JP2022047884A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Shoichi Yamane
隆人 早川
Takahito Hayakawa
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Abstract

【課題】機械室の作業性を向上した冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫は、内部に貯蔵室を形成する内箱を有する冷蔵庫本体と、冷蔵庫本体の後方でかつ外部に設けられて背面側が開放された機械室と、機械室に設けられ、貯蔵室内を冷却する冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機と、を備える。機械室の天井部は、前面側から背面側にかけて上昇する方向に傾斜した斜面部を有している。【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫庫内を冷却する冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機を、機械室に設ける構成がある。機械室の小型化を目的として、圧縮機の横寸法に対して高さ寸法が小さい扁平形状の圧縮機を使用して機械室の高さを低くすることが知られている。
しかし、このような構成では、設置する圧縮機の種類が限られることや、機械室の製造時、メンテナンス時における作業性の低下が懸念される。
特開2017-16122号公報
そこで、機械室の作業性を向上した冷蔵庫を提供する。
実施形態の冷蔵庫は、内部に貯蔵室を形成する内箱を有する冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の後方でかつ外部に設けられて背面側が開放された機械室と、前記機械室に設けられ、前記貯蔵室内を冷却する冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機と、を備える。前記機械室の天井部は、前面側から背面側にかけて上昇する方向に傾斜した斜面部を有している。
第1実施形態による冷蔵庫の概略構成の一例を示す縦断側面図 第1実施形態による冷蔵庫の冷凍サイクルの構成図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室近辺を示す背面図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の内部構成を示す斜視図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の台座部を示す平面図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の天井部の構成を概略的に示す平面図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の天井部を外して示す平面図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の側壁部を外して示す右側面図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の図6のX9-X9に沿った縦断面図 第1実施形態による冷蔵庫の機械室の図6のX10-X10に沿った縦断面図 第1実施形態による冷蔵庫の溢水部の近辺を拡大して示す図6のX11-X11に沿った縦断面図 第2実施形態による冷蔵庫の冷凍サイクルの構成図 第2実施形態による冷蔵庫の機械室の概略構成を示す背面図 第2実施形態による冷蔵庫の機械室の概略構成を天井部を外して示す平面図
以下、複数の実施形態による冷蔵庫について、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1~図11を参照して説明する。図1に示すように、冷蔵庫10は、前面が開口した縦長の矩形状の冷蔵庫本体11内に、複数の貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、冷蔵庫10の開口側を冷蔵庫10の前側とし、開口とは反対側を冷蔵庫10の後ろ側とする。また、冷蔵庫10を図1の姿勢で床面に設置した場合における重力方向に対応する上下方向を、冷蔵庫10の上下方向とする。また、図1の冷蔵庫10を前側から見た場合における左右方向を、冷蔵庫10の左右方向とする。なお、冷蔵庫10について、各貯蔵室の内側を冷蔵庫10の庫内とし、各貯蔵室の外側を庫外と称する。
図1に示すように、冷蔵庫10は、冷蔵庫本体11を主体として構成されている。冷蔵庫本体11は、前面が開口した箱体で構成されており、断熱性を有している。冷蔵庫本体11は、食品などの貯蔵物を貯蔵するための複数の貯蔵室として、例えば、冷蔵室12、野菜室13、及び冷凍室14を有している。冷蔵室12は、冷蔵庫本体11の最上部に設けられている。野菜室13は、冷蔵室12の下方に設けられている。冷凍室14は、野菜室13の下方、つまり冷蔵庫本体11の最下部に設けられている。
