JPH09181882A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JPH09181882A
JPH09181882A JP7349770A JP34977095A JPH09181882A JP H09181882 A JPH09181882 A JP H09181882A JP 7349770 A JP7349770 A JP 7349770A JP 34977095 A JP34977095 A JP 34977095A JP H09181882 A JPH09181882 A JP H09181882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
speed
slow
reverse
host computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7349770A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Kitahara
史広 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7349770A priority Critical patent/JPH09181882A/ja
Publication of JPH09181882A publication Critical patent/JPH09181882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 HPセンサの検知が遅れた場合でも、走行体
が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつかり、損傷するという
不具合を解消する。 【解決手段】 原稿を主走査方向からライン単位で読み
取る手段と、この読み取り手段のライン読み取り位置を
副走査方向へ移動動作させて読み取りを行う読み取りモ
ード(BOOKモード)を有する。この移動動作をさせ
る駆動機構の駆動源をなすモータの起動及び停止をスロ
ーアップ及びスローダウンを行いながら制御する手段を
有する。読み取り時の速度(A1,A2)と読み取り終了
後のリバース(B1,B2)速度が共にその装置における
最速の場合、スローアップ・スローダウンカーブが読み
取り時と読み取り終了後のリバース時とで異なる。すな
わち、読み取り時は、A1,A2、リバース時は、B1
2としてリバース動作を速くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装
置、より詳細には、ライン読み取り手段の移動を行う駆
動機構に、スローアップ・スローダウンにより起動,停
止を必要とするモータを用いる画像読み取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、起動,停止時にスローアップ・
スローダウンが必要なステップモータにおいては、その
カーブが急になるほど、駆動機構上の機械摩擦,慣性,
ベルトの延び,歯車のバックスラッシュを受けやすいこ
とが知られている。例えば、原稿を固定して読み取る画
像読み取り装置においては、周知のように、固定式の原
稿台に原稿をセットし、原稿読み取り装置を主走査方向
に走査して前記原稿を読み取ることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のごとき
原稿読み取り装置(イメージスキャナ)においては、読
み取り時とリバース時のスピードが共に最速の場合、同
一のスローアップ・スローダウンカーブを用いている。
一般的に、スピードが速いほど、前記カーブは時間的及
び距離的に長くなる。また、近年、ホストコンピュータ
の処理速度が向上し、リバース時に高速処理で通信が行
われ、その通信は一般的に割り込みにて行われるため、
その制御にかかりきりでスキャナ内部のメカ制御が間に
合わず、HP(ホームポジション)センサの検知が遅
れ、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつかり、損傷
するという不具合が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
を主走査方向からライン単位で読み取る手段と、この読
み取り手段のライン読み取り位置を副走査方向へ移動動
作させて読み取りを行う読み取りモード(BOOKモー
ド)を有し、その移動動作をさせる駆動機構の駆動源を
なすモータの起動及び停止をスローアップ及びスローダ
ウンを行いながら制御する手段を有し、読み取り時の速
度と読み取り終了後のリバース(ホームポジションへ戻
る動作)速度が共にその装置における最速の場合、前記
スローアップ・スローダウンカーブが読み取り時と読み
取り終了後のリバース時とで異なることを特徴とし、も
って、読み取り時と読み取り終了後のリバース速度が共
にその装置における最速の場合、スローアップスロー・
ダウンカーブを、読み取り後のリバース時の場合は、短
くすることにより、HPセンサの検知が遅れた場合で
も、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつかり、損傷
するという不具合を解消するようにしたものである。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、読み取り終了後のリバース時のスローダウンカーブ
のみ異なるようにしたことを特徴とし、もって、請求項
1の発明に対して少ない変更にて同様な効果を得るよう
にしたものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、ホストコンピュータと通信を行う手段を有する画像
読み取り装置において、前記ホストコンピュータからの
割り込みの回数によりスローアップ・スローダウンカー
ブを変更することを特徴とし、もって、ホストコンピュ
ータからの割り込みの回数をカウントすることにより、
スキャナの負荷が大きいと判断され、HPセンサの検知
が遅れる場合でも、スローアップ・スローダウンカーブ
を、画像読み取り終了後のリバース時の場合は短くする
ことにより、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつか
り、損傷するという不具合を解消するようにしたもので
ある。
【0007】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、ホームポジション検出用センサ(HPセンサ)を有
する装置において、HPセンサの手前でスローダウン
し、その後の速度をスローダウン前の速度より遅い速度
にて制御することを特徴とし、もって、読み取りに用し
た移動距離からHP手前までの距離を算出し、その位置
からスピードを遅くすることにより、HPセンサの検知
遅れを防ぎ、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつか
り、損傷するという不具合を解消するようにしたもので
ある。
【0008】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、ホストコンピュータと通信を行う手段を有する画像
読み取り装置において、前記ホストコンピュータからの
割り込み回数により、HPセンサの手前でスローダウン
し、その後の速度をスローダウン前の速度より遅い速度
にて制御することを特徴とし、もって、ホストコンピュ
ータからの割り込みの回数をカウントすることにより、
スキャナの負荷が大きいと判断された場合は、読み取り
に用した移動距離からHP手前までの距離を算出し、そ
の位置からスピードを遅くすることにより、HPセンサ
の検知遅れを防ぎ、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、
ぶつかり、損傷するという不具合を解消するようにした
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される画像
読み取り装置の一例を説明するための全体構成図で、周
知のように、原稿台ガラス1上に置かれた原稿は、照明
ランプ3により照射され、その反射光は、該照明ランプ
と一体に構成された第1ミラー2,第2ミラー4,第3
ミラー5で走査される。その後、反射光は、レンズ38
により集光され、CCD6に照射され光電変換される。
第1ミラー2,照明ランプ3及び第2ミラー4,第3ミ
ラー5は、走行体モータ7を駆動源として、A方向に移
動可能となっている。
【0010】原稿トレイ8に積載された原稿は、ピック
アップローラ9,レジストローラ対10,搬送ドラム1
1,搬送ローラ12により読み取り位置Bを経て、排紙
ローラ対13,14へ送り込まれ、排紙ロトレイ15上
に排出される。原稿は、読み取り位置Bを通過する際
に、読み取り位置B近傍に移動されている照明ランプ3
により照射され、その反射光は、第1ミラー2及び一体
に構成された第2ミラー4,第3ミラー5で走査され
る。その後、反射光は、レンズ38により集光され、C
CD6に照射され光電変換される。ピックアップローラ
9,レジストローラ対10は、給紙モータ(図示せず)
により駆動され、搬送ドラム11,搬送ローラ12,排
紙ローラ対13,14は、搬送モータ16により駆動さ
れる。
【0011】図2は、本発明が適用される画像読み取り
装置の一例を説明するためのブロック図で、周知のよう
に、SBU(Seven Board Unit)17の上のCCD6に入
光した原稿の反射光は、CCD6内で光の強度に応じた
電圧値を持つアナログ信号に変換される。アナログ信号
は、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力される。上
記アナログ画像信号は、MBU(Mother Board Unit)
18上のAHP(Analogue data Handling Periphera
l)9で暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビ
ットが合成され、所定の振幅にゲイン調整された後に、
A/Dコンバータに入力されデジタル信号化される。デ
ジタル化された画像信号は、SCU(Scanner Control
Unit)20上のSIP(Scanner Imaging Peripheral)
21で、シェーディング補正,ガンマ補正,MTF補正
等が行われた後、2値化され、ページ同期信号,ライン
同期信号,画像クロックとともにビデオ信号として出力
される。
【0012】SIP21から出力されたビデオ信号は、
コネクタ29を介してIEU(Image Enharce Unit)2
8へ出力されている。IEU28へ出力されたビデオ信
号は、IEU28内で所定の画像処理が行われ、SCU
20へ再び入力される。再びSCU20へ入力されたビ
デオ信号は、セレクタ30に入力される。セレクタ30
のもう一方の入力はSIP21から出力されたビデオ信
号となっていて、IEU28で画像処理するかしないか
を選択できる構成となっている。セレクタ30の出力
は、セレクタ31に入力される。セレクタ31の設一方
の入力は、RCU(Reverse sise Control Unit)32
からのビデオ信号となっており、原稿の読み取り面を選
択できる構成になっている。
【0013】RCU32は、原稿の両面を同時に読み取
り際に、原稿の裏側読み取りを制御するユニットであ
る。RCU32は、SCU20内のCPU25によりシ
リアル通信で制御され、読み取った裏面画像データをビ
デオ信号としてMBU18経由でSCU20に転送す
