JP5702561B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
従来より、冷蔵庫の機械室には、冷凍サイクルを構成するコンプレッサ、このコンプレッサを冷却するファン、コンデンサなどが配置されている。この機械室にコンデンサを配置する場合には、コンデンサをネジ止め、又は、爪によって機械室に直接固定している。
特開2009−79778号公報
しかし、前記機械室内において、前記コンデンサの後方に仕切り部のような、コンデンサを遮る部材がある場合、前記機械室の後方からサービスマンが前記コンデンサのメンテナンスができないという問題点があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、コンデンサのメンテナンスが容易な冷蔵庫を提供する。
本発明の実施形態は、冷蔵庫の冷凍サイクルにおけるコンデンサが配された機械室と、前記冷蔵庫の庫内と前記機械室を前後に仕切る前記機械室の前壁と、前記機械室に設けられ、かつ、前記コンデンサの後方に位置する仕切り部と、前記機械室に設けられ、かつ、前記仕切り部の後方に位置するファンと、を備え、前記ファンと前記仕切り部とが着脱可能であり、前記仕切り部は、前記コンデンサへ空気が流れるダクトを構成する部材であり、前記ダクトは、前記機械室の底面に取り付けられるダクト本体を有し、前記仕切り部は、前記ダクト本体に着脱可能に設けられたダクト取付部であり、前記ダクト本体の後面部には、前記コンデンサを露出させる切欠き部が形成され、前記ダクト取付部が前記切欠き部に取り付けられている、ことを特徴とする冷蔵庫である。
本発明によれば、コンデンサの後方に位置するファンと仕切り部が着脱可能であるため、コンデンサのメンテナンスが容易である。
本発明の一実施例を示す冷蔵庫の縦断面図である。 機械室の背面側から見た斜視図である。 機械室の拡大縦断面図である。 冷凍サイクルの図である。 ファンユニット、ダクト、コンデンサの分解斜視図である。 ダクト前面部の爪部によってコンデンサのパイプを固定した状態の斜視図である。 組上がったファンユニットとダクトの斜視図である。 コンプ台にファンユニットを取り付ける状態の斜視図である。 ダクト前面部の爪部によって縦方向のパイプを取り付ける変更例の図である。
以下、本発明の一実施例の冷蔵庫10について、図1〜図9に基づいて説明する。
(1)冷蔵庫10の構造
まず、本実施例の冷蔵庫10の構造について、図1に基づいて説明する。図1は冷蔵庫10の縦断面図である。
冷蔵庫10のキャビネット12は外箱と内箱とより構成され、その間に断熱材が収納されている。キャビネット12には、上段より冷蔵室14、野菜室16、製氷室18、冷凍室20が配され、製氷室18の横には不図示の庫内温度が調整できる切替室が配されている。冷蔵室14と野菜室16より構成される冷蔵空間と、製氷室18、切替室、冷凍室20より構成され冷凍空間の間には、水平方向に断熱仕切壁24が設けられている。
キャビネット12の底面の後部、すなわち、冷凍室20の後方には機械室22が配されている。この機械室22については、後から詳しく説明する。
冷蔵室14と野菜室16からなる冷蔵空間を冷却するための冷蔵用エバポレータ(以下、「Rエバ」という)26が野菜室16の背面に設けられ、このRエバ26の上方にはRエバ26から冷気を冷蔵空間に送風する冷蔵用ファン28が設けられている。
製氷室18、切替室、冷凍室20からなる冷凍空間を冷却するための冷凍用エバポレータ(以下、「Fエバ」という)30が冷凍室20の上部背面に設けられ、このFエバ30の上方にはFエバ30から冷気を冷凍空間に送風するための冷凍用ファン32が設けられている。
Fエバ30の下方には、Rエバ26とFエバ30から発生した除霜水を機械室22に流すための除霜水パイプ34が設けられている。
(2)機械室22の構造
次に、機械室22の構造について図1〜図3に基づいて説明する。
機械室22は、図1、図2に示すように、天井面42、水平な底面であるコンプ台44、冷凍室20の背面と機械室22とを仕切るための上部ほど後方に傾斜した前壁46、両側壁48,50、着脱自在な背面板52によって囲まれている。なお、天井面42、前壁46とは、キャビネット12の底板80によって一体に形成されている。
