JPH09184893A - 原子炉用の燃料バンドル集合体 - Google Patents

原子炉用の燃料バンドル集合体

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JPH09184893A
JPH09184893A JP8267635A JP26763596A JPH09184893A JP H09184893 A JPH09184893 A JP H09184893A JP 8267635 A JP8267635 A JP 8267635A JP 26763596 A JP26763596 A JP 26763596A JP H09184893 A JPH09184893 A JP H09184893A
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    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/33Supporting or hanging of elements in the bundle; Means forming part of the bundle for inserting it into, or removing it from, the core; Means for coupling adjacent bundles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部タイプレートを除去した原子炉用の燃料
バンドル集合体を提供する。 【解決手段】 燃料バンドル集合体60は、下部タイプ
レート64と、下部タイプレート64の下方に位置して
いる移行部品66と、下部タイプレート64上に据え付
けられており、集合体60の上端部に向かって平行な関
係で伸びている複数の燃料棒62及び少なくとも1つの
ウォータ・ロッド74と、ウォータ・ロッド74に沿っ
て軸方向に隔設されていると共に燃料棒を横方向に支持
する手段を含んでいる複数のスペーサ72と、集合体6
0の上端部で耐負荷部材に連結されており、複数の非耐
負荷燃料棒が下部タイプレート64及びスペーサ72に
よってのみ支持されるよう構成されているハンドル・バ
ー・アセンブリ82とを含んでいる。燃料バンドル集合
体持ち上げ荷重が燃料棒のうちのいくつかを含んでいる
耐負荷部材によって又は少なくとも1つのウォータ・ロ
ッド74によって支えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には、沸騰水型原
子炉の燃料バンドル集合体に関し、具体的には、従来の
上部タイプレートを排除した燃料バンドル集合体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】核燃料集合体は、核分裂性燃料を収納し
ている平行なロッド(棒)のマトリクス及び/又は水の
冷却材流で構成されている。燃料棒は頂端部及び底端部
で、燃料棒に溶接された端栓によって密封されている。
これらの平行な棒は、燃料集合体の長さに沿って周期的
に配置されたスペーサ・メッシュ(網目)によって、横
方向の固定された間隔に保持されている。燃料棒のマト
リクスは底部で、下部タイプレートによって支持されて
おり、下部タイプレートは、燃料棒の下部端栓を横方向
に案内していると共に、燃料集合体に流入する冷却材流
の入口を形成している流孔を含んでいる。同様に、ロッ
ド・マトリクスの頂端部は、上部タイプレートによって
覆われており、上部タイプレートは、燃料棒の上部端栓
を横方向に拘束していると共に、燃料集合体から流出す
る冷却材流の出口を形成している流孔を含んでいる。各
々の燃料バンドルは、やはり上部タイプレートと下部タ
イプレートとの間に伸びている開放端チャンネル内に包
囲されている。
【0003】燃料集合体を持ち上げる目的と、下部タイ
プレートと上部タイプレートとの間に固定された距離を
保持する目的とのために、ウォータ・ロッド及び/又は
燃料棒のうちの1つ又は複数を、下部タイプレートと上
部タイプレートとの両者に対して何らかの手段によって
堅固に締結するための構造部材として用いることができ
る。集合体内の構造部材として用いられないその他の燃
料棒及び/又はウォータ・ロッドは、ねじ式ジョイント
若しくはその他の着脱自在のジョイントによって下部タ
イプレートに拘束されているか、又は上部タイプレート
若しくは伸張ばねによって下部タイプレートからの離昇
を防止されている。上部タイプレートの孔を貫通して上
部端栓の小径部分が典型的には伸びているので、燃料棒
は、上部端栓のショルダが上部タイプレートに接触する
まで、又は伸張ばねが完全に圧縮されるまで、長さ方向
に自由に伸張することができる。
【0004】図1(A)は、沸騰水型原子炉用の従来の
燃料バンドル集合体の構成要素を簡略化された形態で示
している。具体的には、燃料バンドル集合体10は複数
の燃料棒12を含んでおり、複数の燃料棒12は、上部
タイプレート14と下部タイプレート16との間に平行
な関係で伸びている。燃料棒12は典型的には、図1
(B)で最もよくわかるように正方形の配列を成して配
設されている。燃料棒配列内の中央には、やはり上部タ
イプレートと下部タイプレートとの間に伸びているウォ
ータ・ロッド18が配置されている。図示の下部タイプ
