JP2007098556A - 孔あけ工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクからの切削液の供給を自動化し、切削液の無駄な消費を無くすことができる孔あけ工具を提供する。
【解決手段】本発明による孔あけ工具は、材料の孔をあけるべき孔あけ面(S)に対して上下動する孔あけ用の刃(2)と、刃(2)の上方に設けられた、切削液用のタンク(14)と、タンク(14)内に連通していて切削液が流出する流出口(16)と、流出口(16)に対して上下方向に移動することによって流出口(16)を開閉する弁要素(18)と、流出口(16)から流出した切削液を刃(2)に案内するための流路を構成する管(20)を有している。管(20)は、刃(2)の上下動と連動して上下動する。管(20)が上方に移動すると、管(20)が弁要素(18)を持上げ、流出口(16)を閉じる。管(20)が下方に移動すると、弁要素(18)が下方に移動して、流出口(16)を開く。
【選択図】図2

Description

本発明は、孔あけ工具に関し、更に詳細には、切削液を刃に供給できる孔あけ工具に関する。
従来から、切削油をハウジング内の管を通して刃に供給できる孔あけ工具が知られている(例えば、特許文献1参照)。従来の孔あけ工具においては、例えば、ハウジングの上方に切削油タンクが設けられ、切削油タンクから刃への配管に手動式のコックが設けられ、作業者は、配管のコックを開閉することにより、切削油の供給操作を行っていた。
特開2004−398967号公報 図2
従来の孔あけ工具においては、孔あけ作業をする際、1つの孔の孔あけ作業が終了した後、手動コックを開いたままにしておくと、必要以上の切削油がタンクから流出してしまうため、作業者は、1つの孔の孔あけ作業に入る直前にコックを開き、その孔の孔あけ作業が終了したら直ぐにコックを閉じる必要があった。さもなければ、必要以上の油を供給するので、タンク内の油がより早く消費されてしまい、補給に手間がかかってしまう。このコックの開閉操作は、作業者にとって面倒である。
そこで、本発明の目的は、タンクからの切削液の供給を自動化し、切削液の無駄な消費を無くすことができる孔あけ工具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による孔あけ工具は、材料の孔をあけるべき孔あけ面に対して上下動する孔あけ用の刃と、孔あけ用の刃の上方に設けられた、切削液用のタンクと、タンク内に連通していて切削液が流出する流出口と、流出口に対して上下方向に移動することによって流出口を開閉する弁要素と、流出口から流出した切削液を刃に案内するための流路を構成する管と、を有し、管は、孔あけ用の刃の上下動と連動して上下動し、管が上方に移動することによって、管が弁要素を持上げ、流出口を閉じる上方位置に移動させ、管が下方に移動することによって、弁要素が下方に移動して、流出口を開く下方位置に移動することを特徴としている。
このように構成された孔あけ工具によれば、孔あけのために、刃を下方に移動させると、それに連動して管が下方に移動すると共に弁要素が下方位置に移動し、タンクから供給された切削液が流出する流出口が開かれる。それにより、切削液は、管の流路を通って刃に案内される。孔あけ後、刃を上方に移動させると、それに連動して管が上方に移動して弁要素を持上げ、それを上方位置に移動させる。それにより、流出口が閉じられる。それにより、切削液は、流出口よりも下流側に供給されない。
上述した通り、本発明による孔あけ工具の操作では、従来技術の孔あけ工具の操作と異なり、孔あけのたびにタンクのコックを開閉する必要がない。従って、タンクからの切削液の供給を自動化することができる。また、孔あけ作業を行っていない間、刃が上方に移動して、切削液が流出口よりも下流側に供給されないので、切削液の無駄な消費を無くすことができる。
本発明による孔あけ工具の実施形態において、好ましくは、更に、孔あけ面に対して上下方向に延び、且つ、孔あけによって切り離された材料の落下に伴って下方に移動自在な、孔の中心決めのためのセンターピンを有し、孔あけ用の刃は円筒状であってセンターピンを取り囲むようにして設けられ、且つ、センターピンに対して上下方向に相対移動可能であり、管の流路は、円筒状の孔あけ用の刃の内部と連通し、センターピンの上部は管の内部に挿入されており、センターピンの上部は、孔あけによって切り離された材料の落下に伴って下方に移動するとき、管の流路と孔あけ用の刃の内部との流通を遮断する弁手段を有する。
