JPH09178302A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH09178302A
JPH09178302A JP7340553A JP34055395A JPH09178302A JP H09178302 A JPH09178302 A JP H09178302A JP 7340553 A JP7340553 A JP 7340553A JP 34055395 A JP34055395 A JP 34055395A JP H09178302 A JPH09178302 A JP H09178302A
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JP
Japan
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pipe
evaporator
outlet pipe
connecting pipe
cooling storage
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Withdrawn
Application number
JP7340553A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Uenoyama
儀 彦 上野山
Kouhei Kajimaru
丸 孝 平 梶
Isahiro Yoshioka
岡 功 博 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結パイプにアキュムレータの役を兼ねさ
せ、製造が容易であり信頼性に優れた安価な冷却貯蔵庫
を提供する。 【解決手段】 蒸発器(9)から所定の長さのダクトを
経由してファンにより冷気を庫内に送風する冷却貯蔵庫
において、庫壁から庫内に突出されているサクションパ
イプ(13)の端部と蒸発器(9)の出口パイプ(9
a)とを、サクションパイプ(13)及び出口パイプ
(9a)より大きな内径を有する連結パイプ(20)に
より直接接続し、連結パイプ(20)の内容積を、上記
出口パイプから流出する冷媒中に含まれる液滴を分離ト
ラップできる大きさにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却貯蔵庫に係り
特に冷却器を構成する蒸発器と圧縮機との間に配設され
るアキュムレータ部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の冷凍庫の縦断側面図であ
り、冷凍庫本体1内には複数段の冷凍ケース2等を有す
る冷凍室3が形成されており、その冷凍室3の前面に扉
4が設けられている。
【0003】上記冷凍室3の奥には、仕切壁5によって
後壁1aとの間に冷気通路6が形成されており、その冷
気通路6の上部に冷気を冷凍室3内に送給するファン7
及びそのファン7を駆動するファンモータ8が配設され
ている。一方、上記冷気通路6の下部には冷却部を構成
する蒸発器9が配設されており、その蒸発器9の下方に
除霜用のガラス管ヒータ10が配設されている。また、
冷凍庫本体1の下部後方には圧縮機11が配設され、そ
の圧縮機11の上方には蒸発皿12が設けられている。
【0004】したがって、ファンモータ8によってファ
ン7が駆動されると、蒸発器9で冷却された冷気が冷凍
室3内に送給され、その冷凍作用が行われる。
【0005】図6は、図5のA−A方向に見た図であ
り、上記冷気通路6の頂部近傍に、前記圧縮機11に接
続された冷凍機本体1の断熱壁内に挿通されたサクショ
ンパイプ13の端部が突出され、そのサクションパイプ
13の先端にアキュムレータ14の一端が接続されてい
る。そして、そのアキュムレータ14の他端が連結パイ
プ15を介して蒸発器9の出口パイプ9aに接続されて
いる。冷風を効率的に送風するためファン12は上方に
配置され、蒸発器9は下方に配置され、この結果、連結
パイプ15の長さは所定以上の長さを必要とする。
【0006】しかして、蒸発器9で蒸発し冷却作用を行
ったガス冷媒は連結パイプ15を経てアキュムレータ1
4に流入し、そこで液冷媒が分離され、ガス冷媒のみが
サクションパイプ13を経て圧縮機11に吸入される。
【0007】図7は上記蒸発器9及びアキュムレータ1
4部を拡大して示す図であり、サクションパイプ13と
アキュムレータ14とはa部によって溶着され、アキュ
ムレータ14と連結パイプ15とはb部によって溶着さ
れ、さらに連結パイプ15はc部において蒸発器9の出
口パイプ9aに溶着されている。また、連結パイプ15
及びサクションパイプ13は4乃至6mmの直径を有し、
一方アキュムレータ14は連結パイプ15或いはサクシ
ョンパイプ13の数倍、例えば3倍程度の直径を有して
いる。したがって、アキュムレータ14の両端は、それ
