JPH09181618A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH09181618A
JPH09181618A JP7340714A JP34071495A JPH09181618A JP H09181618 A JPH09181618 A JP H09181618A JP 7340714 A JP7340714 A JP 7340714A JP 34071495 A JP34071495 A JP 34071495A JP H09181618 A JPH09181618 A JP H09181618A
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parallel
phase
serial
bit
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JP7340714A
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Inventor
Shingo Okamoto
眞吾 岡本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0052Realisations of complexity reduction techniques, e.g. pipelining or use of look-up tables
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分周位相不確定性のために誤ったビット列が
出力されても符号化器入力のビット列の順序と一致した
出力を得られるデータ伝送装置を提供する。 【解決手段】 送信側に符号化器1a〜1dが並列配置
され、受信側にビタビ復号器7a〜7dが配並列配置さ
れるデータ伝送装置において、P/S2a,2bに入力
される各符号化ビット列およびビタビ復号器に入力され
る各復調ビット列の配列を、分周位相不確定性により誤
ったビット列が出力された場合にいずれかの復調ビット
列の誤り訂正復号が不可能となる配列とし、訂正復号不
可能な場合にビタビ復号器に入力される各復調ビット列
の並びをシフトして復号ビット列の並びを符号化器の入
力ビット列の並びに対応させる位相シフト器6a,6b
を備える。さらに、4位相不確定性による位相ずれを生
じた場合にビタビ復号器の出力ビット列の並びを符号化
器の入力ビット列の並びに対応させる切替器8を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送装置に
関し、特に変調方式として直交変調方式及び2相位相変
調方式を用い、畳込み符号化器及び誤り訂正復号器を用
いて誤り訂正を行うデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】伝送誤りを受けた畳込み符号を誤り訂正
復号するのに用いられるビタビ復号器の装置規模は拘束
長Kの大きさと共に大きくなる。例えば、拘束長K=7
のビタビ復号器が復号できる現在の最高速度は30Mb
ps程度であり、この最高速度によって情報伝送速度が
制眼されている。これを克服するために、畳込み符号化
器及びビタビ復号器をそれぞれ複数設置し、伝送すべき
情報ビット列を並列処理するデータ伝送装置の実現が要
請されている。
【0003】図12は従来のデータ伝送装置の構成を説
明するための図で、(a)は変調部の構成を示すブロッ
ク図、(b)は復調部の構成を示すブロック図である。
【0004】データ伝送装置は、符号化器101a〜1
01d、並列/直列変換器(P/S)102a,102
b、変調器103より構成される復調部(図12(a)
参照)と、復調器104、直列/並列変換器(S/P)
105a,105b、ビタビ符号器107a〜107d
より構成される復調部(図12(b)参照)とからな
る。以下、各構成部について詳しく説明する。
【0005】符号化器101aは、伝送すべき情報ビッ
ト列T01を入力とし、これを符号化率1/2で畳込み
符号化し、ビット列T11とビット列T12の2列から
なる符号化ビット列を出力する。同様に、符号化器10
1bは、ビット列T02を入力とし、ビット列T13と
ビット列T12の2列からなる符号化ビット列を出力
し、符号化器101cは、ビット列T03を入力とし、
ビット列T15とビット列T16の2列からなる符号化
ビット列を出力し、符号化器101dは、ビット列T0
4を入力とし、ビット列T17とビット列T18の2列
からなる符号化ビット列を出力する。
【0006】P/S102aは、符号化器101a〜1
01dからそれぞれ出力されたビット列T11,T1
3,T15,T17を入力とし、これらを並列/直列変
換してビット列T21を出力する。P/S102bは、
符号化器101a〜101dからそれぞれ出力されたビ
ット列T12,T14,T16,T18を入力とし、こ
れらを並列/直列変換してビット列T22を出力する。
【0007】変調器3はP/S102a,102bから
それぞれ出力されたビット列T21,22を入力とし、
これらを直交軸のそれぞれに対応させた4相位相変調し
て変調信号T31を伝送路へ送出する。
【0008】復調器104は、伝送路を介して伝送され
た受信信号R01(すなわち、伝送された変調信号T3
1)を入力とし、4相位相復調してビット列R11,R
12を出力する。
【0009】S/P105aは、復調器104から出力
されたビット列R11を入力とし、これを直列/並列変
換してビット列R31,R33,R35,R37を出力
