JPH0429542A - 軸流ファンモータ - Google Patents

軸流ファンモータ

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JPH0429542A
JPH0429542A JP13507090A JP13507090A JPH0429542A JP H0429542 A JPH0429542 A JP H0429542A JP 13507090 A JP13507090 A JP 13507090A JP 13507090 A JP13507090 A JP 13507090A JP H0429542 A JPH0429542 A JP H0429542A
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JP
Japan
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thrust
bearing
sleeve bearing
face
fan motor
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JP13507090A
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JP2917414B2 (ja
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Shigeru Otsuka
茂 大塚
Naoki Nakada
仲田 直紀
Ryoji Saneshige
亮治 實重
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器の冷却等に使用される軸流ファンモー
タに関するもので、特に軸受に含油焼結材よりなるスリ
ーブ軸受を使用し、回転子にかかる軸方向のスラスト荷
重を軸受端面で直接受ける構造に関するものである。
従来の技術 以下、図面を参照しながら従来の無整流子軸流ファンモ
ータの構造について説明する。
第8図は従来例の部品構成を示すものであり、熱可塑性
樹脂から成るインシュレータ1により絶縁されたステー
タコア2に駆動巻線3が捲かれ駆動回路が構成される回
路基板組立4とコネクタビン5によって接続、且つ半田
付けされている。こうして組立てられたステータ組立6
は外ケースであるハウジング7のモータ支持板7aと一
体で樹脂成形(あるいは金属からなるステータボス部を
インサート成形する)された軸受ボス部8に挿入され接
着剤9により接着固定されている。この軸受ボス部8に
は外周に羽根10を有するファンロータ組立11の回転
軸12を支持する目的でボールベアリング13及び予圧
バネ14が内部に収納保持できる様な構造がとられてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、軸受としてボール
ベアリングを使用しており、高価となると共に、予圧バ
ネが必要となり、構造が複雑で組立ても煩雑となる欠点
があった。また、この種の軸流ファンモータは高温状態
で使用される例が多々あり、その場合ボールベアリング
の潤滑材として使用されている基油が徐々に蒸発し、潤
滑材の粘度が高くなり、摺動音が高くなって騒音を発生
するという問題点もあった。特に、ボールベアリングに
おいては、潤滑材の減少と共に加速度的に粘度が高まり
、騒音が発生するものであった。
一方、軸受として含油焼結軸受よりなるスリーブ軸受を
使用することも考えられ、この場合はボールベアリング
に比べ潤滑材が減少しても所期の性能を維持することが
できへアリングで問題となる基油の蒸発をあまり考慮し
なくてもよいが、スラスト荷重を受ける構造が問題とな
る。即ち、この種の軸流ファンモータにおいては、ファ
ンの回転により比較的大きなスラスト荷重がかかり、ス
リーブ軸受の端面でスラスト荷重を直接的に支持する構
成では、摺動部分の周速が大きくなり、寿命的に十分な
ものが得られない。特に従来のスリーブ軸受では、軸受
端面が平面であるため、スラスト荷重を軸受端面全体で
均一に受けることになり、含油焼結軸受の特徴であるポ
ンプ作用による油の循環が妨害され、このため軸受のス
ラスト耐圧は極端に減少する。
本発明は、ボールベアリングが持つ欠点、及びスラスト
荷重を端面で受けるスリーブ軸受がもつ前記の問題点を
解決し、構造が簡単で小型化に適した寿命の長い軸流フ
ァンモータを提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、外ケースであるハウジングに一体に複数のス
ポークを介してモータ支持板を設け、このモータ支持板
の中央部に円筒状の軸受ボス部を設け、この軸受ボス部
内にはロータが回転軸を回転自在に支持するスリーブ軸
受・を固定し、このスリーブ軸受のスラスト軸受面を構
成する軸方向端面には少な(とも3力所以上にわたり略
等間隔に凸部を設け、一方、回転軸には前記スリーブ軸
受の凸部に当接するスラスト板を設けてなるものである
作用 以上の構成のようにスリーブ軸受の軸方向端面に凸部を
設け、この凸部にスラスト板を当接させることにより、
非接触部の空間に油だまりの効果をもたせ、油による潤
滑性能をよくすることができる。また、ロータの回転に
よる油の流れによる負圧部が接触面と非接触面の境界付
近に発生し、軸受に含浸された油が循環し、潤滑性能を
向上する。
実施例 以下本発明の実施例について、第1図、第2図を参照し
