JPH09183349A - ノンコートエアバッグ - Google Patents
ノンコートエアバッグInfo
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- JPH09183349A JPH09183349A JP7344133A JP34413395A JPH09183349A JP H09183349 A JPH09183349 A JP H09183349A JP 7344133 A JP7344133 A JP 7344133A JP 34413395 A JP34413395 A JP 34413395A JP H09183349 A JPH09183349 A JP H09183349A
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- cloth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、かかる従来のエアバッグの欠
点に鑑み、エアバッグとして必要な機械的特性を保持し
つつ、低通気性を有したノンコートエアバッグを提供し
ようとするものである。 【解決手段】本発明のノンコートエアバッグは、合成繊
維布帛であって、該ノンコートエアバッグの顔面接触側
の布帛がポリエステル系繊維で構成され、かつインフレ
ーター側の布帛がポリアミド系繊維で構成されているこ
とを特徴とするものである。
点に鑑み、エアバッグとして必要な機械的特性を保持し
つつ、低通気性を有したノンコートエアバッグを提供し
ようとするものである。 【解決手段】本発明のノンコートエアバッグは、合成繊
維布帛であって、該ノンコートエアバッグの顔面接触側
の布帛がポリエステル系繊維で構成され、かつインフレ
ーター側の布帛がポリアミド系繊維で構成されているこ
とを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両衝突時に乗員
の衝撃を吸収し、その保護を図るエアバッグに関するも
のであり、さらに詳しくは、機械的特性を保持し、かつ
優れた低通気性を有するノンコートエアバッグに関する
ものである。
の衝撃を吸収し、その保護を図るエアバッグに関するも
のであり、さらに詳しくは、機械的特性を保持し、かつ
優れた低通気性を有するノンコートエアバッグに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車における乗員の安全確保の
ためのエアバッグの実用化が急速に高まりつつある。か
かるエアバッグは、自動車の衝突事故の際、衝突の衝撃
を受けてセンサーが作動し、高温、高圧のガスを発生さ
せ、このガスによって、エアバッグを瞬間的に膨張さ
せ、衝突時に乗員の顔面、前頭部を保護しようとするも
のである。
ためのエアバッグの実用化が急速に高まりつつある。か
かるエアバッグは、自動車の衝突事故の際、衝突の衝撃
を受けてセンサーが作動し、高温、高圧のガスを発生さ
せ、このガスによって、エアバッグを瞬間的に膨張さ
せ、衝突時に乗員の顔面、前頭部を保護しようとするも
のである。
【0003】従来、エアバッグには300〜1000デ
ニールのナイロン66またはナイロン6フィラメント糸
を用いた平織物に、耐熱性、難燃性、空気遮断性などの
向上のため、クロロプレン、クロルスルホン化オレフィ
ン、シリコーンなどの合成ゴムなどのエラストマー樹脂
を塗布、積層した基布を裁断し、袋体に縫製して作られ
ていた。
ニールのナイロン66またはナイロン6フィラメント糸
を用いた平織物に、耐熱性、難燃性、空気遮断性などの
向上のため、クロロプレン、クロルスルホン化オレフィ
ン、シリコーンなどの合成ゴムなどのエラストマー樹脂
を塗布、積層した基布を裁断し、袋体に縫製して作られ
ていた。
【0004】しかしながら、これらのエラストマー樹脂
を基布の片面に塗布、積層する際、一般に、ナイフコー
ト、ロールコート、リバースコートなどによるコーティ
ング方式が採用されているが、フィラメント織物で構成
されるエアバッグ基布に対しては、通常、クロロプレン
エラストマー樹脂の場合では、基布表面に90〜120
g/m2 塗布されており、かなり重く、風合いが粗硬
で、エアバッグ膨張時に、顔面が接触すると擦過傷を受
けることもあり好ましいものではなかった。また収納性
の面においても、折りたたみ難いという問題があった。
また、クロロプレンエラストマー樹脂に比べ、より耐熱
性、耐寒性に優れたシリコーンエラストマー樹脂の場合
では、塗布量が40〜60g/m2 で、軽量化しつつ、
風合い、収納性の面でもかなり向上してきたが、まだ十
分と言えないのが現状である。またこれらのエラストマ
ー樹脂をコーティングするに際しては、加工工程が非常
に繁雑であり、工程管理ならびに加工コストの面におい
ても好ましい方法とは言えなかった。
を基布の片面に塗布、積層する際、一般に、ナイフコー
ト、ロールコート、リバースコートなどによるコーティ
ング方式が採用されているが、フィラメント織物で構成
されるエアバッグ基布に対しては、通常、クロロプレン
エラストマー樹脂の場合では、基布表面に90〜120
g/m2 塗布されており、かなり重く、風合いが粗硬
で、エアバッグ膨張時に、顔面が接触すると擦過傷を受
けることもあり好ましいものではなかった。また収納性
の面においても、折りたたみ難いという問題があった。
また、クロロプレンエラストマー樹脂に比べ、より耐熱
性、耐寒性に優れたシリコーンエラストマー樹脂の場合
では、塗布量が40〜60g/m2 で、軽量化しつつ、
風合い、収納性の面でもかなり向上してきたが、まだ十
分と言えないのが現状である。またこれらのエラストマ
ー樹脂をコーティングするに際しては、加工工程が非常
に繁雑であり、工程管理ならびに加工コストの面におい
ても好ましい方法とは言えなかった。
【0005】一方、上記欠点を改善するため、ナイロン
66、ナイロン6などのポリアミド繊維ならびにポリエ
ステル繊維織物の高密度化によるノンコートのエアバッ
グが出現しつつある。しかし、ナイロン66、ナイロン
6などのポリアミド繊維織物からなるエアバッグは、織
