JPH09180352A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JPH09180352A JPH09180352A JP7344072A JP34407295A JPH09180352A JP H09180352 A JPH09180352 A JP H09180352A JP 7344072 A JP7344072 A JP 7344072A JP 34407295 A JP34407295 A JP 34407295A JP H09180352 A JPH09180352 A JP H09180352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- disc
- disk
- pin
- holding
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体であるディスク媒体をディスクホル
ダに保持してクランプ位置にローディングさせて装着す
るディスク装置に関し、装置の薄型化を図ることを目的
とする。 【解決手段】 ディスク媒体の周縁を第1のホルダ45
及び第2のホルダ46で保持するディスクホルダ44
に、該第1及び第2のホルダ45,46の連結部分にコ
イルばね52が設けられる。このコイルばね52が付勢
方向が切り換えられて第1及び第2のホルダ45,46
によるディスク媒体の保持又は保持解除する構成とす
る。
ダに保持してクランプ位置にローディングさせて装着す
るディスク装置に関し、装置の薄型化を図ることを目的
とする。 【解決手段】 ディスク媒体の周縁を第1のホルダ45
及び第2のホルダ46で保持するディスクホルダ44
に、該第1及び第2のホルダ45,46の連結部分にコ
イルばね52が設けられる。このコイルばね52が付勢
方向が切り換えられて第1及び第2のホルダ45,46
によるディスク媒体の保持又は保持解除する構成とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体であるデ
ィスク媒体をディスクホルダに保持させてクランプ位置
にローディングさせて装着するディスク装置に関する。
ィスク媒体をディスクホルダに保持させてクランプ位置
にローディングさせて装着するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク装置の一つとしてデータ
容量が比較的大なCD−ROM(Compact Disk-Read On
ly Memory)を記録媒体とするCD−ROM装置があり、
コンピュータシステムに組み込まれて外部記憶装置とし
て使用される。ここで、図24に、従来のCD−ROM
装置の外観図を示す。図24に示すCD−ROM装置1
1は、移動自在なディスクトレイ12にCD−ROM1
3が載置されて装置本体14の内部に運び込まれるもの
で、装置本体14内でCD−ROM13がターンテーブ
ル上にクランプされてモータによって回転され、光学ヘ
ッドによって再生されるものである。
容量が比較的大なCD−ROM(Compact Disk-Read On
ly Memory)を記録媒体とするCD−ROM装置があり、
コンピュータシステムに組み込まれて外部記憶装置とし
て使用される。ここで、図24に、従来のCD−ROM
装置の外観図を示す。図24に示すCD−ROM装置1
1は、移動自在なディスクトレイ12にCD−ROM1
3が載置されて装置本体14の内部に運び込まれるもの
で、装置本体14内でCD−ROM13がターンテーブ
ル上にクランプされてモータによって回転され、光学ヘ
ッドによって再生されるものである。
【0003】このようなCD−ROM装置11は、ディ
スクトレイ12が水平状態で移動するもので、横置きで
組み込まれるのが一般的である。
スクトレイ12が水平状態で移動するもので、横置きで
組み込まれるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンピュー
タシステムにおけるデータ容量の増大の傾向からCD−
ROM13を一枚から複数枚の組み込みが要望されつつ
あり、このような要求に対して上記CD−ROM装置1
1を多段に構成することが行われている。また、一枚の
CD−ROM13を搭載する場合でも、装置の薄型化が
望まれている。しかし、CD−ROM装置11を多段に
構成することは、段数が増加するに従い、対応するディ
スクトレイ12の厚みで装置の厚みが増加して大型化す
るという問題がある。
タシステムにおけるデータ容量の増大の傾向からCD−
ROM13を一枚から複数枚の組み込みが要望されつつ
あり、このような要求に対して上記CD−ROM装置1
1を多段に構成することが行われている。また、一枚の
CD−ROM13を搭載する場合でも、装置の薄型化が
望まれている。しかし、CD−ROM装置11を多段に
構成することは、段数が増加するに従い、対応するディ
スクトレイ12の厚みで装置の厚みが増加して大型化す
るという問題がある。
【0005】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、装置の薄型化を図るディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
もので、装置の薄型化を図るディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、ディスク媒体を保持するディスク保
持手段を移動させて該ディスク媒体を所定位置でクラン
プさせるディスク装置において、前記ディスク保持手段
は、該ディスク保持手段が前記ディスク媒体のクランプ
位置までの所定位置に達したときに、該ディスク媒体の
保持を付勢方向の切り換わりで解除させる付勢手段を備
えるディスク装置が構成される。
に、請求項1では、ディスク媒体を保持するディスク保
持手段を移動させて該ディスク媒体を所定位置でクラン
プさせるディスク装置において、前記ディスク保持手段
は、該ディスク保持手段が前記ディスク媒体のクランプ
位置までの所定位置に達したときに、該ディスク媒体の
保持を付勢方向の切り換わりで解除させる付勢手段を備
えるディスク装置が構成される。
【0007】請求項2では、請求項1記載のディスク保
持手段は、前記ディスク媒体の周縁を回動自在に連結さ
れた第1の保持部と第2の保持部で保持するもので、該
第1の保持部と該第2の保持部との連結部分に前記付勢
手段が設けられる。請求項3では、請求項1又は2記載
のディスク保持手段が所定数連設されてなる。
持手段は、前記ディスク媒体の周縁を回動自在に連結さ
れた第1の保持部と第2の保持部で保持するもので、該
第1の保持部と該第2の保持部との連結部分に前記付勢
手段が設けられる。請求項3では、請求項1又は2記載
のディスク保持手段が所定数連設されてなる。
【0008】上述のように請求項1又は2の発明では、
ディスク媒体を適宜第1及び第2の保持部でその周縁を
保持するディスク保持手段に、適宜第1及び第2の保持
部の連結部分に付勢手段を備えて該ディスク保持手段が
ディスク媒体クランプ位置までの所定位置で該付勢手段
の付勢方向を切り換えて該ディスク保持手段によるディ
スク媒体の保持を解除させる。これにより、ディスク媒
体を保持又は保持解除するディスク保持手段が簡易、薄
型で構成され、装置の薄型化を図ることが可能となる。
ディスク媒体を適宜第1及び第2の保持部でその周縁を
保持するディスク保持手段に、適宜第1及び第2の保持
部の連結部分に付勢手段を備えて該ディスク保持手段が
ディスク媒体クランプ位置までの所定位置で該付勢手段
の付勢方向を切り換えて該ディスク保持手段によるディ
スク媒体の保持を解除させる。これにより、ディスク媒
体を保持又は保持解除するディスク保持手段が簡易、薄
型で構成され、装置の薄型化を図ることが可能となる。
【0009】請求項3の発明では、ディスク媒体を所定
数搭載するに際して上記ディスク保持手段を連設させ
る。これにより、装置の大型化が回避されて容易に薄型
化を図ることが可能となる。
数搭載するに際して上記ディスク保持手段を連設させ
る。これにより、装置の大型化が回避されて容易に薄型
化を図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例の平面
図を示す。また、図2に、図1の内部平面図を示す。図
1に示すディスク装置としてのCD−ROM装置21は
サイドフレーム22の上部開放部分にリフトフレーム2
3が配置されると共に、該サイドフレーム22の両方の
側部22a ,22b とリフトフレーム23の側部との間
にそれぞれスライダ24L (左側)、24R (右側)が
配置される。
図を示す。また、図2に、図1の内部平面図を示す。図
1に示すディスク装置としてのCD−ROM装置21は
サイドフレーム22の上部開放部分にリフトフレーム2
3が配置されると共に、該サイドフレーム22の両方の
側部22a ,22b とリフトフレーム23の側部との間
にそれぞれスライダ24L (左側)、24R (右側)が
配置される。
【0011】このスライダ24L ,24R はフロント側
の端部で第1のリンクアーム25の両端で回動自在に取
り付けられており、第1のリンクアーム25は中心がサ
イドフレーム22の架設板26に形成されたピン27に
固定されて回転中心となる。また、架設板26の所定位
置の両側に後述のディスクマガジンと係合する板ばね2
8L ,28R が取り付けられる。
の端部で第1のリンクアーム25の両端で回動自在に取
り付けられており、第1のリンクアーム25は中心がサ
イドフレーム22の架設板26に形成されたピン27に
固定されて回転中心となる。また、架設板26の所定位
置の両側に後述のディスクマガジンと係合する板ばね2
8L ,28R が取り付けられる。
【0012】一方、リフトフレーム23にはCD−RO
Mであるディスク媒体の回転中心となる部分が開口され
ており、板ばね29を介してクランプ手段の一部である
クランパ30が遊嵌されたクランパホルダ31が取り付
けられる。また、図2は図1のサイドフレーム22を取
り外した状態の内部平面図であり、ベース板32上のフ
ロント側にマガジンベース33が配置され、マガジンベ
ース33上にはディスクマガジンの装填のカイドとなる
突状のガイドバー34及びガイドピン35と、マガジン
ロックするためのガイド溝36等が形成される。また、
マガジンベース33の下面にはモータやギヤ等で構成さ
れてスライダ24Lを移動させるスライダ駆動機構37
と、装填されたディスクマガジンをロック、イジェクト
するために複数のプレート等で構成されるマガジンロッ
