JPH09182365A - 軸固定式振動モータ - Google Patents
軸固定式振動モータInfo
- Publication number
- JPH09182365A JPH09182365A JP35099095A JP35099095A JPH09182365A JP H09182365 A JPH09182365 A JP H09182365A JP 35099095 A JP35099095 A JP 35099095A JP 35099095 A JP35099095 A JP 35099095A JP H09182365 A JPH09182365 A JP H09182365A
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- JP
- Japan
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- shaft
- commutator
- rotor
- vibration motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸固定式摺動モータであって摺動部分に油分
を介在させてブレーキ損や機械的ノイズを低減させると
共に、この部分がコミュテータに漏れ出すのを簡単な構
成で防止させる。 【解決手段】 ハウジングHの一部(ブラケット2)に
軸3の一端3aを固定してなるものであって、軸の他端
3bから偏心させたロータR,R1を油分を有する軸承
部3aを介して回転自在に支承する。このロータには軸
から隔離されるようにコミュテータC,C1を一体化
し、前記軸承部とコミュテータとの間にフッ素系溶液を
コーティングしたブッシング4を配して油分がコミュテ
ータに漏れ出すのを防止した。
を介在させてブレーキ損や機械的ノイズを低減させると
共に、この部分がコミュテータに漏れ出すのを簡単な構
成で防止させる。 【解決手段】 ハウジングHの一部(ブラケット2)に
軸3の一端3aを固定してなるものであって、軸の他端
3bから偏心させたロータR,R1を油分を有する軸承
部3aを介して回転自在に支承する。このロータには軸
から隔離されるようにコミュテータC,C1を一体化
し、前記軸承部とコミュテータとの間にフッ素系溶液を
コーティングしたブッシング4を配して油分がコミュテ
ータに漏れ出すのを防止した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯通信装置等
の無音報知手段に用いて好適な軸固定式振動モータに関
する。
の無音報知手段に用いて好適な軸固定式振動モータに関
する。
【0002】
【従来の技術】ページャなどの携帯通信装置の無音報知
手段としては、効率のよい小型直流モータが用いられ、
ハウジングの外方に突き出した回転軸に偏心ウエイトを
装着し、この偏心ウエイトのアンバランスを利用して振
動を得るようにしている。最近においては、単に振動を
得るだけならば、出力軸が不要であるため、内蔵させた
ロータを偏心させて振動を得るようにしたものも現れは
じめた。(特公平7−85636号など参照)
手段としては、効率のよい小型直流モータが用いられ、
ハウジングの外方に突き出した回転軸に偏心ウエイトを
装着し、この偏心ウエイトのアンバランスを利用して振
動を得るようにしている。最近においては、単に振動を
得るだけならば、出力軸が不要であるため、内蔵させた
ロータを偏心させて振動を得るようにしたものも現れは
じめた。(特公平7−85636号など参照)
【0003】このように内蔵した偏心ロータを回転させ
るには、軸を回転させる必要がないことに着眼して本出
願人は先に特公平6−81443号や特願平7−264
831を提案している。すなわち、特公平6−8144
3号の第1図、第4図に示すように、ケースとブラケッ
トからなるハウジングの一方に軸の一端を固定し、この
軸に開放端から偏心させたロータをこのロータと一体化
した軸受を介して回動自在に支承してなるものである。
るには、軸を回転させる必要がないことに着眼して本出
願人は先に特公平6−81443号や特願平7−264
831を提案している。すなわち、特公平6−8144
3号の第1図、第4図に示すように、ケースとブラケッ
トからなるハウジングの一方に軸の一端を固定し、この
軸に開放端から偏心させたロータをこのロータと一体化
した軸受を介して回動自在に支承してなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような軸固定式
振動モータは、軸が回転型のようにハウジングの端面に
配した軸受同志の高同軸度を追求する必要がなく、構成
が簡単で量産性が高く、市場実績が大である。最近の携
帯機器は電池自体も小型化されて容量が少なくなり、搭
載される振動モータなどの能動部品の消費電流ができる
だけ少ないものが望まれている。このため、摺動部分に
はブレーキ損を少なくするためと、摺動ノイズを低減さ
せる目的から樹脂自体を摺動させるものであっても、グ
リースなどの油分を介在せざるを得ない。ところが、こ
の油分が、コミュテータに漏れ出ると、導電性グリース
を使用したものであっても整流上好ましくない。この発
明の目的は、軸固定式振動モータにおいて摺動部分油分
を介在させてブレーキ損や機械的ノイズを低減させると
共に、この油分がコミュテータに漏れ出すのを簡単な構
成で防ぐようにすることにある。
