
film
holding
packaged
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JP382496A
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Toru Hirasawa
徹 平沢
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フィルム以外を切断してしまうことを回避で
きる包装装置を提供する。 【解決手段】 筒状フィルム2Aに向かって突出移動す
るカッター刃9Aを弾性体34により弾圧支承し、この弾
性体34により弾圧支承された状態でカッター刃9Aを突
出移動して筒状フィルム2Aを貫通し切断するように切
断装置9を構成し、この弾性体34の弾性度を、筒状フィ
ルム2Aは貫通するが筒状フィルム2A内の収納物や異
物に突き当たり筒状フィルム2Aを貫通する負荷よりも
異常な大きな負荷が加わった際にはこの負荷により弾性
体34が弾縮して収納物や異物にカッター刃9Aを突き刺
さらないように設定した包装装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒートシール可能
なフィルム内に被包装物を包装する包装装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、出願人は被包装物として例えば榎
茸をフィルムに包装する装置として、実公平4−548
82号や特開平7−205908号などに示す包装装置
を開発している。
【0003】この包装装置は、供給部から連続的にヒー
トシール可能な帯状フィルムを引き出し乍ら、二つ折り
装置により上部を開口状態とした二つ折り状態で搬送ガ
イド部により搬送し、この搬送ガイド部に設けた開放案
内部によって帯状フィルムの左右開口上縁を所定長さ開
口保持して開放し、この開放部より榎茸を投入し、この
榎茸入り帯状フィルムの上部をシール装置により筒状に
横シールするものである。
【0004】更に、この装置は、搬送ガイド部の前方に
設けた移動チャック部により筒状に形成されている榎茸
入り筒状フィルムの前端をチャックして引き出し移動
し、この基端部(区画部)を縦シールすると共にその縦
シール部のやや後方を切断装置により切り離すものであ
る。
【0005】そして、例えば前記特開平7−20590
8号に示すように、この切り離した有底筒形の榎茸入り
袋を支承体で受け取り、脱気処理,前端口元部の捩り処
理並びに口元部のシール閉塞処理などの後処理を後処理
装置により行い、この支承体を側方ヘ傾斜させて後処理
を終えた袋を側方へ排出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
包装装置の切断装置は、単にカッター刃が所定のタイミ
ングで筒状フィルムに向かって突出移動し、筒状フィル
ムを切断する構成である。
【0007】従って、筒状フィルム内に誤って異物が収
納されてしまった場合も、カッター刃が突出して異物に
突き当たって異物を切断したり、異物が硬い場合にはカ
ッター刃が破損してしまうおそれがある。
【0008】本発明は、このような問題点を見い出し、
これを解決した画期的な包装装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】供給部1から連続的に引き出されるヒート
シール可能な帯状フィルム2を上部を開口状態として二
つ折り状態に前方へ搬送する搬送ガイド部3に、帯状フ
ィルム2の左右上縁を所定長さ開口保持した状態で搬送
ガイドする開放案内部4を設け、この開放案内部4の前
方に開放案内部4によって開放された開放部より投入さ
れる被包装物5を収納した帯状フィルム2の上部開口部
を筒状に閉塞するシール装置6を設け、搬送ガイド部3
の前方に前記筒状フィルム2Aの前端部をチャックして
引き出し移動する移動チャック部7を設け、移動チャッ
ク部7により前方へ引き出す被包装物5入り筒状フィル
ム2Aのフィルム長さ方向の区画部を閉塞するシール装
置8と、このシール装置8により区画状態に閉塞した縦
シール部よりやや後方部を切断する切断装置9とを搬送
ガイド部3若しくはその前方部に設け、この切断装置9
により切り離された被包装物5入り袋2Bを支承する支
承体22を設け、この支承体22に一旦被包装物5入り袋2
Bを支承して搬送若しくは支承して脱気処理や前端口元
部の捩り処理などの後処理を行うように構成した包装装
置において、筒状フィルム2Aに向かって突出移動する
カッター刃9Aを弾性体34により弾圧支承し、この弾性
体34により弾圧支承された状態でカッター刃9Aを突出
移動して前記筒状フィルム2Aを貫通し切断するように
前記切断装置9を構成し、この弾性体34の弾性度を、前
記筒状フィルム2Aは貫通するが筒状フィルム2A内の
収納物や異物に突き当たり筒状フィルム2Aのみを貫通
する負荷よりも異常な大きな負荷が加わった際にはこの
負荷により弾性体34が弾縮して収納物や異物にカッター
