JPH09186497A - 自動部品実装機のアンビル装置 - Google Patents

自動部品実装機のアンビル装置

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JPH09186497A
JPH09186497A JP7353754A JP35375495A JPH09186497A JP H09186497 A JPH09186497 A JP H09186497A JP 7353754 A JP7353754 A JP 7353754A JP 35375495 A JP35375495 A JP 35375495A JP H09186497 A JPH09186497 A JP H09186497A
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JP
Japan
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anvil unit
anvil
circuit board
printed circuit
rotating body
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JP7353754A
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Katsuhiro Watanabe
勝弘 渡邊
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動部品実装機におけるアンビル装置で電子
部品をプリント基板に実装する場合に、アンビル装置の
回転体がエアシリンダを駆動源とする駆動機構で回転さ
れていたため、回転位置制御に精度が出なく、電子部品
の実装不良が生じやすいものであった。 【解決手段】 上部アンビルユニット1と下部アンビル
ユニット2よりなり、少なくとも下部アンビルユニット
2の回転体11をACサーボモータ14によって回転制
御する自動部品実装機におけるアンビル装置の構成と
し、回転体11を所要の回転位置に精度高く回転できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はプリント基板に主と
して電子部品を実装する自動部品実装機におけるアンビ
ル装置に関し、さらに詳しくはアンビル装置における駆
動部に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子機器のプリント基板への半導
体、抵抗体、コンデンサ、インダクタンス等の電子部品
の実装には、いわゆるインサートマシンと呼ばれる自動
部品実装機が用いられている。
【0003】前記自動部品実装機におけるアンビル装置
は、図6に示すように上部アンビルユニット20と下部
アンビルユニット21よりなり、搬送されてきた電子部
品22を上部アンビルユニット2Oで掴み、下動してリ
ード端子23を下方にセットされたプリント基板24の
端子挿入孔25に挿入させ、一方、プリント基板24の
下方に位置する下部アンビルユニット21は上動し、前
記リード端子23をガイドし、また、端子挿入孔25よ
り突き出たリード端子の余分な部分をカットし、かつ、
折り曲げ処理する。なお、上下アンビルユニット20、
21の詳細な構成の説明は省略する。
【0004】ここで、前記上下のアンビルユニット2
0、21の主要部は、回動と上下動を主動作としてい
る。前記回動動作を行わせるため、従来は図7に示すよ
うに駆動源としてエアシリンダ26を備え、コネクティ
ングロッド27を介して下アンビルユニット21の回転
体28を所要角度の回転を行わせるようにしている。図
中の29はカムを介して回転動作させるカムレバーであ
り、コイルスプリング30を関連づけている。なお上下
動は、図示していないがカムによって行なわせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アンビルユ
ニットの回転体の回転位置は、部品実装の関係から高精
度を要求される。上記従来のアンビルユニット装置の構
成では、エアシリンダ26の取り付け位置ずれが生じや
すく、回転位置の精度を出しにくい。また、エアシリン
ダ26より回転体28に至る駆動伝達系におけるジョイ
ント部に複数のロックナットを要し、その寸法精度の調
整が容易ではない。さらに、回転位置決めのストッパー
に作動部材を衝突させるため、その衝撃で前記ジョイン
ト部にガタを生じさせ、あるいはストッパー部の部材の
磨耗が生じて、回転体28の正確な回転位置が得られに
くい。
【0006】本発明は前記従来の問題に留意し、回転体
の回転位置を正確に出せる自動部品実装機のアンビル装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、自動部品実装機のアンビル装置において、プ
リント基板の所要位置に案内された電子部品のリード端
子を処理する下部アンビルユニットの回転体をACサー
ボモータによって回転制御する構成としたものである。
【0008】この発明によれば、回転体の回転位置を正