レート16は、移行部品TPと一体化した部品であり、
移行部品TPは、その下端部に冷却材入口20を含んで
いる。燃料バンドル全体は、実質的に正方形の断面を有
している開放端チャンネル22内に包囲されている(こ
れも図1(B)を参照)。
【0005】燃料棒には典型的には、上端部及び下端部
に端栓24及び26が設けられている。下部端栓26
は、下部タイプレート16に形成された開口28内に据
え付けられている。下部タイプレート16には又、複数
の冷却材流開口30が形成されている。同様に、燃料棒
12の上部端栓24は、上部タイプレート14に形成さ
れた開口32内に据え付けられており、上部タイプレー
ト14には冷却材流開口34が設けられている。燃料棒
端栓を受け入れる開口及び冷却材流開口の構成は、図1
(B)に示す上部タイプレートのグリッド(格子)型の
構成から明らかであり、下部タイプレート16にも同様
のグリッド型の構成が設けられている。
【0006】この従来の構成では、ウォータ・ロッド1
8は、それによって燃料バンドル集合体がハンドル46
を介して持ち上げられ得るような耐負荷(load bearin
g)構造である。更に具体的には、ウォータ・ロッド1
8は、ねじ式スタッド又はねじ式端栓36によって下部
タイプレート16内にねじ嵌めされており、他方、ウォ
ータ・ロッド18の上端部は、ねじ式スタッド38とナ
ット40とによって上部タイプレート14にねじ式で固
定されている。全体的にこの型を有している構成は、米
国特許第5,327,471号に記載されている。
【0007】ウォータ・ロッドには又、その下端部に複
数の側面冷却材入口開口42と、上端部に複数の側面出
口開口44とが形成されている。軸方向に向いた開口の
ようなその他の冷却材開口構成も又、一般的である(上
述の米国特許第5,327,471号を参照)。又、こ
こで注記しておくと、上部タイプレート14は、上部タ
イプレート延長部48及び50によってチャンネル22
を支持することができ、上部タイプレート延長部48及
び50は、チャンネルの上端部に溶接されたコーナ・ガ
セット52及び54を直接押圧している。又、チャンネ
ルの一方の端部にはチャンネル・ガイド56が固定され
ており、従来の方式で、原子炉内の隣接した各燃料バン
ドル集合体の間隔を保持するように作用している。この
構成を用いると、ウォータ・ロッド18が耐負荷部材で
ある一方で、上部タイプレート14がチャンネル22に
連結されているので、チャンネルは、燃料バンドルと共
に炉心の外部に持ち上げられる。しかしながら、ボルト
58を取り外すことにより、上部タイプレートをチャン
ネルから切り離すことも可能であり、燃料バンドル集合
体からチャンネルのみを持ち上げることができる。
【0008】上部端栓ショルダ59を下方に押圧し、燃
料棒を下部タイプレート16に向けて下方に偏圧するた
めに、伸張ばね(図示されていない)を用いることがで
きる。このようなばねは通常の方式で、ショルダ59と
タイプレート14の下側との間に伸びているので、燃料
棒は、ばねが上部端栓ショルダと上部タイプレートとの
間で完全に圧縮されるまで長さ方向に自由に伸縮するこ
とができる。伸張ばねを用いている場合、構造部材とし
て用いられているロッド(提示した例では、ウォータ・
ロッド18)は典型的には、引っ張り方向の荷重を加え
られ、伸張ばねを備えた残りのロッドは、圧縮方向の荷
重を加えられる。
【0009】核燃料集合体の設計において、極めて高い
燃焼能力を限定している制約の1つは、核分裂ガスの放
出による燃料棒内の昇圧である。又、高い燃焼度におい
ては、燃料棒とウォータ・ロッドとの照射成長の差がよ
り重大になり、現状の上部タイプレート設計において
は、ボスによって横方向に案内されている端栓延長部を
非常に長くする必要がある。これらの端栓延長部を長く
すると、核分裂ガス放出に適応するために用いられてい
る燃料棒プレナムに使用することのできる長さが短くな
る。現状で用いられている上部タイプレート及び上部端
栓の設計は、複雑な機械加工を要求すると共に、これら
の構成要素は、伸縮ばねも同様であるが、高経費であ
る。
【0010】
【発明の開示】従って、本発明の目的は、上述の問題に
対処することにあると共に、現状では燃料棒の上端部を
横方向に案内している上部タイプレートのグリッド構造
を完全に排除して、比較的小さなハンドル・バー・アセ
ンブリのみを採用することを含んでいる。ハンドル・バ
ー・アセンブリは、構造部材として用いられている燃料
棒及び/又はウォータ・ロッドに直接取り付けられてい
ると共に、選択によりチャンネルにも取り付けられてい
る。上部タイプレートのグリッドを除去することによ
り、燃料棒は、燃料集合体の上部ハンドル及び燃料取扱
装置に対して適当なクリアランスが保持される点にまで
長さ方向に伸長することができる。又、上部端栓を短縮
することもでき、これにより燃料棒プレナムの長さを更
に延長することができる。又、複雑なグリッド構造を有
している上部タイプレートを排除すると、バンドルの頂
部における流れの制約及び圧力低下(圧損)が減少する
と共に燃料集合体の組立の全体経費を抑える好機が得ら
れる。
【0011】更なる利点は、バンドルの上端部から他の
構造部材を何ら取り外す必要なしに、バンドルから一部
の燃料棒を取り出し得ることにある。ここに開示する発