る。セレクタ31からのビデオ信号出力は、セレクタ3
2とコネクタ33に接続されている。セレクタ32のも
う一方の入力は、ビデオアダプタ39からのビデオ信号
となっている。以上の構成により、コネクタ33の先に
ビデオアダプタ39の接続が可能となる。セレクタ32
のビデオ信号出力は、SBC22に入力される。
【0014】以上の経路を経て、SIP21から出力さ
れたビデオ信号は、DRAMを管理するSBC22に入
力され、SIMM(Singl Inlin Memory Module)23
を含めてDRAMから構成される画像メモリに蓄えられ
る。画像メモリに蓄えられた画像データは、セレクタ3
4及びコネクタ35に接続されている。コネクタ35に
は、DCU(Data Commpression Unit)36が接続され
ており、DCU36は入力された画像データを圧縮す
る。DCU36により圧縮された画像データは、セレク
タ34のもう一方の入力となり、画像データを圧縮する
かしないかを選択できる構成となっている。セレクタ3
4の画像データ出力は、SCSIコントローラ24を介
してホストコトコンピュータに送られる。
【0015】SCU20上には、CPU25,ROM2
6,RAM27が実装されており、SCSIコントロー
ラ24を制御してホストコンピュータとの通信を行う。
また、CPU25は、ステッピングモータである走行モ
ータ7,給紙モータ,搬送モータ16のタイミング制御
も行っている。ADU37は、自動原稿搬送機構(AD
F)部に用いる電装部品の電力供給を中継する機能を有
する。
【0016】図3は、本発明の実施に使用される制御回
路のブロック図で、図中、40はホストコンピュータ、
50は画像読み取り装置で、該画像読み取り装置50
は、CPU51,画像読み取り用CCD52aを制御す
る画像読み取り制御部52,ROM53,RAM54,
EEPROM55,操作部56,搬送モータ制御部5
7,走行体モータ制御部58,搬送センサ59等を有す
る。
【0017】図4は、イメージスキャナの原稿読み取り
時における速度線図で、A1は、往時(読み取り時)の
スタート速度線図(スローアップ)、A2は、停止時の
速度線図(スローダウン)で、従来、スキャナは、原稿
読み取り時、速度線図A1に従って徐々に加速(スロー
アップ)され、速度線図A2に従って徐々に減速(スロ
ーダウン)され、復時(リバース時)は、速度線図A2
に従って加速され、速度線図A1に従って減速されてい
るが、本発明においては、復時(リバース時)、速度線
図B1に従って加速され(従来(A2)より速く加速さ
れ)、速度線図B2に従って減速され(従来(A1)より
速く減速され)るようになっている。
【0018】図5は、図4に示したスローアップ,スロ
ーダウンの速度線図に従ってパルスモータを駆動する時
のテーブル、図6は、図5に示したテーブルに対応した
出力のパルスを示す図である。また、図7は、リバース
時におけるイメージスキャナの最速,低速の位置関係を
示す図で、イメージスキャナは、原稿読み取りが終了し
た後、リバース動作に入るが、リバース時におけるイメ
ージスキャナの速度は、原稿読み取り精度に影響しない
ので、できるだけ短時間でHP(ホームポジション)に
戻すのが好ましい。そのため、リバース時は、図6に示
すように、最速にてリバースし、HP手前位置にて低速
制御するようにしている。
【0019】図8〜図12は、本発明によるモータ制御
のフローチャートで、図8は、モータスタート時の制御
フローチャート、図9は、モータストップ時の制御フロ
ーチャート、図10は、スピードダウン時の制御フロー
チャート、図11は、リバース時のスローアップ,スロ
ーダウン制御フローチャート、図12は、割り込み時の
制御フローチャートで、モータスタート時は、図8
(A),(B)に示すように、また、モータストップ時
は、図9(A),(B)に示すように制御される。請求
項1に記載のモータスタート時のスローアップ速度制御
は、図5に示したモータスタートスローアップ,スロー
ダウンテーブルセットよりDPIに応じて決められる
が、仮に、200DPIで最速、800DPIで最低速
とする。また、リバース用の速度テーブルは、その装置
での最速が選ばれるため200DPIと同一のものとな
る。
【0020】図5より、200DPI読み取り時及びリ
バース時共に同一のスピードとすると、通常時は、なめ
らかなカーブである。このときの速度は最速であるが、
図5より通常テーブル時は、スローアップ・ダウン終了
まで、時間的には4370mses、距離的には8パル
スとなる。ここで、図11(A)のリバース用スローア
ップ速度カーブセット、図11(B)のリバース用スロ
ーダウン速度カーブセットのように、通常テーブルを短
いテーブルに変更することにより、図5に示すように、
時間的に3200mese、距離的には4パルスと短い
スローアップ・ダウンテーブルを実現できる。ただし、
短いテーブルで本制御を行うには、図8(B)のモータ
スタート制御、図9(B)のモータストップ制御のよう
に電流アップするなどのトルクアップの処理を行う必要
がある。そのときのカーブの様子は、図4の変更後リバ
ース時のカーブとなる。
【0021】請求項2の発明は、図8(B),図11
(A)の速度制御は行わず、図9(B),図11(B)
のスローダウン時の制御のみ行うようにしたものであ
る。
【0022】請求項3の発明は、図12(A)のホスト
I/F割り込みによりホストI/Fからの割り込み回数
をカウントすることにより、一定以上(本例では5回以
上)発生した場合に「割り込み多数フラグ」をONし、
図12(B)のリバース用スローダウン速度カーブセッ
トにて短いテーブルのセットを行うようにしたものであ
る。
【0023】図7は、最速にてリバースし、HP手前位
置にて低速制御する位置関係を示す図で、請求項4の発
明は、図10に示すスヒードダウン制御より、読み取り
