JPH0723671A - 水田用自動給水装置 - Google Patents
水田用自動給水装置Info
- Publication number
- JPH0723671A JPH0723671A JP19519493A JP19519493A JPH0723671A JP H0723671 A JPH0723671 A JP H0723671A JP 19519493 A JP19519493 A JP 19519493A JP 19519493 A JP19519493 A JP 19519493A JP H0723671 A JPH0723671 A JP H0723671A
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- Japan
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- cylinder
- water
- water supply
- movable lever
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、水田に水を自動的に給水するとと
もに給水を停止させることができる給水装置の改良に関
する発明である。 【構成】 本発明は、送水管が一体に形成されている筒
蓋が着脱可能に取り付けられた上筒体と放水管を備える
とともに可動レバ−を備えた底筒蓋を着脱可能に取り付
けられた下筒体とを接合し、前記接合された上筒体内及
び下筒体内に、上から順にフィルタ−、隔離用中筒、カ
バ−筒、中筒とを配置し、前記中筒には可動動レバ−に
連結されるとともに調節弁を取り付けたことシャフトの
先端部に固定したことを特徴とする水田用自動給水装置
又は可動レバ−にフロ−トと大径ピストンを有する大径
シリンダ−と小径ピストンを有する小径シリンダ−とか
ら構成されている拡大機構を取り付けたことを特徴とす
る水田用自動給水装置の構成とした。
もに給水を停止させることができる給水装置の改良に関
する発明である。 【構成】 本発明は、送水管が一体に形成されている筒
蓋が着脱可能に取り付けられた上筒体と放水管を備える
とともに可動レバ−を備えた底筒蓋を着脱可能に取り付
けられた下筒体とを接合し、前記接合された上筒体内及
び下筒体内に、上から順にフィルタ−、隔離用中筒、カ
バ−筒、中筒とを配置し、前記中筒には可動動レバ−に
連結されるとともに調節弁を取り付けたことシャフトの
先端部に固定したことを特徴とする水田用自動給水装置
又は可動レバ−にフロ−トと大径ピストンを有する大径
シリンダ−と小径ピストンを有する小径シリンダ−とか
ら構成されている拡大機構を取り付けたことを特徴とす
る水田用自動給水装置の構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水田に水を自動的に給
水するとともに給水を停止させることができる給水装置
の改良に関する発明である。
水するとともに給水を停止させることができる給水装置
の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、水田に水を給水する場合は、給水
時に給水ポンプを稼動させながら水田内に給水し続け停
止することがないために常時監視している必要がある。
時に給水ポンプを稼動させながら水田内に給水し続け停
止することがないために常時監視している必要がある。
【0003】しかしながら、水田内に田植え時に給水す
る場合に常時監視人を置くことは労力的に非常に困難で
あるとの欠点があった。
る場合に常時監視人を置くことは労力的に非常に困難で
あるとの欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水田に自動
的に給水ができるとともに水位を検知し、自動的に給水
を停止するとともに水田内への給水を的確かつ迅速にす
る水田用自動給水装置を提供することを目的とする。
的に給水ができるとともに水位を検知し、自動的に給水
を停止するとともに水田内への給水を的確かつ迅速にす
る水田用自動給水装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送水管が一体
に形成されている筒蓋が着脱可能に取り付けられた上筒
体と放水管を備えるとともに可動レバ−を備えた底筒蓋
を着脱可能に取り付けられた下筒体とを接合し、前記接
合された上筒体内及び下筒体内に、上から順にフィルタ
−、隔離用中筒、カバ−筒、中筒とを配置し、前記中筒
には可動動レバ−に連結されるとともに調節弁を取り付
けたことシャフトの先端部に固定したことを特徴とする
水田用自動給水装置又は可動レバ−にフロ−トと大径ピ