ク機構38と、ディスクマガジン内の選択されたディス
クホルダを移動させるための複数のギヤ等で構成される
ディスクホルダ搬送手段であるディスクホルダ駆動機構
39とが配置される。
Mであるディスク媒体の回転中心となる部分が開口され
ており、板ばね29を介してクランプ手段の一部である
クランパ30が遊嵌されたクランパホルダ31が取り付
けられる。また、図2は図1のサイドフレーム22を取
り外した状態の内部平面図であり、ベース板32上のフ
ロント側にマガジンベース33が配置され、マガジンベ
ース33上にはディスクマガジンの装填のカイドとなる
突状のガイドバー34及びガイドピン35と、マガジン
ロックするためのガイド溝36等が形成される。また、
マガジンベース33の下面にはモータやギヤ等で構成さ
れてスライダ24Lを移動させるスライダ駆動機構37
と、装填されたディスクマガジンをロック、イジェクト
するために複数のプレート等で構成されるマガジンロッ
ク機構38と、ディスクマガジン内の選択されたディス
クホルダを移動させるための複数のギヤ等で構成される
ディスクホルダ搬送手段であるディスクホルダ駆動機構
39とが配置される。
【0013】ここで、図3にディスクマガジンの分解斜
視図を示す。図3に示すディスクマガジン41は、下ケ
ース42と上ケース43とよりなり、下ケース42は底
板42a の両側に壁部42b ,42b が一体的に立設さ
れており、該両壁部42b ,42b の内側に、例えば6
枚のCD−ROMを搭載するものとして対応するディス
クホルダ(後述する)の移動をガイドする溝42c が縦
方向に6つ並設されて形成される。また、一方の溝42
c の奥方向には突起状に折曲された板ばね42 d が溝に
対応して設けられる。なお、一方の壁部42b には各溝
42c に対応した孔42e が形成される。また、底板4
2a の裏面にはマガジン装填時のガイドを行う所定数の
ガイド溝(図に表われず、図11参照)が形成される。
視図を示す。図3に示すディスクマガジン41は、下ケ
ース42と上ケース43とよりなり、下ケース42は底
板42a の両側に壁部42b ,42b が一体的に立設さ
れており、該両壁部42b ,42b の内側に、例えば6
枚のCD−ROMを搭載するものとして対応するディス
クホルダ(後述する)の移動をガイドする溝42c が縦
方向に6つ並設されて形成される。また、一方の溝42
c の奥方向には突起状に折曲された板ばね42 d が溝に
対応して設けられる。なお、一方の壁部42b には各溝
42c に対応した孔42e が形成される。また、底板4
2a の裏面にはマガジン装填時のガイドを行う所定数の
ガイド溝(図に表われず、図11参照)が形成される。
【0014】一方、上ケース43は、下ケース42の上
部に取り付けられてディスクマガジン41が構成された
ときに、一側方のみが開放されて他の三側方が閉状態と
されるもので、下ケース42の閉状態となるべき箇所の
開放部分を閉状態とする側板が一体に形成されたもので
ある。また、上ケース43上には、上記サイドフレーム
22の架設板26上に形成された板ばね28L ,28R
が嵌合する凹部43L,43R が形成されたものであ
る。
部に取り付けられてディスクマガジン41が構成された
ときに、一側方のみが開放されて他の三側方が閉状態と
されるもので、下ケース42の閉状態となるべき箇所の
開放部分を閉状態とする側板が一体に形成されたもので
ある。また、上ケース43上には、上記サイドフレーム
22の架設板26上に形成された板ばね28L ,28R
が嵌合する凹部43L,43R が形成されたものであ
る。
【0015】続いて、図4に、ディスクホルダの平面構
成図を示すと共に、図5にディスクホルダの分解構成図
を示す。また、図6に、図5のディスクホルダのホール
ド状態の部分平面図を示す。図4に示すように、ディス
ク保持手段であるディスクホルダ44は第1の保持部で
ある第1のホルダ45と、該第1のホルダ45の一方端
に連結部分で回動自在に取り付けられる第2の保持部で
ある第2のホルダ46とにより構成される。また、第1
のホルダ45の他方端にはピン47a により軸支されて
回動自在なストッパ部材47が取り付けられ、該ストッ
パ部材47には2つの鉤部48a ,48b が形成され
る。この、該鉤部48b が上記ディスクマガジン41に
おける下ケース42の壁部42b に形成された孔42e
に係合されることで、ディスク媒体の保持時に該ディス
クマガジン41よりディスクホルダ44が飛び出すのを
防止する。
成図を示すと共に、図5にディスクホルダの分解構成図
を示す。また、図6に、図5のディスクホルダのホール
ド状態の部分平面図を示す。図4に示すように、ディス
ク保持手段であるディスクホルダ44は第1の保持部で
ある第1のホルダ45と、該第1のホルダ45の一方端
に連結部分で回動自在に取り付けられる第2の保持部で
ある第2のホルダ46とにより構成される。また、第1
のホルダ45の他方端にはピン47a により軸支されて
回動自在なストッパ部材47が取り付けられ、該ストッ
パ部材47には2つの鉤部48a ,48b が形成され
る。この、該鉤部48b が上記ディスクマガジン41に
おける下ケース42の壁部42b に形成された孔42e
に係合されることで、ディスク媒体の保持時に該ディス
クマガジン41よりディスクホルダ44が飛び出すのを
防止する。
【0016】また、第2のホルダ46には膨出部46e
が形成され、この膨出部46e が上記ディスクマガジン
41に取り付けられた板ばね42d に係合することで、
ディスクホルダ44をディスクマガジン41内に固定す
る。上記第2のホルダ46及びストッパ部材47が該壁
部42b に形成された溝42c に遊嵌状態となってカイ
ドされて移動自在にセットされる。
が形成され、この膨出部46e が上記ディスクマガジン
41に取り付けられた板ばね42d に係合することで、
ディスクホルダ44をディスクマガジン41内に固定す
る。上記第2のホルダ46及びストッパ部材47が該壁
部42b に形成された溝42c に遊嵌状態となってカイ
ドされて移動自在にセットされる。
【0017】そこで、図5に示すように、第1のホルダ
45は円弧状に形成され、その側面にディスク媒体(C
D−ROM)の周縁の所定部分を挟持する空間45g ,
45 h を設けて形成される。なお、第1のホルダ45部
分の円形内の図は各端部の断面を示した図である。該第
1のホルダ45の一方端には孔45a 、開口部45bが
形成されると共に、ピン45c が設けられる。なお、孔
45a の近傍には壁部45f が形成されて、後述の当接
部材の回動のストッパとする。
45は円弧状に形成され、その側面にディスク媒体(C
D−ROM)の周縁の所定部分を挟持する空間45g ,
45 h を設けて形成される。なお、第1のホルダ45部
分の円形内の図は各端部の断面を示した図である。該第
1のホルダ45の一方端には孔45a 、開口部45bが
形成されると共に、ピン45c が設けられる。なお、孔
45a の近傍には壁部45f が形成されて、後述の当接
部材の回動のストッパとする。
【0018】また、第1のホルダ45の他方端には2つ
の孔45d ,45e が形成される。孔45d にはストッ
パ部材47のピン47a が回動自在に軸支されると共
に、孔45e には所定形状のプレート49のピン49a
が回動自在に軸支される。そして、ストッパ部材47は
コイルばね50a により外側(図中左側)に付勢され、
プレート49はコイルばね50b によりフロント側(図
中下方)に付勢される。このプレート49はコイルばね
50b の係合部分とピン49a の反対側がディスク媒体
と当接してディスク媒体挿入方向に付勢している。
の孔45d ,45e が形成される。孔45d にはストッ
パ部材47のピン47a が回動自在に軸支されると共
に、孔45e には所定形状のプレート49のピン49a
が回動自在に軸支される。そして、ストッパ部材47は
コイルばね50a により外側(図中左側)に付勢され、
プレート49はコイルばね50b によりフロント側(図
中下方)に付勢される。このプレート49はコイルばね
50b の係合部分とピン49a の反対側がディスク媒体
と当接してディスク媒体挿入方向に付勢している。
【0019】一方、第1のホルダ45の一方端の孔45
a には回動部材51のピン51a が回動自在に軸支さ
れ、突起部51b に付勢手段であるコイルばね52の一
方が嵌合される。また、コイルばね52の他方が当接部
材53の中央凹部内に形成された突起部53a に嵌合す
る。この当接部材53の当接部53b は第2のホルダ4
6の一方端の所定の当接部46a と当接する。
a には回動部材51のピン51a が回動自在に軸支さ
れ、突起部51b に付勢手段であるコイルばね52の一
方が嵌合される。また、コイルばね52の他方が当接部
材53の中央凹部内に形成された突起部53a に嵌合す
る。この当接部材53の当接部53b は第2のホルダ4
6の一方端の所定の当接部46a と当接する。
【0020】第2のホルダ46は、一方端に上記当接部
46a と共に、上記第1のホルダ45のピン45c が係
合する長手切欠き46b が形成される。また、他方端の
内側(図中左側)であって先端部分には所定長でディス
ク媒体の周縁の所定部分を把持するための凹部46c が
形成される。そして、第2のホルダ46の外側(図中右
側)にはラック46d が形成される。
46a と共に、上記第1のホルダ45のピン45c が係
合する長手切欠き46b が形成される。また、他方端の
内側(図中左側)であって先端部分には所定長でディス
ク媒体の周縁の所定部分を把持するための凹部46c が
形成される。そして、第2のホルダ46の外側(図中右
側)にはラック46d が形成される。
【0021】そこで、図6(A)はディスクホルダ44
がディスク媒体を保持可能な状態を示したもので、当接
部材53の当接部53b が第1のホルダ45の壁部45
f より最も距離を有する位置であり、第2のホルダ46
が長手切欠部46b 内に係合した第1のホルダ45のピ
ン45c を回動軸として第1のホルダ45に対して最も
角度が小さい状態である。
がディスク媒体を保持可能な状態を示したもので、当接
部材53の当接部53b が第1のホルダ45の壁部45
f より最も距離を有する位置であり、第2のホルダ46
が長手切欠部46b 内に係合した第1のホルダ45のピ
ン45c を回動軸として第1のホルダ45に対して最も
角度が小さい状態である。
【0022】図6(B)は、図6(A)のディスク媒体
