JPH0918544A - アクセス制御装置 - Google Patents

アクセス制御装置

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Publication number
JPH0918544A
JPH0918544A JP7163775A JP16377595A JPH0918544A JP H0918544 A JPH0918544 A JP H0918544A JP 7163775 A JP7163775 A JP 7163775A JP 16377595 A JP16377595 A JP 16377595A JP H0918544 A JPH0918544 A JP H0918544A
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JP
Japan
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time
transmission
signal
access control
transmitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP7163775A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Hosokawa
智弘 細川
Mitsunobu Kuroda
光信 黒田
Moroo Ogawa
師生 小川
Hirotatsu Shinomiya
弘達 篠宮
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信開始のタイミングを合わせる必要がな
く、かつ、通信停滞を少なくすることのできるアクセス
制御装置を提供する。 【構成】 無信号時間計測部1aは、通信線Ca上の無
信号状態の継続時間を計測して、計測値を送信制御部1
dに送信する。時間設定部1cは、送信器から送信要請
があると、送信開始の許可条件としての時間の設定を行
い、設定時間を送信制御部1dに出力する。送信制御部
1dは、時間設定部1cからの設定時間が入力される
と、無信号時間計測部1aの計測値と時間設定部1cの
設定時間とを比較し、計測値が設定時間以上ならば、直
ちに送信信号の送信を開始し、計測値が設定時間未満な
らば、計測値が設定時間以上となるまで送信待機する。
衝突検出部1bは、送信した信号の衝突を検出すると、
衝突情報を出力し、送信制御部1dは衝突情報が入力さ
れると、送信を中止して時間設定部1cで設定された再
送時の設定時間に基づいて、中止した送信の再送を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の送信器及び受信
器が通信線を介して通信を行う通信ネットワークへの各
送信器のアクセス制御を行うアクセス制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、送信器の送信の制御を行うも
のとして、アクセス制御装置が用いられている。アクセ
ス制御装置において、アクセス制御を行う場合には、 (1)送信器限定:通信線上に複数の送信が同時に出さ
れて、送信信号が破壊されるのを抑制する (2)優先付け:優先させるべき送信から順に通信線を
使用させる (3)公平化:各送信器が送信を開始するまでに要する
時間のばらつきを抑えるという3つの主たる課題が挙げ
られる。
【0003】1つめの課題を解決する方法として、一般
的にCSMA/CD方式と呼ばれるアクセス制御方式が
ある。細部の方式としては様々な方式があるが、共通し
ている基本動作として、アクセス制御装置は、送信器か
らの送信要請があると、通信線上に他の送信器からの送
信があるか否かを検出し、他の送信器の送信が検出され
た場合には、自己の送信を見合わせ、検出されなかった
場合には、自己の送信を開始する。
【0004】このとき、ほぼ同時に開始される送信につ
いては、アクセス制御装置は、互いに気づかずに共に送
信を開始する可能性があるため、アクセス制御装置は、
送信している間も、通信線上の信号を監視し、この信号
と送信内容に差異が生じた場合には、他の送信器から送
信される信号と衝突して送信内容が破壊されたと判断し
て送信を停止する。
【0005】CSMA/CD方式では、停止の方法とし
て、全器停止型と勝ち残り型(非破壊調停型)との2つ
の方法がある。全器停止型とは、衝突を検出した送信器
に対して、一定時間ジャム信号を送信し、送信が衝突し
た全ての送信器が確実に衝突を検出して送信を停止する
ようにした方法であり、勝ち残り型(非破壊調停型)
は、通信線上での信号の優劣(信号1と信号0が同時に
印加されても通信線上は1になる等)を利用して、衝突
を検出した劣勢の送信器は送信を停止するが、優勢な信
号を送信している送信器は最後まで送信を続けるという
方法である。
【0006】2つめと3つめの課題を解決する方法とし
て、各アクセス制御装置は、通信線上の無信号状態の長
さ(無信号時間)を計測し、各アクセス制御装置が送信
器に個別に所定の時間を設定し、設定された時間が短い
送信器の信号が送信されるようになっており、全器停止
型の場合には、優先させたい送信器の設定時間を短くす
るという方法が用いられる。
【0007】また、勝ち残り型(非破壊調停型)の場合
には、送信する信号の先頭に優先コードを付け、優先さ
せたい送信ほど、勝ち残りの際に優勢となるコードを与
えるという方法が用いられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なアクセス制御装置においては、全器停止型の場合に
は、同時送信を防ぐために各送信器毎に設定される所定
時間をランダム化する必要があるため、優先付けのため
の所定時間の設定の種類が少数に限られ、複数の優先付
