JPS6112480Y2 - - Google Patents
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- JPS6112480Y2 JPS6112480Y2 JP1981183298U JP18329881U JPS6112480Y2 JP S6112480 Y2 JPS6112480 Y2 JP S6112480Y2 JP 1981183298 U JP1981183298 U JP 1981183298U JP 18329881 U JP18329881 U JP 18329881U JP S6112480 Y2 JPS6112480 Y2 JP S6112480Y2
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Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Description
本考案はスチームトラツプに関する。
第1図を参照して先行技術を説明する。この先
行技術では、バケツト1内に供給管2から蒸気あ
るいは凝縮水が流入し、バケツト1内の上部に溜
まる蒸気3の量に応じて凝縮水4中に浮遊するバ
ケツト1の上下位置が定まつている。そのため、
蒸気3の量が大になるとバケツト1が上方に変位
して第1図で示すようにドレン排出口5が閉塞さ
れる。またバケツト1の頂部には微小ガス抜き孔
6が形成されており、このガス抜き孔6から蒸気
3が小量ずつ排出されていくことにより、バケツ
ト1は下方に変位してドレン排出口5が開放され
る。それによつて凝縮水4がドレン排出孔5から
排出される。 このような先行技術においては、ガス抜き孔6
が微小であるので、蒸気に同伴されてきた管路中
の微細なごみや錆によつてガス抜き孔6が閉塞さ
れてしまうことがある。そうすると、バケツト1
内から蒸気や不凝縮性ガスが排出されず、したが
つてバケツト1が上方に変位したままとなつてド
レンの排出機能が達成されなくなる。 本考案は、上述の技術的課題を解決し、ガス抜
き孔が閉塞されることを防止して確実に凝縮水を
排出させるようにしたスチームトラツプを提供す
ることを目的とする。 本考案は、蒸気の入口に連通した内ねじ穴を底
部に有ししかも上部が開放した分離室を備える本
体と、 頂部に微小ガス抜き孔を有しかつ下部が開放さ
れた球殻体状態であり、分離室内に収納されたバ
ケツトと、 分離室内を塞いで本体上部に結合され、前記バ
ケツトが最大限上方に変位したときにバケツト外
周面が当接して閉塞されるドレン排出口を備える
カバー体と、 前記ねじ穴に螺着して立設され、上部が前記バ
ケツト内に突入される供給管と、 掃除棒とを含み、供給管の上部は閉塞されてお
り、その上部付近で供給管の側部には、供給管の
軸線を通る一直線上で一対の吹き出し口が穿設さ
れ、掃除棒は前記一対の吹き出し口を挿通するリ
ング状の連結部分と、この連結部分から一直線状
に延び、ガス抜き孔に遊通挿通される直線部分と
を含み、 ドレン排出口は、供給管の軸線の延長からずれ
た位置に形成され、 本体の分離室の底部にはバケツトが最下限位置
に、バケツトの下部を支持してバケツトの軸線を
供給管の軸線と傾斜したままにする支持台を設け
たことを特徴とするスチームトラツプである。 本考案の作用に述べると、本体に形成されてい
る内ねじ穴に蒸気が供給され、この蒸気は供給管
を通つて、その供給管の上部付近で、供給管の側
部に形成された一対の吹き出し口から排出され
る。こうしてバケツト内蒸気は、ガス抜き孔を経
てバケツト外方における分離室内に至る。この分
離室内の蒸気は、バケツト外周面がカバー体に形
成されたドレン排出口に当接して閉塞していない
状態では、そのドレン排出口から外部に排出され
る。バケツト内の上部に蒸気が貯留されることに
よつて、バケツトは浮遊して上方に変位し、ドレ
ン排出口が閉塞される。 バケツトが、このように上下変位を行なうとき
に、掃除棒の直線部分は、ガス抜き孔を挿通して
おり、このガス抜き孔が掃除され、ガス抜き孔が
閉塞されてしまうことが避けられる。 またバケツトは上下に変位するとき、掃除棒の
連結部分は、一対の吹き出し口を挿通しており、
この吹き出し口の内周面に連結部分が接触し、吹
き出し口もまた清掃されることになる。特にバケ
ツトが最下限位置となるようにして支持台に支持
されたとき、バケツトの軸線は供給管の軸線と傾
斜したままになり、これよつて掃除棒の連結部分
は、一対の吹き出し口内を挿通して変位すること
になる。したがつて吹き出し口の清掃が、掃除棒
と連結部分によつて確実に達成される。 以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第2図は本考案の一実施例のスチームトラツ
プの断面図である。このスチームトラツプ10に
