JPH0917971A - 半導体装置のキャパシタおよびその製造方法 - Google Patents

半導体装置のキャパシタおよびその製造方法

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JPH0917971A
JPH0917971A JP7166003A JP16600395A JPH0917971A JP H0917971 A JPH0917971 A JP H0917971A JP 7166003 A JP7166003 A JP 7166003A JP 16600395 A JP16600395 A JP 16600395A JP H0917971 A JPH0917971 A JP H0917971A
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JP
Japan
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interlayer film
capacitor
forming
film
conductive portion
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JP7166003A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tsukamoto
和宏 塚本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセル部の平坦性を損なうことなくま
た、メモリセルの領域を拡大することなくキャパシタの
容量増加を可能とした半導体装置のキャパシタとその製
造方法を提供する。 【構成】 ストレージノードが、略水平に延びる水平導
電部6と、水平導電部の外縁から半導体基板に向かって
延びる筒状導電部11と、筒状導電部11によって囲ま
れた領域内において、柱状導電部12の外周から筒状導
電部11へ向かって略水平に延びるフィン部とを備える
ことによって、キャパシタの平坦化とストレージノード
の表面積の増加を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関す
るものであり、特に、ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(以下DRAMと称す)のキャパシタ容量を
確保することができる半導体装置のキャパシタとその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置はコンピュータな
どの情報機器にその需要が急速に拡大している。機能的
には、大規模な記憶容量を有し、かつ高速に動作するこ
とが求められている。これに伴い、半導体記憶装置の微
細化、高集積化、高速応答性および高信頼性に関する技
術開発が進められている。
【0003】半導体記憶装置の中で、記憶情報のランダ
ムな入出力が可能なものとして、DRAMがある。一般
に、DRAMは多数の記憶情報を蓄積する記憶領域であ
るメモリセルアレイと、外部との入出力に必要な周辺回
路とから構成される。
【0004】図35は、一般的なDRAMの構成を示す
ブロック図である。図35を参照して、DRAM50
は、記憶情報のデータ信号を蓄積するためのメモリセル
アレイ51と、単位記憶回路を構成するメモリセルを選
択するためのアドレス信号を外部から受けるためのロウ
アンドカラムアドレスバッファ52と、そのアドレス信
号を解読することによってメモリセルを指定するための
ロウデコーダ53およびカラムデコーダ54と指定され
たメモリセルに蓄積された信号を増幅して読出すセンス
リフレッシュアンプ55と、データ入出力のためのデー
タインバッファ56およびデータアウトバッファ57
と、クロック信号を発生するクロックジェネレータ58
とを含む。半導体チップ上で大きな面積を占めるメモリ
セルアレイ51は、単位記憶情報を蓄積するためのメモ
リセルが、マトリックス状に複数個配列されて形成され
ている。
【0005】メモリセルアレイを構成するメモリセルの
4ビット分の等価回路を図36を用いて説明する。
【0006】図36において、70はビット線、71は
MOS(Metal−Oxide−Semicondu
ctor)トランジスタ、72は該MOSトランジスタ
71に一方の電極が接続されたキャパシタであり、情報
は電荷として該キャパシタ72に蓄積される。73はワ
ード線である。図に示した1つのメモリセルは、1個の
MOSトランジスタ71と、これに接続された1個のキ
ャパシタ72とから構成される。
【0007】デバイスの微細化、高集積化に伴いメモリ
セルのキャパシタも微細化が要求される。また放射線に
よるソフトエラーを防止するとともに、十分なS/N比
の信号を確保することも要求される。このため、キャパ
シタが、十分な電荷あるいは容量を保持できることがデ
バイスの安定動作を確保する上で重要な問題となってく
る。
【0008】この問題に対応するため、キャパシタの構
造にさまざまな工夫がなされている。その一例として、
特開平5−175451号公報にスタック型H字形セル
キャパシタおよびその製造方法が開示されている。