明は、燃料集合体の長さに沿って周期的に配置されてい
るスペーサ・メッシュによって固定された距離に保たれ
た間隔を有している平行な燃料棒及び/又はウォータ・
ロッドを含んでいる。従来技術と同様に、燃料棒のマト
リクスは、その底部で下部タイプレートによって支持さ
れており、下部タイプレートは又、燃料棒下部端栓を横
方向に案内している。ウォータ・ロッド及び/又は燃料
棒のうちの1つ又は複数は、構造部材(即ち、耐負荷部
材)として用いられており、燃料集合体を持ち上げる目
的のために、適当な手段によって下部タイプレートに締
結されている。頂端部には、ハンドル・バー・アセンブ
リが用いられており、ハンドル・バー・アセンブリは、
バンドルを持ち上げるハンドルと、燃料集合体を持ち上
げるために用いられている前述の耐負荷燃料棒及び/又
は耐負荷ウォータ・ロッドに対してハンドル・バー・ア
センブリを固定する取り付け機構とを含んでいる。
【0012】本発明の一実施例では、ハンドル・バー・
アセンブリは、耐負荷ウォータ・ロッドによってワンピ
ース型下部タイプレート/移行部品に堅固に取り付けら
れている。ハンドル・バー・アセンブリは又、ボルトに
よってチャンネルの1つのコーナ(角)でチャンネルに
取り付けられているが、チャンネルは、下部タイプレー
ト/移行部品に堅固に取り付けられてはいない。この構
成では、チャンネルは燃料バンドル集合体と共に持ち上
げられるが、チャンネルはチャンネル自体の重量以外に
はいかなる荷重も支えない。ボルトを取り外すことによ
り、チャンネルのみを上方に持ち上げることができ、従
って、バンドルから別個に取り外すことができる。
【0013】もう1つの実施例では、ハンドル・バー・
アセンブリは、上述と同様にウォータ・ロッドを介して
下部タイプレートに取り付けられているが、ハンドル・
バー・アセンブリには又、ばね押し式ラッチ・アームが
設けられており、これらのラッチ・アームは、ハンドル
・バー・アセンブリをチャンネルに着脱自在に取り付け
るように作用している。次いでチャンネルは、ねじその
他によって移行部品(下部タイプレートを支持してはい
るが、それ以外では下部タイプレートに取り付けられて
いない。)に堅固に固定されている。このようにして、
主要な構造部材、即ちウォータ・ロッドが故障した場合
には、チャンネル自体がバックアップの又は冗長的な耐
負荷部材となる。チャンネルをハンドル・バー・アセン
ブリから切り離すことにより、上部タイプレートと、下
部タイプレートと、燃料棒と、ウォータ・ロッドとを含
んでいる燃料集合体をチャンネルの外部に持ち上げるこ
とができる。
【0014】もう1つの実施例であって、好適な実施例
では、下部タイプレートはやはり、移行部材とは別個に
形成されていると共に、移行部材から取り外すことがで
きる。ハンドル・バー・アセンブリは、一対の耐負荷ウ
ォータ・ロッドによって下部タイプレートに固定されて
いる。上述の実施例と同様に、ハンドル・バー・アセン
ブリ内のばね押し式ラッチ・アームが、チャンネルの相
対向しているコーナにある開口に係合している。燃料バ
ンドル集合体の下端部では、チャンネルは、ねじ又はそ
の他の適切な手段によって移行部材に取り付けられてい
る。この好適な構成における持ち上げ方の選択肢は、直
前に記述したものと同様である。
【0015】上部タイプレートのグリッドが除去されて
いるので、構造部材ではない他の燃料棒及びウォータ・
ロッドの上端部は自由である。必要である又は望ましい
と考えられるならば、最上段の(又は追加の)スペーサ
をロッドの上端部の付近に配置して、横方向の支持を提
供してもよい。上部端栓は燃料棒の上端部を密封する機
能のみを果たしているので、今や極めて短い上部端栓を
用いることができ、従って、燃料棒のプレナム領域を延
長することができる。
【0016】ここに記載した例示的な各実施例では、耐
負荷構造部材として1つ又は複数のウォータ・ロッド
(典型的には、1つ又は2つが用いられる)が利用され
ている。しかしながら、本発明の主要な特徴、即ち上部
タイプレートの除去は、燃料入りタイ・ロッド又はその
他の持ち上げ用ロッドを耐負荷部材として用いるような
他の燃料バンドル設計にも組み込み得ることを了解され
たい。
【0017】本発明は広い観点では、原子炉用の燃料バ
ンドル集合体に関し、この燃料バンドル集合体は、下部
タイプレートと、複数の燃料棒と、少なくとも1つのウ
ォータ・ロッドとを含んでいる。複数の燃料棒及び少な
くとも1つのウォータ・ロッドは、下部タイプレートに
据え付けられていると共に燃料バンドル集合体の上端部
に向かって実質的に平行な関係で伸びている。この場
合、燃料バンドル集合体の持ち上げ荷重は、燃料棒のう
ちのいくつかを含んでいる耐負荷部材によって、又は少
なくとも1つのウォータ・ロッドによって支えられてい
る。燃料バンドル集合体は又、複数のスペーサを含んで
おり、スペーサは、燃料集合体の長さに沿って軸方向に
隔設されていると共に、複数の燃料棒及び少なくとも1
つのウォータ・ロッドを横方向に支持する手段を含んで
いる。燃料バンドル集合体は又、燃料バンドル集合体の
上端部で耐負荷部材に連結されているハンドル・バーを
含んでおり、耐負荷燃料棒以外の複数の燃料棒が、下部
タイプレート及び複数のスペーサのみによって支持され
るようにしている。
【0018】本発明のその他の目的及び利点は、以下の