おいて、蒸気の入口11は仮想線で示す管路12
に接続される。管路12を流通して来た凝縮水お
よび蒸気は供給管13から分離室14内に導入さ
れる。それによりバケツト15内の上部に蒸気が
貯留されると、バケツト15は浮遊して上方に変
位し、ドレン排出口16が閉塞される。この状態
で、バケツト15の頂部に形成された微小ガス抜
き孔17を介してバケツト15内の蒸気が徐々に
排出されるのに応じてバケツト15が下方に変位
し、ドレン排出口16が開放される。それによつ
て分離室14内の凝縮水が排出されるとともに、
分離室14内に不凝縮ガスがたまることがない。
しかもガス抜き孔17は、掃除棒19の働きによ
つて閉塞されることはなく、したがつて凝縮水が
確実に排出される。 スチームトラツプ10は、分離室14を備える
本体20と、本体20の上部にフランジ結合され
て分離室14を塞ぐカバー体21と、分離室14
内に上下変位自在に収納されたバケツト15と、
バケツト15内に突入された供給管13と、供給
管13の上部に連結された掃除棒19と、分離室
14の底部に傾斜して固定される支持台22とを
含む。 本体20には、その一方の側部に開放した蒸気
の入口11から分離室14の下方を通り、他方の
側部に形成された挿入口23に至る通路24が形
成される。通路24において分離室14に下方に
おける途中には、縮径部25が形成されており、
この縮径部25から挿入口23に至るまでには比
較的大径の収納室26が形成される。挿入口23
には内ねじが刻設されており、この挿入口23か
ら収納室26内にストレーナ27が挿入され、ス
トレーナ27に螺合部28を挿入口23の内ねじ
に螺合することによつてストレーナ27が固定さ
れる。ストレーナ27の入口部29の外周部は気
密的に縮径部25に嵌合されており、ストレーナ
27の外周部と収納室26の内面との間には環状
の間隙30が形成されている。したがつて通路2
4内に流入してきた蒸気と凝縮水とはストレーナ
27を流過して過された後、間隙30に至る。
分離室14の底部には、上下に延びて間隙30に
連通する内ねじ穴31が形成される。 供給管13は一端部が閉塞された円筒状であ
り、他端部には外ねじ32が刻設される。この供
給管13の他端部付近には外鍔33が形成されて
おり、供給管13の他端部は多数の孔を有する支
持台22を貫通して内ねじ穴31に螺着され、そ
れによつて供給管13が分離室14の底部に立設
される。このように供給管13を立設した状態
で、支持台22は供給管13の外鍔33と分離室
14の底部とで挾圧されて固定されており、しか
もドレン排出口16に向けて斜め上方に傾斜され
ている。 第3図は供給管13の一端部付近とバケツト1
5とを示す拡大断面図である。バケツト15は下
部が開放された球殻体状であり、その下端部には
重錘としての円筒体34が固着されている。また
バケツト15の頂部には微小のガス抜き孔17が
穿設されている。供給管13の一端部すなわち上
端部は、バケツト15の上下変位位置に拘らず、
常にバケツト15内に突入される。供給管13の
上端部付近には、吹き出し口35がたとえば円周
方向に90度ずつの間隔をあけて穿設されている。 掃除棒19は、供給管13の上端部付近に連結
される連結部分36と、その連結部分36から一
直線状に延びる直線部分37とから成り、たとえ
ばステンレス鋼線などによつて構成される。連結
部分36はリング状に形成されており、供給管1
3の相互に対向する一対の吹き出し口35を貫通
して供給管13の上端部付近に連結される。それ
によつて掃除棒19はどの方向にも自由に首を振
ることができる。なお、前記一対の吹き出し口3
5は、後述のごとくバケツト15が傾斜する面内
に配置するとさらに好都合である。そうすると掃
除棒19はバケツト15の傾斜に応じて傾動する
ことがさらに容易となる。掃除棒19の直線部分
37はバケツト15のガス抜き孔17に緩やかに
挿通され、その直線部分37の長さはバケツト1
5が上方に最大限変位した際に、直線部分37が
ガス抜き孔17を貫通している程度の値に選ばれ
る。 第4図はカバー体21付近の拡大断面図であ
る。カバー体21は、ガスケツト38を介して本
体20の上部にフランジ結合され、それによつて
分離室14の上部が液密的に閉塞される。カバー
体21には、分離室14を外囲する流路39が形
成されており、カバー体21を本体20に結合し
た状態で本体20には前記流路39に連通する流
路40が形成されている。この流路40は本体2
0の側部に開放してドレン抜き出し口41を構成
する。このドレン抜き出し口41には第2図の仮
想線で示すように管路42が接続される。 カバー体21の内面には、流路39に連通し内
ねじを有する取付け孔43が形成されており、こ
の取付け孔43はノズル部材44が螺着される。
このノズル部材44は斜め下方に向けて固定され