図2に示すように、機械室22の背面から見たコンプ台44の左側には、コンプレッサ36が載置されている。コンプレッサ36の底面から4方向に突出した4個の脚部38が、ゴムクッションを介して機械室22のコンプ台44に振動を吸収しつつ固定されている。
機械室22の背面から見たコンプ台44の右側には、ファンユニット54が取り付けられ、このファンユニット54には、コンプレッサ36を冷却するための放熱用ファン(以下、「Cファン」という)56が取り付けられている。このファンユニット54の前方には、コンデンサ58が収納されている。このコンデンサ58、ファンユニット54、Cファン56については、後から詳しく説明する。
また、ファンユニット54の後方のコンプ台44には、除霜水を蒸発させるための合成樹脂製の蒸発皿60が載置されている。蒸発皿60は、図2に示すようにCファン56の後方に配された略平面矩形の皿本体62と、この皿本体62の一側部後部からコンプレッサ36の後方に細長く延びた皿延出部64と、コンプレッサ36の2つの脚部38,38の間の空間に向かって、皿本体62の一側部の前部から膨出した皿膨出部66とから構成されている。皿本体62の後面には、水を排出するための排出キャップ68が設けられている。
コンプレッサ36の冷媒出口36bからは、蒸発パイプ70がCファン56側に延び、その後に複数回折曲して平面形状に形成され、この平面形状に形成された部分が蒸発皿60の皿本体62の内部に配され、さらに、その後に蒸発パイプ70は、Cファン56の前方にあるコンデンサ58に接続されている。
Rエバ26とFファン32から延びている金属製の冷蔵用サクションパイプ(以下、「Rサクションパイプ」という)72と金属製の冷凍用サクションパイプ(以下、「Fサクションパイプ」という)74が機械室22の天井面45後部から機械室22内部に突出し、その後にジョイント76を用いて1本に接続され、このジョイント76から延びている金属製の接続管78がコンプレッサ36の冷媒入口36aに接続されている。なお、コンプレッサ36の冷媒出口36bはCファン56側に配置され、冷媒入口36aはCファン56側とは反対側に配置されている。
(3)冷凍サイクル84の構成
次に、本実施例の冷蔵庫10の冷凍サイクル84の構成について図4に基づいて説明する。
コンプレッサ36の冷媒出口36bにはマフラ86を介して蒸発パイプ70が接続され、蒸発パイプ70の出口側にはコンデンサ58が接続され、コンデンサ58の出口側には放熱パイプ88が接続され、放熱パイプ88の出口側にはクリーンパイプ90が接続され、クリーンパイプ90の出口側にはドライヤ92が接続され、ドライヤ92の出口側には三方弁94の入口が接続されている。
三方弁94の第1の出口には冷蔵用メインキャピラリーチューブ96が接続され、冷蔵用メインキャピラリーチューブ96の出口側にはRエバ26に接続され、Rエバ26の出口側にはRサクションパイプ72が接続されている。
三方弁94の第2の出口には冷凍用メインキャピラリーチューブ98が接続され、冷凍用メインキャピラリーチューブ98の出口側にはFエバ30が接続され、Fエバ30の出口側にはFサクションパイプ74が接続されている。
Rサクションパイプ72の出口側とFサクションパイプ74の出口側とは、ジョイント76を介して1本の接続管78に接続され、接続管78の出口側がコンプレッサ36の冷媒入口36aに接続されている。
(4)コンデンサ58、ファンユニット54、Cファン56、
次に、コンデンサ58、ファンユニット54、Cファン56について図5〜図8に基づいて説明する。
コンデンサ58は、図5に示すように、フィンチューブコンデンサであって、アルミニウム製の冷媒が流れるパイプ58aを複数回折曲し、複数枚の板状の放熱用のフィン58bが互いに平行にパイプ58aに取り付けられ、その全体形状が直方体である。蒸発パイプ70の出口側に接続されるパイプ58aは、機械室22の背面から見て右側に配され、コンデンサ58の上から下に向かって延び、その後に右側から左側に横方向に延びている。一方、放熱パイプ88に接続されるパイプ58aは、コンデンサ58の左側上方から右側上方に向かって横方向に延び、その後に放熱パイプ88に接続される。
コンデンサ58は、筒状のダクト100に収納され、このダクト100は、コンプ台44とファンユニット54に固定される。コンデンサ58を固定するコンプ台44の位置には、図8に示すように複数の空気入口138が左右方向に並んで開口している。