刃9Aが突き刺さらないように設定したことを特徴とす
る包装装置に係るものである。
【0011】また、筒状フィルム2Aに向かって突出移
動して筒状フィルム2Aを左右側部から挾持する挾持体
35に沿設した位置に、この挾持体35と共に筒状フィルム
2Aに向かって突出移動するカッター刃9Aを配設し、
このカッター刃9Aを前記挾持体35が筒状フィルム2A
を挾持した状態から更に突出移動して筒状フィルム2A
を貫通切断し得るように移動自在に構成し、このカッタ
ー刃9Aが突出方向と反対方向に逃動し得るように前記
弾性体34によりカッター刃9Aを弾圧支承させたことを
特徴とする請求項1記載の包装装置に係るものである。
【0012】また、前記挾持体35の挾持部分に加熱部を
設けて前記シール装置8を構成し、このシール装置8に
より前記筒状フィルム2Aのフィルム長さ方向の区画部
を熱シール閉塞した後、このシール装置8の前記挾持体
35に沿って前記カッター刃9Aが突出してこの縦シール
部分よりやや後方部が切断されるように構成したことを
特徴とする請求項2記載の包装装置に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0014】移動チャック部7が筒状フィルム2の前端
部をチャックし前方へ移動して筒状フィルム2Aが前方
へ引き出し案内されると同時に、その前段階である帯状
フィルム2は供給部1から引き出されて搬送ガイド部3
を介して上部を開口状態として二つ折り状態で前方へ引
き出し搬送される。
【0015】この搬送に際して搬送ガイド部3の開放案
内部4において、帯状フィルム2の左右開口上縁が所定
長さ開口保持した状態で搬送されるため開放部が形成さ
れ、この開放部より被包装物5を投入し被包装物5を帯
状フィルム2内に収納する。また、搬送ガイド部3の開
放案内部4前方に設けたシール装置6により帯状フィル
ム2の上部開口部が閉塞され、帯状フィルム2は筒状に
形成され、内部に被包装物5が収納されている。
【0016】例えば、実施例のように未だこの筒状フィ
ルム2Aを被包装物5毎に区画閉塞しない状態のままの
被包装物5入りの筒状フィルム2Aが移動チャック部7
により引き出され、その後、シール装置8によりその後
方の基端部(区画部)が閉塞され、更に切断装置9によ
りこの縦シール部よりやや後方部が切り離される。
【0017】この切り離された被包装物5入りの袋2B
が例えば実施例のように振り分け機構11により左右いず
れか一側へ振り分け搬送されて支承体22に一旦支承さ
れ、例えばその一側に設けた後処理装置10により例えば
脱気処理や前端口元部の捩り処理や前端口元部の閉塞処
理などの後処理がなされ、排出される。
【0018】前記切断装置9は、前述のように所定タイ
ミングでカッター刃9Aが突出して筒状フィルム2Aに
突き刺さり筒状フィルム2Aを切断するが、この際例え
ば筒状フィルム2A内の硬い被包装物5が位置ズレてい
て、この被包装物5までも切断しようとした場合、或い
は筒状フィルム2A内に異物が収納される場合など、カ
ッター刃9Aにフィルムを貫通するよりも異常に大きな
負荷がかかると、この負荷によりカッター刃9Aは突出
移動ストロークに対応して弾性体34を弾縮し、この結果
カッター刃9Aが突出せず収納物や異物に対して突出貫
通せず切断作動が抑制される。
【0019】
【実施例】被包装物5として榎茸を包装する包装装置に
本発明を適用した本実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
【0020】先ず、本発明を適用する包装装置の基本構
成の各部を図1〜図12に基づいて説明する。
【0021】供給部1について説明する。
【0022】機台aの後端部に透明なポリエチレンやビ
ニールなどのヒートシール可能な帯状フィルム2を巻回
したフィルム原反Fをローラ1A上に配置して回転自在
に設け、このローラ1Aにより載置されたフィルム原反
Fから帯状フィルム2を連続的に引き出し得るように構
成している。
【0023】機台aの後端部から前方にかけて配設され
る搬送ガイド部3について説明する。
【0024】前記供給部1のローラ1Aの上方にはフィ
ルム原反Fより引き出し案内された帯状フィルム2を上
方を開口状態にして二つ折りに成形する二つ折り装置3
Bが設けられている。
【0025】この二つ折り装置3Bはハ字状縁を有する
ハ字状ガイド板13Aを後端に斜設し、このハ字状ガイド
板13Aの前方に水平板13Bを連設し、この水平板13Bの
左右両側縁にガイド側板14を形成し、このガイド側板14
間前方に挾持ローラ3Aが配されるように構成してい
る。
【0026】従って、回転可能に設けられたローラ1A
上に載置されたフィルム原反Fから引き出される帯状フ
ィルム2は、このハ字状ガイド板13Aのハ字状縁に当接
してガイド側板14へ案内されて、このガイド側板14内面
に沿って挾持ローラ3Aへ案内され、挾持ローラ3A位
置では下方で折り返され上部が開口した二つ折り状態と
なり上縁部が挾持ローラ3Aで挾持され搬送されること
となる。