け因子を扱うのは困難であった。また、同時送信の可能
性を完全に排除できないため、衝突が繰り返され、通信
が停滞するという問題があった。
【0009】勝ち残り型(非破壊調停型)の場合には、
送信要請のある全ての送信器の送信を殺到させた上で勝
ち残らせるため、信号が乱される程度が大きく、また、
優先コード同士を正しく競合させるため、送信開始タイ
ミングを合わせる必要があるため、高度な制御を要し
た。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、送信開始のタイミン
グを合わせる必要がなく、かつ、通信停滞を少なくする
ことのできるアクセス制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信器の通信線への送信の制御を行うアクセス制御装置
において、通信線上の無信号状態の時間を計測する無信
号時間計測部と、送信器からの送信信号と通信線上の信
号とを比較して他の信号との衝突を検出する衝突検出部
と、所定の時間を設定する時間設定部と、送信信号の制
御を行う送信制御部とを有してなり、該送信制御部は、
前記無信号時間計測部で計測された計測値と前記時間設
定部で設定された設定時間とを比較し、前記計測値が設
定時間以上となったときに送信器からの送信信号の送信
を行い、送信中に前記衝突検出部で衝突が検出されると
送信を中止して、前記時間設定部で設定された設定時間
に基づいて中止された送信信号の再送を行うようにした
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のア
クセス制御装置において、前記時間設定部は、前記設定
時間に差異を設けて、送信の優先付けを行うようにした
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定
部は、前記衝突検出部で衝突が検出されると、衝突が検
出されたときに設定されていた設定時間よりも短い設定
時間を設定するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定
部は、前記送信器からの送信要請がなされてからの時間
が長くなるにしたがって、前記設定時間を短くするよう
にし、前記送信制御部が送信を終了すると、前記設定時
間を所定の値に設定するようにしたことを特徴とするも
のである。請求項5記載の発明は、請求項1または請求
項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定部
は、前記送信器からの送信要請がなされてから前記通信
線上に現れる所定長以上の無信号状態の数をカウント
し、前記カウント値が大きくなるにしたがって、前記設
定時間を短くするようにし、前記送信制御部が送信を終
了すると、前記設定時間を所定の値に設定するようにし
たことを特徴とするものである。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記設定時間
と前記計測値との差が、一定のしきい値以下になれば、
前記時間設定部は、一定のしきい値以下になったときに
設定されていた設定時間よりも短い設定時間を設定する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明は、送信器の通信線への送
信の制御を行うアクセス制御装置において、通信線上の
無信号状態の時間を計測する無信号時間計測部と、送信
器からの送信信号と通信線上の信号とを比較して他の信
号との衝突を検出する衝突検出部と、所定の時間を設定
する時間設定部と、送信信号の制御を行う送信制御部と
を有してなり、該送信制御部は、前記無信号時間計測部
で計測された計測値と前記時間設定部で設定された設定
時間とを比較し、前記計測値が設定時間以上となったと
きに送信器からの送信信号の送信を行い、送信中に前記
衝突検出部で衝突が検出されると送信を中止して、前記
時間設定部で設定された設定時間に基づいて中止された
送信信号の再送を行うようにしており、通信線に同時に
殺到する送信数が抑えられ、送信,競合エラーを低減す
ることができる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載のア
クセス制御装置において、前記設定時間に差異を設けて
おり、複数の独立した優先化因子による優先付けを行う
ことができ、かつ、送信開始のタイミングを合わせなく
て良い。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定
部は、前記衝突検出部で衝突が検出されると、衝突が検
出されたときに設定されていた設定時間よりも短い設定
時間を設定するようにしており、各送信についての送信
所要時間の公平化を図ることができる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定
部は、前記送信器からの送信要請がなされてからの時間
が長くなるにしたがって、前記設定時間を短くするよう
にし、前記送信制御部が送信を終了すると、前記設定時
間を所定の値に設定するようにしており、各送信につい
ての送信所要時間の公平化を図ることができる。請求項
5記載の発明は、請求項1または請求項2記載のアクセ
ス制御装置において、前記時間設定部は、前記送信器か
らの送信要請がなされてから前記通信線上に現れる所定
長以上の無信号状態の数をカウントし、前記カウント値
が大きくなるにしたがって、前記設定時間を短くするよ
うにし、前記送信制御部が送信を終了すると、前記設定
時間を所定の値に設定するようにしており、各送信につ
いての送信所要時間の公平化を図ることができる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記設定時間