する。同様に、S/P105bは、復調器104からの
ビット列R12を入力とし、これを直列/並列変換して
ビット列R32,R34,R36,R38を出力する。
【0010】ビタビ復号器107aは、S/P105
a,105bから出力されたビット列R31、R32を
入力とし、これらを誤り訂正復号してビット列R41を
出力する。同様に、ビタビ復号器107bは、ビット列
R33、R34を入力とし、ビット列R42を出力す
る。ビタビ復号器107cは、ビット列R35、R36
を入力とし、ビット列R43を出力する。ビタビ復号器
107dは、ビット列R37、R38を入力とし、ビッ
ト列R44を出力する。
【0011】次に、このデータ伝送装置の動作について
説明する。
【0012】まず、変調部における動作を図13参照し
て説明する。伝送すべき4列の情報ビット列TO1〜T
O4を TO1:D11,D12,D13,・・・ TO2:D21,D22,D23,・・・ TO3:D31,D32,D33,・・・ TO4:D41,D42,D43,・・・ とすると、符号化器101a〜101dでは、入力され
た各情報ビット列TO1〜T04が畳込み符号化され、
符号化ビット列T11〜T18が出力される。このとき
の各ビット列を T11:X11,X12,X13,・・・ T12:Y11,Y12,Y13,・・・ T13:X21,X22,X23,・・・ T14:Y21,Y22,Y23,・・・ T15:X31,X32,X33,・・・ T16:Y31,Y32,Y33,・・・ T17:X41,X42,X43,・・・ T18:Y41,Y42,Y43,・・・ とする。
【0013】符号化器101a〜101dから出力され
た符号化ビット列T11〜T18はP/S102a,1
02bに入力される。P/S102a,102bでは、
入力された各符号化ビット列T11〜T18が並列/直
列変換され、以下のようなビット列T21,T21が出
力される。
【0014】T21:X11,X21,X31,X4
1,・・・ T22:Y11,Y21,Y31,Y41,・・・ 各P/S102a,102bから出力されたビット列T
21,T21は、変調器103にて変調され、変調信号
T31が伝送路へ送出される。
【0015】上述のようにして変調部から伝送路に送出
された変調信号T31は、伝送路を介して受信信号RO
1として復調器104に入力される。受信信号RO1が
入力されると、復調器104では、入力された受信信号
RO1が4相位相復調され、復調ビット列R11,R1
2が出力される。この復調器104から出力された復調
ビット列R11,R12はそれぞれS/P105a,1
05bに入力されて並列/直列変換され、ビット列R3
1〜R38として出力される。S/P105a,105
bから出力されたビット列R31〜R38はそれぞれビ
タビ復号器107a〜107dに入力される。各ビタビ
復号器107a〜107dでは、それぞれビット列R3
1〜R38について誤り訂正復号が行われ、上述の伝送
すべき4列の情報ビット列TO1〜TO4に対応するビ
ット列R41〜R44が出力される。
【0016】上記復調器104において行われる4相位
相復調方式は直交変調方式の一種であり、直交変調方式
における復調には4相位相不確定性があるため、復調器
104の出力であるビット列R11,R12は伝送誤り
を無視しても必ずしも変調器103に入力したビット列
T21,T22とは一致しない。例えば、ビット列T2
1,T22のビットX11,Y11に対するビット列R
11,R12のビットは、伝送誤りを無視すると、(X
11、Y11)、(Y11バー、X1)1、(X11バ
ー、Y11バー)、(Y11、X11バー)のいずれか
となる。この4相位相不確定性を除去する方法としては
種々の方式が提案されている。例えぱ、特開昭61−1
37447号公報には、TDMA方式に適用したものと
して「多相PSK信号の復号装置」が開示されている。
この公報に開示された復号装置では、バースト信号のプ
リアンプル部にある位相情報が利用される。また、特開
昭60−038957号公報には、「4相PSK波の位
相不確定除去回路」が開示されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
伝送装置では、直列/並列変換器105aの出力の並び
は、S/P変換における分周位相不確定性により必ずし
も送信側のビット列T11、T13、T15、T17の
並びとは一致せず、全部で4通りある。このことは直列
/並列変換器105bについても同様である。図14
に、復調器の基準搬送波の位相と変調器の搬送波の位相
とが一致し、直列/並列変換器(S/P)の分周位相が
送信側と受信側とでずれている場合の各出力の一例を示
す。但し、伝送誤りを考慮し受信側のビットにはRを付
記してある。
【0018】図14に示すように、直列/並列変換器
(S/P)の分周位相が送信側と受信側とでずれている
場合には、ビット列R31〜R38の並びは図13図に
示した送信側におけるビット列T11〜T18の並びと
は異なることになる。この場合でも、ビタビ復号器10
7a〜107dでは正常に誤り訂正が行われる。したが
って、直列/並列変換器105a,105bから出力さ
れたビット列R31〜R38はその並びのまま各ビタビ
復号器107a〜107dにて誤り訂正復号されてしま
い、その結果、図13に示した送信側のビット列T01
〜T04の並びとは異なるビット列R41〜R44が出
力されることとなる。
【0019】以上のように、符号化器及び誤り訂正復号
器をそれぞれ複数並列に設置する場合、従来のデータ伝
送装置はS/Pにおける分周位相不確定性のために誤り
訂正復号器出力では並列データの順序が送信側と異なっ