の保持状態から保持解除を行う場合の中間状態を示して
おり、当接部材53の当接部53a は第1のホルダ45
の段差45f に近づいた状態となる。そして、図6
(C)は、ディスク媒体の保持解除の状態を示したもの
で、当接部材53の側部が第1のホルダ45の段差45
f に当接状態で当接部材53a が該段差45f に最も近
い位置となる。このときの第2のホルダ46のピン45
cを軸とする回動で、該第2のホルダ46は第1のホル
ダ45に対して角度が最も大きいものとなる。
の保持状態から保持解除を行う場合の中間状態を示して
おり、当接部材53の当接部53a は第1のホルダ45
の段差45f に近づいた状態となる。そして、図6
(C)は、ディスク媒体の保持解除の状態を示したもの
で、当接部材53の側部が第1のホルダ45の段差45
f に当接状態で当接部材53a が該段差45f に最も近
い位置となる。このときの第2のホルダ46のピン45
cを軸とする回動で、該第2のホルダ46は第1のホル
ダ45に対して角度が最も大きいものとなる。
【0023】ところで、図6(B)に示す中間位置は、
コイルばね52が最も圧縮された状態であり、このとき
の付勢力が図6(A)の状態にする方向、又は図6
(C)の状態とする方向に当接部材53を挙動させる回
動力となって、付勢方向が切り換えられてあたかもスイ
ッチングさせるような動作を導出するものである。な
お、ディスク媒体の保持解除状態から保持を行う位置状
態は逆に図6(C)から図6(B)を介して図6(A)
の状態となるものである。
コイルばね52が最も圧縮された状態であり、このとき
の付勢力が図6(A)の状態にする方向、又は図6
(C)の状態とする方向に当接部材53を挙動させる回
動力となって、付勢方向が切り換えられてあたかもスイ
ッチングさせるような動作を導出するものである。な
お、ディスク媒体の保持解除状態から保持を行う位置状
態は逆に図6(C)から図6(B)を介して図6(A)
の状態となるものである。
【0024】このように、第1のホルダ45を駆動し
て、図6(A)の保持状態から、図6(C)の保持解除
状態とするときには、第1のホルダ45を図6(B)の
中間位置を僅かにこえる位置まで駆動すれば、コイルば
ね52の付勢力によって保持解除状態となる構成とした
ことから、従来(図6(A)〜(C)まで駆動してい
た)より、第1のホルダ45の駆動ストロークを短くす
ることができ、よって、装置の小型化に有利となる。
て、図6(A)の保持状態から、図6(C)の保持解除
状態とするときには、第1のホルダ45を図6(B)の
中間位置を僅かにこえる位置まで駆動すれば、コイルば
ね52の付勢力によって保持解除状態となる構成とした
ことから、従来(図6(A)〜(C)まで駆動してい
た)より、第1のホルダ45の駆動ストロークを短くす
ることができ、よって、装置の小型化に有利となる。
【0025】次に、図7に、図1のリフトフレームの上
下動機構の分解構成図を示す。図7は図1のサイドフレ
ーム22、リフトフレーム23、及びクランプ移動手段
であるスライダ24L ,24R の分解構成図であり、サ
イドフレーム22の側部22 a ,22b にはそれぞれデ
ィスク媒体挿入方向の2つの長手溝22a1,22a2,2
2b1,22b2およびこれと垂直方向の長手溝22a3,2
2b3が形成される。また、側部22a ,22b の内側に
はそれぞれピン22a4,22b4が形成される。
下動機構の分解構成図を示す。図7は図1のサイドフレ
ーム22、リフトフレーム23、及びクランプ移動手段
であるスライダ24L ,24R の分解構成図であり、サ
イドフレーム22の側部22 a ,22b にはそれぞれデ
ィスク媒体挿入方向の2つの長手溝22a1,22a2,2
2b1,22b2およびこれと垂直方向の長手溝22a3,2
2b3が形成される。また、側部22a ,22b の内側に
はそれぞれピン22a4,22b4が形成される。
【0026】一方、スライダ24L は、上端部分に第1
のリンクアーム25の一端25a が取付けられる取付部
24Laが一体に形成される共に、ディスク媒体挿入方向
の奥側に高さが低くなる階段状のガイド溝24Lb,24
Lc,24Ldが形成される。また、フロント側下部にラッ
ク24Leが形成されると共に、奥側下部の外側にピン2
4Lfが設けられ、フロント側にピン24Lgが設けられ
る。
のリンクアーム25の一端25a が取付けられる取付部
24Laが一体に形成される共に、ディスク媒体挿入方向
の奥側に高さが低くなる階段状のガイド溝24Lb,24
Lc,24Ldが形成される。また、フロント側下部にラッ
ク24Leが形成されると共に、奥側下部の外側にピン2
4Lfが設けられ、フロント側にピン24Lgが設けられ
る。
【0027】また、スライダ24R は、上端部部分に第
1のリンクアーム25の他端25bが取り付けられる取
付部24Raが一体に形成されると共に、奥側に高さが高
くなる階段状のガイド溝24Rb,24Rc,24Rdと、デ
ィスク媒体挿入方向に長手溝24Reが形成される。ま
た、奥側下部の外側にピン24Rfと、フロント側にピン
24Rgが設けられる。
1のリンクアーム25の他端25bが取り付けられる取
付部24Raが一体に形成されると共に、奥側に高さが高
くなる階段状のガイド溝24Rb,24Rc,24Rdと、デ
ィスク媒体挿入方向に長手溝24Reが形成される。ま
た、奥側下部の外側にピン24Rfと、フロント側にピン
24Rgが設けられる。
【0028】各ガイド溝24Lb,24Lc,24Ld,24
Rb,24Rc,24Rdは、搭載するディスク媒体(CD−
ROM)の枚数に応じたもので、各ディスク媒体の高さ
方向に応じて形成される。例えば6枚のディスク媒体の
高さを規定する場合に6段の各ガイド溝24Lb,2
4Lc,24Ld,24Rb,24Rc,24Rdが形成される。
そして、第1のリンクアーム25の中央に形成された孔
25c がサイドフレーム22のピン27で回動自在に取
り付けられ、該第1のリンクアーム25の両端25a ,
25b と各スライダ24L ,24R の取付部24La,2
4Raとが取り付けられる。また、スライダ24L ,24
R のそれぞれのピン24Lf,24Lg,24Rf,24
Rgは、サイドフレーム22の両端部22a ,22b に形
成された長手溝22a1,22a2,22b1,22b2内でガ
イドされる。
Rb,24Rc,24Rdは、搭載するディスク媒体(CD−
ROM)の枚数に応じたもので、各ディスク媒体の高さ
方向に応じて形成される。例えば6枚のディスク媒体の
高さを規定する場合に6段の各ガイド溝24Lb,2
4Lc,24Ld,24Rb,24Rc,24Rdが形成される。
そして、第1のリンクアーム25の中央に形成された孔
25c がサイドフレーム22のピン27で回動自在に取
り付けられ、該第1のリンクアーム25の両端25a ,
25b と各スライダ24L ,24R の取付部24La,2
4Raとが取り付けられる。また、スライダ24L ,24
R のそれぞれのピン24Lf,24Lg,24Rf,24
Rgは、サイドフレーム22の両端部22a ,22b に形
成された長手溝22a1,22a2,22b1,22b2内でガ
イドされる。
【0029】また、リフトフレーム23は、下方が開放
されたもので、上板23a に、上述のグランパホルダ3
1を位置させるための開口部23a1及びピン23a2が形
成されると共に、奥側右端が「コ」字状に折曲され、こ
こに溝23b が形成される。また、上板23a の裏面の
所定位置に下方向に所定数のピン231 〜237 が形成
される。そして、一方の側部23L にはガイドピン23
L1,23L2が形成されると共に、他方の側部23R には
ガイドピン23R1,23R2が形成される。また、側部2
3R には切欠き23c 及び溝23d が形成されると共
に、側部23L には溝23e ,23f 及び切欠き23c
と同様の切欠き(図示せず)が形成される。
されたもので、上板23a に、上述のグランパホルダ3
1を位置させるための開口部23a1及びピン23a2が形
成されると共に、奥側右端が「コ」字状に折曲され、こ
こに溝23b が形成される。また、上板23a の裏面の
所定位置に下方向に所定数のピン231 〜237 が形成
される。そして、一方の側部23L にはガイドピン23
L1,23L2が形成されると共に、他方の側部23R には
ガイドピン23R1,23R2が形成される。また、側部2
3R には切欠き23c 及び溝23d が形成されると共
に、側部23L には溝23e ,23f 及び切欠き23c
と同様の切欠き(図示せず)が形成される。
【0030】なお、側部23R のフロント側端部には、
所定のディスクホルダ44を駆動するためのギヤ(後述
する)を把持する「コ」字状に折曲加工された把持部2
3eが形成され、該リフトフレーム23の上下動で該ギ
ヤを上下動させる。上記リフトフレーム23のガイドピ
ン23L1はスライダ24L のガイド溝24 Lbによりガイ
ドされ、ガイドピン23L2はスライダ24L のガイド溝
24Ldによりガイドされると共に、サイドフレーム22
の側部22a の長手溝22a3によりガイドされる。ま
た、リフトフレーム23のガイドピン23R1はスライダ
24Rのガイド溝24Rbによりカイドされ、ガイドピン
23R2はスライダ24R のガイド溝24Rdによりガイド
されると共に、サイドフレーム22の側部22b の長手
溝22b3によりガイドされる。従って、リフトフレーム
23は、スライダ24L,24R が水平方向(ディスク
媒体挿入方向)にスライドすることで垂直方向に上下動
することかできるものである。
所定のディスクホルダ44を駆動するためのギヤ(後述
する)を把持する「コ」字状に折曲加工された把持部2
3eが形成され、該リフトフレーム23の上下動で該ギ
ヤを上下動させる。上記リフトフレーム23のガイドピ
ン23L1はスライダ24L のガイド溝24 Lbによりガイ
ドされ、ガイドピン23L2はスライダ24L のガイド溝
24Ldによりガイドされると共に、サイドフレーム22
の側部22a の長手溝22a3によりガイドされる。ま
た、リフトフレーム23のガイドピン23R1はスライダ
24Rのガイド溝24Rbによりカイドされ、ガイドピン
23R2はスライダ24R のガイド溝24Rdによりガイド
されると共に、サイドフレーム22の側部22b の長手
溝22b3によりガイドされる。従って、リフトフレーム
23は、スライダ24L,24R が水平方向(ディスク
媒体挿入方向)にスライドすることで垂直方向に上下動
することかできるものである。
【0031】そこで、図8に、スライダによるリフトフ
