JP4153290B2 - 分水栓取付用シャッタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、流体管に分岐口を穿孔し、その分岐口にパッキンを介して分水栓を取り付ける際に使われるシャッタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
既設の水道管に分水栓を新たに設ける一般的な方法は、分水栓取付装置を用いて水道管に分岐口を穿孔し、その分岐口にパッキンを介して分水栓を嵌め込み固定する。このとき、水道管には水が流れているため、その分岐口からの噴水を止めつつ、各作業を行う必要がある。その噴水を止める装置として、シャッタ装置を用いている。
【0003】
従来の分水栓取付装置は、例えば、特許文献1等に開示され、この分水栓の取付装置は、図5及び図6に示すように、流体管A上面を穿孔して分岐口Cを設ける穿孔機(図示せず)と、その穿孔した分岐口Cに分水栓20を取り付けて固定する拡径機を内装する拡径機駆動部21、アッパーボディ22、及び分水栓20とパッキン25等を内装するアンダーボディ23などから構成される拡径装置10からなる。この拡径装置10の下部に位置するアンダーボディ23と流体管Aの間に介在して、前記分岐口Cを連通・遮断するシャッタ板36を備えたシャッタ装置30を設けている。
【0004】
このシャッタ装置30は、図6に示すように、内部にシャッタ室34と、前記シャッタ板36を収納するシャッタ板駆動部32を有するケーシング35、及び、そのケーシング35下部の台座Bを支持する鞍33からなる。このシャッタ装置30が、図6に示すように、流体管A上部に、流体管Aの管軸方向に沿って取付られる。
【0005】
前記穿孔機、又は拡径装置10を使用する際には、このシャッタ室34の上部に設けた開口部に、その穿孔機、又は拡径装置10を取り付ける。
【0006】
シャッタ室34と連通するシャッタ板駆動部32内には、前記シャッタ板36と、そのシャッタ板36とのねじ接合38aにより、その一端を固定されたねじ軸38が、前記流体管Aの管軸方向と平行に収納され、そのねじ軸38の他端には、傘歯車39,41を介して操作軸40を接続している。
【0007】
この操作軸40を回転させることにより、ねじ軸38が回転し、前記シャッタ板36が、図中の矢印のように、ケーシング35内を横切るように、流体管Aの管軸方向と平行に進退する。
【0008】
図6に実線で示すシャッタ板36は、シャッタ室34と分岐口部分とを遮断した状態を示し、シャッタ板36が、流体管Aから分岐口Cを通じて、シャッタ室34内に管路を流れる水等が流入するのを防いでいる。
【0009】
この装置により、流体管Aに分水栓20を取付ける際には、まず、前記流体管Aの分岐口部分上に、前記台座Bを介してシャッタ装置30を取り付け、このシャッタ装置30の前記シャッタ室34の上部開口部に、穿孔機(図示せず)を取り付ける。
【0010】
前記操作軸40を回転させることにより、ねじ軸38を回転させ、シャッタ板36を図6に破線で示す右方向に水平移動させて、流体管A上面の分岐口部分とシャッタ室34とを連通させる。
【0011】
次に、前記穿孔機のドリルを下降させて、流体管A上部に分岐口Cを穿孔し、再びドリルを上昇させた後、シャッタ板36を図中に実線で示す左方向に水平移動させて、シャッタ室34と前記分岐口部分とを遮断する。
【0012】
シャッタ室34を前記分岐口部分から遮断した後、前記穿孔機をシャッタ装置30から取り外し、前記シャッタ室34の上部開口部に、図6に示すように、アンダーボディ23を連結し、その上部に拡径機駆動部21及びアッパーボディ22からなる前記拡径装置10を載せて固定する。このとき、図中に示すように、拡径機駆動部21及びアッパーボディ22内に収納された前記拡径機のメインシャフト24の下部を、前記アンダーボディ23内に突出させ、そのアンダーボディ23に収納された分水栓20の縦貫通穴に差し込んで装着するとともに、メインシャフト24先端のパッキン保持部24aに環状のパッキン25を装着して、前記分水栓20が落下するのを押さえる。