てしまう場合がある。これは、分周位相が送受で異なっ
ていても並列に設置する各誤り訂正復号器では正常に誤
り訂正可能であり、分周位相不確定性を除去できないた
めである。このように誤り訂正復号器出力の並列データ
の順序が送信側と異なってしまう従来のデータ伝送装置
においては、ビット列の順序誤りを検出して送信側と同
じ順序に入れ替える手段を必要とするので、装置が大型
になるという問題点がある。
【0020】本発明の目的は、上記問題を解決し、簡単
な構成で、S/Pによる分周位相不確定性のために誤っ
たビット列が出力されても符号化器入力のビット列の順
序と一致した出力を得られるデータ伝送装置を提供する
ことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、伝送すべき複数の情報ビット列を各々の
列ごとに畳込み符号化して符号化ビット列を出力する符
号化手段と、該符号化手段からの各符号化ビット列を並
列/直列変換する並列/直列変換手段と、該並列/直列
変換手段の出力を変調して変調信号を伝送路に送出する
変調手段と、伝送された前記各変調信号を復調し復調信
号を出力する復調手段と、該復調手段の出力をそれぞれ
直列/並列変換する直列/並列変換手段と、該直列/並
列変換手段で変換された各復調ビット列を誤り訂正復号
し、前記複数の情報ビット列に対応する復号ビット列を
出力する誤り訂正復号手段と、を有するデータ伝送装置
において、前記並列/直列変換手段に入力される各符号
化ビット列および誤り訂正復号手段に入力される各復調
ビット列の各配列を、前記直列/並列変換手段の分周位
相不確定性により誤ったビット列が出力された場合にい
ずれかの復調ビット列の誤り訂正復号が不可能となる配
列とし、前記誤り訂正復号手段における誤り訂正復号の
可能・不可能をモニタし、訂正復号不可能な場合には誤
り訂正復号手段に入力される各復調ビット列の並びをシ
フトして前記復号ビット列の並びを前記情報ビット列の
並びに対応させるシフト手段を有することを特徴とす
る。
【0022】上記の発明において、前記変調手段が、前
記並列/直列変換手段の出力を変調して直交軸のそれぞ
れに対応した直交変調信号を伝送路に送出する直交変調
器であり、前記復調手段が、伝送された前記各直交変調
信号を直交復調し直交軸のそれぞれに対応した直交復調
信号を出力する直交復調器であり、前記直交変調信号と
前記直交復調信号の位相のずれをモニタし、位相にずれ
が生じた場合に前記誤り訂正復号手段から出力された復
号ビット列の並びを前記情報ビット列の並びと一致する
ように切り替える切替手段を備えるものであってもよ
い。
【0023】さらに、前記符号化手段が、伝送すべきn
(n≧3)列の情報ビット列を各々の列ごとに畳込み符
号化し、第1及び第2のビット列からなる符号化ビット
列を出力するn個の符号化器より構成され、前記並列/
直列変換手段が、前記n列中2列を除いた列の第1のビ
ット列と該除いた2列の一方の列の第1および第2のビ
ット列とからなるビット列群を並列/直列変換する第1
の並列/直列変換器と、前記n列中2列が除かれた列の
第2のビット列と前記除いた2列のもう一方の列の第1
および第2のビット列とからなるビット列群を並列/直
列変換する第2の並列/直列変換器より構成され、前記
直列/並列変換手段が、前記直交復調器の出力を、前記
第1および第の並列/直列変換器に入力された各ビット
列群に対応するビット列群にそれぞれ直列/並列変換す
る第1および第2の直列/並列変換器より構成され、前
記シフト手段が、前記第1および第2の直列/並列変換
器から出力されたビット列群のビット列の順序をそれぞ
れシフトする第1および第2の位相シフト器より構成さ
れ、前記誤り訂正復号手段が、前記第1および第2の位
相シフト器の2つのビット列群の出力の中で互いに対応
する列対ごとに誤り訂正復号し復号ビット列を出力する
n個の誤り訂正復号器より構成され、前記切替手段が、
前記n列中2列に対応する誤り訂正復号器の出力を切替
えるよう構成されたものであってもよい。
【0024】また、上記発明において、前記変調手段
が、前記並列/直列変換手段の出力を2相位相変調して
2相位相変調信号を伝送路に送出する2相位相変調器で
あり、前記復調手段が、伝送された前記2相位相変調信
号を2相位相復調して復調信号を出力する2相位相復調
器であり、前記符号化手段が、伝送すべきn(n≧3)
列の情報ビット列を各々の列ごとに畳込み符号化し、第
1及び第2のビット列からなる符号化ビット列を出力す
るn個の符号化器より構成され、前記並列/直列変換手
段が、前記n列中2列を除いた列の第1のビット列と該
除いた2列の一方の列の第1および第2のビット列とか
らなるビット列群、および前記n列中2列が除かれた列
の第2のビット列と前記除いた2列のもう一方の列の第
1および第2のビット列とからなるビット列群を並列/
直列変換する並列/直列変換器より構成され、前記直列
/並列変換手段が、前記2相位相復調器の出力を、前記
並列/直列変換器に入力された各ビット列群に対応する
ビット列群に直列/並列変換する直列/並列変換器より
構成され、前記シフト手段が、前記直列/並列変換器か
ら出力されたビット列群のビット列の順序をそれぞれシ
フトする位相シフト器より構成され、前記誤り訂正復号
手段が、前記位相シフト器のビット列群の出力の中で互
いに対応する列対ごとに誤り訂正復号し復号ビット列を
出力するn個の誤り訂正復号器より構成されたものであ
ってもよい。
【0025】<作用>上記のように構成される本発明で
は、直列/並列変換手段による分周位相不確定性のため