ており、その突出端部にはバケツト15の表面に
当接する当接座45が形成されるとともに、流路
39に連通するドレン排出口16が形成される。
ドレン排出口16はバケツト15が上方に変位し
て当接座45に当接したときに閉塞される。 第3図に明らかに示されるように、供給管13
の上部は閉塞されている。吹き出し口35は供給
管の上部付近で、供給管の側部に形成されてお
り、4つの吹き出し口の内の少なくとも一対は、
供給管13の軸線を通る一直径線上に形成され
る。ドレン排出口16は、供給管13の軸線の延
長からずれた位置に形成される。支持台22はバ
ケツト15を、それが最下限位置にあるときに支
持し、このときバケツト15の軸線は、供給管1
3の軸線と傾斜したままとなり、バケツトの軸線
は第2図における左上に延びる方向となる。 このように構成されたスチームトラツプ10に
おいて、始動時にはバケツト15は第5図で示す
ように、支持台22上に着座している。しかも支
持台22は傾斜しているので、バケツト15は傾
斜姿勢をとつている。この際、バケツト15に頂
部のガス抜き孔17は、供給管13の直上方位置
から斜め下方に変位した位置となつているが、掃
除棒19は傾動することが可能であるので、ガス
抜き孔17に挿通された状態のままバケツト15
の傾斜に応じて傾動する。 このように、バケツト15が最下方位置にある
始動態様において、管路12からストレーナ2
7、間隙30および供給管13の吹き出し口35
を経て、分離室14内に空気や凝縮水が流入した
場合を想定する。始動態様においてはバケツト1
5は支持台22上にあり、ドレン排出口16は開
放されている。分離室14内に凝縮水が貯留され
ていない状態で、供給管13の吹出し口35から
空気がバケツト15内に導入されると、その空気
は支持台22の孔を経て分離室14内に至り、さ
らにドレン排出口16から流路39,40および
管路42を経て排出される。分離室14内に凝縮
水が貯留されており支持台22が水没していると
きに、バケツト15内に導入された空気はガス抜
き孔17を介して分離室14に導出され、前述と
同様にドレン排出口16から排出される。したが
つてバケツト15内に空気が入つてもガス抜き孔
17から抜けるのでバケツト15が上昇しつ放し
になつてドレン排出口16が閉りつ放しになるこ
とが防止される。 凝縮水が分離室14内に貯留されてゆき、液面
がドレン排出口16に達したときに、凝縮水が排
出される。なお分離室14内に凝縮水が貯留され
ていても、バケツト15は凝縮水中で第5図で示
したような最下方の位置を維持している。 次いで、供給管13の吹き出し口35から蒸気
が流入し始めると、その蒸気はバケツト15内の
上部に溜まり、それによつてバケツト15が凝縮
水中で浮遊して上方に変位する。蒸気の流入量が
大になると、バケツト15はさらに上方に変位
し、遂には最大限上方に変位して第2図のように
当接座45に当接する。したがつてドレン排出口
16が閉塞され、凝縮水の排水が停止されるとと
もに、蒸気が無駄に排出されることが防止され。 バケツト15内の上部に溜つた蒸気は、バケツ
ト15のガス抜き孔17から徐々に放出されてゆ
く。そのため、バケツト15は浮力を失つて凝縮
水中を降下する。したがつて、ドレン排出口16
が開放されて、凝縮水の排出が再開される。 このようにしてバケツト15は、凝縮水が流入
したときには下方に変位し、蒸気が流入したとき
には上方に変位して、ドレン排出口16の開閉動
作を行ない、それによつて凝縮水が排出される。 上述のようにバケツト15が上下に変位する動
作に拘らず、掃除棒19はガス抜き孔17内に常
に挿通されている。そのため、空気蒸気および凝
縮水などが同伴した微細なごみや錆などによつて
微小なガス抜き孔17が閉塞されることが確実に
防止される。したがつてガス抜き孔17が閉塞さ
れて蒸気の放出が困難となるようなことがなく、
バケツトが確実に動作して、凝縮水の排出が確実
に達成される。 スチームトラツプ10の組立てにあたつては、
先ず本体10における分離室14の底部に支持板
22を載置して、掃除棒19を連結した状態の供
給管13を内ねじ穴31に螺着する。次いで、第
6図に示すように、掃除棒19の直線部分37に
塩化ビニル製の小径円筒状の連結部材46を嵌合
する。この連結部材46はバケツト15のガス抜
き孔17を挿通しうる程度の外径を有し、しかも
連結部材46と掃除棒19との嵌合部47の直径
もガス抜き孔17を挿通可能となるように選ばれ
る。次いで連結部材46をガス抜き孔17に挿通
し、嵌合部47がガス抜き孔17から外方に突出
するまで引つ張り出す。そこで連結部材46と掃
除棒19との連結を外す。このようにすると、掃
除棒19が揺動自在であるにも拘らず、掃除棒1
9をガス抜き孔17に極めて容易に挿通すること
ができる。 掃除棒19をバケツト15のガス抜き孔17に
