JPH09182715A - 歯科用ccdカメラ - Google Patents

歯科用ccdカメラ

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Publication number
JPH09182715A
JPH09182715A JP7343573A JP34357395A JPH09182715A JP H09182715 A JPH09182715 A JP H09182715A JP 7343573 A JP7343573 A JP 7343573A JP 34357395 A JP34357395 A JP 34357395A JP H09182715 A JPH09182715 A JP H09182715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ccd camera
camera body
lens
dental
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP7343573A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Hara
和章 原
Terumi Takemoto
照美 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Dental Mfg Co Ltd filed Critical Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority to JP7343573A priority Critical patent/JPH09182715A/ja
Publication of JPH09182715A publication Critical patent/JPH09182715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像の観察方向を回転させてもTVモニターに
は所望の方向の画像を映し出すことができ、しかもその
際の観察方向の回転角度を確認できるようにする。 【解決手段】 CCD素子を内蔵したカメラ本体1とレ
ンズ部2との接続部7において、テーパー穴10と円弧
状の円周溝12とを鋼球11を介して相対的に回転可能
に接続するとともに、接続部7におけるカメラ本体1側
に原点17の表示をし、レンズ部2側に角度目盛19の
表示をすることにより角度目盛19にて原点17に対す
る回転角度を確認することを可能にし、しかも接続部7
相互間にOリング22を配設することによりOリング2
2を介して接続部の回転に摩擦抵抗を生じさせ、この摩
擦抵抗にて任意に回転した角度をその位置で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口腔内に挿入して口
腔内の観察像をTVモニターに映し出す歯科用CCDカ
メラに関し、特にCCD素子を内蔵したカメラ本体に対
して側視ンズ部を連結する連結部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCCDカメラとしては、図4に示
すように、CCD素子6を内蔵したカメラ本体1に対し
て、入射光を導くプリズム4及びファイバー5を内蔵す
る側視ンズ部2aあるいは図5に示すような直視レンズ
部2b等のレンズ部2を、口腔内の観察方向により選択
して連結し、観察した像の入射光を制御部8を介してT
Vモニターに映し出すものが一般的である。また、その
ほかにレンズ部2がカメラ本体1と一体になっていてレ
ンズ部2を交換することができない型のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のCCDカメ
ラは、レンズ部2がカメラ本体1と一体になっているも
のはもとより、カメラ本体1に対してレンズ部2を着脱
可能に構成した型のものにおいても、図6に示すように
その連結部に突起部10を設け、この突起部10を相手
側に掛止することにより連結部相互間を回転できないよ
うに固定していた。
【0004】このために、例えば図7に示すように側視
レンズ部2aにて直立像7の両側面を交互に観察するに
際して、側視レンズ部2aを右向きにして観察した時に
TVモニター9に写し出された映像を正立像7aとする
と、側視レンズ部2aを左向きにして観察した時のTV
モニター9の映像は倒立像7bになり、天地が逆にな
る。また、上面と下面の映像においても左右が逆にな
る。
【0005】ところで、歯は下側から上向きに、または
上側から下向きに生えているが、カメラのレンズ部を口
腔内で横向きにしてして撮影すると、前記の現象により
上側から下向きに生えている歯が横向きに生えているよ
うにTVモニターに映し出されるので、CCDカメラに
対する知識がない人には分かりにくいという問題があ
る。
【0006】よって本発明は前記問題点に鑑みてなされ
たものであり、口腔内を観察するに際して、患者とのコ