【0027】また、この二つ折り装置3Bの前方に、前
記後部挾持ローラ3Aとその他前方端に前部挾持ローラ
3Aを夫々対設し、二つ折り装置3Bにより二つ折りさ
れた帯状フィルム2の上部を挾持して前方へ搬送ガイド
するように構成している。
【0028】この挾持ローラ3Aは駆動ベルトTにより
引き出し搬送に同期して駆動されている。また、この前
後の挾持ローラ3A間の下方に帯状フィルム2の底部を
支承するベルトコンベア装置Kが設けられている。
【0029】また、二つ折り装置3Bの前方側には開放
案内部4を設けている。
【0030】本実施例の開放案内部4は、前記二つ折り
装置3Bと一体的に構成されるもので、前記二つ折り装
置3Bの水平板13B上を開放案内部4とし、この水平板
13B上で左右のガイド側板14により帯状フィルム2の左
右上縁が所定長さ範囲だけ開口保持されて開放部が形成
され、この開放部より被包装物5である榎茸を投入する
ように構成している。
【0031】この投入される被包装物5は水平板13B上
に一旦載置され、帯状フィルム2の搬送に伴って移送さ
れ、水平板13Bの前方に連設した案内板4Aをならって
コンベア装置K上に送られ、帯状フィルム2内に収納さ
れた状態で搬送される。
【0032】また、この際水平板13B上に投入された被
包装物5の位置を決めるための位置規制板4Bが開閉自
在にガイド側板14間に架設されており、この位置規制板
4Bに沿わせて被包装物5を水平板13B上に載置すると
同時に、前記ガイド側板14の適宜箇所に設けた図示しな
い被包装物供給センサによって被包装物5が検知され、
この検知信号に基づいて位置規制板4Bが上方を基点と
して回動して開放し、且つ帯状フィルム2が前後の挾持
ローラ3A・3Aの駆動によって所定量だけ間欠的に搬
送される。
【0033】また、搬送ガイド部3の開放案内部4の前
方の前後の挾持ローラ3A・3A間には帯状フィルム2
の上部開口部を横シールするシール装置6を設けてい
る。
【0034】このシール装置6は、超音波溶着機により
被包装物5を投入済の帯状フィルム2の上部開口部を帯
状フィルム2の搬送に伴って溶着シールするものであ
る。
【0035】従って、このシール装置6により帯状フィ
ルム2は上部開口部がシール閉塞された筒状に成形さ
れ、この筒状フィルム2A内に被包装物5が収納され
る。
【0036】この搬送ガイド部3の前端には前記前部の
挾持ローラ3Aが設けられ、この挾持ローラ3Aから移
動チャック部7によって筒状フィルム2Aが引き出し搬
送し得るように構成している。
【0037】移動チャック部7について説明する。
【0038】移動チャック部7は、機台aの前端側に設
けられ、後方へ移動して搬送ガイド部3の前端の挾持ロ
ーラ3Aから突出する筒状フィルム2Aの前端をチャッ
クし、前方へ戻り移動して筒状フィルム2Aを引き出し
搬送し、引き出した後チャックを解除し得るように構成
している。
【0039】搬送ガイド部3の前端に設けたシール装置
8並びに切断装置9について説明する。
【0040】移動チャック部7により引き出した被包装
物5入り筒状フィルム2Aの被包装物5の後端部やや後
方の一包装分の基端部に対向する位置に縦シールを施す
熱シール装置8を設けている。
【0041】この熱シール装置8により帯状になってい
る筒状フィルム2Aはその後部が縦シールされ、前方の
口元部のみが開口した有底の筒状となり、この筒状フィ
ルム2A内に夫々所定量の被包装物5が収納されること
となる。
【0042】また、この熱シール装置8は挾着ヒータ部
8Aとこれと対向する挾着受部8Bとから成り、切断装
置9はこの挾着ヒータ部8A,挾着受部8Bの後側に配
設されたカッター刃9Aと、このカッター刃9Aを受け
入れる差込溝9Bとから成り、この切断装置9のカッタ
ー刃9Aが前記熱シール装置8の挾着ヒータ部8A,挾
着受部8Bの開閉作動に伴い、筒状フィルム2Aの側方
から突出し、この動作に連れて筒状フィルム2Aの縦シ
ール部分よりやや後方が切断される。
【0043】従って、移動チャック部7により引き出さ
れた被包装物5入り筒状フィルム2Aは後部がシールさ
れて切断され、この切断によって前端口元部のみが開口
した有底筒状の被包装物5入り袋2Bとなり、前記切断
装置9により後続の筒状フィルム2Aと切り離される。
【0044】このようにして所定のタイミングで移動チ
ャック部7を作動して次々と筒状フィルム2Aを引き出
して切り離し、この被包装物5入りの袋2Bを後処理装
置10により後処理して行くこととなる。
【0045】また、本実施例では、移動チャック部7に
より引き出し切断装置9により切り離された被包装物5
入りの袋2Bを、この袋2Bの引き出し位置を境にした
左右に振り分け搬送する振り分け機構11を設け、この帯
状フィルム2の引き出し位置を境にした左右に前記後処
理装置10を設けている。
【0046】振り分け機構11は、筒状フィルム2Aを引
き出して前記熱シール装置8と切断装置9とによって有
底筒状に分離される袋2Bのこの引き出し位置を境にし
て、その左右側方に交互に次々と引き出された袋2Bを