挿通した状態で、ノズル部材44を装着したカバ
ー体21をガスケツト38を介して本体20にフ
ランジ結合する。それによつて組立てが完了す
る。なお、ストレーナ27は、本体20に予め装
着していてもよく、またカバー体21を装着した
後に装着するようにしてもよい。 スチームトラツプ10の分解にあたつては、前
述の組立て手順とは逆に、カバー体21、バケツ
ト15、供給管13および支持台22とこの順の
取外していけばよい。 なお、連結部材46は棒状であつてもよく、掃
除棒19との連結および取外しが容易であつてし
かも掃除棒19との連結状態でバケツト15のガ
ス抜き孔17を挿通して掃除棒19をバケツト1
5の外方に引き出せるものであればよい。 本考案の他の実施例として、組立時にバケツト
15のガス抜き孔17に掃除棒19を容易に挿通
するために、第7図で示すように、掃除棒19の
直線部分37を必要とする長さlよりも長い状態
で準備しておくようにしてもよい。こうすれば、
直線部分37を極めて容易にガス抜き孔17に挿
通することができる。そこでバケツト15の外方
で長さlとなる位置Aを切断すればよく、掃除棒
19のガス抜き孔15への挿通作業の能率が向上
する。 本件考案者の実験によれば、バケツト15が30
gであるとき、重錘である円筒体34を4gとし
たとき、第1表のように漏洩蒸気量が減少したこ
とが確認された。第1表中、「在来品」は、円筒
体34を設けない在来のスチームトラツプであ
る。この実験では、排出ドレン量は、20Kg/hで
あり、測定時間は5分である。
行技術では、バケツト1内に供給管2から蒸気あ
るいは凝縮水が流入し、バケツト1内の上部に溜
まる蒸気3の量に応じて凝縮水4中に浮遊するバ
ケツト1の上下位置が定まつている。そのため、
蒸気3の量が大になるとバケツト1が上方に変位
して第1図で示すようにドレン排出口5が閉塞さ
れる。またバケツト1の頂部には微小ガス抜き孔
6が形成されており、このガス抜き孔6から蒸気
3が小量ずつ排出されていくことにより、バケツ
ト1は下方に変位してドレン排出口5が開放され
る。それによつて凝縮水4がドレン排出孔5から
排出される。 このような先行技術においては、ガス抜き孔6
が微小であるので、蒸気に同伴されてきた管路中
の微細なごみや錆によつてガス抜き孔6が閉塞さ
れてしまうことがある。そうすると、バケツト1
内から蒸気や不凝縮性ガスが排出されず、したが
つてバケツト1が上方に変位したままとなつてド
レンの排出機能が達成されなくなる。 本考案は、上述の技術的課題を解決し、ガス抜
き孔が閉塞されることを防止して確実に凝縮水を
排出させるようにしたスチームトラツプを提供す
ることを目的とする。 本考案は、蒸気の入口に連通した内ねじ穴を底
部に有ししかも上部が開放した分離室を備える本
体と、 頂部に微小ガス抜き孔を有しかつ下部が開放さ
れた球殻体状態であり、分離室内に収納されたバ
ケツトと、 分離室内を塞いで本体上部に結合され、前記バ
ケツトが最大限上方に変位したときにバケツト外
周面が当接して閉塞されるドレン排出口を備える
カバー体と、 前記ねじ穴に螺着して立設され、上部が前記バ
ケツト内に突入される供給管と、 掃除棒とを含み、供給管の上部は閉塞されてお
り、その上部付近で供給管の側部には、供給管の
軸線を通る一直線上で一対の吹き出し口が穿設さ
れ、掃除棒は前記一対の吹き出し口を挿通するリ
ング状の連結部分と、この連結部分から一直線状
に延び、ガス抜き孔に遊通挿通される直線部分と
を含み、 ドレン排出口は、供給管の軸線の延長からずれ
た位置に形成され、 本体の分離室の底部にはバケツトが最下限位置
に、バケツトの下部を支持してバケツトの軸線を
供給管の軸線と傾斜したままにする支持台を設け
たことを特徴とするスチームトラツプである。 本考案の作用に述べると、本体に形成されてい
る内ねじ穴に蒸気が供給され、この蒸気は供給管
を通つて、その供給管の上部付近で、供給管の側
部に形成された一対の吹き出し口から排出され
る。こうしてバケツト内蒸気は、ガス抜き孔を経
てバケツト外方における分離室内に至る。この分
離室内の蒸気は、バケツト外周面がカバー体に形
成されたドレン排出口に当接して閉塞していない
状態では、そのドレン排出口から外部に排出され
る。バケツト内の上部に蒸気が貯留されることに
よつて、バケツトは浮遊して上方に変位し、ドレ
ン排出口が閉塞される。 バケツトが、このように上下変位を行なうとき
に、掃除棒の直線部分は、ガス抜き孔を挿通して
おり、このガス抜き孔が掃除され、ガス抜き孔が
閉塞されてしまうことが避けられる。 またバケツトは上下に変位するとき、掃除棒の
連結部分は、一対の吹き出し口を挿通しており、
この吹き出し口の内周面に連結部分が接触し、吹
き出し口もまた清掃されることになる。特にバケ
ツトが最下限位置となるようにして支持台に支持
