JPH09177344A - プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造 - Google Patents

プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造

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JPH09177344A
JPH09177344A JP35047195A JP35047195A JPH09177344A JP H09177344 A JPH09177344 A JP H09177344A JP 35047195 A JP35047195 A JP 35047195A JP 35047195 A JP35047195 A JP 35047195A JP H09177344 A JPH09177344 A JP H09177344A
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JP
Japan
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drainage
port
drainage port
water
water collection
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Application number
JP35047195A
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English (en)
Inventor
Michiyasu Takita
理康 滝田
Goro Miyasaka
五郎 宮坂
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水循環システム、排水システム付のプ−ルの集
排水口の改良に係る。 【解決手段】プ−ル底面又は側面に形成された集排水口
と、これに連なる集排水管と、この集排水口に集排水口
蓋が取り付けられてなり、集排水管の開閉弁と集排水口
蓋とを連動させ、集排水口蓋が集排水口から外れている
際には集排水管を開閉弁にて閉鎖し、集排水口蓋が集排
水口にはまっている際には開閉弁が開く連動機構とした
プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造。2‥集排水口、
3‥集排水管、4‥集排水口蓋、5‥ラック、6‥ピニ
オン、7‥引戸孔、8‥引戸。 【効果】集排水管の閉鎖機構を集排水口蓋に連動させた
もので、集排水口蓋が所定の位置から外れた際には閉鎖
機構が作動して集配水管を閉鎖し、不測の事故の防止に
大きな力を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水循環システム、排
水システム付のプ−ルの集排水口の改良に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プ−ルの水はその衛生性を保つために循
環濾過し、一定の水質基準を保たなくてはならず、一般
には、プ−ルの水を吸い込み、濾過器等を通してプ−ル
内に再度送り出す再循環システム、及び排水システムを
組み込んでいる。
【0003】図12はプ−ルの水の循環システムについ
ての概要を示す全体図である。図中、31はプ−ルであ
り、32はプ−ル31の底面に形成された集排水口であ
り、33はプ−ル31の側面に備えられた送水口であ
る。プ−ル31内の水は集排水口32によって集められ
て集排水管34によってバランシングタンク35に送ら
れ、次いで集毛器36内を通って水中の毛髪や固形物を
除去する。そしてフィルタ−37内に水を導き、ここで
水中の微細なゴミを濾過し、更に塩素等にて滅菌し、そ
の後送水管38及び送水口33を通じてプ−ル内に水を
再循環するものである。そして、排水の際には排水管3
9をもって排水することとなる。
【0004】このように、集排水口32からは水が常に
吸い込まれており、特に排水時には急激に吸い込まれ
る。従って、この集排水口32には網や格子状の集排水
口蓋40を取り付け、入泳者等が吸い込まれることのな
い構造となっているが、実際にはこの集排水口32に人
が吸い込まれる事故が毎年発生している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような事故の原
因は集排水口蓋が何んらかの原因で集排水口に完全に取
り付けられておらず、このため集排水管内に手足等が吸
い込まれてしまうものであり、管を密閉することによっ
てポンプの吸引力が増し、ますます抜け出せなくなって
しまう。本発明はこのような事故を防止するためになさ
れたものであって、集排水口蓋が集排水口より外れた際
には集排水管を完全に遮断してしまう構造を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、プ−ル
底面又は側面に形成された集排水口と、これに連なる集
排水管と、この集排水口に集排水口蓋が取り付けられて
なり、集排水管の開閉弁と集排水口蓋とを連動させ、集
排水口蓋が集排水口から外れている際には集排水管を開
閉弁にて閉鎖し、集排水口蓋が集排水口にはまっている
際には開閉弁が開く連動機構としたことを特徴とするプ
−ル集排水口の吸い込まれ防止構造に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のプ−ル集排水口の吸い込
み防止構造にあっては、集排水管の開閉弁と集排水口蓋
とが連動する機構が取り入れられており、集排水口蓋が
集排水口の所定の位置にある時は開閉弁が開いておりプ
−ルの水は集排水管に流れ込み、所定の位置より外れて
いる場合には開閉弁が集排水管の口を閉鎖して水を流さ
ない構造としたものである。従って入泳者はこの集排水
口に吸い込まれることがなくなり事故を未然に防止する
ものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のプ−ル集排水口の吸い込まれ
防止構造を実施例をもって更に詳細に説明する。図1は
本発明が適用されるプ−ルの断面図であり、図2はその
正面断面図である。図中、1はプ−ルの底面を示し、集
排水口2がこの底面1に形成され、この集排水口2より
集排水管3が連設されている。そしてこの集排水口2を
覆って網状の集排水口蓋4が嵌め込まれて入泳者が吸い
込まれないようになっている。
【0009】図3は本発明の第1実施例を示す一部拡大
斜視図である。そして集排水口蓋4に垂下するラック5
が備えられると共に、これと噛合するピニオン6が集排
水口2の側壁に取り付けられており、更にこのピニオン
6と噛合し、かつ集排水管3に合致する孔7を備えた引
き戸8が集排水口2の側壁に沿って備えられた構造で、
この引き戸8が集排水管3の開閉弁となっている。
【0010】図4はこれらの状態を集排水管3の正面か
ら見た拡大図であり、この図例は集排水口蓋4が集排水
口2に完全に嵌め込まれており、集排水管3と孔7とが
合致している例で、弁が開かれている状態を示してい
る。この場合、ピニオン6と噛合するラック5はその先
端が集排水口2の下方にまでのびているものであり、一
方、これ又ピニオン6と噛合する引き戸8はその孔7が
集排水管3の位置に合致するように設計されており、プ
−ルの水は順調に集排水口2を通って集排水管3内に吸
い込まれる。
【0011】さて、集排水口蓋4が外れると、即ちラッ
ク5が上方に引き上げられると、ピニオン6は反時計廻
りに回転し、これに伴って引き戸8は右側にスライド移
動し、集排水管3と孔7とがずれてしまい、これによっ
て集排水管3は閉鎖されることとなる。この状態を図5
に示す。このように、本発明の構造を採用すれば集排水
口蓋4が集排水口2より外れた場合には、プ−ル1の水
の流れを完全に阻止することができることとなり、集排
水口2に吸い込まれるという事故はなくなるものであ
る。
【0012】図6は本発明の第2実施例を示す拡大斜視
図である。この例では前例のラックアンドピニオン機構
とベレルホイ−ルとを組合せた機構であって、ベレルホ
イ−ル9はピニオン6と同軸で回転し、一方のベレルホ
イ−ル10はベレルホイ−ル9の回転に伴って回転し、
ベレルホイ−ル10に取り付けられた弁11が集排水管
3に合致して備えられた水路12内にて回転して集排水
管3を遮断することとなる。尚、弁11は集排水管3内
に直接配備させることも可能である。
【0013】図7は本発明の第3実施例を示す拡大図で
ある。この例では集排水口蓋4から一本の棒13を垂下
させてあり、一方、開閉弁14には2本のア−ム15、
16が備えられ、ア−ム15は集排水口2の側面に回転
自在に軸支され、ア−ム16は、前記の棒13に押し下
げられる構造となっている。そして好ましくは開閉弁1
4のア−ム15の反対側の位置に重り17が嵌め込まれ
ている。
【0014】さて、この図例では集排水口蓋4が集排水
口2に対して正規の位置に嵌められた際の状態であり、
この場合には集排水管3は開閉弁14に邪魔されず完全
に開放されており、プ−ル1内の水は集配水管3内に吸
い込まれることとなる。
【0015】一方、集排水口蓋4が万一外れた場合には
集排水口蓋4に固定されている棒13は正規の位置にな
く、当然ア−ム16を押すことはできなくなる。従っ
て、図8に示すように開閉弁14は自重或いは重り17
の作用により集排水口2の側面に沿って下方に回転移動
し、ア−ム15の軸支部分の直下にある集排水管3はこ
の開閉弁14によって閉鎖されることとなる。
【0016】図9は本発明の第4実施例を示す一部拡大
斜視図である。この場合には集排水管3の直上に配置さ
れた開閉弁18をヒンジ19によって上方に開閉させる
ものであり、開閉弁18に固定して備えたア−ム20
と、集排水口2の側面からのびる支持具21に回転可能
に軸支されたエルボ22とが係止しあい、しかもエルボ
22の他端が集排水口蓋2に備えられた棒13によって
押圧される構造であって、この図例は開閉弁18が開か
れた状態を示す。しかるに、集排水口蓋2が所定の位置
から移動した場合には棒13の押圧はなくなり、結果と
してエルボ22とア−ム20との係止が解かれ、開閉弁
18がヒンジ19をもって落下して集排水管3を閉鎖す
ることとなる。
【0017】図10は本発明の第5実施例を示す一部拡
大斜視図である。図にあって、集排水管3に対して水よ
り軽いプレ−ト23をその前面に配したものである。こ
のプレ−ト23は枠体24内に収納されており、枠体上
部に前記した集排水管3に対応して通孔25が形成さ
れ、かつその頂部に開口部26を形成しておき、前記し
た集排水口蓋2に備えられた棒13を挿入してプレ−ト