【0013】
シャッター板36を、再度図6に破線で示す右方向に水平移動させて、前記分岐口部分とシャッタ室34を連通させた状態で、ハンドル24bを操作し、メインシャフト24を下げて、パッキン25を分岐口Cに嵌める。さらにメインシャフト24を下げると、分水栓20が、分岐口Cに嵌まったパッキン25の位置まで下降し、やがて分水栓20の貫通穴の下端に取り付けたスリーブ26が、パッキン25の上端フランジ部25aから下方に向かって差し込まれる。スリーブ26を分岐口Cに挿入し、そのスリーブ26の下端が流体管A内に突き抜けた状態で、前記メインシャフト24の下降を停止させる。
【0014】
次に、この状態でハンドル27bを回転すると、図6に示すメインシャフト24先端のカール用ローラ27aが下方へ飛び出し、前記スリーブ26の下端に接触する。このとき、拡径機駆動部21上端に設けた六角27cをラチェットハンドル等で回転させることにより、そのカール用ローラ27aが、前記メインシャフト24の軸周りに360°回転し、前記突出したスリーブ26の下端を、パッキン25を抱き込むように、内側から外側に向かってラッパ状に拡径を始め、スリーブ26先端の外径を、分岐口Cの口径よりも大きい拡径部に加工形成する。この加工により、前記スリーブ26とパッキン25を固定し、分水栓20を流体管Aに取り付ける。
【0015】
取り付けた分水栓20の開閉コック20bを、ケーシング35に設けられた開閉コック11と連結し、その開閉コック11を回転させて分水栓の貫通孔を閉鎖する。
【0016】
最後に、拡径装置10とシャッタ装置30を取り外し、流体管Aに取り付けた分水栓20の分岐口20aに適宜分岐管を接続するとともに、分水栓20の上部には、キャップ等の閉塞具を取り付けることにより、分水栓の設置を終了する。
【0017】
なお、同様な分水栓取付装置が、特許文献2に開示されている。
【0018】
【特許文献1】
特開平11−190457号公報
【特許文献2】
特開平9−217391号公報
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従来の分水栓の取付用シャッタ装置30では、穿孔機により流体管Aに分岐口Cを穿孔する際に、その分岐口Cから管内の水が噴水のように飛び出して、ケーシング35内に流入する場合がある。その際、穿孔により流体管Aから削り出されたキリコ(切り屑)等の異物が水とともにシャッタ板駆動部32内に侵入し、そのキリコ等がねじ軸38に付着する。この状態で、ねじ軸38を回転すると、ねじ結合38aのねじ溝にキリコ等が入り込み、前記ねじ結合38aを回転不能にすることがある。また、キリコや、そのキリコに発生する錆等が、シャッタ板36の動きを妨害する場合もある。
【0020】
そこで、この発明は、シャッタ板の動きを円滑にすることを目的にして、ケーシング内への異物の侵入を減らすことを第一の課題とし、ケーシング内の状態を確認できるようにすることを第二の課題とし、侵入した異物を外部へ排出することを第三の課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記の第一課題を解決するために、この発明は、流体管に締結するシャッタ装置のケーシング内において、流体管の分岐口部分と連通するシャッタ室と、シャッタ板及びねじ軸を収納するシャッタ板駆動部との間に、フィルタを設けたものである。
【0022】
このフィルタを設けることによって、シャッタ板駆動部内にキリコ等の異物が侵入するのを減らすことができる。
【0023】
また、第二の課題を解決するために、この発明は、前記シャッタ板駆動部に監視窓を設けて、シャッタ板駆動部の内部の状態を、監視窓により外部から確認できるようにしたものである。このようにすれば、監視窓を設ける位置に応じて、その監視窓からシャッタ板の開閉状態や、あるいは、ねじ軸のねじ部への異物の付着状況や、シャッタ板駆動部底部の異物の堆積状態などを視覚的に確認できるので、誤って異物が付着した状態でねじ軸を回転させて、ねじ部を傷めてしまうことがなく、シャッタ装置を長持ちさせることができる。