に誤ったビット列が出力されると、誤り訂正復号手段で
は、いずれかの復調ビット列の誤り訂正復号が不可能と
なる。復調ビット列の誤り訂正復号が不可能となると、
その状態がシフト手段により検出され、直列/並列変換
手段の出力ビット列の順序がシフトされる。このシフト
は、全ての誤り訂正復号が可能となるまで順次行われ、
これにより符号化手段入力のビット列の順序に一致した
出力が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施例のデータ伝送
装置の構成を説明するための図で、(a)は変調部の構
成を示すブロック図、(b)は復調部の構成を示すブロ
ック図である。
【0028】本実施例のデータ伝送装置は、符号化器1
a〜1d、並列/直列変換器(P/S)2a,2b、変
調器3より構成される変調部と、復調器4、直列/並列
変換器(S/P)5a,5b、位相シフト器6a,6
b、ビタビ符号器7a〜7dより構成される復調部とか
らなる。以下、各構成部について詳しく説明する。
【0029】符号化器1aは、伝送すべき情報ビット列
T01を入力とし、これを符号化率1/2で畳込み符号
化し、2列からなる符号化ビット列T11,T12を出
力する。同様に、符号化器1bは、ビット列T02を入
力とし、符号化ビット列T13,T14を出力する。符
号化器1cは、ビット列T03を入力とし、符号化ビッ
ト列T15,T16を出力する。符号化器1dは、ビッ
ト列T04を入力とし、符号化ビット列T17,T18
を出力する。
【0030】並列/直列変換器2aは、符号化器1a,
1bから出力された符号化ビット列T11,T13およ
び符号化器1cから出力された符号化ビット列T15,
T16を入力とし、これらを並列/直列変換してビット
列T21を出力する。並列/直列変換器2bは、符号化
器1a,1bから出力された符号化ビット列T12,T
14および符号化器1dから出力された符号化ビット列
T17,T18を入力とし、これらを並列/直列変換し
てビット列T22を出力する。
【0031】変調器3は並列/直列変換器2a,2bか
らそれぞれ出力されたビット列T21,22を入力と
し、これらを直交変調し直交軸のそれぞれに対応した変
調信号T31を伝送路へ送出する。
【0032】復調器4は、伝送路を介して受信された受
信信号R01(すなわち、変調信号T31が伝送路を介
して受信された信号)を入力とし、これを直交復調し直
交軸のそれぞれに対応した復調ビット列R11,R12
を出力する。
【0033】直列/並列変換器5aは、復調器4から出
力された復調ビット列R11を入力とし、これを直列/
並列変換して4列の復調ビット列R21〜R24を出力
する。直列/並列変換器5bは、復調器4から出力され
た復調ビット列R12を入力とし、これを直列/並列変
換して4列の復調ビット列R25〜R28を出力する。
【0034】位相シフト器6aは、直列/並列変換器5
aから出力された復調ビット列R21〜R24を入力と
し、復調ビット列R31,R33,R35,R36を出
力する。この位相シフト器6aは、ビタビ非同期信号C
O1より各復調ビット列R21〜R24に関するビタビ
復号の非同期状態をモニタしており、いずれかのビタビ
複合が不可能な状態となった場合には、復調ビット列R
21〜R24の間でその順序をシフトする。位相シフト
器6bは、直列/並列変換器5aから出力された復調ビ
ット列R25〜R28を入力とし、復調ビット列R3
2,R34,R37,R38を出力する。この位相シフ
ト器6bおいても、位相シフト器6aと同様、ビタビ非
同期信号CO1より非同期状態を検出した場合には復調
ビット列R25〜R28の間でその順序がシフトされ
る。
【0035】ビタビ復号器7aは、位相シフト器6a,
6bから出力されたR31,R32を入力とし、これら
を送信側の列対に対応する列対とし、直交変調方式にお
ける4相位相不確定性を除去するようビタビ復号しR4
1を出力する。同様に、ビタビ復号器7bは、R33,
R34を入力とし、これらをビタビ復号してR42を出
力し、ビタビ復号器7cは、R35,R36を入力と
し、これらをビタビ復号してR43を出力し、ビタビ復
号器7dは、R37,R38を入力とし、これらをビタ
ビ復号してR44を出力する。また、各ビタビ復号器7
a〜7dは、直列/並列変換器による分周位相不確定性
のために誤ったビット列が出力されると、いずれかのビ
タビ復号器がビタビ復号不可能な状態となり、その状態
が非同期信号C01により各位相シフト器6a,6bに
対して入力されるようになっている。さらに、各ビタビ
復号器7a〜7dはビット誤りにより同期状態をモニタ
しており、非同期状態が継続している場合には復調器4
の基準搬送波の位相が変調器3の搬送波の位相と異なっ
ているものとし、同期状態となるように例えば入力され
る列対(2入力)のビット列を入れ替える。これにより
4相位相不確定性が除去される。このときの状態、すな
わち、入力される列対に4相位相不確定性が含まれる状
態は4相位相確定信号CO2によりビタビ復号器7aか
ら切替器8へ出力されている。
【0036】切替器8は、ビタビ復号器7c、7dの出
力ビット列R43、R44を、ビタビ復号器7aが出力
する4相位相確定信号CO2を基に、送受信の搬送波位
相が一致または180゜ずれている場合は切り替えず
に、また士90゜ずれている場合にはR43とR44の
ビット列が入れ替わるよう切り替えてビット列R51、
R52を出力する。
【0037】次に、このデータ伝送装置の動作を詳細に
説明する。
【0038】まず、変調部における動作を図2参照して
説明する。伝送すべき4列の情報ビット列TO1〜TO
