JPH09176672A - 緩衝器用油圧作動油組成物 - Google Patents

緩衝器用油圧作動油組成物

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JPH09176672A
JPH09176672A JP34965795A JP34965795A JPH09176672A JP H09176672 A JPH09176672 A JP H09176672A JP 34965795 A JP34965795 A JP 34965795A JP 34965795 A JP34965795 A JP 34965795A JP H09176672 A JPH09176672 A JP H09176672A
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JP
Japan
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group
acid ester
oil
ester
sorbitan
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Application number
JP34965795A
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English (en)
Inventor
Naoto Otsuka
直登 大塚
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐摩耗性が良好であり、摩擦低減効果が
優れ、かつ、油性効果が制御され、緩衝器内のピストン
ロッド上への油分の過度の吸着および変質、固着を抑制
し、オイルシールからの油漏れの発生を防止した緩衝器
用油圧作動油組成物を提供すること。 【解決手段】 基油に、(a)リン酸エステル、酸性リ
ン酸エステル、リン酸エステルアミン塩、亜リン酸エス
テル、酸性亜リン酸エステルおよび亜リン酸エステルア
ミン塩の群から選択される化合物を少なくとも一種含有
するリン酸エステル系化合物、(b)アルカノールアミ
ンおよび(c)ソルビタンエステルを必須成分として含
有させてなる緩衝器用油圧作動油組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝器用油圧作動
油組成物に関し、さらに詳しくは、良好な耐摩耗性と摩
擦低減特性を有すると共に油性効果の制御された緩衝器
用油圧作動油組成物に関するものである。本発明の緩衝
器用油圧作動油組成物は、特に、自動車のショックアブ
ゾーバー、アクティブサスペンジョン等の懸架装置に用
いられる油圧作動油組成物として好適である。
【0002】
【従来の技術】自動車の懸架装置には振動を吸収するた
めの油圧型緩衝器が使用されているが、その構造は、油
圧作動油の流動抵抗を利用した筒形構造が基本となって
いる。具体的には、小さな開孔を設けたピストンを使用
し、ピストンの上下運動に応じて油が開孔を通過しピス
トンのスピードに比例して抵抗が生ずるように構成され
ている。シリンダとピストンロッドとの摺動部分には、
互いの摩耗を防止するために案内を兼ねたブッシュを設
け、また、油漏れを防ぐため、摺動部分にはニトリルゴ
ム等の弾性体がシール材として用いられている。このよ
うな構造の緩衝器には、ピストンロッドとブッシュ間、
ピストンロッドとシール間、ピストンロッドとシリンダ
間等多数の摩擦の組合せがある。しかも、自動車の厳し
い走行条件下において、自動車車体への振動を緩和して
乗り心地や操縦安定性を確保するには、緩衝器に使用さ
れる油圧作動油に対し、耐摩耗性が良好であり、耐久性
に優れると共に、摩擦係数が低く摩擦低減特性に優れ、
乗り心地の良いことが要求される。
【0003】従って、油圧作動油に耐摩耗性と摩擦低減
特性を付与するため、従来、リン酸エステル系化合物が
添加され、さらに、油性向上剤が併用されている。油性
向上剤としては、長鎖脂肪酸、アルコール、エステル、
油脂等の長鎖状化合物で分子量が大きく、強力な極性基
を有するものが用いられている。
【0004】しかしながら、前記構造の緩衝器用の油圧
作動油に上記のような油性向上剤等が用いられると、摩
擦低減効果は得られるものの、その油性効果が強すぎ、
ピストンロッド表面に油分が過度に吸着され、油中にか
き落とされるべき油分がピストンロッド表面に堆積し変