振動モータは、軸が回転型のようにハウジングの端面に
配した軸受同志の高同軸度を追求する必要がなく、構成
が簡単で量産性が高く、市場実績が大である。最近の携
帯機器は電池自体も小型化されて容量が少なくなり、搭
載される振動モータなどの能動部品の消費電流ができる
だけ少ないものが望まれている。このため、摺動部分に
はブレーキ損を少なくするためと、摺動ノイズを低減さ
せる目的から樹脂自体を摺動させるものであっても、グ
リースなどの油分を介在せざるを得ない。ところが、こ
の油分が、コミュテータに漏れ出ると、導電性グリース
を使用したものであっても整流上好ましくない。この発
明の目的は、軸固定式振動モータにおいて摺動部分油分
を介在させてブレーキ損や機械的ノイズを低減させると
共に、この油分がコミュテータに漏れ出すのを簡単な構
成で防ぐようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、ハウジングの一部に軸を一端を固定し、
この軸に偏心させたロータを中央に配した油分を介する
軸支承部で回動自在に支承させてなるものであって、偏
心させたロータの構造と一体化したコミュテータの配置
に油分を有するものであってもコミュテータに油分のは
い上がりを防止したものである。
にこの発明は、ハウジングの一部に軸を一端を固定し、
この軸に偏心させたロータを中央に配した油分を介する
軸支承部で回動自在に支承させてなるものであって、偏
心させたロータの構造と一体化したコミュテータの配置
に油分を有するものであってもコミュテータに油分のは
い上がりを防止したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明は、ケースまたはブラケ
ットに軸の一端を固定し、この軸に偏心させたロータを
中央に配した油分を有する軸承部で回動自在に支持させ
てなるものであって、前記偏心させたロータに軸から隔
離するようにコミュテータを一体化し、このコミュテー
タと前記軸支承部との間にオイルバリヤ手段を設けたも
のである。
ットに軸の一端を固定し、この軸に偏心させたロータを
中央に配した油分を有する軸承部で回動自在に支持させ
てなるものであって、前記偏心させたロータに軸から隔
離するようにコミュテータを一体化し、このコミュテー
タと前記軸支承部との間にオイルバリヤ手段を設けたも
のである。
【0007】具体的な形態の一つは、前記軸支承部とコ
ミュテータ間に凹所を配し、この凹所にオイルバリヤ手
段としてフッ素系溶液をコーティングしたものであって
内径を軸より大にしたブッシングを嵌着させたものであ
る。
ミュテータ間に凹所を配し、この凹所にオイルバリヤ手
段としてフッ素系溶液をコーティングしたものであって
内径を軸より大にしたブッシングを嵌着させたものであ
る。
【0008】さらに、前記ブッシングはロータ面よりコ
ミュテータ側に一部が突き出るようにするが望ましく、
この突き出し部分にコミュテータを嵌着させてしまうの
がよい。
ミュテータ側に一部が突き出るようにするが望ましく、
この突き出し部分にコミュテータを嵌着させてしまうの
がよい。
【0009】また、前記偏心させたロータは2個以上の
空心電機子コイルを、駆動機能を有するコイルが反重心
側にこないように片側に偏倚して配され、ロータとして
円板を形成しないようにするのがよい。
空心電機子コイルを、駆動機能を有するコイルが反重心
側にこないように片側に偏倚して配され、ロータとして
円板を形成しないようにするのがよい。
【0010】そして、前記偏心させたロータはブラシの
押接圧入又は界磁マグネットの磁力によって一方向に付
勢されてロータを構成する一部(ロータ自体、コミュテ
ータ端面など)が軸の先端やハウジングの一部(ケース
またはブラケット)に常時摺接されるようにしたのがよ
い。
押接圧入又は界磁マグネットの磁力によって一方向に付
勢されてロータを構成する一部(ロータ自体、コミュテ
ータ端面など)が軸の先端やハウジングの一部(ケース
またはブラケット)に常時摺接されるようにしたのがよ
い。
【0011】このようにして軸固定式振動モータは、偏
心させたロータに一体化するコミュテータは軸から隔離
されており、オイルバリヤ手段によってコミュテータに
油分が漏れ出るのを防止できる。
心させたロータに一体化するコミュテータは軸から隔離
されており、オイルバリヤ手段によってコミュテータに
油分が漏れ出るのを防止できる。
【0012】オイルバリヤ手段としてフッ素系溶液をコ
ーティングしたブッシングにすることにより簡便に装着
できる。このブッシングをロータ面に一部が突き出るよ
うにすることによりバリヤ効果が大きく、この突き出し
部にコミュテータを嵌着することにより、円筒型コミュ
テータでも内方からのオイルの漏れ出るのが防止でき
る。
ーティングしたブッシングにすることにより簡便に装着
できる。このブッシングをロータ面に一部が突き出るよ
うにすることによりバリヤ効果が大きく、この突き出し
部にコミュテータを嵌着することにより、円筒型コミュ
テータでも内方からのオイルの漏れ出るのが防止でき
る。
【0013】
【実施例】次に、この発明の第1の実施例として平板コ
ミュテータを有する軸固定式振動モータの構成を図1に
示す要部縦断面図で説明する。同図において、ハウジン
グHは浅い逆皿状のケース1と、このケース1の開口部
に嵌着されたブラケット2で構成され、このケース1の
中央にホルダ2aが立ち上げられ、ここに軸3の一端3