吊り下げて振り分け搬送する機構である。
【0047】本実施例では、引き出されて分離した袋2
Bの上部を挾着して移送する振り分け挾着部16を左右方
向に二体並設し、この振り分け挾着部16を左右スライド
自在に設けた左右スライド体17に垂設している。
【0048】この振り分け挾着部16を開閉させる挾着機
構は、図6に示すように振り分け挾着部16として前後に
左右一対の挾持可動片16Aを配設し、この夫々の左右一
対の挾持可動片16Aを左右方向に架設したガイド杆16B
に左右スライド自在に設け、この前記振り分け挾着部16
の片側の挾持可動片16A同志を一体とする架設板16Cに
ラック板16Dを付設し、振り分け挾着部16の反対側の挾
持可動片16A同志を一体とする架設板16Eにラック板16
Fを付設し、このラック板16Dとラック板16Fとを対向
状態に並設し、このラック板16Dとラック板16F間に伝
達ピニオン16Hを噛合させ、一方のラック板16Dを架設
方向に進退させる挾着駆動部19を設けている。従って、
図6の開放状態から挾着駆動部19によりラック板16Dを
押動させると、このラック板16Dと架設板16Cを介して
一体となっている片側の挾持可動片16Aが内側へ可動
し、また伝達ピニオン16Hを介してラック板16Fがラッ
ク板16Dと逆方向に引動されて、架設板16Eを介して一
体となっている反対側の挾持可動片16Aが内側へ可動し
て夫々の挾持可動片16A同志が挾持閉塞する。この挾着
機構による挾着(チャック)作動する振り分け挾着部16
が左右に一対並設している。
【0049】また、更に本実施例ではこの左右スライド
体17に前後方向にスライド自在に前後スライド体18を垂
設し、この前後スライド体18に前記振り分け挾着部16を
並設して前記左右スライド体17に垂設し、結局振り分け
挾着部16は前後スライド体18により前後方向に移動し
得ると共に、左右スライド体17によって左右方向に移
動し得るように構成している。
【0050】従って、本実施例では先ず右側へ振り分け
搬送する場合には、移動チャック部7により引き出し切
断装置9により切り離される被包装物5入り袋2Bの上
部を挾着駆動部19の駆動により並設した右側の振り分け
挾着部16でチャックし、前後駆動部20のロッド20Aを後
方に突出することによりこの前後駆動部20を前方へ可動
させてこの前後駆動部20と一体に設けた前後スライド体
18を前方へスライドさせながら、取付天板17Aに設けた
左右駆動部21のロッド21Aを進退させることによりこの
ロッド21Aに垂設して取付天板17Aの下方に長窓17Bを
介して垂設した左右スライド体17Cを取付天板17Aの下
面に架設したスライドガイド杆17Dをガイドとしてスラ
イドさせて、このスライドガイド杆17Dに垂設した前記
前後駆動部20,前後スライド体18を介して垂設した振り
分け挾着部16を右方へスライドさせる。従って、切り離
された被包装物5入り袋2Bは右斜め前方へ退避搬送す
ることとなり、ここで振り分け挾着部16のチャックを解
除し、その下方に設けた右側の支承体22に受け止められ
るように構成している。この実施例では単に真横側に振
り分けるのではなく右斜め前方へ振り分けることで包装
機本体に形成された機構と接触することなく後処理工程
がスムーズに行われるようにしている。
【0051】次いで、前後駆動部20により前後スライド
体18を後方へ戻り移動させると、左側の振り分け挾着部
16が筒状フィルム2Aの引き出し位置に位置するように
構成している。
【0052】そのまま次いで次の被包装物5入り筒状フ
ィルム2Aを先に右側へ振り分けた袋2Bの後処理を持
つことなく引き出し、今度は同様の要領で左斜め前方へ
被包装物5入りの袋2Bを振り分け搬送し、左側の支承
体22へ支承させる。
【0053】この左右夫々の支承体22並びに振り分け機
構11に後処理装置10を設け、支承体22上の被包装物5入
り袋2Bの後処理を行うように構成している。
【0054】このようにして本実施例では先に引き出し
たものの後処理の終了を待つことなく、次々と移動チャ
ック部7により引き出しては熱シール装置8と切断装置
9とによって袋2Bを分離した後、振り分け機構11によ
り左右交互に振り分け搬送し、左右夫々の後処理装置10
により後処理が行えるように構成し、作業能率が倍増す
るように構成している。
【0055】本実施例の支承体22は、筒状フィルム2A
の移送箇所から左右側方位置に設けられ、この支承体22
は支承底板部22Aの左右に立設し得る側壁板部22Bが支
承底板部22Aの両側部で左右外方へ回動するように設
け、開閉自在構造に形成している。
【0056】従って、支承体22はその左右の側壁板部22
Bを外方へ大きく開いて袋2Bの搬送を待ち、袋2Bが
上方に搬送されてきて、振り分け挾着部16によるチャッ
クが解除され、被包装物5入りの袋2Bが支承体22の支
承底板部22A上に載置されると、図8に示すように支承
体開閉駆動部22Iが駆動してリンク機構22Jを介して側
壁板部22Bの外面に突設したリンク連結部22Kを上方へ