物の伸度がポリエステル繊維織物に比べて大きいために
エアバッグが膨脹展開する際に高温の窒素ガスが顔面接
触側の布帛から漏れ、乗員の顔面が火傷をする恐れがあ
るという問題がある。一方、ポリエステル繊維織物から
なるエアバッグはポリアミド繊維織物に比べて引裂強力
が小さいためにバーストしやすいという問題がある。以
上のことから、満足したエアバッグが得られていないの
が現状である。
66、ナイロン6などのポリアミド繊維ならびにポリエ
ステル繊維織物の高密度化によるノンコートのエアバッ
グが出現しつつある。しかし、ナイロン66、ナイロン
6などのポリアミド繊維織物からなるエアバッグは、織
物の伸度がポリエステル繊維織物に比べて大きいために
エアバッグが膨脹展開する際に高温の窒素ガスが顔面接
触側の布帛から漏れ、乗員の顔面が火傷をする恐れがあ
るという問題がある。一方、ポリエステル繊維織物から
なるエアバッグはポリアミド繊維織物に比べて引裂強力
が小さいためにバーストしやすいという問題がある。以
上のことから、満足したエアバッグが得られていないの
が現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
のエアバッグの欠点に鑑み、エアバッグとして必要な機
械的特性を保持しつつ、低通気性を有したバーストしに
くくく耐久性に優れたノンコートエアバッグを提供せん
とするものである。
のエアバッグの欠点に鑑み、エアバッグとして必要な機
械的特性を保持しつつ、低通気性を有したバーストしに
くくく耐久性に優れたノンコートエアバッグを提供せん
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、次のような手段を採用する。すなわち、
本発明のノンコートエアバッグは、合成繊維布帛であっ
て、該ノンコートエアバッグの顔面接触側の布帛がポリ
エステル系繊維で構成され、かつインフレーター側の布
帛がポリアミド系繊維で構成されていることを特徴とす
るものである。
成するために、次のような手段を採用する。すなわち、
本発明のノンコートエアバッグは、合成繊維布帛であっ
て、該ノンコートエアバッグの顔面接触側の布帛がポリ
エステル系繊維で構成され、かつインフレーター側の布
帛がポリアミド系繊維で構成されていることを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、ノンコートエアバッグ
の顔面接触側とインフレーター側とを別々の性能を有す
る布帛で構成することにより、低通気性でバーストしに
くく耐久性に優れたエアバッグを提供ことを究明したも
のである。
の顔面接触側とインフレーター側とを別々の性能を有す
る布帛で構成することにより、低通気性でバーストしに
くく耐久性に優れたエアバッグを提供ことを究明したも
のである。
【0009】すなわち、本発明は、ノンコートエアバッ
グの顔面接触側の布帛にポリエステル系繊維からなる布
帛を用いることで、ポリエステル系繊維からなる布帛の
もつ寸法安定性を利用し、エアバッグの膨脹展開時に顔
面接触側の布帛からの窒素ガスの漏れを防ぎ、かつイン
フレーター側の布帛にポリアミド系繊維からなる布帛を
用いることで、ポリアミド系繊維からなる布帛のもつ高
引裂強力性を利用し、バーストを防ぐという特徴を発揮
することを究明したものである。
グの顔面接触側の布帛にポリエステル系繊維からなる布
帛を用いることで、ポリエステル系繊維からなる布帛の
もつ寸法安定性を利用し、エアバッグの膨脹展開時に顔
面接触側の布帛からの窒素ガスの漏れを防ぎ、かつイン
フレーター側の布帛にポリアミド系繊維からなる布帛を
用いることで、ポリアミド系繊維からなる布帛のもつ高
引裂強力性を利用し、バーストを防ぐという特徴を発揮
することを究明したものである。
【0010】なお、ここでいう顔面接触側の布帛とは図
1に示すようにエアバッグが膨脹展開するときに顔面に
あたる布帛全体をさす。つまり、布帛の表裏を区別して
いるわけではない。またインフレーター側の布帛という
のは図1に示すように顔面接触側の布帛と反対側の布帛
をさす。
1に示すようにエアバッグが膨脹展開するときに顔面に
あたる布帛全体をさす。つまり、布帛の表裏を区別して
いるわけではない。またインフレーター側の布帛という
のは図1に示すように顔面接触側の布帛と反対側の布帛
をさす。
【0011】本発明におけるインフレーター側の布帛と
しては、ナイロン6・6、ナイロン6、ナイロン12、
ナイロン4・6、およびナイロン6とナイロン6・6の
共重合体、ナイロンにポリアルキレングリコール、ジカ
ルボン酸やアミンなどを共重合したポリアミド繊維など
から構成される合成繊維布帛が使用される。これらの中
でも、特にナイロン6・6、ナイロン6繊維から構成さ
れる合成繊維布帛が好ましい。
しては、ナイロン6・6、ナイロン6、ナイロン12、
ナイロン4・6、およびナイロン6とナイロン6・6の
共重合体、ナイロンにポリアルキレングリコール、ジカ
ルボン酸やアミンなどを共重合したポリアミド繊維など
から構成される合成繊維布帛が使用される。これらの中
でも、特にナイロン6・6、ナイロン6繊維から構成さ
れる合成繊維布帛が好ましい。
【0012】また、顔面接触側の布帛としては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートな
どのホモポリエステル、ポリエステルの繰り返し単位を
構成する酸成分にイソフタル酸、5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン
酸などを共重合したポリエステル繊維、または上記合成
繊維を主体とした超極細繊維などから構成される合成繊
維布帛が使用される。超極細繊維の例として、島成分が
ポリエチレンテレフタレート、海成分がポリスチレンを
主体とする高分子配列体繊維、島成分がポリエチレンテ
レフタレート、海成分が5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸を共重合したポリエチレンテレフタレートを主体と
する高分子配列体繊維などが挙げられる。該高分子配列
