JPH09182372A - 鉄道車両用主電動機 - Google Patents
鉄道車両用主電動機Info
- Publication number
- JPH09182372A JPH09182372A JP35143895A JP35143895A JPH09182372A JP H09182372 A JPH09182372 A JP H09182372A JP 35143895 A JP35143895 A JP 35143895A JP 35143895 A JP35143895 A JP 35143895A JP H09182372 A JPH09182372 A JP H09182372A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- guide
- flow
- rotor
- ventilating port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/02—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
- H02K9/04—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
- H02K9/06—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium with fans or impellers driven by the machine shaft
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/10—Arrangements for cooling or ventilating by gaseous cooling medium flowing in closed circuit, a part of which is external to the machine casing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電動機冷却用軸流ファンを備えた自己通風形の
鉄道車両用主電動機において、冷却風の乱れによるロス
を低減し、所定の風量が得られる様にする。 【解決手段】回転子の両側に配置した軸流ファンと通風
口の間に、ファンの翼と直角になる様にガイドを配置
し、且つ、ガイドの外径が通風口に向うに従って漸減
し、フレーム内径面とがガイド外径の間が渦巻状の室を
構成したものである。
鉄道車両用主電動機において、冷却風の乱れによるロス
を低減し、所定の風量が得られる様にする。 【解決手段】回転子の両側に配置した軸流ファンと通風
口の間に、ファンの翼と直角になる様にガイドを配置
し、且つ、ガイドの外径が通風口に向うに従って漸減
し、フレーム内径面とがガイド外径の間が渦巻状の室を
構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に電車など鉄道
車両とし使用される誘導電動機など自己通風の車両用主
電動機に関するものである。
車両とし使用される誘導電動機など自己通風の車両用主
電動機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の実施例を図に基づいて説明する。
図４，図５は従来の一例を示す図であり、図４は車両用
主電動機の断面図。図５は軸流ファンを外周から見た翼
の傾斜角を示した要部構成図であり、図４において、１
はフレーム、２は固定子鉄心、３は回転子鉄心、４はエ
アギャップ部、５は回転子の風穴、６は固定子コイル、
７は回転子バー、８は回転子軸、９はブラケット、10は
軸受箱、11Ａ，11Ｂは通風口、12Ａ，12Ｂは軸流ファン
であり、回転子鉄心３に固定された軸流ファン12Ａ，12
Ｂは回転によって冷却風を機内に流通して車両用主電動
機を冷却する。
図４，図５は従来の一例を示す図であり、図４は車両用
主電動機の断面図。図５は軸流ファンを外周から見た翼
の傾斜角を示した要部構成図であり、図４において、１
はフレーム、２は固定子鉄心、３は回転子鉄心、４はエ
アギャップ部、５は回転子の風穴、６は固定子コイル、
７は回転子バー、８は回転子軸、９はブラケット、10は
軸受箱、11Ａ，11Ｂは通風口、12Ａ，12Ｂは軸流ファン
であり、回転子鉄心３に固定された軸流ファン12Ａ，12
Ｂは回転によって冷却風を機内に流通して車両用主電動
機を冷却する。
【０００３】図５において、軸流ファン12Ａ，12Ｂの翼
13は回転軸の方向に対して同一傾斜を有し、また、軸流
ファン12Ａ，12Ｂは互いの通風作用が和に働くように回
転子鉄心３の両側に配置したものである。上記の構成に
おいて、ある回転方向の時は一方の軸流ファン、例えば
12Ａの排出作用と12Ｂの挿入作用により冷却風は機内一
端側通風口11Ｂより導入され、図４に示された破線矢印
の如く機内の固定子と回転子の間等を流通して他端側通
風口11Ａより排出される。
13は回転軸の方向に対して同一傾斜を有し、また、軸流
ファン12Ａ，12Ｂは互いの通風作用が和に働くように回
転子鉄心３の両側に配置したものである。上記の構成に
おいて、ある回転方向の時は一方の軸流ファン、例えば
12Ａの排出作用と12Ｂの挿入作用により冷却風は機内一
端側通風口11Ｂより導入され、図４に示された破線矢印
の如く機内の固定子と回転子の間等を流通して他端側通
風口11Ａより排出される。
【０００４】他の回転方向の時は他方の軸流ファン12Ｂ
の排出作用と12Ａの挿入作用により冷却風は機内他端側
通風口11Ａより導入され、図４に示された実線矢印の如
く機内の固定子と回転子の間等を流通して一端側通風口
11Ｂより排出されるものである。
の排出作用と12Ａの挿入作用により冷却風は機内他端側
通風口11Ａより導入され、図４に示された実線矢印の如
く機内の固定子と回転子の間等を流通して一端側通風口
11Ｂより排出されるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】軸流ファンは、本来静