詳述から明らかになろう。
【0019】
【実施例】図2及び図3は、簡略化された方式で本発明
の特徴を示しており、多くの構成要素は明瞭さと簡便さ
とのために取り除かれている。実際には、図2及び図3
の図示は、図1(A)及び図1(B)に示した従来の構
成と形式的には全般に類似しており、これは本発明の設
計上の特徴の重要な異同を際立たせるためである。
【0020】燃料バンドル集合体60は、下部タイプレ
ート64に支持された複数の燃料棒62(典型的には、
8×8、9×9又は10×10の配列)を含んでいる。
下部タイプレート64は、本実施例では、移行部材又は
下部ノズル66と一体形成されていると共に、液体冷却
材の入口開口68を形成している。チャンネル70は、
バンドル集合体を包囲している。燃料棒62は、従来の
方式で、バンドルに沿って垂直に隔設された複数のスペ
ーサ(2つを点線で参照番号72に示す)によって横方
向に間隔を空けた実質的に平行な構成で保持されてい
る。これらのスペーサは、バンドルの中央を貫通して上
方に伸びている中央に配置されたウォータ・ロッド74
上に装着されている。スペーサをウォータ・ロッドの長
さに沿った所望の軸方向位置に配置するために、ウォー
タ・ロッド74上にタブ76が溶接されている。しかし
ながら、スペーサの特定の構造は本発明の一部ではない
ので、これ以上立ち入る必要はない。但し、最上段のス
ペーサは、付加的な横方向の支持を提供するために、従
来の構造よりも燃料棒62の上端部に近付けて配置され
ていることを銘記されたい。
【0021】現行の燃料バンドル設計では、全長燃料棒
(full length fuel rod)には端栓が設けられており、
端栓は、下部タイプレートに形成されたボス内に据え付
けられている。短尺燃料棒(part length fuel rod)に
は、ロッドを下部タイプレート64内で保持するための
付加的な手段が設けられていることが好ましく、これは
通常、例えばねじ嵌めによって達成されている。図2に
示すように、燃料棒62には、その下端部に端栓78が
嵌め込まれており、端栓78は、下部タイプレート64
に形成されたボス内に従来の方式で単純に据え付けられ
ている。その他の保持手段、例えばばね式フィンガ(後
に詳述する)又は差し込み型連結部で形成された端栓は
短尺燃料棒に適しているが、この種の締結具は又、全長
燃料棒についても望ましい場合がある。しかしながら、
強化された締結は、本発明の目的のためには本質的でな
いと考えられる。
【0022】ウォータ・ロッド72にも又、下部端栓8
0が設けられており、下部端栓80は好ましくは、下部
タイプレート64内にねじ嵌めされている。燃料バンド
ル集合体60の上端部では、通常ならば燃料棒62の上
端部を受け入れていると共にタイ・ロッドとして作用す
る特殊な燃料棒に堅固に連結している(タイロッドは
又、下部タイプレートにも堅固に連結されている)従来
の上部タイプレートが除去されている。その場所に、ね
じ式端栓84及び付設されたナット84′によってウォ
ータ・ロッド74の上端部に堅固に連結しているハンド
ル・バー・アセンブリ又は持ち上げバー・アセンブリ8
2が設けられている。図2に示すように、ハンドル・バ
ー・アセンブリ82は、燃料棒62の上部自由端の上方
に配置されている。ハンドル・バー・アセンブリ82に
は、持ち上げバー86と、図3で最もよくわかるように
本実施例ではバー86と垂直に伸びているハンドル部8
8とが形成されている。持ち上げバー86は、チャンネ
ル70の相対向するコーナに伸びており、チャンネルに
よるハンドル・バー・アセンブリの横方向の拘束を成し
ている。
【0023】ハンドル・バー・アセンブリ82を用い
て、燃料棒と、ウォータ・ロッドと、下部タイプレート
/移行部材とを含んでいる燃料バンドル集合体の全体を
持ち上げることができること、及び持ち上げ荷重は実質
的にウォータ・ロッド74によってのみ支えられること
がわかるであろう。図示の実施例では、持ち上げバー8
6に、上方延長部90及び90′が形成されている。延
長部90′は、チャンネルの1つのコーナのコーナ・ガ
セット92に係合しており、他方、延長部90は、チャ
ンネル70の相対向しているコーナに装着されたチャン
ネル・ガイド94に係合している。ボルト96及び9
6′を用いて、ハンドル・バー・アセンブリをチャンネ
ル70に堅固に固定することができる。この連結を用い
て、チャンネルを持ち上げると共に燃料チャンネルの中
央でウォータ・ロッドを横方向に支持することもでき
る。この構成によって、燃料棒62と、ウォータ・ロッ
ド74と、下部タイプレート/移行部品66と、チャン
ネル70とを含んでいる集合体の全体を、ハンドル・バ
ー・アセンブリ82によって炉心から持ち上げることが
できる。
【0024】加えて、チャンネル・ガイド94並びにボ
ルト96及び96′を取り外すことにより、ハンドル・
バー・アセンブリ82をチャンネル70から切り離すこ
とができ、これにより、チャンネル70のみを集合体か
ら持ち上げることができる。この選択肢は、チャンネル
70がその下端部で下部タイプレート/移行部品66に
取り付けられていないという事実によって容易になって
いる。
【0025】図4及び図5に移ると、本発明のもう1つ
の実施例が図示されており、本実施例は、図2及び図3
に示したものと全般に類似しているが、後述の相違があ