質固着するという現象が生じ、その結果、ピストンロッ
ドとシール材との間で間隙が生じ油漏れが発生するとい
う問題を包蔵することが判った。
【0005】このような技術的背景から、優れた耐摩耗
性および摩擦低減特性を有すると共に油性効果が制御さ
れオイルシールからの油漏れが生じない緩衝器用油圧作
動油の開発が待望されてきた
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記のような油圧作動油の開発状況に鑑み、耐摩耗性が良
好であり、摩擦低減特性に優れると共に、油性効果が制
御されオイルシールからの油漏れを伴うピストンロッド
上への油成分の折出を抑制した緩衝器用油圧作動油組成
物を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記の課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、基油
にリン酸エステル系化合物、アルカノールアミンおよび
ソルビタンエステルを含有させることにより得られる油
圧作動油組成物が耐摩耗性に優れ、摩擦低減効果が良好
であり、かつ、オイルシールからの油漏れを防止するこ
とができ、上記課題を解決できることを見出した。特
に、アルカノールアミンとソルビタンエステルとの併用
により摩擦低減効果と油漏れ防止効果を同時に達成でき
ることに着目し、この知見に基づいて、本発明を完成す
るに至った。
【0008】かくして、本発明は、基油に、組成物全重
量基準で、(a)リン酸エステル、酸性リン酸エステ
ル、亜リン酸エステル、酸性リン酸エステル、リン酸エ
ステルアミン塩および亜リン酸エステルアミン塩の群か
ら選択される化合物を少なくとも一種含有するリン酸エ
ステル系化合物0.1重量%〜5重量%、(b)アルカ
ノールアミン0.005重量%〜2重量%および(c)
ソルビタンエステル0.005重量%〜5重量%を含有
させてなる緩衝器用油圧作動油組成物、さらに、本発明
の好ましい実施の態様として、
【0009】基油に、組成物全重量基準で、(a)リ
ン酸エステル、酸性リン酸エステル、亜リン酸エステ
ル、酸性リン酸エステル、リン酸エステルアミン塩およ
び亜リン酸エステルアミン塩の群から選択される化合物
を少なくとも一種含有するリン酸エステル系化合物0.
1重量%〜5重量%、(b)アルカノールアミン0.0
05重量%〜2重量%および(c)ソルビタンモノ脂肪
酸エステル、ソルビタントリ脂肪酸エステルおよびソル
ビタンセスキ脂肪酸エステルの群から選択される少なく
とも一種のソルビタンエステル0.005重量%〜5重
量%を含有させてなる緩衝器用油圧作動油組成物、
【0010】基油に、組成物全重量基準で、(a)リ
ン酸エステル、酸性リン酸エステル、亜リン酸エステ
ル、酸性リン酸エステル、リン酸エステルアミン塩およ
び亜リン酸エステルアミン塩の群から選択される化合物
を少なくとも一種含有するリン酸エステル系化合物0.
1重量%〜5重量%、(b)アルカノールアミン0.0
05重量%〜2重量%および(c)ソルビタンモノオレ
ート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパル
ミテート、ソルビタンモノステアレートおよびソルビタ
ンモノイソステアレートの群から選択される少なくとも
一種のソルビタンエステル0.005重量%〜5重量%
を含有させてなる緩衝器用油圧作動油組成物、
【0011】基油に、組成物全重量基準で、(a)リ
ン酸エステル、酸性リン酸エステル、亜リン酸エステ
ル、酸性リン酸エステル、リン酸エステルアミン塩およ
び亜リン酸エステルアミン塩の群から選択される化合物
を少なくとも一種含有するリン酸エステル系化合物0.
1重量%〜5重量%、(b)アルカノールアミン0.0
05重量%〜2重量%および(c)ソルビタントリオレ
ート、ソルビタントリラウレート、ソルビタントリパル
ミテート、ソルビタントリステアレートおよびソルビタ
ントリイソステアレートの群から選択される少なくとも
一種のソルビタンエステル0.005重量%〜2重量を
含有させてなる緩衝器用油圧作動油、
【0012】基油に、組成物全重量基準で、(a)リ
ン酸エステル、酸性リン酸エステル、亜リン酸エステ
ル、酸性リン酸エステル、リン酸エステルアミン塩およ
び亜リン酸エステルアミン塩の群から選択される化合物
を少なくとも一種含有するリン酸エステル系化合物0.