なお、図1に示す冷蔵庫10の構成は一例であり、貯蔵室の数や種類および配置は、図1に示すものに限定されない。例えば、製氷室や小冷凍室などを野菜室13と冷凍室14の間又は冷蔵室12と野菜室13との間に設けられていても良い。また、冷蔵室12の下方に冷凍室14が設けられ、冷凍室14の下方に、つまり冷蔵庫本体11の最下部に野菜室13が設けられていても良い。
冷蔵室12及び野菜室13は、いずれも冷蔵温度帯の貯蔵室であり、その庫内は例えば1~4℃のプラス温度帯に維持されている。冷蔵室12と野菜室13との間は、断熱性を必要としない図示しない非断熱仕切り壁により上下に仕切られている。冷凍室14は、冷凍温度帯の貯蔵室であり、その庫内は例えば-10℃~-20℃のマイナス温度帯に維持される。野菜室13と、冷凍室14との間は、詳細は図示しないが、断熱性を有する断熱仕切り壁によって仕切られている。なお、冷蔵室12と野菜室13との間は、断熱性を有する断熱仕切り壁によって仕切られていても良い。
冷蔵庫10は、冷蔵室扉121、野菜室扉131、及び冷凍室扉141を備えている。冷蔵室扉121は、例えば観音開きのヒンジ開閉式の扉であって、冷蔵室12の開口を開閉する。野菜室扉131及び冷凍室扉141は、いずれも引き出し式であって、それぞれ野菜室13及び冷凍室14の開口を開閉する。
冷蔵庫10は、図1に示すように、冷却器室15及び機械室16を更に備える。冷却器室15は、冷蔵庫本体11の内部の背面側下部に設けられている。この場合、冷却器室15は、冷凍室14の上部から野菜室13の下部にかけての奥部に設けられている。機械室16は、冷蔵庫本体11の後方で且つ外部に設けられている。この場合、機械室16は、例えば冷蔵庫本体11の後方かつ下方に設けられている。なお、機械室16は、冷蔵庫本体11の後方かつ上方に設けられていても良い。
冷蔵庫10は、図2に示すように、各貯蔵室を冷却する機能を有する冷凍サイクルを備える。冷凍サイクルは、冷媒を循環させて、圧縮、凝縮、膨張、蒸発させることで、各貯蔵室12、13、14を冷却する冷気を発生させる。冷凍サイクルは、冷媒の流れ順に、圧縮機17と、キャピラリーチューブ18と、蒸発器である冷却器19と、を環状に接続して構成されている。圧縮機17は、冷蔵庫本体11外部この場合機械室16内部に設けられて、内部を流れる冷媒を圧縮して高温高圧のガス状にする。キャピラリーチューブ18は、冷媒の絞り膨張機構の一種であり、放熱によって常温高圧の液状となった冷媒を冷却器19に送る前に、蒸発しやすいように低圧にする。冷却器19は、内部を流れる低温低圧の液体冷媒が周囲の空気の熱を奪って蒸発することにより、貯蔵室12、13、14を冷却する冷気を生成する。
冷蔵庫10は、図1に示すように、送風ファン21と、ダクト22とを更に有する。送風ファン21は、冷却器19の下流に設けられて、冷却器19によって生成された冷気を各貯蔵室12、13、14に送風する。この場合、送風ファン21は、冷却器室15の上部に設けられている。ダクト22は、冷却器室15と冷蔵室12及び冷凍室14とを接続し、冷却器19が生成した冷気を冷蔵室12と冷凍室14に供給する。冷蔵室12と野菜室13との間には図示しない通風孔が設けられ、冷蔵室12を通過した冷気は野菜室13を通って冷却器室15に戻る。
冷蔵庫本体11は、図1に示すように、鋼板製の外箱30と合成樹脂製の内箱31との間に断熱部材32を有して構成されている。外箱30は、冷蔵庫本体11の外側の面を構成する。内箱31は、冷蔵庫本体11の内側の面を構成し、内部に貯蔵室12、13、14を有する。断熱部材32は、例えば発泡断熱材や、真空断熱パネルであっても良い。
冷蔵庫本体11は、複数の断熱壁、この場合、図3に示す左右の側部断熱壁33、図1にそれぞれ示す背部断熱壁34、天井部断熱壁35、及び底部断熱壁36に分割することができ、断熱壁33、34、35、36を組み合わせることにより箱状に構成されている。側部断熱壁33は、冷蔵庫本体11の左右の側面を構成する断熱壁である。背部断熱壁34は、冷蔵庫本体11の後ろ側の面を構成する断熱壁である。天井部断熱壁35は、冷蔵庫本体11の上側の面を構成する断熱壁である。底部断熱壁36は、冷蔵庫本体11の下側の面を構成する断熱壁である。
底部断熱壁36は、図1に示すように、前後方向に段差が設けられている。当該段差は、前方が低く、後方が高くなっている。底部断熱壁36の低い方の面は、冷蔵庫本体11の最下部に設けられた貯蔵室の底部を形成している。この場合、底部断熱壁36の低い方の面は冷凍室14の底部を形成している。底部断熱壁36の高い方の面は、機械室16の上方に位置する。また、底部断熱壁36の低い方の面と高い方の面とを接続する上方に延びる部分は、機械室16の前方に位置する。
機械室16は、図3に示すように、天井部40と、前壁部41と、左右の側壁部42と、を有する。天井部40は、機械室16の上部側の壁を構成する。天井部40は、機械室16と冷却器室15とを隔てている。つまり、天井部40は、外箱30のうち、底部断熱壁36の高い方に該当する面を形成している。前壁部41は、機械室16の前部側の壁を構成する。前壁部41は、機械室16と、冷蔵庫本体11の庫内この場合冷凍室14とを隔てている。つまり、前壁部41は、外箱30のうち、底部断熱壁36の低い方の面と高い方の面とを接続する部分に該当する面を形成している。左右の側壁部42は、機械室16の左右の壁部を構成する。機械室16は、背面側が開放した空間を形成している。
