JPH09186816A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

Info

Publication number
JPH09186816A
JPH09186816A JP7343895A JP34389595A JPH09186816A JP H09186816 A JPH09186816 A JP H09186816A JP 7343895 A JP7343895 A JP 7343895A JP 34389595 A JP34389595 A JP 34389595A JP H09186816 A JPH09186816 A JP H09186816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
lan
data
image
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7343895A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
耕一 松本
Masaaki Inde
正昭 印出
Yasunori Fujiwara
康紀 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7343895A priority Critical patent/JPH09186816A/ja
Publication of JPH09186816A publication Critical patent/JPH09186816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】LAN(Local Area Network) に接続されたフ
ァクシミリ装置において、受信した画像データをLAN
上の宛先端末に自動的に配送、若しくは、LAN上の宛
先端末に受信通知を行う。 【解決手段】受信したJPEGデータストリームのコメ
ントマーカから発信側で指定したメールネーム等のアド
レスデータをアドレスデータ抽出手段101により抽出
し、アドレス変換手段102において、LAN上のアド
レスに変換する。得られたLAN上のアドレスに基づ
き、受信画像配送手段104により、LAN上の宛先端
末に自動的に受信画像を配送する。或いは、受信画像転
送手段15により、LAN上のファイルサーバーに受信
画像を転送するとともに、受信通知手段103により、
LAN上の宛先端末に受信通知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network) と外部通信回線との間に接続されるファク
シミリ等の画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置に代表される画
像通信装置は、ITU(International Telecommunicat
ions Union) による通信関連の国際標準化により大きく
発展してきた。グループ1、グループ2と呼ばれる初期
の国際規格からグループ3(G3)に至って、ファクシ
ミリは世界的規模で普及していった。特に、現在最も普
及しているG3ファクシミリは、ITU勧告T.4 、T.3
0、T.5 、T.6 (旧CCITT)により規定されてお
り、今後も更に新規機能の標準化が行われていく予定で
ある。
【0003】このような過程で、現在新たに標準化が行
われたのがITU−T勧告T.81である。このT.81は、J
PEG符号化方式のG3規格への導入である。JPEG
符号化方式は、1画素を多値(例えば8ビット)レベル
で表現した中間調画像データを効率良く圧縮するために
開発されたもので、一般的なベースラインプロセス(D
CT方式)では、従来のMMR符号化方式等と違って非
可逆符号化であることが知られている。これは、このJ
PEGのベースラインプロセスが、原画像である生画像
データを近似処理してから圧縮を行っているためであ
る。また、JPEG符号化方式では、本勧告により情報
量の多いカラー画像等の通信が頻繁化されることで、コ
ンピュータとの通信も想定され、生画像データより取扱
いの容易な記号化データも含んだ通信ができるように考
慮されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、企業内のLA
Nに接続されたファクシミリ等の画像通信装置において
は、従来、外部通信回線から受信した画像データを全て
記録紙に出力するか、或いは、予め定められたメモリに
格納するようにしていた。そして、受信画像データをL
AN上の端末に配送する場合、その配送の通信制御は、
その企業の自社モードの通信プロトコルにより行われる
のが殆どであった。
【0005】しかしながら、受信画像データを全て記録
紙に出力する装置では、その装置の設置場所でしか受信
画像を受け取ることができず、また、そこでしか受信画
像の有無を確認することができないという欠点があっ
た。このため、受取人は、その装置の設置場所に行っ
て、プリンタから出力される全ての受信画像の中から目
的の受信画像を探さなければならないという面倒があっ
た。
【0006】また、受信画像を予め定められたメモリに
格納し、そのメモリから読み出してLAN上の端末に配
送するように構成された装置の場合でも、配送先の端末
を指定するために、例えば、オペレータが、メモリ内に
格納されているその受信画像の宛名を見て宛先端末を知
る必要があった。
【0007】要するに、従来は、受信画像の配送の通信
制御を各企業の自社モードの通信プロトコルにより行っ
ていたため、その通信プロトコルを持たない発信側の機
器では、LAN上のどの端末にデータを送れば良いのか
を指定できないという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、発信者がLAN
に個別の通信プロトコルを持たなくても、LAN上のア
ドレス指定が行える方式の画像通信装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
本発明の画像通信装置は、LANと外部通信回線との間
に接続され、前記外部通信回線から受信した画像データ
を前記LANに送出する画像通信装置であって、前記外
部通信回線から受信した受信データから前記LAN上の
アドレスを示すアドレスデータを抽出するアドレスデー
タ抽出手段と、前記アドレスデータ抽出手段により抽出
されたアドレスデータを前記LAN上のアドレスに変換
するアドレス変換手段とを備える。
【0010】本発明の一態様では、前記外部通信回線か
ら受信する受信データが、ITU−T勧告に従ったJP
