JPH09176548A - 印刷石鹸用インク組成物 - Google Patents

印刷石鹸用インク組成物

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JPH09176548A
JPH09176548A JP35201095A JP35201095A JPH09176548A JP H09176548 A JPH09176548 A JP H09176548A JP 35201095 A JP35201095 A JP 35201095A JP 35201095 A JP35201095 A JP 35201095A JP H09176548 A JPH09176548 A JP H09176548A
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Mutsuya Miura
浦 睦 也 三
Hirokatsu Kurimoto
本 浩 克 栗
Tetsuo Nishina
科 哲 夫 仁
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Abstract

(57)【要約】 【構成】石鹸面上への印刷用インク組成物として、皮膜
形成剤としてのニトロセルロースと、密着剤としてのス
チレンメチルスチレンイニデン共重合体又はアルキド樹
脂と、色剤としての有機若しくは無機の顔料又はこれら
の混合物と、可塑剤としてのクエン酸エステルと、及び
助剤としてのポリオキシエチレンポリシロキサン共重合
体とを必須成分とすることを特徴とする。 【効果】先ず、石鹸面上の印刷皮膜について欠けや剥
れ、また色ムラなどの印刷不良の発生頻度を低減でき
る。これにより生産効率を高めることができる。また人
体の皮膚に対し障害を生じさせず極めて安全であり、多
様な模様等を石鹸面上に自由に付加できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石鹸表面上に模様
等を付加するのに適した印刷用インク組成物の新規な組
成に関する。より詳しくは、化粧品用原料を組成成分と
した印刷インク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、模様入り石鹸と呼ばれ、透明石鹸
等の石鹸表面やその内部面上に着色模様などを付加して
意匠的趣向を付与することによって、石鹸製品の品位の
向上が図られてきた。
【0003】従来、この石鹸表面等上への模様等を付加
するための方法としては、紙、樹脂フィルム、水溶性フ
ィルムなどの面上に模様等を印刷した印刷物を作成して
おき、この印刷物を石鹸の表面あるいは内部面上に固定
する方法、又はこの印刷物から模様等を転写する方法あ
るいは、石鹸の表面上にシルクスクリーン印刷等によっ
て直接印刷する方法が一般的に採用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の模様等の図柄の付加方法によれば、次のような欠点が
生じた。つまり、前記した紙や樹脂フィルムへの印刷物
を固定する方法によって得られるものについては、使用
時に紙等が原因して異物感が生じたり、また皮膚を傷付
けたりする欠点がある。また水溶性フィルムによるもの
ではこのような異物感等の障害はほぼ解消されるが、そ
れが石鹸の表面あるいは内部面上に固定される構成にお
いて、水溶性フィルム自体が石鹸中に含有される水分の
ために膨潤してしまい、このため、印刷部分がぼやけて
不鮮明となる欠点がある。
【0005】また、前記した模様等を転写する方法によ
るものでは、石鹸表面の軟弱性から転写が不十分となり
実用的ではない。
【0006】また、前記した直接印刷する方法によるも
のでは、模様等の形成についてはほぼ十分な印刷状態が
確保されるが、石鹸素材の性状から印刷時及びその後に
インクの色にじみが生じたり、印刷皮膜について皮膜の
バラツキや欠け、剥れ等の印刷不良が生じ易かった。こ
のような印刷不良は、特に印刷の図柄が広い塗膜面で形
成される絵図などの場合その発生頻度が著しくなる。
【0007】さらに、従来の印刷用インクには、特に可
塑剤としてフタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジブチル等のフタル酸エステルが一般的に含有され
ているが、これらは人体に対し有害であるため、特に石
鹸用として使用することは不適当である。
【0008】そこで、本発明では特に、上記した従来の
印刷用インキにおける欠点を解消し、印刷皮膜に膜厚の
バラツキや欠け、剥れ等の印刷不良を生じさせず、しか
も人体に対し安全な石鹸への印刷用インクを提供するこ
とを目的とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】鋭意研究した結果、次の
ような化粧用原料を組成成分とする場合に上記した目的
を十分に達成し得るとの知見に基いて本発明を完成する
に到った。即ち、印刷石鹸用インク組成物につき、皮膜
形成剤としてのニトロセルロースと、密着剤としてのス
チレンメチルスチレンイニデン共重合体又はアルキド樹
脂と、色剤としての有機若しくは無機の顔料又はこれら
の混合物と、可塑剤としてのクエン酸エステルと、及び
助剤としてのポリオキシエチレンポリシロキサン共重合
体(以下、「POEポリシロキサン共重合体」とい
う。)とを必須成分として含有することを特徴とする。
【0010】このインク組成物によれば、石鹸表面上の
印刷層はニトロセルロースの皮膜によってなるが、この