【0024】
また、第三の課題を解決するために、この発明は、前記シャッタ板駆動部に排出バルブを設けたものである。このようにすれば、異物が内部に溜まった場合、バルブを開放することにより、その異物を水とともに外部へ排出できる。
【0025】
上記の3つの課題をそれぞれ解決するための手段は、その一部又はすべてを選択した構成を採用し得るので、目的に応じてその構成を組み合わせ、シャッタ装置のシャッタ板の動きを円滑にすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
一実施形態を、図1乃至図4に示し、この実施形態の分水栓の取付用シャッタ装置1は、流体管A上に分岐口Cを設ける穿孔機、又はその分岐口Cに分水栓20を固定する拡径装置10などからなる分水栓取付装置を使用する際に、図2に示すように、前記流体管Aとその分水栓取付装置との間に介在させて、作業中に分岐口Cを通じて前記分水栓取付装置に流体管Aの水が流入するのを遮断するシャッタ装置1である。
【0027】
このシャッタ装置1は、図1に示すように、内部にシャッタ室4と前記シャッタ板6及びねじ軸8を収納するシャッタ板駆動部2を有するケーシング5、及び、そのケーシング5下部の台座Bを支持する鞍3からなる。このシャッタ装置1が、図中に示すように、流体管A上部に取付られる。
【0028】
前記シャッタ室4と連通するシャッタ板駆動部2内には、ケーシング5に回転自在に取り付けられたねじ軸8のねじ部8aに、シャッタ板6がスライダ6aを介してねじ合って配置されている。
【0029】
このねじ軸8の他端に取り付けたハンドル7を操作して、ねじ軸8を回転させることにより、前記シャッタ板6が図1に矢印で示す方向に、前記ケーシング5内で進退し、図中に実線で示すように、シャッタ板駆動部2へ後退することにより分岐口Cを開放してケーシング5内を上下方向に連通し、破線で示すようにシャッタ室4内へ進行することにより、分岐口Cを塞いでケーシング5内を上下方向に遮断する。図中で示す11は、分水栓20の開閉用コックである。
【0030】
シャッタ板駆動部2の入口付近、つまり、流体管Aの分岐口部分と連通するシャッタ室4と、シャッタ板駆動部2との間に、フェルト等からなるフィルタDを設けている。図4(a)は、このケーシング5の台座Bのみを取り外した状態の平面図であり、図4(b)は、そのA−A断面の正面図であり、いずれもシャッタ板6を鎖線で示している。フィルタDが、台座Bに設けられたフィルタ用溝Eに嵌まって固定され、シャッタ板6の下面に密着している。
【0031】
シャッタ装置1の上部に穿孔機を取り付け、分岐口Cを穿孔すると、流体管Aから水が噴き出し、流体管Aを穿孔した際に発生したキリコ等の異物が水とともにケーシング5のシャッタ室4内に流入する。
【0032】
このとき、フィルタDを設けているので、このフィルタDがシャッタ板6に密着してシャッタ板6とケーシング5内壁との隙間を小さくし、シャッタ室4側からシャッタ板駆動部2内へ水が透過する際に、キリコ等の異物をシャッタ板駆動部2に侵入しにくくする。
【0033】
このフィルタDを構成する素材には、流体が透過することが可能な任意のものが使用でき、フェルトには限定されない。
【0034】
このケーシング5には、図3に示すように、シャッタ板駆動部2の内部が見える位置に監視窓9が設けられている。この実施形態の監視窓9は、ケーシング5のシャッタ板駆動部2に設けた開口の周囲に窓座2aを設け、その窓座2a上にパッキン12を介してガラスなどの透明部材13を配置し、前記シャッタ板6の進退方向に長い切り欠き(開口)を有する窓枠14を載せて、その上部から押さえるように、窓座2aと窓枠14とのボルト止め等によりその透明部材13を固定したものである。
【0035】