EGデータである。
【0011】本発明の一態様では、前記アドレスデータ
抽出手段により抽出されるアドレスデータが、前記JP
EGデータのコメントマーカのフレームに格納されたデ
ータである。
【0012】本発明の一態様では、前記外部通信回線か
ら受信した画像データを、前記LANに接続されたファ
イルサーバーに転送する受信画像転送手段と、前記アド
レス変換手段により変換された前記LAN上のアドレス
に対応する宛先端末に受信通知を行う受信通知手段とを
更に備える。
【0013】本発明の一態様では、前記外部通信回線か
ら受信した画像データを、前記アドレス変換手段により
変換された前記LAN上のアドレスに対応する宛先端末
に配送する受信画像配送手段を更に備える。
【0014】本発明の一態様では、前記外部通信回線か
ら受信した画像データを蓄積する受信画像蓄積手段と、
前記アドレス変換手段により変換された前記LAN上の
アドレスに対応する宛先端末に受信通知を行う受信通知
手段とを更に備える。
【0015】本発明の一態様では、前記外部通信回線か
ら受信した受信データに前記LAN上のアドレスを示す
アドレスデータが存在しない場合に、前記外部通信回線
から受信した画像データを、前記LANに接続されたフ
ァイルサーバーの所定の領域に転送する局留め転送手段
を更に備える。
【0016】本発明の一態様では、前記外部通信回線か
ら受信した受信データに前記LAN上のアドレスを示す
アドレスデータが存在しない場合に、前記外部通信回線
から受信した画像データを破棄する受信データ破棄手段
を更に備える。
【0017】本発明の一態様では、前記LANが、TC
P/IPの通信プロトコルに準拠したものである。
【0018】本発明の一態様では、前記LAN上のアド
レスを示すアドレスデータが、IPアドレス及びMAC
アドレスのうちの少なくとも一方を示すものである。
【0019】本発明の一態様では、前記アドレス抽出手
段が、前記LAN上のIPアドレスが登録されたIPア
ドレステーブルを備えている。
【0020】本発明の一態様では、前記LAN上のアド
レスを示すアドレスデータがMACアドレスの場合、前
記アドレス抽出手段が、そのMACアドレスの存在を、
前記LANに接続されたサーバーマシンに問い合わせ
る。
【0021】本発明の一態様では、前記LAN上のアド
レスを示すアドレスデータが、電子メールのメールネー
ムである。
【0022】本発明の一態様では、前記アドレス変換手
段が、前記メールネームを前記LAN上のIPアドレス
又はMACアドレスに変換するテーブルを備えている。
【0023】本発明の一態様では、プリンタ部を備え、
前記外部通信回線から受信した受信データに前記LAN
上のアドレスを示すアドレスデータが存在しない場合
に、前記外部通信回線から受信した画像データを前記プ
リンタ部から出力する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施の形
態に従い説明する。
【0025】まず、図1に、本発明の画像通信装置の機
能ブロック図を示す。
【0026】本発明の画像通信装置100は、PSTN
等の外部通信回線とLANとの間に接続され、アドレス
データ抽出手段101において、外部通信回線から受信
した受信データからLAN上のアドレスを示すアドレス
データを抽出する。例えば、外部通信回線から受信する
データがITU−T勧告に従ったJPEGデータである
場合、アドレスデータ抽出手段101は、そのJPEG
データを復号化して解析する手段を有する。
【0027】アドレスデータ抽出手段101で抽出され
たアドレスデータは、アドレス変換手段102におい
て、そのLANが準拠する通信プロトコルのアドレスの
フォーマットに変換される。
【0028】受信通知手段103は、アドレス変換手段
102で変換されたアドレスの宛先端末に対し、画像デ
ータの受信があった旨を通知する。これにより、宛先端
末のユーザは、画像データの受信があったことを知るこ
とができ、例えば、この画像通信装置100の受信画像
蓄積手段107又はLAN上のファイルサーバーからの
画像データの読み出し或いは配送を指示することができ
る。
【0029】受信画像配送手段104は、アドレス変換
手段102で変換されたアドレスの宛先端末に対し、受
信した画像データを自動的に配送する。
【0030】受信画像転送手段105は、そのLAN上
のファイルを管理するファイルサーバーに受信画像デー
タを転送する。
【0031】受信画像蓄積手段106は、受信した画像
データを蓄積する。
【0032】局留め転送手段107は、例えば、アドレ
スデータ抽出手段101でアドレスデータが抽出できな
かったり、或いは、抽出したアドレスデータに対応する
LAN上のアドレスが存在しなかったりして、宛先端末
が不明の画像データをファイルサーバーの所定のメモリ
領域に転送する。
【0033】受信データ破棄手段108は、上述のよう
な宛先端末が不明の受信データを破棄する。これによ
り、不必要なダイレクトメール等を防止することができ
る。
【0034】なお、受信通知手段103、受信画像配送
手段104、受信画像転送手段105、受信画像蓄積手
段106、局留め転送手段107及び受信データ破棄手
段108は、その全てが必要なわけではなく、目的に応
じて、それらのうちの必要な機能のみを装備させれば良
い。
【0035】図2に、本発明の一実施形態によるLAN
に直接接続が可能なファクシミリ装置(以下「LAN−
FAX」と称する。)の接続の一例を示す。
【0036】LAN−FAX20は、外部通信回線23
とLANとの間に接続される。サーバーマシン21は、
LANの管理を行うコンピュータであり、また、LAN
上のファイルを管理するファイルサーバーでもある。L
ANには、クライアントマシンとして多数のワークステ
ーション22が接続されている。
【0037】図3に、図2のLAN−FAX20のブロ
ック構成図を示す。
【0038】CPU201は、システム制御部であり、
装置全体を制御する。ROM202は、CPUの制御プ
ログラムを格納する。RAM203は、SRAM等で構
成され、プログラム制御変数等を格納する。また、オペ
レータが登録した各種設定値や装置の管理データ等、更
には、各種ワーク用バッファもこのRAM203に格納
される。
【0039】画像蓄積メモリ204は、DRAM等で構
成された画像メモリであり、R/G/B各成分で表され
るカラー画像データを少なくとも8ライン分格納するバ
ッファメモリ、C/M/Y/K各成分で表されるカラー
画像データを少なくとも2ライン分格納するバッファメ
モリ、及び、ITU−T勧告T.30に規定されるECM