【0009】図25はスタック型H字形セルキャパシタ
を含む半導体装置の断面図を示す。図25において、半
導体基板1の主表面上にゲート絶縁膜40を介在させて
形成されたゲート電極31と、このゲート電極31の両
側の半導体基板主表面に形成された1対のソース/ドレ
イン領域2とを含むMOSトランジスタと、この対のソ
ース/ドレイン領域2の一方の領域の表面に接続される
H字形のストレージノード32およびこのストレージノ
ード32にキャパシタ絶縁膜14を介在して形成される
セルプレート15を含むキャパシタとを含んで構成され
る。
【0010】次に、上記のような構造を持ったスタック
型H字形セルキャパシタを形成するための製造方法につ
いて説明する。
【0011】図26に示すように、半導体基板1の主表
面に1対のソース/ドレイン領域2を含むMOSトラン
ジスタを形成した後、図27に示すように、MOSトラ
ンジスタを含む半導体基板1の主表面に所定の層間絶縁
膜33を形成する。次に、写真製版工程により、図28
に示すように、1対のソース/ドレイン領域2の一方の
領域の表面の一部を含むコンタクト部34が露出するよ
うに、層間絶縁膜33にコンタクトホール8を開口す
る。さらに、図29に示すように、コンタクト部34で
1対のソース/ドレイン領域2の一方の領域の表面に接
続するように、コンタクトホール8と層間絶縁膜33上
に導電層32aを形成する。この後、図30に示すよう
に、所定の厚さの酸化膜35を導電層32aの上に形成
する。
【0012】次に、写真製版工程により、図31に示す
ように、コンタクトを含む所定の領域を除いて、所定の
膜厚の層間絶縁膜を除去し突出した積層構造体を形成す
る。その後、図32に示すように、この積層構造体の外
周面の導電層32aおよび層間絶縁膜33、35に導電
層32bを形成し、さらに、層間絶縁膜33の上部領域
を除去する。図33に次いで、図34に示されるよう
に、H字形の断面を有する導電層を露出し、所定の導電
型にドープして、ストレージノード32を形成する。
【0013】最後に、図25に示すように、ストレージ
ノード32上にキャパシタ絶縁膜14を介在させて形成
したセルプレート15を含むキャパシタを形成して機能
することになる。
【0014】なお、このキャパシタを形成するための写
真製版の工程数は以上説明したように2工程である。
【0015】さて、上記に示すキャパシタの構造におい
ては、図25に示すように、ストレージノード32のH
字形の左右の垂直部分32bの凸部32cにより、この
凸部を覆い、キャパシタ絶縁膜14を介在させて形成す
るセルプレート15に段差が生じる。これはメモリセル
表面の平坦性が損なわれることを意味しており、セルプ
レート形成後の工程において、写真製版を容易に行なえ
ない。
【0016】さらに、デバイスの微細化に対応するため
キャパシタの容量増加に対して、ストレージノードのH
字形の水平部32aを延長するか、垂直部32bを延長
しなければならず、前者の場合、メモリセルの領域上限
界がある。また、後者の場合、上記で説明したようなメ
モリセルの平坦性がさらに悪化する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のメ
モリセル構造とその製造方法においては、キャパシタの
垂直部分がメモリセルの平坦性を損ない、セルプレート
形成後の後工程において、写真製版が容易に行なわれな
いという問題がある。さらに、より微細化に対応するた
めのキャパシタ容量増加に対してもメモリセル領域上の
限界という問題がある。
【0018】本発明は、デバイスの微細化に対応するた
めキャパシタの容量を従来のメモリセル領域を拡大する
ことなく増加し、しかも、メモリセルの平坦性を損なわ
ないキャパシタ構造を提供することを目的とする。
【0019】また本発明は、そのようなキャパシタ構造
を、従来の写真製版の工程数を増やすことなく製造し得
るその製造方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の請求項1に記載の半導体装置のキャパシタは、半導
体装置のスイッチング素子に電気的に接続されたストレ
ージノード、キャパシタ絶縁膜およびセルプレートを含
む。ストレージノードは、スイッチング素子に電気的に
接続され、半導体基板の主表面に対して略水平に延びる
柱状導電部と、柱状導電部に接続され、この接続部分か
ら略水平に延びる水平導電部と、水平導電部の外縁部分
に接続され、半導体基板の主表面に向かって延びる筒状
導電部と、この筒状導電部によって囲まれた領域内に、
半導体基板の主表面に対して略平行な方向に延びるフィ
ン部とを備える。
【0021】本発明の請求項2に記載の半導体装置のキ
ャパシタにおいては、柱状導電部に接続され、この接続
部から外方へ向かって延びるフィン部を備える。
【0022】本発明の請求項3に記載の半導体装置のキ
ャパシタにおいては、筒状導電部に接続され、この接続
部から内方へ向かって延びるフィン部を備える。
【0023】本発明の請求項4に記載の半導体装置のキ
ャパシタのストレージノードは、MOSトランジスタの
1対のソース/ドレイン領域の一方の領域に接続され
る。
【0024】上記目的を達成する本発明の請求項5に記