体繊維では、トリクロールエチレンなどの溶媒で海成分
を除去する方法などにより超極細繊維を得ることができ
る。かかるポリエステル系繊維でも、好ましくは低伸
度、つまり切断伸度が20%以下、さらに好ましくは1
2〜18%の範囲の低い伸度を有するものがガス漏れな
どの問題がなくて安心して実用できる布帛を与える。も
ちろん、かかる原糸は、製織後、熱セットやカレンダー
加工されるが、その場合、つまり布帛後の分解糸の切断
伸度では、好ましくは15%未満、さらに好ましくは、
約8〜13%程度に低下しているものが低通気性のま上
からよい。 また、本発明の合成繊維布帛を構成するフ
ィラメントの単糸繊度は、とくに制約を受けないが、好
ましくは0.5〜7.0デニールであり、織物を構成す
る単繊維の強度は、エアバッグ、とくにノンコートエア
バッグとしての必要な機械的特性を満足するものであれ
ばとくに制約を受けないが、好ましくは、5g/デニー
ル以上、さらに好ましくは、7g/デニール以上がよ
い。また、織物を構成する単繊維のトータル繊度につい
てもとくに制約を受けないが、機械的特性ならびに収納
性の面から200〜500デニールであることが好まし
い。
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートな
どのホモポリエステル、ポリエステルの繰り返し単位を
構成する酸成分にイソフタル酸、5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン
酸などを共重合したポリエステル繊維、または上記合成
繊維を主体とした超極細繊維などから構成される合成繊
維布帛が使用される。超極細繊維の例として、島成分が
ポリエチレンテレフタレート、海成分がポリスチレンを
主体とする高分子配列体繊維、島成分がポリエチレンテ
レフタレート、海成分が5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸を共重合したポリエチレンテレフタレートを主体と
する高分子配列体繊維などが挙げられる。該高分子配列
体繊維では、トリクロールエチレンなどの溶媒で海成分
を除去する方法などにより超極細繊維を得ることができ
る。かかるポリエステル系繊維でも、好ましくは低伸
度、つまり切断伸度が20%以下、さらに好ましくは1
2〜18%の範囲の低い伸度を有するものがガス漏れな
どの問題がなくて安心して実用できる布帛を与える。も
ちろん、かかる原糸は、製織後、熱セットやカレンダー
加工されるが、その場合、つまり布帛後の分解糸の切断
伸度では、好ましくは15%未満、さらに好ましくは、
約8〜13%程度に低下しているものが低通気性のま上
からよい。 また、本発明の合成繊維布帛を構成するフ
ィラメントの単糸繊度は、とくに制約を受けないが、好
ましくは0.5〜7.0デニールであり、織物を構成す
る単繊維の強度は、エアバッグ、とくにノンコートエア
バッグとしての必要な機械的特性を満足するものであれ
ばとくに制約を受けないが、好ましくは、5g/デニー
ル以上、さらに好ましくは、7g/デニール以上がよ
い。また、織物を構成する単繊維のトータル繊度につい
てもとくに制約を受けないが、機械的特性ならびに収納
性の面から200〜500デニールであることが好まし
い。
【0013】かかる繊維には、原糸糸条の製造工程や加
工工程での生産性あるいは、特性改善のために通常使用
されている各種添加剤を含んでいてもよい。たとえば、
熱安定性、酸化防止剤、光安定剤、平滑剤、帯電防止
剤、可塑剤、増粘剤、顔料、難燃剤などを含有せしめる
ことができる。
工工程での生産性あるいは、特性改善のために通常使用
されている各種添加剤を含んでいてもよい。たとえば、
熱安定性、酸化防止剤、光安定剤、平滑剤、帯電防止
剤、可塑剤、増粘剤、顔料、難燃剤などを含有せしめる
ことができる。
【0014】一方、布帛の構造としては、平織、綾織、
朱子織およびこれらの変化織、多軸織などの織物、また
は不織布、編物が使用されるが、これらの中でも、特
に、機械的特性に優れ、また地薄な面から平織物が好ま
しい。また織物としては、カバーファクターが1700
〜2500であることが、非通気性すなわち気密性なら
びに柔軟性の面から好ましい。ここで、カバーファクタ
ーとは経糸総繊度をD1、経糸密度をN1 とし、緯糸総
繊度をD2 、経糸密度をN2 とすると、 (D1 )1/2 ×N1 +(D2 )1/2 ×N2 で表される。
朱子織およびこれらの変化織、多軸織などの織物、また
は不織布、編物が使用されるが、これらの中でも、特
に、機械的特性に優れ、また地薄な面から平織物が好ま
しい。また織物としては、カバーファクターが1700
〜2500であることが、非通気性すなわち気密性なら
びに柔軟性の面から好ましい。ここで、カバーファクタ
ーとは経糸総繊度をD1、経糸密度をN1 とし、緯糸総
繊度をD2 、経糸密度をN2 とすると、 (D1 )1/2 ×N1 +(D2 )1/2 ×N2 で表される。
【0015】また目付が250g/m2 以下、厚さが
0.4mm以下、引張強力が588N以上がノンコート
エアバッグとして必要な機械的特性ならびに柔軟性、収
納性の面から好ましく用いられる。また製織工程で用い
られる織機としては、ウォータージェットルーム、エア
ジェットルーム、レピア織機が望ましい。
0.4mm以下、引張強力が588N以上がノンコート
エアバッグとして必要な機械的特性ならびに柔軟性、収
納性の面から好ましく用いられる。また製織工程で用い
られる織機としては、ウォータージェットルーム、エア
ジェットルーム、レピア織機が望ましい。
【0016】さらに、本発明において、ノンコートエア
バッグのインフレーター側の布帛にはナイロン66、ナ
イロン6などのポリアミド系繊維からなる布帛を用い、
かつ顔面接触側の布帛にはポリエステル系繊維からなる
布帛を用いることが必須である。ポリアミド繊維織物の
みからなるエアバッグはエアバッグとして必要な機械的
特性面では優れているが、織物の伸度がポリエステル繊
維織物に比べて大きいためにエアバッグが膨脹展開した
時のバッグ内の窒素圧力下(0.2kg/cm2 程度)