ストンを有する大径シリンダ−と小径ピストンを有する
小径シリンダ−とから構成されている拡大機構を取り付
けたことを特徴とする水田用自動給水装置の構成とし
た。
に形成されている筒蓋が着脱可能に取り付けられた上筒
体と放水管を備えるとともに可動レバ−を備えた底筒蓋
を着脱可能に取り付けられた下筒体とを接合し、前記接
合された上筒体内及び下筒体内に、上から順にフィルタ
−、隔離用中筒、カバ−筒、中筒とを配置し、前記中筒
には可動動レバ−に連結されるとともに調節弁を取り付
けたことシャフトの先端部に固定したことを特徴とする
水田用自動給水装置又は可動レバ−にフロ−トと大径ピ
ストンを有する大径シリンダ−と小径ピストンを有する
小径シリンダ−とから構成されている拡大機構を取り付
けたことを特徴とする水田用自動給水装置の構成とし
た。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明である水田用自動給水装置の正面図
であり、本装置1はフランジ6を備えた上筒体5とフラ
ンジ8及び放水管9を備えた下筒体10とを、パッキン
7を挟着させて接合し、前記上筒体5の上部には送水口
4を有する送水管3が一体に形成されている筒蓋2が着
脱可能に取り付けられ、下筒体10の延長部27には可
動レバ−12を備えた底筒蓋11が着脱可能に取り付け
られている。符号13は取付具であり、取付具13に可
動レバ−12が回動可能に取り付けられている。
る。図1は、本発明である水田用自動給水装置の正面図
であり、本装置1はフランジ6を備えた上筒体5とフラ
ンジ8及び放水管9を備えた下筒体10とを、パッキン
7を挟着させて接合し、前記上筒体5の上部には送水口
4を有する送水管3が一体に形成されている筒蓋2が着
脱可能に取り付けられ、下筒体10の延長部27には可
動レバ−12を備えた底筒蓋11が着脱可能に取り付け
られている。符号13は取付具であり、取付具13に可
動レバ−12が回動可能に取り付けられている。
【0007】図2は図1に示した水田用自動給水装置の
中央縦断面図を示した図であり、筒蓋2内とパッキン7
を挟着するようにして接合された上筒体5内と下筒体1
0内には、上から順にフィルタ−18、離隔用中筒2
5、カバ−筒体19、中筒体20が設けられているとと
もに、底蓋筒11延長部27の外周の取付具13には可
動レバ−12が回動可能に取り付けられ、前記可動レバ
−12の先端には上下動軸14の下端14bが連結さ
れ、軸14のほぼ中央には、止め金16・16a・17
・17aにより調節弁15が固定されている。そして、
上下動軸14の先端部は中筒20の上面中央より上方に
突出させるように止め金22・23により固定され、上
下動軸14の先端はカバ−筒体19の中央部に形成され
ている突出部19aの裏面に形成されている凹部に挿入
されている。フランジ6とフランジ7間に挟着されてい
るパッキン7の中央には、円形状に形成された通水孔2
9があり、中筒20は前記パッキン7上に固定されてい
るが、カバ−筒19は、中筒20を覆うようにパッキン
7上に載っているだけであって、上筒体5内を上下動で
きる構造となっている。符号29は通水孔であり、送水
された水が放水管9に流れる孔である。
中央縦断面図を示した図であり、筒蓋2内とパッキン7
を挟着するようにして接合された上筒体5内と下筒体1
0内には、上から順にフィルタ−18、離隔用中筒2
5、カバ−筒体19、中筒体20が設けられているとと
もに、底蓋筒11延長部27の外周の取付具13には可
動レバ−12が回動可能に取り付けられ、前記可動レバ
−12の先端には上下動軸14の下端14bが連結さ
れ、軸14のほぼ中央には、止め金16・16a・17
・17aにより調節弁15が固定されている。そして、
上下動軸14の先端部は中筒20の上面中央より上方に
突出させるように止め金22・23により固定され、上
下動軸14の先端はカバ−筒体19の中央部に形成され
ている突出部19aの裏面に形成されている凹部に挿入
されている。フランジ6とフランジ7間に挟着されてい
るパッキン7の中央には、円形状に形成された通水孔2
9があり、中筒20は前記パッキン7上に固定されてい
るが、カバ−筒19は、中筒20を覆うようにパッキン
7上に載っているだけであって、上筒体5内を上下動で
きる構造となっている。符号29は通水孔であり、送水
された水が放水管9に流れる孔である。
【0008】図3はフィルタ−の斜視図を表わしたもの
であり、このフィルタ−18は送水管3から送水時に流
入するゴミを除去するためのものである。フィルタ−1
8内には、図2に示すように、着脱容易にするために取
っ手が取り付けられている。図4は隔離用中筒の斜視図
を表わし、この隔離中筒25はカバ−筒体19とフイル
タ−18が密着しないように隔離させ、水の流れを円滑
にするるためのものであり、隔離中筒25の上部には通
水孔25a・25cが形成されていると共に、フィルタ
−18の裏面が接するとともに支持する支持部25bが
ある。図5はカバ−筒の斜視図を表わし、このカバ−筒
19は、図6に示したパッキン7に固定されている中筒
20に覆い被せるものであり、突子20b・20dの先
端はカバ−筒体19に形成されている突子受け19b・
19cの裏面に形成されている凹部に挿入されと同時
に、上下動軸20cの先端はカバ−筒体19に形成され
ている突出部19の裏面の凹部に挿入される構造となっ
ている。図6において符号29は通水孔を示す。
であり、このフィルタ−18は送水管3から送水時に流
入するゴミを除去するためのものである。フィルタ−1
8内には、図2に示すように、着脱容易にするために取
っ手が取り付けられている。図4は隔離用中筒の斜視図
を表わし、この隔離中筒25はカバ−筒体19とフイル
タ−18が密着しないように隔離させ、水の流れを円滑
にするるためのものであり、隔離中筒25の上部には通
水孔25a・25cが形成されていると共に、フィルタ
−18の裏面が接するとともに支持する支持部25bが
ある。図5はカバ−筒の斜視図を表わし、このカバ−筒
19は、図6に示したパッキン7に固定されている中筒
20に覆い被せるものであり、突子20b・20dの先
端はカバ−筒体19に形成されている突子受け19b・
19cの裏面に形成されている凹部に挿入されと同時
に、上下動軸20cの先端はカバ−筒体19に形成され
ている突出部19の裏面の凹部に挿入される構造となっ
ている。図6において符号29は通水孔を示す。
【0009】図7は本発明である水田用自動給水装置の
可動レバ−が下方に下がった際の縦断面図である。即
ち、水田内の水が減少しために可動レバ−12が矢印a
方向に下がった場合の給水装置内部の動きを示した縦断
面図であり、図8は可動レバ−12に接続されている拡
大機構の簡略図である。図8に示すように、水田内の水
31が減少し水位が下降するとシャフト32bに蝶ネジ
36・36aにより着脱可能に取り付けられているフロ
−ト36が同時に下降する。そして、前記シャフト32
bに連結され、取付具35aにより小径シリンダ−35
の外側に回動可能に取り付けられているシャフト32の
左端も同時に下降すると、シャフト32の右端に連結さ
れている連接棒32aが上昇すると大径シリンダ−30
内に設置されている大径ピストン30aが大径シリンダ
−30b内の大径ピストン30aが上昇すると、小径シ
リンダ−35内の小径ピストン34が下降し、小径ピス
トンに取り付けられている連接棒34aも同時に下降
し、連接棒34aの先端に固定されている可動レバ−1
2を下降させるので、可動レバ−12が、図7に示すよ
うに下降状態になると、カバ−筒体19を押し上げるの
で水がカバ−筒20の下方に生じた間隙30を通るとと
もに通水孔20a通り、放水管9より水田内に水31が
放水供給される。
可動レバ−が下方に下がった際の縦断面図である。即
ち、水田内の水が減少しために可動レバ−12が矢印a
方向に下がった場合の給水装置内部の動きを示した縦断
面図であり、図8は可動レバ−12に接続されている拡
大機構の簡略図である。図8に示すように、水田内の水
31が減少し水位が下降するとシャフト32bに蝶ネジ
36・36aにより着脱可能に取り付けられているフロ
−ト36が同時に下降する。そして、前記シャフト32
bに連結され、取付具35aにより小径シリンダ−35
の外側に回動可能に取り付けられているシャフト32の
左端も同時に下降すると、シャフト32の右端に連結さ
れている連接棒32aが上昇すると大径シリンダ−30
内に設置されている大径ピストン30aが大径シリンダ
−30b内の大径ピストン30aが上昇すると、小径シ
リンダ−35内の小径ピストン34が下降し、小径ピス
トンに取り付けられている連接棒34aも同時に下降
し、連接棒34aの先端に固定されている可動レバ−1
2を下降させるので、可動レバ−12が、図7に示すよ
うに下降状態になると、カバ−筒体19を押し上げるの
で水がカバ−筒20の下方に生じた間隙30を通るとと
もに通水孔20a通り、放水管9より水田内に水31が
放水供給される。
【0010】図9は、本発明である水田用自動給水装置
の他の実施例の正面図、図10は本実施例の一部縦断面
図である。本実施例の水田用自動給水装置1は上筒体5
と下筒体10と可動レバ−12の動きにより開閉する弁
を備えた送水管4・4a・4b等から構成され、本実施
例の縦断面を示した図10ように、フランジ6を備えた
中空の上筒体5とフランジ8を備え中空の下筒体10は
パッキン7・7b及び取付板7aを挟着するように接合
し、取付板7aの中央には内部にシャフト14が挿通さ
れているとともに通水孔37aが形成されている中筒体
37が固定されている。前記シャフト14の下端には傘
形状に形成されている下部弁38が、中筒体37の下端
には止水板46が固定され、シャフト14の上端には中
弁41が上下動及び回転可能に取り付けられ、シャフト
14先端は半球体に形成されている上弁39が固定され
ている。
の他の実施例の正面図、図10は本実施例の一部縦断面
図である。本実施例の水田用自動給水装置1は上筒体5
と下筒体10と可動レバ−12の動きにより開閉する弁
を備えた送水管4・4a・4b等から構成され、本実施
例の縦断面を示した図10ように、フランジ6を備えた
中空の上筒体5とフランジ8を備え中空の下筒体10は
パッキン7・7b及び取付板7aを挟着するように接合
し、取付板7aの中央には内部にシャフト14が挿通さ
れているとともに通水孔37aが形成されている中筒体
37が固定されている。前記シャフト14の下端には傘
形状に形成されている下部弁38が、中筒体37の下端
には止水板46が固定され、シャフト14の上端には中
弁41が上下動及び回転可能に取り付けられ、シャフト
14先端は半球体に形成されている上弁39が固定され
ている。
【0011】図11は、本発明の他の実施例である水田
用自動給水装置に拡大機構を取り付けた状態を示した図
であり、この拡大機構は、フロ−ト36と内部にピスト
ン43a・44aを有するシリンダ−43・44等から
構成されている。即ち、フロ−ト36が水田内の水31
の水位の変位により上下動すると、その変動がシャフト
32を伝わりシリンダ−43のピストン43aを動か
し、その動きがホ−ス45内を伝わり、別のシリンダ−
44内のピストン44aを上下動させ、ピストン44a
の連接棒の先端に固定されている取付部材12及び可動
レバ−12を矢印のように回動させ給水管4b内に可動
レバ−12と連動する弁を開閉させ、給水させたり給水
を停止させたりするのである。
用自動給水装置に拡大機構を取り付けた状態を示した図
であり、この拡大機構は、フロ−ト36と内部にピスト
ン43a・44aを有するシリンダ−43・44等から
構成されている。即ち、フロ−ト36が水田内の水31
の水位の変位により上下動すると、その変動がシャフト
32を伝わりシリンダ−43のピストン43aを動か
し、その動きがホ−ス45内を伝わり、別のシリンダ−
44内のピストン44aを上下動させ、ピストン44a
の連接棒の先端に固定されている取付部材12及び可動
レバ−12を矢印のように回動させ給水管4b内に可動
レバ−12と連動する弁を開閉させ、給水させたり給水
を停止させたりするのである。
【0012】図9〜図11に示した水田用自動給水装置
の他の実施例の作用について以下説明する。図11によ
り給水と給水停止の場合を説明する。給水する場合、即
ち、水田内の水31が減るとフロ−ト36が下降すると
可動レバ−12は、図11に示すように、矢印方向に下
降すると図10の給水管4bに取り付けられ可動レバ−
に連動する弁が開放状態になると、まず、高圧で流入し
た水が下部弁38を押し上げ上昇させるとシャフト14
の先端に取り付けられている上部弁39及び中弁41が
上昇し、中弁41と中筒体37に生じた間隙42より給
水管4aより給水されている水が中筒体37に形成され
ている通水孔37aより止水板46上に流れ込み、流れ
込んだ水は放水管9より水田内に給水される。
の他の実施例の作用について以下説明する。図11によ
り給水と給水停止の場合を説明する。給水する場合、即
ち、水田内の水31が減るとフロ−ト36が下降すると
可動レバ−12は、図11に示すように、矢印方向に下
降すると図10の給水管4bに取り付けられ可動レバ−
に連動する弁が開放状態になると、まず、高圧で流入し
た水が下部弁38を押し上げ上昇させるとシャフト14
の先端に取り付けられている上部弁39及び中弁41が
上昇し、中弁41と中筒体37に生じた間隙42より給
水管4aより給水されている水が中筒体37に形成され
ている通水孔37aより止水板46上に流れ込み、流れ
込んだ水は放水管9より水田内に給水される。
【0013】次に、給水を停止する場合について説明す
る。図11において、水田内へ水31が所定の水位まで
給水されるとフロ−ト36が上昇するために、ピストン
43aが下降すると、シリンダ−44内のピストン44
aが上昇することにより取付部材12aを押し上げるの
で可動レバ−12は矢印のように上方に回動し、給水管
4bに設置されている弁が閉じられると、下部給水弁3
8の下部への給水は停止すると、下部弁38に形成され
ている小孔38aから水が上方に吹き出すために水圧が
減少するが、上筒体5内への水の供給が続いているので
上筒体5内の水圧は上昇し下部弁38は下降するととも
に上部弁39・中弁41及び止水板46が同時に下降す
るために中筒体37の上端に生じていた間隙42が閉じ
られ、中弁41と上部弁39との間の間隙も上部弁39
の下面が中弁41の中央上面に形成されている凹部に密
着するために閉じられる。このようにして、放水管9か
らの水田への給水は停止するのである。
る。図11において、水田内へ水31が所定の水位まで
給水されるとフロ−ト36が上昇するために、ピストン
43aが下降すると、シリンダ−44内のピストン44
aが上昇することにより取付部材12aを押し上げるの
で可動レバ−12は矢印のように上方に回動し、給水管
4bに設置されている弁が閉じられると、下部給水弁3
8の下部への給水は停止すると、下部弁38に形成され
ている小孔38aから水が上方に吹き出すために水圧が
減少するが、上筒体5内への水の供給が続いているので
上筒体5内の水圧は上昇し下部弁38は下降するととも
に上部弁39・中弁41及び止水板46が同時に下降す
るために中筒体37の上端に生じていた間隙42が閉じ
られ、中弁41と上部弁39との間の間隙も上部弁39
の下面が中弁41の中央上面に形成されている凹部に密
着するために閉じられる。このようにして、放水管9か
らの水田への給水は停止するのである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したような構成であるから以下
の効果が得られる。第1に、簡単な構造であるために故
障することがなく製造コストも低廉であるとの効果があ
る。第2に、水田内の必要量の給水がされると自動的に
停止するとともに、水田内の水が減ると自動的に給水が
されるために、水田に給水する際に監視人を常駐させる
必要がないので、労力が大幅に削減できるとの効果があ
る。
の効果が得られる。第1に、簡単な構造であるために故
障することがなく製造コストも低廉であるとの効果があ
る。第2に、水田内の必要量の給水がされると自動的に
停止するとともに、水田内の水が減ると自動的に給水が
されるために、水田に給水する際に監視人を常駐させる
必要がないので、労力が大幅に削減できるとの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である水田用自動給水装置の斜視図。
【図2】本発明である水田用自動給水装置の縦断面図。
【図3】本発明である水田用自動給水装置を構成するフ
ィルタ−の斜視図。
ィルタ−の斜視図。
【図4】本発明である水田用自動給水装置を構成する間
隔部材の斜視図。
隔部材の斜視図。
【図5】本発明である水田用自動給水装置を構成するカ
バ−筒体の斜視図。
バ−筒体の斜視図。
【図6】本発明である水田用自動給水装置の部分斜視
図。
図。
【図7】本発明である水田用自動給水装置の可動レバ−
が下方に下がった状態の縦断面図。
が下方に下がった状態の縦断面図。
【図8】本発明である水田用自動給水装置の可動レバ−
に接続させるための拡大機構の簡略図。
に接続させるための拡大機構の簡略図。
【図9】本発明である水田用自動給水装置の他の実施例
の正面図。
の正面図。
【図10】本発明である水田用自動給水装置の他の実施
例の一部縦断面図。
例の一部縦断面図。
【図11】本発明の他の実施例である水田用自動給水装
置に拡大機構を取り付けた状態を示した図。
置に拡大機構を取り付けた状態を示した図。
1 水田用給水装置 2
筒蓋 3・4a・4b 送水管 4
送水口 5 上筒体 6・8
フランジ 7・7b パッキン 7a
取付板 9 放水管 10
下筒体 11 底蓋筒 12
可動レバ− 12a 接続部材 13・35
a 取付具 14 シャフト 15
調節弁 16・17 止め金 16a・1
7a 止め金 18 フィルタ− 18a
取っ手 19 カバ−筒体 19a
突出部 19b・19c 突子受け 20・37
中筒体 20a・24 通水孔 20b・2
0d 突子 21 突出部 22・23
止め金 24 取っ手 25
隔離用中筒 25a・25c 通水孔 25b
支持部 26・28 27
延長部 29・29a 通水孔 30
大径シリンダ− 30a 大径ピストン 31
水 32〜32b シャフト 33
地中 34 小径ピストン 34a
シャフト 35 小径シリンダ− 36
フロ−ト 36a・36b 蝶ネジ 37a
通水孔 38 下部弁 38a
小孔 39 上部弁 40・42
間隙 41 中弁 43
大径シリンダ− 44 小径シリンダ− 43a
大径ピストン 44a 小径ピストン 45
ホ−ス 46 止水板
筒蓋 3・4a・4b 送水管 4
送水口 5 上筒体 6・8
フランジ 7・7b パッキン 7a
取付板 9 放水管 10
下筒体 11 底蓋筒 12
可動レバ− 12a 接続部材 13・35
a 取付具 14 シャフト 15
調節弁 16・17 止め金 16a・1
7a 止め金 18 フィルタ− 18a
取っ手 19 カバ−筒体 19a
突出部 19b・19c 突子受け 20・37
中筒体 20a・24 通水孔 20b・2
0d 突子 21 突出部 22・23
止め金 24 取っ手 25
隔離用中筒 25a・25c 通水孔 25b
支持部 26・28 27
延長部 29・29a 通水孔 30
大径シリンダ− 30a 大径ピストン 31
水 32〜32b シャフト 33
地中 34 小径ピストン 34a
シャフト 35 小径シリンダ− 36
フロ−ト 36a・36b 蝶ネジ 37a
通水孔 38 下部弁 38a
小孔 39 上部弁 40・42
間隙 41 中弁 43
大径シリンダ− 44 小径シリンダ− 43a
大径ピストン 44a 小径ピストン 45
ホ−ス 46 止水板
Claims (4)
- 【請求項1】 送水管が一体に形成されている筒蓋が着
脱可能に取り付けられた上筒体と放水管を備えるととも
に可動レバ−を備えた底筒蓋を着脱可能に取り付けられ
た下筒体とを接合し、前記接合された上筒体内及び下筒
体内に、上から順にフィルタ−、隔離用中筒、カバ−
筒、中筒とを配置し、前記中筒には可動動レバ−に連結
されるとともに調節弁を取り付けたことシャフトの先端
部に固定したことを特徴とする水田用自動給水装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の可動レバ−にフロ−トと
大径ピストンを有する大径シリンダ−と小径ピストンを
有する小径シリンダ−とから構成されている拡大機構を
取り付けたことを特徴とする請求項1記載の水田用自動
給水装置。 - 【請求項3】 送水管が取り付けられた上筒体と可動レ
バ−と連動する弁を備えた送水管を備えた下筒体とを取
付板を挟着させて接合し、前記接合された上筒体内及び
下筒体内に、上端部に上部弁・中弁、前記中弁下方に通
水孔が形成されている中筒、下端に傘状の下部弁をシャ
フトに取り付け、シャフトに取り付けられた中筒を前記
取付板に固定したことを特徴とする水田用自動給水装
置。 - 【請求項4】 請求項2記載の可動レバ−にフロ−トと
大径ピストンを有する大径シリンダ−と小径ピストンを
有する小径シリンダ−とから構成されている拡大機構を
取り付けたことを特徴とする請求項3記載の水田用自動
給水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19519493A JPH0723671A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 水田用自動給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19519493A JPH0723671A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 水田用自動給水装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26667896A Division JPH09187180A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 水田用自動給水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723671A true JPH0723671A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16337020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19519493A Pending JPH0723671A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 水田用自動給水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723671A (ja) |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP19519493A patent/JPH0723671A/ja active Pending
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