ながら説明する。
第1図はステータ組立を示すもので、軸受ボス部8aは
ファンロータ側の上部インシュレータ1aと一体化して
成形されており、ステータコア2の取付円筒部2bとそ
の外径部8bが圧入、あるいはルーズフィツトできる様
に成形されている。ステータコア2は上部インシュレー
タ1aと下部インシュレータ1bに組込まれ、巻線3が
捲かれた後、回路基板組立4とコネクタビン5によって
半田付けされてステータ組立15となる。
第2図は第1図の構成によって組立てられたステータ組
立15をハウジング7に一体に複数のスポーク(図示せ
ず)を介して形成したモータ支持板7aに組込んだ図で
ある。ステータ組立15はハウジング7のモータ支持板
7aと一体成形されたステータボス収納部16に圧入さ
れ、かつ上部端面16aにより位置決めがなされる様に
なっている。こうして組込まれたステータ組立の軸受ボ
ス部8aの先端部8cがステータボス収納部16の下部
端面16bより突出しており、この先端部8cを超音波
あるいは熱加圧等により下部端面16bの周縁部に溶着
せしめればハウジング7のモータ支持板7aとステータ
組立15を組立結合することができる。この後、スリー
ブ軸受17゜18を軸受ボス部内径部8dに組込むこと
によりハウジング組立20が完成する。ここで軸受ボス
部8aは上部インシュレータ1aと一体としたが、下部
インシュレータ1bと一体としても巻線3によってステ
ータコア2と結合されている為ステータ組立15とハウ
ジング7のモータ支持板7aとを組立結合する役目をは
たすことができる。
なお、第2図において、23は油切り、21は回転軸1
2の一端に取付けたストップリングで、スリーブ軸受1
8の軸方向端面に当接するスラスト板22を支持してい
る。
第3図はスラスト軸受部の構成を示すものである。スリ
ーブ軸受18は銅−鉄系の焼結合金よりなり、スラスト
軸受面となるモータ支持板側の軸方向端面18aには、
高さが10μ〜30μの凸部18bが少なくとも3力所
均等に形成されている。一方、このスリーブ軸受18の
スラスト軸受面に当接するスラスト板22は、炭素工具
鋼により形成され、そのスラスト当接面は面粗度0.1
5s以下、平面度が3μ以下に形成されている。そして
、スラスト板22の反スラスト当接面側にはストップリ
ング21と嵌合する凹部21aが形成され、スラスト板
22が回転軸12の回転に伴なってストップリング21
を介して一体となって回転する構成となっている。
以上の構成において、駆動巻線3に通電することにより
、ロータが回転し、第2図の矢印X方向の空気流が生ず
る。この際、スリーブ軸受18の軸方向端面にスラスト
板22が当接し、スラスト荷重を支持することになる。
端面に凸部18bを有するスリーブ軸受18と、回転軸
12に回り止めされたスラスト板22のスラスト当接面
の詳細を第4図に示す。この第4図に基づき回転子が回
転した時の油の流れを説明する。
第4図の矢印Y方向にスラスト板22が回転する時、ス
リーブ軸受18の端面18aに設けた周方向の凹部18
bによりスラスト板22との間に空間23が形成され、
軸受表面は第5図のような圧力分布を示す。このように
軸受表面に負圧部(P点)が発生し、スリーブ軸受に含
浸された油は第4図に示す矢印のように循環する。これ
によりスリーブ軸受18のスラスト端面18aとスラス
ト板22の当接面には常にスリーブ軸受18に含浸され
た油が供給され、潤滑性能が向上する。
第6図、第7図にはスリーブ軸受18の凸部18bの形
状の具体的実施例を示す。
又、実験的には、 (1)スリーブ軸受の端面に設ける周方向の凹凸の断差
りが10〜30μmの時、(第6図。
第7図に示す。) (2)  スラスト板と接触するスリーブ軸受の凸部の
接触面の傾きαが2〜20μm/1IIITlである時
。(第6図に示す。) (3)スラストと接触するスリーブ軸受の凸部の接触面
の曲率rが50μm以上である時。
(第7図に示す。) 潤滑性能が最もよく、寿命も長いことが認められた。こ
れらの寸法は単独でも、組合せでもそれぞれ効果が認め
られた。
発明の効果 以上のように本発明は、含油焼結軸受よりなるスリーブ
軸受の軸方向端面に3力所以上の凸部を設けることによ
り、潤滑性能が高く、スラスト荷重に対する負荷耐圧が
大きい寿命の長い軸流ファンモータを実現できる。特に
、軸流ファンモータにおいては高温状態での使用も考え
られるが、スリーブ軸受の使用が可能となるため、長期
にわたって安定した性能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における無整流子直流軸流ファ
ンモータのステータ組立の構成を示した分解斜視図、第
2図は第1図のステータ組立の構成によって組立てられ
たハウジング組立の半断面図、第3図はスラスト軸受部
の分解斜視図、第4図は本発明のスリーブ軸受の含浸油
の流れを示す説明図、第5図は本発明によるスリーブ軸
受の表面の圧力分布図、第6図、第7図はスリーブ軸受
の凸部の形状を示す断面図、第8図は従来の無整流子直
流軸流ファンモータの構成を示す半断面図である。 7・・・・・・ハウジング、7a・・・・・・モータ支
持板、8a・・・・・・軸受ボス部、12・・・・・・
回転軸、18・・・・・・スリーブ軸受、18a・・・
・・・凸部、21・・・・・・ストップリング、22・
・・・・・スラスト板。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第 図 第 図 第