このように構成された孔あけ工具では、センターピンが、孔をあけるべき面に当接すると、センターピンが孔あけ用の刃に対して上方に相対移動し、管の流路と孔あけ用の刃の内部とを連通させる。それにより、流出口から案内された切削液が、孔あけ用の刃の内部に案内される。孔あけによって切り離された材料の落下に伴って、センターピンが下方に移動するとき、センターピンの上部は、管の流路と孔あけ用の刃の内部との流通を遮断する。それにより、流出口から案内された切削液が、センターピンのところに溜まる。
上述したように、センターピンが下方に移動した後、刃が上方に相対移動すれば、切削液が流出口よりも下流側に供給されなくなるので、センターピンのところに溜まる切削液の量が少なくなる。それにより、切削液の無駄な消費を無くすことができる。
また、本発明による孔あけ工具の実施形態において、好ましくは、管は、上管と下管とを有し且つそれらが上下方向に互いに伸縮自在な二重管構造をなし、下管は、刃に連結され、上管は、弁要素の近傍に配置され、上管の上下動は、下管の上下動に連動し、下管の上下動よりも小さくなるように構成され、上管は、下管が上方に移動したときに上管を持上げるために下管が当接する上移動当接面と、下管が下方に移動したときに上管の下方移動を阻止するように孔あけ工具ハウジングに当接する下移動当接面と、を有する。
このように構成された孔あけ工具では、上管の上下動が小さいので、流出口から流出した切削液が上管に案内されないで漏れる量を少なくすることにより、切削液の無駄な消費を無くすことができる。
本発明による孔あけ工具によれば、切削液の無駄な消費を無くすと共に、タンクからの切削液の供給を自動化することができる。
以下、図面を参照して、本発明による孔あけ工具の実施形態を説明する。
図1は、本発明による孔あけ工具の側面図である。図2〜図5は、ハウジングの断面図であり、図2は、刃が上方位置にあるときの側面断面図、図3は、刃を下げたときの側面断面図、図4は、刃が材料に食い込んでいるときの側面断面図、図5は、孔あけした材料が切り離されて落下したときの側面断面図である。
図1に示すように、孔あけ工具1は、材料の孔をあけるべき孔あけ面Sに対して上下動する孔あけ用の刃2と、孔あけ面Sに対して上下方向に延び、且つ、孔あけによって切り離された材料の落下に伴って下方に移動自在な、軸線1aに沿った孔の中心決めのためのセンターピン4と、孔あけ工具1を固定する固定装置6、例えば、磁気式固定装置と、固定装置6の上に取付けられたハウジング8と、刃2を回転させるための回転駆動機構10と、刃2を回転させながら上下動させるための上下移動機構12とを有している。
また、図2〜図5に示すように、孔あけ工具1は、更に、孔あけ用の刃2の上方に設けられた、切削液用のタンク14と、タンク14内に連通していて切削液が流出する流出口16と、流出口16に対して上下方向に移動することによって流出口16を開閉する弁要素18と、流出口16から流出した切削液を刃2に案内するための流路20aを構成する管20とを有している。管20は、上管22と下管24とを有し、それらが上下方向に互いに伸縮自在な二重管構造をなしている。
図2に示すように、回転駆動機構10は、モータ26(図1参照)の出力軸(図示せず)からの回転が伝達される平歯車27と、平歯車27が固定され且つ孔あけ面Sと平行な軸線28を中心に回転可能な駆動軸29と、駆動軸29に固定された第1のベベルギヤ30と、第1のへベルギヤ30と噛合い且つ軸線1a周りに回転可能な第2のベベルギヤ31と、第2のベベルギヤ31を上下方向に貫き、それと一体に且つ同心に回転するように上下2カ所でベアリング32によって支持された円筒状の回転軸34とを有している。
回転軸34は、上述した管20の下管24を受入れるための貫通孔36を有している。下管24は、円筒状であり、回転軸34と一緒に且つ同心に回転しながら回転軸34に対して上下方向に摺動自在である。例えば、下管24はスプラインを有し、貫通孔36はこのスプラインに嵌合する孔である。また、下管24は、刃2に連結されており、刃2が下管24と同心に且つ着脱可能に固定されている下部分24aと、回転軸34の貫通孔36に沿って摺動自在な上部分24bとを有している。下部分24aの外径は、上部分24bの外径よりも大きくなっている。