押動して左右双方の側壁板部22Bを立ち上げ可動する。
これにより左右の側壁板部22Bが内方に向かって立ち上
がって閉じ、被包装物5入りの袋2Bを抱持する。
【0057】この側壁板部22Bによる閉塞作動によって
左右に袋2Bがずれることなく、常にセンターで被包装
物5をとらえるようにして袋2Bを抱持して位置決め支
承することとなる。
【0058】そのため、その後の袋2Bの余剰部分とな
るように位置した袋2Bの端部の折り返し処理及び口元
部捩り処理などの後処理工程に不良が生じることなく、
常にスムーズな後処理を施せることとなる。
【0059】尚、支承体22の側壁板部22Bの開放作動
は、同様にしてリンク機構22Jを介して支承体開閉駆動
部22Iにより行う。
【0060】後処理装置10は左右に設けられ、前端の口
元部のみが開口した有底筒状の被包装物5入りの袋2B
の脱気処理,袋2Bの余剰部分となる上縁部(前端口元
部)の袋折り返し処理,前端口元部の捩り処理及びその
シール閉塞処理のすべてを一連の動作で行うように構成
している。
【0061】脱気処理は、支承体22を傾斜させた後、斜
め上方から押圧シリンダー23Aにより押圧体23を押し当
てて袋2B内の余分な空気を口元部から脱気するように
行う。
【0062】袋2Bの余剰部分である上縁部の折り返し
処理は、図12に示すように袋2Bの上部のやや下方を
平板状の折り返し可動板26Aを外方へスライド移動して
袋2Bの上端を内方へ折り返すと共に、支承体22のやや
側方の上方に固定した平板状の折り返し固定板26Bによ
り折り返し、そこで支承体22が傾斜して袋2Bが傾斜す
ることにより、この折り返し固定板26B裏面により折り
返された折り返し縁が押さえ込まれることとなる。従っ
て、本実施例は折り返し可動板26Aにより折り返し基端
が確実に押しやられた状態で、折り返し固定板26Bによ
り確実に内側へ折り倒される。
【0063】袋2Bの口元部の捩り処理は、口元部を四
本の挾持爪24で挾持して、この挾持状態で挾持爪24を数
回転させて捩る。
【0064】袋2Bの口元部のシール閉塞処理は、捩っ
た口元部を熱シールする熱シール装置25によって行うよ
うに構成している。
【0065】以上の処理を一連の動作で行うように構成
し、この後処理装置10による後処理によって口元部が捩
られてシールされた被包装物5の袋2Bを形成し、排出
する。
【0066】排出機構は、本実施例では、支承体22を外
方へ傾けて(後処理の際に既に傾けられている)、外方
の側壁板部22Bを外方へ開き、支承していた袋2Bを外
方へ落下排出するように構成している。
【0067】従って、常に開閉構造の支承体22によって
被包装物5入り袋2Bを支承し易く、且つ支承後に側壁
板部22Bを閉じることにより支承体22のセンター位置に
常に被包装物5が配されるように位置決め抱持され、し
かも、この支承時には左右に遊びがないため、脱気処理
や折り返し処理を行っても位置ズレせず、またこの折り
返し処理も良好に行えるため、捩り処理が確実に行える
こととなる。
【0068】また、この開閉構造とすることで、支承体
22に更に傾斜機構を設けるだけで排出機構を構成でき
る。
【0069】更に本実施例の後処理装置10における袋2
Bの口元部の捩り処理機構について説明する。
【0070】本実施例では、支承体22に支承した袋2B
の上部を前述した折り返し板処理により袋2Bの上端を
内方へ折り返すように構成し、この折り返された上端を
含めて袋2Bの前端口元部を四本の挾持爪24で挾持する
ように構成している。
【0071】この挾持爪24は、一対の挾持爪24を交差状
態に二体設けて合計四体とし、その交差角θを約50度
としている。従って、夫々の挾持爪24が25度斜め上
方、25度斜め下方から中心部に向かって収束してき
て、折り返した口元部の上端の先端部2Cと折り基端部
2C'を間隔を置いて挾持しつつ集束する中心部で挾持
し、その挾持爪24群が回転するように構成することで、
確実に密封状態での捩りが行えることとなり、捩り位置
がずれてもれ開口部が生じたり捩りながら爪が外れて捩
りが行えなかったりすることを確実に防止できる構造と
している。
【0072】単に上下に所定幅を持たせた挾持板同志で
挾持して回転させ、捩り処理を行うようにすれば、捩り
もれ開口部などが生じないことになるが、これでは包装
袋のフィルムを巻き込みすぎてきれいな口元部のみを捩
った捩り処理は行えず、またフィルム引き巻き量が多く
て中の被包装物5を傷めるなどの問題がある。
【0073】そこで、本実施例は上述のようにあくまで
複数位置から集束して挾持する挾持爪構造とし、この挾
持爪を四体とし、この四体の挾持爪24が所定の角度から
集束中心に向かって集束するように構成し、前記問題が
生じず前記した良好な捩り処理が行えるように構成して
いる。
【0074】この挾持爪24は開閉集束可動する開閉アー
ム24Aの先端に設けられている。
【0075】この開閉アーム24Aは、ピニオン24Bに付
設され、このピニオン24Bが移動ラック体24Cの周面に
形成したラック歯24Dに噛合されるように形成し、この
