JPH09187180A - 水田用自動給水装置 - Google Patents

水田用自動給水装置

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JPH09187180A
JPH09187180A JP26667896A JP26667896A JPH09187180A JP H09187180 A JPH09187180 A JP H09187180A JP 26667896 A JP26667896 A JP 26667896A JP 26667896 A JP26667896 A JP 26667896A JP H09187180 A JPH09187180 A JP H09187180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cylinder
paddy field
valve
diameter cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP26667896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Komatsuzaki
正雄 小松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konno Hosei KK
Original Assignee
Konno Hosei KK
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Publication date
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水田内への給水及び、給水の停止を的確かつ
迅速にする水田用自動給水装置を提供する。 【解決手段】 パッキン7、7bおよび取付板7aを介
して連結された上筒体5および下筒体10と、上筒体5
の上端に連結した上側送水管4aと、下筒体10の下端
に連結した下側送水管4bと、これ等上・下送水管4
a、4bに連結した主送水管4と、下側送水管4bの途
中に設けた可動レバー12により開閉する開閉弁と、取
付板7aに上下端部が上・下筒体5、10に貫出した状
態で固定された中筒体を有する。下端同士を連通させた
状態で水田33に設けた大径シリンダー43および小径
シリンダー44、水田33の水に浮設したフロート36
と、一端をフロート36に連結され他端を連結棒を介し
て大径シリンダ43のピストン43aに連結された槓杆
32と、小径シリンダ44のピストン44aと可動レバ
ー12を連結する伝達部材12aと、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水田に水を自動的に給
水するとともに給水を停止させることができる給水装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水田に水を給水する場合は、給水
時に給水ポンプを稼動させながら水田内に給水し続け停
止することがない手段を採用しているために常時監視し
ている必要があった。
【0003】しかしながら、水田内に田植え時に給水す
る場合に常時監視人を置く必要がありこれは労力的に非
常に困難であるとの欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水田に自動
的に給水ができるるとともに水位を検知し、自動的に給
水を停止するとともに水田内への給水を的確かつ迅速に
する水田用自動給水装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、パッキン7、7bおよび取付板7aを介し
て連結された上筒体5および下筒体10と、上筒体5の
上端に連結した上側送水管4aと、下筒体10の下端に
連結した下側送水管4bと、これ等上・下送水管4a、
4bに連結した主送水管4と、下側送水管4bの途中に
設けた可動レバー12により開閉する開閉弁12bと、
取付板7aに上下端部が上・下筒体5、10に貫出した
状態で固定された中筒体37と、中筒体37において下
筒体10に貫出した部分の側面に開口された通水孔37
aと、中筒体37の下端に固定された止水板46と下筒
体10の側面において止水板46より上の位置に連結さ
れた放水管9と、中筒体37の中心に同中筒体37の上
下に貫出した状態で挿通された上下動軸14と、上下動
軸14の下端に固定された下部弁38と、下部弁38に
設けられた小孔38aと、上下動軸14の上端に固定さ
れた上部弁39と、下端同士を連通させた状態で水田3
3に設けた大径シリンダー43および小径シリンダー4
4、水田33の水に浮設したフロート36と、一端をフ
ロート36に連結され他端を連結棒を介して大径シリン
ダー43のピストン43aに連結された槓杆32と、小
径シリンダー44のピストン44aと可動レバー12を
連結する伝達部材12aと、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明である水田用自動給水装置
の実施例の正面図であり、図2は本実施例の一部縦断面
図である。本実施例の水田用自動給水装置1は上筒体5
と下筒体10と可動レバー12の動きにより開閉する開
閉弁12bを備えた送水管4、4a、4b等から構成さ
れ、本実施例の縦断面を示した図2のように、フランジ
6を備えた中空の上筒体5とフランジ8を備え中空の下
筒体10はパッキン7、7b及び取付板7aを挟着する
ように接合し、取付板7aの中央には内部に上下動軸1
4が挿通されているとともに通水孔37aが形成されて
いる中筒体37が固定されている。前記上下動軸14の
下端には傘形状に形成されている下部弁38が、中筒体
37の下端には止水板46が固定され、上下動軸14の
上端には上部弁39が固定されている。
【0007】図3は、本発明の実施例である水田用自動
給水装置に拡大機構を取り付けた状態を示した図であ