レームの位置状態の説明図を示す。図8(A),(B)
は一方のスライダ24R について示したもので、図8
(A)の状態はスライダ24R が最奥の位置D0のとき
の場合である。このとき、リフトフレーム23のピン2
3R1,23R2はスライダ24R の階段状のカイド溝24
Rb,24Rdの最下段で係合されており、該リフトフレー
ム23の位置は最下位置D0である。
レームの位置状態の説明図を示す。図8(A),(B)
は一方のスライダ24R について示したもので、図8
(A)の状態はスライダ24R が最奥の位置D0のとき
の場合である。このとき、リフトフレーム23のピン2
3R1,23R2はスライダ24R の階段状のカイド溝24
Rb,24Rdの最下段で係合されており、該リフトフレー
ム23の位置は最下位置D0である。
【0032】続いて、図8(B)に示すように、スライ
ダ24R が矢印方向でガイド溝24 Rb,24Rdでリフト
フレーム23のピン23R1,23R2を1段進ませる位置
D1にスライドさせると、リフトフレーム23がD1の
位置まで上昇する。すなわち、例えば6枚のディスク媒
体(CD−ROM)を搭載し、上記ガイド溝24Rb,2
4Rdを6段で構成すると、当該6枚のディスク媒体の位
置に対応した位置にリフトフレーム23をガイド溝24
Rb,24Rdの各段階で垂直方向に上下動させるものであ
る。
ダ24R が矢印方向でガイド溝24 Rb,24Rdでリフト
フレーム23のピン23R1,23R2を1段進ませる位置
D1にスライドさせると、リフトフレーム23がD1の
位置まで上昇する。すなわち、例えば6枚のディスク媒
体(CD−ROM)を搭載し、上記ガイド溝24Rb,2
4Rdを6段で構成すると、当該6枚のディスク媒体の位
置に対応した位置にリフトフレーム23をガイド溝24
Rb,24Rdの各段階で垂直方向に上下動させるものであ
る。
【0033】この場合、サイドフレーム22の長手溝2
2b1,22b2にスライダ23のピン24Rf,24Rgを係
合させ、スライダ23の長手溝24Reにサイドフレーム
22のピン22b4を係合させることで、スライダ23が
上下動するのを防止している。また、サイドフレーム2
2の垂直方向の長手溝22b3とリフトフレーム23のピ
ン23R2を係合させることでリフトフレーム23が水平
方向に移動するのを防止しているものである。
2b1,22b2にスライダ23のピン24Rf,24Rgを係
合させ、スライダ23の長手溝24Reにサイドフレーム
22のピン22b4を係合させることで、スライダ23が
上下動するのを防止している。また、サイドフレーム2
2の垂直方向の長手溝22b3とリフトフレーム23のピ
ン23R2を係合させることでリフトフレーム23が水平
方向に移動するのを防止しているものである。
【0034】続いて、図9に、ディスククランプ機構の
分解斜視図を示す。図9において、クランパホルダ31
には、金属部材(磁石で吸着)で形成されたクランパ3
0の両端のフランジ間で該クランパ30と遊嵌してお
り、一方端には板ばね29が取り付けられると共に、他
方端には2つのピン31a ,31b が形成される。そし
て、リフトフレーム23の開口部23a1に位置され、板
ばね29が上板23a に取り付けられる。
分解斜視図を示す。図9において、クランパホルダ31
には、金属部材(磁石で吸着)で形成されたクランパ3
0の両端のフランジ間で該クランパ30と遊嵌してお
り、一方端には板ばね29が取り付けられると共に、他
方端には2つのピン31a ,31b が形成される。そし
て、リフトフレーム23の開口部23a1に位置され、板
ばね29が上板23a に取り付けられる。
【0035】また、第2のリンクアーム61の中央には
リフトフレームのピン23a2に回動自在に軸支される孔
61a が形成され、一方端にピン61b が形成されると
共に、他方端にピン61c ,61d が形成される。一
方、磁石を備えるターンテーブル62が設けられたクラ
ンプ手段の一部を構成するベース63の両側にはスライ
ドガイド64L ,64R が配置され、奥側の所定位置に
保持補助手段であるディスクストッパ65が配置され
る。なお、スライドガイド64L 内にはガイド部材66
が配置される。
リフトフレームのピン23a2に回動自在に軸支される孔
61a が形成され、一方端にピン61b が形成されると
共に、他方端にピン61c ,61d が形成される。一
方、磁石を備えるターンテーブル62が設けられたクラ
ンプ手段の一部を構成するベース63の両側にはスライ
ドガイド64L ,64R が配置され、奥側の所定位置に
保持補助手段であるディスクストッパ65が配置され
る。なお、スライドガイド64L 内にはガイド部材66
が配置される。
【0036】ベース63上には、ターンテーブル62よ
りディスク媒体(CD−ROM)の半径方向に対応する
開口部63a が形成され、該ベース63の下部に該開口
部63a に沿って移動自在な光ピックアップ67が配置
される。また、ベース63の一方の側部63L にはピン
63L1〜63L3が設けられ、他方の側部63R にはピン
63R1〜63R3が設けられる。上記ピン63R2と上述の
リフトフレーム23の側部23R の切欠き23c との間
でトーションばね68が懸架されると共に、図示しない
が、上記ピン63L2とリフトフレーム23の側部23L
に形成された溝との間で、同様にトーションばねが懸架
される。
りディスク媒体(CD−ROM)の半径方向に対応する
開口部63a が形成され、該ベース63の下部に該開口
部63a に沿って移動自在な光ピックアップ67が配置
される。また、ベース63の一方の側部63L にはピン
63L1〜63L3が設けられ、他方の側部63R にはピン
63R1〜63R3が設けられる。上記ピン63R2と上述の
リフトフレーム23の側部23R の切欠き23c との間
でトーションばね68が懸架されると共に、図示しない
が、上記ピン63L2とリフトフレーム23の側部23L
に形成された溝との間で、同様にトーションばねが懸架
される。
【0037】クランプ駆動手段の一部であるスライドガ
イド64L は、上面にディスク媒体挿入方向に長手溝6
4L1〜64L3が形成されると共に、奥側に孔64L4が形
成される。また、側部には奥側に高くなるテーパ溝64
L5,64L6(64L5は図に表われず、図10参照)が形
成される。さらに、フロント側には柱部64a とディス
クガイド溝64b が形成される。なお、ディスクホルダ
ガイド溝64b の奥側にはディスクホルダ当接部(図1
0参照64b1,64b2)が形成されている。
イド64L は、上面にディスク媒体挿入方向に長手溝6
4L1〜64L3が形成されると共に、奥側に孔64L4が形
成される。また、側部には奥側に高くなるテーパ溝64
L5,64L6(64L5は図に表われず、図10参照)が形
成される。さらに、フロント側には柱部64a とディス
クガイド溝64b が形成される。なお、ディスクホルダ
ガイド溝64b の奥側にはディスクホルダ当接部(図1
0参照64b1,64b2)が形成されている。
【0038】上記長手溝64L2の下方には保持補助手段
であるガイド部材66が配置されるもので、該ガイド部
材66は上面に鉤形状の溝661 ,662 と、ディスク
媒体挿入方向と垂直方向に長手溝663 が形成され、側
部分にディスクガイド溝66 4 が形成される。すなわ
ち、スライドガイド64L の長手溝64L2と直交するよ
うにガイド部材66の長手溝663 が位置され、スライ
ドガイド64L の上面裏側に形成された2つのピン(図
10参照64L7,64L8)がガイド部材66の溝6
61 ,662 に係合状態となる。
であるガイド部材66が配置されるもので、該ガイド部
材66は上面に鉤形状の溝661 ,662 と、ディスク
媒体挿入方向と垂直方向に長手溝663 が形成され、側
部分にディスクガイド溝66 4 が形成される。すなわ
ち、スライドガイド64L の長手溝64L2と直交するよ
うにガイド部材66の長手溝663 が位置され、スライ
ドガイド64L の上面裏側に形成された2つのピン(図
10参照64L7,64L8)がガイド部材66の溝6
61 ,662 に係合状態となる。
【0039】一方、クランプ駆動手段の一部であるスラ
イドガイド64R は、上面にディスク媒体挿入方向に長
手溝64R1〜64R3が形成されると共に、奥側に孔64
R4が形成され、さらに切り欠き状の鉤部64c が形成さ
れる。また、側部には、奥側に高くなるテーパ溝6
4R5,64R6が形成されると共に、下方に奥側に低くな
るテーパ溝64R7,64R8が形成される。なお、スライ
ドガイド64R にはディスクホルダガイド溝64d が形
成される。
イドガイド64R は、上面にディスク媒体挿入方向に長
手溝64R1〜64R3が形成されると共に、奥側に孔64
R4が形成され、さらに切り欠き状の鉤部64c が形成さ
れる。また、側部には、奥側に高くなるテーパ溝6
4R5,64R6が形成されると共に、下方に奥側に低くな
るテーパ溝64R7,64R8が形成される。なお、スライ
ドガイド64R にはディスクホルダガイド溝64d が形
成される。
【0040】ロックレバー69には鉤部64c に係合す
るピン69b と、裏面(円内)に、リフトフレーム23
の溝23b に係合するピン69c が形成されると共に、
上述ディスクホルダ44の第2のホルダ46の先端部と
係合する鉤部69a が形成される。ロックレバー69
は、ピン69b を回動軸として回動自在であり、図示し
ないコイルばねによって反時計回り方向(装置上面側か
らみて)に付勢されている。
るピン69b と、裏面(円内)に、リフトフレーム23
の溝23b に係合するピン69c が形成されると共に、
上述ディスクホルダ44の第2のホルダ46の先端部と
係合する鉤部69a が形成される。ロックレバー69
は、ピン69b を回動軸として回動自在であり、図示し
ないコイルばねによって反時計回り方向(装置上面側か
らみて)に付勢されている。
【0041】また、ディスクストッパ65は、該ディス
ク媒体を把持するための溝65a が形成され、上面に鉤
状の溝65b が形成されると共に、孔65c が形成され
る。そこで、リフトフレーム23、第2のリンクアーム
61、ベース63、スライドガイド64L ,64R ,及
びディスクストッパ65の係合関係を説明する。リフト
フレーム23のピン235 〜237 はスライドガイド6
4R の長手溝64R1〜64R3に嵌入してディスク媒体挿
入方向に移動可能とする。また、リフトフレーム23の
ピン231 〜233 はスライドガイド64L の長手溝6