ミュニケーションを容易にするためにカメラの向きを回
転させてもTVモニターには所望の方向に映し出すこと
ができるようにするとともに、回転した位置を固定して
画像を安定させ、さらに、回転させた角度を確認するこ
とができるCCDカメラの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はCCD素子を内蔵したカメラ本体に対して
側視レンズ部あるいは直視レンズ部等のレンズ部を連結
して観察像をTVモニターに写しだすCCDカメラにお
いて、前記カメラ本体とレンズ部との連結部を相対的に
回転可能に連結し、かつ回転角度の確認を可能にすると
ともに、任意の回転角度にて固定することを可能に構成
したことを特徴とする。そして、前記回転可能な連結部
は、鋼球を投入するために円周上に複数の貫通穴を穿設
したカメラ本体の内径に対し、前記貫通穴に対応して外
径に円周溝を刻設したレンズ部を嵌合し、複数の貫通穴
に投入した鋼球にて貫通穴と円周溝とを同時に掛止する
とともに、鋼球を円周溝内にて円周方向に摺動自在に構
成した。また、前記回転角度は、カメラ本体側に原点を
表示し、レンズ部側に原点に対応する角度目盛を表示し
て、原点に対する相対的位置のずれを角度目盛にて確認
することができるように構成した。さらに、前記連結部
には、連結部相互間に回転抵抗を生じさせうる抵抗部材
を配設して、この抵抗部材にて回転の自由を拘束するこ
とにより、その位置を固定することを可能にした。ま
た、この抵抗部材としては、所要の弾性及び摩擦抵抗を
有する0リングを用いた。
【0008】本発明CCDカメラによれば、CCD素子
を内蔵したカメラ本体に対してレンズ部を回転可能に連
結することにより、CCDカメラの連結部相互間を相対
的に回転させるだけでTVモニターに所望の方向の映像
を映し出すことが可能になる。またCCDカメラを連結
部にて回転させた角度は、連結部相互間に設けた角度目
盛により確認できるとともに、固定部材の摩擦抵抗にて
回転させた角度をその位置で固定することができるの
で、回転角度が安定する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1から図3は本発明の実施の形
態を示し、図1はCCDカメラのカメラ本体とレンズ部
との連結部を示す一部断面図、図2は連結部の一部拡大
断面図、図3はCCDカメラの全体を示す側面図であ
る。
【0010】本発明におけるCCDカメラは、連結部7
において、カメラ本体1の内径に対してレンズ部2の外
径を嵌合させることにより連結するものである。この場
合の連結部7の構成は、カメラ本体1の円筒状連結部7
において、その外径側から内径側に向かって小径にした
テーパー状の貫通穴10(図2)を円周に沿って複数個
穿設し、その貫通穴10に鋼球11を投入する。一方、
レンズ部2側においては、カメラ本体1側内径に嵌合す
る円筒状連結部7の外周面で、カメラ本体1側の貫通穴
10に対応する位置に円弧状の円周溝12を刻設する。
【0011】そして、カメラ本体1に対してレンズ部2
を嵌合させた状態で、貫通穴10に投入した鋼球11を
レンズ部2側の円周溝12に落ち込ませると同時に、バ
ネ13にてレンズ部2側に押圧されたスリーブ14(図
1)の内径15bにて鋼球11を溝12内に押さえ込む
ようにしている。なお、鋼球11を投入する貫通穴10
は、レンズ部2をカメラ本体1側に連結していない場合
に鋼球1が円筒部の内径側に抜け落ちないようにするた
めに、小径側の径を鋼球11の径より小さくしたテーパ
ー穴に形成させている。
【0012】それから、連結部7におけるカメラ本体1
の端部にスリーブ14に覆われていない円筒部16を延
設して、この円筒部16の円周面に回転の原点17を表
示し、一方、レンズ部2側には、カメラ本体1側の原点
17に対応した部分に円錐状の傾斜面18を設け、この
傾斜面18に円周を360度に分割した角度目盛19を
表示している。なお、この角度目盛19には原点Oを中
心にして左右に+−の方向表示をしておく。
【0013】また、カメラ本体1の円筒部16の端面に
は傾斜面20を設け、傾斜面20に対応するレンズ部2
側に円弧状の円周溝21を形成して、この傾斜面20と
円周溝21との間に所望の弾性及び摩擦抵抗を有する固
定部材22を配設し、傾斜面20にて固定部材22を押
圧することにより所要の摩擦抵抗を生じさせるように構
成している。なお、この場合の固定部材22として、耐
油性のゴムから成るOリング22を用いた。
【0014】以下この構成のCCDカメラの作用を説明
する。まず口腔内を観察するレンズ部2として側視レン
ズをカメラ本体1に連結するのであるが、この連結に際
して、カメラ本体1側のスリーブ14を手でバネ13の
弾性力に抗して後退させる。これにより鋼球11はスリ
ーブ14の大径部15aで示す内径の位置になり、鋼球
11は径方向に自由な状態となって、レンズ部2の連結
部7外径をカメラ本体1の連結部7内径に挿入して嵌合
させることが可能になる。
【0015】レンズ部2をカメラ本体1に嵌合させた後