る。簡便のために、先頭に「1」を付加した類似の参照
番号を用いて対応する構成要素を示す。この構成では、
ハンドル・バー・アセンブリ182には、一対の相互に
直交した持ち上げバー186及び187が形成されてお
り、これらの持ち上げバーの端部は、チャンネル170
の4つのコーナに伸びている。持ち上げバー186は、
図2及び図3と関連させて前述したものと同様の方式で
チャンネル170に係合している。バー186と直交し
て伸びているバー187はその端部に、チャンネル17
0の開口193及び195内に係合しているばね押し式
ラッチ・ピン189及び191が設けられている。
【0026】集合体の下端部で、チャンネル170は、
ねじ又はその他の締結手段167によって移行部品16
6に固定されている。スペーサ172(2つを破線で示
す)は、図2及び図3に示したスペーサ72と、構造及
び位置について同様である。チャンネル170は、移行
部品166に固定されているので、チャンネルのみを摺
動させ又は持ち上げて燃料バンドルから取り外す選択肢
は存在しない。しかしながら、ラッチ・ピン189及び
191は、チャンネル170と移行部品166との間の
堅固な取り付けと組み合わされて、構造(耐負荷)ウォ
ータ・ロッド174を耐負荷に関してバックアップして
いる。
【0027】更に、ばね押し式ラッチ・ピン189及び
191を取り除くと共に、(ボルト196によって)チ
ャンネル・ガイド194を取り外すことにより、燃料バ
ンドル集合体(下部タイプレート164と、燃料棒16
2と、ウォータ・ロッド174とを含んでいる。)をチ
ャンネル170の外部に持ち上げることができる。なぜ
なら、下部タイプレート164は移行部品166の上に
単に据え付けられているだけだからである。
【0028】ラッチ・ピン189及び191は、模式的
に図示されているのみであるが、このようなピンの設計
及び動作は、以下の図6〜図9に示す好適な実施例と関
連させて更に詳しく記述されていることを了解された
い。本発明の好適な実施例を図6〜図9に示す。本実施
例では、燃料バンドル集合体200は、下部タイプレー
ト204に支持された複数の燃料棒202を含んでお
り、下部タイプレート204は、移行部品又は下部ノズ
ル206とは別個に形成されていると共に液体冷却材の
入口開口を形成している。燃料棒202は、従来の方式
で、バンドルに沿って垂直に隔設された複数のスペーサ
208によって横方向に間隔を空けた実質的に平行な構
成で保持されている。スペーサ208は、バンドルの中
央を貫通して上方に伸びている一対の中央に配置された
ウォータ・ロッド210及び212上に設置されてい
る。スペーサ208は前述と同様に、タブによって固定
された高さでウォータ・ロッド上に保持されている。開
放端チャンネル214は、バンドル集合体を包囲してい
る。燃料棒202は、その上端部においてハンドル・バ
ー・アセンブリによって支持されてはいない。
【0029】全長燃料棒202は、従来の端栓216に
よって下部タイプレート204内に据え付けられ得る。
短尺燃料棒(1つを参照番号202′に示す)は、端栓
218によって下部タイプレート内に据え付けられるこ
とができ、この端栓には、軸方向に伸びているばねフィ
ンガ220が形成されており、このばねフィンガによっ
て、短尺燃料棒は、下部タイプレートに形成された受け
入れ開口内に「スナップ嵌め」されることができる。こ
のばねフィンガ型の端栓は、参照番号216に示した従
来の端栓よりも良好に下部タイプレート内に短尺燃料棒
を保持することができる。しかしながら、ばねフィンガ
型の端栓は、短尺燃料棒202′を良好に保持するのに
必ずしも必須のものではなく、又、一方では、ばねフィ
ンガ型の端栓を全長燃料棒と共に用いることも、いくつ
かの応用においては有用なことがある。
【0030】ウォータ・ロッド210及び212は、ね
じ式端栓222によって下部タイプレート204に固定
されることができ、ねじ式端栓222は、一旦、下部タ
イプレート内の所定位置に完全にねじ嵌めされたら、ロ
ッドの回転を防止するように鍵留めされ得る。これらの
端栓は、冷却材流計量型ボア((中孔)ウォータ・ロッ
ド212の下部端栓の参照番号223に破線で示す))
をそれぞれ含み得る。この冷却材流計量型ボアは、本出
願と共通の出願人に譲渡され出願された、発明の名称が
「ウォータ・ロッド下部端栓内でのウォータ・ロッド計
量」("Water Rod Metering Within The Water Rod Low
er End Plug")である米国特許出願(出願人控え番号第
1585−109号)の主題である。本特許出願は、こ
こに参照されるべきものである。
【0031】ここで図8及び図9を併せて参照すると、
ウォータ・ロッド210及び212の上端部は、継ぎ手
214及び216にそれぞれ溶接されている。各々の継
ぎ手、及び各ウォータ・ロッドが最終的にハンドル・バ
ー・アセンブリ230に連結されている方式は同一であ
るので、1つのみについて詳述すればよい。従って、継
ぎ手216は、ウォータ・ロッド212と軸方向に整列
しているタイ・バー又はタイ・ロッド218をねじ式で
受け入れている。タイ・ロッド218のねじ式端部22
0は、軸方向に伸びているキー溝222を含むように機
械加工されており、キー溝222は、ばね座金224上