上下移動機構12は、下管24の下部分24aにベアリング38を介して取付けられたブラケット39と、ブラケット39から上方向に延び且つ下管24と一緒にハウジング8に対して上下方向に摺動自在なラック(図示せず)と、このラックと噛合い且つラックを上下方向に摺動させるために軸40を中心に回転可能なピニオン(図示せず)と、ピニオンに連結された上下レバー41(図1参照)とを有している。
再び下管24を参照すれば、下管24は、それを上下方向に貫いて延びる貫通孔42を有し、この貫通孔42は、管20の流路20aの一部分を構成している。詳細には、貫通孔42は、後述する刃2の取付け部2bを受入れる内径を有し且つ下端42aから上方に第1の段部42cまで延びる下部42bと、第1の段部42cから上方に第2の段部42eまで延び且つ下部42bよりも小さい内径を有する中間部42dと、第2の段部42eから上方に上端42gまで延び且つ中間部42dよりも小さい内径を有する上部42fとを有している。
貫通孔42の中間部42d内には、刃2のセンターピン4を下方に付勢するために中間部42d内を摺動自在であって、センターピン4と当接可能な押し部材43と、押し部材43を下方に付勢するばね44とが挿入されている。ばね44は、第2の段部42eと押し部材43とに当接した圧縮ばねである。押し部材43と貫通孔42との間には、切削液が流通可能な隙間が設けられている。また、貫通孔42、即ち、流路20a内の切削液が外部に漏れることを防止するためのオイルシール45が、貫通孔42の下部42bに設けられている。
孔あけ用の刃2は、円筒状であって、センターピン4を取り囲むようにして設けられ、且つ、センターピン4に対して上下方向に相対移動可能である。詳細には、刃2は、上下方向軸線1aと同心の刃先を有する円筒状の刃本体2aと、刃本体2aから上方に延び且つ下管24の貫通孔42の下部42bに嵌合して側方からネジ等によって固定される取付け部2bとを有している。刃本体2aは、内壁2cと、天井壁2dとを有している。取付け部2bは、その中心に上下方向に延びる円形のピン用貫通孔2eを有し、このピン用貫通孔2eには、センターピン4が上下方向に摺動自在に挿入されている。取付け部2bは、後述するセンターピン4の上部弁4bが当接する上面2fを有している。
センターピン4は、ピン用貫通孔2eに嵌合し且つ刃2よりも長い上下方向長さを有する本体部4aと、本体部4aから上方に延び且つ本体部4aよりも径が大きい上部弁4bとを有している。本体部4aには、上下方向に延びる平らな面4cが形成され、面4cと刃2のピン用貫通孔2eとの間には、切削液が流れる刃部流路が構成される。それにより、下管24の流路20aは、円筒状の刃本体2aの内部と連通する。上部弁4bは、下管24の内部、即ち、貫通孔42に挿入されており、上述した押し部材43と当接可能である。また、上部弁4bは、孔あけによって切り離された材料の落下に伴って下方に移動するとき、下管24の流路20aと刃本体2aの内部との流通を遮断するように刃2の取付け部2bの上面2fに当接可能である。
図6及び図7は、ハウジング上部の拡大断面図である。
図1、図6及び図7に示すように、タンク14は、直方体の箱状をなし(図1参照)、ハウジング8に取付けられている。タンク14は、その上面に設けられた蓋46と、タンク14内の切削液をハウジング2内に供給するためにその下面に設けられた供給孔48とを有している。タンク14は、供給孔48から供給される切削液が外部に漏れないように、Oリング49によって密封式にハウジング8に取付けられている。切削液は、切削油であってもよいし、水溶性の切削液であってもよい。
ハウジング8の上部には、管20と軸線1a方向に整列した弁室50が配置されている。弁室50は、段付き円筒形状をなし、上側に配置された小径の上室50aと、下側に配置された大径の下室50bとを有している。上室50aの上面50cは、円錐形状をなし、その頂部に、タンク14の供給孔48と連通していて切削液が流出する流出口16が設けられている。流出口16は、オリフィスを形成していることが好ましく、オリフィスの径は、切削液の種類に応じて選択される。下室50bは、段部上面50dと下面50eとを有している。下面50eは、上管22が貫通する孔50fを有している。本実施形態では、下面50e及び孔50fは、孔あき円盤状の部材52によって構成され、この部材52は、ハウジング8に取付けられたストップリング54によって支持されている。