23を押し下げるものである。しかるに、集排水口蓋2
が開かれたような場合には、図11に示すように棒13
が開口部26より引き抜かれてプレ−ト23の押さえが
解除され、プレ−ト23は浮力により図の点線で示す位
置に浮き上がり、通孔25がプレ−ト23により自動的
に集排水管3を閉鎖することになる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、集排水管の閉鎖機構を集排水
口蓋に連動させたものであって、集排水口蓋が所定の位
置から外れた際には閉鎖機構が作動し、集配水管を閉鎖
することとなるもので、不測の事故の防止に大きな力を
発揮することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されるプ−ルの断面図であ
る。
【図2】図2は図1の正面断面図である。
【図3】図3は本発明の第1実施例を示す一部拡大斜視
図である。
【図4】図4は図2の弁の開放時における集排水管の正
面から見た拡大図である。
【図5】図5は図3の弁の閉鎖時における集排水管の正
面から見た拡大図である。
【図6】図6は本発明の第2実施例を示す拡大斜視図で
ある。
【図7】図7は本発明の第3実施例を示す拡大図であ
る。
【図8】図8は図7の弁の閉鎖時における集排水管の正
面から見た拡大図である。
【図9】図9は本発明の第4実施例を示す一部拡大斜視
図である。
【図10】図10は本発明の第5実施例を示す一部拡大
斜視図である。
【図11】図11は図10の弁の閉鎖時における集排水
管の正面拡大図である。
【図12】図12はプ−ルの水の循環システムについて
の概要を示す全体図である。
【符号の説明】
1‥‥プ−ルの底面、 2‥‥集排水口、 3‥‥集排水管、 4‥‥集排水口蓋、 5‥‥ラック、 6‥‥ピニオン、 7‥‥引き戸の孔、 8‥‥引き戸、 9、10‥‥ベレルホイ−ル、 11‥‥弁、 12‥‥水路、 13‥‥集排水口蓋から垂下した棒、 14‥‥開閉弁、 15、16‥‥ア−ム、 17‥‥重り、 18‥‥開閉弁、 19‥‥ヒンジ、 20‥‥ア−ム、 21‥‥支持具、 22‥‥エルボ、 23‥‥プレ−ト、 24‥‥枠体、 25‥‥通孔、 26‥‥開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プ−ル底面又は側面に形成された集排水
    口と、これに連なる集排水管と、この集排水口に集排水
    口蓋が取り付けられてなり、集排水管の開閉弁と集排水
    口蓋とを連動させ、集排水口蓋が集排水口から外れてい
    る際には集排水管を開閉弁にて閉鎖し、集排水口蓋が集
    排水口にはまっている際には開閉弁が開く連動機構とし
    たことを特徴とするプ−ル集排水口の吸い込まれ防止構
    造。
JP35047195A 1995-12-23 1995-12-23 プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造 Pending JPH09177344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35047195A JPH09177344A (ja) 1995-12-23 1995-12-23 プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造

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JP35047195A JPH09177344A (ja) 1995-12-23 1995-12-23 プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造

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JPH09177344A true JPH09177344A (ja) 1997-07-08

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ID=18410720

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JP35047195A Pending JPH09177344A (ja) 1995-12-23 1995-12-23 プ−ル集排水口の吸い込まれ防止構造

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JP (1) JPH09177344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508140A (ja) * 2009-10-26 2013-03-07 ミラクルウォーター・カンパニー・リミテッド 多孔性濾材を用いた高速濾過処理装置とその逆洗方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508140A (ja) * 2009-10-26 2013-03-07 ミラクルウォーター・カンパニー・リミテッド 多孔性濾材を用いた高速濾過処理装置とその逆洗方法

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