機械室16は、図4等に示すように、台座部50を更に有する。台座部50は、機械室16の底部に設けられ、圧縮機17を上に載せている。台座部50は、図5に示すように、平面視が概ね矩形の板状に形成されている。台座部50は、底面51と、立ち上がり部52と、凹部53と、蒸発皿載置部54と、を有している。底面51は、平面視が概ね矩形の板状に延び台座部50の主体を形成している。立ち上がり部52は、台座部50の底面51の背面側の縁部を上方に立ち上げて形成されている。立ち上がり部52は、台座部50の強度を補強する機能を有する。
凹部53と、蒸発皿載置部54とは、それぞれ底面51を下方に窪ませて形成されている。つまり、凹部53と蒸発皿載置部54とは、床面からの高さが底面51よりも低くなっている。凹部53と蒸発皿載置部54とは、機械室16の幅方向この場合左右方向に並んでいる。また、凹部53と蒸発皿載置部54とは、背面側の一部で繋がっている。なお、別の実施形態では、凹部53と蒸発皿載置部54とは、背面側の一部で繋がっていなくても良い。圧縮機17は、凹部53の上に載せられる。この場合、圧縮機17は、凹部53上であって圧縮機17の下部において前後左右方向の4角に設けられた支持部55を介して凹部53に支えられている。凹部53の中央部つまり圧縮機17の直下部分は、凹部53の中央部以外の部分よりも深くなっている。つまり、凹部53の中央部の床面からの高さは、凹部53の中央部以外の部分の床面からの高さよりも低くなっている。凹部53は、圧縮機17を支える機能の他、下記に述べるように、除霜水等を受け貯留する機能を有する。
機械室16は、図3に示すように、蒸発皿43と樋44とを更に有する。蒸発皿43は、上方が開放した容器状に形成されている。蒸発皿43は、蒸発皿載置部54の上に載せられている。蒸発皿43は、冷却器19に付着した霜を溶かして発生した除霜水を内部に受けて、機械室16で発生する熱により蒸発させる機能を有する。樋44は、管状に形成され、蒸発皿43の上方に天井部40から下垂して設けられている。樋44は、冷却器室15から除霜水を蒸発器に導く機能を有する。
蒸発皿43の縁部は、下部から上部にかけて蒸発皿43の外部に向かって広がるように傾斜している。つまり、蒸発皿43の上面の面積は、蒸発皿43の底面の面積よりも大きい。そのため、蒸発皿43の圧縮機17側の側縁部において、蒸発皿43の上部は、平面視で凹部53と重なっている。
蒸発皿43は、図7、図11に示すように、溢水部431を有する。溢水部431は、蒸発皿43の圧縮機17側の側縁部に設けられている。すなわち、溢水部431は凹部53の上方であって、平面視で凹部53と重なる位置に設けられている。溢水部431は、蒸発皿43の側縁部を貫いて形成され、蒸発皿43に貯留された水を凹部53に溢水させる機能を有する。この場合、溢水部431は、蒸発皿43の圧縮機17側の側縁部の上部の一部を例えば矩形に切り欠いて形成されてる。他の実施形態では、溢水部431は、蒸発皿43の圧縮機17側の側縁部の上部の一部に一又は複数の切れ目を入れたスリット形状に形成しても良い。またその他の実施形態では、溢水部431は、蒸発皿43の圧縮機17側の側縁部の上部の一部を貫通させた孔部に形成しても良い。
機械室16の天井部40は、図6等に示すように、第1天井部401と、第2天井部402とを有する。第1天井部401は、平面視において少なくとも一部が圧縮機17と重なる位置に設けられている。第2天井部402は、機械室16の幅方向つまり左右方向に関して第1天井部401の両側にそれぞれ設けられている。つまり、機械室16の幅方向に関して、一方端から他方の端に向かって、第2天井部402、第1天井部401、第2天井部402の順に並んで設けられている。
図8~図10等に示すように、第1天井部401の前側端部は、第2天井部402の前側端部よりも上方に位置する。つまり、第1天井部401の前側端部の床面からの高さは、第2天井部402の前側端部の床面からの高さよりも高く設定されている。第1天井部401の背面側端部は、第2天井部402の前側端部と同じ高さに位置する。つまり、第1天井部401の背面側端部の床面からの高さは、第2天井部402の背面側端部の床面からの高さと同等に設定されている。本実施形態では、第1天井部401と第2天井部402との間をなだらかにつなぐ遷移部403が設けられている。別の実施形態では、遷移部403を設けず、第1天井部401と第2天井部402とを直接接続しても良い。
本実施形態では、圧縮機17は、第1天井部401の幅方向の中央部よりも一方の端部側に寄せて設けられている。また、樋44は、上端部は第1天井部401の幅方向の概ね中央部に設けられ、下端部は蒸発皿43の圧縮機17側の縁部の付近に延びている。
天井部40は、図6、図8~図10に示すように、更に斜面部45を有する。斜面部45は、天井部40の背面側つまり機械室16の開放面側よりに、つまり天井部40と前壁部41との接合部から離間して設けられている。斜面部45は、天井部40を前面側から背面側つまり開放面側に掛けて上昇する向きに傾斜させている。つまり、天井部40は、少なくとも一部が前面側から背面側つまり開放面側に掛けて上昇する向きに傾斜している。そのため、機械室16において背面側の底面51から天井部40までの高さ寸法は、前面側の底面51から天井部40までの高さ寸法よりも大きく設定されている。