このような監視窓9をシャッタ板駆動部2の必要な場所に設けることにより、そのシャッタ板駆動部2内部の必要な情報を視覚的に確認することができる。例えば、図3に示すように、監視窓9を、シャッタ板駆動部2の上面のねじ軸8に平行な位置に設ければ、監視窓9からシャッタ板駆動部2の底部Hが見えるので、その底部Hへの異物の堆積状態などを確認できる。
【0036】
このとき、シャッタ板6に、そのシャッタ板6と一体的に移動する開度指示部材15を設け、その開度指示部材15を、図3に示すように、前記監視窓9内に設ければ、その監視窓9を構成する前記開口において、シャッタ板6の進退により、その指示部材15が監視窓9内に外部から見える範囲で往復する。このようにすれば、監視窓9内に見える開度指示部材15の位置から、シャッタ板6の位置が間接的に把握できる。
【0037】
なお、開度指示部材15は、監視窓9の設置位置に合わせてその位置、形状を変えることができるので、監視窓9の設置位置はいずれの場所でもよい。
【0038】
また、前記監視窓9内に開度指示部材15を設ける際には、例えば、その開度指示部材15を突出させてピン形状とし、その部材15が監視窓9を構成する前記シャッタ板駆動部2の開口に嵌まって誘導されながら、その監視窓9内を往復するように設けた構造としてもよい。あるいは、開度指示部材15の形状を問わず、その部材15を、シャッタ板駆動部2内の前記監視窓9の近傍において、その部材15が外部から見える範囲に位置するように設けた構造としてもよい。
【0039】
また、この実施形態以外にも、監視窓9をねじ軸8の真上や側方に設ければ、ねじ部8aが監視窓9を通じて外部から見えるので、そのねじ部8aに付着したキリコ等の状況が確認しやすい。また前記シャッタ板6も監視窓9を通じて直接見えるので、その開閉状態が直接的に把握でき便利である。
【0040】
このように、監視窓9を設ける位置は、その目的に応じて自由に設定できるので、図3に示すようなシャッタ板駆動部2上面に限られず、また取り付け数にも制限はない。また監視窓9の形状(前記シャッタ板駆動部2や、窓枠14の開口形状)も自由である。
【0041】
さらに、このケーシング5には、ねじ軸8が収納されているシャッタ板駆動部2の下部に、図2に示すように、ケーシング5内部と外部とを連通し、内部の水を排出できる排出孔と、その排出孔を塞いで開閉自在とするプラグとからなる排出バルブVを設けている。このようにすれば、キリコ等が内部に侵入して特に底部Hなどに溜まった場合に、その排出バルブVを開放することにより、そのキリコを内部の水とともに外部へ排出できるので、清掃が容易である。
【0042】
上記のように、排出バルブVを設けることにより、ケーシング5のシャッタ板駆動部2内の清掃が容易になるので、監視窓9からねじ軸8等の状況を確認することにより、その排出バルブVの開閉のタイミングを判断し、頻繁に、また適時に、シャッタ板駆動部2内の清掃を行うことができる。
【0043】
また、前述のように、シャッタ板駆動部2の入口付近に前記フィルタDを設けた場合、シャッタ板駆動部2内へのキリコ等の侵入を少なくすることができるが、このとき、そのキリコ等のうち極細かい粒は、なお、フィルタDを透過してシャッタ板駆動部2内に侵入する。このため、フィルタDを設けた構成においても、前記監視窓9及びこの排出バルブVを設けることが望ましい。
【0044】
さらに、そのフィルタDにおいて、シャッタ室4側表面に付着したキリコ等は、通常、図1に示す開閉バルブ16を開けることにより、シャッタ室4側からケーシング5外へ排出される。しかし、フィルタDの内部に入り込み、かつそのフィルタDを透過しないキリコ等は、除去されず、分水栓の取り付け作業を繰り返すうちにフィルタD内に蓄積され、異物の侵入を防ぐフィルタの機能が阻害される。また、そのフィルタDを透過してシャッタ板駆動部2の底部Hに堆積したキリコ等も、作業を繰り返すうちにわずかずつ増加していく傾向がある。
【0045】
