JPH09188069A - バーコードラベル自動発行貼付装置 - Google Patents

バーコードラベル自動発行貼付装置

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JPH09188069A
JPH09188069A JP8002216A JP221696A JPH09188069A JP H09188069 A JPH09188069 A JP H09188069A JP 8002216 A JP8002216 A JP 8002216A JP 221696 A JP221696 A JP 221696A JP H09188069 A JPH09188069 A JP H09188069A
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magnet sheet
magnet
bar code
belt wheel
vinyl chloride
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Hiroshi Kubota
央 久保田
Kenichi Terai
健一 寺井
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンプルな機構により故障を少なくし、か
つ、バーコードラベルの発行を短時間で行う。 【解決手段】 マグネットシートロール1の巻き戻し機
2と、この巻き戻し機2により巻き戻されたマグネット
シート帯1’の巻き癖をとるレベラー3と、このレベラ
ー3によって巻き癖をとられたマグネットシート帯1’
を所定のサイズに切断する切断機4と、この切断機4に
よって所定のサイズに切断されたマグネットシート1”
の塩化ビニル樹脂製フィルム1bに所要の印字を施すマ
ーカー5と、このマーカー5によって印字を施されたマ
グネットシート1”を所定位置まで搬送する搬送コンベ
ア6と、この搬送コンベア6による搬送終了点におい
て、搬送されてきたマグネットシート1”を吸着保持し
て鋼管Pまで移動し、鋼管Pに磁着させる貼付装置8を
備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管等の製造ライ
ンで、鋼管等のピース管理を行うために使用するバーコ
ードラベルとなすマグネットシートロールと、このマグ
ネットシートロールを所定サイズに切断したマグネット
シートを搬送するコンベア、及びこの搬送コンベアを備
えたバーコードラベル自動発行貼付装置、並びに前記マ
グネットシートにマーキングするレーザーマーキング方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば鋼管の製造ラインにおいて、鋼管
一本毎のトラッキングを正確に行うために、鋼管の表面
に磁気マークや塗料マークを付したり、また、鋼管の表
面にバーコードラベルを貼り付けたりしている。そし
て、このバーコードラベルとしては、一定のサイズに切
断した磁性ゴム(以下、「マグネットシート」という)
に、バーコードプリンタで印刷したラベルとラミネート
フィルムを貼り付けたものが一般的に用いられており、
このバーコードラベルを発行し、鋼管の内面に貼り付け
る装置も提案され(例えば特開平2−127232
号)、実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たようなマグネットシートにラベルとラミネートフィル
ムを貼り付けたバーコードラベルでは、サイズによって
は磁化力が弱く、貼着位置から脱落する場合がある。ま
た、材質上、マグネットシートの両面に磁化力があるの
で、バーコードラベルの表面に鉄粉が付き易く、読み取
り不良の原因になる。
【0004】また、従来の装置は、印刷済みバーコード
ラベルとマグネットシートをそれぞれ貼り合わせ位置ま
で別個に供給して貼り合わせた後、ここから取り出し
て、鋼管に貼り付けるという、三次元的な動作をする構
成のものが一般的であったので、構造が複雑で動作不良
によるトラブルが多発し、自動化のメリットが発揮でき