1重量%〜5重量%、(b)アルカノールアミン0.0
05重量%〜2重量%および(c)ソルビタンモノ脂肪
酸エステルおよびソルビタントリ脂肪酸エステル0.0
05重量%〜5重量%を含有させてなる緩衝器用油圧作
動油組成物を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0014】本発明において用いられる基油としては、
特に限定されるものではなく、通常、潤滑油の基油とし
て用いられているものであれば、鉱油または合成油を問
わず使用することができる。鉱油系基油としては、例え
ば、原油から常圧蒸留および減圧蒸留により誘導される
潤滑油留分を溶剤抽出、溶剤脱瀝、溶剤脱蝋、水素化処
理、接触脱蝋、水素化精製等の石油精製工程を任意に組
合せて処理することにより製造したものを用いることが
でき、パラフィン系およびナフテン系の組成の基油が好
ましい。また、合成系基油としては、例えば、ポリブテ
ン、1−ヘキセンオリゴマー、1−オクテンオリゴマ
ー、1−デセンオリゴマー等のポリα−オレフィン、ア
ルキルベンゼン、アルキルナフタレン、ジ2−エチルヘ
キシルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジトリデ
シルアジペート、ジ2−エチルヘキシルセバケート等の
ジエステル、トリメチロールプロパンカプリレート、ペ
ンタエリスリトールペラルゴネート等のポリオールエス
テル、オリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロ
ピレングリコール等のポリオキシアルキレングリコー
ル、シリコーン油、芳香環2環〜5環のポリフェニルエ
ーテル等を使用することができる。これらの基油は、各
々、単独で、または二種以上を混合して用いてもよい
が、ゴムシール材への影響を抑制する観点から鉱油系基
油が好ましい。
【0015】本発明において使用される基油の粘度は特
に限定されるものではないが、緩衝器に要求される品質
に適合させる必要性から、100℃における動粘度が通
常、1mm2 /s〜20mm2 /sのものが好ましく、
特に1.5mm2 /s〜7mm2 /sものがさらに好ま
しい。
【0016】本発明の緩衝器用油圧作動油組成物の必須
成分としての(a)成分のリン酸エステル系化合物は、
リン酸エステル、酸性リン酸エステル、亜リン酸エステ
ル、酸性亜リン酸エステル、リン酸エステルアミン塩、
亜リン酸エステルアミン塩を包含するものであり、これ
ら化合物を少なくとも一種含有する化合物を使用するこ
とができる。
【0017】リン酸エステルおよび酸性リン酸エステル
は、次の一般式[I]:で表されるものが好ましい。
【0018】
【化1】 で表されるものが好ましく、亜リン酸エステルおよび酸
性亜リン酸エステルは次の一般式[II]:
【0019】
【化2】 で表されるものが好ましい。
【0020】上記一般式[I]および[II]において
1 およびR4 は、互いに同一であってもまたは相異な
っていてもよく、各々、炭素数4〜20の炭化水素基で
ある。炭化水素基としては、炭素数4〜20の直鎖状ま
たは分岐状アルキル基;炭素数4〜20の直鎖状または
分岐状アルケニル基;炭素数6〜20のアリール基、直
鎖状または分岐状アルキル基を有するアルキルアリール
基またはアリールアルキル基を挙げることができる。ま
た、R2 およびR3 、R5 およびR6 は、互いに同一で
あってもまたは相異なるものであってもよく、各々、水
素原子または炭素数4〜20の直鎖状または分岐状アル
キル基;炭素数4〜20の直鎖状または分岐状アルケニ
ル基、炭素数6〜20のアリール基、直鎖状または分岐
状アルキル基を有するアルキルアリール基またはアリー
ルアルキル基を挙げることができる。
【0021】具体的には、R1 およびR4 としては、例
えば、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、
ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、ノナデシル基、エイコシル基等のアルキル基;ブ
テニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル
基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセ
ニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセ
ニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基、オクタ
デセニル基、ノナデセニル基、エイコセニル基等のアル
ケニル基;フェニル基、ナフチル基等のアリール基、ト
リル基、エチルフェニル基、プロピルフェニル基、ブチ
ルフェニル基、ペンチルフェニル基、ヘキシルフェニル
基、ヘプチルフェニル基、オクチルフェニル基等のアル
キルアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、フェ
ニルプロピル基、フェニルブチル基等のアリールアルキ
ル基を挙げることができる。また、R2 、R3 、R5
よびR6 としては、例えば、水素原子、ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、
エイコシル基等のアルキル基;ブテニル基、ペンテニル
基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネ
ニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、
テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル
基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、ノナデセニ
ル基、エイコセニル基等のアルケニル基;フェニル基、
ナフチル基等のアリール基、トリル基、エチルフェニル
基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、ペンチル
フェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニル
基、オクチルフェニル基等のアルキルアリール基;ベン
ジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、フェ
ニルブチル基等のアリールアルキル基を挙げることがで
きる。これらの炭化水素基には、各々異性体が包含され
る。
【0022】本発明によれば、上記一般式[I]におい
て表されるリン酸エステルとしては、摩擦低減効果が顕
著であるという観点からR1 およびR2 が炭素数8〜1
8の直鎖状または分岐状アルキル基またはアルケニル基
であり、R3 が水素原子である化合物が好ましい。ま
た、上記一般式[II]で表される亜リン酸エステルと
しては、R4 およびR5 は、炭素数8〜18の直鎖状ま
たは分岐状アルキル基またはアルケニル基であり、R6
が水素原子である化合物が好ましい。
【0023】本発明において、リン酸エステルおよび亜
リン酸エステルの好ましい化合物としては、酸性リン酸
エステルおよび酸性亜リン酸エステルを挙げることがで
き、具体的にはジ2−エチルヘキシルアシッドホスフェ
ート、ジデシルアシッドホスフェート、ジドデシルアシ
ドホスフェート(ジラウリルアシッドホスフェート)、
トリデシルアシッドホスフェート、ジオクタデシルアシ
ッドホスフェート(ジステアリルアシッドホスフェー
ト)、ジ−9−オクタデセニルアシッドホスフェート
(ジオレイルアシッドホスフェート)、ジ2−エチルヘ
キシルハイドロジエンホスファイト、ジデシルハイドロ
ジエンホスファイト、ジドデシルハイドロジェンホスフ
ァイト(ジラウリルハイドロジェンホスファイト)、ジ
オクタデシルハイドロジェンホスファイト(ジステアリ
ルハイドロジュンホスファイト)、ジ−9−オクタデセ
ニルハイドロジェンホスファイト(ジオレイルハイドロ
ジェンホスファイト)、ジフェニルハイドロジェンホス
ファイト等およびこれらの混合物を例示することができ
る。
【0024】本発明で使用されるリン酸エステルアミン
塩および亜リン酸エステルアミン塩は、上記一般式
[I]および[II]で表されるリン酸エステルまたは
亜リン酸エステルとアミン化合物との反応性生成物であ
る。アミン化合物としては、例えば、炭素数10〜20
の直鎖状または分岐状アルキル基またはアルケニル基を
有する第1級または第2級アミンを挙げることができ