の放射状タブ223を受け入れている。継ぎ手216に
は又、ばね座金の屈曲タブ部226を受け入れるための
軸方向スロット225が設けられており、ばね座金22
4は、ねじ式ナット228によって所定位置に保持され
ている。タイ・ロッド218の上端部は、後に詳述する
ようにハンドル・バー・アセンブリ230内に摺動可能
に受け入れられている。
【0032】本発明の好適な実施例によるハンドル・バ
ー・アセンブリ230は、一対の相互に直交した十字バ
ー232及び234(図7)と、一体型持ち上げハンド
ル236とを含んでいる。持ち上げバー232は、チャ
ンネルの相対向するコーナに伸びており、持ち上げバー
232の相対向する両端部には、コーナ・ブレース21
6及び218が設けられており、コーナ・ブレース21
6及び218の各々には、チャンネルに係合している一
対の突起220が設けられており、突起220はチャン
ネルの隣接した辺に係合している。換言すれば、持ち上
げバー232の相対向する各々の端部において、突起2
20は、チャンネル214の隣接した辺に係合している
が、図7で最もよくわかるように、コーナ自体からは離
れて隔設されている。他方の持ち上げバー234は、同
様のコーナ・ブレース238及び240を含んでおり、
コーナ・ブレース238及び240の各々には、チャン
ネルに係合する一対の突起242が設けられており、突
起242は、突起220と同じ方式でチャンネル214
の隣接した辺と相互作用している。持ち上げバー236
には又、ばね押し式ラッチ・ピン244及び246(図
8を参照)が設けられており、これらのラッチ・ピン2
44及び246は、コイルばね248及び250によっ
て半径方向外向きの方向にばね偏圧されており、丸い突
起252がチャンネル214の各コーナにおいて同じよ
うに形成された開口内に係合するように構成されてい
る。各々のラッチ・ピン244及び246は、コイルば
ねが装着されている滑らかなシャンク部254を拡大ヘ
ッド256と共に含んでおり、拡大ヘッド256は、チ
ャンネルをラッチ留めする位置からラッチ・ピンを引き
抜く、即ち、半径方向内向きに引き抜くように設計され
た工具のための握り点として作用する。
【0033】再び図8を参照すると、ウォータ・ロッド
のタイ・ロッドが持ち上げバー・アセンブリに固定され
ている方式は、1995年1月30日に出願されて、現
在、特許が許可された本願と共通の出願人に譲渡された
同時係属中の米国特許出願第08/380,587号に
開示されたラッチ・バー構成と同様である。本特許出願
は、ここに参照されるべきものである。簡単に述べる
と、タイ・ロッド218(タイ・ロッド218′も同
一)についてのみで記述を続けるが、タイ・ロッド21
8の上部は、ハンドル・バー・アセンブリ230内のボ
アを貫通して伸びており、その上端部では平坦なショル
ダ260とテーパ付きショルダ262との間に伸びてい
る小径部258によって画定された環状溝を含むように
機械加工されている。この溝は、ハンドル・バー・アセ
ンブリ230の頂部表面264の上方に伸びているが、
注記しておくと、ハンドル・バー・アセンブリは、ハン
ドル・バー・アセンブリ230と継ぎ手214及び21
6の所にあるねじ式ナット(1つを参照番号228とす
る)との間に伸びているコイルばね266及び268の
作用に逆らって軸方向に下方に移動することができる。
表面264上に据え付けられているラッチ・バー270
は、くり広げられて内部ショルダ274を形成している
直立した中央部272を含んでおり、ボアは、バーの残
部の厚みを貫通して縮小された直径で連続している。横
方向に伸びている全体的に馬蹄形をした一対のフック2
76及び278が、中央部272から遠去かるように横
方向に伸びており、フック276及び278は、タイ・
ロッドに係合している丸い表面を有している(タイ・ロ
ッド218の小径部258及びタイ・ロッド218′の
同様の部分に係合している)と共に、相対向する方向を
向いている。ショルダ264上の所定位置にラッチ・バ
ーを配設することにより、ラッチ・バーは、図8に示す
ロック位置へ回転することができ、ボルト280と、付
設されたコイルばね282とを用いて、ラッチ・バー2
70をハンドル・バー・アセンブリ230に固定してい
る。ボルト280がラッチ・バー270自体にではな
く、アセンブリ・キャスティング(鋳造体)230内に
ねじ留めされている限りにおいて、ボルトに対してバー
がばね偏圧されて軸方向に移動することが可能になり、
ラッチ・バーのロック位置への回転が容易になる。ラッ
チ留め機構の構造及び動作の詳細は、前述の米国特許出
願第08/380,587号に記載されている。
【0034】又、上部タイプレートを除去することによ
り、図2の参照番号98、図4の参照番号198及び図
6の参照番号284に示すように、従来の燃料棒端栓を
軸方向の長さについて短縮することができ、これによ
り、燃料棒自体を延長することが可能になり、従って、
燃料棒プレナムの長さを最大にすることができる。現時
点で最も実用的で好適な実施例であると考えられる事項
と関連させて本発明を記載してきたが、本発明は、ここ
に開示した実施例に限定されるものではなく、逆に、特
許請求の範囲の要旨に包含される種々の改変及び均等構
成を網羅しているものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は沸騰水型原子炉内で用いられる典