(Error Correction Mode)手順におけるパーシャルペー
ジ分の通信バッファを夫々独立の領域に含んでいる。
【0040】解像度変換処理部205は、ラスタデータ
のミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。
【0041】2値データ符号化復号化処理部(白黒用コ
ーデック)206及び多値データ符号化復号化処理部
(カラー用コーデック)207は、夫々、ファクシミリ
装置で扱う画像データの符号化復号化処理を行う。
【0042】MODEM(変復調装置)208は、ファ
クシミリの送受信信号の変復調を行う。NCU(網制御
装置)209は、選択信号(ダイヤルパルス又はトーン
ダイヤラ)を通信回線23に送出する機能を有し、ま
た、呼出信号の検出による自動着信動作及び回線制御動
作を行う。
【0043】スキャナ211は、イメージセンサ、原稿
搬送機構等を備え、原稿を光学的に読み取り、RGB成
分に分解して、各色画素を電気的な画像データ(8ビッ
トの多値データ)に変換する。この画像データは、画像
処理部210において、補正処理が行われ、高精細な画
像データとして送出される。
【0044】操作部212は、オペレータが各種入力操
作を行うためのものであり、キーボード等で構成され
る。
【0045】ラインバッファ213は、画像データの転
送制御を行う際に使用するラインバッファである。
【0046】LANインターフェース(I/F)214
は、例えば、TCP/IPのプロトコルに準拠したLA
Nに接続するためのインターフェースである。
【0047】プリンタ215は、受信画像やファイルデ
ータ内のCMYK各色の多値信号を入力すると、各色デ
ータを2値データに変換してカラー印刷するプリンタで
ある。また、プリンタフォーマッタ216は、ワークス
テーション等からのファイルデータのプリント出力を行
う際に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換
する。
【0048】図4に、図2のLAN−FAX20の自動
着信動作の制御手順の一例を示す。なお、この図4で
は、1ページ目が2個の、2ページ目が1個のパーシャ
ルページで構成される2ページ分のJPEGデータスト
リームを受信する場合を示している。
【0049】まず、発呼側のファクシミリ装置からの呼
要求に応じて交換機から送られてきた呼出信号(CN
G)を受信すると、着呼側のLAN−FAX20は、N
SF/DISにより自機の機能を発呼側に連絡する。発
呼側は、NSS/DCSによりその機能を選択する。こ
の時、ITU−T勧告に従い、DIS、DCSの両信号
には、多値データ通信を行う旨の宣言が含まれている。
次いで、モデムのトレーニングにより自動等化器を設定
し、TCFでディジタル信号の受信状態を調べる。LA
N−FAX20は、TCFを誤りなく受信するとCFR
を返す。
【0050】そこで、発呼側は、JPEGデータストリ
ームの1ページ目の最初のパーシャルページを送信し、
続いて、PPS−NULLを送信して、続くパーシャル
ページの有ることを示す。そして、LAN−FAX20
からのMCFを待って、JPEGデータストリームの1
ページ目の次のパーシャルページを送信し、続いて、P
PS−MPSを送信して、続くページの有ることを示
す。LAN−FAX20は、MCFを返す。
【0051】再び、モデムのトレーニング及びTCF、
CFRの送受が行われ、発呼側は、JPEGデータスト
リームの2ページ目のパーシャルページを送信する。そ
して、PPS−EOPを送信して、送るべきデータが終
了したことを示す。LAN−FAX20は、MCFを返
し、発呼側からのDCNにより、回線が切断される。
【0052】なお、この例では、本発明によるアドレス
データが1ページ目のJPEGデータストリーム内のコ
メントマーカに含まれており、従って、2ページ目以降
のJPEGデータストリーム内にはコメントマーカを含
めない構成としている。
【0053】図8に、JPEGデータストリームの全体
構成を示す概念図を、図9に、JPEGデータストリー
ムを構成する各マーカの意味を示す図を、図10に、本
発明の一実施形態によるコメントマーカの構成を示す概
念図を夫々示す。
【0054】この実施形態では、発信側において、JP
EGデータストリームのコメントマーカ(COM)内の
コメントバイト(Cmi )(図10参照)に、LANに
接続された宛先端末のアドレスデータを、例えば、ユー
ザ名称その他のID(IPアドレス、MACアドレス等
の個別の情報を示す。)の形で設定し、受信側のLAN
−FAX20において、そのデータを解析する。このよ
うに、JPEGデータストリームのコメントマーカを利
用することで、JPEGデータの圧縮符号化には何の影
響も与えることなく、アドレスデータを含めることがで
きる。
【0055】図11にIPアドレス及びMACアドレス
の構成を夫々示す。
【0056】図11(a)は、IPアドレスのデータ構
成を概念的に示したものである。IPアドレスは、ネッ
トワークセグメントのアドレスを示すものであり、クラ
ス識別子、ネットワークアドレス及びホストアドレスに
より構成される32ビットのアドレスデータである。I
Pアドレスの構成は、クラス(A、B、Cの3種類)に
より異なる。クラスAは大規模LAN(国家規模のネッ
トワーク)、クラスBは中規模LAN(企業、大学内ネ
ットワーク等)、クラスCは小規模LANに夫々用いら
れる。各クラスにより、ネットワークアドレス及びホス
トアドレスの構成ビット数が異なる。ここで、ネットワ
ークアドレスは、ホスト(端末)が接続されているイー
サネット(Ethernet:商品名)等のセグメントを示すも
のであり、ホストアドレスは、各セグメント内のホスト
を識別するためのものである。
【0057】図11(b)は、MACアドレスのデータ
構成を概念的に示したものである。MACアドレスは、
LAN上に接続される機器に固有に割り当てられるアド
レスであり、IEEEにより管理される。MACアドレ
スの上位24ビットはメーカー識別コードである。ま
た、下位24ビットは、各メーカー内で装置に割り当て
たものであり、通常、その上位12ビットは装置シリー
ズアドレス、下位12ビットは装置単体固有アドレス
(シリアルナンバー)に夫々割り当てられる。
【0058】本発明の一実施形態では、上述したIPア
ドレス及びMACアドレスのうちの少なくとも一方を、
送信側が、JPEGデータストリームのコメントマーカ
にアドレスデータとして記載する。そして、受信側のL
AN−FAX20は、そのIPアドレス又はMACアド
レスを識別し、それを、LANの通信プロトコルである
TCP/IPのデータ構造に組み込む。或いは、送信側
が、例えば、電子メールのメールネーム等の形でアドレ
ス指定をしているような場合には、受信側のLAN−F
AX20は、テーブルを参照して、そのメールネーム等
の形のアドレス指定を、LAN上のIPアドレス又はM
ACアドレスに変換する。
【0059】図12に、本発明の一実施形態によるLA
Nにおいて使用する通信プロトコルであるTCP/IP
のパケット構成を示す。
【0060】この中で、1503は、データの送信先を
示すMACアドレス(6バイト)であり、1504は、
送信元を示すMACアドレス(6バイト)である。これ
らのMACアドレスは、データリンク層に相当するもの
である。
【0061】また、1506は、IPヘッダであり、ネ
ットワーク層のプロトコルに相当する。このIPヘッダ
には、ネットワーク上の機器にアクセスするためのアド
レスが設定され、1506aに送信元のIPアドレス
が、1506bに送信先のIPアドレスが夫々格納され
る。
【0062】1507は、TCPヘッダであり、データ
転送の信頼性の確保を規定するトランスポート層に相当
する。
【0063】1508は、データであり、この部分に、
画像データやコマンドデータ等が格納される。
【0064】なお、LAN−FAX20が接続されるL
ANの準拠する通信プロトコルは、上述のTCP/IP
に限られず、例えば、IPX/SPX等でも良い。
【0065】次に、図5を参照して、LAN−FAX2
0が受信した画像データをLAN上のファイルサーバー
に転送する受信画像転送動作と宛先不明の受信画像をフ
ァイルサーバーの所定領域に格納する局留め転送動作と
を組み合わせた場合のLAN−FAX20の動作シーケ
ンスを説明する。
【0066】まず、ステップS501において、受信画
像の有無を判定し、受信画像が有る場合に、次のステッ
プS502に進む。
【0067】ステップS502では、受信したJPEG
データストリーム中のコメントマーカ(COM)の解析
を行う。このコメントマーカ内のコメントバイトには、
送信側において、予め定められたフォーマットに従い、
LAN上のアドレスが指定されている。
【0068】そこで、まず、受信したJPEGデータス
トリームのコメントマーカのコメントバイトにデータが
格納されているか否かの判定を行う。データが格納され
ていない場合には、アドレス解析が不可能であると判定
し、宛先指定が無いものとして、コメントマーカの解析
動作を終了する。
【0069】一方、受信したJPEGデータストリーム
のコメントマーカのコメントバイトにデータが格納され
ている場合には、そのデータが示すアドレスの種別を解
析する。LANがTCP/IPの通信プロトコルに準拠
したものである場合、まず、格納されているデータが、
LAN上のアドレスを示すIPアドレスとLAN上に接
続されている機器のMACアドレスのいずれであるか
を、そのデータ構成により判定する。そして、そのIP
アドレス又はMACアドレスにより指定されたアドレス
がLAN上に存在するか否かを判定する。後者の判定
は、サーバーマシンに対しそのアドレスの存在を問い合
わせる方法と、存在する全アドレスをLAN−FAX2
0内のメモリに予め登録しておく方法とがあるが、本実
施形態では、MACアドレスはサーバーマシンに問い合
わせ、IPアドレスは、予め登録されたIPアドレステ
ーブルを参照することにより行う。
【0070】また、受信したJPEGデータストリーム
のコメントマーカのコメントバイトに格納されているデ
ータが、LAN上のIPアドレス及びMACアドレスの
いずれとも判定できない場合、或いは、IPアドレス又
はMACアドレスと判定したデータが示すアドレスが実
際にはLAN上に存在しない場合には、そのデータが、
予め定められた、例えば、電子メールで使用されるメー
ルネーム等のアドレスデータであるか否かを判定する。
そして、LAN上のメールネーム等が予め登録されてい
るアドレスデータテーブルを参照して、その宛先の有無
を判定する。そして、この手順によっても宛先が特定で
きない場合には、宛先指定が無いものとしてこのコメン
トマーカの解析動作を終了する。
【0071】次のステップS503では、上述したステ
ップS502でのコメントマーカの解析の結果、宛先指
定が有ったか否かを判定する。そして、宛先指定が有っ
た場合には、ステップS504に進み、宛先指定が無か
った場合には、ステップS509に進む。
【0072】ステップS504では、受信したJPEG
データストリームのコメントマーカのコメントバイトに
送信側による宛先指定が有った場合に、そのコメントマ
ーカに格納されているアドレスデータに基づき、LAN
上の端末をアクセスするためのIPアドレス又はMAC
アドレスの設定を行う。この時、送信側においてJPE
Gデータストリームのコメントマーカに複数の宛先指定
を含めることを認めた場合には、同一ネットワーク上で
の同報通信を容易に行うことができる。
【0073】次のステップS505では、ステップS5
04で設定されたLAN上のアドレスを基に、指定され
たLAN上の端末に受信画像データを配送させるための
受信画像ファイルを作成する。この受信画像ファイル
は、LAN−FAX20が接続されたLANのプロトコ
ルに従い構成されるが、例えば、TCP/IPのプロト
コルの場合、図12に示すように、MACアドレス、I
Pヘッダ、TCPヘッダ、データ部等から構成される。
このうち、データ部はアプリケーション層であり、本実
施形態では、配送される受信画像データがファイルサー
バーのメモリ上の指定されたアドレス位置に格納される
ようにするため、指定されたアドレス等の情報を格納す
るコマンドデータファイルと、受信画像データを格納す
る画像データファイルの2ファイルを作成する。そし
て、ファイルサーバーでメモリ上の所定位置に格納する
制御は、まず、コマンドファイルの情報を基に、ファイ
ルサーバー上のアプリケーションソフトにより、ファイ
ルサーバーがアクティブ状態となり、次に、受信した画
像データファイルのデータをメモリ上の所定位置に格納
することにより行われる。この時の送信データにおい
て、送信先のアドレスには、ファイルサーバーのLAN
上でのアドレスが、送信元のアドレスには、LAN−F
AX20自体のLAN上でのアドレスが夫々格納され
る。
【0074】次に、ステップS506において、図3に
示すLAN−FAX20のLANインターフェース(I
/F)214からLAN上に受信画像ファイルを送出
し、ファイルサーバーに転送する。
【0075】次のステップS507では、受信したJP
EGデータストリームのコメントマーカにおいて指定さ
れたアドレスに対応する宛先端末に対し受信が有った旨