る。具体的には、ジイソオクチルアシドホスフェートア
ミン塩[(i−C817O)2 P(OH)Oと(C16
35)NH2 の反応性生物)、ジ−9−オクタデセニルア
シドホスフェートアミン塩等を挙げることができる。
【0025】本発明において、上記のリン酸エステル、
亜リン酸エステルおよびそれらのアミン塩は、各々、単
独でまたは二種以上を組合せて用いることができる。特
に、酸性リン酸エステルと酸性亜リン酸エステルとを組
合せて用いることが耐摩耗性および摩擦低減効果を発揮
させる点から好ましい。また、上記のリン酸エステル、
亜リン酸エステルおよびそれらのアミン塩の含有量は、
油圧作動油組成物中全重量基準で0.1重量%〜5重量
%、好ましくは、0.2重量%〜3重量%、さらに好ま
しくは、0.3重量%〜2重量%になるように、基油に
リン酸エステル系化合物を配合することが好ましい。こ
の含有量範囲においてアルカノールアミンと組合せて使
用した場合に、良好な耐摩耗性と摩擦低減効果を発揮す
ることができる。
【0026】本発明のリン酸エステル系化合物としては
上記の一般式[I]および[II]で表されるリン酸エ
ステルおよび亜リン酸エステルを必須成分とするが、上
記一般式[I]のR1 O−をR1 と置換した一般式[I
−1]
【0027】
【化3】 で表されるホスホネート、さらに、R2 O−をR2 と置
換した一般式[I−2]
【0028】
【化4】 で表されるホスフィネートも用いることができ、また、
一般式[II]で表される化合物についても一般式[I
I−1]
【0029】
【化5】 で表される化合物および一般式[II−2]
【0030】
【化6】 で表される亜リン酸エステル系化合物も使用することが
できる。
【0031】上記一般式[I−1]および[II−2]
のR1 〜R6 で用いられる炭化水素基は、一般式[I]
および[II]で用いられている炭化水素基と同一であ
る。
【0032】本発明の緩衝器用油圧作動油組成物の必須
成分である(b)成分のアルカノールアミンとしては、
次の一般式[III]で表される化合物を用いることが
できる。
【0033】
【化7】 R7 −N(Cn2nOH)2 [III] 上記一般式[III]においてR7 は、炭素数4〜18
の炭化水素基であり、nは1〜6の整数である。炭化水
素基としては炭素数4〜18の直鎖状または分岐状アル
キル基;炭素数4〜18の直鎖状または分岐状アルケニ
ル基を挙げることができる。好ましい炭化水素基は、炭
素数8〜18の直鎖状または分岐状アルキル基である。
【0034】R7 を具体的に例示すると、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシ
ル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基およびオクタデシル基等を挙げるこ
とができる。
【0035】上記一般式[III]で表されるアルカノ
ールアミンとして具体的には、例えば、C1225−N
(CH2 CH2 OH)2 等のジエタノールアミン系化合
物を例示することができる。
【0036】本発明の緩衝器用油圧作動油組成物中のア
ルカノールアミンの含有量が組成物全重量基準で0.0
05重量%〜2重量%、好ましくは0.005重量%〜
1重量%、さらに好ましくは0.005重量%〜0.5
重量%となるように、基油にアルカノールアミンを配合
することが好ましい。アルカノールの含有量が2重量%
を超えると前記のオイルシールからの油漏れが生ずる傾
向にあるので、アルカノールアミンは、低含有量に抑制
することが好ましい。
【0037】次に、本発明の緩衝器用油圧作動油組成物
の必須の(c)成分として用いられるソルビタンエステ
ルは、ソルビタンとカルボン酸、特に脂肪酸とを反応さ
せて得られるエステル結合を1個〜4個有する多価アル
コールエステル化合物であり、好ましくは、次の一般式
[IV]および[V]で表されるものである。
【0038】
【化8】
【0039】
【化9】 上記一般式[IV]および[V]においてR8 〜R
15は、互いに同一であってもまたは相異なるものであっ
てもよく、水素原子またはアシル基である。アシル基
は、式R16CO−で表され、該R16は、炭化水素基であ
る。炭化水素基としては炭素数4〜22の直鎖状または
分岐状アルキル基;炭素数2〜22の直鎖状または分岐