圧が低く風量の多い特性を持つファンであり、主電動機
の機内に取付けた場合、機内の通風抵抗の少しの変化に
より通風量が著しく変化する。図４に示した車両用主電
動機においては、通全閉形主電動機口11Ａ，11Ｂと軸流
ファン12Ａ，12Ｂの間の空間は何も設けられていないた
め、ブラケット９および軸受箱10や固定子鉄心６により
冷却風の流れが乱され、各所に渦が発生して通風抵抗が
増大し、所定の通風量が確保出来ず、機内の温度が高く
なったり、乱れによる騒音が大きくなる等の問題があっ
た。
圧が低く風量の多い特性を持つファンであり、主電動機
の機内に取付けた場合、機内の通風抵抗の少しの変化に
より通風量が著しく変化する。図４に示した車両用主電
動機においては、通全閉形主電動機口11Ａ，11Ｂと軸流
ファン12Ａ，12Ｂの間の空間は何も設けられていないた
め、ブラケット９および軸受箱10や固定子鉄心６により
冷却風の流れが乱され、各所に渦が発生して通風抵抗が
増大し、所定の通風量が確保出来ず、機内の温度が高く
なったり、乱れによる騒音が大きくなる等の問題があっ
た。
【０００６】本発明は上述した点に鑑みて創案されたも
ので、本発明の目的とするところは、主電動機の機内の
流れを渦の無い滑らかな流れとし、発用な冷却通風量を
有効に確保すると共に、低騒音化を図ることが出来る自
己通風形の主電動機を提供することにある。
ので、本発明の目的とするところは、主電動機の機内の
流れを渦の無い滑らかな流れとし、発用な冷却通風量を
有効に確保すると共に、低騒音化を図ることが出来る自
己通風形の主電動機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、通風口と軸流ファンの間に、ガイド
の外径が通風口に向かうに従って漸減してフレーム内径
とガイドの外径の間が渦巻状の室を構成し、且つ、ファ
ンの翼の傾きと略直角になる様に複数枚のガイドを配置
する様に構成したものである。
するための手段は、通風口と軸流ファンの間に、ガイド
の外径が通風口に向かうに従って漸減してフレーム内径
とガイドの外径の間が渦巻状の室を構成し、且つ、ファ
ンの翼の傾きと略直角になる様に複数枚のガイドを配置
する様に構成したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１〜図３は本発明の実施例を示
す図であり、図１は本発明の実施例を示す車両用主電動
機の断面図で、図２は軸流ファンおよびガイドを外周か
ら見た翼の傾斜とガイドの傾斜角を示した要部構成図、
図３は図１のガイドを軸方向から見た断面図であり、図
中、図４およぞ図５と同一符号のものは同じ構成部品を
示す。
す図であり、図１は本発明の実施例を示す車両用主電動
機の断面図で、図２は軸流ファンおよびガイドを外周か
ら見た翼の傾斜とガイドの傾斜角を示した要部構成図、
図３は図１のガイドを軸方向から見た断面図であり、図
中、図４およぞ図５と同一符号のものは同じ構成部品を
示す。
【０００９】図１〜３において、15Ａおよび15Ｂはガイ
ドで、図３に示す如くガイド外径が通風口に向うに従っ
て漸減し、フレーム内径とガイド外径の間に渦巻状の室
を構成する。又、図２に示す如く、ファンの翼の傾きと
直角になる様にガイドを配置すると共に、前記渦巻室と
固定子コイルの間に仕切り15Ａ，15Ｂを設ける。尚、ガ
イド14Ａは軸受箱10と、ガイド14Ｂはブラケット９とそ
れぞれ一体に構成する。
ドで、図３に示す如くガイド外径が通風口に向うに従っ
て漸減し、フレーム内径とガイド外径の間に渦巻状の室
を構成する。又、図２に示す如く、ファンの翼の傾きと
直角になる様にガイドを配置すると共に、前記渦巻室と
固定子コイルの間に仕切り15Ａ，15Ｂを設ける。尚、ガ
イド14Ａは軸受箱10と、ガイド14Ｂはブラケット９とそ
れぞれ一体に構成する。
【００１０】本発明の車両用主電動機は前述の如く構成
されているので、回転子が出力軸側より見て時計方向に
回転した時、冷却風はファン12Ａの挿入作用とファン12
Ｂの排出作用により通風口11Ａより吸込み、図１に示さ
れた実線矢印の如く機内の固定子と回転子の間のエアギ
ャップ４および回転子風穴５を流通して通風口11Ｂより
排出される。
されているので、回転子が出力軸側より見て時計方向に
回転した時、冷却風はファン12Ａの挿入作用とファン12
Ｂの排出作用により通風口11Ａより吸込み、図１に示さ
れた実線矢印の如く機内の固定子と回転子の間のエアギ
ャップ４および回転子風穴５を流通して通風口11Ｂより
排出される。
【００１１】この時、冷却風は図３の破線矢印の如く通
風口11Ａより渦巻室16Ａを経てガイド14Ａに案内されて
エアギャップ４およびファン12Ａに導びかれ、又逆に排
出例は図３の実線矢印の如くファン12Ｂおよびエアギャ
ップ４よりガイド14Ｂに案内されて渦巻室16Ｂを経て通
風口に導びかれる。以上述べた如く、冷却風がガイド14
Ａ，14Ｂにより強制的にに流れるので、渦が出来にくく
なり、通風抵抗が減少し、所定の通風量が確保出来る。
又、冷却風の流れがスムーズになり、乱れによる騒音も
低減する。
風口11Ａより渦巻室16Ａを経てガイド14Ａに案内されて
エアギャップ４およびファン12Ａに導びかれ、又逆に排
出例は図３の実線矢印の如くファン12Ｂおよびエアギャ
ップ４よりガイド14Ｂに案内されて渦巻室16Ｂを経て通
風口に導びかれる。以上述べた如く、冷却風がガイド14
Ａ，14Ｂにより強制的にに流れるので、渦が出来にくく
なり、通風抵抗が減少し、所定の通風量が確保出来る。
又、冷却風の流れがスムーズになり、乱れによる騒音も
低減する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
風口とファンの間にガイドおよび仕切りを設置して渦巻
室を構成することによって、従来の軸流ファン式主電動
機よりも冷却風量が多い自己通風形の主電動機が得ら
れ、主電動機の大容量化も可能となる。
風口とファンの間にガイドおよび仕切りを設置して渦巻