4L1〜64L3に嵌入してディスク媒体挿入方向に移動可
能とする。このとき、ピン232 は、ガイド部材66の
長手溝663 にも嵌入するもので、カイド部材66はス
ライドガイド64L がフロント側方向にスライドするこ
とで溝661 ,662 によって外側に移動させてディス
ク媒体がクランプ位置でのクランプ状態で把持解除す
る。
ク媒体を把持するための溝65a が形成され、上面に鉤
状の溝65b が形成されると共に、孔65c が形成され
る。そこで、リフトフレーム23、第2のリンクアーム
61、ベース63、スライドガイド64L ,64R ,及
びディスクストッパ65の係合関係を説明する。リフト
フレーム23のピン235 〜237 はスライドガイド6
4R の長手溝64R1〜64R3に嵌入してディスク媒体挿
入方向に移動可能とする。また、リフトフレーム23の
ピン231 〜233 はスライドガイド64L の長手溝6
4L1〜64L3に嵌入してディスク媒体挿入方向に移動可
能とする。このとき、ピン232 は、ガイド部材66の
長手溝663 にも嵌入するもので、カイド部材66はス
ライドガイド64L がフロント側方向にスライドするこ
とで溝661 ,662 によって外側に移動させてディス
ク媒体がクランプ位置でのクランプ状態で把持解除す
る。
【0042】ベース63のピン63L1,63L3は、スラ
イドガイド64L のテーパ溝64L5,64L6にそれぞれ
嵌入されると共に、リフトフレーム23の側部23L2の
溝23e ,23f に嵌入される。また、ピン63R1,6
3R3はスライドガイド64Rのテーパ溝64R7,64R8
に嵌入されると共に、ピン63R2が、リフトフレーム2
3の側部23の溝23d に嵌入する。これによって、ベ
ース63が垂直方向のみ上下動させるものである。な
お、スライドガイド64R のテーパ溝64R5,64R6に
はクランプホルダ31のピン31a ,31b がそれぞれ
嵌入して、該スライドガイド64R が奥側にスライドす
ることでクランプホルダ31が下降する。
イドガイド64L のテーパ溝64L5,64L6にそれぞれ
嵌入されると共に、リフトフレーム23の側部23L2の
溝23e ,23f に嵌入される。また、ピン63R1,6
3R3はスライドガイド64Rのテーパ溝64R7,64R8
に嵌入されると共に、ピン63R2が、リフトフレーム2
3の側部23の溝23d に嵌入する。これによって、ベ
ース63が垂直方向のみ上下動させるものである。な
お、スライドガイド64R のテーパ溝64R5,64R6に
はクランプホルダ31のピン31a ,31b がそれぞれ
嵌入して、該スライドガイド64R が奥側にスライドす
ることでクランプホルダ31が下降する。
【0043】一方、第2のリンクアーム61は、上述の
ようにリフトフレームのピン23a2に回動自在に軸支さ
れるもので、一端のピン61b がスライドガイド64L
の孔64L4に嵌入され、他方のピン61d がスライドガ
イド64R の孔64R4に嵌入される。また、第2のリン
クアーム61のピン61c はディスクストッパ65の溝
65b に嵌入される。第2のリンクアーム61が回動す
ることで各スライドガイド64L ,64R を反対方向に
スライドさせると共に、ディスクストッパ65を回動さ
せる。このとき、ディスクストッパ65の孔65c には
リフトフレーム23のピン234 が嵌入されて回転軸と
なる。ロックレバー67のピン69c はリフトフレーム
23の溝23b に嵌入される。
ようにリフトフレームのピン23a2に回動自在に軸支さ
れるもので、一端のピン61b がスライドガイド64L
の孔64L4に嵌入され、他方のピン61d がスライドガ
イド64R の孔64R4に嵌入される。また、第2のリン
クアーム61のピン61c はディスクストッパ65の溝
65b に嵌入される。第2のリンクアーム61が回動す
ることで各スライドガイド64L ,64R を反対方向に
スライドさせると共に、ディスクストッパ65を回動さ
せる。このとき、ディスクストッパ65の孔65c には
リフトフレーム23のピン234 が嵌入されて回転軸と
なる。ロックレバー67のピン69c はリフトフレーム
23の溝23b に嵌入される。
【0044】なお、両側に設けられたトーションバネ6
8(片側は図示省略してある)は、リフトフレーム23
の切欠き23c (反対側部にも同様に形成)とベース6
3のピン63R2(63L2)と係合させることで、該リフ
トフレーム23とベースフレーム63を離間させるよう
に付勢している。これによって、ガタつきが防止される
ものである。また、トーションバネ68の一端はスライ
ダ24R ,24L のガイド溝24RC24LCに挿通する。
8(片側は図示省略してある)は、リフトフレーム23
の切欠き23c (反対側部にも同様に形成)とベース6
3のピン63R2(63L2)と係合させることで、該リフ
トフレーム23とベースフレーム63を離間させるよう
に付勢している。これによって、ガタつきが防止される
ものである。また、トーションバネ68の一端はスライ
ダ24R ,24L のガイド溝24RC24LCに挿通する。
【0045】ここで、図10に、スライドガイドの側面
構成図を示す。図10(A)はスライドガイド64L の
側面を示したもので、ガイド部材66は省略してある。
図10(B)はスライドガイド64L の正面図であり、
図10(C)はディスクホルダ44(ディスク媒体)の
挿入時を示したものである。図10(A),(B)に示
すスライドガイド64L において、上述のように上面の
裏側には上記ガイド部材66の溝661 ,662 に嵌入
されるピン64L7,64L8が形成されており、また、ガ
イド溝64b の奥方向にディスクホルダ当接部64b1,
64b2が形成されている。
構成図を示す。図10(A)はスライドガイド64L の
側面を示したもので、ガイド部材66は省略してある。
図10(B)はスライドガイド64L の正面図であり、
図10(C)はディスクホルダ44(ディスク媒体)の
挿入時を示したものである。図10(A),(B)に示
すスライドガイド64L において、上述のように上面の
裏側には上記ガイド部材66の溝661 ,662 に嵌入
されるピン64L7,64L8が形成されており、また、ガ
イド溝64b の奥方向にディスクホルダ当接部64b1,
64b2が形成されている。
【0046】このディスクホルダ当接部64b1,64b2
は、図10(C)に示すように、ディスク媒体(CD−
ROM)71の一部分を保持した第1のホルダ45が移
動したときに、該第1のホルダ45と当接して該第1の
ホルダ45のみを停止させて把持状態を解除させ、第2
のホルダ46のみをさらに移動させるものである(後述
する)。
は、図10(C)に示すように、ディスク媒体(CD−
ROM)71の一部分を保持した第1のホルダ45が移
動したときに、該第1のホルダ45と当接して該第1の
ホルダ45のみを停止させて把持状態を解除させ、第2
のホルダ46のみをさらに移動させるものである(後述
する)。
【0047】次に、図11に図2の各機構の構成図を示
すと共に、図12に図11のディスクマガジン挿入時の
説明図を示す。図11において、スライダ駆動機構37
は、マガジンベース33にモータ37a が取り付けら
れ、モータ37a の回転軸に取り付けられたウォーム3
7b よりウォームホイール37c を介してギヤ37d を
回転させ、ギヤ37d と噛合するスライダ24L のラッ
ク24Leによりスライダ24L をスライドさせる構造の
ものである。
すと共に、図12に図11のディスクマガジン挿入時の
説明図を示す。図11において、スライダ駆動機構37
は、マガジンベース33にモータ37a が取り付けら
れ、モータ37a の回転軸に取り付けられたウォーム3
7b よりウォームホイール37c を介してギヤ37d を
回転させ、ギヤ37d と噛合するスライダ24L のラッ
ク24Leによりスライダ24L をスライドさせる構造の
ものである。
【0048】この場合、スライダ24L にはディスク媒
体71の枚数に応じた数のスリット72a が形成された
スリット板72が取り付けられると共に、該スライダ2
4Lのフロント側最端位置及び次の移動位置に該スリッ
ト板72のスリット72a を検出する2つの光センサS
0,S1(図示せず、配置位置のみ示す)が配置され
る。
体71の枚数に応じた数のスリット72a が形成された
スリット板72が取り付けられると共に、該スライダ2
4Lのフロント側最端位置及び次の移動位置に該スリッ
ト板72のスリット72a を検出する2つの光センサS
0,S1(図示せず、配置位置のみ示す)が配置され
る。
【0049】上記光センサS0,S1により、スリット
板72でスライダ24L の位置を検出することで、リフ
トフレーム23の位置D0〜D5を判断するものであ
る。すなわち、スライダ24L の基準位置D0に対して
光センサS0,S1が共に検出し、その後スライダ24
L がスライドするごとに光センサS1が検出してリフト
フレーム23の位置D1〜D5を判断するものである。
板72でスライダ24L の位置を検出することで、リフ
トフレーム23の位置D0〜D5を判断するものであ
る。すなわち、スライダ24L の基準位置D0に対して
光センサS0,S1が共に検出し、その後スライダ24
L がスライドするごとに光センサS1が検出してリフト
フレーム23の位置D1〜D5を判断するものである。
【0050】また、マガジンロック機構38は、イジェ
クトガイド38a が軸38b で回動自在に取り付けられ
るもので、マガジンベース33との間でコイルばね38
c が架設されてイジェクト方向に付勢される。また、イ
ジェクトガイド38a にはガイド溝36と係合するピン
38d が形成される。さらに、イジェクトプレート38
e が軸38f で回動自在に取り付けられ、架設されたコ
イルばね38g によりディスク媒体挿入方向に付勢され
る。また、イジェクトプレート38e は側部にイジェク
トガイド38a の形状でガイドされるピン38h が形成
されると共に、先端部分にピン38i が形成される。こ
のピン38i は後述のディスクマガジン41が最終位置
のときにロック状態とするためのものである。
クトガイド38a が軸38b で回動自在に取り付けられ
るもので、マガジンベース33との間でコイルばね38
c が架設されてイジェクト方向に付勢される。また、イ
ジェクトガイド38a にはガイド溝36と係合するピン
38d が形成される。さらに、イジェクトプレート38
e が軸38f で回動自在に取り付けられ、架設されたコ