そこで、前記開閉バルブ16を閉めてケーシング5内に水を流入させ、予めケーシング5内の水圧を高めておけば、排出バルブVを開くことによりフィルタDに高流速の水が通過するので、フィルタDの内部に入り込んだキリコ等や、底部Hに堆積したキリコ等は、水とともに効率良く外部へ排出される。
【0046】
上記の実施形態において、より装置の簡略化を求める場合には、装置の目的や使用状況、その他必要に応じて前記フィルタD、監視窓9、排出バルブVのいずれかを省略した構造も採用し得る。
【0047】
なお、このシャッタ装置1を用いた際の、前記穿孔機、拡径装置10などの分水栓取付装置の作用は、特許文献1及び特許文献2のものと同様である。
【0048】
【発明の効果】
この発明は、以上のように、ケーシング内への異物の侵入を減らすとともに、そのケーシング内の状態を確認でき、侵入した異物を外部へ排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のシャッタ装置の切断正面図
【図2】同実施形態のシャッタ装置を取り付けた分水栓取付装置の切断正面図
【図3】図1において、拡径装置等を除いた平面図
【図4】図1のケーシング5から、台座Bのみを取り外した状態の説明図であり、図4(a)は平面図、図4(b)はそのA−A断面の切断正面図である。
【図5】従来例の分水栓取付装置の正面図
【図6】従来例の分水栓取付装置の切断正面図
【符号の説明】
1,30 シャッタ装置
2,32 シャッタ板駆動部
2a 窓座
3,33 鞍
4,34 シャッタ室
5,35 ケーシング
6,36 シャッタ板
7 ハンドル
8 ねじ軸
8a ねじ部
9 監視窓
10 拡径装置
12 パッキン
13 透明部材
14 窓枠
15 開度指示部材
16 開閉バルブ
20 分水栓
21 拡径機駆動部
22 アッパーボディ
23 アンダーボディ
24 メインシャフト
A 流体管
B 台座
C 分岐口
V 排出バルブ
Claims (4)
- 水道管などの流体管(A)に分岐口(C)を穿孔し、その分岐口(C)に分水栓(20)を取り付ける際に使用する分水栓取付用シャッタ装置(1)において、
上記シャッタ装置(1)は、ケーシング(5)内のシャッタ板(6)をねじ軸(8)で進退させて、分水栓取付装置と上記流体管(A)の分岐口部分とを連通・遮断するものであり、前記ケーシング(5)内において、前記分岐口部分と連通するシャッタ室(4)と、前記シャッタ板(6)及びねじ軸(8)を収納するシャッタ板駆動部(2)との間に、フィルタ(D)を設けたことを特徴とする分水栓取付用シャッタ装置。 - 水道管などの流体管(A)に分岐口(C)を穿孔し、その分岐口(C)に分水栓(20)を取り付ける際に使用する分水栓取付用シャッタ装置(1)において、
上記シャッタ装置(1)は、ケーシング(5)内のシャッタ板(6)をねじ軸(8)で進退させて、分水栓取付装置と上記流体管(A)の分岐口部分とを連通・遮断するものであり、前記ケーシング(5)内において、前記シャッタ板(6)及びねじ軸(8)を収納するシャッタ板駆動部(2)に、監視窓(9)を形成したことを特徴とする分水栓取付用シャッタ装置。 - 前記シャッタ板(6)は、そのシャッタ板(6)と一体的に移動する開度指示部材(15)を有し、その開度指示部材(15)が前記監視窓(9)内に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の分水栓取付用シャッタ装置。
- 水道管などの流体管(A)に分岐口(C)を穿孔し、その分岐口(C)に分水栓(20)を取り付ける際に使用する分水栓取付用シャッタ装置(1)において、
上記シャッタ装置(1)は、ケーシング(5)内のシャッタ板(6)をねじ軸(8)で進退させて、分水栓取付装置と上記流体管(A)の分岐口部分とを連通・遮断するものであり、前記ケーシング(5)内において、前記シャッタ板(6)及びねじ軸(8)を収納するシャッタ板駆動部(2)に、排水バルブ(V)を設けたことを特徴とする分水栓取付用シャッタ装置。
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