斜面部45は、第1斜面部451と、第2斜面部452とを有する。第1斜面部451は、第1天井部401に設けられて、第1天井部401を前面側から背面側つまり開放面側に掛けて上昇する向きに傾斜させている。第2斜面部452は、第2天井部402に設けられて、第2天井部402を前面側から背面側つまり開放面側に掛けて上昇する向きに傾斜させている。
この場合、第1斜面部451の前側端部は、第2斜面部452の前側端部よりも背面側に位置している。つまり、第1斜面部451の下端部は、第2斜面部452の下端部よりも背面側に位置している。本実施形態では、第1斜面部451の前側端部は、側面視において、圧縮機17の前後方向の中央部と概ね対応する位置に位置している。第2斜面部452の前側端部は、側面視において、圧縮機17の前後方向の中央部よりも前側に位置している。この場合、第2斜面部452の前側端部の位置は、側面視において、圧縮機17の前側に設けられた支持部55の位置と概ね対応している。
ここで、台座部50の後縁部には立ち上がり部52があるため、機械室16の開放面の上下方向の高さ寸法は、底面51から天井部40の後方側端部との間の距離よりも短い。しかし、斜面部45の傾斜に従い、底面51から天井部40の下面までの上下方向の距離である高さ寸法は、機械室16の前方から後方に向かって増加する。そのため、図9に示すように、立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法L1つまり機械室16の開放面の上下方向の高さ寸法は、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられている部分の天井部40この場合第1天井部401の下面までの高さ寸法L2と同程度に確保されている。例えば、立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法L1は、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられている部分の天井部40この場合第1天井部401の下面までの高さ寸法L2の85%以上に設定されている。本実施形態では、立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法L1は、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられている部分の天井部40この場合第1天井部401の下面までの高さ寸法L2の90%以上に設定されている。
この場合、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられている部分の天井部40の下面までの高さ寸法L2は、例えば圧縮機17の前後方向及び左右方向の中央部と平面視において重なる部分における、圧縮機17の下面から天井部40の下面までの高さ寸法を指す。また、この場合、立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法L1は、機械室16の幅方向全てに亘って一定でなくともよく、例えば少なくとも圧縮機17と背面視において重なる部分の立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法が、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられている部分の天井部40の下面までの高さ寸法L2と同程度に設定されていることを指しても良い。つまり、圧縮機17を冷蔵庫10に出し入れする際に、圧縮機17が通過する部分の立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法が、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられている部分の第1天井部401の下面までの高さ寸法L2と同程度に設定されていることを指しても良い。
第1斜面部451の背面側端部と、第2斜面部452の背面側端部とは、いずれも天井部40の背面側端部に一致している。つまり、第1斜面部451の上端部と第2斜面部452の上端部とは、天井部40の背面側の端部つまり開放面側端部に一致している。なお、その他の実施形態では、第1斜面部451の背面側端部と、第2斜面部452の背面側端部とのいずれか一方又は両方は、天井部40の背面側端部よりも前方に設定されていても良い。つまり、天井部40の背面側端部が水平方向に延びていても良い。
また、図8~図10に示すように、第2斜面部452は、第1斜面部451よりも傾斜角度が大きく設定されている。すなわち、第2斜面部452は、第1斜面部451よりも、前後方向の奥行き寸法と、上下方向の高さ寸法とがいずれも長く設定されている。このため、全体として、第1天井部401の方が第2天井部402よりも上方に突出して設けられている傾向にある。