を通知する受信通知メールを作成する。本実施形態にお
いて、この受信通知は、既存のメールツールを利用して
行い、受信時刻、受信相手先情報、受信枚数等の通信情
報と受信した旨を伝えるメッセージとを予め定められた
フォーマットに従い作成する。
【0076】そして、次のステップS508において、
ステップS507で作成した受信通知メールを、指定さ
れた宛先端末に送信する。
【0077】この受信通知メールを受信した端末のユー
ザーは、ファイルサーバーにデータの配送を指示し、端
末上で確認したり、或いは、プリンタ部から記録紙に出
力させることにより、受信画像を得ることができる。
【0078】一方、ステップS503において、受信し
たデータの中に宛先指定が無かった場合には、ステップ
S509において、ファイルサーバーのメモリ上の所定
の領域を宛先不明若しくは局留め用のデータ領域として
指定して、ステップS505で説明したとほぼ同様に受
信画像ファイルを作成し、それを、次のステップS51
0でファイルサーバーに転送しておく。
【0079】そして、ステップS511において、ネッ
トワーク管理者又は予め定められた受信情報管理者に対
する受信通知メールを作成し、それを、次のステップS
512で送信する。
【0080】なお、別の実施形態として、受信したデー
タの中に上述したような宛先指定が無い場合には、通常
のファクシミリ通信の場合と同様、受信したデータを全
て自動的にLAN−FAX20のプリンタ215から出
力させるようにしても良い。また、宛先指定が無い受信
データは全て破棄するように構成することで、不要なダ
イレクトメール(通信)等を防止することもできる。
【0081】次に、図6を参照して、LAN−FAX2
0が受信した画像データをLAN上の宛先端末に直接配
送する受信画像配送動作を説明する。
【0082】まず、ステップS601において、受信画
像の有無を判定し、受信画像が有る場合に、次のステッ
プS602に進む。
【0083】ステップS602のコメントマーカ解析動
作は、図5のステップS502で説明したものと同じで
ある。
【0084】次のステップS603では、ステップS6
02でのコメントマーカの解析の結果、宛先指定が有っ
たか否かを判定する。そして、宛先指定が有った場合
に、ステップS604に進み、宛先指定が無かった場合
には、ステップS607において、受信したデータを自
動的にプリンタ215から出力する。
【0085】ステップS604では、受信したJPEG
データストリームのコメントマーカのコメントバイトに
送信側による宛先指定が有った場合に、そのコメントマ
ーカに格納されているアドレスデータに基づき、LAN
上の端末をアクセスするためのIPアドレス又はMAC
アドレスの設定を行う。
【0086】次のステップS605では、ステップS6
04で設定されたLAN上のアドレスを基に、指定され
たLAN上の端末に受信画像データを配送させるための
受信画像ファイルを作成する。この受信画像ファイル
は、LAN−FAX20が接続されたLANのプロトコ
ルに従い構成され、例えば、TCP/IPのプロトコル
の場合、図12に示すように、MACアドレス、IPヘ
ッダ、TCPヘッダ、データ部等から構成される。この
うち、データ部はアプリケーション層であり、本実施形
態では、受信画像データがLAN上の宛先端末に直接配
送されるようにするため、指定されたアドレス等の情報
を格納するコマンドデータファイルと、受信画像データ
を格納する画像データファイルの2ファイルを作成す
る。この時、送信先のアドレスには、LAN上の宛先端
末のアドレスが格納され、送信元のアドレスには、LA
N−FAX20のLAN上のアドレスが格納される。
【0087】次に、ステップS606において、図3に
示すLAN−FAX20のLANインターフェース(I
/F)214からLAN上に受信画像ファイルを送出
し、宛先端末への配送を行う。
【0088】次に、図7を参照して、LAN−FAX2
0が受信した画像データをLAN−FAX20内の画像
蓄積メモリ204に蓄積する受信画像蓄積動作を説明す
る。
【0089】まず、ステップS701において、受信画
像の有無を判定し、受信画像が有る場合に、次のステッ
プS702に進む。
【0090】ステップS702のコメントマーカ解析動
作は、図5のステップS502で説明したものと同じで
ある。
【0091】次のステップS703では、ステップS7
02でのコメントマーカの解析の結果、宛先指定が有っ
たか否かを判定する。そして、宛先指定が有った場合
に、ステップS704に進み、宛先指定が無かった場合
には、ステップS709において、受信したデータを自
動的にプリンタ215から出力する。
【0092】ステップS704では、受信したJPEG
データストリームのコメントマーカのコメントバイトに
送信側による宛先指定が有った場合に、そのコメントマ
ーカに格納されているアドレスデータに基づき、LAN
上の端末をアクセスするためのIPアドレス又はMAC
アドレスの設定を行う。
【0093】次のステップS705では、ステップS7
04で設定されたLAN上のアドレスを基に、指定され
たLAN上の端末にファイルサーバーを介して受信画像
データを配送させるための受信画像ファイルを作成す
る。この受信画像ファイルは、LAN−FAX20が接
続されたLANのプロトコルに従い構成され、例えば、
TCP/IPのプロトコルの場合、図12に示すよう
に、MACアドレス、IPヘッダ、TCPヘッダ、デー
タ部等から構成される。このうち、データ部はアプリケ
ーション層であり、本実施形態では、配送される受信画
像データが一旦ファイルサーバーのメモリ上の指定され
たアドレス位置に格納されるようにするため、指定され
たアドレス等の情報を格納するコマンドデータファイル
と、受信画像データを格納する画像データファイルの2
ファイルを作成する。この時、送信先のアドレスには、
ファイルサーバーのLAN上でのアドレスが、送信元の
アドレスには、LAN−FAX20自体のLAN上での
アドレスが夫々格納される。なお、受信画像ファイル
を、ファイルサーバーを介さず、直接宛先端末に配送す
る場合には、送信先のアドレスには、その宛先端末のア
ドレスを格納する。
【0094】次に、ステップS706において、ステッ
プS705で作成した受信画像ファイルを、一旦、LA
N−FAX20内の画像蓄積メモリ204の蓄積領域に
格納する。
【0095】そして、次のステップS707で、受信し
たJPEGデータストリームのコメントマーカにおいて
指定されたアドレスに対応する宛先端末に対し受信が有
った旨を通知する受信通知メールを作成する。本実施形
態において、この受信通知は、既存のメールツールを利
用して行い、受信時刻、受信相手先情報、受信枚数等の
通信情報と受信した旨を伝えるメッセージとを予め定め
られたフォーマットに従い作成する。
【0096】そして、次のステップS708において、
ステップS707で作成した受信通知メールを、指定さ
れた宛先端末に送信する。
【0097】この受信通知メールを受信した端末のユー
ザーは、LAN−FAX20からファイルサーバーへの
データの転送を指示し、端末上で確認したり、或いは、
プリンタ部から記録紙に出力させることにより、受信画
像を得ることができる。また、宛先端末へ直接配送され
るように受信画像ファイルが作成されている場合には、
受信通知メールを受信した端末のユーザーの指示によ
り、LAN−FAX20の画像蓄積メモリ204からそ
の受信画像ファイルが読み出され、それが宛先端末に配
送される。
【0098】以上、LAN−FAX20が接続されるL
ANがTCP/IPの通信プロトコルに準拠する場合を
主として説明したが、LAN−FAX20は、TCP/
IPの通信プロトコルに準拠しない独自のアドレス制御
体系を有するLANにも接続が可能である。その場合、
発信側は、電子メールのメールネーム等のような複数の
ネットワークで共通に利用される宛名で宛先指定を行
い、LAN−FAX20は、接続されるLANに独自の
アドレス制御体系である疑似アドレスデータと上述した
電子メールのメールネーム等とを1対1に対応させた疑
似アドレスデータテーブルを持つ。そして、JPEGデ
ータストリームのコメントマーカのコメントバイトに格
納されたメールネーム等を、その疑似アドレスデータテ
ーブルを参照して、LAN上のアドレスである疑似アド
レスデータに変換する。この時、アドレス一致の検出
は、受信したデータと疑似アドレスデータテーブルに予
め登録されているメールネーム等とにより行う。
【0099】また、本発明では、以上に説明したとは異
なる実施形態も可能である。
【0100】例えば、本発明の画像通信装置を直接LA
Nに接続するのではなく、一端末を介してLANに接続
する形態、即ち、本発明の画像通信装置を接続した端末
をLAN上のファクシミリサーバーとして動作させる形
態でも良い。
【0101】また、受信通知メールの作成及び送信は、
LAN上のファイルサーバー等の他の端末に行わせるよ
うにしても良い。その場合、例えば、本発明の画像通信
装置からそのファイルサーバー等の他の端末に、受信通
知メールを送信する宛先情報やメッセージ情報を格納し
たコマンドファイルを送信し、そのファイルサーバー等
の他の端末が、自身のアプリケーションソフトにより自
動的に受信通知メールを作成し、送信する。
【0102】更に、上述の実施形態では、受信画像をフ
ァイルサーバー又はLAN−FAX20内のメモリに格
納したが、例えば、LAN上に接続されたハードディス
ク装置や他の端末のメモリに格納するようにしても良
い。
【0103】更に、受信通知メールを、通信が失敗した
場合にも、或いは、通信が失敗した場合にのみ作成する
ようにしても良い。
【0104】更に、コメントマーカの解析制御は、アド
レスデータ以外のデータ解析と組み合わせたものでも良
い。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、画像通信装置が接続さ
れたLAN上のアドレスを発信側で簡便に指定すること
ができ、そのアドレス指定に基づいて、画像通信装置か
らLAN上への画像データの転送又は配送を自動的に制
御することができる。また、受信が有った旨を宛先端末
に通知する受信通知を行うと、一々画像通信装置が設置
されている場所へ赴かなくても通信の有無を知ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像通信装置の機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態によるLAN−FAX装置
の接続を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施形態によるLAN−FAX装置
のブロック構成図である。
【図4】本発明の一実施形態によるLAN−FAX装置
の通信制御動作を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施形態によるLAN−FAX装置
の受信画像転送動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態によるLAN−FAX装置
の受信画像配送動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態によるLAN−FAX装置
の受信画像蓄積動作を示すフローチャートである。
【図8】JPEGデータストリームの構成を示す概念図
である。
【図9】JPEGデータストリームの各マーカの意味を
示す概念図である。
【図10】JPEGデータストリームのコメントマーカ
の構成を示す概念図である。
【図11】IPアドレス及びMACアドレスのデータ構
成を示す概念図である。
【図12】TCP/IPによるパケット構成を示す概念
図である。
【符号の説明】
20 LAN−FAX 21 サーバーマシン(ファイルサーバー) 22 クライアントマシン 23 通信回線 101 アドレスデータ抽出手段 102 アドレス変換手段 103 受信通知手段 104 受信画像配送手段 105 受信画像転送手段 106 受信画像蓄積手段 107 局留め転送手段 108 受信データ破棄手段 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 画像蓄積メモリ 205 解像度変換処理部 206 2値データ符号化復号化処理部 207 多値データ符号化復号化処理部 208 MODEM(変復調装置) 209 NCU(網制御装置) 210 画像処理部 211 スキャナ 212 操作部 213 ラインバッファ 214 LANインターフェース(I/F) 215 プリンタ 216 プリンタフォーマッタ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANと外部通信回線との間に接続さ
    れ、前記外部通信回線から受信した画像データを前記L
    ANに送出する画像通信装置であって、 前記外部通信回線から受信した受信データから前記LA
    N上のアドレスを示すアドレスデータを抽出するアドレ
    スデータ抽出手段と、 前記アドレスデータ抽出手段により抽出されたアドレス
    データを前記LAN上のアドレスに変換するアドレス変