載の半導体装置のキャパシタの製造方法においては、ま
ず、半導体基板の主表面にスイッチング素子を形成す
る。スイッチング素子を覆うように半導体基板の主表面
に第1のエッチングレートを有する第1の層間膜を形成
する。第1の層間膜の上に、第1のエッチングレートよ
り速い第2のエッチングレートを有する第2の層間膜を
形成する。第2の層間膜の上に、第2のエッチングレー
トより遅い第3のエッチングレートを有する第3の層間
膜を形成する。第1、第2および第3の層間膜に、スイ
ッチング素子の一部を露出するようにコンタクトホール
を形成する。コンタクトホール内壁面に等方性エッチン
グを施すことによって、第2の層間膜の内壁面を、第1
および第3の層間膜の内壁面よりも後退させる。第2の
層間膜の内壁面を後退させた後に、コンタクトホール内
に導電層を堆積することによって、第1および第3の層
間膜の内壁面によって外周形状が規定される柱状導電部
と、第2の層間膜の内壁面によって外周形状が規定され
るフィン部とを含むストレージノードを形成する。第3
の層間膜、第2の層間膜および第1の層間膜の上部領域
を除去して、フィン部を含むストレージの一部を露出す
る。ストレージノードの露出した表面に、キャパシタ絶
縁膜を介在させてセルプレートを形成する。
【0025】本発明の請求項6に記載の半導体装置のキ
ャパシタの製造方法においては、まず、半導体基板の主
表面にスイッチング素子を形成する。スイッチング素子
を覆うように半導体基板の主表面に第1のエッチングレ
ートを有する第1の層間膜を形成する。第1の層間膜の
上に、第1のエッチングレートより速い第2のエッチン
グレートを有する第2の層間膜を形成する。第2の層間
膜の上に、第2のエッチングレートより遅い第3のエッ
チングレートを有する第3の層間膜を形成する。所定の
領域を除いて、第3の層間膜、第2の層間膜および第1
の層間膜の上部領域を除去することによって、所定の領
域に突出した積層構造体を形成する。積層構造体の外周
面に等方性エッチングを施すことによって、第2の層間
膜の外周面を、第1および第3の層間膜の外周面よりも
後退させる。所定の領域に位置する第1、第2および第
3の層間膜に、スイッチング素子の一部を露出するよう
にコンタクトホールを形成する。積層構造体の外面上お
よびコンタクトホール内に導電層を堆積することによっ
て、第1および第3の層間膜のコンタクトホールの内壁
面によって外周形状が規定される柱状導電部と、第2の
層間膜の外周面によって内周形状が規定されるフィン部
と、積層構造体の上面に位置する水平導電部と、積層構
造体の外周面に位置する筒状導電部とを含むストレージ
ノードを形成する。筒状導電部によって取囲まれた第3
の層間膜、第2の層間膜および第1の層間膜の上部領域
を除去して、ストレージノードの一部を露出する。スト
レージノードの露出した表面に、キャパシタ絶縁膜を介
在させてセルプレートを形成する。
【0026】本発明の請求項7に記載の半導体装置のキ
ャパシタの製造方法においては、積層構造体を形成した
後に、コンタクトホールを形成する。積層構造体の外周
面およびコンタクトホール内壁面に等方性エッチングを
施すことによって、第2の層間膜の外周面および内壁面
を第1および第3の層間膜の外周面および内壁面よりも
後退させる。
【0027】
【作用】本発明に基づいた請求項1〜3に記載の半導体
装置のキャパシタによれば、キャパシタのストレージノ
ードが、筒状導電部によって囲まれた領域内にフィン部
を備えているので、キャパシタの領域を拡大することな
くキャパシタのストレージノードの表面積を増加するこ
とができる。さらに、水平導電部により、キャパシタの
平坦化を図ることができる。
【0028】請求項4に記載の半導体装置のキャパシタ
によれば、キャパシタのストレージノードが、MOSト
ランジスタの1対のソース/ドレイン領域の一方の領域
に接続されているので、1トランジスタ1キャパシタの
メモリセルの領域を広げることなくストレージノードの
表面積を増加することができる。
【0029】本発明に基づいた請求項5に記載の半導体
装置のキャパシタの製造方法によれば、層間膜にコンタ
クトホールを写真製版により開口し、コンタクトホール
内壁面に等方性エッチングを施すことによって、第2の
層間膜の内壁面を第1および第3の層間膜の内壁面より
も後退させ、その部分に導電層を堆積して、柱状導電部
から外方へ向かって延びるフィン部を形成するので、従
来の写真製版工程数を増やすことなくストレージノード
の表面積を増やすことができる。
【0030】また、請求項6に記載の半導体装置のキャ
パシタの製造方法によれば、層間膜の積層構造体の外周
面に等方性エッチングを施すことによって、第2の層間
膜の外周面を第1および第3の層間膜の外周面よりも後
退させ、その部分に導電層を堆積して、筒状導電部から
内方へ向かって延びるフィン部を形成するので、写真製
版工程数を増やすことなくストレージノードの表面積を
増やすことができる。
【0031】請求項7に記載の半導体装置のキャパシタ
の製造方法によれば、柱状導電部から外方へ向かって延
びるフィン部と、筒状導電部から内方へ向かって延びる
フィン部とを形成するので、写真製版工程数を増やすこ
となく、ストレージノードの表面積をより一層増加する