図1、図8~図10に示すように、内箱31の底部断熱壁36を形成する部分のうち、外箱30の天井部40及び前壁部41を形成する部分に対向する部分の一部は、前面側から背面側に向けて上昇する方向に傾斜している。内箱31は、左右の側面にレール取付部311を有する。レール取付部311には図示しないレールが設けられている。レールは、冷蔵庫10の最下段に設けられた貯蔵室この場合冷凍室14から引き出し可能に設けられるケースを前後方向に摺動するためのものである。レール取付部311は、冷蔵庫10の最下段に設けられた貯蔵室この場合冷凍室14の後端部よりも後方に突出している。各レール取付部311の後端部は、図3に示すように、左右の第2天井部402と対向する位置に設けられている。そして、内箱31の第1天井部401と対向する部分は、内箱31の第2天井部402と対向する部分よりも上方に突出して設けられている。このため、内箱31と天井部40との間に設けられる断熱部材32の厚みが、機械室16の幅方向に亘って略一定に維持されている。
冷蔵庫10は、図2、図3等に示すように、サクションパイプ60を更に備える。サクションパイプ60は、冷却器室15から機械室16にかけて延び、冷却器19と圧縮機17とを接続して冷却器19から流れ出た冷媒が圧縮機17に戻る冷媒流路を形成する。
圧縮機17は、図3等に示すように、吸入口171と吐出口172とを有する。吸入口171は冷媒が圧縮機17へ流入する入口である。吐出口172は冷媒が圧縮機17から流出する出口である。吸入口171と吐出口172とは、圧縮機17の同じ側の面に位置している。この場合、吸入口171と吐出口172とは、圧縮機17の蒸発皿43側つまり機械室16の中央部側に位置している。また、吸入口171と吐出口172とは、前後方向に関して圧縮機17の背面側つまり、機械室16の開放面側に設けられている。
サクションパイプ60は、図7等に示すように、機械室16の内部において、上流部61と、中流部62と、下流部63とを有する。上流部61は、冷媒の流れる方向を基準として、中流部62の上流側に位置する。下流部63は、冷媒の流れる方向を基準として中流部62の下流側に位置し、圧縮機17の吸入口171と接続している。中流部62は、上流部61と下流部63との間に設けられ、上流部61と下流部63とを接続している。
上流部61は、冷却器室15から天井部40を迂回して機械室16に引き込まれる。この場合、上流部61は、機械室16の幅方向つまり左右方向に関して圧縮機17とは反対側よりの位置から引き込まれる。また、上流部61は、機械室16の奥行き方向つまり前後方向に関して背面側つまり開放面側よりの位置から引き込まれる。機械室16に引き込まれた上流部61は、機械室16の前側に向かって延びる。
本明細書において、サクションパイプ60や蒸発パイプ70の延びる方向とは、各パイプ60、70内を流れる冷媒の向きと一致している。すなわち、例えば機械室16の前側に向かって延びるとは、パイプ60、70内を流れる冷媒の向きが機械室16の後ろ側から前側へ向かっていることを意味する。また、本明細書において、機械室16の前側或いは後ろ側に向かって延びるとは、特に言及しない限り、厳密に前後方向つまり、左右方向及び上下方向に垂直な方向のみを意味するのではなく、方向ベクトルの左右方向に向かう成分よりも前後方向に向かう成分の方が大きいことをも意味する。以下、他の方向についても同様である。
中流部62は、上流部61の下流側端部つまり前端部から繋がっている。中流部62は、機械室16の前後方向の前側寄りの位置において、機械室16の左右方向の圧縮機側へ延びる。中流部62の前壁部41からの位置は、例えば機械室16の前後方向の奥行き寸法の1/2以下、1/3以下、又は1/5以下である。本実施形態では、中流部62の前壁部41からの位置は、機械室16の前後方向の奥行き寸法の1/5以下である。また、中流部62は、蒸発皿43の前縁部の上方において蒸発皿43の前縁部に概ね沿って設けられている。本実施形態では、中流部62は、側面視において蒸発皿43の前縁部の最も前側の部分よりも蒸発皿43の中心側を通って設けられている。中流部62は、平面視において、蒸発皿43の圧縮機17の反対側縁部よりの部分から、圧縮機17側縁部まで延びている。
下流部63は、中流部62の下流側端部つまり圧縮機17側端部から繋がっている。下流部63は、機械室16の後方に向かって延びて、吸入口171に接続している。この場合、下流部63は、蒸発皿43の圧縮機17側縁部に沿って延びるように設けられている。下流部63は、平面視において蒸発皿43の圧縮機17側縁部の近傍を通って設けられている。図7に示すように、下流部63の長さ寸法の半分以上は、平面視において蒸発皿43の内側に位置する。
サクションパイプ60は、図7に示すように、機械室16内部において、後方へ開放したU字状に配置されている。つまり、サクションパイプ60は、蒸発皿43の中央部分を避けるように蒸発皿43の左右側及び前側の外縁部付近を引き回されている。そのため、蒸発皿43の上方には、冷蔵庫10の外部この場合背面側から作業者がアクセス容易な空間S1が確保されている。