と前記計測値との差が、一定のしきい値以下になれば、
前記時間設定部は、一定のしきい値以下になったときに
設定されていた設定時間よりも短い設定時間を設定する
ようにしており、各送信についての送信所要時間の公平
化を図ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係るアクセス
制御装置1を示す全体構成図である。アクセス制御装置
1は、無信号時間計測部1aと、時間設定部1bと、衝
突検出部1cと、送信制御部1dとを有して成り、複数
のアクセス制御装置が通信線Caに接続されて通信ネッ
トワークを構成している。無信号時間計測部1aは、通
信線Ca上の一続きの無信号状態の時間(無信号時間)
を計測して、送信制御部1dに対して計測値を出力する
ものであり、通信線Ca上に送信信号が現れると計測値
は0に戻される。衝突検出部1bは、自己が送信した送
信信号と通信線Ca上の信号とを監視し、送信信号が正
しく送信されているかを判断し、自己が送信した送信信
号と通信線Ca上の信号とが不一致である場合には、時
間設定部1c及び送信制御部1dに対して衝突情報を出
力する。時間設定部1cは、送信器からの送信要請がな
されたときに、信号の送信開始の許可条件としての時間
の設定を行うとともに、衝突検出部1bから衝突情報が
入力されると、送信信号の再送のための許可条件として
の時間の設定を行い、このとき、初送のときの設定時間
よりも短い時間が設定される。送信制御部1dは、送信
器から送信要請を受けると、無信号時間計測部1aで計
測された計測値と時間設定部1cで設定された設定時間
との比較を行い、計測値が設定時間未満である場合には
送信信号の送信を行わず、計測値が設定時間以上である
場合には送信信号の送信を行い、更に、衝突検出部1b
から衝突情報が入力されると、現在行っている送信信号
の送信を停止し、停止した送信信号を、時間設定部1c
で再設定された設定時間に基づいて再送を行うものであ
る。
【0022】以下、本実施例の動作について説明を行
う。図2は、本実施例に係るアクセス制御装置1におけ
る設定時間の設定の一例を示す模式図である。無信号時
間計測部1aは、送信器からの送信要請の有無に関わら
ず、常に現在通信線Ca上に存在している無信号状態の
継続時間を計測して、計測値を送信制御部1dに送信
し、信号線Ca上に信号が現れると計測値は0に戻され
る。
【0023】時間設定部1cは、送信器から送信要請が
あると、送信開始の許可条件としての時間の設定を行
い、設定時間を送信制御部1dに出力する。送信制御部
1dは、時間設定部1cから設定時間が入力されると、
無信号時間計測部1aの計測値と時間設定部1cの設定
時間とを比較し、計測値が設定時間以上ならば、直ちに
送信器からの送信信号の送信を開始し、計測値が設定時
間未満ならば、計測値が設定時間以上となるまで送信待
機する。
【0024】送信信号が通信線Caに送信されると、衝
突検出部1bは、送信信号と通信線Ca上の信号とを比
較し、不一致であることを検出すると、時間設定部1b
及び送信制御部1dに対して衝突情報を出力する。
【0025】時間設定部1cは、衝突情報が入力される
と、設定値を再送時の値にして、送信制御部1dに対し
て設定時間を出力する。送信制御部1dは、衝突情報が
入力されなければ、送信終了まで送信を続けるが、衝突
情報が入力されると、直ちに現在行っている送信を中止
し、中止した送信内容は、時間設定部1cから入力され
た設定時間に基づいて再送される。
【0026】従って、複数の送信器が送信要請をする
と、その後最初に現れる無信号時間の際、送信要請を有
する送信器の内、時間設定部1cの設定時間が最も短く
設定されている送信器が送信を行う。このとき、設定時
間が同一の送信器が複数存在する場合、これらの送信は
同時に開始され、送信される信号内容の勝手な優劣によ
り、1つの送信のみが勝ち残って送信される。
【0027】図3は、本実施例に係る複数の送信器から
の送信信号の優劣の一例を示す模式図であり、図4は、
本実施例に係る複数の送信器からの送信動作の一例を示
す模式図である。信号の優劣により途中停止した送信
は、その後の無信号時間の際に、信号の優劣の判断時に
間に合わない時期に発生した同じ優先順位の初送の送信
信号が発生しても、初送の送信信号に先行して再送され
る。また、再送送信が複数存在する場合、再度再送待機
となるものが存在することになるが、その後の機会に少
なくとも後発の送信信号よりは優先して送信される。即
ち、優先順位が同一の送信に関しては、再送のものは必
ず初送のものより優先して送信される。
【0028】なお、通信線Caが長く使用されていない
状況で発生する送信要請に関しては、送信要請順で送信
信号が送信され、同時発生の場合には、優先順位設定に
関係なく信号内容の優劣により1つの送信信号のみが送
信される。
【0029】従って、本実施例においては、通信線Ca
上に同時に殺到する送信信号の送信数を抑え、送信開始
のタイミングの合わせ込みを不要とすることができる。
【0030】なお、上述の実施例に加えて、更に、図5
に示すように、無信号時間計測部1aの計測値が、時間
設定部1cの設定時間に対し、一定のしきい値(各送信
器の基準クロック素子のばらつきにより生じうる誤差)
以内まで接近した場合、設定時間を再送の時の値に切り
換えるようにすれば、設定時間が同じ場合で、かつ、各
送信器の基準クロック素子にある程度以上誤差がある場
合、送信開始時期にずれが生じて、送信を行うのが遅か
った送信器が、送信を行うのが早かった送信器の送信を
通信線Ca上に検出して送信を見合わせた場合において
も、後発の同じ優先順位の送信よりも優先して送信され
るようになる。ただし、この場合において、実際に設定
時間の切り換えは、計測値が0または設定時間以上とな
ってから行われる。図6は、本実施例に係る複数の送信