    換手段とを備えることを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 前記外部通信回線から受信する受信デー
    タが、ITU−T勧告に従ったJPEGデータであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレスデータ抽出手段により抽出
    されるアドレスデータが、前記JPEGデータのコメン
    トマーカのフレームに格納されたデータであることを特
    徴とする請求項2に記載の画像通信装置。
  4. 【請求項4】 前記外部通信回線から受信した画像デー
    タを、前記LANに接続されたファイルサーバーに転送
    する受信画像転送手段と、前記アドレス変換手段により
    変換された前記LAN上のアドレスに対応する宛先端末
    に受信通知を行う受信通知手段とを更に備えることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像通信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記外部通信回線から受信した画像デー
    タを、前記アドレス変換手段により変換された前記LA
    N上のアドレスに対応する宛先端末に配送する受信画像
    配送手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の画像通信装置。
  6. 【請求項6】 前記外部通信回線から受信した画像デー
    タを蓄積する受信画像蓄積手段と、前記アドレス変換手
    段により変換された前記LAN上のアドレスに対応する
    宛先端末に受信通知を行う受信通知手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    画像通信装置。
  7. 【請求項7】 前記外部通信回線から受信した受信デー
    タに前記LAN上のアドレスを示すアドレスデータが存
    在しない場合に、前記外部通信回線から受信した画像デ
    ータを、前記LANに接続されたファイルサーバーの所
    定の領域に転送する局留め転送手段を更に備えることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像通
    信装置。
  8. 【請求項8】 前記外部通信回線から受信した受信デー
    タに前記LAN上のアドレスを示すアドレスデータが存
    在しない場合に、前記外部通信回線から受信した画像デ
    ータを破棄する受信データ破棄手段を更に備えることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像通
    信装置。
  9. 【請求項9】 前記LANが、TCP/IPの通信プロ
    トコルに準拠したものであることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか1項に記載の画像通信装置。
  10. 【請求項10】 前記LAN上のアドレスを示すアドレ
    スデータが、IPアドレス及びMACアドレスのうちの
    少なくとも一方を示すものであることを特徴とする請求
    項9に記載の画像通信装置。
  11. 【請求項11】 前記アドレス抽出手段が、前記LAN
    上のIPアドレスが登録されたIPアドレステーブルを
    備えていることを特徴とする請求項10に記載の画像通
    信装置。
  12. 【請求項12】 前記LAN上のアドレスを示すアドレ
    スデータがMACアドレスの場合、前記アドレス抽出手
    段が、そのMACアドレスの存在を、前記LANに接続
    されたサーバーマシンに問い合わせることを特徴とする
    請求項10に記載の画像通信装置。
  13. 【請求項13】 前記LAN上のアドレスを示すアドレ
    スデータが、電子メールのメールネームであることを特
    徴とする請求項9に記載の画像通信装置。
  14. 【請求項14】 前記アドレス変換手段が、前記メール
    ネームを前記LAN上のIPアドレス又はMACアドレ
    スに変換するテーブルを備えていることを特徴とする請
    求項13に記載の画像通信装置。
  15. 【請求項15】 プリンタ部を備え、前記外部通信回線
    から受信した受信データに前記LAN上のアドレスを示
    すアドレスデータが存在しない場合に、前記外部通信回
    線から受信した画像データを前記プリンタ部から出力す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の画像通信装置。
JP7343895A 1995-12-28 1995-12-28 画像通信装置 Pending JPH09186816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7343895A JPH09186816A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 画像通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7343895A JPH09186816A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 画像通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09186816A true JPH09186816A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18365072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7343895A Pending JPH09186816A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 画像通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09186816A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11112767A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像転送装置
JP2000299757A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Ricoh Co Ltd 通信装置及び通信システム