上流部61は、図4、図10に示すように、傾斜部611を有する。傾斜部611は、機械室16の後方側から前側に向かって下降傾斜している。つまり、傾斜部611は、冷媒の流れに沿って下降傾斜している。平面視において傾斜部611は、蒸発皿43と重なる位置にある。傾斜部611の前方側端部つまり下流側端部は、傾斜部611のうち最も低い位置に設けられている。更には、傾斜部611の前方側端部つまり下流側端部は、サクションパイプ60のうち最も低い位置に設けられている。傾斜部611は、蒸発皿43の外縁部の上部よりも上方に位置する。つまり、サクションパイプ60は、機械室16内部において蒸発皿43よりも上方に位置する。
上流部61は、傾斜部611の下流部分において前方に向かって上昇傾斜している。本実施形態では、上流部61は、傾斜部611の下流部分において水平方向前方に向かって延び、その後前方に向かって上昇傾斜している。他の実施形態においては、水平方向前方に向かって延びる部分はなくても良い。
冷蔵庫10は、図2、図3等に示すように、蒸発パイプ70を更に備える。蒸発パイプ70は、圧縮機17から繋がって、圧縮機17から吐出された高温高圧のガス状冷媒を内部に通す。蒸発パイプ70は、冷媒の熱によって、蒸発皿43に溜まった除霜水の蒸発を促進させる。蒸発パイプ70は、上流側が圧縮機17の吐出口172に接続されている。蒸発パイプ70は、吐出口172との接続部分よりも下流で、蒸発皿43の内側を通る。そして、蒸発皿43の内側を蛇行するように引き回されてる。この場合、蒸発パイプ70の少なくとも一部は、蒸発皿43の外縁部の上部よりも下方に位置する。蒸発皿43の内側を通った蒸発パイプ70は、その後、放熱パイプ71に接続する。詳細は図示しないが、放熱パイプ71は、外気と熱交換を行い、放熱パイプ71内を通る冷媒の熱を放熱する機能を有する。放熱パイプ71は、機械室16の外部に導かれ、冷蔵庫本体11の外箱30と内箱31との間を引き回された後、キャピラリーチューブ18に接続されている。
機械室を小型化し、内箱を大きくすることで、冷蔵庫本体の外観を変えずに、貯蔵室を大きくすることができ、貯蔵容積を増やすことができる。ここで、圧縮機は、機械室に設けられる構成部品の中でも高さ寸法が最も大きいことが多い。天井部が前後方向に対して水平に延びている場合、圧縮機の上面と天井部との間のクリアランスを小さくすると、機械室は確かに小型化できるが、圧縮機を出し入れしづらくなり、また作業者の手が機械室内部に入りづらくなり、製造時やメンテナンス時の作業性が低下する。
これに対し、以上説明した実施形態によれば、冷蔵庫10は、冷蔵庫本体11と、機械室16と、圧縮機17と、を備える。冷蔵庫本体は、内部に貯蔵室12、13、14を形成する内箱31を有する。機械室16は、冷蔵庫本体11の後方でかつ外部に設けられて背面側が開放されている。圧縮機17は、機械室16に設けられ、貯蔵室12、13、14内を冷却する冷凍サイクルの一部を構成する。機械室16の天井部40は、前面側から背面側に掛けて上昇する方向に傾斜した斜面部45を有している。
これによれば、圧縮機17の設置位置付近では圧縮機17と天井部40とのクリアランスをできる限り小さくしつつ、機械室16の背面側つまり開放面側においては底面51から天井部40までの高さを十分に確保することができる。そのため、機械室16を全体として小型化しつつ、圧縮機17の出し入れし易さや、作業者の手の機械室内部へのアクセスしやすさを必要以上に損なうことがない。そのため、機械室の製造時やメンテナンス時の作業性の低下を抑制することができる。
なお、冷蔵庫10は、機械室16の底部に設けられて圧縮機17が載せられる台座部50を更に備える。台座部50は、台座部50の底面51における背面側の縁部を上方に立ち上げた立ち上がり部52を有している。立ち上がり部52の上部から天井部40の下面までの高さ寸法L1は、圧縮機17の下面から圧縮機17が設けられる部分の台座部50の底面51から天井部40の下面までの高さ寸法L2と同程度に設定されている。
そのため、立ち上がり部52があっても、圧縮機17を機械室16に出し入れする際に、機械室16の背面側において圧縮機17と天井部40との間のクリアランスは、圧縮機17設けられる部分の圧縮機17の上部と天井部40とのクリアランスと同等程度となるように設定されている。そのため、立ち上がり部52は、圧縮機17を機械室16に設置したり機械室16から取り外したりする際に、作業の妨げとなり難い。
更に、天井部40は、第1天井部401と、第2天井部402と、を有する。第1天井部401は、少なくとも一部が平面視において圧縮機17と重なる。第2天井部402は、機械室16の幅方向に関して第1天井部401の両側にそれぞれ設けられている。機械室16の前側部分において、第1天井部401は第2天井部402よりも上方に設けられている。
これによれば、圧縮機17を設ける位置において、圧縮機17と天井部40との間に、作業に必要なクリアランスを確保することができる。また、平面視において圧縮機17と重ならない第2天井部402は、第1天井部401よりも低い位置に設けることができる。そのため、一層機械室の小型化に寄与することができる。
ここで、第1天井部401は、とりわけ機械室16の前面側において第2天井部402よりも上方に突出している。そのため、内箱31の天井部40に対応する部分の床面からの高さが、冷蔵庫本体11の幅方向に関して一定であった場合、第1天井部401に対応する部分の断熱部材32は、第2天井部402に対応する部分の断熱部材32と比較して、厚みが小さくなってしまう。その結果、冷蔵庫本体11の幅後方に関して、断熱厚が不均等となってしまい、断熱圧が薄くなった部分から、庫内への熱の流入の虞れがある。