状アルケニル基;炭素数6〜22のアリール基、アルキ
ルアリール基またはアリールアルキル基である。
【0040】好ましい炭化水素基としては、炭素数4〜
20、特に8〜18の直鎖状または分岐状のアルキル基
またはアルケニル基を挙げることができる。
【0041】R16としては、例えば、ブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、
エイコシル基、ヘンエイコシル基、ドコシル基等のアル
キル基;ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘ
プテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、
ウンデセニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、ペ
ンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル
基、オクタデセニル基、ノナデセニル基、エイコセニル
基、ドコセニル基等のアルケニル基;フェニル基、ナフ
チル基等のアリール基;トリル基、エチルフェニル基、
プロピルフェニル基、ブチルフェニル基等のアルキルア
リール基を挙げることができる。
【0042】従って、一般式[IV]および[V]で表
されるソルビタンエステルとして、具体的には、ソルビ
タンモノカプリレート、ソルビタンモノラウレート、ソ
ルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタントリス
テアレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタンセス
キオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンモノ
イソステアレート、ソルビタンセスキイソステアレー
ト、ソルビタンモノトール油脂肪酸エステル、ソルビタ
ントリトール油脂肪酸エステル等を例示することがで
き、これらの一種または二種以上を用いることができ
る。
【0043】ソルビタンエステルの含有量は、油圧作動
油組成物全重量基準で、0.005重量%〜5重量%、
好ましくは、0.005重量%〜3重量%であり、さら
に好ましくは0.005重量%〜2重量%になるよう
に、基油にソルビタンエステルを配合することが好まし
い。その含有量が少ないと緩衝器内のピストンロッド上
への油分の過度の吸着を抑制することができず、他方、
多過ぎても、相応する効果が得られない。
【0044】本発明の緩衝器用油圧作動油組成物に対し
て、さらに、油圧作動油としての性能を高めるため、必
要に応じて、その他の添加剤、例えば、耐摩耗剤、無灰
清浄分散剤、酸化防止剤、金属清浄剤、金属活性化剤、
粘度指数向上剤、流動点降下剤、防錆剤、消泡剤、腐蝕
防止剤などを適宜配合することができる。
【0045】耐摩耗剤としては、ジチオリン酸金属塩
(Zn,Pb,Sb,Moなど)。ジチオカルバミン酸
金属塩(Znなど)、硫黄化合物等を挙げることがで
き、これらは、通常、0.05重量%〜3重量%の割合
で使用される。
【0046】無灰清浄分散剤としては、例えば、こはく
酸イミド系、こはく酸アミド系、ペンジルアミン系、エ
ステル系のもの等があり、ホウ素含有無灰清浄分散剤も
使用できる。これらは、通常、0.1重量%〜7重量%
の割合で使用される。
【0047】酸化防止剤としては、例えば、アルキル化
ジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、ア
ルキル化−α−ナフチルアミン等のアミン系酸化防止
剤、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、4,4’−メ
チレンビス−(2,6−ジタ−シャリブチルフェノー
ル)等のフェノール系酸化防止剤等を挙げることがで
き、これらは、通常、0.05重量%〜2重量%の割合
で使用される。
【0048】金属清浄剤としては、例えば、Ca−スル
ホネート、Mg−スルホネート、Ba−スルホネート、
Ca−フェネート、Ba−フェネートんどがあり、これ
らは、通常0.1重量%−5重量%の割合で使用され
る。
【0049】金属不活性化剤としては、例えば、ベンゾ
トリアゾール、ベンゾトリアゾール誘導体、ベンゾチア