aが圧入することによって保持され、この軸3の他端3
bから偏心させたロータRが回動自在に支承されてい
る。このロータRは、印刷配線板からなる平板コミュテ
ータCとこのコミュテータC上に片側に偏倚して配した
複数個の空心電機子コイルL‥‥を摺動性のよい合成樹
脂Jで全体と円板を形成しないように一体化してなるも
ので、中央に軸3より数ミクロン大にした油分を有する
軸承部Raとそれに続く凹所Rbによって前記平板コミ
ュテータCは軸3より隔離されている。4は、この発明
の主要部材であるブッシングで、フッ素系溶液を表面に
コーティングしてなり、前記凹所Rbに圧入されて一部
4aがロータの平板コミュテータ側より突き出ている。
Mは、前記偏心させたロータRに軸方向空隙を介して磁
力を与える界磁マグネットであり、その内方には、たわ
み量を確保するためにスイッチバック方式にした一対の
ブラシB,Bがブラシベース5を介して植設され、先端
が前記平板コミュテータCに押接されて電力を供給する
ようになっている。このブラシB,B摺接圧によってロ
ータRは付勢され、上面の受部Rcがケースの天井に摺
接している。なお、界磁マグネットMの磁極構成とか、
偏心させたロータRの空心電機子コイルL‥‥の配置構
成、駆動原理等については本願発明の要旨ではないた
め、特願平7−26483号等を参照して頂きその説明
を省略する。
ミュテータを有する軸固定式振動モータの構成を図1に
示す要部縦断面図で説明する。同図において、ハウジン
グHは浅い逆皿状のケース1と、このケース1の開口部
に嵌着されたブラケット2で構成され、このケース1の
中央にホルダ2aが立ち上げられ、ここに軸3の一端3
aが圧入することによって保持され、この軸3の他端3
bから偏心させたロータRが回動自在に支承されてい
る。このロータRは、印刷配線板からなる平板コミュテ
ータCとこのコミュテータC上に片側に偏倚して配した
複数個の空心電機子コイルL‥‥を摺動性のよい合成樹
脂Jで全体と円板を形成しないように一体化してなるも
ので、中央に軸3より数ミクロン大にした油分を有する
軸承部Raとそれに続く凹所Rbによって前記平板コミ
ュテータCは軸3より隔離されている。4は、この発明
の主要部材であるブッシングで、フッ素系溶液を表面に
コーティングしてなり、前記凹所Rbに圧入されて一部
4aがロータの平板コミュテータ側より突き出ている。
Mは、前記偏心させたロータRに軸方向空隙を介して磁
力を与える界磁マグネットであり、その内方には、たわ
み量を確保するためにスイッチバック方式にした一対の
ブラシB,Bがブラシベース5を介して植設され、先端
が前記平板コミュテータCに押接されて電力を供給する
ようになっている。このブラシB,B摺接圧によってロ
ータRは付勢され、上面の受部Rcがケースの天井に摺
接している。なお、界磁マグネットMの磁極構成とか、
偏心させたロータRの空心電機子コイルL‥‥の配置構
成、駆動原理等については本願発明の要旨ではないた
め、特願平7−26483号等を参照して頂きその説明
を省略する。
【0014】このように構成すると、軸承部に潤滑性、
消音の目的によりグリース等の油分を介在させても、ブ
ッシング4により平板コミュテータCへ油分がはい上が
るのを防ぐことができる。
消音の目的によりグリース等の油分を介在させても、ブ
ッシング4により平板コミュテータCへ油分がはい上が
るのを防ぐことができる。
【0015】また、上記第1の実施例の変形として、図
2に示す要部断面図のように合成樹脂Jを高比重材(密
度8クラス)にして、軸承部を焼結含油軸受6にするこ
とも考えられる。
2に示す要部断面図のように合成樹脂Jを高比重材(密
度8クラス)にして、軸承部を焼結含油軸受6にするこ
とも考えられる。
【0016】さらに、図3に示す要部断面図のように、
軸の他端3bに丸みをつけて、偏心させたロータR1を
ピボット支承し、このロータR1の上面に配した薄い磁
性板7の界磁マグネットMへの吸着力を利用して軸3の
一端(固定側)3aに付勢させてもよい。このようにす
ると、ロータR1は偏心させたものでも均一な吸着力が
得られ、ロータのブレなどが出なくなる。
軸の他端3bに丸みをつけて、偏心させたロータR1を
ピボット支承し、このロータR1の上面に配した薄い磁
性板7の界磁マグネットMへの吸着力を利用して軸3の
一端(固定側)3aに付勢させてもよい。このようにす
ると、ロータR1は偏心させたものでも均一な吸着力が
得られ、ロータのブレなどが出なくなる。
【0017】次に、第2の実施例としてコミュテータを
径方向摺接型、すなわち円筒型コミュテータC1を偏心
させたロータR2に一体化したものを図4に示す要部断
面図で説明する。同図において、ブラケット2の中央部
を立ち上げ、軸3はこの部分に圧入保持されている。円
筒コミュテータC1の内径は軸3より大にすると共に凹
所C1aを前記のブッシング4の突き出し部4aに嵌着
させたものである。この嵌着部分以外は接着によってロ
ータR2に一体化されている。このようにしても、オイ
ルバリヤとしてのブッシング4により、油分がコミュテ
ータ摺動面に漏れ出るのが防止できる。この場合も、偏
心させたロータR2のブレを防止するために、薄い磁性
板7を界磁マグネットMの磁力を利用して付勢させ、円
筒型コミュテータの小径にした端部8をスラストワッシ
ャ9など介してブラケット2に摺接させるのがよい。
径方向摺接型、すなわち円筒型コミュテータC1を偏心