器からの送信動作の一例を示す模式図である。
【0031】また、図1に示すアクセス制御装置1に、
送信器からの送信要請がなされてから送信を終了するま
での時間を計測する経過時間計測部を付加し、時間設定
部1cは、送信器から送信要請があると、図7に示すよ
うな設定時間を設定して送信を行い、経過時間計測部で
計測された経過時間tが大きくなるに応じて、設定時間
が短くなるようにすることにより、各送信についての送
信所要時間の公平化を図るようにしても良い。例えば、
設定時間の設定は、
【0032】
【数1】
【0033】により行うようにすればよい。更に、図1
に示すアクセス制御装置1に、送信要請が成されてから
送信を終了するまでの間の一定長以上の無信号状態の数
をカウントする無信号状態カウント部を付加し、時間設
定部1cは、送信器から送信要請があると、図8に示す
ような設定時間を設定して送信を行い、無信号状態カウ
ント部でカウントされたカウント数nが大きくなるに応
じて、設定時間が短くなるようにすることにより、各送
信についての送信所要時間の公平化を図るようにしても
良い。例えば、設定時間の設定は、
【0034】
【数2】
【0035】により行うようにすればよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、送信器の通信線
への送信の制御を行うアクセス制御装置において、通信
線上の無信号状態の時間を計測する無信号時間計測部
と、送信器からの送信信号と通信線上の信号とを比較し
て他の信号との衝突を検出する衝突検出部と、所定の時
間を設定する時間設定部と、送信信号の制御を行う送信
制御部とを有してなり、送信制御部は、無信号時間計測
部で計測された計測値と時間設定部で設定された設定時
間とを比較し、計測値が設定時間以上となったときに送
信器からの送信信号の送信を行い、送信中に衝突検出部
で衝突が検出されると送信を中止して、時間設定部で設
定された設定時間に基づいて中止された送信信号の再送
を行うようにしているので、通信線に同時に殺到する送
信数が抑えられ、送信,競合エラーを低減することがで
き、送信開始のタイミングを合わせる必要がなく、か
つ、通信停滞を少なくすることのできるアクセス制御装
置を提供することができた。
【0037】請求項2記載の発明は、請求項1記載のア
クセス制御装置において、時間設定部は、、設定時間に
差異を設けているので、複数の独立した優先化因子によ
る優先付けを行うことができ、かつ、送信開始のタイミ
ングを合わせなくて良い。
【0038】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、時間設定部
は、衝突検出部で衝突が検出されると、衝突が検出され
たときに設定されていた設定時間よりも短い設定時間を
設定するようにしているので、各送信についての送信所
要時間の公平化を図ることができる。
【0039】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、時間設定部
は、送信器からの送信要請がなされてからの時間が長く
なるにしたがって、設定時間を短くするようにし、送信
制御部が送信を終了すると、設定時間を所定の値に設定
するようにしているので、各送信についての送信所要時
間の公平化を図ることができる。請求項5記載の発明
は、請求項1または請求項2記載のアクセス制御装置に
おいて、時間設定部は、送信器からの送信要請がなされ
てから通信線上に現れる所定長以上の無信号状態の数を
カウントし、カウント値が大きくなるにしたがって、設
定時間を短くするようにし、送信制御部が送信を終了す
ると、設定時間を所定の値に設定するようにしているの
で、各送信についての送信所要時間の公平化を図ること
ができる。
【0040】請求項6記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、設定時間と計
測値との差が、一定のしきい値以下になれば、時間設定
部は、一定のしきい値以下になったときに設定されてい
た設定時間よりも短い設定時間を設定するようにしてい
るので、各送信についての送信所要時間の公平化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアクセス制御装置を示
す全体構成図である。
【図2】本実施例に係るアクセス制御装置における設定
時間の設定の一例を示す模式図である。
【図3】本実施例に係る複数の送信器からの送信信号の
優劣の一例を示す模式図である。
【図4】本実施例に係る複数の送信器からの送信動作の
一例を示す模式図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る設定時間の切換動作
の一例を示す模式図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る複数の送信器からの
送信動作の一例を示す模式図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るアクセス制御装置に
おける設定時間の設定の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るアクセス制御装置に
おける設定時間の設定の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 アクセス制御装置 1a 無信号時間計測部 1b 衝突検出部 1c 時間設定部 1d 送信制御部 Ca 通信線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定
部は、前記送信器からの送信要請がなされてからの送信
待機時間が長くなるにしたがって、前記設定時間を短く
るようにしたことを特徴とするものである。請求項5