では、織物の目空き部が大きくなり、通気度も大きくな
る。その際に、高温の窒素ガスが顔面接触側の布帛から
漏れ、乗員の顔面が火傷をする恐れがあるという問題が
ある。一方、ポリエステル繊維織物のみからなるエアバ
ッグはバッグ内の窒素の圧力変化による通気度変化は小
さいが、ポリアミド繊維織物に比べて引裂強力が小さい
ために、エアバッグが膨脹展開する際にエアバッグのイ
ンフレーター側の布帛にあるインフレーター取り付け口
やベントホール部から布帛が引き裂かれ、バーストしや
すいという問題がある。
バッグのインフレーター側の布帛にはナイロン66、ナ
イロン6などのポリアミド系繊維からなる布帛を用い、
かつ顔面接触側の布帛にはポリエステル系繊維からなる
布帛を用いることが必須である。ポリアミド繊維織物の
みからなるエアバッグはエアバッグとして必要な機械的
特性面では優れているが、織物の伸度がポリエステル繊
維織物に比べて大きいためにエアバッグが膨脹展開した
時のバッグ内の窒素圧力下(0.2kg/cm2 程度)
では、織物の目空き部が大きくなり、通気度も大きくな
る。その際に、高温の窒素ガスが顔面接触側の布帛から
漏れ、乗員の顔面が火傷をする恐れがあるという問題が
ある。一方、ポリエステル繊維織物のみからなるエアバ
ッグはバッグ内の窒素の圧力変化による通気度変化は小
さいが、ポリアミド繊維織物に比べて引裂強力が小さい
ために、エアバッグが膨脹展開する際にエアバッグのイ
ンフレーター側の布帛にあるインフレーター取り付け口
やベントホール部から布帛が引き裂かれ、バーストしや
すいという問題がある。
【0017】また、本発明でいう加圧圧着加工は、低通
気性を付与するという面からさらに効果が発揮される。
加圧圧着することにより、布帛の組織を充填圧密し、そ
の物理的な充填効果により低通気性をより向上させるも
のである。
気性を付与するという面からさらに効果が発揮される。
加圧圧着することにより、布帛の組織を充填圧密し、そ
の物理的な充填効果により低通気性をより向上させるも
のである。
【0018】かかる加圧圧着の方法としては、一対の表
面のフラットなロールからなる装置により、ロール間に
布帛を圧着して一定の速度で通過させるロール法、また
は加圧プレス装置による一定時間圧着するプレス法など
を適用することができるが、生産性の面からロール法が
好ましく用いられる。ロールおよびプレスの材質は、金
属、プラスチック、ぺーパー、ウール、コットンなどい
ずれであってもよく、またこれらの組み合わせであって
もよい。
面のフラットなロールからなる装置により、ロール間に
布帛を圧着して一定の速度で通過させるロール法、また
は加圧プレス装置による一定時間圧着するプレス法など
を適用することができるが、生産性の面からロール法が
好ましく用いられる。ロールおよびプレスの材質は、金
属、プラスチック、ぺーパー、ウール、コットンなどい
ずれであってもよく、またこれらの組み合わせであって
もよい。
【0019】本発明においては、加熱金属ロールと常温
のプラスチックロールあるいはぺーパーロールなど間に
布帛を圧着することがより好ましいが、常温圧縮、冷間
圧縮などであってもよく、またこれらを組み合わせても
よく、特に限定されるものではない。また温度、圧力、
速度は制約されるものではなく、適宜所望条件にて行う
ことができる。またかかる加圧圧着は、合成繊維布帛の
片面または両面であってもよい。
のプラスチックロールあるいはぺーパーロールなど間に
布帛を圧着することがより好ましいが、常温圧縮、冷間
圧縮などであってもよく、またこれらを組み合わせても
よく、特に限定されるものではない。また温度、圧力、
速度は制約されるものではなく、適宜所望条件にて行う
ことができる。またかかる加圧圧着は、合成繊維布帛の
片面または両面であってもよい。
【0020】
【実施例】次に実施例により、本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例中のエアバッグの通気度、引裂強
力、およびバースト圧は下記の方法によりを測定した。
明する。なお、実施例中のエアバッグの通気度、引裂強
力、およびバースト圧は下記の方法によりを測定した。
【0021】通気度 :層流管式通気度測定器を
用いて、流体(空気)を所定の圧力(0.2kg/cm
2 )に調整して流し、その時通過する空気流量(cc/
cm2 /sec)を測定した。
用いて、流体(空気)を所定の圧力(0.2kg/cm
2 )に調整して流し、その時通過する空気流量(cc/
cm2 /sec)を測定した。
【0022】引裂強力 :JIS L1096のシ
ングルタング法により求めた。
ングルタング法により求めた。
【0023】膨脹展開時間 :エアバッグ動的破裂試験
機を用いて、バッグ内の圧力が0.2kg/cm2 にな
るように調整し、エアバッグ袋体の膨脹展開時間を測定
した。
機を用いて、バッグ内の圧力が0.2kg/cm2 にな
るように調整し、エアバッグ袋体の膨脹展開時間を測定
した。
【0024】バーストの有無:エアバッグ動的破裂試験
機を用いて、バッグ内の圧力が2kg/cm2 になるよ
うに調整し、エアバッグ袋体のバーストの有無を調べ
た。
機を用いて、バッグ内の圧力が2kg/cm2 になるよ
うに調整し、エアバッグ袋体のバーストの有無を調べ
た。
【0025】実施例1 総繊度420デニール、72フィラメント、強度9.4
g/デニール、伸度24%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、ウォータージェットルームに
て経糸と緯糸の織密度がともに54本/インチの平組織
の織物を製織した。ついで該織物を通常の方法にて精
練、乾燥した後、180℃で30秒間ヒートセットし
た。
g/デニール、伸度24%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、ウォータージェットルームに
て経糸と緯糸の織密度がともに54本/インチの平組織
の織物を製織した。ついで該織物を通常の方法にて精
練、乾燥した後、180℃で30秒間ヒートセットし
た。