イルばね38g によりディスク媒体挿入方向に付勢され
る。また、イジェクトプレート38e は側部にイジェク
トガイド38a の形状でガイドされるピン38h が形成
されると共に、先端部分にピン38i が形成される。こ
のピン38i は後述のディスクマガジン41が最終位置
のときにロック状態とするためのものである。
【0051】そして、ディスクホルダ駆動機構39は、
モータ39a の回転軸に取り付けられたウォーム39b
と噛合するギヤ39c より複数のギヤを介してカムギヤ
39 d が噛合される(後述する)。このカムギヤ39d
にはピン39e が形成されており、該ピン39e に当接
可能位置にイジェクトプレート38e の先端部38jが
形成される。
モータ39a の回転軸に取り付けられたウォーム39b
と噛合するギヤ39c より複数のギヤを介してカムギヤ
39 d が噛合される(後述する)。このカムギヤ39d
にはピン39e が形成されており、該ピン39e に当接
可能位置にイジェクトプレート38e の先端部38jが
形成される。
【0052】一方、ディスクマガジン41の下ケース4
2の裏面には、マガジンベース33のガイドピン35及
びガイドバー34、マガジンロック機構38のピン38
d ,38i に対応する溝421 〜424 が形成される。
なお、ピン38i に対応する溝423 には横溝が形成さ
れる。そこで、図12に示すように、ディスクマガジン
41を挿入するにあたり、溝421 〜424 とガイドピ
ン35、ピン38d ,38i 、及びガイドバー34とが
嵌合してガイドされる。挿入していくと、ディスクマガ
ジン41の溝422 の端部がピン38d を押すことにな
りイジェクトガイド38は軸38b を中心としてガイド
溝36に沿って時計方向に回動する。
2の裏面には、マガジンベース33のガイドピン35及
びガイドバー34、マガジンロック機構38のピン38
d ,38i に対応する溝421 〜424 が形成される。
なお、ピン38i に対応する溝423 には横溝が形成さ
れる。そこで、図12に示すように、ディスクマガジン
41を挿入するにあたり、溝421 〜424 とガイドピ
ン35、ピン38d ,38i 、及びガイドバー34とが
嵌合してガイドされる。挿入していくと、ディスクマガ
ジン41の溝422 の端部がピン38d を押すことにな
りイジェクトガイド38は軸38b を中心としてガイド
溝36に沿って時計方向に回動する。
【0053】このとき、イジェクトガイド38a がイジ
ェクトプレート38e のピン38hより離間されると、
該イジェクトプレート38e は軸38f を中心としてコ
イルばね39g の付勢力により時計方向に回動可能とな
るが、ピン38i が溝423の壁面に当接状態になって
いるときには回動されず、ディスクマガジン41が最終
位置であって該ピン38i が溝423 の横溝にきたとき
に当該イジェクトプレート38e が時計方向に回動して
該ピン38i によりディスクマガジン41がロック状態
となるものである。
ェクトプレート38e のピン38hより離間されると、
該イジェクトプレート38e は軸38f を中心としてコ
イルばね39g の付勢力により時計方向に回動可能とな
るが、ピン38i が溝423の壁面に当接状態になって
いるときには回動されず、ディスクマガジン41が最終
位置であって該ピン38i が溝423 の横溝にきたとき
に当該イジェクトプレート38e が時計方向に回動して
該ピン38i によりディスクマガジン41がロック状態
となるものである。
【0054】一方、イジェクト時は、モータ39a によ
りカムギヤ39d が時計方向に回転され、ピン39e に
よりイジェクトプレート38e の先端部39i を反時計
方向に回動させる。これにより、ピン38i が溝423
の横溝から縦溝に移動されると共に、コイルばね38c
の付勢力によりイジェクトガイド38a を反時計方向に
移動させることにより、ピン38d が溝422 の端部に
力を加えてディスクマガジン41を排出させるものであ
る。
りカムギヤ39d が時計方向に回転され、ピン39e に
よりイジェクトプレート38e の先端部39i を反時計
方向に回動させる。これにより、ピン38i が溝423
の横溝から縦溝に移動されると共に、コイルばね38c
の付勢力によりイジェクトガイド38a を反時計方向に
移動させることにより、ピン38d が溝422 の端部に
力を加えてディスクマガジン41を排出させるものであ
る。
【0055】続いて、図13に、図2のディスクホルダ
駆動機構の構成図を示す。図13(A)は側面図、図1
3(B)は分解斜視図である。図13(A),(B)に
おいて、ギヤベース81に、ディスクホルダ44の個数
分の高さのギヤ82a とこのギヤ82a と同軸の2段の
ギヤ82b とが一体で形成されたギヤ82が取付軸82
c により取り付けられ、ギヤ39c よりギヤ83を介し
てギヤ82b が噛合されると共に、該ギヤ82b にカム
ギヤ39d が噛合される。このカムギヤ39dには平面
上円形であってカム部39d1が形成されたカム溝39d2
が形成されている。なお、ギヤ82a は縦溝が形成され
たものである。
駆動機構の構成図を示す。図13(A)は側面図、図1
3(B)は分解斜視図である。図13(A),(B)に
おいて、ギヤベース81に、ディスクホルダ44の個数
分の高さのギヤ82a とこのギヤ82a と同軸の2段の
ギヤ82b とが一体で形成されたギヤ82が取付軸82
c により取り付けられ、ギヤ39c よりギヤ83を介し
てギヤ82b が噛合されると共に、該ギヤ82b にカム
ギヤ39d が噛合される。このカムギヤ39dには平面
上円形であってカム部39d1が形成されたカム溝39d2
が形成されている。なお、ギヤ82a は縦溝が形成され
たものである。
【0056】また、ギヤベース81は取付軸82c がロ
ーギヤプレート84の孔84a に取り付けられ、このロ
ーギヤプレート84にはさらに孔84b が形成されて軸
85が取り付けられる。この軸85にはギヤ82a と噛
合するギヤ86が摺動自在に設けられ、このギヤ86に
リフトフレーム23の把持部23e が係合される。ま
た、ギヤ86は該当のディスクホルダ44の第2のホル
ダ46のラック46d と噛合している。そして、噛合し
たギヤ82d とギヤ86のそれぞれの軸82c ,85間
の上方でアッパギヤプレート87が取り付けられる。
ーギヤプレート84の孔84a に取り付けられ、このロ
ーギヤプレート84にはさらに孔84b が形成されて軸
85が取り付けられる。この軸85にはギヤ82a と噛
合するギヤ86が摺動自在に設けられ、このギヤ86に
リフトフレーム23の把持部23e が係合される。ま
た、ギヤ86は該当のディスクホルダ44の第2のホル
ダ46のラック46d と噛合している。そして、噛合し
たギヤ82d とギヤ86のそれぞれの軸82c ,85間
の上方でアッパギヤプレート87が取り付けられる。
【0057】ところで、モータ39a 、ギヤ39c 、ギ
ヤ83、ギヤ39d はマガジンベース33に取り付けら
れ、ギヤベース81はサイドフレーム22の側部22b
に取り付けられる。この場合、ローギヤプレート84に
はピン84c が形成されて、カムギヤ39d のカム溝3
9d2(39d1)に係合される。従って、アッパギヤプレ
ート87、軸85、ギヤ86、ローギヤプレート84
は、軸82c を中心に回動自在であり、ピン84c がカ
ム溝39d2のカム部39d1のときに該ローギヤプレート
84が回動してギヤ86とディスクホルダ44の第2の
ホルダ46のラック46d とを離間させて噛合状態を解
除するものである。
ヤ83、ギヤ39d はマガジンベース33に取り付けら
れ、ギヤベース81はサイドフレーム22の側部22b
に取り付けられる。この場合、ローギヤプレート84に
はピン84c が形成されて、カムギヤ39d のカム溝3
9d2(39d1)に係合される。従って、アッパギヤプレ
ート87、軸85、ギヤ86、ローギヤプレート84
は、軸82c を中心に回動自在であり、ピン84c がカ
ム溝39d2のカム部39d1のときに該ローギヤプレート
84が回動してギヤ86とディスクホルダ44の第2の
ホルダ46のラック46d とを離間させて噛合状態を解
除するものである。
【0058】これは、リフトフレーム23を上下動させ
る場合に、ギヤ86がディスクホルダ44の第2のホル
ダ46のラック46d との噛合状態で動かなくなること
を防止するためである。そこで、図14に、図13の動
作状態の説明図を示す。図13では示さなかったが、ギ
ヤ86のディスクホルダ44の第2のホルダ46のラッ
ク46d と離間したことを検出するためのスイッチ88
が設けられ、回動するローギヤプレート84の延出部8
4d でスイッチ88が押される。
る場合に、ギヤ86がディスクホルダ44の第2のホル
ダ46のラック46d との噛合状態で動かなくなること
を防止するためである。そこで、図14に、図13の動
作状態の説明図を示す。図13では示さなかったが、ギ
ヤ86のディスクホルダ44の第2のホルダ46のラッ
ク46d と離間したことを検出するためのスイッチ88
が設けられ、回動するローギヤプレート84の延出部8
4d でスイッチ88が押される。
【0059】図14(A)に示すように、ローギヤプレ
ート84はピン84c がカムギヤ39d のカム溝39d2
におけるカム部39d1以外に位置しているときには、デ
ィスクホルダ44の第2のホルダ46側に位置されて、
該第2のホルダ46とギヤ86が噛合状態であり、該ギ
ヤ86により第2のホルダ46がリフトフレーム23内
に駆動可能状態としている。
ート84はピン84c がカムギヤ39d のカム溝39d2
におけるカム部39d1以外に位置しているときには、デ
ィスクホルダ44の第2のホルダ46側に位置されて、
該第2のホルダ46とギヤ86が噛合状態であり、該ギ
ヤ86により第2のホルダ46がリフトフレーム23内
に駆動可能状態としている。
【0060】そして、図14(B)に示すように、リフ
トフレーム23を上下動させるときには、ローギヤプレ
ート84のピン84c がカムギヤ39d の溝39d2にお
けるカム部39d1に位置されて該ローギヤプレート84
は軸82c を中心として時計方向に回動する。このと
き、ディスクホルダ44の第2のホルダ46のラック4
6d とギヤ86が離間されて噛合状態が解除されると共
に、ローギヤプレート84の延出部84d がスイッチ8
8を押して噛合状態が解除されたことを検出する。この
検出によって上述のスライダ24L ,24R のスライド