移動ラック体24Cをラック移動駆動部24Eによりロッド
24Fを介して移動させるように構成し、この移動ラック
体24Cの移動によりピニオン24Bを回動させて開閉アー
ム24Aを開閉移動し、その先端の挾持爪24を開閉挾持可
動するように構成している。
【0076】また、この挾持爪24に回転軸24Gを設け、
(この回転軸24G内に前記ロッド24Fが配されている)
この回転軸24Gにピニオン24Hを設け、このピニオン24
Hと噛合するラック板24Iを回転駆動部24Jに設けて、
この回転駆動部24Jによりこのラック・ピニオン機構に
介して移動ラック体24Cを回転させて開閉アーム24Aと
共にその先端の挾持爪24を回転させるように構成してい
る。
【0077】また、本実施例は、袋2Bの折り返し垂下
幅に応じて前記前後の挾持ローラ3Aを上下動させる昇
降装置12を設けると共に、前記振り分け機構11の位置も
これと追従して昇降装置12Aにより上下動自在に設けて
いる。
【0078】この昇降装置12は手動によるハンドルの回
動、若しくは駆動源による回動によって歯車を回動さ
せ、この歯車の回動により螺子支承杆を回動して搬送ガ
イド部3の前後の挾持ローラ3Aを付設した取付上板15
を昇降させるように構成したものである。
【0079】この昇降に応じて同様に構成した昇降装置
12Aにより振り分け機構11の位置、即ち左右スライド体
17の位置を昇降させて振り分け挾着部16の位置を追従調
整するように構成している。
【0080】従って、被包装物5の充填量に応じて帯状
フィルムの寸法を可変してもこれに追従して調整使用で
きることとなる。
【0081】本実施例は、このような包装装置に本発明
を適用したもので、本発明の要旨である切断装置9につ
いて図13〜図19に基づいて説明する。
【0082】本実施例は、筒状フィルム2Aに向かって
突出移動するカッター刃9Aを弾性体34により弾圧支承
し、この弾性体34により弾圧支承された状態でカッター
刃9Aを突出移動して前記筒状フィルム2Aを貫通し切
断するように前記切断装置9を構成し、この弾性体34の
弾性度を、前記筒状フィルム2Aは貫通するが筒状フィ
ルム2A内の収納物や異物に突き当たり筒状フィルム2
Aを貫通する負荷よりも異常な大きな負荷が加わった際
にはこの負荷により弾性体34が弾縮して収納物や異物に
カッター刃9Aを突き刺さらないように設定している。
【0083】具体的には、本実施例では、筒状フィルム
2Aに向かって突出移動して筒状フィルム2Aを左右側
部から挾持する挾持体35の後面に沿設した位置に、一方
のこの挾持体35と共に筒状フィルム2Aに向かって突出
移動するカッター刃9Aを配設し、このカッター刃9A
を前記挾持体35が筒状フィルム2Aを挾持した状態から
更に突出移動して筒状フィルム2Aを貫通切断し得るよ
うに移動自在に構成し、このカッター刃9Aが突出方向
に逃げ動し得るように前記弾性体34により弾圧支承させ
ている。
【0084】また、本実施例では、この挾持体35の挾持
部分には、加熱部を設けて前記シール装置8を構成し、
このシール装置8により前記筒状フィルム2Aのフィル
ム長さ方向の区画部を熱シール閉塞した後、このシール
装置8の前記挾持体35に沿って前記カッター刃9Aが突
出してこの縦シール部分よりやや後方部が切断されるよ
うに構成している。
【0085】更に、具体的に本実施例の構成を説明する
と、図13〜図17に示すように、左右の機枠36に移動
駆動源となるシリンダー装置37をその進退ロッド38を内
方に向けて設け、この進退ロッド38の突出により内側に
向かって移動する前記挾持体35を機枠36間に配設してい
る。
【0086】この挾持体35は、左右の機枠36間に架設し
たガイド杆39を移動ガイドとして、このガイド杆39に設
けた戻り弾性体(第一抗縮バネ)40を押し縮めて接近移
動するように左右に対向状態に配設されているが、この
一方の挾持体35には前記進退ロッド38が直接連結され、
この進退ロッド38の突出により内側に向かって移動する
ように構成され、他方の前記カッター刃9Aを設ける挾
持体35には進退ロッド38が直接連結されていない。
【0087】即ち、このカッター刃9Aを設ける側にお
いては、図13〜図17並びに作動説明図として簡略し
て描いた図18,図19に示すように挾持体35の外側部
にカッター刃取付体41を挾持体35と同様に前記ガイド杆
39に取り付け、このカッター刃取付体41と挾持体35をこ
の間に架設した連結ガイド杆42により連結し、この連結
ガイド杆42に戻り弾性体(第二抗縮バネ)43を設け、こ
の取付体41に前記進退ロッド38を連結してカッター刃取
付体41を介して挾持体35が移動するように構成してい
る。
【0088】また、この取付体41の外側にカッター刃逃
動用のガイド杆44を突設し、このガイド杆44に取付ホル
ダー45を設け、このホルダー45にカッター刃9Aを挾持
体35の後面に沿設するように取り付け、カッター刃9A
がこの挾持体35の後面に沿って内側へ突出し得るように
構成し、このホルダー45と前記カッター刃逃動用のガイ