【0026】また、総繊度420デニール、192フィ
ラメント、強度9.3g/デニール、伸度16%のポリ
エチレンテレフタレート繊維のフィラメント糸を用い、
ウォータージェットルームにて経糸と緯糸の織密度がと
もに55本/インチの平組織の織物を製織した。ついで
該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、180℃で
30秒間ヒートセットした。セット後の布帛を分解して
織糸の切断伸度を測定したところ、14%の伸度を示し
た。
ラメント、強度9.3g/デニール、伸度16%のポリ
エチレンテレフタレート繊維のフィラメント糸を用い、
ウォータージェットルームにて経糸と緯糸の織密度がと
もに55本/インチの平組織の織物を製織した。ついで
該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、180℃で
30秒間ヒートセットした。セット後の布帛を分解して
織糸の切断伸度を測定したところ、14%の伸度を示し
た。
【0027】このようにして得られた2種類の織物のう
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物をインフレ
ーター側に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維か
らなる織物を顔面接触側に用いて、該エアバッグ用布帛
から直径725mmの円状布帛をそれぞれ1枚裁断し、
インフレーター側布帛の中央に同一布帛からなる直径2
00mmの円上補強布帛を3枚積層して、直径110m
m、145mm、175mm線上を上下糸ともナイロン
6・6繊維の420D/1×3から構成される縫糸で本
縫いによるミシン縫製し、直径90mmの孔を設け、イ
ンフレーター取り付け口とした。さらに中心部よりバイ
アス方向に255mmの位置に相反して同一布帛からな
る直径75mmの円状補強布帛を1枚当て直径50m
m、60mmの線上を上下糸ともナイロン6・6繊維の
420D/1×3から構成される縫糸で本縫いによるミ
シン縫製し、直径40mmの孔を設けたベントホールを
2か所設置した。次いで、本円状布帛の補強布帛側を外
にし、他方の円状布帛と経軸を45度ずらして重ね合わ
せ、直径700mm、710mmの円周上を上下糸とも
ナイロン6・6繊維の1260D/1から構成される縫
糸で二重環縫いによるミシン縫製した後、袋体を裏返し
60L容量のノンコートエアバッグを得た。ただし、バ
ーストテスト用のノンコートエアバッグにはベントホー
ルの設置を省いた。
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物をインフレ
ーター側に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維か
らなる織物を顔面接触側に用いて、該エアバッグ用布帛
から直径725mmの円状布帛をそれぞれ1枚裁断し、
インフレーター側布帛の中央に同一布帛からなる直径2
00mmの円上補強布帛を3枚積層して、直径110m
m、145mm、175mm線上を上下糸ともナイロン
6・6繊維の420D/1×3から構成される縫糸で本
縫いによるミシン縫製し、直径90mmの孔を設け、イ
ンフレーター取り付け口とした。さらに中心部よりバイ
アス方向に255mmの位置に相反して同一布帛からな
る直径75mmの円状補強布帛を1枚当て直径50m
m、60mmの線上を上下糸ともナイロン6・6繊維の
420D/1×3から構成される縫糸で本縫いによるミ
シン縫製し、直径40mmの孔を設けたベントホールを
2か所設置した。次いで、本円状布帛の補強布帛側を外
にし、他方の円状布帛と経軸を45度ずらして重ね合わ
せ、直径700mm、710mmの円周上を上下糸とも
ナイロン6・6繊維の1260D/1から構成される縫
糸で二重環縫いによるミシン縫製した後、袋体を裏返し
60L容量のノンコートエアバッグを得た。ただし、バ
ーストテスト用のノンコートエアバッグにはベントホー
ルの設置を省いた。
【0028】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を評価し、表1に示した。本発明のノンコ
ートエアバッグは、顔面接触側布帛がエアバッグとして
必要な低通気性を有するために膨脹展開時間も短く、イ
ンフレーター側布帛がエアバッグとして必要な引裂強力
を有しているためにバーストもしなかった。
バッグの特性を評価し、表1に示した。本発明のノンコ
ートエアバッグは、顔面接触側布帛がエアバッグとして
必要な低通気性を有するために膨脹展開時間も短く、イ
ンフレーター側布帛がエアバッグとして必要な引裂強力
を有しているためにバーストもしなかった。
【0029】比較例1総繊度420デニール、72フィ
ラメント、強度9.4g/デニール、伸度24%のナイ
ロン6・6繊維からなるフィラメント糸を用い、ウォー
タージェット織機にて経糸と緯糸の織密度がともに54
本/インチの平組織の織物を製織した。しかる後、これ
らの織物を実施例1と同様に精練、乾燥およびヒートセ
ットした後、袋体を縫製した。
ラメント、強度9.4g/デニール、伸度24%のナイ
ロン6・6繊維からなるフィラメント糸を用い、ウォー
タージェット織機にて経糸と緯糸の織密度がともに54
本/インチの平組織の織物を製織した。しかる後、これ
らの織物を実施例1と同様に精練、乾燥およびヒートセ
ットした後、袋体を縫製した。
【0030】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例1のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例1に比べて長かった。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例1のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例1に比べて長かった。
【0031】比較例2 総繊度420デニール、192フィラメント、強度9.