されたとき、バケツトの軸線は供給管の軸線と傾
斜したままになり、これよつて掃除棒の連結部分
は、一対の吹き出し口内を挿通して変位すること
になる。したがつて吹き出し口の清掃が、掃除棒
と連結部分によつて確実に達成される。 以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第2図は本考案の一実施例のスチームトラツ
プの断面図である。このスチームトラツプ10に
おいて、蒸気の入口11は仮想線で示す管路12
に接続される。管路12を流通して来た凝縮水お
よび蒸気は供給管13から分離室14内に導入さ
れる。それによりバケツト15内の上部に蒸気が
貯留されると、バケツト15は浮遊して上方に変
位し、ドレン排出口16が閉塞される。この状態
で、バケツト15の頂部に形成された微小ガス抜
き孔17を介してバケツト15内の蒸気が徐々に
排出されるのに応じてバケツト15が下方に変位
し、ドレン排出口16が開放される。それによつ
て分離室14内の凝縮水が排出されるとともに、
分離室14内に不凝縮ガスがたまることがない。
しかもガス抜き孔17は、掃除棒19の働きによ
つて閉塞されることはなく、したがつて凝縮水が
確実に排出される。 スチームトラツプ10は、分離室14を備える
本体20と、本体20の上部にフランジ結合され
て分離室14を塞ぐカバー体21と、分離室14
内に上下変位自在に収納されたバケツト15と、
バケツト15内に突入された供給管13と、供給
管13の上部に連結された掃除棒19と、分離室
14の底部に傾斜して固定される支持台22とを
含む。 本体20には、その一方の側部に開放した蒸気
の入口11から分離室14の下方を通り、他方の
側部に形成された挿入口23に至る通路24が形
成される。通路24において分離室14に下方に
おける途中には、縮径部25が形成されており、
この縮径部25から挿入口23に至るまでには比
較的大径の収納室26が形成される。挿入口23
には内ねじが刻設されており、この挿入口23か
ら収納室26内にストレーナ27が挿入され、ス
トレーナ27に螺合部28を挿入口23の内ねじ
に螺合することによつてストレーナ27が固定さ
れる。ストレーナ27の入口部29の外周部は気
密的に縮径部25に嵌合されており、ストレーナ
27の外周部と収納室26の内面との間には環状
の間隙30が形成されている。したがつて通路2
4内に流入してきた蒸気と凝縮水とはストレーナ
27を流過して過された後、間隙30に至る。
分離室14の底部には、上下に延びて間隙30に
連通する内ねじ穴31が形成される。 供給管13は一端部が閉塞された円筒状であ
り、他端部には外ねじ32が刻設される。この供
給管13の他端部付近には外鍔33が形成されて
おり、供給管13の他端部は多数の孔を有する支
持台22を貫通して内ねじ穴31に螺着され、そ
れによつて供給管13が分離室14の底部に立設
される。このように供給管13を立設した状態
で、支持台22は供給管13の外鍔33と分離室
14の底部とで挾圧されて固定されており、しか
もドレン排出口16に向けて斜め上方に傾斜され
ている。 第3図は供給管13の一端部付近とバケツト1
5とを示す拡大断面図である。バケツト15は下
部が開放された球殻体状であり、その下端部には
重錘としての円筒体34が固着されている。また
バケツト15の頂部には微小のガス抜き孔17が
穿設されている。供給管13の一端部すなわち上
端部は、バケツト15の上下変位位置に拘らず、
常にバケツト15内に突入される。供給管13の
上端部付近には、吹き出し口35がたとえば円周
方向に90度ずつの間隔をあけて穿設されている。 掃除棒19は、供給管13の上端部付近に連結
される連結部分36と、その連結部分36から一
直線状に延びる直線部分37とから成り、たとえ
ばステンレス鋼線などによつて構成される。連結
部分36はリング状に形成されており、供給管1
3の相互に対向する一対の吹き出し口35を貫通
して供給管13の上端部付近に連結される。それ
によつて掃除棒19はどの方向にも自由に首を振
ることができる。なお、前記一対の吹き出し口3
5は、後述のごとくバケツト15が傾斜する面内
に配置するとさらに好都合である。そうすると掃
除棒19はバケツト15の傾斜に応じて傾動する
ことがさらに容易となる。掃除棒19の直線部分
37はバケツト15のガス抜き孔17に緩やかに
挿通され、その直線部分37の長さはバケツト1
5が上方に最大限変位した際に、直線部分37が
ガス抜き孔17を貫通している程度の値に選ばれ
る。 第4図はカバー体21付近の拡大断面図であ
る。カバー体21は、ガスケツト38を介して本
体20の上部にフランジ結合され、それによつて
分離室14の上部が液密的に閉塞される。カバー
体21には、分離室14を外囲する流路39が形
成されており、カバー体21を本体20に結合し
た状態で本体20には前記流路39に連通する流
路40が形成されている。この流路40は本体2
0の側部に開放してドレン抜き出し口41を構成
する。このドレン抜き出し口41には第2図の仮
想線で示すように管路42が接続される。 カバー体21の内面には、流路39に連通し内
ねじを有する取付け孔43が形成されており、こ
の取付け孔43はノズル部材44が螺着される。
このノズル部材44は斜め下方に向けて固定され
ており、その突出端部にはバケツト15の表面に
当接する当接座45が形成されるとともに、流路
39に連通するドレン排出口16が形成される。
ドレン排出口16はバケツト15が上方に変位し
て当接座45に当接したときに閉塞される。 第3図に明らかに示されるように、供給管13
の上部は閉塞されている。吹き出し口35は供給
管の上部付近で、供給管の側部に形成されてお
り、4つの吹き出し口の内の少なくとも一対は、
供給管13の軸線を通る一直径線上に形成され
る。ドレン排出口16は、供給管13の軸線の延
長からずれた位置に形成される。支持台22はバ
ケツト15を、それが最下限位置にあるときに支
持し、このときバケツト15の軸線は、供給管1
3の軸線と傾斜したままとなり、バケツトの軸線
は第2図における左上に延びる方向となる。 このように構成されたスチームトラツプ10に
おいて、始動時にはバケツト15は第5図で示す
ように、支持台22上に着座している。しかも支
持台22は傾斜しているので、バケツト15は傾
斜姿勢をとつている。この際、バケツト15に頂
部のガス抜き孔17は、供給管13の直上方位置
から斜め下方に変位した位置となつているが、掃
除棒19は傾動することが可能であるので、ガス
抜き孔17に挿通された状態のままバケツト15
の傾斜に応じて傾動する。 このように、バケツト15が最下方位置にある
始動態様において、管路12からストレーナ2
7、間隙30および供給管13の吹き出し口35
を経て、分離室14内に空気や凝縮水が流入した
場合を想定する。始動態様においてはバケツト1
5は支持台22上にあり、ドレン排出口16は開
放されている。分離室14内に凝縮水が貯留され
ていない状態で、供給管13の吹出し口35から
空気がバケツト15内に導入されると、その空気
は支持台22の孔を経て分離室14内に至り、さ
らにドレン排出口16から流路39,40および
管路42を経て排出される。分離室14内に凝縮
水が貯留されており支持台22が水没していると
きに、バケツト15内に導入された空気はガス抜
き孔17を介して分離室14に導出され、前述と
同様にドレン排出口16から排出される。したが
つてバケツト15内に空気が入つてもガス抜き孔
17から抜けるのでバケツト15が上昇しつ放し
になつてドレン排出口16が閉りつ放しになるこ
とが防止される。 凝縮水が分離室14内に貯留されてゆき、液面
がドレン排出口16に達したときに、凝縮水が排
出される。なお分離室14内に凝縮水が貯留され
ていても、バケツト15は凝縮水中で第5図で示
したような最下方の位置を維持している。 次いで、供給管13の吹き出し口35から蒸気
が流入し始めると、その蒸気はバケツト15内の
上部に溜まり、それによつてバケツト15が凝縮
水中で浮遊して上方に変位する。蒸気の流入量が
大になると、バケツト15はさらに上方に変位
し、遂には最大限上方に変位して第2図のように
当接座45に当接する。したがつてドレン排出口
16が閉塞され、凝縮水の排水が停止されるとと
もに、蒸気が無駄に排出されることが防止され。 バケツト15内の上部に溜つた蒸気は、バケツ
ト15のガス抜き孔17から徐々に放出されてゆ
く。そのため、バケツト15は浮力を失つて凝縮
水中を降下する。したがつて、ドレン排出口16
が開放されて、凝縮水の排出が再開される。 このようにしてバケツト15は、凝縮水が流入
したときには下方に変位し、蒸気が流入したとき
には上方に変位して、ドレン排出口16の開閉動
作を行ない、それによつて凝縮水が排出される。 上述のようにバケツト15が上下に変位する動
作に拘らず、掃除棒19はガス抜き孔17内に常
に挿通されている。そのため、空気蒸気および凝
縮水などが同伴した微細なごみや錆などによつて
微小なガス抜き孔17が閉塞されることが確実に
防止される。したがつてガス抜き孔17が閉塞さ
れて蒸気の放出が困難となるようなことがなく、
バケツトが確実に動作して、凝縮水の排出が確実
に達成される。 スチームトラツプ10の組立てにあたつては、
先ず本体10における分離室14の底部に支持板
22を載置して、掃除棒19を連結した状態の供
給管13を内ねじ穴31に螺着する。次いで、第
6図に示すように、掃除棒19の直線部分37に
塩化ビニル製の小径円筒状の連結部材46を嵌合
する。この連結部材46はバケツト15のガス抜
き孔17を挿通しうる程度の外径を有し、しかも