更に、冷蔵庫本体11は、内箱31と外箱30との間に断熱部材32を設けて構成されている。天井部40は、外箱30の一部を構成する。内箱31の第1天井部401に対応する部分は、内箱31の第2天井部402に対応する部分よりも上方に突出している。
これによれば、外箱30と内箱31との間の断熱圧を冷蔵庫本体11の幅方向に亘って一定とすることができるため、庫内への熱の流入を抑制することができる。
ここで、吸入口171と吐出口172とは、圧縮機17を機械室16に配置した後に圧縮機17にロウ付けされている。第2天井部402は、第1天井部401よりも低くなっているため、平面視において第2天井部402と重なる部分つまり第2天井部402の下方部分の空間は、作業者の手がアクセスしづらく、作業性が低下しがちである。つまり、吸入口171と吐出口172とのいずれか一方または両方が、平面視において第2天井部402と重なる部分つまり圧縮機17の機械室16の幅方向に関する側壁部42側に設けられる場合、ロウ付け作業が困難となる。
これに対し、圧縮機17は、冷媒を吸入する吸入口171と、冷媒を吐出する吐出口172と、を有する。吸入口171と吐出口172とは、いずれも圧縮機17の機械室16の幅方向に関して中央部側に配置されている。
これによれば、吸入口171と吐出口172とは、平面視において第2天井部402と重なる部分に設けられているため、機械室を小型化しつつ、ロウ付け作業の作業性は必要以上に低下されない。また、吸入口171と吐出口172とを含めた圧縮機17が占有する幅寸法を小さくすることができるため、より一層機械室をコンパクトにすることができる。更に、例えば圧縮機17を幅方向に関して一層側壁部42よりに配置して、圧縮機17が設置された以外の空間を広くして、その空間に追加の構成部品等を設置することも可能となる。
ここで、機械室16内は、圧縮機17の運転によって室温よりも上昇しがちである。一方、サクションパイプ60の温度は、冷却器19から流出した低温冷媒がサクションパイプ60内部を流れるため、機械室16内の温度よりも低くなる。そのため、サクションパイプ60に結露水が付着しやすい。
更に、冷蔵庫10は、冷却器19と、サクションパイプ60と、蒸発皿43を備える。冷却器19は、冷蔵庫本体11に設けられ、冷凍サイクルの一部を構成する。蒸発皿43は、機械室16において圧縮機17に隣接して設けられて冷却器19に発生した除霜水を内部に受けて蒸発させる。サクションパイプ60は、冷蔵庫本体11から機械室16に導かれた後、蒸発皿43の上方を通って吸入口171に到達する。
これによれば、サクションパイプ60に結露水が付着しても、下方の蒸発皿43内部に落下する。そのため、機械室16外部に結露水が落下し、例えば室内を濡らしてしまうことが抑制できる。
(第2実施形態)
次に、図12~図14も参照して、第2実施形態について説明する。本実施形態では、冷蔵庫10は、更に凝縮器80と、冷却ファン81とを備える。凝縮器80は、図12に示すように、冷凍サイクルの一部を構成し、圧縮機17とキャピラリーチューブ18との間に設けられる。凝縮器80は、圧縮機17から流出した高温高圧ガス状の冷媒を放熱して、中温高圧液体状にする。凝縮器80は、図13、図14に示すように、機械室16内において、蒸発皿43の上方に設けられる。凝縮器80は、流入側接続パイプ801と、流出側接続パイプ802とを有する。流入側接続パイプ801は、凝縮器80の冷媒入口であり、蒸発パイプ70と接続している。流出側接続パイプ802は、凝縮器80の冷媒出口である。流出側接続パイプ802は、放熱パイプ71に接続される。
冷却ファン81は、機械室16内において、蒸発皿43の上方に設けられる。この場合、冷却ファン81は、圧縮機17と凝縮器80との間に設けられる。冷却ファン81は、圧縮機17を冷却する機能を有する。
この場合、サクションパイプ60は、凝縮器80及び冷却ファン81の前側を通って圧縮機17に到達する。つまり、中流部62は、凝縮器80及び冷却ファン81の前側を通って機械室16の幅方向に延びている。なお、別の実施形態では、凝縮器80または冷却ファン81のいずれか一方のみが設けられる構成としても良い。その場合であっても、サクションパイプ60は、凝縮器80または冷却ファン81のいずれか一方の前側を通って圧縮機17に到達する構成とすることができる。また、凝縮器80を複数例えば2つ並べて設ける構成としても良い。その場合であっても、サクションパイプ60は、複数の凝縮器80及び冷却ファン81の前側を通って圧縮機17に到達する構成とすることができる。
また、蒸発パイプ70は、圧縮機17の吐出口172から延びて蒸発皿43の内側つまり蒸発皿43の外縁部上部よりも低い位置を通った後、蒸発皿43の圧縮機17とは反対側の端部から蒸発皿43の上方に延びている。その後、蒸発パイプ70は、機械室16の前側より部分を通って、凝縮器80に接続されている。蒸発皿43の上方には、凝縮器80の圧縮機17とは反対側に作業者が機械室16の外部からアクセス容易な空間S2が設けられる。