管20の上管22は、下室50b内に配置された比較的大きい径の上部22aと、それから下方に延びる比較的小さい径の下部22bと、それらの間に設けられた中間の径を有する段付きカラー56とを有している。上管22の下部22bは、下室50bから孔50fを通って下方に延び、下管24の貫通孔42の上部42fと摺動可能に嵌合している。また、下部22bは、下管24が下方に移動したときに上管22の下部22bが下管24から抜けない長さを有している。従って、上管22と下管24とは、互いに伸縮自在な二重管構造をなしている。下管24の上部42fには、上管22と下管24との間をシールするためのOリング58(図2参照)が設けられている。
上管22は、弁要素18の近傍に配置され、流出口16に対して上下動可能である。詳細には、段付きカラー56は、下管24が上方に移動したときにその上端42gが当接する上移動当接面56aを有し、それにより、下管24は上管22を持上げて上方に移動させることが可能である。また、段付きカラー56は、下管24が下方に移動したときに上管22の下方移動を阻止するように円盤状の部材52に当接する下移動当接面56bを有している。また、上管22は、上室50aに配置されたばね60によって下方に付勢されている。従って、上管22の上下動は、下管24の上下動に連動し、下管24の上下動よりも小さくなるように構成されていると共に、管20は、刃2の上下動と連動して上下動するように構成されている。弁室50の下室50bには、上管22と弁室50との間をシールするためのOリング62が設けられている。
また、上管22は、軸線1a方向に延びる貫通孔64を有している。この貫通孔64は、管20の流路20aの一部分を構成する。
弁要素18は、流出口16を閉じる上方位置(図6参照)と、流出口16を開く下方位置(図7参照)との間を移動可能である。詳細には、弁要素18は、ボールの形態をなし、上管22に支持されたばね66によって上方に付勢されている。ばね66の長さ及び強さは、上管22が下管24によって持上げられているときに弁要素18が流出口16に押し付けられて流出口16が閉じられ、上管22が下方に移動して円盤状の部材52当接しているときに弁要素18が流出口16から離れて流出口16が開くように定められる。弁要素18は、ゴム等で作られることが好ましい。
次に、図2〜図5を参照して、本発明による孔あけ工具の動作を説明する。
図2に示すように、刃2が上方位置にあるとき、刃2に連結された下管24も上方位置にあり、それにより、下管24は、ばね60に抗して上管22を持上げてそれを上方に移動させ、弁要素18を流出口16に押し付け、流出口16を閉じる。即ち、管20が上方に移動することによって、管20が弁要素18を持上げ、流出口16を閉じる上方位置に移動させる。その結果、タンク内の切削液は、流出口16の下流に供給されない。
また、ばね44によって下方に付勢された押し部材43は、それに当接したセンターピン4の上部弁4bを下方に付勢し、刃2の取付け部2bの上面2fに当接させる。それにより、下管24の流路20aと刃本体2aの内部との流通は遮断されている。
次に、図3及び図4に示すように、上下レバー41によって刃2を下げたとき及び刃2が材料に食い込んでいるとき、刃2に連結された下管24も下方に移動する。ばね60によって付勢されている上管22は、下移動当接面56bが円盤状の部材52に当接するまで下降し、それにより、弁要素18が流出口16から離れて、流出口16が開く。即ち、管20が下方に移動することによって、弁要素18が下方に移動して、流出口16を開く下方位置に移動する。その結果、タンク14内の切削液は、供給孔48、流出口16及び管20の流路20a、即ち、貫通孔64、42を通って、センターピン4の上部弁4bまで案内される。
更に、センターピン4が孔あけ面Sに当接して、センターピン4が刃2に対して上方に移動すると、上部弁4bは、刃2の取付け部2bの上面2fから離れ、管20の流路20aと刃本体2aの内部との流通を許す。それにより、センターピンの上部弁4bまで案内された切削液は、刃部流路を通って、刃先に供給される。
次に、図5に示すように、孔あけした材料が切り離されて落下したとき、ばね44によって下方に付勢されている押し部材43は、それに当接したセンターピン4の上部弁4bを下方に付勢し、刃2の取付け部2bの上面2fに当接させる。それにより、下管24の流路20aと刃本体2aの内部との流通は遮断される。