3g/デニール、伸度16%のポリエチレンテレフタレ
ート繊維のフィラメント糸を用い、ウォータージェット
ルームにて経糸と緯糸の織密度がともに55本/インチ
の平組織の織物を製織した。しかる後、これらの織物を
実施例1と同様に精練、乾燥およびヒートセットした
後、袋体を縫製した。この袋体を分解して織糸の切断伸
度を測定したところ、13%の伸度を示した。
3g/デニール、伸度16%のポリエチレンテレフタレ
ート繊維のフィラメント糸を用い、ウォータージェット
ルームにて経糸と緯糸の織密度がともに55本/インチ
の平組織の織物を製織した。しかる後、これらの織物を
実施例1と同様に精練、乾燥およびヒートセットした
後、袋体を縫製した。この袋体を分解して織糸の切断伸
度を測定したところ、13%の伸度を示した。
【0032】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例2のノンコートエ
アバッグは、インフレータ側布帛の引裂強力が低いため
にバーストした。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例2のノンコートエ
アバッグは、インフレータ側布帛の引裂強力が低いため
にバーストした。
【0033】比較例3 総繊度420デニール、72フィラメント、強度9.4
g/デニール、伸度24%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、ウォータージェットルームに
て経糸と緯糸の織密度がともに54本/インチの平組織
の織物を製織した。ついで該織物を通常の方法にて精
練、乾燥した後、180℃で30秒間ヒートセットし
た。また総繊度420デニール、192フィラメント、
強度9.3g/デニール、伸度16%のポリエチレンテ
レフタレート繊維のフィラメント糸を用い、ウォーター
ジェットルームにて経糸と緯糸の織密度がともに55本
/インチの平組織の織物を製織した。ついで該織物を通
常の方法にて精練、乾燥した後、180℃で30秒間ヒ
ートセットした。この織物を分解して織糸の切断伸度を
測定したところ、14%の伸度を示した。
g/デニール、伸度24%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、ウォータージェットルームに
て経糸と緯糸の織密度がともに54本/インチの平組織
の織物を製織した。ついで該織物を通常の方法にて精
練、乾燥した後、180℃で30秒間ヒートセットし
た。また総繊度420デニール、192フィラメント、
強度9.3g/デニール、伸度16%のポリエチレンテ
レフタレート繊維のフィラメント糸を用い、ウォーター
ジェットルームにて経糸と緯糸の織密度がともに55本
/インチの平組織の織物を製織した。ついで該織物を通
常の方法にて精練、乾燥した後、180℃で30秒間ヒ
ートセットした。この織物を分解して織糸の切断伸度を
測定したところ、14%の伸度を示した。
【0034】このようにして得られた2種類の織物のう
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物を顔面接触
側に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維からなる
織物をインフレーター側に用いて、実施例1と同様に袋
体を縫製した。
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物を顔面接触
側に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維からなる
織物をインフレーター側に用いて、実施例1と同様に袋
体を縫製した。
【0035】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例3のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例1に比べて長く、またインフレータ
側布帛の引裂強力が低いためにバーストした。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例3のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例1に比べて長く、またインフレータ
側布帛の引裂強力が低いためにバーストした。
【0036】実施例2 総繊度420デニール、72フィラメント、強度9.5
g/デニール、伸度23%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯糸の
織密度がともに54本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。また繊度420
デニール、144フィラメント、強度9.4g/デニー
ル、伸度17%のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、
該織物を150℃に加熱した表面がフラットな金属ロー
ルと常温のペーパーロールとの間で圧力が30トン、速
度が15m/分で片面を加圧圧着した。この加圧加工織
物を分解して織糸の切断伸度を測定したところ、10%
の伸度を示した。
g/デニール、伸度23%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯糸の
織密度がともに54本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。また繊度420
デニール、144フィラメント、強度9.4g/デニー
ル、伸度17%のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、
該織物を150℃に加熱した表面がフラットな金属ロー
ルと常温のペーパーロールとの間で圧力が30トン、速
度が15m/分で片面を加圧圧着した。この加圧加工織
物を分解して織糸の切断伸度を測定したところ、10%
の伸度を示した。
【0037】このようにして得られた2種類の織物のう
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物をインフレ
ーター側の布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート
繊維からなる織物を顔面接触側の布帛に用いて、実施例
1と同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得
た。
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物をインフレ
ーター側の布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート
繊維からなる織物を顔面接触側の布帛に用いて、実施例
1と同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得
た。
【0038】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。本発明のノンコートエアバッグは、エアバッグとし
て必要な低通気性を有するために膨脹展開時間も短く、
インフレーター側布帛がエアバッグとして必要な引裂強
力を有しているためにバーストもしなかった。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。本発明のノンコートエアバッグは、エアバッグとし
て必要な低通気性を有するために膨脹展開時間も短く、
インフレーター側布帛がエアバッグとして必要な引裂強
力を有しているためにバーストもしなかった。
【0039】比較例4 総繊度420デニール、72フィラメント、強度9.5
g/デニール、伸度23%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯糸の
織密度がともに54本/インチの平組織の織物を製織し
た。しかる後、これらの織物を実施例1と同様に精練、
乾燥およびヒートセットした後、袋体を縫製した。
g/デニール、伸度23%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯糸の
織密度がともに54本/インチの平組織の織物を製織し
た。しかる後、これらの織物を実施例1と同様に精練、
乾燥およびヒートセットした後、袋体を縫製した。
【0040】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例4のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例2に比べて長かった。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例4のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例2に比べて長かった。
【0041】比較例5 総繊度420デニール、144フィラメント、強度9.