終了した時に分っている読み取りに要した距離(図7の
例では297+20=317mm)からHP手前位置
(本例では50mm)に走行体がリバースしてきた時
に、図9(B),図11(B)によりリバース用速度で
のモータを止め、図9(B),図11(B)にてスロー
アップの必要のない低速度にてモータをスタートするこ
とにより、HP手前位置にて低速度の走行体移動を実現
する。図示していないが、モータを止めずに速度を落と
す方法も同様な効果を得られる。
【0024】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、ホストコンピュータと通信を行う手段を有する画像
読み取り装置において、前記ホストコンピュータからの
割り込み回数により、HPセンサ手前でスローダウン
し、その後の速度をスローダウン前の速度より遅い速度
にて制御することを特徴としたもので、図12(C)の
割り込み多数発生時スピードダウン制御に示す通り、図
10のスピードダウン制御を図12(A)のホストI/
F割り込み回数が多い場愚に行うことにより実現するも
のである。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によると、原稿を主走査
方向からライン単位で読み取る手段と、この読み取り手
段のライン読み取り位置を副走査方向へ移動動作させ読
み取りを行う読み取りモード(BOOKモード)を有
し、その移動動作をさせる駆動機構の駆動源をなすモー
タの起動及び停止をスローアップ及びスローダウンを行
いながら制御する手段を有し、読み取り時の速度と読み
取り終了後のリバース(ホームポジションへ戻る動作)
速度が共にその装置における最速の場合、前記スローア
ップ・スローダウンカーブが読み取り時と読み取り終了
後のリバース時とで異なるようにしたので、読み取り時
と読み取り終了後のリバース速度が共にその装置におけ
る場合、スローアップ・スローダウンカーブを読み取り
終了後のリバース時の場合は短くすることにより、HP
センサの検知が遅れた場合でも、走行体が機内の終端ま
で行き過ぎ、ぶつかり、損傷するという不具合を解消す
ることが可能となる。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、読み取り終了後のリバース時のスローダウンカーブ
のみ異なるようにしたので、請求項1の発明に対して少
ない変更にて請求項1の発明と同様な効果を得ることが
可能となる。
【0027】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、ホストコンピュータと通信を行う手段を有する画像
読取り装置において、前記ホストコンピュータからの割
り込みの回数によりスローアップ・ダウンカーブを変更
するするようにしたので、ホストコンピュータからの割
り込みの回数をカウントすることにより、スキャナの負
荷が大きいと判断され、HPセンサの検知が遅れる場合
でも、スローアップ・スローダウンカーブを読み取り終
了後のリバース時の場合は短くすることにより、走行体
が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつかり、損傷するという
不具合を解消することが可能となる。
【0028】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、HP検出用センサを有する装置において、HPセン
サ手前でスローダウンし、その後の速度をスローダウン
前の速度より遅い速度にて制御するようにしたので、読
み取りに用した移動距離から、HP手前までの距離を算
出し、その位置からスピードを遅くすることにより、H
Pセンサの検知遅れを防ぎ、走行体が機内の終端まで行
き過ぎ、ぶつかり、損傷するという不具合を解消するこ
とが可能となる。
【0029】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、ホストコンピュータと通信を行う手段を有する画像
読み取り装置において、前記ホストコンピュータからの
割り込み回数により、HPセンサ手前でスローダウン
し、その後の速度をスローダウン前の速度より遅い速度
にて制御するするようにしたので、ホストコンピュータ
からの割り込みの回数をカウントすることにより、スキ
ャナの負荷が大きいと判断された場合は、読み取りに用
した移動距離から、HP手前までの距離を算出し、その
位置からスピードを遅くすることにより、HPセンサの
検知遅れを防ぎ、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶ
つかり、損傷するという不具合を解消することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像読み取り装置の一例
を説明するための全体構成図である。
【図2】 本発明が適用される画像読み取り装置の一例
を説明するためのブロック図である。
【図3】 本発明の実施に使用される制御回路の一例を
示すブロック図である。
【図4】 イメージスキャナの原稿読み取り時における
速度線図である。
【図5】 図4に示した速度線図に従ってパルスモータ
を駆動する時のテーブルを示す図である。
【図6】 図5に示したテーブルに対応した出力パルス
を示す図である。
【図7】 リバース時におけるイメージスキャナの最
速,低速の位置関係を示す図である。
【図8】 本発明によるスキャナモータの制御のフロー
の一例を示す図である。
【図9】 本発明によるスキャナモータの制御のフロー
の他の例を示す図である。
【図10】 本発明によるスキャナモータの制御のフロ
ーの他の例を示す図である。
【図11】 本発明によるスキャナモータの制御のフロ
ーの他の例を示す図である。
【図12】 本発明によるスキャナモータの制御のフロ