JP2006074566A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nec Infrontia Corp 情報処理方法、通信システム、サーバ装置およびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05199345A (ja) * 1991-05-21 1993-08-06 Hitachi Ltd ファクシミリサーバ
JPH05207204A (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 Sony Corp フアクシミリ装置
JPH0738604A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Canon Inc ファクシミリサーバシステム
JPH07131564A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Nec Corp ファクシミリ制御装置
JPH07288668A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Canon Inc ファクシミリ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05199345A (ja) * 1991-05-21 1993-08-06 Hitachi Ltd ファクシミリサーバ
JPH05207204A (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 Sony Corp フアクシミリ装置
JPH0738604A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Canon Inc ファクシミリサーバシステム
JPH07131564A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Nec Corp ファクシミリ制御装置
JPH07288668A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Canon Inc ファクシミリ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11112767A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像転送装置
JP2000299757A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Ricoh Co Ltd 通信装置及び通信システム
JP2006074566A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nec Infrontia Corp 情報処理方法、通信システム、サーバ装置およびプログラム
JP4612365B2 (ja) * 2004-09-03 2011-01-12 Necインフロンティア株式会社 情報処理方法、通信システム、サーバ装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3759972B2 (ja) コンピュータデータ処理ケイパビリティを交換するシステム及び方法
US7489416B2 (en) Image processing apparatus
US5517324A (en) Method and system for increasing the compatibility of a fax machine
US5881064A (en) Packet-switched data network and method of operation
US8582140B2 (en) Communication system and communication apparatus building the system
US7453606B2 (en) Image communication apparatus and method
US7274476B2 (en) Facsimile apparatus having a function of archiving an image data into an external device through a network
US6972858B1 (en) Image communication apparatus and image communication method
JP3555700B2 (ja) ファクシミリ通信装置
US6377580B2 (en) Apparatus for interfacing facsimile and computers on a LAN
US7119929B2 (en) Electronic mail machine and internet facsimile machine
JP3166680B2 (ja) 電子メール機能付通信端末装置
US7430613B2 (en) Image communication apparatus, image communication system and image communication method
JPH09186816A (ja) 画像通信装置
CN1242602C (zh) 传输目的地转发方法和具有中继功能的传真设备
JP3298474B2 (ja) 電子メール機能付通信端末装置
JP2001186361A (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体
JPH07193582A (ja) 画像処理装置
JP3859385B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3466887B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置
KR19990013879A (ko) 팩시밀리 장치
JP3804833B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP2003134280A (ja) ファクシミリ装置
JPH0897945A (ja) データ通信装置
JPH11239166A (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116