合成樹脂製のダクト100は、ダクト本体102と、板状のダクト前面部104とにより構成され、ダクト本体102は、機械室22をコンデンサ58側と反対側に仕切る仕切り部であるダクト後面部106と、ダクト側面部108,110とが一体に形成されている。ダクト100は、側面から見て、上部ほど後方に傾斜する形状であり、ダクト前面部104の上部は後方に向かって湾曲している。また、ダクト後面部106の高さは、ダクト前面部104より低く形成されている。さらに、ダクト側面部108,110は、平面から見て、前方にいくほど広がるように湾曲している。
図5に示すように、ダクト前面部104は、ダクト本体102に対し着脱自在であり、ダクト前面部104の後部の右上部、右下部、左上部、左下部から突出した4本のボス114が、ダクト本体102に当接され、ネジ115によって固定できる。
図5に示すように、ダクト前面部104の後部からは、5個のパイプ固定部である爪部116が突出し、図6に示すように、コンデンサ58の横方向に配されているパイプ58aを係合して固定する。すなわち、ダクト後面部106の下部から突出した2個の爪部116a,116bが下部における横方向のパイプ58aをフィン群の外側で固定し、上部から突出した1個の爪部116cが上部にある横方向のパイプ58aを固定すると共に爪部116d、116eがパイプ58aの折り返し部を保持し、フィン群の外側でフィン58bと接触しないように固定されている。
図5に示すように、ダクト前面部104の上部両端部には、係合手段である左右一対の係合爪136,136が後方に向かって突出している。また、ダクト前面部104の下部両端部には、係合手段である左右一対の係合爪137,137が後方に向かって突出している。
図5、図8に示すようにダクト本体102の下端部には、水平方向でかつ、左右方向と後方に向かってダクト支持部である横フランジ部118が延設され、この横フランジ部118が、コンプ台44に載置され、横フランジ部118の角部に開口したネジ孔166にネジ168を螺合してコンプ台44に固定される。また、横フランジ部118の両端部から下方に向かって固定爪120,120が突出し、コンプ台44に開口している固定孔122,122に係合する。また、横フランジ部118とダクト本体102の後面部との間には、複数の三角形状の補強用リブが形成されている。
図5に示すように、ダクト本体102のダクト側面部108,110の前端部には、縦方向に延びた縦フランジ部140が延設されている。この縦フランジ部140の中央部には、ボス142が後向きに設けられている。ダクト本体102のダクト後面部106の下部両側部にはネジ孔144が開口している。また、縦フランジ部140の下部には、左右一対の係合爪137,137と係合する係合孔141が開口している。
図5に示すように、ダクト後面部106の上部にはコンデンサ58の大部分を露出させる切欠き部106aが形成され、この切欠き部106aに形成された凹部107にダクト取り付け部であるダクト取付板112が着脱自在に取り付けられる。ダクト取付板112は、ほぼ長方形状であり、その左右両側部上部からは、ネジ止め用の突部146,146が突出し、この左右一対の突部146,146にネジ孔148,148がそれぞれ開口している。また、この左右一対のネジ孔148,148に対応するダクト後面部106の凹部107の縁部には、ネジ孔150,150が開口している。
図5に示すように、ダクト本体102のダクト後面部106にコンデンサ58が接触しないようにするために、ダクト後面部106の凹部107の縁部の下端部から突片160が前方に向かって突出している。この突片160に、コンデンサ58のパイプ58aが当接され、コンデンサ58全体がダクト後面部106に接触するのを防止し、特にフィン58bが接触するのを防止している。
合成樹脂製のファンユニット54は、Cファン56を取り付けるためのユニット後面124と、ユニット後面124から前方に向かって延びたユニット側面部126,128を有している。ユニット後面124の中央部分には、Cファン56を取り付けるための円形のベルマウス130が開口し、ベルマウス130の内部でCファン56の羽根が回転する。Cファン56のモータから4方向に突出した固定腕132が突出し、これら固定腕132の外端部に形成されたリング部134を、ユニット後面124にネジ止めすることによって、Cファン56がファンユニット54に固定される。