連結部材46と掃除棒19との嵌合部47の直径
もガス抜き孔17を挿通可能となるように選ばれ
る。次いで連結部材46をガス抜き孔17に挿通
し、嵌合部47がガス抜き孔17から外方に突出
するまで引つ張り出す。そこで連結部材46と掃
除棒19との連結を外す。このようにすると、掃
除棒19が揺動自在であるにも拘らず、掃除棒1
9をガス抜き孔17に極めて容易に挿通すること
ができる。 掃除棒19をバケツト15のガス抜き孔17に
挿通した状態で、ノズル部材44を装着したカバ
ー体21をガスケツト38を介して本体20にフ
ランジ結合する。それによつて組立てが完了す
る。なお、ストレーナ27は、本体20に予め装
着していてもよく、またカバー体21を装着した
後に装着するようにしてもよい。 スチームトラツプ10の分解にあたつては、前
述の組立て手順とは逆に、カバー体21、バケツ
ト15、供給管13および支持台22とこの順の
取外していけばよい。 なお、連結部材46は棒状であつてもよく、掃
除棒19との連結および取外しが容易であつてし
かも掃除棒19との連結状態でバケツト15のガ
ス抜き孔17を挿通して掃除棒19をバケツト1
5の外方に引き出せるものであればよい。 本考案の他の実施例として、組立時にバケツト
15のガス抜き孔17に掃除棒19を容易に挿通
するために、第7図で示すように、掃除棒19の
直線部分37を必要とする長さlよりも長い状態
で準備しておくようにしてもよい。こうすれば、
直線部分37を極めて容易にガス抜き孔17に挿
通することができる。そこでバケツト15の外方
で長さlとなる位置Aを切断すればよく、掃除棒
19のガス抜き孔15への挿通作業の能率が向上
する。 本件考案者の実験によれば、バケツト15が30
gであるとき、重錘である円筒体34を4gとし
たとき、第1表のように漏洩蒸気量が減少したこ
とが確認された。第1表中、「在来品」は、円筒
体34を設けない在来のスチームトラツプであ
る。この実験では、排出ドレン量は、20Kg/hで
あり、測定時間は5分である。
【表】
このようにして、円筒体34の重量を適切な値
に選ぶことによつて、バケツト15の上下運動の
タイミングを変えることができ、そのため漏洩量
を低減することができることが判る。 上述のごとく本考案によれば、バケツトのガス
抜き孔に掃除棒が常に挿通されているので、ガス
抜き孔が閉塞されることがなく、したがつて凝縮
水排出を確実に達成することができる。特に本考
案では、一対の排出口は供給管の軸線を通る一直
径線上に形成されており、吹き出し口に掃除棒の
リング状連結部分が挿通するので、吹き出し口の
清掃もまた行なわれる。 供給管の上部付近で、その側部に吹き出し口が
穿設されるので、供給管の吹き出し口からの蒸気
の吹き出し力によつて、バケツトが上方に変位さ
れてしまうことはなく、ドレン排出口のバケツト
による閉塞・開放を正確に制御することが可能で
ある。 ドレン排出口は、供給管の軸線の延長からずれ
た位置に形成されており、したがつてバケツトが
ドレン排出口を当接して閉塞しているとき、掃除
棒の鉛直線部分は、供給管の軸線と平行ではなく
傾斜しており、このことによつて掃除棒の連結部
分の一対の吹き出し口の清掃が確実に達成され
る。 また、支持台にバケツトが支持されていると
き、バケツトの軸線と、供給管の軸線とは傾斜し
ており、このことによつてもまた、掃除棒の連結
部分は一対の吹き出し口を清掃することになる。
このようにして清掃を一層確実に達成することが
できる。
に選ぶことによつて、バケツト15の上下運動の
タイミングを変えることができ、そのため漏洩量
を低減することができることが判る。 上述のごとく本考案によれば、バケツトのガス
抜き孔に掃除棒が常に挿通されているので、ガス
抜き孔が閉塞されることがなく、したがつて凝縮
水排出を確実に達成することができる。特に本考
案では、一対の排出口は供給管の軸線を通る一直
径線上に形成されており、吹き出し口に掃除棒の
リング状連結部分が挿通するので、吹き出し口の
清掃もまた行なわれる。 供給管の上部付近で、その側部に吹き出し口が
穿設されるので、供給管の吹き出し口からの蒸気
の吹き出し力によつて、バケツトが上方に変位さ
れてしまうことはなく、ドレン排出口のバケツト
による閉塞・開放を正確に制御することが可能で
ある。 ドレン排出口は、供給管の軸線の延長からずれ
た位置に形成されており、したがつてバケツトが
ドレン排出口を当接して閉塞しているとき、掃除
棒の鉛直線部分は、供給管の軸線と平行ではなく
傾斜しており、このことによつて掃除棒の連結部
分の一対の吹き出し口の清掃が確実に達成され
る。 また、支持台にバケツトが支持されていると
き、バケツトの軸線と、供給管の軸線とは傾斜し
ており、このことによつてもまた、掃除棒の連結
部分は一対の吹き出し口を清掃することになる。
このようにして清掃を一層確実に達成することが
できる。
第1図は先行技術を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例の断面図、第3図は供給管13の一
端部付近とバケツト15とを示す拡大断面図、第
4図はカバー体21付近の拡大断面図、第5図は
始動態様を示す断面図、第6図は組立て作業を説
明するための斜視図、第7図は本考案の他の実施
例の組立て作業を説明するための斜視図である。 11……入口、13……供給管、14……分離
室、15……バケツト、16……ドレン排出口、
17……ガス抜き孔、19……掃除棒、20……
本体、21……カバー体、22……支持台、31
……内ねじ穴。
案の一実施例の断面図、第3図は供給管13の一
端部付近とバケツト15とを示す拡大断面図、第
4図はカバー体21付近の拡大断面図、第5図は
始動態様を示す断面図、第6図は組立て作業を説
明するための斜視図、第7図は本考案の他の実施
例の組立て作業を説明するための斜視図である。 11……入口、13……供給管、14……分離
室、15……バケツト、16……ドレン排出口、
17……ガス抜き孔、19……掃除棒、20……
本体、21……カバー体、22……支持台、31
……内ねじ穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 蒸気の入口に連通した内ねじ穴を底部に有しし
かも上部が開放した分離室を備える本体と、 頂部に微小ガス抜き孔を有しかつ下部が開放さ
れた球殻体状態であり、分離室内に収納されたバ
ケツトと、 分離室内を塞いで本体上部に結合され、前記バ
ケツトが最大限上方に変位したときにバケツト外
周面が当接して閉塞されるドレン排出口を備える
カバー体と、 前記ねじ穴に螺着して立設され、上部が前記バ
ケツト内に突入される供給管と、 掃除棒とを含み、供給管の上部は閉塞されてお
り、その上部付近で供給管の側部には、供給管の
軸線を通る一直線上で一対の吹き出し口が穿設さ
れ、掃除棒は前記一対の吹き出し口を挿通するリ
ング状の連結部分と、この連結部分から一直線状
に延び、ガス抜き孔に遊通挿通される直線部分と
を含み、 ドレン排出口は、供給管の軸線の延長からずれ
た位置に形成され、 本体の分離室の底部にはバケツトが最下限位置
に、バケツトの下部を支持してバケツトの軸線を
供給管の軸線と傾斜したままにする支持台を設け
たことを特徴とするスチームトラツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18329881U JPS5886997U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | スチ−ムトラツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18329881U JPS5886997U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | スチ−ムトラツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5886997U JPS5886997U (ja) | 1983-06-13 |
JPS6112480Y2 true JPS6112480Y2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=29982433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18329881U Granted JPS5886997U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | スチ−ムトラツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5886997U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS489229U (ja) * | 1971-06-16 | 1973-02-01 |
-
1981
- 1981-12-08 JP JP18329881U patent/JPS5886997U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS489229U (ja) * | 1971-06-16 | 1973-02-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5886997U (ja) | 1983-06-13 |
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