り、この拡大機構は、フロート36と内部にピストン4
3a、44aを有する大径シリンダー43、小径シリン
ダー44等から構成されている。即ち、フロート36が
水田内の水31の水位の変位により上下動すると、その
変動が槓杆32を伝わり大径シリンダー43のピストン
43aを動かし、その動きがホース45内を伝わり、別
の小径シリンダー44内のピストン44aを上下動さ
せ、ピストン44aの連接棒の先端に連結されている伝
達部材12a及び可動レバー12を矢印のように回動さ
せて下部送水管4b内の開閉弁12bを開閉させ、給水
させたり給水を停止させたりするものである。
【0008】本発明の水田用自動給水装置の実施例の作
用について以下説明する。図3により給水と給水停止の
場合を説明する。給水する場合、即ち、水田内の水31
が減ってフロート36が下降すると可動レバー12は、
図3に示すように、矢印方向に下降して開閉弁12bが
開放状態となる。すると、高圧で流入した水が下部弁3
8を上昇させて上下動軸14の先端に取り付けられてい
る上部弁39を上昇される。これによって生じた間隙4
2を介して上側送水管4aにより給水されている水が中
筒体37に内に流入し、更にこの流入した水が通水孔3
7aを介して止水板46上に流れ込み、流れ込んだ水は
放水管9より水田内に給水される。
【0009】次に、給水を停止する場合について説明す
る。図3において、水田内へ水31が所定の水位まで給
水されるとフロート36が上昇するために、ピストン4
3aが下降する。小径シリンダー44内のピストン44
aが上昇することにより伝達部材12aを押し上げら
れ、可動レバー12が矢印のように上方に回動して、給
水管4bに設置されている開閉弁12bが閉じられる。
この閉弁によって下部弁38の下部への給水は停止し
て、下部弁38に形成されている小孔38aから水が上
方に吹き出す。このために水圧が減少するが、上筒体5
内への水の供給が続いているので上筒体5内の水圧は上
昇する。この上昇によって上部弁39および下部弁38
が同時に下降して間隙42が閉じられる。このようにし
て、放水管9からの水田への給水は停止するものであ
る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したような構成であるから以下
の効果が得られる。第1に、簡単な構造であるために故
障することがなく製造コストも低廉であるとの効果があ
る。第2に、水田内の必要量の給水がされると自動的に
停止するとともに、水田内の水が減ると自動的に給水が
されるために、水田に給水する際に監視人を常駐させる
必要がないので、労力が大幅に削減できるとの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である水田用自動給水装置の実施例の正
面図。
【図2】本発明である水田用自動給水装置の実施例の一
部縦断面図。
【図3】本発明の実施例である水田用自動給水装置に拡
大機構を取り付けた状態を示した図。
【符号の説明】
1 水田用給水装置 4、4a、4b 送水管 5 上筒体 6、8 フランジ 7、7b パッキン 7a 取付板 9 放水管 10 下筒体 12 可動レバー 12a 伝達部材 12b 開閉弁 14 上下動軸 31 水田 32 槓杆 36 フロート 37 中筒体 37a 通水孔 38 下部弁 39 上部弁 42 間隙 43 大径シリンダー 43a ピストン 44 小径シリンダー 44a ピストン 45 ホース 46 止水板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッキン7、7bおよび取付板7aを介
    して連結された上筒体5および下筒体10と、上筒体5
    の上端に連結した上側送水管4aと、下筒体10の下端
    に連結した下側送水管4bと、これ等上・下送水管4
    a、4bに連結した主送水管4と、下側送水管4bの途
    中に設けた可動レバー12により開閉する開閉弁12b
    と、取付板7aに上下端部が上・下筒体5、10に貫出
    した状態で固定された中筒体37と、中筒体37におい
    て下筒体10に貫出した部分の側面に開口された通水孔
    37aと、中筒体37の下端に固定された止水板46と
    下筒体10の側面において止水板46より上の位置に連
    結された放水管9と、中筒体37の中心に同中筒体37
    の上下に貫出した状態で挿通された上下動軸14と、上
    下動軸14の下端に固定された下部弁38と、下部弁3
    8に設けられた小孔38aと、上下動軸14の上端に固
    定された上部弁39と、下端同士を連通させた状態で水
    田33に設けた大径シリンダー43および小径シリンダ
    ー44、水田33の水に浮設したフロート36と、一端
    をフロート36に連結され他端を連結棒を介して大径シ
    リンダー43のピストン43aに連結された槓杆32
    と、小径シリンダー44のピストン44aと可動レバー
    12を連結する伝達部材12aと、を備えたことを特徴
    とする水田用自動給水装置。
JP26667896A 1996-09-17 1996-09-17 水田用自動給水装置 Pending JPH09187180A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005046128A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Itsubun Nakai 水田用自動給水装置
CN101878728A (zh) * 2010-05-06 2010-11-10 中国农业大学 一种水位控制型畦灌灌水器及定量畦灌灌溉系统
CN109496789A (zh) * 2018-11-08 2019-03-22 王科伟 一种针对易板结地面三位输送的农田灌溉设备置

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