ーの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1…原稿台ガラス、2…第1ミラー、3…照明ランプ、
4…第2ミラー、5…第3ミラー、6…CCD、7…走
行体モータ、8…原稿トレイ、9…ピックアップロー
ラ、10…レジストローラ、11…搬送ドラム、12…
搬送ローラ、13,14…排紙ローラ対、15…排紙ト
レイ、16…搬送モータ、38…レンズ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を主走査方向からライン単位で読み
    取る手段と、この読み取り手段のライン読み取り位置を
    副走査方向へ移動動作させて読み取りを行う読み取りモ
    ードを有し、その移動動作をさせる駆動機構の駆動源を
    なすモータの起動及び停止をスローアップ及びスローダ
    ウンを行いながら制御する手段を有し、読み取り時の速
    度と読み取り終了後のリバース速度が共にその装置にお
    ける最速の場合、前記スローアップ・スローダウンカー
    ブが読み取り時と読み取り終了後のリバース時とで異な
    ることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、読み取り終了後のリ
    バース時のスローダウンカーブのみ異なることを特徴と
    する画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ホストコンピュータ
    と通信を行う手段を有する画像読み取り装置において、
    前記ホストコンピュータからの割り込みの回数によりス
    ローアップ・スローダウンカーブを変更することを特徴
    とする画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、ホームポジション検
    出用センサ(以下、HPセンサ)を有する装置におい
    て、HPセンサの手前でスローダウンし、その後の速度
    をスローダウン前の速度より遅い速度にて制御すること
    を特徴とする画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、ホストコンピュータ
    と通信を行う手段を有する画像読み取り装置において、
    前記ホストコンピュータからの割り込み回数により、H
    Pセンサの手前でスローダウンし、その後の速度をスロ
    ーダウン前の速度より遅い速度にて制御することを特徴
    とする画像読み取り装置。
JP7349770A 1995-12-21 1995-12-21 画像読み取り装置 Pending JPH09181882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7349770A JPH09181882A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7349770A JPH09181882A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09181882A true JPH09181882A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18406000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7349770A Pending JPH09181882A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09181882A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4908719A (en) Scanning apparatus with a mechanism to scan both sides of an original
US7422205B2 (en) Original feeding apparatus and image reading apparatus
JP2008118269A (ja) 画像読取装置、画像蓄積装置、及びデジタル複合機
KR20090087313A (ko) 화상독취장치 및 그 제어방법
JPS6233790B2 (ja)
JPH09181882A (ja) 画像読み取り装置
JP3337156B2 (ja) 白紙原稿検知機構
JP5896762B2 (ja) 読取装置および読取制御方法
JP2003264671A (ja) 画像読取装置
JPH07172684A (ja) 排紙装置
JP3642619B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2503644Y2 (ja) 画像読取り装置
JPS6145275B2 (ja)
JP2532395B2 (ja) 原稿読取り装置の走行体位置検出装置
JPS63287167A (ja) 原稿読取装置
JPH01194658A (ja) 原稿読取装置
JP2006217030A (ja) 画像読み取り装置
JP3066904B2 (ja) 画像読取装置
JPH1098588A (ja) 画像読み取り装置及び画像読み取り方法
JPH0698102A (ja) 画像入力方法及びその装置
JP2000209402A (ja) デジタル画像読み取り装置
JP3047247B2 (ja) 画像入力装置
JPH07264358A (ja) 読取装置
JP2001127957A (ja) 画像読取装置、方法および記憶媒体
JP2002107842A (ja) 画像読み取り装置及び画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040907