ゾール、ベンゾチアゾール誘導体、トリアゾール、トリ
アゾール誘導体、ジチオカルバメート、ジチオカルバメ
ート誘導体、インダゾール、インダゾール誘導体等を挙
げることができ、これらは、通常、0.005重量%〜
0.3重量%の割合で使用される。
【0050】粘度指数向上剤としては、例えば、ポリメ
チルメタクリレート系、ポリイソブチレン系、エチレン
−プロピレン共重合体系スチレン−ブタジエン水添共重
合体系等が挙げられ、通常、0.5重量%〜35重量%
の割合で使用される。
【0051】防錆剤としては、例えば、ジメチルポリシ
ロキサン、ポリアクリレート等が挙げられ、適宜配合す
ることができる。
【0052】本発明の緩衝器用油圧作動油は、必須の添
加剤成分として、リン酸エステル系化合物、アルカノー
ルアミンおよびソルビタンエステルを含有するものであ
り、特に、アルカノールアミンとソルビタンエステルと
が併用されたことにより、耐摩耗性が良好であり、優れ
た摩擦低減特性を発揮し、さらに、緩衝器内部のピスト
ンロッド上への油分の固着を抑制することができ、オイ
ルシールからの油漏れを防止し、緩衝器の円滑な運転に
寄与するものである。
【0053】本発明の緩衝器用油圧作動油は、自動車の
懸架装置のほか自動車のエンジンの支持装置、バンパー
の衝撃吸収装置、ドアチェッカー等に用いられている各
種緩衝器にも使用でき、また航空機の離着陸時の衝撃吸
収のための油圧型緩衝器に用いることができるが、特に
自動車の懸架装置用の油圧作動油として好適である。
【0054】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて、本発
明についてさらに具体的に説明するが、本発明は、これ
らの実施例のみに限定されるものではない。なお、本発
明の緩衝器用油圧作動油の性能評価に用いた試験法につ
いて説明する。 (1)オイルシールからの油漏れ発生の有無 台上実機試験機で緩衝器を次の試験条件で評価し、オイ
ルシールからの油漏れ発生の有無を求めた。
【0055】 ・ 加振速度 …… 0.06m/s ・ 荷重 ………… 60kgf ・ 温度 ………… 60℃ ・ 試験時間 …… 500hrs 油漏れ発生の判定は50hrs毎にピストンロッドおよ
びオイルシールを目視にて観察し、油の付着が確認され
た場合には油漏れ「有」とする。 (2)摩擦係数 バウデン試験機を用い、試料油について次の試験条件で
試験し、摩擦係数を求めた。
【0056】 ・ ピン ………… 鉄 ・ ディスク …… ゴム ・ 荷重 ………… 3000g ・ 速度 ………… 3.0mm/s ・ 温度 ………… 室温 実施例1 基油として100℃での動粘度が2.5mm2 /sの高
度精製鉱油に、次の添加剤成分を配合し、表1に示す組
成の油圧作動油組成物を調製した。これを試験油とし
て、上記の性能評価に供したところ、表1に示す結果を
得た。 (1)リン酸エステル:ジオレイルホスフェート (2)亜リン酸エステル:ジオレイルハイドロフェンホ
スファイト (3)アルカノールアミン:C12ジエタノールアミン (4)ソルビタンエステル:ソルビタントリオレート (5)粘度指数向上剤:ポリメタクリレート (6)酸化防止剤:2,6−ジ−t−ブチルフェノー
ル、4,4’−メチレンビス−(2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノール)およびアルキル化ジフェニルアミン (7)金属不活性化剤:ベンゾトリアゾール (8)消泡剤:ジメチルポリシロキサン 表1中の各添加剤成分の含有量は、組成物全重量基準の
重量%であり、残余は基油である。
【0057】また、性能評価としてオイルシールからの
油漏れ発生の有無および摩擦係数の結果を表1に記載し
た。
【0058】実施例2 アルカノールアミンの含有量を0.1重量%とし、ソル
ビタンエステルの含有量を0.1重量%としたこと以
外、すべて実施例1と同様の基油および添加剤成分を用
いて表1に示す油圧作動油組成物を調製した。これを上
記の性能評価に供したところ表1に示す結果を得た。
【0059】実施例3 アルカノールアミンとソルビタンエステルの含有量を各
々0.5重量%および1.0重量%と増量したこと以
外、すべて実施例1と同様の基油および添加剤成分を用
いて表1に示す油圧作動油組成物を調製した。得られた