ていなかった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、従来のマグネットシートにあった
問題を解決できるマグネットシートロール、及びこのマ
グネットシートロールを所定のサイズに切断したマグネ
ットシートの搬送に適した搬送コンベア、並びにこの搬
送コンベアを備えたバーコードラベル自動発行貼付装置
と、前記マグネットシートにレーザーマーキングする方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のマグネットシートロールは、軟質,異
方性で片面着磁の0.4〜0.8mm厚さのマグネット材
の非着磁面に、厚さが0.05〜0.1mmの塩化ビニル
樹脂製フィルムを一体化したものを巻層しているのであ
る。
【0007】また、本発明の搬送コンベアは、マグネッ
トシートを搬送するベルトコンベアであって、従動側の
アイドルベルト車を、軸方向中央に配置する小径ベルト
車と、この小径ベルト車の両側に同軸に配置される大径
ベルト車で構成し、駆動側ベルト車の両側と前記大径ベ
ルト車間にそれぞれゴムベルトを、また、駆動側ベルト
車の軸方向中央と前記小径ベルト車間にスチールベルト
を巻装しているのである。
【0008】また、本発明のバーコードラベル自動発行
貼付装置は、前記した本発明のマグネットシートロール
の巻き戻し機と、この巻き戻し機によって巻き戻された
マグネットシート帯の巻き癖をとるレベラーと、このレ
ベラーによって巻き癖をとられたマグネットシート帯を
所定のサイズに切断する切断機と、この切断機によって
所定のサイズに切断されたマグネットシートの塩化ビニ
ル樹脂製フィルムに所要の印字を施すマーカーと、この
マーカーによって印字を施されたマグネットシートを所
定位置まで搬送する前記した本発明の搬送コンベアと、
この搬送コンベアによる搬送終了点において、搬送され
てきたマグネットシートを吸着保持して被着物まで移動
し、被着物に磁着させる貼付装置を備えさせているので
ある。
【0009】また、本発明のレーザーマーキング方法
は、前記した本発明のマグネットシートロールを所定サ
イズに切断したマグネットシートの塩化ビニル樹脂製フ
ィルムにマーキングする方法であって、4.0〜7.0
Wの強度のレーザ光を前記フィルムに集光させて、所定
の文字,バーコードを印字するのである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のマグネットシートロール
は、軟質,異方性で片面着磁の0.4〜0.8mm厚さの
マグネット材の非着磁面に、厚さが0.05〜0.1mm
の塩化ビニル樹脂製フィルムを一体化したものを巻層
し、ロールとしたものである。マグネット材には、軟質
タイプと硬質タイプがあるが、本発明で軟質タイプのも
のを使用するのは、下記表1に示すように、寸法精度は
硬質タイプと比べて若干劣るものの、対衝撃性,柔軟
性,切断加工性では硬質タイプのものよりも優れてお
り、ロール形状とし、後で所定のサイズに切断するには
軟質タイプのほうが良いからである。
【0011】
【表1】
【0012】また、マグネット材には、等方性タイプと
異方性タイプのものがあるが、本発明で異方性タイプの
ものを使用するのは、下記表2に示すように、価格では
等方性タイプのものと比べて若干高くなるものの、磁化
力が優れているからである。
【0013】
【表2】
【0014】また、本発明において、両面着磁タイプで
はなく、片面着磁タイプのマグネット材を使用するの
は、下記表3に示すように、磁化力と価格の面では若干
劣るものの、切粉(鉄粉)の付着に対しては両面着磁タ
イプよりも優れているからである。
【0015】
【表3】
【0016】また、本発明において、0.4〜0.8mm
厚さのマグネット材を採用するのは、本発明者らの実験
によれば、下記表4に示すように、磁化力,重量,柔軟
性,対衝撃性,切断加工性,価格の面における総合評価
が良いからである。
【0017】
【表4】
【0018】また、本発明において、上記したマグネッ
ト材の非着磁面に塩化ビニル樹脂製フィルムを一体化す
るのは、下記表5に示すように、本発明者らがレーザ光