ことができる。
【0032】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を用いて説明す
る。図1において、半導体基板1の主表面に形成された
ゲート電極31と、このゲート電極31を挟むように形
成された1対のソース/ドレイン領域2とを含むMOS
トランジスタと、このMOSトランジスタが形成された
領域を含む半導体基板1の主表面上に形成された層間膜
30と、ストレージノード13の上にキャパシタ絶縁膜
14を介在させて形成されたセルプレートとを備え、ス
トレージノード13は、1対のソース/ドレイン領域2
の一方の領域の表面に達するコンタクトホール8内に、
コンタクト部34にて一方の領域に接続された柱状導電
部12と、この柱状導電部12に接続され、略水平に延
びる水平導電部6と、水平導電部6の外縁から半導体基
板の主表面に向かって延びる筒状導電部11と、柱状導
電部12の外周から筒状導電部11へ向かって外方へ略
水平に延びるフィン部17を備える。
【0033】次に、第1の実施例における半導体装置の
キャパシタの製造方法の一例について説明する。
【0034】半導体基板1の主表面上に1対のソース/
ドレイン領域2を含むMOSトランジスタを形成した
後、図2に示すように、MOSトランジスタを覆うため
の層間膜30として、シリコン酸化膜3、シリコン窒化
膜4、シリコン酸化膜5、シリコン酸化膜18、シリコ
ン酸化膜19および導電層6を順次堆積する。ここで、
シリコン酸化膜3、シリコン酸化膜5およびシリコン酸
化膜19は減圧式化学気相成長法により形成され、シリ
コン酸化膜18は常圧式化学気相成長法により形成され
るのが好ましい。
【0035】次に、所定のコンタクトを写真製版し、フ
ォトレジスト7をマスクとして、導電膜6、シリコン酸
化膜19、シリコン酸化膜18、シリコン酸化膜5、シ
リコン窒化膜4およびシリコン酸化膜3をエッチングし
て、図3に示すように、1対のソース/ドレイン領域2
の一方の領域の表面の一部が露出するように、コンタク
トホール8を開口する。さらに、図4に示すように、コ
ンタクトホールの内壁面に等方性エッチングを施すこと
によって、シリコン酸化膜18の内壁面をシリコン酸化
膜5、19の内壁面よりも後退させて凹部20を形成す
る。
【0036】これは、減圧式化学気相成長法により形成
されたシリコン酸化膜5、19と常圧式化学気相成長法
により形成されたシリコン酸化膜18とを比較すると、
シリコン酸化膜5、19のほうがシリコン酸化膜18よ
り膜が緻密なため、シリコン酸化膜18のエッチング速
度がシリコン酸化膜5、19のものよりも速く、したが
って、シリコン酸化膜18が速くエッチングされるから
である。
【0037】次に、写真製版工程により、図5に示すよ
うに、コンタクト開口部を含む所定の領域にフォトレジ
スト9を形成し、このフォトレジストをマスクとして、
導電層6、シリコン酸化膜19、18およびシリコン酸
化膜5の上部領域を除去して積層構造体を形成する。
【0038】この後、図6に示すように、積層構造体を
含む層間膜5の上に導電層10を形成し、異方性エッチ
ングを施すことによって、図7に示すように、積層構造
体の外周面の導電層によって筒状導電部11、積層構造
体の上面の導電層によって水平導電部6、コンタクトホ
ール8内の導電層によって柱状導電部12および凹部2
0の導電層によってフィン部17を形成する。
【0039】次に、窒化膜4をマスクとして、シリコン
酸化膜18、19およびシリコン酸化膜5の上部領域を
等方性エッチングにより除去し、図8に示すように、ス
トレージノードを露出する。この等方性エッチングにお
いて、たとえば弗酸溶液を使用すると、導電層および窒
化膜に対するエッチング速度よりシリコン酸化膜に対す
るエッチング速度の方が非常に速いために、シリコン窒
化膜より上の導電層を残してシリコン酸化膜のみを除去
することができる。
【0040】最後に、図9に示すように、ストレージノ
ード13にキャパシタ絶縁膜14を介在させてセルプレ
ート15を形成し、キャパシタ16を含む半導体装置を
形成する。なお、以上の製造方法において、キャパシタ
を形成するための写真製版の工程数は2工程であり、従
来の写真製版の工程数と同じである。
【0041】第2の実施例を図17を用いて説明する。
図17において、半導体基板1の主表面に形成されたゲ
ート電極31と、このゲート電極31を挟むように形成
されれた1対のソース/ドレイン領域2とを含むMOS
トランジスタと、このMOSトランジスタが形成された
領域を含む半導体基板1の主表面上に形成された層間膜
30と、ストレージノード13の上にキャパシタ絶縁膜
14を介在させて形成されたセルプレートとを備え、ス
トレージノード13は、1対のソース/ドレイン領域2
の一方の領域の表面に達するコンタクトホール8内に、
コンタクト部34にて一方の領域に接続された柱状導電
部12と、この柱状導電部12に接続され、略水平に延
びる水平導電部6と、水平導電部6の外縁から半導体基
板の主表面に向かって延びる筒状導電部と、筒状導電部
11から柱状導電部12へ向かって内方へ略水平に延び
るフィン部21を備える。
【0042】次に、上記のような構造を持つ半導体装置