させたロータR2に一体化したものを図4に示す要部断
面図で説明する。同図において、ブラケット2の中央部
を立ち上げ、軸3はこの部分に圧入保持されている。円
筒コミュテータC1の内径は軸3より大にすると共に凹
所C1aを前記のブッシング4の突き出し部4aに嵌着
させたものである。この嵌着部分以外は接着によってロ
ータR2に一体化されている。このようにしても、オイ
ルバリヤとしてのブッシング4により、油分がコミュテ
ータ摺動面に漏れ出るのが防止できる。この場合も、偏
心させたロータR2のブレを防止するために、薄い磁性
板7を界磁マグネットMの磁力を利用して付勢させ、円
筒型コミュテータの小径にした端部8をスラストワッシ
ャ9など介してブラケット2に摺接させるのがよい。
【0018】もちろん、この変形としてブレーキロスを
軽減させるために円筒型コミュテータの端部をブラケッ
トに摺接させないようにして前述のようにピボット支承
させてもよい。
軽減させるために円筒型コミュテータの端部をブラケッ
トに摺接させないようにして前述のようにピボット支承
させてもよい。
【0019】また、上記実施例では偏心したロータをコ
アレス型で例示したが、軸承部とコミュテータが接近し
ている、すなわち、油分が漏れ出て、コミュテータには
い上がる懸念のあるものであれば、径方向空隙型(たと
えばスロットレスタイプ)に採用してもよいのはもちろ
んである。なお、上記実施例では、いずれもオイルバリ
ヤ手段としてフッ素系溶液をコーティングしたブッシン
グを用いたが、凹所に直接フッ素系溶液を塗布してもよ
い。
アレス型で例示したが、軸承部とコミュテータが接近し
ている、すなわち、油分が漏れ出て、コミュテータには
い上がる懸念のあるものであれば、径方向空隙型(たと
えばスロットレスタイプ)に採用してもよいのはもちろ
んである。なお、上記実施例では、いずれもオイルバリ
ヤ手段としてフッ素系溶液をコーティングしたブッシン
グを用いたが、凹所に直接フッ素系溶液を塗布してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上記のように簡単な構成
で、軸承部の油分がコミュテータにはい上がるのを防止
できるので、ブレーキ損、機械的ノイズの軽減と、整流
上の問題を解決した軸固定式振動モータを提供すること
ができる。
で、軸承部の油分がコミュテータにはい上がるのを防止
できるので、ブレーキ損、機械的ノイズの軽減と、整流
上の問題を解決した軸固定式振動モータを提供すること
ができる。
【図1】本発明の軸固定式振動モータの第1の実施例の
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
【図2】同第1の実施例の変形例の要部断面図である。
【図3】同第1の実施例の別の変形例の要部断面図であ
る。
る。
【図4】同モータの第2の実施例の要部断面図である。
H ハウジング 1 ケース 2 ブラケット 2a ホルダ 3 軸 3a 軸の一端 3b 軸の他端 C 平板コミュテータ J 合成樹脂 R,R1,R2 偏心させたロータ Ra 軸承部 Rb 凹所 Rc 受部 4 ブッシング 5 ブラシベース 6 焼結含油軸受 7 磁性板 C2 円筒コミュテータ
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジングの一部に軸の一端を固定し、
この軸に偏心させたロータを中央に配した油分を有する
軸承部で回動自在に支持させてなる軸固定式振動モータ
において、前記偏心させたロータに軸から隔離するよう
にコミュテータを一体化し、このコミュテータと前記軸
支承部との間にオイルバリヤ手段を設けてなる軸固定式
振動モータ。 - 【請求項2】 前記軸承部とコミュテータ間に、凹所を
配し、この凹所にオイルバリヤ手段としてフッ素系溶液
をコーティングしたものであって内径を軸より大にした
ブッシングを嵌着させてなる請求項1に記載の軸固定式
振動モータ。 - 【請求項3】 前記ブッシングはロータ面よりコミュテ
ータ側に一部が突き出ている請求項2に記載の軸固定式
振動モータ。 - 【請求項4】 前記ブッシングの突き出し部分にコミュ
テータを嵌着させてなる請求項3に記載の軸固定式振動
モータ。 - 【請求項5】 前記偏心させたロータは複数個の空心電
機子コイルを、駆動機能を有するコイルが反重心側にこ
ないように片側に偏倚して配され、ロータとして一体化
するにあたって円板を形成しないようにした請求項1乃
至4のいずれか一つに記載の軸固定式振動モータ。 - 【請求項6】 前記偏心させたロータは一方向に付勢さ
れており、ロータを構成する一部が軸を含むハウジング
の一部に常時摺接されている請求項1乃至5のいずれか
一つに記載の軸固定式振動モータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35099095A JP3431744B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 軸固定式振動モータ |
CN96113908A CN1066587C (zh) | 1995-12-25 | 1996-12-25 | 轴固定式振动电动机 |