型的な燃料バンドル集合体を一部を切除して示す簡略化
された側面図であり、図1(B)は図1(A)に示す燃
料バンドル集合体の平面図である。
【図2】本発明に従った燃料バンドル集合体を一部を切
除して示す簡略化された側面図である。
【図3】図2に示す燃料バンドル集合体の平面図であ
る。
【図4】本発明のもう1つの実施例に従った燃料バンド
ル集合体を一部を切除して示す簡略化された側面図であ
る。
【図5】図4に示す燃料バンドル集合体の平面図であ
る。
【図6】本発明の第3の好適な実施例に従った燃料バン
ドル集合体を示す簡略化された側面図である。
【図7】図6に示すバンドル集合体の簡略化された平面
図であって、持ち上げハンドル・アセンブリと周囲のチ
ャンネルとのみを示す図である。
【図8】図6に示す燃料バンドル集合体の部分断面図で
あって、ウォータ・ロッドが持ち上げハンドル・アセン
ブリに取り付けられる方式を示す図である。
【図9】図8から取り出されたAの部分を示す拡大詳細
図である。
【符号の説明】
10、60、200 燃料バンドル集合体 12、62、162 燃料棒 14 上部タイプレート 16、64、164、204 下部タイプレート 18、74、174、210、212 ウォータ・ロッ
ド 20、68 冷却材入口 22、70、170、214 チャンネル 24、26、78、178、216 端栓 28、32 端栓受け入れ開口 30、34 冷却材流開口 36、80、84、180、222 ねじ式端栓 38 ねじ式スタッド 40、84′ナット 42 側面冷却材入口開口 44 側面出口開口 46 ハンドル 48、50 上部タイプレート延長部 52、54、92 コーナ・ガセット 56、94、194 チャンネル・ガイド 58、96、96′、196、280 ボルト 59 上部端栓のショルダ 66 一体型下部タイプレート/移行部品 72、172、208 スペーサ 76、176 タブ 82、182、230 ハンドル・バー・アセンブリ 86、186、187 持ち上げバー 88 ハンドル部 90、90′ ハンドル・バー・アセンブリ上方延長部 98、198、284 短縮された燃料棒端栓 TP、166、206 移行部品 167 ねじ 189、191、244、246 ばね押し式ラッチ・
ピン 193、195 チャンネル・コーナ開口 202 全長燃料棒 202′短尺燃料棒 214(図6、図8)、216(図6、図9) 継ぎ手 216(図7)、218(図7)、238、240 コ
ーナ・ブレース 218(図8)、218′ タイ・ロッド 220(図6) ばねフィンガ 220(図7)、242 チャンネルに係合する突起 220(図8) タイ・ロッドのねじ式端部 222(図9) キー溝 223(図6) 冷却材流計量型ボア 223(図9) 放射状タブ 224 ばね座金 225 軸方向スロット 226 屈曲タブ部 228 ねじ式ナット 232、234 十字形持ち上げバー 236 一体型持ち上げハンドル 248、250、266、268、282 コイルばね 252 丸い突起 254 滑らかなシャンク部 256 拡大ヘッド 258 小径部 260 平坦なショルダ 262 テーパ付きショルダ 264 ハンドル・バー・アセンブリの頂部表面 270 ラッチ・バー 272 直立した中央部 274 内部ショルダ 276、278 馬蹄形フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン・デイビッド・フレデリクソ ン アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ウィルミントン、ヒッチ・コート、502番 (72)発明者 トーマス・ジェラルド・ダンラップ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ウィルミントン、シャンディ・レーン、 2713番 (72)発明者 エドワード・アーマンド・クロテュー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ハー トランド、ミリントン・ドライブ、386番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉用の燃料バンドル集合体であっ
    て、 下部タイプレートと、 該下部タイプレート上に据え付けられていると共に前記
    燃料バンドル集合体の上端部に向かって実質的に平行な
    関係で延在している複数の燃料棒及び少なくとも1つの
    ウォータ・ロッドであって、燃料バンドル集合体持ち上
    げ荷重が、該燃料棒のうちのいくつかの燃料棒を含んで
    いる耐負荷部材により又は該少なくとも1つのウォータ
    ・ロッドにより支えられている、複数の燃料棒及び少な
    くとも1つのウォータ・ロッドと、 前記燃料バンドル集合体に沿って軸方向に隔設されてい
    ると共に、前記燃料棒及び前記少なくとも1つのウォー
    タ・ロッドの各々を横方向に支持する手段を含んでいる
    複数のスペーサと、 前記いくつかの燃料棒以外の前記複数の燃料棒が前記下
    部タイプレート及び前記複数のスペーサのみにより支持
    されるように、前記燃料バンドル集合体の前記上端部で
    前記耐負荷部材に連結されているハンドル・バー・アセ