室を構成することによって、従来の軸流ファン式主電動
機よりも冷却風量が多い自己通風形の主電動機が得ら
れ、主電動機の大容量化も可能となる。
【図１】本発明の実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の実施例を示す軸流ファンおよびガイド
を外周から見た翼の傾斜とガイドの傾斜角を示す要部構
成図である。
を外周から見た翼の傾斜とガイドの傾斜角を示す要部構
成図である。
【図３】図１のガイドを軸方向から見た断面図である。
【図４】従来の車両様主電動機の断面図である。
【図５】従来の車両用主電動機の軸流ファンを外周から
見た翼の傾斜角を示した要部構成図である。
見た翼の傾斜角を示した要部構成図である。
１ フレーム ２ 固定子鉄心 ３ 回転子鉄心 ４ エアギャップ部 ５ 回転子の風穴 ６ 固定子コイル ７ 回転子バー ８ 回転子軸 ９ ブラケット 10 軸受箱 11Ａ 通風口 11Ｂ 通風口 12Ａ 軸流ファン 12Ｂ 軸流ファン 13 翼 14Ａ ガイド 14Ｂ ガイド 15Ａ 仕切り 15Ｂ 仕切り 16Ａ 渦巻室 16Ｂ 渦巻室
Claims (1)
- 【請求項１】 回転子鉄心の両側に軸流ファンを配置し
て冷却風を機内に流通させる自己通風形の鉄道車両用主
電動機において、ガイドの外径が通風口に向かうに従っ
て漸減してフレーム内径とガイド外径の間が渦巻状の室
を構成し、且つ、ファンの翼の傾きと直角になる様に配
置して構成したことを特徴とする鉄道車両用主電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35143895A JPH09182372A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 鉄道車両用主電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35143895A JPH09182372A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 鉄道車両用主電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182372A true JPH09182372A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18417294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35143895A Pending JPH09182372A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 鉄道車両用主電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09182372A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103219831A (zh) * | 2013-03-22 | 2013-07-24 | 天津市松正电动汽车技术股份有限公司 | 气冷电机及新能源汽车电池加热装置 |
| CN103475156A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 襄阳南车电机技术有限公司 | 牵引电机冷气冷却系统 |
| WO2015144733A1 (de) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Continental Automotive Gmbh | Elektromotoranordnung, fahrzeug mit einer elektromotoranordnung |
| CN107659039A (zh) * | 2011-11-25 | 2018-02-02 | 黄得锋 | 一种全自冷式电机 |
| WO2023188622A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ニデック株式会社 | 駆動装置 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP35143895A patent/JPH09182372A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107659039A (zh) * | 2011-11-25 | 2018-02-02 | 黄得锋 | 一种全自冷式电机 |
| CN103475156A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 襄阳南车电机技术有限公司 | 牵引电机冷气冷却系统 |
| CN103219831A (zh) * | 2013-03-22 | 2013-07-24 | 天津市松正电动汽车技术股份有限公司 | 气冷电机及新能源汽车电池加热装置 |
| WO2015144733A1 (de) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Continental Automotive Gmbh | Elektromotoranordnung, fahrzeug mit einer elektromotoranordnung |
| WO2023188622A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ニデック株式会社 | 駆動装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040616 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040628 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041022 |