ファンユニット54のユニット側面部126,128の前端部には、縦フランジ部152が延設され、ユニット後面124の上端部に沿って上フランジ部154が延設されている。縦フランジ部152,152のネジ孔148,148に、ダクト本体102のダクト側面部108,110の縦フランジ部140,140のボス142,142がネジ153によってねじ止めされる。また、上フランジ部154の中央部から後方に向かってL字状の固定部材156が突出し、この固定部材156には、ネジ孔158が開口している。
(5)コンデンサ58の取り付け作業
次に、上記構成のコンデンサ58を機械室22に取り付ける手順について説明する。
第1の取り付け作業としては、ダクト前面部104にコンデンサ58を取り付ける。この場合に、コンデンサ58のパイプ58aに、各爪部116を図6に示すように係合させて固定する。この各爪部116によって、コンデンサ58がダクト前面部104と離間して固定され、フィン58bがダクト前面部104と接触しない。
第2の取り付け作業としては、コンデンサ58を取り付けたダクト前面部104を、ダクト本体102に取り付ける。この場合に、ダクト本体102の縦フランジ部140,140にダクト前面部104を当接させる。また、縦フランジ部140の下部に開口した係合孔141,141に、ダクト前面部104の左右一対の係合爪137,137と係合する。すると、ダクト前面部104から突出した下部の左右一対のボス114,114が、ダクト後面部106の下部両側に開口したネジ孔144,144の位置に当接され、ネジ115を用いて、ネジ孔144からボス114に向かってネジ止めする。
第3の取り付け作業としては、ダクト取付板112を、ダクト後面部106に開口した凹部107に嵌め込み、ダクト取付板112の上部両側部から突出した突部146,146を、ダクト後面部106のネジ孔150,150に当接させる。この位置には、ダクト前面部104から突出した左右一対のボス114,114が当接しているため、ダクト本体102の後方から、ネジ147,147を用いて、ダクト取付板112、ダクト後面部106、ダクト前面部104のボス114を一体にネジ止めする。そしてこのように形成された筒状のダクト100内部に、コンデンサ58が固定されている。このときに、ダクト後面部106の凹部107の縁部の下端部から突片160が突出しているため、コンデンサ58全体がダクト後面部106と離間して、接触するのを防止できる。また、ボス114がダクト前面部104とダクト後面部106との距離を確保する手段として機能し、ダクト前面部104、ダクト後面部106が撓んだ場合などに距離を規制して、コンデンサ58と両部材104,106が接触しないようにしている。さらに、ダクト両側面108,110に関しても、各爪部116によって、コンデンサ58が固定されているため離間しており、接触することがない。
第4の取り付け作業としては、ダクト本体102の後方上部にファンユニット54を取り付ける。この場合に、ファンユニット54の縦フランジ部152の下端部に開口したネジ孔148と、ダクト本体102の縦フランジ部140に設けられたボス142とを当接し、後方からネジ153によってネジ止めする。また、ダクト前面部104の上部両端部には、左右一対の係合爪136,136が後方に向かって突出し、この左右一対の係合爪136,136が、ダクト100にファンユニット54を固定したときに、ファンユニット54のユニット側面部126,128の縦フランジ部152,152に係合して固定される。これによって、図7に示すようなファンユニット54も一体となった部材(以下、「ユニット部材」という)が完成する。
第5の取り付け作業としては、図7に示すように、上記ユニット部材の前方、すなわち、ダクト前面部104の前面部及びダクト本体102の横フランジ部118の下面に、振動吸収手段である弾性の額縁状の接着テープ162を貼り付ける。
第6の取り付け作業としては、図8に示すように、額縁状の接着テープ162を貼り付けたユニット部材をコンプ台44に取り付ける。この場合に、コンプ台44に開口した左右一対の固定孔122,122に、ユニット部材の固定爪120,120を係合させ、後方に少し押し込んで固定する。すなわち、固定孔122は、前部よりも後部が細長に形成され、前部に固定爪120を挿入し、後部へ移動させて固定爪120を固定できる。また、接着テープ162によってユニット部材をコンプ台44に固定する。さらに、ネジ168を用いてネジ孔166からコンプ台44に向かってユニット部材をネジ止めする。