4を TO1:D11,D12,D13,・・・ TO2:D21,D22,D23,・・・ TO3:D31,D32,D33,・・・ TO4:D41,D42,D43,・・・ とすると、符号化器1aは、情報ビット列TO1列を符
号化率1/2で畳込み符号化し、ビット列T11、T1
2の2列からなる符号化ビット列を出力する。同様に、
符号化器1bはT13、T14を、符号化器1cはT1
5、16を、符号化器1dはT17、T18をそれぞれ
出力する。このときの各ビット列を T11:X11,X12,X13,・・・ T12:Y11,Y12,Y13,・・・ T13:X21,X22,X23,・・・ T14:Y21,Y22,Y23,・・・ T15:X31,X32,X33,・・・ T16:Y31,Y32,Y33,・・・ T17:X41,X42,X43,・・・ T18:Y41,Y42,Y43,・・・ とする。
【0039】P/S2aはビット列T11、T13、T
15、T16をビット列T21に変換し、P/S2bは
ビット列T12、T14、T17、T18をビット列T
22に変換する。このときの各ビット列T21、T22
は、 T21:X11,X21,X31,Y31,X12,X
22,X32,・・・ T22:Y11,Y21,X41,Y41,Y12,Y
22,X42,・・・ となる。変調器3はビット列T21,T22を4相位相
変調して直交軸のそれぞれに対応させた4相位相変調信
号T31を伝送路ヘ送出する。
【0040】次に、上述の変調部からの4相位相変調信
号T31を復調する復調部の動作について、図3〜図8
を参照して説明する。
【0041】復調器4は、伝送路で伝送された受信信号
RO1(すなわち、変調信号T31が伝送路を介して受
信された信号)を4相位相復調し復調ビット列R11,
R12を出力する。この出力には4相位相不確定性が含
まれるが、基準搬送波の位相が変調器3の搬送波の位相
と一致した場合は図3に示す通り、復調ビット列R1
1,R12は、 R11:RX11,RX21,RX31,RY31,R
X12,・・・ R12:RY11,RY21,RX41,RY41,R
Y12,・・・ となる。ここで、受信側のビットには伝送誤りを考慮し
てRを付記してある。
【0042】変調器3からビット列R11,R12が出
力されると、S/P5aは、ビット列R11をR21〜
R24に変換する。同様に、S/P5bはビット列R1
2をR25〜R28に変換する。この変換の際、R21
〜R28には各S/Pにおける分周位相不確定性がある
ことから、本実施例では以下のような動作が行われる。
【0043】(1)S/P5a,5bとP/S2a,2
bの分周位相が一致 S/P5a,5bとP/S2a,2bの分周位相が一致
した場合は図3に示す通り、 R21:RX11,RX12,RX13,・・・ R22:RX21,RX22,RX23,・・・ R23:RX31,RX32,RX33,・・・ R24:RY31,RY32,RY33,・・・ R25:RY11,RY12,RY13,・・・ R26:RY21,RY22,RY23,・・・ R27:RX41,RX42,RX43,・・・ R28:RY41,RY42,RY43,・・・ となる。位相シフト器6a,6bでは、分周位相が碓定
しているため、S/P5a,5bのビット列をシフトす
る必要はなく、図3に示す通りそのままR31〜R38
を出力する。これら復調ビット列の対はビタビ復号器7
a〜7dではビタビ復号が可能であり、図3に示すよう
な復号出力R41〜R44を得る。この例では、基準搬
送波の位相が確定している例であるため、R41〜R4
4は伝送誤りを無視すると正しく復号されており、切替
器8は入力ビット列R43,R44をそのままR51,
R52として出力する。
【0044】(2)復調器4の基準搬送波の位相が変調
器3の搬送波の位相と90°ずれ、S/P5a,5bの
分周位相がP/S2a,2bと一致している場合 復調器4の基準搬送波の位相が変調器3の搬送波の位相
と90°ずれ、S/P5a,5bの分周位相がP/S2
a,2bと一致している場合は、図4に示すように復調
器出力R11,R12は、 R11:RY11バー,RY21バー,RX41バー,
RY41バー,・・・ R12:RX11,RX21,RX31,RY31,・
・・ となる。位相シフト器6a,6bは、ビット列をシフト
させずにビット列R31〜R38を出力する。このとき
ビタビ復号器7a〜7dの入力は、 R31:RY11バー,RY12バー,RY13バー,
・・・ R32:RX11,RX12,RX13,・・・ R33:RY21バー,RY22バー,RY23バー,
・・・ R34:RX21,RX22,RX23,・・・ R35:RX41バー,RX42バー,RX43バー,
・・・ R36:RY41バー,RY42バー,RY43バー,
・・・ R37:RX31,RX32,RX33,・・・ R38:RY31,RY32,RY33,・・・ となる。ここで、各ビタビ復号器7a〜7dはビット誤
りにより同期状態をモニタしており、非同期状態が継続
している場合には復調器4の基準搬送波の位相が変調器
3の搬送波の位相と異なっているものとし、同期状態と
なるように例えばビタビ復号器7a〜7dの各2入力の
ビット列を入れ替える。これにより4相位相不確定性を
除去できる。この結果、ビタビ復号器7a〜7dの各出
力は、 R41:RD11,RD12,RD13,・・・ R42:RD21,RD22,RD23,・・・ R43:RD41,RD42,RD43,・・・ R44:RD31,RD32,RD33,・・・ となる。ここで、各ビタビ復号は確立したが、ビット列
R43、R44については上記4相位相不確定性のため