HK98100911A HK1002090A1 (en) | 1995-12-25 | 1998-02-06 | Fixed shaft type vibrating motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35099095A JP3431744B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 軸固定式振動モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182365A true JPH09182365A (ja) | 1997-07-11 |
JP3431744B2 JP3431744B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=18414291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35099095A Expired - Fee Related JP3431744B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 軸固定式振動モータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3431744B2 (ja) |
CN (1) | CN1066587C (ja) |
HK (1) | HK1002090A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6507136B1 (en) | 1999-01-29 | 2003-01-14 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Eccentric commutator for vibrator motor |
KR100464274B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2005-01-03 | 자화전자 주식회사 | 편평형 진동모터의 회전자 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100384549C (zh) * | 2002-10-28 | 2008-04-30 | 东京零件工业股份有限公司 | 内置驱动电路的轴向空隙型无刷振动电机 |
JP3560606B1 (ja) * | 2003-10-10 | 2004-09-02 | 東京パーツ工業株式会社 | 駆動回路が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ |
CN102820598B (zh) * | 2012-08-08 | 2015-07-01 | 捷和电机(深圳)有限公司 | 整流子及其直流电机 |
CN105375675A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-03-02 | 浙江省东阳市诚基电机有限公司 | 一种smt振动马达结构 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0785636A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-03-31 | Canon Inc | テープカセット装置 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP35099095A patent/JP3431744B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-12-25 CN CN96113908A patent/CN1066587C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-02-06 HK HK98100911A patent/HK1002090A1/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6507136B1 (en) | 1999-01-29 | 2003-01-14 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Eccentric commutator for vibrator motor |
US6674202B2 (en) | 1999-01-29 | 2004-01-06 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Eccentric commutator for vibrator motor |
KR100464274B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2005-01-03 | 자화전자 주식회사 | 편평형 진동모터의 회전자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1066587C (zh) | 2001-05-30 |
JP3431744B2 (ja) | 2003-07-28 |
HK1002090A1 (en) | 1998-07-31 |
CN1156918A (zh) | 1997-08-13 |
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