確に出せる自動部品実装機のアンビル装置とすることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリント基板の所要位置に電子部品を案内する上部
アンビルユニットと、前記プリント基板の所要位置に案
内された電子部品のリード端子を処理する下部アンビル
ユニットよりなり、前記下部アンビルユニットの回転体
をACサーボモータによって回転制御する自動部品実装
機のアンビル装置の構成としたものであり、ACサーボ
モータはきわめて正確に回転制御できることから、これ
によって回転させられる下部アンビルユニットの回転体
は所要位置に正確に回転し、プリント基板に実装される
電子部品のリード端子の処理を確実に行なう。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、プリン
ト基板の所要位置に電子部品を案内する上部アンビルユ
ニットと、前記プリント基板の所要位置に案内された電
子部品のリード端子を処理する下部アンビルユニットよ
りなり、前記上部アンビルユニットの回転体をACサー
ボモータによって回転制御する自動部品実装機のアンビ
ル装置の構成としたものであり、ACサーボモータはき
わめて正確に回転制御できることから、これによって回
転させられる上部アンビルユニットの回転体は所要位置
に正確に回転し、保持した電子部品をプリント基板の所
定の位置に案内する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
3に記載の自動部品実装機のアンビル装置において、回
転体の回転を少なくとも270°の範囲にわたって制御
する構成としたものであり、電子部品の正負2つのリー
ド端子はプリント基板上のX軸、Y軸いずれにも配列で
き、しかも、正負の位置が反転した状態にして正確に実
装することができる。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の自動部
品実装機のアンビル装置の概略を示す斜視図、図2は同
装置における下部アンビルユニットの要部断面図であ
る。
【0013】図1および図2において1は上部アンビル
ユニット、2は下部アンビルユニットであり、前記上部
アンビルユニット1はガイドチャック3、移し替えチャ
ック4、挿入プッシャー5等を備え、回転と上下動作を
して電子部品6を下方のプリント基板7の実装位置に案
内し、かつリード端子をプリント基板7の端子孔に挿入
させる。下部アンビルユニット2はプリント基板7の下
方に配置され、上部にはリードガイドピン8、機能機構
部9等を備え、下部には回転および上下動の駆動機構部
10を持ち、プリント基板7の実装位置に案内された電
子部品6の前記プリント基板7下部におけるリード端子
を切断、折曲処理する動作をする。
【0014】前記下部アンビルユニット2の駆動機構部
10における回転体11にはタイミングギヤ12を設け
てあり、このタイミングギヤ12はタイミングベルト1
3によってACサーボモータ14に連結され、ACサー
ボモータ14によって前記回転体11が回転されるよう
になっている。図2中の15は下部アンビルユニット2
を取り付ける本体ベース、16は本体外筐、17はアン
ギュラベアリング、18、19はスライドブッシュを示
す。なお、上部アンビルユニット1の駆動部ならびに下
部アンビルユニット2の上下動機構の詳細は省略する。
【0015】上記構成において、ACサーボモータ14
はいわゆるパルス制御によりその回転角を極めて正確に
制御できる。したがって、これにタイミングベルト13
を介して駆動される下部アンビルユニット2の回転体1
1は、所定の回転位置に精度高く回転させられる。
【0016】この構成においては、従来のようにエアシ
リンダやコネクタロッド、そしてストッパーを全く必要
としないので、その取り付け位置ずれ、連結部のガタ、
寸法誤差等による回転位置ずれがなく、正確な電子部品
の実装を実現する。
【0017】(実施の形態2)図3および図4は本発明
の実施の形態2の自動部品実装機のアンビル装置におけ
る上部アンビルユニット1の駆動部を示す。
【0018】この実施の形態2も駆動源としてACサー
ボモータ20を用いており、その出力軸21のプーリ2
2と、上部アンビルユニット1の回転体23のタイミン
グプーリ24間にタイミングベルト25を懸架して駆動
伝達系を構成している。
【0019】この実施の形態2においても、ACサーボ
モータ20はいわゆるパルス制御によりその回転角を極
めて正確に制御できる。したがって、これにタイミング
ベルト25を介して駆動される上部アンビルユニット1
の回転体23は、所定の回転位置に精度高く回転させら
れる。
【0020】この構成においては、従来のようにエアシ
リンダやコネクタロッド、そしてストッパーを全く必要
としないので、その取り付け位置ずれ、連結部のガタ、
寸法誤差等による回転位置ずれがなく、正確な電子部品
の実装を実現する。
【0021】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3のACサーボモータの動作説明図を示す。
【0022】上部アンビルユニット1は、その主機能が
電子部品の正負2つのリード端子をプリント基板の端子
孔に挿入し、かつ、押し込むことから、実装時に保持し