に順序が送信側のビット列TO3、TO4と異なってし
まっている。この場合には、切替器8によりビット列R
43がR52に、またR44がR51に出力される。こ
れにより正しい復号ビット列が得られる。この切替器8
による切替動作は、ビタビ復号器7aが4相位相不碓定
性を除去するために動作した場合に出力する4相位相確
定信号CO2により動作する。
【0045】(3)S/P5a,5bの分周位相がP/
S2a,2bとずれた場合 S/P5a,5bの分周位相がP/S2a,2bとずれ
た場合においては、復調器4の基準搬送波の位相が変調
器3の搬送波の位相と一致あるいは異なった場合でもそ
の位相の確定は図4に示した通り各ビタビ復号器7a〜
7d及び切替器8で行うため同様に扱える。
【0046】図5にS/P5a,5bの分周位相がP/
S2a,2bと3ビット分ずれた場合を示す。このとき
復調器出力R11,R12は、 R11:RY31,RX12,RX22,RX32,・
・・ R12:RY41,RY12,RY22,RX42,・
・・ となる。ここで、位相シフト器6a,6bはビット列を
シフトさせずにビット列R31〜R38を出力したとす
ると、このときビタビ復号器7a〜7dの入力は R31:RY31,RY32,RY33,・・・ R32:RY41,RY42,RY43,・・・ R33:RX12,RX13,RX14,・・・ R34:RY12,RY13,RY14,・・・ R35:RX22,RX23,RX24,・・・ R36:RX33,RX33,RX34,・・・ R37:RY22,RY23,RY24,・・・ R38:RX42,RX43,RX44,・・・ となる。このときビタビ復号器7aについては出力R4
1が得られるが、他のビタビ復号器7b〜7dは2入力
のビット列の対が符号器1a〜1dの対と異なってお
り、ビタビ復号不可能であるので、その旨がビタビ非同
期信号CO1として位相シフト器6a,6bに出力され
る。なお、各ビタビ復号器7a〜7dでは独立に4相位
性の除去に必要な時間を経過した後、ビタビ同期が確立
しない場合には上記ビタビ非同期信号CO1が出力され
る。
【0047】上記ビタビ非同期信号C01により位相シ
フト器6a,6bにてビット列を1列シフトさせた場合
を図6に示す。ここでは、位相シフト器6aにてビット
列R21をR33に、R22をR35に、R23をR3
6にシフトさせる。またR24についてはストアしてお
いた1ビット前のデータをR31にシフトさせる。同様
に、位相シフト器6bにてR25をR34、R26をR
37、R27をR38、またR28の1ビット前のデー
タをR32にシフトする。このときはビタビ復号器7a
〜7dはいずれも復号不可能となっている。この位相シ
フトは、例えばビット列が4並列の場合、過去の3並列
分のビット情報をストアしておけば容易に実現できる。
【0048】更に、上記ビタビ非同期信号CO1により
位相シフト器6a,6bにてビット列をもう1列シフト
させた場合を図7に示す。
【0049】位相シフト器6aにてビット列R21をR
35に、R22をR36に、またR23、R24につい
てはストアしておいた1ビット前のデータを各々R3
1、R33にシフトさせる。同様に、位相シフト器6b
にて、R25をR37、R26をR38、またR27、
R28についてはストアしておいた1ビット前のデータ
を各々R32、R34にシフトさせる。このときはビタ
ビ復号器7aのみ復号可能で、他のビタビ復号器7b〜
7dはいずれも復号不可能となっている。
【0050】更に、前記ビタビ非同期信号CO1により
位相シフト器6a,6bにてビット列をもう1列シフト
させた場合を図8に示す。
【0051】位相シフト器6aにてビット列R21をR
36に、またR22、R23、R24についてはストア
しておいた1ビット前のデータを各々R31、R33、
R35にシフトさせる。同様に、位相シフト器6bにて
R25をR38に、またR26、R27、R28につい
てはストアしておいた1ビット前のデータを各々R3
2、R34、R37にシフトさせる。このときは、ビタ
ビ復号器7a〜7dはいずれも復号可能となっており、
各ビタビ復号器7a〜7dの出力R41〜R44は R41:RD11,RD12,RD13,・・・ R43:RD31,RD32,RD33,・・・ R44:RD41,RD42,RD43,・・・ となり、伝送誤りを除けば伝送すべきビット列TO1〜
TO4と一致する。
【0052】以上説明したように、図1に示した構成と
すれば、複数の並列に設置した全てのビタビ復号器の同
期が確立するように分周位相をシフトしていくことで、
S/Pによる分周位相不確定性が除去できる。また、4
相位相不確定性を除去したことによるビット列の入れ替
えについても対応できる。
【0053】次に、本発明の第2の実施例のデータ伝送
装置について説明する。
【0054】図9は本発明の第2の実施例のデータ伝送
装置の構成を説明するための図で、(a)は変調部の構
成を示すブロック図、(b)は復調部の構成を示すブロ
ック図である。
【0055】本実施例のデータ伝送装置は、上述したP
/S2a,2bをP/S2に、変調器3を2相位相変調
器3に、復調器4を2相位相復調器4に、S/P5a,
5bをS/P5に、位相シフト器6a,6bを位相シフ
ト器6に置き換え、切替器8を省略した以外は、上述し
た第1の実施例のものと同様に構成されている。図中、
同じ構成には同じ符号を付してある。
【0056】P/S2はビット列T11〜T18をビッ
ト列T21に変換する。本実施例の場合、ビット列T2
1は図10に示す通り、 T21=X11,X21,X31,Y31,X41,Y
41,・・・ となる。
【0057】変調器3は、ビット列T21を2相位相変
調した変調信号T31を伝送路ヘ送出する。
【0058】復調器4は、伝送路で伝送された受信信号
RO1を2相位相復調し復調ビット列R11を出力す
る。このビット列R11は、S/P5で8列のビット列
R21〜R28に変換される。ここではS/P5の分周
位相が4列ずれた場合を図10に示す。位相シフト器6
でビット列をシフトさせないと、ビタビ復号器7c,7
dでは復号可能だが、ビタビ復号器7a,7bでは復号
不可能な入力ビット列対となる。このときビタビ非同期
信号CO1を基に、位相シフト器6はビット列の順序を
シフトさせ、ビタビ同期が碓立するまでシフトを繰り返
す。そして、図11に示す通りR21をR32に、R2
2をR34に、以下同様にR28をR37、R24をR
38、R25をR31、R26をR33、R27をR3
5、R28をR36にシフトしたときのみ全てのビタビ
復号器7a〜7dで復号可能となり、各々ビット列R4
1〜R44を得る。これは伝送誤りを除けば伝送すべビ
ット列T01〜T04と一致する。
【0059】以上説明した第1および第2の実施例は、
ビタビ復号器7a〜7dを4並列に動作させているの
で、ビタビ復号器7a〜7dの復号速度の制限の4倍の
伝送速度でデータを伝送できる。符号化器、ビタビ復号
器の設置数を増加すれば更に高速のデータ伝送が可能と
なる。
【0060】また、上述の各実施例のデータ伝送装置は
いずれも符号化率1/2の畳込み符号を用いているが、
1/2以外の符号化率の畳込み符号を用いる場合におい
ても本発明を適用して同じ効果を得ることができる。
【0061】更に、各実施例のデータ伝送装置は、いず
れも誤り訂正を行う復号器にビタビ復号器を用いる場合
について説明したが、畳込み符号を誤り訂正する他の復
号器を用いる場合においても本発明を用いて同様の効果
が得られる。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、従来の装置に必要であった、誤り訂正後に
ビット列の順序誤りを検出して符号化器入力のビット列
の順序と一致するようにビット列を入れ替える手段が不
要になり、装置の小型化を図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のデータ伝送装置の構成
を説明するための図で、(a)は変調部の構成を示すブ
ロック図、(b)は復調部の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の変調部における動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【図3】図1の復調部における基準搬送波の位相が送信
側の搬送波の位相と一致した場合の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図4】図1の復調部における基準搬送波の位相が送信
側の搬送波の位相と90°ずれ、分周位相が一致してい
る場合の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図5】図1の復調部における分周位相が3ビット分ず
れた場合の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図6】図1の復調部における位相シフト器6a,6b
にてビット列を1列シフトさせた場合の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図7】図1の復調部における位相シフト器6a,6b
にてビット列を2列シフトさせた場合の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図8】図1の復調部における位相シフト器6a,6b
にてビット列を3列シフトさせた場合の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例のデータ伝送装置の構成
を説明するための図で、(a)は変調部の構成を示すブ
ロック図、(b)は復調部の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】図9の変調部における動作を説明するための
タイムチャートである。
【図11】図9の復調部における位相シフト器6にてビ
ット列をシフトさせた場合の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図12】従来のデータ伝送装置の構成を説明するため
の図で、(a)は変調部の構成を示すブロック図、
(b)は復調部の構成を示すブロック図である。
【図13】図12の変調部における動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図14】図12の復調部における基準搬送波の位相が
送信側の搬送波の位相と一致し、分周位相がずれている
場合の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1a〜1d 符号化器 2,2a,2b 並列/直列変換器(P/S) 3 変調器 4 復調器 5,5a,5b, 直列/並列変換器(S/P) 6,6a,6b, 位相シフト器 7a〜7d ビタビ復号器 8 切替器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送すべき複数の情報ビット列を各々の
    列ごとに畳込み符号化して符号化ビット列を出力する符
    号化手段と、該符号化手段からの各符号化ビット列を並
    列/直列変換する並列/直列変換手段と、該並列/直列