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外ケースであるハウジングに一体に複数のスポー
    クを介してモータ支持板を設け、このモータ支持板の中
    央部に円筒状の軸受ボス部を設け、この軸受ボス部内に
    はロータが回転軸を回転自在に支持するスリーブ軸受を
    固定し、このスリーブ軸受のスラスト軸受面を構成する
    軸方向端面には少なくとも3ヶ所以上にわたり略等間隔
    に凸部を設け、一方、回転軸には前記スリーブ軸受の凸
    部に当接するスラスト板を設けてなる軸流ファンモータ
  2. (2)スリーブ軸受の軸方向端面に設ける凸部の高さを
    10〜30μmとした請求項1記載の軸流ファンモータ
  3. (3)スラスト板と当接するスリーブ軸受の凸部の傾き
    を2〜20μm/mmとした請求項1記載の軸流ファン
    モータ。
  4. (4)スラスト板と当接するスリーブ軸受の凸部の曲率
    をR=50μm以上とした請求項1記載の軸流ファンモ
    ータ。
  5. (5)スリーブ軸受は銅−鉄系合金で形成した請求項1
    記載の軸流ファンモータ。
JP13507090A 1990-05-24 1990-05-24 軸流ファンモータ Expired - Lifetime JP2917414B2 (ja)

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US08/009,441 US5264748A (en) 1990-05-24 1993-01-27 Axial-flow fan motor

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JPH0429542A true JPH0429542A (ja) 1992-01-31
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334943A (ja) * 1991-05-08 1992-11-24 Mitsubishi Electric Corp 電動機の軸受装置
JPH0717995U (ja) * 1993-09-01 1995-03-31 富士電気化学株式会社 スリーブ軸受けタイプファン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334943A (ja) * 1991-05-08 1992-11-24 Mitsubishi Electric Corp 電動機の軸受装置
JPH0717995U (ja) * 1993-09-01 1995-03-31 富士電気化学株式会社 スリーブ軸受けタイプファン

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