第7の取り付け作業としては、コンプ台44に蒸発皿60を取り付ける。
第8の取り付け作業としては、図2に示すように、ユニット部材を固定したコンプ台44を機械室22に嵌め込む。この場合に、ダクト前面部104が、機械室22の前壁46に当接するようにし、前壁46とダクト前面部104とを接着テープ162によって当接するように設置し、接着テープ162により前壁46にCファン56等の振動が伝達しないように固定している。また、コンプ台44を機械室22に組み込んだ後、図3に示すようにファンユニット54の上端部中央から突出している固定部材156を、機械室22の上縁部に合わせ、ネジ孔158にネジ159を螺合して、固定部材156を機械室22の上縁部に取り付ける。これによって、ファンユニット54及びダクト100がキャビネット12に固定される。また、機械室22の上縁部は、天井面42と連続して上方に延びる外箱により構成され、もってキャビネット12に固定される。
第9の取り付け作業としては、Rサクションパイプ72,Fサクションパイプ74,コンデンサ58のパイプ58aなどをコンプレッサ36に接続する配管作業を行う。
なお、コンデンサ58の修理やメンテナンスをする場合など、特にフィン58b、58b間にたまったほこりを除去する場合などには、固定部材156に螺合したネジ159を外し、また、ファンユニット54を固定しているネジ153を取り外して、ファンユニット54をダクト100から取り外す。その後、ダクト本体102のダクト取付板112のネジ115を外すことにより、仕切り部であるダクト取付板がなくなり、その結果、コンデンサ58が機械室22の背面側から露出し、サービスマンが修理やメンテナンスを容易に行うことができる。
(6)機械室22の各部材の動作状態
次に、機械室22の内部の各部材の動作状態について説明する。
コンプレッサ36が動作し、冷媒をコンデンサ58に圧送する。また、Cファン56が回転を始める。コンデンサ58内部に高圧高温の冷媒が流れると、コンデンサから放熱が始まる。
Cファン56が回転すると、図3に示すように、空気入口138から空気がダクト100内部に流入してコンデンサ58を冷却し、ダクト前面部104の上部が湾曲しているため、前方に流れてダクト後面部106の上部を通ってCファン56に至る。Cファン56に至ると、図2に示すように、Cファン56の送風力によってコンプレッサ36の方向に空気が流れる。この場合に、蒸発皿60の上部を通るため、蒸発皿60に溜まった除霜水の蒸発が促進される。
(7)効果
上記実施例によれば、コンデンサ58の修理やメンテナンスをする場合など、特にフィン58b、58b間にたまったほこりを除去する場合などには、仕切り部であるダクト取付板を取り外すことにより、コンデンサ58が機械室22の背面側から露出し、サービスマンが修理やメンテナンスを容易に行うことができる。
また、コンデンサ58は、ダクト100内部に収納され、かつ、ダクト100の各面部104,106,108,110から離間した位置に各爪部116、突片160によって固定されているため、取り付け作業時及び取り付け後においてもダクト100の各面部104,106,108,110とは接触せず、パイプ58aやフィン58bが破損しない。
また、各爪部116によって、ダクト100が、ダクト前面部104に対し離間して固定する役割だけでなく、パイプ58aの振動を吸収できる。
また、コンデンサ58の左右上下に配列されたフィン58bの左右両端には、上下方向に連続するフィン位置決め手段である支持部材58cが設けられており、これら支持部材58cは、フィン58bより厚い金属製の板状で形成されており、パイプ58aの折り返し部を孔で挟持することでパイプ58aの高さ方向を位置決めしており、同時にフィン58bが上下に位置するフィン58bと接触しないように位置決めをしている。
また、ダクト100は、コンプ台44の位置決めのため機械室22の前壁46と当接させているが、このときに振動吸収手段である弾性の接着テープ162を介して当接しているため、Cファン56やパイプ58aの振動がキャビネット12に伝達させにくくすることができる。また、ダクト100の下面にもコンプ台44と前記した接着テープ162して固定しており同様に振動が伝わり難い。
(8)変更例