のキャパシタの製造方法の一例について説明する。半導
体基板1の主表面上にMOSトランジスタを形成した
後、図10に示すように、MOSトランジスタを覆うた
めの層間膜30および導電層6を形成する。この層間膜
30は、第2の実施例で説明したように、減圧式化学気
相成長法により形成されるシリコン酸化膜5、19と常
圧式化学気相成長法により形成されるシリコン酸化膜1
8とを含む。
【0043】次に、図11に示すように、写真製版工程
により所定の領域を除いて、異方性エッチングを施すこ
とにより、導電層6、シリコン酸化膜19、18および
シリコン酸化膜5の上部領域を除去して、突出した積層
構造体を形成する。
【0044】この後、積層構造体の外周面に等方性エッ
チングを施すことにより、図12に示すように、シリコ
ン酸化膜18の外周面をシリコン酸化膜19、5の外周
面よりも後退させて凹部22を形成する。次に、写真製
版工程により、図13に示すように、コンタクトの写真
製版を行ない、1対のソース/ドレイン領域2の一方の
領域の表面の一部を露出するようにコンタクトホール8
を開口する。さらに、図14に示すように導電層10を
形成し、積層構造体に異方性エッチングを施すことによ
って、図15に示すように、積層構造体の外周面の導電
層によって筒状導電部11、積層構造体の上面の導電層
によって水平導電部6、コンタクトホール8内の導電層
によって柱状導電部12および凹部22の導電層によっ
てフィン部21を形成する。
【0045】次に、窒化膜4をマスクとして、シリコン
酸化膜19、18およびシリコン酸化膜5の上部領域を
等方性エッチングにより除去し、図16に示すようにス
トレージノード13を露出する。この工程も第1の実施
例の製造方法で説明した内容と同じ原理に基づくもので
ある。最後に、図17に示すように、ストレージノード
13にキャパシタ絶縁膜14を介在させてセルプレート
15を形成し、キャパシタ16を含んだ半導体装置を形
成する。
【0046】さて、さらにデバイスの微細化が進んで、
キャパシタの容量確保のために、第1の実施例および第
2の実施例で示した構造を両方併せ持つキャパシタを写
真製版の工程数を増やすことなく形成することができ
る。
【0047】そこで、第3の実施例を図24を用いて説
明する。図24において、半導体基板1の主表面に形成
されたゲート電極31と、このゲート電極31を挟むよ
うに形成されたを挟んで、1対のソース/ドレイン領域
2とを含むMOSトランジスタと、このMOSトランジ
スタが形成された領域を含む半導体基板主表面上に形成
された層間膜30と、ストレージノード13の上にキャ
パシタ絶縁膜14を介在させて形成されたセルプレート
とを備え、ストレージノード13は、1対のソース/ド
レイン領域2の一方の領域の表面に達するコンタクトホ
ール8内に、コンタクト部34にて一方の領域に接続さ
れた柱状導電部12と、この柱状導電部12に接続され
略水平に延びる水平導電部6と、水平導電部6の外縁か
ら半導体基板の主表面に向かって延びる筒状導電部11
と、柱状導電部12の外周から筒状導電部11へ向かっ
て外方へ略水平に延びるフィン部17および筒状導電部
11から柱状導電部12へ向かって内方へ略水平に延び
るフィン部21とを備える。
【0048】次に、上記のような構造を持つ半導体装置
のキャパシタの製造方法の一例について説明する。
【0049】まず、図18までは第2の実施例と全く同
じである。次に、写真製版工程により、図19に示すよ
うに、コンタクトの写真製版を行ない、1対のソース/
ドレイン領域2の一方の領域の表面の一部を露出するよ
うに積層構造体にコンタクトホール8を開口する。
【0050】図20に示すように、積層構造体の外周面
とコンタクトホール内壁面に等方性エッチングを施すこ
とによって、シリコン酸化膜18の外周面をシリコン酸
化膜19、5の外周面よりも後退させて凹部22を形成
し、シリコン酸化膜18の内壁面をシリコン酸化膜1
9、5の内壁面よりも後退させて凹部20を形成する。
【0051】次に、図21に示すように導電層10を形
成し、異方性エッチングを施すことによって図22に示
すように、積層構造体の外周面の導電層によって筒状導
電部11、積層構造体の上面の導電層によって水平導電
部6、コンタクトホール8内の導電層によって柱状導電
部12、凹部22の導電層によってフィン部21および
凹部20の導電層によってフィン部17を形成する。
【0052】この後、第1の実施例または第2の実施例
と同じ原理により、シリコン窒化膜4より上のシリコン
酸化膜を除去して、図23に示すように、ストレージノ
ード13を露出する。最後に、図24に示すように、ス
トレージノード13にキャパシタ絶縁膜14を介在させ
セルプレート15を形成する。
【0053】以上第1、第2および第3の実施例で示し
たように、キャパシタのストレージノードの筒状導電部
によって囲まれた領域内において、フィン部を設けるこ
とにより、メモリセル領域を広げることなくストレージ
ノードの表面積を増やし、キャパシタの容量増加を行な
うことができる。また、ストレージノードの水平導電部
が平坦なためにキャパシタ形成後のメモリセル部の写真
製版を容易に行なうことができる。さらに、従来のキャ
パシタ形成における写真製版の工程数を増やすことなく
上記のキャパシタ構造を形成することができる。
【0054】上記実施例では、層間膜30にシリコン窒
化膜4を含んだ例を説明したが、シリコン酸化膜に対し
て等方性エッチング速度の小さい膜であれば、シリコン
窒化膜に限らず適用することが可能である。
【0055】また、ストレージノードの筒状導電部によ
って囲まれた領域内にフィン部を形成する製造方法を説
明したが、筒状導電部を備えずに単に柱状導電部から水
平に延びるフィンを持つストレージノードに対しても本
発明は適用可能である。
【0056】さらに、ストレージノードの水平導電部6
を、層間膜上に予め形成した導電層6を残すことによっ
て形成したが、導電層6を形成せずに、導電層10を形
成した後、積層構造体上の導電層10を残しても水平導
電部を形成することができる。
【0057】また、上記実施例では、平坦な層間膜を適
用した場合について図を用いて説明したが、そのような
平坦化膜でなくても本発明を適用することができる。た
だ、平坦な層間膜の上にキャパシタを形成すれば、写真
製版工程をより容易に行なうことができ、精度よく半導
体装置を形成することができる利点がある。
【0058】また、上記各実施例では説明しなかった
が、キャパシタ絶縁膜として、SiO 2 、Si3 4
SiON、Ta2 5 、SrTiO3 、(Sr、Ba)
TiO 3 およびこれらの複合膜を用いることでキャパシ
タとしての誘電率を高め、さらなるキャパシタの容量確
保を図ることができる。
【0059】なお、今回開示された実施例はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記で説明した範囲ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づいた
請求項1〜3に記載の半導体装置のキャパシタによれ
ば、キャパシタのストレージノードの筒状導電部によっ
て囲まれた領域内において、柱状導電部および/または
筒状導電部に接続するようフィン部を設けることによ
り、ストレージノードの表面積を広げてキャパシタの電
荷を蓄積するので、キャパシタの領域の広げることなく
キャパシタの安定した特性を保持することができる。
【0061】また、水平導電部によりキャパシタの平坦
性を図ることができるので、キャパシタ形成後の工程に
おいて写真製版を容易に行なうことができる。
【0062】請求項4に記載の半導体装置のキャパシタ
によれば、キャパシタのストレージノードがMOSトラ
ンジスタのソース/ドレイン領域に接続されており、1
トランジスタ1キャパシタで構成されるメモリセルの領
域を広げることなくストレージノードの表面積を増加し
て、電荷を蓄積することができるので、メモリセルの特
性を安定に維持することができる。
【0063】請求項5〜7に記載の本発明の半導体装置
のキャパシタの製造方法によれば、2回の写真製版工程
によりコンタクトホールおよび積層構造体を形成し、コ
ンタクトホール内の第2の層間膜の内壁面を第1および
第3の層間膜の内壁面よりも後退させることおよび/ま
たは積層構造体の第2の層間膜の外周面を第1および第
3の層間膜の外周面よりも後退させることにより、これ
らの部分に導電膜を堆積してフィン部を形成することが
できるので、キャパシタの平坦性を損なわない構造を備
えて安定した動作特性を有するキャパシタを含む半導体
装置を製造することができる。
【0064】さらに、そのような構造を写真製版の工程
数を増やすことなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る半導体記憶装置の断
面図である。
【図2】 図1に示した半導体記憶装置の製造方法の1
工程を示す断面図である。
【図3】 図2に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図4】 図3に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図5】 図4に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図6】 図5に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図7】 図6に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図8】 図7に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図9】 図8に示した工程の後に行なわれる工程を示
す断面図である。
【図10】 本発明の他の実施例に係る半導体記憶装置
の製造方法の1工程を示す断面図である。
【図11】 図10に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図12】 図11に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図13】 図12に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図14】 図13に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図15】 図14に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図16】 図15に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図17】 図10〜図16の工程を経て得られた半導
体記憶装置の断面図である。
【図18】 本発明のさらに他の実施例に係る半導体記
憶装置の製造方法の1工程を示す断面図である。
【図19】 図18に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図20】 図19に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図21】 図20に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図22】 図21に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図23】 図22に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図24】 図18〜図23の工程を経て得られた半導
体記憶装置の断面図である。
【図25】 従来の半導体記憶装置記憶装置の断面図で
ある。
【図26】 従来の半導体記憶装置の製造方法の1工程
を示す断面図である。
【図27】 図26に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図28】 図27に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図29】 図28に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図30】 図29に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図31】 図30に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図32】 図31に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図33】 図32に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図34】 図33に示した工程の後に行なわれる工程
を示す断面図である。
【図35】 従来のDRAMのブロック図である。
【図36】 従来のDRAMのメモリセルの等価回路図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 ソース/ドレイン領域、31 ゲ
ート電極、12 柱状導電部、17 フィン部、6 水
平導電部、11 筒状導電部、13 ストレージノー
ド、14 キャパシタ絶縁膜、16 キャパシタ、30
層間膜。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置のスイッチング素子に電気的
    に接続されたストレージノード、キャパシタ絶縁膜およ
    びセルプレートを含む半導体装置のキャパシタであっ
    て、 前記ストレージノードが、前記スイッチング素子に電気
    的に接続され、半導体基板の主表面に対して略垂直に延
    びる柱状導電部と、 前記柱状導電部に接続され、前記接続部分から略水平に
    延びる水平導電部と、 前記水平導電部の外縁部分に接続され、前記半導体基板
    の主表面に向かって延びる筒状導電部と、 前記筒状導電部によって囲まれた領域内に位置し、前記
    半導体基板の主表面に対して略平行な方向に延びるフィ
    ン部とを含む半導体装置のキャパシタ。
  2. 【請求項2】 前記フィン部が、柱状導電部に接続さ
    れ、前記接続部から外方へ向かって延びる請求項1に記
    載の半導体装置のキャパシタ。
  3. 【請求項3】 前記フィン部が、筒状導電部に接続さ
    れ、前記接続部から内方へ向かって延びる請求項1また
    は2に記載の半導体装置のキャパシタ。
  4. 【請求項4】 前記半導体装置のスイッチング素子は、
    半導体基板の主表面上にゲート絶縁膜を介在して形成さ
    れたゲート電極と、 前記ゲート電極を挟むように形成された1対のソース/
    ドレイン領域とを含むMOSトランジスタを備え、 前記ストレージノードは、前記1対のソース/ドレイン
    領域の一方の領域に接続される請求項1〜3のいずれか
    に記載の半導体装置のキャパシタ。
  5. 【請求項5】 半導体装置のスイッチング素子に電気的
    に接続されるキャパシタの製造方法であって、 半導体基板の主表面にスイッチング素子を形成する工程
    と、 前記スイッチング素子を覆うように前記半導体基板の主
    表面に第1のエッチングレートを有する第1の層間膜を
    形成する工程と、 前記第1の層間膜の上に、前記第1のエッチングレート
    より速い第2のエッチングレートを有する第2の層間膜
    を形成する工程と、 前記第2の層間膜の上に、前記第2のエッチングレート
    より遅い第3のエッチングレートを有する第3の層間膜
    を形成する工程と、 前記第1、第2および第3の層間膜に、前記スイッチン
    グ素子の一部を露出するようにコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記コンタクトホール内壁面に等方性エッチングを施す
    ことによって、前記第2の層間膜の内壁面を、前記第1
    および第3の層間膜の内壁面よりも後退させる工程と、 前記第2の層間膜の内壁面を後退させた後に、前記コン
    タクトホール内に導電層を堆積することによって、前記
    第1および第3の層間膜の内壁面によって外周形状が規
    定される柱状導電部と、前記第2の層間膜の内壁面によ
    って外周形状が規定されるフィン部とを含むストレージ
    ノードを形成する工程と、 前記第3の層間膜、前記第2の層間膜および前記第1の
    層間膜の上部領域を除去して、前記フィン部を含む前記
    ストレージの一部を露出する工程と、 前記ストレージノードの露出した表面に、キャパシタ絶
    縁膜を介在させてセルプレートを形成する工程とを含む
    半導体装置のキャパシタの製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体装置のスイッチング素子に電気的
    に接続されるキャパシタの製造方法であって、 半導体基板の主表面にスイッチング素子を形成する工程
    と、 前記スイッチング素子を覆うように前記半導体基板の主
    表面に第1のエッチングレートを有する第1の層間膜を
    形成する工程と、 前記第1の層間膜の上に、前記第1のエッチングレート
    より速い第2のエッチングレートを有する第2の層間膜
    を形成する工程と、 前記第2の層間膜の上に、前記第2のエッチングレート
    より遅い第3のエッチングレートを有する第3の層間膜
    を形成する工程と、 所定の領域を除いて、前記第3の層間膜、前記第2の層
    間膜および前記第1の層間膜の上部領域を除去すること
    によって、前記所定の領域に突出した積層構造体を形成
    する工程と、 前記積層構造体の外周面に等方性エッチングを施すこと
    によって、前記第2の層間膜の外周面を、前記第1およ
    び第3の層間膜の外周面よりも後退させる工程と、 前記所定の領域に位置する前記第1、第2および第3の
    層間膜に、前記スイッチング素子の一部を露出するよう
    にコンタクトホールを形成する工程と、 前記積層構造体の外面上および前記コンタクトホール内
    に導電層を堆積することによって、前記第1および第3
    の層間膜の内壁面によって外周形状が規定される柱状導
    電部と、前記第2の層間膜の外周面によって内周形状が
    規定されるフィン部と、前記積層構造体の上面に位置す
    る水平導電部と、前記積層構造体の外周面に位置する筒
    状導電部とを含むストレージノードを形成する工程と、 前記筒状導電部によって囲まれた前記第3の層間膜、前
    記第2の層間膜および前記第1の層間膜の上部領域を除
    去して、前記ストレージノードの一部を露出する工程
    と、 前記ストレージノードの露出した表面にキャパシタ絶縁
    膜を介在させてセルプレートを形成する工程とを含む半
    導体装置のキャパシタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトホールを形成する工程
    を、前記積層構造体を形成した後に行ない、前記コンタ
    クトホールを形成した後、前記積層構造体の外周面およ
    び前記コンタクトホール内壁面に等方性エッチングを施
    すことによって、前記第2の層間膜の外周面を、前記第
    1および第3の層間膜の外周面よりも後退させる工程
    と、 前記第2の層間膜の内壁面を前記第1および第3の層間
    膜の内壁面よりも後退させる工程とを含む請求項6に記
    載の半導体装置のキャパシタの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001018849A3 (de) * 1999-09-07 2001-06-14 Infineon Technologies Ag Integrierte schaltungsanordnung mit mindestens einem kondensator und verfahren zu deren herstellung

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WO2001018849A3 (de) * 1999-09-07 2001-06-14 Infineon Technologies Ag Integrierte schaltungsanordnung mit mindestens einem kondensator und verfahren zu deren herstellung
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