ド杆44の外端との間に前記弾性体34を設けている。即
ち、このカッター刃9Aを取付ホルダー45を介してこの
弾性体34により弾圧支承されるように構成している。
【0089】従って、本実施例の切断装置9は次のよう
に作動する。
【0090】図13〜図15に示す状態から、前述の所
定タイミングでシリンダー装置37が作動して進退ロッド
38が突出すると、一方側では挾持体35が直接内側へ押動
され、他方側では、前記取付体41が押動される。 この取付体41は挾持体35と同様にガイド杆39に沿って移
動するが、先ず前記第一抗縮バネ40が第二抗縮バネ43よ
り弱く設定されているため、第一抗縮バネ40を押し縮め
ながら、(第二抗縮バネ43は押し縮めず)取付体41と共
に挾持体35は内側へ移動する。
【0091】そして、左右の挾持体35が筒状フィルム2
Aと挾持することで熱シール(区画部が縦シール)され
ることとなり、更に進退ロッド38が突出することによ
り、今度は挾持体35と取付体41との間の第二抗縮バネ43
を押し縮めながら、取付体41の逃動用のガイド杆44に設
けた取付ホルダー45を介してカッター刃9Aが更に突出
して行き、(この第二抗縮バネ43を押し縮めながら取付
体41がガイド杆39に沿って移動するストローク分だけ突
出し、)図16並びにわかりやすいように簡略して図示
した図18に示すようにカッター刃9Aは筒状フィルム
2Aに突き刺さり、前記縦シールした部分のやや後方を
切断する。
【0092】しかしながら、本実施例では前述したよう
に例えば異物が収納された場合を示す図17並びに収納
物が位置ズレ、この収納物(負荷が大きくかかる硬い収
納物)をも切断しようとする場合を示す図19に示すよ
うに、異物を切断しようとしたり筒状フィルム2A内の
被包装物5が位置ズレして被包装物5まで切断しようと
して異常な大きな負荷(弾性体34を押し縮めてしまうよ
うな負荷)がカッター刃9Aにかかる場合においては、
前記第一,第二抗縮バネ40・43よりも弱く設定した弾性
体34がカッター刃9Aのフィルム貫通突出移動ストロー
クに対応して押し縮められ、カッター刃9Aはその取付
ホルダー45が逃動用のガイド杆44に沿って外側へ逃動す
ることにより収納物や異物に対して前記ストローク分突
出しないことになり、切断作業が抑制されることとな
る。
【0093】尚、本実施例の挾持体35には挾持面の加熱
部と共に加熱される補助加熱部を後方上部に設けて補助
シール装置33を設け、前記区画部を縦シールすると共に
その後方の切断開口部の上部のみを一旦熱シールし、切
り残された筒状フィルム2Aの前端開口部の上端が不用
意に折れ曲がったりしてチャック操作が不良となること
を防止している。
【0094】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、例
えば筒状フィルム内の被包装物が位置ズレて、この被包
装物までも切断しようとした場合、或いは筒状フィルム
内に異物が収納されていたりして、カッター刃にフィル
ムを貫通するよりも異常に大きな負荷がかかると、この
負荷によりカッター刃は突出移動ストロークに対応して
弾性体を弾縮し、この結果カッター刃が突出せず収納物
や異物に対して突出貫通せず切断作業が抑制され、フィ
ルム以外を切断してしまうことを回避できる極めて秀れ
た包装装置となる。また、硬い異物などの切断によるカ
ッター刃の破損を未然に防ぐこともできる。
【0095】また、請求項2記載の発明においては、切
断するフィルムを挾持体で押さえ付けた上でカッター刃
を突出させて切断する構成としたから、正常なフィルム
切断時の正常な貫通切断に際する負荷が一定となり、正
常時の負荷と異物などを切断する際の負荷との区別が容
易となり前記弾性体の弾性度の設定が容易となり、前記
効果を発揮する本装置を容易に実現できる一層秀れた包
装装置となる。
【0096】また、請求項3の発明においては、この挾
持体を熱シール装置とすることにより、熱シールと連動
させて切断させる切断装置の構成が簡易に構成でき、前
記効果を発揮する本装置を一層容易に実現できる実用性
に秀れた画期的な包装装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の基本構成を示す概略構成側面図であ
る。
【図2】本実施例の基本構成を示す概略構成平面図であ
る。
【図3】本実施例の基本構成を示す概略構成説明図であ
る。
【図4】本実施例の基本構成を示す移動チャック部によ
る引き出し部分の説明斜視図である。
【図5】本実施例の基本構成を示す振り分け機構及び後
処理装置の概略構成正面図である。
【図6】本実施例の基本構成を示す振り分け機構の説明
平面図である。
【図7】本実施例の基本構成を示す後処理装置の支承体
の作動を示す説明正面図である。
【図8】本実施例の基本構成を示す後処理装置の支承体
の説明側面図である。
【図9】本実施例の基本構成を示す後処理装置の捩り処
理機構などを示す説明斜視図である。
【図10】本実施例の基本構成を示す後処理装置の捩り
