JPH09178209A - 電子除湿器 - Google Patents

電子除湿器

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JPH09178209A
JPH09178209A JP7353949A JP35394995A JPH09178209A JP H09178209 A JPH09178209 A JP H09178209A JP 7353949 A JP7353949 A JP 7353949A JP 35394995 A JP35394995 A JP 35394995A JP H09178209 A JPH09178209 A JP H09178209A
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back plate
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heat
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Shinichiro Moriyama
愼一郎 守山
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Nissin Electric Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱伝導をよくし、放熱効率を向上し、部品点
数及び組立工数を低減し、作業効率を向上して安価にす
る。 【解決手段】 ペルチェ素子55の放熱面が当接される
接合台19と,接合台19に延設された熱伝導部25
と,熱伝導部25に連続した放熱フィン22とを、容器
17の少なくとも背板18と一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に設けられ
たペルチェ素子の冷却面に冷却フィンを有するととも
に、素子の放熱面に放熱フィンを有し、多湿空気を除湿
し、閉鎖配電盤等の設備或いは各種装置の結露を防止す
る電子除湿器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子除湿器につき、切断右側面図
を示した図9を参照して説明する。同図において、1は
上面が開口された下部収納ケース、2は下部収納ケース
1の底部に形成された水受部、3は水受部2の底部に設
けられた排水口、4は下部収納ケース1の前面に形成さ
れた吸気口、5は下端部が下部収納ケース1の上端部に
ねじにより装着された縦長筒状の上部収納ケース、6は
上部収納ケース5の上面開口にねじにより装着された天
板、7は天板6に形成された排気口である。
【0003】8は下部収納ケース1,上部収納ケース5
からなる容器、9は容器8内に形成された上下方向の空
気流通路であり、吸気口4及び排気口7に連通してい
る。10は流通路9の下部に設けられたペルチェ素子、
11は素子10の前面,即ち冷却面に装着された冷却フ
ィン、12は前面に素子10の後面,即ち放熱面が装着
された接合台、13は下部の前面に接合台12の後面が
装着された熱伝導体であり、熱伝導体13の上部の後面
が上部収納ケース5の背板にねじにより装着されてい
る。14は熱伝導体13の上部の前面に一体装着された
放熱フィンであり、冷却フィン11の上方に位置してい
る。
【0004】15は流通路9の放熱フィン14の直上に
設けられた電源装置であり、トランス,整流スタックか
らなり、商用交流を所定電圧の直流に変換する。16は
電源装置15の上方に設けられたファンであり、天板6
の下方に位置し、除湿空気を天板6の排気口7より排気
する。
【0005】そして、ペルチェ素子10に電源装置15
より直流電圧が供給されると、冷却フィン11が冷却さ
れて吸熱し、熱伝導体13を介して放熱フィン14から
放熱され、放熱フィン14が昇温し、ファン16の駆動
によって吸気口4により流通路9内に流入した空気が冷
却フィン11で冷却され、空気中の水蒸気が冷却フィン
11に凝縮して結露し、この結露水が水受部2より排水
口3を経て排出され、冷却フィン11で除湿された空気
は、放熱フィン14で暖められ、排気口7より乾燥空気
として排出され、多湿空気が除湿される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記電子除湿器
の場合、上部収納ケース5,熱伝導体13が別体であ
り、熱伝導体13が上部収納ケース5の背板にねじによ
り装着されているため、それぞれの間の接合が不充分で
熱抵抗が大きく、熱伝導が悪くなり、放熱効率が低くな