を照射して印字した実験結果に基づくものであり、特に
印字の際の強度(耐印字消え性),加工性,バーコード
を印字した際の印字時間の点で優れているからである。
【0019】
【表5】
【0020】また、本発明において、塩化ビニル樹脂製
フィルムの厚さを0.05〜0.1mmとしたのは、下記
表6に示すように、本発明者らがレーザ光を照射して印
字した実験結果に基づくものであり、特に印字の際の鮮
明度,強度(耐印字消え性)が優れているからである。
【0021】
【表6】
【0022】なお、本発明者らが実験した結果による
と、塩化ビニル樹脂製フィルムは白色のものを使用した
ほうが印字した際の鮮明度は良好であった。
【0023】また、本発明の搬送コンベアは、マグネッ
トシートを搬送するベルトコンベアであって、従動側の
アイドルベルト車を、軸方向中央に配置する小径ベルト
車と、この小径ベルト車の両側に同軸に配置される大径
ベルト車で構成し、例えばACサーボモータによって回
転駆動される駆動側ベルト車の両側と前記大径ベルト車
間にそれぞれゴムベルトを、また、駆動側ベルト車の軸
方向中央と前記小径ベルト車間にスチールベルトを巻装
した構成である。
【0024】このような搬送コンベアの駆動側に供給さ
れたマグネットシートは、中央のスチールベルトに対す
る吸着力によって、両側のゴムベルト上の位置を確定さ
れた状態で従動側に搬送される。そして、従動側に移動
するに従ってスチールベルトとマグネットシートとの間
隔が広くなり、マグネットシートに対する吸着力が弱く
なるので、従動側では容易に排出できる。
【0025】また、本発明のバーコードラベル自動発行
貼付装置は、前記した本発明のマグネットシートロール
の巻き戻し機と、この巻き戻し機によって巻き戻された
マグネットシート帯の巻き癖をとるレベラーと、このレ
ベラーによって巻き癖をとられたマグネットシート帯を
所定のサイズに切断する切断機と、この切断機によって
所定のサイズに切断されたマグネットシートの塩化ビニ
ル樹脂製フィルムに所要の印字を施す、例えば熱転写式
あるいはレーザー式のマーカーと、このマーカーによっ
て印字を施されたマグネットシートを所定位置まで搬送
する前記した本発明の搬送コンベアと、この搬送コンベ
アによる搬送終了点において、搬送されてきたマグネッ
トシートを吸着保持して被着物まで移動し、被着物に磁
着させる貼付装置を備えた構成である。
【0026】このようなバーコードラベル自動発行貼付
装置では、巻き戻し機によって巻き戻されたマグネット
シート帯は、レベラーで巻き癖をとられた後、切断機で
所定のサイズに切断される。切断されたマグネットシー
トは、その塩化ビニル樹脂製フィルム部にマーカーで所
要の印字を施された後、搬送コンベアで所定位置まで搬
送され、搬送されてきたマグネットシートは搬送終了点
において、貼付装置によって吸着保持された状態で被着
物まで移動し、被着物に磁着させられる。
【0027】また、本発明のレーザーマーキング方法
は、4.0〜7.0Wの強度のレーザ光を前記マグネッ
トシートの塩化ビニル樹脂製フィルムに集光させて、所
定の文字,バーコードを印字するものである。この本発
明方法において、レーザー光の強度を4.0〜7.0W
としたのは、本発明者らの実験結果に基づくものであ
り、下記表7に示すように、前記マグネットシートの塩
化ビニル樹脂製フィルムに印字した際に、鮮明度が良好
であり、かつ使用するレーザーの寿命も長いからであ
る。
【0028】
【表7】
【0029】
【実施例】以下、本発明を図1〜図4に示す一実施例に
基づいて説明する。図1は巻き戻し部を分離して示す本
発明のマグネットシートロールの概略構成を示す正面
図、図2は本発明の搬送コンベア及びこの搬送コンベア
を備えた本発明のバーコードラベル自動発行貼付装置の
概略図で、(a)は正面図、(b)は平面図、図3は本
発明のバーコードラベル自動発行貼付装置を構成する貼
付装置の斜視図、図4は本発明のバーコードラベル自動
発行貼付装置のシステム構成図である。
【0030】図面において、1は本発明のマグネットシ
ートロールであり、このマグネットシートロール1は、
図1に示すように、軟質,異方性で片面着磁の例えば厚
さ0.6mmのマグネット材1aの非着磁面に、ロール化
された塩化ビニル樹脂製粘着シートロールより剥離した
例えば厚さ0.1mmの白色の塩化ビニル樹脂製フィルム
1bを、圧延ロールとガイドロールを用いて圧着して貼
り付けし一体化したものを、例えば50m巻層してロー
ルとしたものである。
【0031】2は前記したマグネットシートロール1の
巻き戻し機であり、例えばマグネットシートロール1の
中空軸心部にマンドレル2aを挿入して片持ち支持し、
このマンドレル2aをモータ2bで回転させることで、
マグネットシートロール1を巻き戻す構成である。
【0032】3は前記巻き戻し機2によって巻き戻され
たマグネットシート帯1’の巻き癖をとるレベラーであ
り、例えば所定の間隔を存した3本のロール3a〜3c
を、巻き戻されたマグネットシート帯1’を挟んで交互
に配置した構成である。そして、このレベラー3によっ
て巻き癖をとられたマグネットシート帯1’は、切断機
4に案内され所定のサイズに切断される。この切断機4
には、被着物である例えば鋼管Pのサイズが入力され、
鋼管Pのサイズにより所定の切断長さだけマグネットシ
ート帯1’を移動させるようになっている。なお、前記
レベラー3だけでは十分に巻き癖をとることができない
場合には、この切断機4でさらにマグネットシート帯
1’の巻き癖をとるようにしてもよい。
【0033】5は前記切断機4によって所定のサイズに
切断されたマグネットシート1”の塩化ビニル樹脂製フ
ィルム1bに、例えばバーコード等の所要の印字を施す
マーカーである。このマーカー5はマグネットシート
1”の塩化ビニル樹脂製フィルム1bに印字を施せるも
のであれば、その形式は問わない。例えばインク印刷式
や熱転写式でも、また、レーザー式でもよい。
【0034】インク印刷の場合には、読み取り精度は問
題はないが、擦り傷に弱いので切粉等で印字が消え、下
工程で読み取り不良を起こす場合がある。一方、レーザ
ー焼き付けの場合は、インク印刷に比べて読み取り精度
は若干劣るものの、擦り傷には強い。従って、どの形式
のマーカーを採用するかは、前記した長所,短所を勘案
し、使用場所や読み取り場所等に応じて適宜選択すれば
よい。
【0035】本発明者らの実験によれば、レーザーマー
キング方式で印字を施す場合には、例えば6.0Wの強
度のレーザ光を前記マグネットシート帯1’の塩化ビニ
ル樹脂製フィルム1bに集光させて印字すれば、印字の
鮮明度もよく、かつ、レーザーの寿命も長かった。
【0036】6は前記マーカー5によって印字を施され
たマグネットシート1”を、切断機4,マーカー5や、
後述する読み取り確認機7等の動作タイミングと同期を
とりながら、所定位置まで搬送する搬送コンベアであ
る。この搬送コンベア6は、例えばACサーボモータ6
cによって回転駆動される駆動側ベルト車6aと従動側
のアイドルベルト車6b間にベルトを巻装したベルトコ
ンベアであり、従動側のアイドルベルト車6bを、軸方
向中央に配置する小径ベルト車6baと、この小径ベル
ト車6baの両側に同軸に配置される大径ベルト車6b
bで構成し、駆動側ベルト車6aの両側と前記大径ベル
ト車6bb間にそれぞれゴムベルト6dを、また、駆動
側ベルト車6aの軸方向中央と前記小径ベルト車6ba
間にスチールベルト6eを巻装したものである。
【0037】切断機4で所定のサイズに切断され、マー
カー5で印字されたマグネットシート1”は、この搬送
コンベア6の駆動側に供給され、軸方向中央のスチール
ベルト6eに対する磁力によって、両側のゴムベルト6
d上の位置を保持された状態で、巻き癖をとられつつ従
動側に搬送される。そして、この搬送途中で、マグネッ
トシート1”に施された例えばバーコードに間違いがな
いか否かを、例えばバーコードリーダ等の読み取り確認
機7で読み取られ,確認される。
【0038】前記読み取り確認機7で読み取られ,確認
されたマグネットシート1”は、従動側に移動するに従
ってスチールベルト6eとマグネットシート1”との間
隔が大きくなり、マグネットシート1”の磁力による保
持力が弱くなってくる。そして、搬送コンベア6の搬送
終了点において、搬送されてきたマグネットシート1”
の印字が正しいものについては、貼付装置8によって吸
着保持され、鋼管Pまで移動した後、鋼管Pの内周面所
定位置に磁着される。
【0039】ところで、前記貼付装置8は挿入アーム8
aとこの挿入アーム8aの移動機構とで構成され、挿入
アーム8aは、先端部8aaに管端検知センサーを備え
て鋼管Pの鼻曲がり等を検知できるようになっていると
ともに、この先端部8aaより若干中央部寄りの位置に
マグネットシート1”の吸着孔8abが設けられた構成
である。そして、マグネットシート1”の吸着時には、
この吸着孔8abから空気を吸引してマグネットシート
1”を吸着し、鋼管Pの内周面所定位置に達したところ
で、反対に吸着孔8abから空気を噴射し、マグネット
シート1”を鋼管Pに磁着させる。
【0040】一方、搬送されてきたマグネットシート
1”の印字が正しくないもの(読み取り不良のもの)に
ついては、搬送コンベア6による搬送終了点において貼
付装置8で吸着保持されず、そのまま搬送コンベア6上
を移動し、リジェクトホッパー9に投入される。
【0041】本発明のバーコードラベル自動発行貼付装
置は上記したような構成であり、次に、このバーコード
ラベル自動発行貼付装置を用いて、マグネットシートロ
ール1から所定のサイズのマグネットシート1”に切断
し、バーコードを施して鋼管Pの内周面所定位置に磁着
するまでの動作を説明する。
【0042】先ず、上位マイコン10からの材料情報に
より、鋼管Pの内径サイズに適した長さのマグネットシ
ート1”に切断すべく、マグネットシートロール1を巻
き戻す。巻き戻されたマグネットシート帯1’はレベラ
ー3で巻き癖をとられて切断機4に案内され、この切断
機4でさらに巻き癖をとられた後、所定位置まで搬送さ
れて停止する。
【0043】停止したマグネットシート帯1’は、上位
マイコン10からのトラッキング情報により、マーカー
5によって製品略号,サイズ,等を意味するバーコード
を印字された後切断され、切断後は搬送コンベア6によ
ってさらに巻き癖をとられつつ貼付装置8まで搬送され
る。そして、この搬送途中において、読み取り確認機7
でバーコードを読み取られ、上位マイコン10の指示と
合致しているか否か、貼り付けラベルか否かが確認され
る。
【0044】印字されたマグネットシート1”が正しけ
れば、搬送終了点において貼付装置8で吸着保持され、
鋼管Pまで移動した後、上位マイコン10で指示された
鋼管Pの内周面所定位置に磁着される。一方、印字され
たマグネットシート1”が正しくなければ、搬送終了点
において貼付装置8で吸着保持されず、そのまま搬送コ
ンベア6上を移動し、リジェクトホッパー9に投入され
る。
【0045】なお、前記読み取り確認機7による読み取
り結果は、制御部11に出力され、表示されるととも
に、上位マイコン10に実績を吸い上げる。本実施例で
は、搬送コンベア6による搬送途中に読み取り確認機7
で印字箇所を読み取り、確認するものについて説明した
が、この読み取り確認機7は必須のものでないことは言
うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマグネッ
トシートロールによれば、被着物のサイズに応じた大き
さに任意に切断できるので、マグネット材のコスト低減
を図ることができる。また、片面着磁であるので、印字
面に鉄粉が付着せず読み取り精度が良くなる。
【0047】また、本発明の搬送コンベアによれば、駆
動側ではスチールベルトと搬送するマグネットシートと
の間隔が小さいので、マグネットシートの磁力によって
位置を保持されるとともに、巻き癖をも取られつつ搬送
される。一方、従動側に近づくにつれてスチールベルト
とマグネットシートとの間隔が大きくなるので、マグネ
ットシートの磁力による保持力が弱くなり、容易に次の
工程へ移すことができる。
【0048】また、本発明のバーコードラベル自動発行
装置によれば、直線的な動作でバーコードラベルを発行
できるので、各機構がシンプルとなり、故障が少なくな
るとともに、バーコードラベルの発行も短時間で行え
る。
【0049】また、本発明のレーザマーキング方法によ
れば、マグネットシートに対して鮮明にレーザ焼き付け
が行えるとともに、レーザの寿命も長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻き戻し部を分離して示す本発明のマグネット
シートロールの概略構成を示す正面図である。
【図2】本発明の搬送コンベア及びこの搬送コンベアを
備えた本発明のバーコードラベル自動発行貼付装置の概
略図で、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図3】本発明のバーコードラベル自動発行貼付装置を
構成する貼付装置の斜視図である。
【図4】本発明のバーコードラベル自動発行貼付装置の
システム構成図である。
【符号の説明】
1 マグネットシートロール 1’ マグネットシート帯 1” マグネットシート 1a マグネット材 1b 塩化ビニル樹脂製フィルム 2 巻き戻し機 3 レベラー 4 切断機 5 マーカー 6 搬送コンベア 6a 駆動側ベルト車 6b アイドルベルト車 6ba 小径ベルト車 6bb 大径ベルト車 6d ゴムベルト 6e スチールベルト 8 貼付装置 P 鋼管
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06 G09F 3/02 Z G09F 3/02 G06K 19/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質,異方性で片面着磁の0.4〜0.
    8mm厚さのマグネット材の非着磁面に、厚さが0.05
    〜0.1mmの塩化ビニル樹脂製フィルムを一体化したも
    のを巻層したことを特徴とするバーコードラベル用マグ
    ネットシートロール。
  2. 【請求項2】 マグネットシートを搬送するベルトコン
    ベアであって、従動側のアイドルベルト車を、軸方向中
    央に配置する小径ベルト車と、この小径ベルト車の両側
    に同軸に配置される大径ベルト車で構成し、駆動側ベル
    ト車の両側と前記大径ベルト車間にそれぞれゴムベルト
    を、また、駆動側ベルト車の軸方向中央と前記小径ベル
    ト車間にスチールベルトを巻装したことを特徴とする搬
    送コンベア。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマグネットシートロール
    の巻き戻し機と、この巻き戻し機によって巻き戻された
    マグネットシート帯の巻き癖をとるレベラーと、このレ
    ベラーによって巻き癖をとられたマグネットシート帯を
    所定のサイズに切断する切断機と、この切断機によって
    所定のサイズに切断されたマグネットシートの塩化ビニ
    ル樹脂製フィルムに所要の印字を施すマーカーと、この
    マーカーによって印字を施されたマグネットシートを所
    定位置まで搬送する請求項2記載の搬送コンベアと、こ
    の搬送コンベアによる搬送終了点において、搬送されて
    きたマグネットシートを吸着保持して被着物まで移動
    し、被着物に磁着させる貼付装置を備えたことを特徴と
    するバーコードラベル自動発行貼付装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマグネットシートロール
    を所定サイズに切断したマグネットシートの塩化ビニル
    樹脂製フィルムにマーキングする方法であって、4.0
    〜7.0Wの強度のレーザ光を前記フィルムに集光させ
    て、所定の文字,バーコードを印字することを特徴とす
    るレーザーマーキング方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069620A (ja) * 2001-03-16 2007-03-22 Datalase Ltd レーザマーキング用組成物を用いた像生成方法

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