    変換手段の出力を変調して変調信号を伝送路に送出する
    変調手段と、伝送された前記各変調信号を復調し復調信
    号を出力する復調手段と、該復調手段の出力をそれぞれ
    直列/並列変換する直列/並列変換手段と、該直列/並
    列変換手段で変換された各復調ビット列を誤り訂正復号
    し、前記複数の情報ビット列に対応する復号ビット列を
    出力する誤り訂正復号手段と、を有するデータ伝送装置
    において、 前記並列/直列変換手段に入力される各符号化ビット列
    および誤り訂正復号手段に入力される各復調ビット列の
    各配列を、前記直列/並列変換手段の分周位相不確定性
    により誤ったビット列が出力された場合にいずれかの復
    調ビット列の誤り訂正復号が不可能となる配列とし、 前記誤り訂正復号手段における誤り訂正復号の可能・不
    可能をモニタし、訂正復号不可能な場合には誤り訂正復
    号手段に入力される各復調ビット列の並びをシフトして
    前記復号ビット列の並びを前記情報ビット列の並びに対
    応させるシフト手段を有することを特徴とするデータ伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記変調手段が、前記並列/直列変換手段の出力を変調
    して直交軸のそれぞれに対応した直交変調信号を伝送路
    に送出する直交変調器であり、 前記復調手段が、伝送された前記各直交変調信号を直交
    復調し直交軸のそれぞれに対応した直交復調信号を出力
    する直交復調器であり、 前記直交変調信号と前記直交復調信号の位相のずれをモ
    ニタし、位相にずれが生じた場合に前記誤り訂正復号手
    段から出力された復号ビット列の並びを前記情報ビット
    列の並びと一致するように切り替える切替手段を有する
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記符号化手段が、伝送すべきn(n≧3)列の情報ビ
    ット列を各々の列ごとに畳込み符号化し、第1及び第2
    のビット列からなる符号化ビット列を出力するn個の符
    号化器より構成され、 前記並列/直列変換手段が、前記n列中2列を除いた列
    の第1のビット列と該除いた2列の一方の列の第1およ
    び第2のビット列とからなるビット列群を並列/直列変
    換する第1の並列/直列変換器と、前記n列中2列が除
    かれた列の第2のビット列と前記除いた2列のもう一方
    の列の第1および第2のビット列とからなるビット列群
    を並列/直列変換する第2の並列/直列変換器より構成
    され、 前記直列/並列変換手段が、前記直交復調器の出力を、
    前記第1および第の並列/直列変換器に入力された各ビ
    ット列群に対応するビット列群にそれぞれ直列/並列変
    換する第1および第2の直列/並列変換器より構成さ
    れ、 前記シフト手段が、前記第1および第2の直列/並列変
    換器から出力されたビット列群のビット列の順序をそれ
    ぞれシフトする第1および第2の位相シフト器より構成
    され、 前記誤り訂正復号手段が、前記第1および第2の位相シ
    フト器の2つのビット列群の出力の中で互いに対応する
    列対ごとに誤り訂正復号し復号ビット列を出力するn個
    の誤り訂正復号器より構成され、 前記切替手段が、前記n列中2列に対応する誤り訂正復
    号器の出力を切替えるよう構成されたことを特徴とする
    データ伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記変調手段が、前記並列/直列変換手段の出力を2相
    位相変調して2相位相変調信号を伝送路に送出する2相
    位相変調器であり、 前記復調手段が、伝送された前記2相位相変調信号を2
    相位相復調して復調信号を出力する2相位相復調器であ
    り、 前記符号化手段が、伝送すべきn(n≧3)列の情報ビ
    ット列を各々の列ごとに畳込み符号化し、第1及び第2
    のビット列からなる符号化ビット列を出力するn個の符
    号化器より構成され、 前記並列/直列変換手段が、前記n列中2列を除いた列
    の第1のビット列と該除いた2列の一方の列の第1およ
    び第2のビット列とからなるビット列群、および前記n
    列中2列が除かれた列の第2のビット列と前記除いた2
    列のもう一方の列の第1および第2のビット列とからな
    るビット列群を並列/直列変換する並列/直列変換器よ
    り構成され、 前記直列/並列変換手段が、前記2相位相復調器の出力
    を、前記並列/直列変換器に入力された各ビット列群に
    対応するビット列群に直列/並列変換する直列/並列変
    換器より構成され、 前記シフト手段が、前記直列/並列変換器から出力され
    たビット列群のビット列の順序をそれぞれシフトする位
    相シフト器より構成され、 前記誤り訂正復号手段が、前記位相シフト器のビット列
    群の出力の中で互いに対応する列対ごとに誤り訂正復号
    し復号ビット列を出力するn個の誤り訂正復号器より構
    成されたことを特徴とするデータ伝送装置。
JP7340714A 1995-12-27 1995-12-27 データ伝送装置 Pending JPH09181618A (ja)

Priority Applications (3)

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