なお、流出口16は開いているので、切削液は、センターピン4の上部弁4bまで案内され続ける。
最後に、図2に示すように、刃を上方位置に戻し、流出口16を閉じる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、流出口16を弁室50の上面50cに設け、ボールの形態の弁要素18を採用したが、管20を上下させることによって弁要素18が流出口16を開閉することができれば、他の形態を採用してもよい。例えば、流出口を弁室50の側面に設け、その流出口を閉鎖する弁要素を採用してもよい。
また、上記実施形態では、管20を上管22と下管24に分け、二重管構造としたが、切削液を刃2に案内することができれば、それらを一体に形成してもよい。
また、管20の流路20aとして貫通孔64、42を採用したが、流路が構成されれば、貫通孔でなくてもよい。
また、上記実施形態では、センターピン4を採用したけれども、流出口16と弁要素18とによって切削液の供給を制御できれば、センターピン4は必ずしも必要ではない。また、上記実施形態では、円筒形の刃2を採用したけれども、切削液が管20の流路20aから刃に供給されれば、円筒形以外の形状を採用してもよい。
本発明による孔あけ工具の側面図である。 刃が上方位置にあるときのハウジングの側面断面図である。 刃を下げたときのハウジングの側面断面図である。 刃が材料に食い込んでいるときのハウジングの側面断面図である。 孔あけした材料が切り離されて落下したときのハウジングの側面断面図である。 ハウジング上部の拡大断面図である。 ハウジング上部の拡大断面図である。
符号の説明
1 孔あけ工具
S 孔あけ面
2 刃
4 センターピン
2a 刃本体
4b 上部弁 センターピンの
14 タンク
16 流出口
18 弁要素
20 管
20a 流路
22 上管
24 下管
56a 上移動当接面
56b 下移動当接面

Claims (3)

  1. 孔あけ工具であって、
    材料の孔をあけるべき孔あけ面に対して上下動する孔あけ用の刃と、
    前記孔あけ用の刃の上方に設けられた、切削液用のタンクと、
    前記タンク内に連通していて切削液が流出する流出口と、
    前記流出口に対して上下方向に移動することによって前記流出口を開閉する弁要素と、
    前記流出口から流出した切削液を前記刃に案内するための流路を構成する管と、を有し、
    前記管は、前記孔あけ用の刃の上下動と連動して上下動し、前記管が上方に移動することによって、前記管が前記弁要素を持上げ、前記流出口を閉じる上方位置に移動させ、前記管が下方に移動することによって、前記弁要素が下方に移動して、前記流出口を開く下方位置に移動することを特徴とする孔あけ工具。
  2. 更に、前記孔あけ面に対して上下方向に延び、且つ、孔あけによって切り離された材料の落下に伴って下方に移動自在な、孔の中心決めのためのセンターピンを有し、
    前記孔あけ用の刃は円筒状であって前記センターピンを取り囲むようにして設けられ、且つ、前記センターピンに対して上下方向に相対移動可能であり、
    前記管の流路は、円筒状の前記孔あけ用の刃の内部と連通し、
    前記センターピンの上部は前記管の内部に挿入されており、前記センターピンの前記上部は、前記孔あけによって切り離された材料の落下に伴って下方に移動するとき、前記管の流路と前記孔あけ用の刃の内部との流通を遮断する弁手段を有することを特徴とする請求項1に記載の孔あけ工具。
  3. 前記管は、上管と下管とを有し且つそれらが上下方向に互いに伸縮自在な二重管構造をなし、前記下管は、前記刃に連結され、前記上管は、前記弁要素の近傍に配置され、
    前記上管の上下動は、前記下管の上下動に連動し、前記下管の上下動よりも小さくなるように構成され、
    前記上管は、前記下管が上方に移動したときに前記上管を持上げるために前記下管が当接する上移動当接面と、前記下管が下方に移動したときに前記上管の下方移動を阻止するように前記孔あけ工具ハウジングに当接する下移動当接面と、を有することを特徴とする請求項2に記載の孔あけ工具。
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