油圧作動油組成物を上記の性能評価に供した結果を表1
に示す。
【0060】比較例1 ソルビタンエステルを用いなかったこと以外すべて実施
例2と同様の基油および添加剤成分を用いて表1に示す
組成の油圧作動油組成物を調製した。これを上記の性能
評価に供したところ、オイルシールからの油漏れが発生
し、摩擦特性も十分でなかった。
【0061】比較例2 アルカノールアミンを用いなかったこと以外すべて実施
例2と同様の基油および添加剤成分を用いて表1に示す
組成の油圧作動油組成物を調製した。これを上記の性能
評価に供したところ、オイルシールからの油漏れは発生
し、摩擦係数もさらに上昇した。
【0062】比較例3〜5 表1に示す基油および添加剤成分を含有する油圧作動油
組成物を調製し、上記の性能評価に供したところ表1に
示す結果を得た。
【0063】比較例6〜7 ソルビタンエステルの代わりにグリセリン脂肪酸エステ
ル、オレイルアミンを各々用いたこと以外、実施例2と
同様にして油圧作動油組成物を調製し、上記の性能評価
に供したところ表1に示す結果を得た。
【0064】比較例8 アルカノールアミンの含有量を3.0重量%と増量し、
ソルビタンエステルの含有量を1.0重量%と増量した
こと以外、実施例1と同様の基油および添加剤成分を用
いて表1に示す組成の油圧作動油組成物を得た。性能評
価の結果を同表に示す。
【0065】本発明の緩衝器用油圧作動油組成物を実施
例1、2および3で示し、本発明の構成要素を欠く油圧
作動油組成物を比較例1〜8で示した。実施例1、2お
よび3からリン酸エステル系化合物、アルカノールアミ
ンおよびソルビタンエステルの三成分を含有する油圧作
動油組成物は、摩擦係数が低く、摩擦低減効果が著しく
改善されているばかりでなく、オイルシールからの油漏
れの発生もない。
【0066】これに対して、ソルビタンエステルを用い
ない場合(比較例1)、ソルビタンエステルを用いても
アルカノールアミンを用いない場合(比較例2)は、い
ずれも摩擦係数が上昇するなど摩擦低減効果が低下し、
同時に、オイルシールからの油漏れが発生した。この結
果からアルカノールアミンとソルビタンエステルとを併
用しないと緩衝器用油圧作動油組成物としての実用的価
値は激減することが判った。また、ソルビタンエステル
の代わりにオレイルアミン、グリセリン脂肪酸エステル
をアルカノールアミンと併用した場合(比較例6および
7)も油漏れが発生し、摩擦係数が高く、摩擦低減特性
も改善されなかった。さらに、アルカノールアミンの含
有量が多すぎると、ソルビタンエステルを併用しても摩
擦係数は低いものの油漏れが発生するという現象が生じ
ること(比較例8)からも本発明の特異性が明らかとな
った。
【0067】
【表1】
【0068】
【本発明の効果】以上説明したように、本発明は、基油
にリン酸エステル、酸性リン酸エステル、リン酸エステ
ルアミン塩、亜リン酸エステル、酸性亜リン酸エステ
ル、亜リン酸エステルアミン等の化合物を少なくとも一
種含有するリン酸エステル化合物、アルカノールアミン
およびソルビタンエステルを必須成分として含有させる
ことにより、低摩擦係数の低下等摩擦低減効果が顕著で
あり、かつ、緩衝器内のピストンロッド上への油分の過
度の吸着および固着を抑制し、オイルシールからの油漏
れを防止した緩衝器用油圧作動油組成物を提供すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 129:74) C10N 30:04 30:06 40:08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基油に、組成物全重量基準で、(a)
    リン酸エステル、酸性リン酸エステル、亜リン酸エステ
    ル、酸性亜リン酸エステル、リン酸エステルアミン塩お
    よび亜リン酸エステルアミン塩からなる群から選択され
    る化合物を少なくとも一種含有するリン酸エステル系化
    合物0.1重量%〜5重量%、(b)アルカノールアミ
    ン0.005重量%〜2重量%および(c)ソルビタン
    エステル0.005重量%〜5重量%を含有させたこと
    を特徴とする緩衝器用油圧作動油組成物。
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