るという問題点がある。
【0007】さらに、部品点数が多く、しかも、各部品
をねじにより装着しているため、組立工数が多く、多大
の時間と労力を要し、作業効率が低くなり、コスト高に
なるという問題点がある。
【0008】本発明は、前記の点に留意し、熱伝導をよ
くし、放熱効率を向上できる電子除湿器を提供すること
を目的とする。
【0009】さらに、本発明は、部品点数及び組立工数
を低減し、作業効率を向上し、安価にすることを目的と
する。
【0010】本発明の他の目的は、成形の金型の設計を
容易にすることを目的とする。
【0011】本発明のさらに他の目的は、水受部におけ
る結露水の蒸発を防止し、効率よく除湿することを目的
とする。
【0012】本発明の他の目的は、ファン及び蓋板の取
り付けを容易にすることを目的とする。
【0013】本発明のさらに他の目的は、天板の排気口
の美観を良好にすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の電子除湿器は、容器内に設けられたペルチ
ェ素子の冷却面に冷却フィンを有するとともに、素子の
放熱面に放熱フィンを有し、容器の吸気口から吸気した
気体を除湿して容器の排気口から排気するようにした電
子除湿器において、素子の放熱面が当接される接合台
と,接合台に延設された熱伝導部と,熱伝導部に連続し
た放熱フィンとを、容器の少なくとも背板と一体に成形
してなるものである。
【0015】従って、熱伝導が良くなり、放熱効率が向
上し、部品点数及び組立工数が低減され、作業効率が向
上して安価になる。
【0016】そして、容器の底部の水受部を背板と一体
に成形することにより、ペルチェ素子の冷却フィンの結
露水を排水できる。
【0017】つぎに、背板の背面の下端部に取付面側,
即ち後方へ突出した取付突部を形成することにより、成
形の金型の設計が容易になり、水受部の水受面が鉛直
面、即ち取付面に対して取付面側へ傾斜し、結露水が水
受部の前側へ流れ出ることがない。
【0018】さらに、接合台と水受部との間の背板にス
リットを形成すれば背板と水受部とが遮熱され、接合
台,熱伝導部から水受部への熱伝導がなく、水受部にお
ける結露水の蒸発がなく、効率よく除湿される。
【0019】その上、天板及び側板を背板と一体に形成
した場合、部品点数及び組立工数がさらに低減され、作
業効率が向上する。
【0020】また、蓋板の両側縁部を両側板の端縁部に
着脱自在に装着することにより、容器が容易に形成でき
る。
【0021】さらに、両側板の端縁部に形成された複数
個の係止孔と、絶縁性の蓋板と、蓋板の両側縁部に折曲
して形成された折曲片と、両折曲片の内面に突設され,
係止孔に係脱自在に係止する係止突部とを設けた場合、
蓋板の着脱が容易になり、蓋板の落下時、下方の充電部
の短絡事故が防止できる。
【0022】そして、ファンの両側縁部が載置されるフ
ァンガイドを側板と一体に成形した場合、ファンを前方
向から装着でき、作業性がよくなる。
【0023】また、天板の排気口の下方に位置するファ
ンのリブと同形状のリブを形成すれば、美観が向上され
る。
【0024】さらに、容器の表面を黒色に塗装した場
合、熱放射がよくなり、放熱効率がより向上される。
【0025】また、背板の下端部に水受部を着脱自在に
装着した場合、成形の金型の設計及び水受部の製作がよ
り容易になる。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の1形態について図1ないし
図8を参照して説明する。まず、図1のAは切断正面
図,Bは切断左側面図、図2のAは図1Aの容器の一部
の正面図,Bは切断左側面図、図3のAは図2Aの左側
面図,Bは背面図、図4のAは図1Aの平面図,Bは下
面図である。
【0027】それらの図において、17は前面が開口し
た縦長の容器、18は容器17の背板、19は背板18
の下部に一体に前方に膨出して形成された接合台、20
は接合台19の前面に研磨により形成された鏡面、21
は接合台19の上側,下側に形成されたねじ孔、22は
放熱フィンであり、図6AのD,D線断面図に示すよう
に、背板18のほぼ中央部に一体に前方へ向けて形成さ
れ、接合台19の上方に位置している。23は膨出部で
あり、図6BのE,E線断面図に示すように、放熱フィ
ン22の各放熱板24の上部,下部にそれぞれ形成され
ている。25は背板18に一体に形成され,接合台19
と放熱フィン22とを接続した熱伝導部である。
【0028】26は放熱フィン22の上方の背板18に
設けられた3個の支持杆、27は支持杆26に形成され
たねじ孔、28は容器17の天板、29は天板28に形
成された排気口、30は排気口29に設けられたリブ、
31は背板18の上端に突設された取付体、32は取付
体31に形成された取付孔である。
【0029】33は容器17の底部の前側に設けられた
水受部であり、接合台19の下方に位置している。34
は水受部33の底部に形成された排水口、35は容器1
7の底部の後側に形成された吸気口、36は接合台19
と容器17の底部との間の背板18に形成された遮熱用
の左右方向の3段のスリットであり、上段のスリット3
6が背板18の左端から右端まで形成され、中段のスリ
ット36が左側,中央部,右側の3個に分けて形成さ
れ、下段のスリット36が中央部のみ形成されている。
37は背板18の背面の下端部に設けた取付突部、38
は取付突部37の先端部に形成された取付溝である。
【0030】39は背板18の両側から前方へ延設され
た左,右の側板、40は側板39の前部,即ち端縁部に
形成された複数個の係止孔、41は側板39の外面の係
止孔40の奥部に膨出された当接部、42は側板39の
下部に形成され,遮熱を兼ねた吸気孔であり、下部の前
側の上,下に三角形状の大なる吸気孔42が形成され、
その後側の上,下に小なる吸気孔42が形成され、背板
18の上段のスリット36が上側の小なる吸気孔42に
連通している。43は左の側板39の前縁に形成された
切欠部、44は両側板39の内面の上部に一体に形成さ
れた前後方向のファンガイド、45はファンガイド44
の上方の背板18と側板39とにまたがって形成された
平面三角形状のファン支持体である。
【0031】そして、容器17全体、即ち背板18,接
合台19,放熱フィン22,熱伝導部25,支持杆2
6,天板28,リブ30,取付体31,水受部33,取
付突部37,側板39が一体に成形され、電着塗装によ
り表面が黒色に塗装され、接合台19の前面のみが研磨
により鏡面20になっている。
【0032】46は図8Aの背面図に示す絶縁性の縦長
の蓋板であり、下部の両側の上,下にそれぞれ三角形状
の吸気孔46’が形成され、中央部に四角形状の吸気孔
46’が形成されている。47は折曲片であり、図8B
の左側面図,図8Cの切断平面図に示すように、蓋板4
6の両側縁部に後方へ折曲して形成されている。48は
折曲片47の基部に形成された複数個の透孔、49は折
曲片47の内面の透孔48の後側に内側方向に突設され
た係止突部であり、側板39の各係止孔40に係脱自在
に係止し、折曲片47の端面が側板39の当接部41に
当接し、当接部41の外面と折曲片47の外面とが同一
面を形成している。50は接合台19の前方の蓋板46
の背面に装着された断熱板である。
【0033】51は断面が逆L字形状の取付金具、52
は取付金具51に取り付けられた湿度センサ、53は取
付金具51の基部を貫通したねじであり、カラー54を
介して容器17の底部の吸気口35の後縁部のねじ孔に
ねじ合い、センサ52が吸気口35の下方に位置してい
る。
【0034】55は接合台19の鏡面20に放熱面が当
接したペルチェ素子、56は素子55を包囲し,接合台
19の外側に設けられた環状の断熱材、57は冷却フィ
ン、58は挿通孔であり、図5の切断平面図に示すよう
に、冷却フィン57の中央の上部,下部に形成されてい
る。59は挿通孔58に挿入されたねじであり、背板1
8のねじ孔21にねじ合い、素子55の冷却面に冷却フ
ィン57が装着され、冷却フィン57が蓋板46の断熱
板50の後方に位置している。
【0035】60は大なる基板、61は大なる基板60
の三隅の取付孔に挿入されたねじであり、支持杆26の
ねじ孔27にねじ合い、支持杆26に大なる基板60が
装着されている。62は小なる基板、63は小なる基板
62の右側の上,下の取付孔に挿入されたねじであり、
カラー64を介して大なる基板60の中央下部のねじ孔
にねじ合い、大なる基板60の左側下部に小なる基板6
2が装着され、小なる基板62が大なる基板60の前方
に位置している。
【0036】65は大なる基板60の上部に取り付けら
れたトランス、66,67は大なる基板60の右側下部
に取り付けられたコンデンサ,整流スタック、68は大
なる基板60に接続された電源コードであり、左の側板
39の切欠部43から外部に導出されている。69は大
なる基板60,小なる基板62,トランス65,コンデ
ンサ66,整流スタック67,電源コード68からなる
電源装置であり、商用交流を所定電圧の直流に変換す
る。
【0037】70は図7Aの平面図に示すように、リブ
71を有するファンであり、天板28の排気口29のリ
ブ30がファン70のリブ71と同形状に形成されてい
る。72は図7Bの正面図に示すように、ファン70の
回転翼の外側に設けられた円筒状の覆体、73,74は
覆体72の上面,下面に装着された上板,下板であり、
ファン70が天板28とファンガイド44との間に挿入
され、覆体72がファン支持体45に当接し、ファン7
0の下板74の両側縁部がファンガイド44に載置され
ている。
【0038】75はファン70の上面に設けられたフィ
ルタ、76は背板18の取付体31の取付孔32及び取
付突部37の取付溝38に挿入されたボルトであり、取
付面77のねじ孔にねじ合い、取付面77に容器17が
取り付けられ、天板28及び側板39の端縁が、取付面
77、即ち背板18の上端部と取付突部37の背面とを
結んだ鉛直面に対して平行になっている。
【0039】つぎに動作について説明する。ペルチェ素
子55に電源装置69より直流電圧が供給されると、冷
却フィン57が冷却されて吸熱し、接合台19,熱伝導
部25を介して放熱フィン22から放熱され、放熱フィ
ン22が昇温し、ファン70の駆動によって容器17の
底部の吸気口35,蓋板46の各吸気孔46’及び側板
39の各吸気孔42より流入した空気が冷却フィン57
で冷却され、空気中の水蒸気が冷却フィン57に凝縮し
て結露し、この結露水が水受部33より排水口34を経
て排出され、冷却フィン57で除湿された空気は、放熱
フィン22で暖められ、天板28の排気口29より排出
され、多湿空気が除湿される。
【0040】そして、前記形態の場合、背板18,接合
台19,放熱フィン22,熱伝導部25,天板28,水
受部33,取付突部37,側板39等が一体に成形され
ているため、部品点数が1個になり、組立工数が不要と
なり、作業効率が向上する。
【0041】さらに、背板18の背面に対し、天板2
8,側板39,水受部33が垂直であるため、背板18
の背面を基面とした金型の設計が容易である。
【0042】しかも、背板18の背面の下端部に取付面
77側へ突出した取付突部37が一体に成形されている
ため、容器17を取付面77に取り付けた状態で水受部
33の水受面が取付面77側へ傾斜し、結露水が水受部
33の前側へ流れることがない。
【0043】さらに、スリット36により背板18と水
受部33とが断熱され、接合台19,熱伝導部25から
水受部33への熱伝導がなく、水受部33における結露
水の蒸発がなく、効率よく除湿される。
【0044】その上、容器17の全体が黒色に塗装され
ているため、熱放射がよくなるとともに、接合台19,
放熱フィン22,熱伝導部25が背板18と一体に成形
されているため、熱伝導がよく、放熱効率が向上され
る。
【0045】また、蓋板46が絶縁性であるため、蓋板
46が万一落下しても下方の充電部が短絡事故を起こす
ことがない。しかも、組立時、素子55,冷却フィン5
7,電源装置69,ファン70,蓋板46が前方向から
装着できるため、作業性が良い。
【0046】なお、前記形態では、天板28,側板3
9,水受部33を背板18と一体に成形したが、必ずし
もその必要はない。また、前面が開口した容器17に蓋
板46を装着するようにしたが、背板18に後面が開口
した箱状の蓋板を装着するようにしてもよい。
【0047】さらに、水受部33を背板18と別体に
し、背板18の下端部に着脱自在に装着するようにして
もよい。また、蓋板46をねじにより装着するようにし
てもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の電
子除湿器は、ペルチェ素子55の放熱面が当接される接
合台19と,接合台19に延設された熱伝導部25と,
熱伝導部25に連続した放熱フィン22とを、容器17
の少なくとも背板18と一体に成形したため、熱伝導を
良くし、放熱効率を向上し、部品点数及び組立工数を低
減し、作業効率を向上して安価にすることができる。
【0049】そして、容器17の底部の水受部33を背
板18と一体に成形することにより、ペルチェ素子55
の冷却フィン57の結露水を排水することができる。
【0050】そして、背板18の背面の下端部に取付面
77側へ突出した取付突部37を形成することにより、
成形の金型を容器に設計でき、水受部33の水受面が鉛
直面、即ち取付面77に対して取付面77側へ傾斜し、
結露水が水受部33の前側へ流れ出ることがない。
【0051】さらに、接合台19と水受部33との間の
背板18にスリット36を形成すれば、背板18と水受
部33とを遮熱し、接合台19,熱伝導部25から水受
部33への熱伝導をなくすとともに、水受部33におけ
る結露水の蒸発をなくし、効率よく除湿することができ
る。
【0052】その上、天板28及び側板39を背板18
と一体に形成した場合、部品点数及び組立工数をさらに
低減し、作業効率を向上することができる。また、蓋板
46の両側縁部を両側板39の端縁部に着脱自在に装着
することにより、容器17を容易に形成することができ
る。
【0053】また、両側板39の端縁部に形成された複
数個の係止孔40と、絶縁性の蓋板46と、蓋板46の
両側縁部に折曲して形成された折曲片47と、両折曲片
47の内面に突設され,係止孔40に係脱自在に係止す
る係止突部49とを設けた場合、蓋板46の着脱を容易
にし、蓋板46の万一落下時、下方の充電部への短絡事
故を防止することができる。
【0054】そして、ファン70の両側縁部が載置され
るファンガイド44を側板39と一体に成形すると、フ
ァン70を前方向から装着でき、作業性を向上すること
ができる。
【0055】また、天板28の排気口29の下方に位置
するファン70のリブ71と同形状のリブ30を形成す
れば、美観を向上することができる。さらに、容器17
の表面を黒色に塗装すると、熱放射をよくし、放熱効率
をより向上することができる。
【0056】また、背板18の下端部に水受部33を着
脱自在に装着した場合、成形の金型の設計及び水受部3
3の製作をより容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の実施の1形態の切断正面図,Bは
切断左側面図である。
【図2】Aは図1Aの容器の一部の正面図,Bは切断左
側面図である。
【図3】Aは図2Aの左側面図,Bは背面図である。
【図4】Aは図1Aの平面図,Bは下面図である。
【図5】図の冷却フィンの切断平面図である。
【図6】Aは図1の放熱フィンのD,D線断面図,Bは
E,E線断面図である。
【図7】Aは図1のファンの平面図,Bは正面図であ
る。
【図8】Aは図1の蓋板の背面図,Bは左側面図,Cは
切断平面図である。
【図9】従来例の切断右側面図である。
【符号の説明】
17 容器 18 背板 19 接合台 22 放熱フィン 25 熱伝導部 28 天板 29 排気口 30 リブ 33 水受部 35 吸気口 36 スリット 37 取付突部 39 側板 40 係止孔 44 ファンガイド 46 蓋板 47 折曲片 49 係止突部 55 ペルチェ素子 57 冷却フィン 70 ファン 71 リブ 77 取付面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に設けられたペルチェ素子の冷却
    面に冷却フィンを有するとともに、前記素子の放熱面に
    放熱フィンを有し、前記容器の吸気口から吸気した気体
    を除湿して前記容器の排気口から排気するようにした電
    子除湿器において、 前記素子の放熱面が当接される接合台と,該接合台に延
    設された熱伝導部と,該熱伝導部に連続した放熱フィン
    とを、前記容器の少なくとも背板と一体に成形してなる
    電子除湿器。
  2. 【請求項2】 容器の底部の水受部を背板と一体に成形
    した請求項1記載の電子除湿器。
  3. 【請求項3】 背板の背面の下端部に取付面側へ突出し
    た取付突部を形成した請求項2記載の電子除湿器。
  4. 【請求項4】 接合台と水受部との間の背板にスリット
    を形成した請求項2又は3記載の電子除湿器。
  5. 【請求項5】 天板及び側板を背板と一体に形成した請
    求項1,2,3又は4記載の電子除湿器。
  6. 【請求項6】 蓋板の両側縁部を両側板の端縁部に着脱
    自在に装着した請求項5記載の電子除湿器。
  7. 【請求項7】 両側板の端縁部に形成された複数個の係
    止孔と、絶縁性の蓋板と、該蓋板の両側縁部に折曲して
    形成された折曲片と、該両折曲片の内面に突設され,前
    記係止孔に係脱自在に係止する係止突部とを備えた請求
    項6記載の電子除湿器。
  8. 【請求項8】 ファンの両側縁部が載置されるファンガ
    イドを側板と一体に成形した請求項5,6又は7記載の
    電子除湿器。
  9. 【請求項9】 天板の排気口に下方に位置するファンの
    リブと同形状のリブを形成した請求項5,6,7又は8
    記載の電子除湿器。
  10. 【請求項10】 表面を黒色に塗装した請求項5記載の
    電子除湿器。
  11. 【請求項11】 背板の下端部に水受部を着脱自在に装
    着した請求項1記載の電子除湿器。
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