は、スリーブ14を手からはなすと、スリーブ14はバ
ネの弾性力で前進し、スリーブ14の小径部15bで示
す内径にて鋼球11をレンズ部2側に押さえ込み、レン
ズ部2側の溝12内に落ち込ませる。これにより鋼球1
1は貫通穴10と円周溝21とを同時に掛止して連結を
完了する。
【0016】また、レンズ部2をカメラ本体1側から離
脱させる場合には、スリーブ14をバネの弾性力に抗し
て後退させることにより、鋼球11はスリーブ14の大
径部15aで示す内径の位置になり、径方向にフリーな
状態となってレンズ部2側の溝12の掛止から開放され
る。これによりレンズ部2を引き抜くことが可能な状
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、CCDカメラにおける
カメラ本体とレンズ部との連結部を回転可能に構成した
ことにより、任意の角度にて観察した像を、所望の方向
に変換してTVモニターに映し出すことができる。また
回転角度を任意の位置で固定することができるので角度
が安定するとともに、回転させた角度を角度目盛にて確
認することが可能である。これにより、CCDカメラの
回転角度を前回と同様に設定して撮影すれば、前回と同
様な映像を再現することが可能になる。また、TVモニ
ターに所望の方向に変換した映像を映し出すことによ
り、患者とのコミュニケーションを容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCDカメラのカメラ本体とレンズ部
との連結部を示す一部断面図。
【図2】連結部の一部拡大断面図。
【図3】CCDカメラの全体を示す側面図。
【図4】従来のCCDカメラの概略断面図。
【図5】直視レンズ部の断面図。
【図6】カメラ本体と側視レンズ部との連結部の固定を
示す図。
【図7】CCDカメラによる観察角度と映像角度との関
係を示す図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レンズ部 7 連結部 9 TVモニター 10 貫通穴 11 鋼球 12,21 円周溝 13 バネ 14 スリーブ 15a 大径部 15b 小径部 16 円筒部 17 原点 18,20 傾斜面 19 角度目盛り 22 抵抗部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCD素子を内蔵したカメラ本体に対
    し、側視レンズ部あるいは直視レンズ部等のレンズ部を
    連結して観察像をTVモニターに写しだすCCDカメラ
    において、前記カメラ本体とレンズ部との連結部を相対
    的に回転可能に連結したことを可能に構成したことを特
    徴とする歯科用CCDカメラ。
  2. 【請求項2】 前記回転可能な連結部は、鋼球を投入す
    るために円周上に複数の貫通穴を穿設したカメラ本体の
    内径に対し、前記貫通穴に対応して外径に円周溝を刻設
    したレンズ部を嵌合し、複数の貫通穴に投入した鋼球に
    て貫通穴と円周溝とを同時に掛止するとともに、鋼球を
    円周溝内にて円周方向に摺動自在に構成したことを特徴
    とする請求項1記載の歯科用CCDカメラ。
  3. 【請求項3】 前記カメラ本体とレンズ部との連結部を
    相対的に回転可能に連結するとともに、相対的な回転角
    度を確認するために、カメラ本体側に原点の表示をし、
    レンズ部側に原点に対応して相対的位置のずれを確認し
    うる角度目盛を表示したことを特徴とする請求項1及び
    2記載の歯科用CCDカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラ本体とレンズ部との連結部を
    相対的に回転可能に連結するとともに、前記連結部の相
    対的位置を固定するために、連結部相互間に回転抵抗を
    生じさせ得る抵抗部材を配設したことを特徴とする請求
    項1及び2記載の歯科用CCDカメラ。
  5. 【請求項5】 前記カメラ本体とレンズ部との連結部を
    相対的に回転可能に連結するとともに、前記連結部の相
    対的位置を固定するために、連結部相互間に回転抵抗を
    生じさせ得る抵抗部材を配設したことを特徴とする請求
    項1から3記載の歯科用CCDカメラ。
  6. 【請求項6】 前記抵抗部材は所望の弾性及び摩擦抵抗
    を有する0リングである請求項1,2及び4,5記載の
    歯科用CCDカメラ。
  7. 【請求項7】 前記カメラ本体とレンズ部との連結部を
    相対的に回転可能に連結するとともに、相対的な回転角
    度の確認を可能、かつ任意の回転角度にて固定すること
    を可能に構成したことを特徴とする請求項1から6記載
    の歯科用CCDカメラ。
JP7343573A 1995-12-28 1995-12-28 歯科用ccdカメラ Pending JPH09182715A (ja)

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