本実施形態では、図13、図14に示すように、流入側接続パイプ801と、流出側接続パイプ802とは、いずれも凝縮器80の背面側に設けられている。そのため、蒸発パイプ70と流入側接続パイプ801との接合部は、凝縮器80の機械室16の背面側に位置している。つまり、蒸発パイプ70は、機械室16の前側寄りを通った後、凝縮器80の脇を背面側に向かって延びている。流出側接続パイプ802と蒸発パイプ70との接合部分は、機械室16の背面側寄り部分に位置する。蒸発パイプ70は、その後、上方に延びて機械室16を出る。
なお、別の実施形態では、流入側接続パイプ801と、流出側接続パイプ802とは、いずれも凝縮器80の前側に設けられていても良い。その場合、蒸発パイプ70と流入側接続パイプ801との接合部は、凝縮器80の機械室16の前側に位置していても良い。また、流出側接続パイプ802と蒸発パイプ70との接合部分は、機械室16の前側寄り部分に位置していても良い。その場合、蒸発パイプ70は、凝縮器80の脇を後ろ側に向かって延び、その後、上方に延びて機械室16を出る構成としても良い。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、1つの冷却器19を持つ冷凍サイクルで説明したが、これに限らず複数例えば冷蔵用冷却器と、冷凍用冷却器との2個の冷却器の冷凍サイクルにおいても本実施例の構成は適応することができる。すなわち、2個の冷却器から圧縮機との間にそれぞれ接続されたサクションパイプ又はそれらを接続した接続パイプの配管を、機械室内部において上記実施形態のサクションパイプのようにU字型に配置すればよい。
なお、図面は上記の説明と併せて参照したときに分かりやすくなるように描いてあり、そのため必ずしも一定の縮尺や正確な角度によって表されたものではない。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…冷蔵庫、11…冷蔵庫本体、12…冷蔵室(貯蔵室)、13…野菜室(貯蔵室)、14…冷凍室(貯蔵室)、15…冷却器室、16…機械室、17…圧縮機、172…吸入口、173…吐出口、18…キャピラリーチューブ、19…冷却器、30…外箱、31…内箱、32…断熱部材、33…側部断熱壁、34…背部断熱壁、35…天井部断熱壁、36…底部断熱壁、40…天井部、401…第1天井部、402…第2天井部、41…前壁部、42…側壁部、43…蒸発皿、431…溢水部、45…斜面部、451…第1斜面部、452…第2斜面部、50…台座部、51…底面、53…立ち上がり部、54…凹部、54…蒸発皿載置部、60…サクションパイプ、61…上流部、611…傾斜部、62…中流部、63…下流部、70…蒸発パイプ、71…放熱パイプ、80…凝縮器、801…流入側接続パイプ、802…流出側接続パイプ、81…冷却ファン

Claims (5)

  1. 内部に貯蔵室を形成する内箱を有する冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体の後方でかつ外部に設けられて背面側が開放された機械室と、
    前記機械室に設けられ、前記貯蔵室内を冷却する冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機と、を備え、
    前記機械室の天井部は、前面側から背面側にかけて上昇する方向に傾斜した斜面部を有している、
    冷蔵庫。
  2. 前記天井部は、少なくとも一部が平面視において前記圧縮機と重なる第1天井部と、前記機械室の幅方向に関して前記第1天井部の両側にそれぞれ設けられた第2天井部とを有し、
    前記機械室の前側部分において、前記第1天井部は前記第2天井部よりも上方に設けられている、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵庫本体は、内箱と外箱との間に断熱部材を設けて構成され、
    前記天井部は、前記外箱の一部を構成し、
    前記内箱の前記第1天井部に対応する部分は、前記内箱の前記第2天井部に対応する部分よりも上方に突出している、
    請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記圧縮機は、冷媒を吸入する吸入口と、冷媒を吐出する吐出口と、を有し、
    前記吸入口と前記吐出口とは、いずれも前記圧縮機の前記機械室の幅方向に関して中央部側に配置されている、
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷蔵庫本体に設けられ、前記冷凍サイクルの一部を構成する冷却器と、
    前記冷却器と前記吸入口とを接続し前記冷却器から流れ出た冷媒を前記圧縮機に戻すサクションパイプと、
    前記機械室において前記圧縮機に隣接して設けられて前記冷却器に発生した除霜水を内部に受けて蒸発させる蒸発皿と、を更に備え、
    前記サクションパイプは、前記冷蔵庫本体から前記機械室に導かれた後、前記蒸発皿の上方を通って前記吸入口に到達する、
    請求項4に記載の冷蔵庫。
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