上記実施例では、ダクト前面部104から突出した爪部116によって、コンデンサ58の横方向のパイプ58aを固定したが、これに加えて、図9に示すように、縦方向のパイプ58aを固定するために、ダクト前面部104から爪部117を突出させ、固定してもよい。これによって、縦方向のパイプ58aの振動も防止できる。
また、コンデンサ58のフィン58bの群から露出したパイプ58aには、スポンジ等の振動吸収手段を巻いて配置し、ダクト100の内壁面に当接させても良い。これにより、パイプ58aの振動を減少させることができる。
また、コンデンサ58は、ダクト100内に全て覆われて収納される必要はなく、ダクト100の外にコンデンサ58の一部分が出ていても良い。
また、ダクト後面部106とダクト前面部104とは、距離規制手段であるボス114により、フィン58bとダクト100が接触しないように所定間隔に保つ効果を有しており、例えば、ダクト前面部104の下部中央にもう1つボスを設け、ダクト後面部106と当接させても良い。これによりダクト100の中央部の凹みによるフィン58bとの接触が防げる。なお、この場合に、ボスに対応する位置にあるフィン58bは、まびいて、ボスを貫通させて構成する。
また、本実施例のフィン58bは、フィン58bを貫通する穴がパイプ58aにしまりバネによってはめこまれているが、フィン58bが回転しないように塗料や防さび剤など固着手段を全体に吹きつけたり浸させるなどしてフィン58bとパイプ58aを固着して、回転させないようにしても良い。
なお、ダクト100には、ダクト前面部104は必ずしも必要なく、例えば、機械室22の前壁46とダクト本体102によりダクト100を構成させても良い。またその場合、ダクト100内の空気の流れは、上下方向に限らず左右方向でもよい。
上記では本発明の一実施例を説明したが、この実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・冷蔵庫、22・・・機械室、36・・・コンプレッサ、44・・・コンプ台、46・・・前壁、54・・・ファンユニット、56・・・Cファン、58・・・コンデンサ、58a・・・パイプ、58b・・・フィン、100・・・ダクト、102・・・ダクト本体、104・・・ダクト前面部、106・・・ダクト後面部、108・・・ダクト側面部、110・・・ダクト側面部、112・・・ダクト取付板、116・・・爪部

Claims (4)

  1. 冷蔵庫の冷凍サイクルにおけるコンデンサが配された機械室と、
    前記冷蔵庫の庫内と前記機械室を前後に仕切る前記機械室の前壁と、
    前記機械室に設けられ、かつ、前記コンデンサの後方に位置する仕切り部と、
    前記機械室に設けられ、かつ、前記仕切り部の後方に位置するファンと、
    を備え、前記ファンと前記仕切り部とが着脱可能であり、
    前記仕切り部は、前記コンデンサへ空気が流れるダクトを構成する部材であり、
    前記ダクトは、前記機械室の底面に取り付けられるダクト本体を有し、
    前記仕切り部は、前記ダクト本体に着脱可能に設けられたダクト取付部であり、
    前記ダクト本体の後面部には、前記コンデンサを露出させる切欠き部が形成され、
    前記ダクト取付部が前記切欠き部に取り付けられている、
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記ダクトは、前記コンデンサの前方にダクト前面部をさらに有することにより、前記ダクト本体と前記ダクト前面部とにより構成され、
    前記ダクト内部に前記コンデンサが収容されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ダクトは、前記コンデンサの左右にそれぞれ側面部を備え、
    前記ダクトの上部に空気出口が開口し、
    前記ダクトの下部に空気入口が開口している、
    ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ファンは、ファンユニットに設けられ、
    前記ファンユニットは、前記ダクト本体に着脱可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
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