によるリフトフレーム23の上下動が可能となるもので
ある。
トフレーム23を上下動させるときには、ローギヤプレ
ート84のピン84c がカムギヤ39d の溝39d2にお
けるカム部39d1に位置されて該ローギヤプレート84
は軸82c を中心として時計方向に回動する。このと
き、ディスクホルダ44の第2のホルダ46のラック4
6d とギヤ86が離間されて噛合状態が解除されると共
に、ローギヤプレート84の延出部84d がスイッチ8
8を押して噛合状態が解除されたことを検出する。この
検出によって上述のスライダ24L ,24R のスライド
によるリフトフレーム23の上下動が可能となるもので
ある。
【0061】次に、図15に、ディスク媒体クランプの
タイミングチャートを示す。また、図16に図14のカ
ムギヤの位置状態の説明図を示すと共に、図17〜図2
3にディスク媒体の位置状態の説明図を示す。図15
(A)はディスクホルダ44が初期位置より奥側に移動
し、最奥部より例えば約10mm前側より各1mm単位
で最奥部(0mm)までの位置を示している。
タイミングチャートを示す。また、図16に図14のカ
ムギヤの位置状態の説明図を示すと共に、図17〜図2
3にディスク媒体の位置状態の説明図を示す。図15
(A)はディスクホルダ44が初期位置より奥側に移動
し、最奥部より例えば約10mm前側より各1mm単位
で最奥部(0mm)までの位置を示している。
【0062】図15(B)に示すように、ディスク媒体
71(ディスクホルダ44)が初期位置では、図17
(A),(B)に示すように、スライドガイド64R は
フロント側であり(図15(C))、ディスクホルダ4
4(第1及び第2のホルダ45,46)が閉状態で、デ
ィスク媒体71を保持している(図15(D),
(I))。このとき、ガイド部材66及びディスクスト
ッパ65はディスク保持位置であり(図15(E),
(F))、ターンテーブル62(ベース63)は下側位
置であると共に(図15(G))、クランパホルダ31
の高さは上側位置である(図15(H))。従って、ガ
イド部材66及びディスクストッパ65ではディスク媒
体71を保持せず、ディスククランパ30によるクラン
プはされない(図15(I)〜(L))。また、ロック
レバー69は反時計回り方向に回動付勢されているが、
ピン69 c が溝23b に係合して図のように位置されて
いる。なお、ギヤ86は第2のホルダ46のラック46
d の先端で噛合している状態であり、また図16に示す
カムギヤ39b に係合するローギヤプレート84のピン
84c はの位置状態である。
71(ディスクホルダ44)が初期位置では、図17
(A),(B)に示すように、スライドガイド64R は
フロント側であり(図15(C))、ディスクホルダ4
4(第1及び第2のホルダ45,46)が閉状態で、デ
ィスク媒体71を保持している(図15(D),
(I))。このとき、ガイド部材66及びディスクスト
ッパ65はディスク保持位置であり(図15(E),
(F))、ターンテーブル62(ベース63)は下側位
置であると共に(図15(G))、クランパホルダ31
の高さは上側位置である(図15(H))。従って、ガ
イド部材66及びディスクストッパ65ではディスク媒
体71を保持せず、ディスククランパ30によるクラン
プはされない(図15(I)〜(L))。また、ロック
レバー69は反時計回り方向に回動付勢されているが、
ピン69 c が溝23b に係合して図のように位置されて
いる。なお、ギヤ86は第2のホルダ46のラック46
d の先端で噛合している状態であり、また図16に示す
カムギヤ39b に係合するローギヤプレート84のピン
84c はの位置状態である。
【0063】図17に示す状態からモータ39a の駆動
によりギヤ86(カムギヤ39d )が回転して第2のホ
ルダ46(ラック46d )を奥側に移動すると、ディス
クホルダ44が最奥部位置より10mmフロント側に移
動した位置において、図18に示す状態となり、第1の
ホルダ45が、スライドガイド64L のディスクホルダ
当接部64b1,64b2に当接し、第1のホルダ45のデ
ィスク挿入方向の移動が規制される。また、ガイド部材
66がディスク媒体71を保持状態とする(図15
(J))。
によりギヤ86(カムギヤ39d )が回転して第2のホ
ルダ46(ラック46d )を奥側に移動すると、ディス
クホルダ44が最奥部位置より10mmフロント側に移
動した位置において、図18に示す状態となり、第1の
ホルダ45が、スライドガイド64L のディスクホルダ
当接部64b1,64b2に当接し、第1のホルダ45のデ
ィスク挿入方向の移動が規制される。また、ガイド部材
66がディスク媒体71を保持状態とする(図15
(J))。
【0064】更に第2のホルダ46が奥側に移動する
と、第1のホルダ45は奥側への移動が規制されている
ため、第2のホルダ46のみが移動して、ディスクホル
ダ44(第1及び第2のホルダ45,46)が、閉状態
から徐々に開状態となる(図15(D))。この状態で
は上述のようにガイド部材66がディスク媒体71を保
持している。
と、第1のホルダ45は奥側への移動が規制されている
ため、第2のホルダ46のみが移動して、ディスクホル
ダ44(第1及び第2のホルダ45,46)が、閉状態
から徐々に開状態となる(図15(D))。この状態で
は上述のようにガイド部材66がディスク媒体71を保
持している。
【0065】そして、ディスクホルダ44の位置が最奥
部より約7mmフロント側の位置で、図19に示す状態
となり、第2のホルダ46の挿入方向端部が、スライド
ガイド64R のディスクホルダ当接部64R1に当接す
る。更に第2のホルダ46が奥側に移動すると、スライ
ドガイド64R は、第2のホルダ46と一体的に装置奥
側に移動し始め、且つ、スライドガイド64L は、第2
のリンクアーム61によりフロント側に移動し始める
(図15(C))。この時、第2のホルダ46は奥側へ
移動し、且つ同時に、第1のホルダ45はフロント側に
移動するので、ディスクホルダの開く速度が(図17の
状態から図18の状態になるまでの速度に比して)増
す。
部より約7mmフロント側の位置で、図19に示す状態
となり、第2のホルダ46の挿入方向端部が、スライド
ガイド64R のディスクホルダ当接部64R1に当接す
る。更に第2のホルダ46が奥側に移動すると、スライ
ドガイド64R は、第2のホルダ46と一体的に装置奥
側に移動し始め、且つ、スライドガイド64L は、第2
のリンクアーム61によりフロント側に移動し始める
(図15(C))。この時、第2のホルダ46は奥側へ
移動し、且つ同時に、第1のホルダ45はフロント側に
移動するので、ディスクホルダの開く速度が(図17の
状態から図18の状態になるまでの速度に比して)増
す。
【0066】また、このとき、スライドガイド64R ,
64L が移動することにより、テーパ溝64L5,6
4L6,64R7,64R8の傾斜溝部分に駆動されて、ベー
ス63に取り付けられたターンテーブル62が上昇し始
める(図15(G))。また、図19の状態からディス
クホルダ44が若干奥側に移動したときに、ディスクス
トッパ65によりディスク媒体71を保持する(図15
(K))。この状態で、ガイド部材66及びディスクス
トッパ65がディスク媒体を保持する。
64L が移動することにより、テーパ溝64L5,6
4L6,64R7,64R8の傾斜溝部分に駆動されて、ベー
ス63に取り付けられたターンテーブル62が上昇し始
める(図15(G))。また、図19の状態からディス
クホルダ44が若干奥側に移動したときに、ディスクス
トッパ65によりディスク媒体71を保持する(図15
(K))。この状態で、ガイド部材66及びディスクス
トッパ65がディスク媒体を保持する。
【0067】次いで、ディスクホルダ44が最奥部の前
側約5mmで、ディスク媒体71は第1のホルダ45で
押されて、クランプ位置に位置された状態となる(図1
5(B))。ここで、ディスク媒体71は、ディスクス
トッパ65に当接してディスク挿入方向側への移動が規
制される。そして、ディスクホルダ44が最奥部より前
側約4mmを過ぎたあたりで、図20の状態となり、第
1及び第2のホルダ45,46が共に開状態となってデ
ィスク媒体71を非保持とし、(図15(D),
(J))、ターンテーブル62(ベース63)がクラン
プ位置まで上昇(例えば約3.5mm)する(図15
(G))。また、クランパホルダ31が下降し始める
(図15(H))。このとき、ロックレバー69が第2
のホルダ46の先端の鉤部に係合してロック状態となる
と共に、第1のホルダ45のストッパ部材47の先端の
鉤部48a がスライドガイド64L の柱部64a と係合
して、該第1のホルダ45をロック状態とする。
側約5mmで、ディスク媒体71は第1のホルダ45で
押されて、クランプ位置に位置された状態となる(図1
5(B))。ここで、ディスク媒体71は、ディスクス
トッパ65に当接してディスク挿入方向側への移動が規
制される。そして、ディスクホルダ44が最奥部より前
側約4mmを過ぎたあたりで、図20の状態となり、第
1及び第2のホルダ45,46が共に開状態となってデ
ィスク媒体71を非保持とし、(図15(D),
(J))、ターンテーブル62(ベース63)がクラン
プ位置まで上昇(例えば約3.5mm)する(図15
(G))。また、クランパホルダ31が下降し始める
(図15(H))。このとき、ロックレバー69が第2
のホルダ46の先端の鉤部に係合してロック状態となる
と共に、第1のホルダ45のストッパ部材47の先端の
鉤部48a がスライドガイド64L の柱部64a と係合
して、該第1のホルダ45をロック状態とする。
【0068】次いで、ディスクホルダ44が最奥側の前
側3mmでガイド部材66及びディスクストッパ65が
保持位置から離間し始め(図15(E),(F))、最
奥部前側2mmを過ぎたあたりで、図21の状態とな
り、クランパ30がターンテーブル62と磁気的接着さ
れてディスク媒体71をクランプする(図15
(L))。
側3mmでガイド部材66及びディスクストッパ65が
保持位置から離間し始め(図15(E),(F))、最
奥部前側2mmを過ぎたあたりで、図21の状態とな
り、クランパ30がターンテーブル62と磁気的接着さ
れてディスク媒体71をクランプする(図15
(L))。
【0069】続いて、ディスクホルダ44が最奥部の前
側1mmを過ぎたあたりでディスクストッパ65による
ディスク媒体71の保持を解除し(図15(K))その
後ガイド部材66によるディスク媒体71の保持を解除
する(図15(J))。そして、ディスクホルダ44が