4g/デニール、伸度17%のポリエチレンテレフタレ
ート繊維のフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸
と緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物
を製織した。しかる後、これらの織物を実施例1と同様
に精練、乾燥およびヒートセットした後、袋体を縫製し
た。
4g/デニール、伸度17%のポリエチレンテレフタレ
ート繊維のフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸
と緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物
を製織した。しかる後、これらの織物を実施例1と同様
に精練、乾燥およびヒートセットした後、袋体を縫製し
た。
【0042】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例5のノンコートエ
アバッグは、インフレータ側布帛の引裂強力が低いため
にバーストした。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例5のノンコートエ
アバッグは、インフレータ側布帛の引裂強力が低いため
にバーストした。
【0043】比較例6 総繊度420デニール、72フィラメント、強度9.5
g/デニール、伸度23%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯糸の
織密度がともに54本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。また繊度420
デニール、144フィラメント、強度9.4g/デニー
ル、伸度17%のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、
該織物を150℃に加熱した表面がフラットな金属ロー
ルと常温のペーパーロールとの間で圧力が30トン、速
度が15m/分で片面を加圧圧着した。
g/デニール、伸度23%のナイロン6・6繊維からな
るフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯糸の
織密度がともに54本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。また繊度420
デニール、144フィラメント、強度9.4g/デニー
ル、伸度17%のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、
該織物を150℃に加熱した表面がフラットな金属ロー
ルと常温のペーパーロールとの間で圧力が30トン、速
度が15m/分で片面を加圧圧着した。
【0044】このようにして得られた2種類の織物のう
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物を顔面接触
側の布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維か
らなる織物をインフレーター側の布帛に用いて、実施例
1と同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得
た。
ち、前者のナイロン6・6繊維からなる織物を顔面接触
側の布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維か
らなる織物をインフレーター側の布帛に用いて、実施例
1と同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得
た。
【0045】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例6のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例2に比べて長く、またインフレータ
側布帛の引裂強力が低いためにバーストした。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例6のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例2に比べて長く、またインフレータ
側布帛の引裂強力が低いためにバーストした。
【0046】実施例3 総繊度420デニール、110フィラメント、強度9.
4g/デニール、伸度24%のナイロン6繊維からなる
フィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と
緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を
製織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥し
た後、180℃で30秒間ヒートセットした。またポリ
エチレンテレフタレートを島成分に、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフタレ
ートを海成分とした海島構造からなる総繊度470デニ
ール、60フィラメント、強度8.2g/デニール、伸
度16%のポリエチレンテレフタレート繊維のフィラメ
ント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯糸の織
密度がともに55本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、1.
5%苛性ソーダを用いて100℃、30分間脱海処理を
施し、総繊度420デニール、960フィラメントの織
物を得た。
4g/デニール、伸度24%のナイロン6繊維からなる
フィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と
緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を
製織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥し
た後、180℃で30秒間ヒートセットした。またポリ
エチレンテレフタレートを島成分に、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフタレ
ートを海成分とした海島構造からなる総繊度470デニ
ール、60フィラメント、強度8.2g/デニール、伸
度16%のポリエチレンテレフタレート繊維のフィラメ
ント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯糸の織
密度がともに55本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、1.
5%苛性ソーダを用いて100℃、30分間脱海処理を
施し、総繊度420デニール、960フィラメントの織
物を得た。
【0047】このようにして得られた2種類の織物のう
ち、前者のナイロン6繊維からなる織物をインフレータ
ー側の布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維
からなる織物を顔面接触側の布帛に用いて、実施例1と
同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得た。こ
の顔面側の織物を分解して織糸の切断伸度を測定したと
ころ、14%の伸度を示した。
ち、前者のナイロン6繊維からなる織物をインフレータ
ー側の布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維
からなる織物を顔面接触側の布帛に用いて、実施例1と
同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得た。こ
の顔面側の織物を分解して織糸の切断伸度を測定したと
ころ、14%の伸度を示した。
【0048】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。本発明のノンコートエアバッグは、エアバッグとし
て必要な低通気性を有するために膨脹展開時間も短く、
インフレーター側布帛がエアバッグとして必要な引裂強
力を有しているためにバーストもしなかった。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。本発明のノンコートエアバッグは、エアバッグとし
て必要な低通気性を有するために膨脹展開時間も短く、
インフレーター側布帛がエアバッグとして必要な引裂強
力を有しているためにバーストもしなかった。
【0049】比較例7 総繊度420デニール、110フィラメント、強度9.