ぞれ連結パイプ15或いはサクションパイプ13との溶
接のためそれらの管径がそろうようにラッパ状に成形さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に冷凍
庫等における上記サクションパイプ13は断熱壁内に挿
通された状態でウレタン材を発泡させることにより断熱
材中に埋設される。この工程を行うためには複雑な治具
を必要とする等の関係から、サンクションパイプ13の
一端を冷却通路6の頂端部近傍までしか突出させること
ができない。したがって、蒸発器9より上方の空間が広
い冷凍機においては上述のように蒸発器9の出口パイプ
9aとアキュムレータ14を接続するためには連結パイ
プ15が必要となる。
【0009】そのため、蒸発器9の出口パイプ9aをサ
クションパイプ13とを連通させるためには、前述のよ
うに、a,b,cの3個所で溶接する必要があり、溶接
個所が多く信頼性が低化するという問題がある。しかも
アキュムレータ14とを連結パイプ15が別々の独立し
た部品であり、部品点数も多く、さらにアキュムレータ
14と連結パイプ15等の直径が大きく異なるため、前
述のようにアキュムレータ14の端部を整形する必要も
ある等の問題がある。
【0010】本発明はこのような点に鑑み、製造が容易
であり信頼性に優れた冷却貯蔵庫を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、蒸発器から所定の長さのダクトを経由し
てファンにより冷気を庫内に送風する冷却貯蔵庫におい
て、庫壁から庫内に突出されているサクションパイプの
端部と蒸発器の出口パイプとを、上記サクションパイプ
及び上記出口パイプより大きな内径を有する連結パイプ
により接続し、上記連結パイプの内容積を、上記出口パ
イプから流出する冷媒中に含まれる液滴を分離トラップ
できる大きさにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、冷却貯蔵庫として冷凍庫を
例にとり図1乃至図4を参照して本発明の実施の形態に
ついて説明する。なお図中図6,図7と同一部分には同
一符号を付しその説明は省略する。
【0013】図1は冷凍庫本体1の蒸発器9を含む面の
背面図であり、図2はその部分拡大図である。この図1
及び図2に示すように蒸発器9の出口パイプ9aは、連
結パイプ20により直接サクションパイプ13に接続さ
れており、従来のアキュムレータが除去された構成とし
てある。すなわち、出口パイプ9aが連結パイプ20の
一端に溶接により接続され、上記連結パイプ20の他端
が溶接によってサクションパイプ13に接続されてい
る。
【0014】ところで上記連結パイプ20は、その全長
にわたって上記出口パイプ9a及びサクションパイプ1
3より大径としてあり、その内容積が従来のアキュムレ
ータの作用を行うのに十分な大きさ及び長さとなるよう
にしてある。すなわち、連結パイプ20の内径は10mm
程度或いはそれよりわずかに大きくしてあり、直径が約
4〜6mm程度のサクションパイプ13等より大きくして
ある。
【0015】しかして、蒸発器9から送り出されたガス
冷媒は、連結パイプ20を経てサクションパイプ13へ
送られ、図示しない管路を経て圧縮器9へ送られる。ガ
ス冷媒は連結パイプ20の長い管内を下方から上方へ進
む間にその中に含まれる液滴成分が分離され、分離され
た液冷媒は、下方へ落下し連結パイプ20内に貯溜さ
れ、連結パイプでアキュムレータの機能が果される。
【0016】本実施形態例の構成によれば、サクション
パイプ13と蒸発器9の出口パイプ部9aとの間にアキ
ュムレータを設ける必要がないので、冷凍庫を安価に製
造することができる。
【0017】また、サクションパイプ13と出口パイプ
部9a間での溶接箇所は2個所で済み、溶接箇所を少な
くすることができるので、当該部分あるいは冷凍庫の信
頼性を向上させることができる。
【0018】また、連結パイプ20は冷凍庫本体の庫内
最上部近傍のサクションパイプ13と下方の蒸発器9の
出口パイプ9aとを接続するものであるため、蒸発器9
の上方に広い空間を有するものにおいては、十分その長
さを確保することができ、アキュムレータとして機能さ
せるのに必要な内部容積を確保する上で管径をそれ程大
きくする必要がなく、従ってサクションパイプ13や出
口パイプ部9aの管径と比べて極端には大きくする必要
がない。このため、連結パイプ20の両端部をサクショ
ンパイプ13や出口パイプ9aの管径に合わせて整形す
る必要がなく、連結パイプ20と出口パイプ9a等との
溶接を簡易に行うことができる。
【0019】また、連結パイプ20は均一太さで形成さ
れているので、必要な長さ分の単一の配管を用意するだ
けで、容易に製造することができる。
【0020】図3は、本発明の連結パイプの他の実施の
形態を示す図であり、単純に鉛直方向に直線状にではな
く蛇行した管路すなわち少くとも1個の略L字状に屈曲
された部分20aを有するように形成されている。
【0021】このように連結パイプ20は蛇行して形成
され水平な管路部分を有するので、出口パイプ9aから
流出したガス冷媒は下方から上方へ進もうとする間に水
平な管路部分に確実に接触し、ガス冷媒中の液滴は効率
的に分離され、液冷媒が圧縮機11側に流れることが防
止される。また、連結パイプ20は蛇行して形成されて
いるので直線状に形成される場合に比べて冷媒の流速が
小さくなり、冷媒が連結パイプ20を流れるときに生じ
る騒音を小さくすることができる。
【0022】図4は、連結パイプ20のさらに他の実施
形態を示す図であり、図3に示すものと同様に少くとも
1つのL字状に屈曲された部分20aを有しており、さ
らに横方向管路部分20bが冷媒の流れ方向に対して下
方に傾斜されている。
【0023】したがって、ガス冷媒の液滴は効率的に分
離され、斜め下方に傾斜した部分に効果的に貯溜され
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、サクションパイプ
の端部と蒸発器の出口パイプとを連結パイプにより接続
しアキュムレータを省略することができるので、冷却貯
蔵庫を安価に製造でき、また、サクションパイプの開口
部から蒸発器の出口パイプに至るまでの溶接個所を少く
することができ、溶接個所あるいは冷却貯蔵庫の信頼性
を向上させることができるとともに装置の組立作業性を
簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例の冷却貯蔵庫の背面を示
す図。
【図2】図1における連結パイプを含む部分を拡大して
示す図。
【図3】本発明の冷却貯蔵庫における連結パイプの他の
実施形態例を示す図。
【図4】本発明の冷却貯蔵庫におけるさらに他の実施形
態例を示す図。
【図5】従来の冷却貯蔵庫の縦断側面図。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図。
【図7】図6における従来のアキュムレータを含む部分
を拡大して示す図。
【符号の説明】
1 冷凍庫本体 2 冷凍ケース 3 冷凍室 5 仕切壁 6 冷気通路 7 ファン 8 ファンモータ 9 蒸発器 9a 出口パイプ 10 ガラス管ヒータ 11 圧縮機 13 サクションパイプ 14 アキュムレータ 15,20 連結パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発器から所定の長さのダクトを経由して
    ファンにより冷気を庫内に送風する冷却貯蔵庫におい
    て、庫壁から庫内に突出されているサクションパイプの
    端部と蒸発器の出口パイプとを、上記サクションパイプ
    及び上記出口パイプより大きな内径を有する連結パイプ
    により接続し、上記連結パイプの内容積を、上記出口パ
    イプから流出する冷媒中に含まれる液滴を分離トラップ
    できる大きさにしたことを特徴とする、冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】連結パイプにはその途中に少くとも一つの
    ほぼL字状の屈曲部が形成されていることを特徴とす
    る、請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 【請求項3】L字状の屈曲部における横方向管路部が、
    冷媒の流れ方向に斜め下方に傾斜されていることを特徴
    とする、請求項2記載の冷却貯蔵庫。
JP7340553A 1995-12-27 1995-12-27 冷却貯蔵庫 Withdrawn JPH09178302A (ja)

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JP7340553A JPH09178302A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 冷却貯蔵庫

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JP7340553A Withdrawn JPH09178302A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 冷却貯蔵庫

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104913576A (zh) * 2015-06-10 2015-09-16 泰州乐金电子冷机有限公司 风冷冰箱及其装配方法
WO2018193643A1 (ja) * 2017-04-20 2018-10-25 シャープ株式会社 冷蔵庫

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