最奥位置(0mm)のときに、図22(A),(B)及
び図23の状態となり、スライドガイド64R が最奥位
置(スライドガイド64L は第2のリンクアーム61に
より最前側位置)となり(図15(C))、ガイド部材
66及びディスクストッパ65がディスク媒体71より
離間した位置となる(図15(E),(F))。また、
クランパホルダ31は最下位置となるものである(図1
5(H))。このとき、第1のホルダ45と第2のホル
ダ46とは角度が最大に開いた状態となる。
側1mmを過ぎたあたりでディスクストッパ65による
ディスク媒体71の保持を解除し(図15(K))その
後ガイド部材66によるディスク媒体71の保持を解除
する(図15(J))。そして、ディスクホルダ44が
最奥位置(0mm)のときに、図22(A),(B)及
び図23の状態となり、スライドガイド64R が最奥位
置(スライドガイド64L は第2のリンクアーム61に
より最前側位置)となり(図15(C))、ガイド部材
66及びディスクストッパ65がディスク媒体71より
離間した位置となる(図15(E),(F))。また、
クランパホルダ31は最下位置となるものである(図1
5(H))。このとき、第1のホルダ45と第2のホル
ダ46とは角度が最大に開いた状態となる。
【0070】該当のディスク媒体71をクランプ状態か
らディスクホルダ44で保持させ、該ディスクホルダ4
4をディスクマガジン41内に戻す場合には、モータ3
9aを逆回転させることによりギヤ86を逆回転させる
ことで、図17〜図23の状態を逆にすることで行うこ
とができるものである。ところで、図16において、デ
ィスクホルダ44をディスクマガジン41より移動させ
てディスク媒体71をクランプして所定のアクセスを行
った後ディスク媒体71をディスクマガジン41内に戻
すまでは、ローギヤプレート84のピン84c はカムギ
ヤ39d のガイド溝39d2をからへ移動し、戻しを
完了した時点でピン84c がカム部39d1をからへ
と移動することで、ローギヤプレート84が回動してギ
ヤ86と第2のホルダ46のラック46d とを離間させ
る。なお、上述のディスクマガジン41の装置本体から
のイジェクト動作の際には、ピン84C はカム部39d1
をからへ移動する。
らディスクホルダ44で保持させ、該ディスクホルダ4
4をディスクマガジン41内に戻す場合には、モータ3
9aを逆回転させることによりギヤ86を逆回転させる
ことで、図17〜図23の状態を逆にすることで行うこ
とができるものである。ところで、図16において、デ
ィスクホルダ44をディスクマガジン41より移動させ
てディスク媒体71をクランプして所定のアクセスを行
った後ディスク媒体71をディスクマガジン41内に戻
すまでは、ローギヤプレート84のピン84c はカムギ
ヤ39d のガイド溝39d2をからへ移動し、戻しを
完了した時点でピン84c がカム部39d1をからへ
と移動することで、ローギヤプレート84が回動してギ
ヤ86と第2のホルダ46のラック46d とを離間させ
る。なお、上述のディスクマガジン41の装置本体から
のイジェクト動作の際には、ピン84C はカム部39d1
をからへ移動する。
【0071】そして、図8及び図13(A)に示すよう
に、スライダ24L ,24R をスライドさせることで所
望のディスクホルダ44の位置にリフトフレーム23
(ターンテーブル62を備えるベース63)を上下動さ
せるものである。このように、ディスク媒体71の周縁
をディスクホルダ44の第1のホルダ45及び第2のホ
ルダ46で保持し、また解除させる場合に、第1及び第
2のホルダ45,46の連結部分にコイルばね52を設
けて、付勢方向を切り換えて保持及び解除をスイッチン
グ時に動作させることで、ディスク媒体71の保持機構
が簡易、薄型となり、多数段連設してもその間隔を小さ
くすることができ、装置を薄型化することができるもの
である。
に、スライダ24L ,24R をスライドさせることで所
望のディスクホルダ44の位置にリフトフレーム23
(ターンテーブル62を備えるベース63)を上下動さ
せるものである。このように、ディスク媒体71の周縁
をディスクホルダ44の第1のホルダ45及び第2のホ
ルダ46で保持し、また解除させる場合に、第1及び第
2のホルダ45,46の連結部分にコイルばね52を設
けて、付勢方向を切り換えて保持及び解除をスイッチン
グ時に動作させることで、ディスク媒体71の保持機構
が簡易、薄型となり、多数段連設してもその間隔を小さ
くすることができ、装置を薄型化することができるもの
である。
【0072】
【発明の効果】以上のように請求項1又は2の発明によ
れば、ディスク媒体を適宜第1及び第2の保持部でその
周縁を保持するディスク保持手段に、適宜第1及び第2
の保持部の連結部分に付勢手段を備えて該ディスク保持
手段がディスク媒体クランプ位置までの所定位置で該付
勢手段の付勢方向を切り換えて該ディスク保持手段によ
るディスク媒体の保持を解除させることにより、ディス
ク媒体を保持又は保持解除するディスク保持手段が簡
易、薄型で構成され、装置の薄型化を図ることができ
る。
れば、ディスク媒体を適宜第1及び第2の保持部でその
周縁を保持するディスク保持手段に、適宜第1及び第2
の保持部の連結部分に付勢手段を備えて該ディスク保持
手段がディスク媒体クランプ位置までの所定位置で該付
勢手段の付勢方向を切り換えて該ディスク保持手段によ
るディスク媒体の保持を解除させることにより、ディス
ク媒体を保持又は保持解除するディスク保持手段が簡
易、薄型で構成され、装置の薄型化を図ることができ
る。
【0073】請求項3の発明によれば、ディスク媒体を
所定数搭載するに際して上記ディスク保持手段を連設さ
せることにより、装置の大型化が回避されて容易に薄型
化を図ることができる。
所定数搭載するに際して上記ディスク保持手段を連設さ
せることにより、装置の大型化が回避されて容易に薄型
化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1の内部平面図である。
【図3】ディスクマガジンの分解斜視図である。
【図4】ディスクホルダの平面構成図である。
【図5】ディスクホルダの分解構成図である。
【図6】図5のディスクホルダのホールド状態の部分平
面図である。
面図である。
【図7】図1のリフトフレームの上下動機構の分解図で
ある。
ある。
【図8】スライダによるリフトフレームの位置状態の説
明図である。
明図である。
【図9】ディスククランプ機構の分解構成図である。
【図10】図9のスライドガイドの側面構成図である。
【図11】図2の各機構の構成図である。
【図12】図11のディスクマガジン挿入時の説明図で
ある。
ある。
【図13】図2のディスクホルダ駆動機構の構成図であ
る。
る。
【図14】図13の動作状態の説明図である。
【図15】ディスク媒体クランプのタイミングチャート
である。
である。
【図16】図14のギヤカムの位置状態の説明図であ
る。
る。
【図17】ディスク媒体の位置状態の説明図(1)であ
る。
る。
【図18】ディスク媒体の位置状態の説明図(2)であ
る。
る。
【図19】ディスク媒体の位置状態の説明図(3)であ
る。
る。
【図20】ディスク媒体の位置状態の説明図(4)であ
る。
る。
【図21】ディスク媒体の位置状態の説明図(5)であ
る。
る。
【図22】ディスク媒体の位置状態の説明図(6)であ
る。
る。
【図23】ディスク媒体の位置状態の説明図(7)であ
る。
る。
【図24】従来のCD−ROM装置の外観図である。
21 CD−ROM装置 22 サイドフレーム 23 リフトフレーム 24L ,24R スライダ 30 クランパ 31 クランパホルダ 32 ベース板 37 スライダ駆動機構 38 マガジンロック機構 39 ディスクホルダ駆動機構 41 ディスクマガジン 44 ディスクホルダ 45 第1のホルダ 46 第2のホルダ 47 ストッパ部材 49 プレート 50a ,50b コイルばね 51 回動部材 53 当接部材 62 ターンテーブル 63 ベース 64L ,64R スライドガイド 65 ディスクストッパ 66 ガイド部材 67 光ピックアップ 69 ロックレバー 71 ディスク媒体
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスク媒体を保持するディスク保持手
段を移動させて該ディスク媒体を所定位置でクランプさ
せるディスク装置において、 前記ディスク保持手段は、該ディスク保持手段が前記デ
ィスク媒体のクランプ位置までの所定位置に達したとき
に、該ディスク媒体の保持を付勢方向の切り換わりで解
除させる付勢手段を備えることを特徴とするディスク装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスク保持手段は、前
記ディスク媒体の周縁を回動自在に連結された第1の保
持部と第2の保持部で保持するもので、該第1の保持部
と該第2の保持部との連結部分に前記付勢手段が設けら
れることを特徴とするディスク装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスク保持手段
が所定数連設されてなることを特徴とするディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7344072A JPH09180352A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7344072A JPH09180352A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09180352A true JPH09180352A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18366446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7344072A Pending JPH09180352A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09180352A (ja) |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7344072A patent/JPH09180352A/ja active Pending
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