    ンブリとを備えた原子炉用の燃料バンドル集合体。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル・バー・アセンブリは、上
    方に延在しているハンドルを含んでいる請求項1に記載
    の燃料バンドル集合体。
  3. 【請求項3】 前記複数の燃料棒と、前記少なくとも1
    つのウォータ・ロッドとを包囲している開放端管状チャ
    ンネルを含んでいる請求項1に記載の燃料バンドル集合
    体。
  4. 【請求項4】 前記ハンドル・バー・アセンブリは、前
    記チャンネルによる該ハンドル・バー・アセンブリの横
    方向の拘束を成すように、前記チャンネルの相対向する
    コーナに延在している持ち上げバーを含んでいる請求項
    3に記載の燃料バンドル集合体。
  5. 【請求項5】 前記持ち上げバーは、前記相対向するコ
    ーナで前記チャンネルに取り付けられており、これによ
    り該チャンネルが前記ハンドル・バー・アセンブリによ
    り持ち上げられることを可能にしている請求項4に記載
    の燃料バンドル集合体。
  6. 【請求項6】 前記下部タイプレートの下方に位置して
    いる移行部品が、該移行部品が前記燃料バンドル集合体
    を持ち上げるための冗長的な手段として前記チャンネル
    を介して前記ハンドル・バー・アセンブリにより支持さ
    れるように、前記チャンネルに連結されている請求項5
    に記載の燃料バンドル集合体。
  7. 【請求項7】 前記ハンドル・バー・アセンブリは、前
    記チャンネルの上端部に設けられた開口内に係合されて
    いる一対のばね押し式突起を含んでいる請求項6に記載
    の燃料バンドル集合体。
  8. 【請求項8】 前記ばね押し式突起は、前記開口に向か
    って偏圧されている請求項7に記載の燃料バンドル集合
    体。
  9. 【請求項9】 前記持ち上げバーは、チャンネル・ガイ
    ドを支持していると共に、該チャンネル・ガイドを前記
    チャンネルに取り付ける点を形成している請求項4に記
    載の燃料バンドル集合体。
  10. 【請求項10】 前記複数の燃料棒のうちのいくつか
    は、前記下部タイプレートから前記ハンドル・バー・ア
    センブリの直下の位置までの実質的に全長に延在してお
    り、前記複数の燃料棒のうちのいくつかは、長さが短
    く、前記下部タイプレートから前記燃料バンドル集合体
    の中間の高さまで延在している請求項1に記載の燃料バ
    ンドル集合体。
  11. 【請求項11】 前記燃料棒のうちの少なくともいくつ
    かは、着脱自在の非ねじ式関係として前記下部タイプレ
    ートの開口内に据え付けられている請求項1に記載の燃
    料バンドル集合体。
  12. 【請求項12】 前記燃料棒のうちの少なくともいくつ
    かは、前記下部タイプレートにねじ式で固定されている
    請求項1に記載の燃料バンドル集合体。
  13. 【請求項13】 前記燃料棒は、該燃料棒の上端部に比
    較的短い端栓が嵌められており、該端栓上には伸張ばね
    は据え付けられていない請求項1に記載の燃料バンドル
    集合体。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つのウォータ・ロッ
    ドは、前記下部タイプレートにねじ式で固定された下端
    部を有している請求項1に記載の燃料バンドル集合体。
  15. 【請求項15】 前記ウォータ・ロッドの前記下端部に
    は、該ウォータ・ロッド内へ冷却材流を受け入れる1つ
    又はそれ以上の開口が設けられている請求項14に記載
    の燃料バンドル集合体。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つのウォータ・ロッ
    ドは、前記ハンドル・バー・アセンブリに堅固に取り付
    けられた上端部を有している請求項1に記載の燃料バン
    ドル集合体。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つのウォータ・ロッ
    ドは、前記ハンドル・バー・アセンブリに着脱自在に保
    持された上端部を有している請求項1に記載の燃料バン
    ドル集合体。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つのウォータ・ロッ
    ドは、前記ハンドル・バー・アセンブリにねじ式連結に
    より取り付けられている請求項16に記載の燃料バンド
    ル集合体。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つのウォータ・ロッ
    ドは、一対の耐負荷ウォータ・ロッドを含んでいる請求
    項1に記載の燃料バンドル集合体。
  20. 【請求項20】 前記一対の耐負荷ウォータ・ロッド
    は、前記下部タイプレートと一体形成された移行部品に
    連結されている請求項19に記載の燃料バンドル集合
    体。
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