記載の発明は、請求項1または請求項2記載のアクセス
制御装置において、前記時間設定部は、前記送信器から
の送信要請がなされてから前記通信線上に現れる所定長
以上の無信号状態の数をカウントし、前記カウント値が
大きくなるにしたがって、前記設定時間を短くするよ
にしたことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、前記時間設定
部は、前記送信器からの送信要請がなされてからの送信
待機時間が長くなるにしたがって、前記設定時間を短く
るようにしており、各送信についての送信所要時間の
公平化を図ることができる。請求項5記載の発明は、請
求項1または請求項2記載のアクセス制御装置におい
て、前記時間設定部は、前記送信器からの送信要請がな
されてから前記通信線上に現れる所定長以上の無信号状
態の数をカウントし、前記カウント値が大きくなるにし
たがって、前記設定時間を短くするようにしており、各
送信についての送信所要時間の公平化を図ることができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のアクセス制御装置において、時間設定部
は、送信器からの送信要請がなされてからの送信待機
間が長くなるにしたがって、設定時間を短くするように
しているので、各送信についての送信所要時間の公平化
を図ることができる。請求項5記載の発明は、請求項1
または請求項2記載のアクセス制御装置において、時間
設定部は、送信器からの送信要請がなされてから通信線
上に現れる所定長以上の無信号状態の数をカウントし、
カウント値が大きくなるにしたがって、設定時間を短く
るようにしているので、各送信についての送信所要時
間の公平化を図ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠宮 弘達 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信器の通信線への送信の制御を行うア
    クセス制御装置において、通信線上の無信号状態の時間
    を計測する無信号時間計測部と、送信器からの送信信号
    と通信線上の信号とを比較して他の信号との衝突を検出
    する衝突検出部と、所定の時間を設定する時間設定部
    と、送信信号の制御を行う送信制御部とを有してなり、
    該送信制御部は、前記無信号時間計測部で計測された計
    測値と前記時間設定部で設定された設定時間とを比較
    し、前記計測値が設定時間以上となったときに送信器か
    らの送信信号の送信を行い、送信中に前記衝突検出部で
    衝突が検出されると送信を中止して、前記時間設定部で
    設定された設定時間に基づいて中止された送信信号の再
    送を行うようにしたことを特徴とするアクセス制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記時間設定部は、前記設定時間に差異
    を設けて、送信の優先付けを行うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のアクセス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記時間設定部は、前記衝突検出部で衝
    突が検出されると、衝突が検出されたときに設定されて
    いた設定時間よりも短い設定時間を設定するようにした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアクセ
    ス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記時間設定部は、前記送信器からの送
    信要請がなされてからの時間が長くなるにしたがって、
    前記設定時間を短くするようにし、前記送信制御部が送
    信を終了すると、前記設定時間を所定の値に設定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のアクセス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記時間設定部は、前記送信器からの送
    信要請がなされてから前記通信線上に現れる所定長以上
    の無信号状態の数をカウントし、前記カウント値が大き
    くなるにしたがって、前記設定時間を短くするように
    し、前記送信制御部が送信を終了すると、前記設定時間
    を所定の値に設定するようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のアクセス制御装置。
  6. 【請求項6】 前記設定時間と前記計測値との差が、一
    定のしきい値以下になれば、前記時間設定部は、一定の
    しきい値以下になったときに設定されていた設定時間よ
    りも短い設定時間を設定するようにしたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のアクセス制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352700A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Sony Corp 通信システム、通信装置および方法、並びにプログラム
JP2007288378A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Fujitsu Ltd データ通信プログラム、データ通信方法および携帯端末装置

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