た電子部品のリード端子がプリント基板の端子孔に正確
に対向する位置に制御しなければならない。
【0023】ここで、その駆動源はACサーボモータで
あることから、精度よく位置制御できることは先の実施
の形態の説明より明らかなところであるが、本実施の形
態3では図5に示すように、上部アンビルユニット1の
回転体を少なくとも0〜270°の範囲にわたり回転制
御できるようにしたことを特徴としている。
【0024】一般に電子部品の多くは、図示のように2
つの正負のリード端子a、bを持っており、プリント基
板の配線の状態によってX軸またはY軸にリード端子
a、bが配列され、しかも、正負極が反転した位置とな
る場合もある。ここで270°にわたる範囲に電子部品
を回転制御できるようにしているので、図示A、B、
C、Dの各状態に対応できることになり、その実装をよ
り有利にすることができる。
【0025】なお、説明では電子部品が2つのリード端
子を持つものとしたが、半導体のように3つ、あるいは
それ以上の数のリード端子を持つ電子部品でも適用でき
ることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は自動部品実装機のアンビル装置における回転の駆動源
としてACサーボモータを備え、前記ACサーボモータ
によってアンビル装置の回転体を所要の回転位置に回転
制御する構成としたので、ACサーボモータはその回転
角を極めて正確に制御でき、したがって、駆動されるア
ンビルユニットの回転体は所定の回転位置に精度高く回
転させられる。そして、従来のようにエアシリンダやコ
ネクタロッド、そしてストッパーを全く必要としないの
で、その取り付け位置ずれ、連結部のガタ、寸法誤差等
による回転位置ずれがなく、正確な電子部品の実装を実
現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の自動部品実装機のアン
ビル装置の概略を示す斜視図
【図2】同装置における下部アンビルユニットの要部断
面図
【図3】本発明の実施の形態2の自動部品実装機のアン
ビル装置における上部アンビルユニットの駆動部の断側
面図
【図4】同上部アンビルユニットの駆動系を示す説明図
【図5】本発明の実施の形態3のACサーボモータの動
作説明図
【図6】従来の自動部品実装機のアンビル装置の概略を
示す斜視図
【図7】同アンビル装置の駆動系を示す斜視図
【符号の説明】
1 上部アンビルユニット 2 下部アンビルユニット 3 ガイドチャック 4 移し替えチャック 5 挿入プッシャー 6 電子部品 7 プリント基板 8 リードガイドピン 9 機能機構部 10 駆動機構部 11 回転体 12 タイミングギヤ 13 タイミングベルト 14 ACサーボモータ 15 本体テーブルベース 16 本体外筐 17 アンギュラベアリング 18 スライドブッシュ 19 スライドブッシュ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板の所要位置に電子部品を案内
    する上部アンビルユニットと、前記プリント基板の所要
    位置に案内された電子部品のリード端子を処理する下部
    アンビルユニットよりなり、前記下部アンビルユニット
    の回転体をACサーボモータによって回転制御する構成
    としたことを特徴とする自動部品実装機のアンビル装
    置。
  2. 【請求項2】プリント基板の所要位置に電子部品を案内
    する上部アンビルユニットと、前記プリント基板の所要
    位置に案内された電子部品のリード端子を処理する下部
    アンビルユニットよりなり、前記上部アンビルユニット
    の回転体をACサーボモータによって回転制御する構成
    としたことを特徴とする自動部品実装機のアンビル装
    置。
  3. 【請求項3】回転体の回転を少なくとも270°の範囲
    にわたって制御することを特徴とする請求項2に記載の
    自動部品実装機のアンビル装置。
JP7353754A 1995-12-28 1995-12-28 自動部品実装機のアンビル装置 Pending JPH09186497A (ja)

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JP7353754A JPH09186497A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 自動部品実装機のアンビル装置

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JPH09186497A true JPH09186497A (ja) 1997-07-15

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JP7353754A Pending JPH09186497A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 自動部品実装機のアンビル装置

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