4g/デニール、伸度24%のナイロン6繊維からなる
フィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と
緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を
製織した。しかる後、これらの織物を実施例1と同様に
精練、乾燥およびヒートセットした後、袋体を縫製し
た。
4g/デニール、伸度24%のナイロン6繊維からなる
フィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と
緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を
製織した。しかる後、これらの織物を実施例1と同様に
精練、乾燥およびヒートセットした後、袋体を縫製し
た。
【0050】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例7のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例3に比べて長かった。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例7のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例3に比べて長かった。
【0051】比較例8 ポリエチレンテレフタレートを島成分に、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフ
タレートを海成分とした海島構造からなる総繊度470
デニール、60フィラメント、強度8.2g/デニー
ル、伸度16%のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、
1.5%苛性ソーダを用いて100℃、30分間脱海処
理を施し、総繊度420デニール、960フィラメント
の織物を得た。これらの織物を実施例1と同様にして袋
体を縫製した。
ムスルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフ
タレートを海成分とした海島構造からなる総繊度470
デニール、60フィラメント、強度8.2g/デニー
ル、伸度16%のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、
1.5%苛性ソーダを用いて100℃、30分間脱海処
理を施し、総繊度420デニール、960フィラメント
の織物を得た。これらの織物を実施例1と同様にして袋
体を縫製した。
【0052】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例8のノンコートエ
アバッグは、インフレータ側布帛の引裂強力が低いため
にバーストした。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例8のノンコートエ
アバッグは、インフレータ側布帛の引裂強力が低いため
にバーストした。
【0053】比較例9 総繊度420デニール、110フィラメント、強度9.
4g/デニール、伸度24%のナイロン6繊維からなる
フィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と
緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を
製織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥し
た後、180℃で30秒間ヒートセットした。またポリ
エチレンテレフタレートを島成分に、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフタレ
ートを海成分とした海島構造からなる総繊度470デニ
ール、60フィラメント、強度8.2g/デニール、伸
度16%のポリエチレンテレフタレート繊維のフィラメ
ント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯糸の織
密度がともに55本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、1.
5%苛性ソーダを用いて100℃、30分間脱海処理を
施し、総繊度420デニール、960フィラメントの織
物を得た。
4g/デニール、伸度24%のナイロン6繊維からなる
フィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と
緯糸の織密度がともに55本/インチの平組織の織物を
製織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥し
た後、180℃で30秒間ヒートセットした。またポリ
エチレンテレフタレートを島成分に、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸を共重合したポリエチレンテレフタレ
ートを海成分とした海島構造からなる総繊度470デニ
ール、60フィラメント、強度8.2g/デニール、伸
度16%のポリエチレンテレフタレート繊維のフィラメ
ント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯糸の織
密度がともに55本/インチの平組織の織物を製織し
た。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した後、
180℃で30秒間ヒートセットした。しかる後、1.
5%苛性ソーダを用いて100℃、30分間脱海処理を
施し、総繊度420デニール、960フィラメントの織
物を得た。
【0054】このようにして得られた2種類の織物のう
ち、前者のナイロン6繊維からなる織物を顔面接触側の
布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維からな
る織物をインフレーター側の布帛に用いて、実施例1と
同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得た。こ
の顔面側の織物を分解して織糸の切断伸度を測定したと
ころ、13%の伸度を示した。
ち、前者のナイロン6繊維からなる織物を顔面接触側の
布帛に、後者のポリエチレンテレフタレート繊維からな
る織物をインフレーター側の布帛に用いて、実施例1と
同様に袋体を縫製し、ノンコートエアバッグを得た。こ
の顔面側の織物を分解して織糸の切断伸度を測定したと
ころ、13%の伸度を示した。
【0055】このようにして、得られたノンコートエア
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例9のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例3に比べて長く、またインフレータ
側布帛の引裂強力が低いためにバーストした。
バッグの特性を実施例1と同様に評価し、表1に示し
た。これからもわかるように、比較例9のノンコートエ
アバッグは、顔面接触側布帛の通気度が大きいために膨
脹展開時間が実施例3に比べて長く、またインフレータ
側布帛の引裂強力が低いためにバーストした。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、エアバッグとしての必
要な機械的強力を保持しつつ、顔面接触側が低通気性を
有するノンコートエアバッグが提供でき、エアバッグに
よる乗員保護システムを普及させることができる。
要な機械的強力を保持しつつ、顔面接触側が低通気性を
有するノンコートエアバッグが提供でき、エアバッグに
よる乗員保護システムを普及させることができる。
【図1】この図は、本発明のエアバッグの1例を示す断
面図である。
面図である。
1:顔面接触側布帛 2:インフレーター側布帛 3:インフレーター取り付け口 4:ベントホール部
Claims (8)
- 【請求項1】 合成繊維布帛からなるノンコートエアバ
ッグにおいて、該エアバッグを構成する顔面接触側の布
帛が、ポリエステル系繊維で構成され、かつインフレー
ター側の布帛がポリアミド系繊維で構成されていること
を特徴とするノンコートエアバッグ。 - 【請求項2】 該ポリエステル系繊維は、布帛後の分解
糸で15%以下の切断伸度を有するものである請求項1
記載のノンコートエアバッグ。 - 【請求項3】 該ポリエステル系繊維が、布帛後の分解
糸で8〜13%の切断伸度を有するものである請求項1
記載のノンコートエアバッグ。 - 【請求項4】 該顔面接触側の布帛が、少なくとも片面
を加圧圧着加工したものである請求項1記載のノンコー
トエアバッグ。 - 【請求項5】 該布帛を構成する単糸繊度が、0.5〜
7.0デニールである請求項1記載のノンコートエアバ
ッグ。 - 【請求項6】 該布帛を構成する総繊度が、200〜5
00デニールである請求項1記載のノンコートエアバッ
グ。 - 【請求項7】 該布帛が織物である請求項1記載のノン
コートエアバッグ。 - 【請求項8】 該織物が、1700〜2500の範囲の
カバーファクターを有するものである請求項5記載のノ
ンコートエアバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7344133A JPH09183349A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ノンコートエアバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7344133A JPH09183349A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ノンコートエアバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183349A true JPH09183349A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18366900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7344133A Pending JPH09183349A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ノンコートエアバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09183349A (ja) |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7344133A patent/JPH09183349A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |