JP7153456B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態の冷蔵庫1は、外箱2と、貯蔵室を形成する内箱3とを有し、これら外箱2と内箱3との間に断熱材が設けられている本体4を備えている。この冷蔵庫1には、例えば上方から順に冷蔵室5、野菜室6、左右に並ぶ製氷室7と上部冷凍室8、最下段に位置する下部冷凍室9等の貯蔵室が設けられている。各貯蔵室は、それぞれ扉5a、扉6a、扉7a、扉8aおよび扉9aによって開閉される。なお、ここに示した冷蔵庫1は一例であり、これに限定されることはなく、貯蔵室の数や配置等は適宜変更することができる。
前述のように、貯蔵室の容量増加や冷蔵庫1自体のスリム化を図るためには、本体4内に収容される各種の装置も小型化や設置スペースの削減することが求められる。例えば、本実施形態の冷蔵庫1の場合、一般的な概ね685mm幅のものから概ね600mm幅程度までスリム化したものを想定している。そのため、本実施形態では、チューブ11bを1列配置とすることにより薄型化したコンデンサ11を採用することで、機械室10内でコンデンサ11が占有するスペースを削減している。
手前側支持部材23は、コンデンサ11を側方から支持する部材であって、図1等に示すように、機械室10の外側ここでは背面パネル16側のコンデンサ11の側面に設けられている。この手前側支持部材23は、図5に示すように、コンデンサ11の側面に沿って配置される上部ブラケット30と、その上部ブラケット30の下端側に取り付けられる下部ブラケット31との2ピース構造となっている。
奥側支持部材24は、コンデンサ11を側方から支持する部材であって、図1等に示すように、コンデンサ11を機械室10に配置した状態において、手前側支持部材23とは逆側の側面つまりは機械室10側となる側面に設けられている。この奥側支持部材24は、金属材料で形成されており、コンデンサ11よりも下方まで延びている下端が、機械室10内に設けられている構造物ここではコンプ台15に取り付けられている。
コンデンサ11は、上記したように入口側配管17と出口側配管18とに接続されている。このとき、送風機12は、コンデンサ11と平行つまりは本体部11cに正対する状態に配置されている。そして、コンデンサ11の冷媒の入口側と出口側となるチューブ11bの両端は、コンデンサ11の側方であって機械室10の外板側に引き出されている。
実施形態の冷蔵庫1は、機械室10に設けられているフィンチューブ型のコンデンサ11と、コンデンサ11を側方から支持する部材であって、コンデンサ11を機械室10に配置した状態において機械室10側となる側面に設けられている奥側支持部材24と、を備えている。この奥側支持部材24は、金属材料で形成されており、下端側が機械室10内に設けられている構造物であるコンプ台15に取り付けられているとともに、コンデンサ11の側面に対して平行に延びている奥側平行壁部24aを有している。
そして、奥側平行壁部24aには、チューブ11bの折り返し部分の幅に適合する大きさに形成され、チューブ11bの折り返し部分を挿入することでチューブ11bを固定する奥側固定孔24bが形成されている。
Claims (3)
- 本体内に設けられている機械室と、
前記機械室に設けられ、所定の間隔で配置されている薄板状の複数枚のフィンと前記フィンに挿入されているチューブとを有し、前記チューブが前記フィンの幅方向において1列となっているフィンチューブ型のコンデンサと、
前記コンデンサを側方から支持する部材であって、前記本体部の背面側を手前側とし、背面とは逆側を奥側とすると、前記コンデンサを前記機械室に配置した状態において前記機械室側となる奥側の側方に設けられている奥側支持部材と、を備え、
前記奥側支持部材は、金属材料で形成されており、下端側が機械室内に設けられている構造物に取り付けられているとともに、前記コンデンサの側面に対して平行に延びている奥側平行壁部を有しており、
前記奥側平行壁部には、前記チューブの折り返し部分の幅に適合する大きさに形成され、前記チューブの折り返し部分を挿入することで前記チューブを固定する奥側固定孔が形成されており、
前記奥側平行壁部には、一部に切り欠きが形成されており、前記チューブを切り欠きが形成されている方向に引き出し可能な切り欠き孔が形成されている冷蔵庫。 - 本体内に設けられている機械室と、
前記機械室に設けられ、所定の間隔で配置されている薄板状の複数枚のフィンと前記フィンに挿入されているチューブとを有し、前記チューブが前記フィンの幅方向において1列となっているフィンチューブ型のコンデンサと、
前記コンデンサを側方から支持する部材であって、前記本体部の背面側を手前側とし、背面とは逆側を奥側とすると、前記コンデンサを前記機械室に配置した状態において前記機械室側となる奥側の側方に設けられている奥側支持部材と、を備え、
前記奥側支持部材は、金属材料で形成されており、下端側が機械室内に設けられている構造物に取り付けられているとともに、前記コンデンサの側面に対して平行に延びている奥側平行壁部を有しており、
前記奥側平行壁部には、前記チューブの折り返し部分の幅に適合する大きさに形成され、前記チューブの折り返し部分を挿入することで前記チューブを固定する奥側固定孔が形成されており、
前記コンデンサは、前記冷媒配管が折り返されている側の端部に端板を有しており、
前記奥側支持部材は、前記端板に係合する係合部が形成されており、前記端板と係合することによって前記コンデンサに取り付けられている冷蔵庫。 - 前記奥側支持部材は、前記コンデンサの側面から当該コンデンサとは逆側に立ち上がっている奥側垂直壁部を有しており、
前記奥側垂直壁部は、前記コンデンサの側面から所定の幅を有する大きさに形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
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