処理機構などを示す作動説明図である。
【図11】本実施例の基本構成を示す後処理装置の捩り
処理機構などを示す説明側面図である。
【図12】本実施例の基本構成を示す袋の口元部の折り
返し処理の作動説明図である。
【図13】本実施例の切断装置の作動前の状態を示す説
明斜視図である。
【図14】本実施例の切断装置の作動前の状態を示す説
明正面図である。
【図15】本実施例の切断装置の作動前の状態を示す説
明平面図である。
【図16】本実施例の切断装置の切断時の状態を示す説
明平面図である。
【図17】本実施例の切断装置の切断されない状態を示
す説明平面図である。
【図18】本実施例の切断装置の切断時の簡略化して構
成を描いた作動説明図である。
【図19】本実施例の切断装置の切断された状態を示す
簡略化して構成を描いた作動説明図である。
【符号の説明】
1 供給部 2 帯状フィルム 2A 筒状フィルム 2B 袋 3 搬送ガイド部 4 開放案内部 5 被包装物 6 シール装置 7 移動チャック部 8 シール装置 9 切断装置 9A カッター刃 22 支承体 34 弾性体 35 挾持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給部から連続的に引き出されるヒート
    シール可能な帯状フィルムを上部を開口状態として二つ
    折り状態に前方へ搬送する搬送ガイド部に、帯状フィル
    ムの左右上縁を所定長さ開口保持した状態で搬送ガイド
    する開放案内部を設け、この開放案内部の前方に開放案
    内部によって開放された開放部より投入される被包装物
    を収納した帯状フィルムの上部開口部を筒状に閉塞する
    シール装置を設け、搬送ガイド部の前方に前記筒状フィ
    ルムの前端部をチャックして引き出し移動する移動チャ
    ック部を設け、移動チャック部により前方へ引き出す被
    包装物入り筒状フィルムのフィルム長さ方向の区画部を
    閉塞するシール装置と、このシール装置により区画状態
    に閉塞した縦シール部よりやや後方部を切断する切断装
    置とを搬送ガイド部若しくはその前方部に設け、この切
    断装置により切り離された被包装物入り袋を支承する支
    承体を設け、この支承体に一旦被包装物入り袋を支承し
    て搬送若しくは支承して脱気処理や前端口元部の捩り処
    理などの後処理を行うように構成した包装装置におい
    て、筒状フィルムに向かって突出移動するカッター刃を
    弾性体により弾圧支承し、この弾性体により弾圧支承さ
    れた状態でカッター刃を突出移動して前記筒状フィルム
    を貫通し切断するように前記切断装置を構成し、この弾
    性体の弾性度を、前記筒状フィルムは貫通するが筒状フ
    ィルム内の収納物や異物に突き当たり筒状フィルムのみ
    を貫通する負荷よりも異常な大きな負荷が加わった際に
    はこの負荷により弾性体が弾縮して収納物や異物にカッ
    ター刃が突き刺さらないように設定したことを特徴とす
    る包装装置。
  2. 【請求項2】 筒状フィルムに向かって突出移動して筒
    状フィルムを左右側部から挾持する挾持体に沿設した位
    置に、この挾持体と共に筒状フィルムに向かって突出移
    動するカッター刃を配設し、このカッター刃を前記挾持
    体が筒状フィルムを挾持した状態から更に突出移動して
    筒状フィルムを貫通切断し得るように移動自在に構成
    し、このカッター刃が突出方向と反対方向に逃動し得る
    ように前記弾性体によりカッター刃を弾圧支承させたこ
    とを特徴とする請求項1記載の包装装置。
  3. 【請求項3】 前記挾持体の挾持部分に加熱部を設けて
    前記シール装置を構成し、このシール装置により前記筒
    状フィルムのフィルム長さ方向の区画部を熱シール閉塞
    した後、このシール装置の前記挾持体に沿って前記カッ
    ター刃が突出してこの縦シール部分よりやや後方部が切
    断されるように構成したことを特徴とする請求項2記載
    の包装装置。
JP382496A 1996-01-12 1996-01-12 包装装置 Pending JPH09188302A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006061939A1 (ja) * 2004-12-10 2008-06-05 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 包装機及び包装方法
JP2010514630A (ja) * 2006-02-08 2010-05-06 ミニパック−トッレ ソチエタ ペル アツィオーニ 独立した切断バー及び溶着バーを備えた包装機械
CN111846331A (zh) * 2020-07-20 2020-10-30 武汉纺织大学 一种异形产品包装机

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