皮膜はスチレンメチルスチレンイニデン共重合体あるい
はアルキド樹脂によって石鹸表面上で強い密着作用を受
け、またこの密着作用は、ニトロセルロースの柔軟性に
よってより強化される。
【0011】また、この印刷層は、その皮膜材たるニト
ロセルロースの性状と相俟って、POEポリシロキサン
共重合体の存在下に均一層厚状態で得られる。つまり、
POEポリシロキサン共重合体は当該インク組成物と石
鹸材との間の相着性を良好にして、印刷皮膜の厚さを均
一化するように作用する。また、ニトロセルロースは有
機若しくは無機の顔料又はこれらの混合顔料、例えばレ
ーキレッドC、フタロシアニンブルーやクレー、酸化チ
タンなどによって、容易かつ安定的に着色され、従っ
て、多様な印刷模様等を得ることができる。
【0012】また、クエン酸エステル、例えば、クエン
酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチルな
どは、溶剤の存在下に、ニトロセルロースに対しスクリ
ーン印刷又はパッド印刷を実行するのに適した可塑化作
用を生じさせる。
【0013】上記した各組成成分は、いずれも化粧品用
原料として汎用されているものである。このため、得ら
れる印刷用インク組成物は人体には無害である。
【0014】上記した本発明に係るインク組成物におい
て、その各組成成分がその作用をそれぞれ有効に発揮さ
せるための好ましい配合量の量的割合は、ニトロセルロ
ースについて20重量%(以下、単に「%」で示す。)
以上40%以下であり、またスチレンメチルスチレンイ
ニデン共重合体について20%以上50%以下であり、
また顔料について10%以上60%以下であり、またク
エン酸エステルについて5%以上15%以下であり、ま
たPOEポリシロキサン共重合体について0.5%以上
5%以下である。
【0015】ニトロセルロースの配合量が20%未満で
あると印刷皮膜について剥れが生じ易くなり、40%を
超えると印刷皮膜にヒビ割れが生じ易くなる。またスチ
レンメチルスチレンイニデン共重合体の配合量が20%
未満であると印刷皮膜の密着性が低下し剥れが生じ易く
なり、また50%を超えると印刷皮膜にヒビ割れが生じ
易くなる。また顔料の配合量が10%未満の場合着色が
不十分となり、また60%を超えると印刷皮膜にヒビ割
れが生じ易くなると共に色ムラが生じることもある。ま
たクエン酸エステルの配合量が5%未満であると印刷皮
膜が脆くなってヒビ割れの発生原因となり、15%を超
えると印刷皮膜が硬化し難くなる。またPOEポリシロ
キサン共重合体の配合量が0.5%未満となると色ムラ
が生じ易くなり、5%を超えるとインク成分が分離する
ことがある。
【0016】また、上記した成分組成のインク組成物に
対する溶剤としては、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセト
ン、メチルエチルケトン、セルソルブメチルイソブチル
ケトン、乳酸エチル、ジアセトンアルコール、セルソル
ブアセテート、ブチルセルソルブ、カルビトール、エチ
ルアルコール、ブチルアルコール、トルエン及びキシレ
ンのうちから1又は2以上を混合して用いることができ
る。なお、単一の溶剤としては、インキの均一性と印刷
適性の点からブチルセルソルブ、また混合溶剤として
は、インクの溶解性と印刷適性の点からブチルセルソル
ブと酢酸ブチルとを混合して用いることが好ましい。
【0017】また、この溶剤と前記したインク組成分と
の配合割合は、インク組成物100重量部(以下、単に
「部」という。)に対し溶剤を100部以上500部以
下とすることが好ましい。この溶剤の配合量が100部
未満であると、インク組成物の溶解が困難となりまた粘
度が高くなるので印刷適性の点でも悪化し、また500
部を超えると粘度が低くなり過ぎるため印刷適性に悪化
をきたすと共に溶解状態が不均一となり印刷ムラが生じ
ることがある。
【0018】また、本発明のインク組成物は、スクリー
ン印刷法に好ましく利用できるほか、パッド印刷法にお
ける印刷用インクとしても利用できる。
【0019】
【実施例】石鹸ベースを枠練り法により製造し、約50
日間室温下にて熟成させ、脂肪酸石鹸分50%、砂糖1
5%、グリセリン13%、その他香料、金属封鎖剤及び
水分残部の成分組成の石鹸を得た。この石鹸を平面形が
70mmφの丸型に整型し、これを横断面に沿って切断し
2分割した石鹸片とした。
【0020】(実施例A−1〜A−5)次表1に示す実
施No. A−1〜A−5の組成成分の配合割合で、先ず、
ニトロセルロース(RS1/4、ダイセル化学(株)製)
とクエン酸アセチルトリブチルと青色404号及びブチ
ルセルソブとを常温下に練り合わせ、さらに練りローラ
ーにより均一化した。次いで、これにスチレンメチルス
チレンイニデン共重合体及びPOEポリシロキサン共重
合体を混合しインク剤をそれぞれ得た。
【表1】 なお、表中の各成分の数値は重量部である。
【0021】これらのインク剤を用いてパッド印刷機に
より、前記分割した一方の石鹸片の切断面上にそれぞれ
パッド印刷を施した。この印刷の態様を図1に示した。
図中1は石鹸片であり、2及び3はこの石鹸片1の切断
面上に印刷した図柄である。その後この印刷に係る切断
面上にCMC水溶液を適量塗布して前記分割に係る各石
鹸片の切断面間を相互に接着することによって一体化し
模様付き石鹸とした。
【0022】この模様付き石鹸を各インク剤についてそ
れぞれ各20図ずつ作成し、印刷図柄2及び3について
印刷時の欠け、剥れ、印刷後のインクのヒビ割れ及びイ
ンクの色ムラについて目視により評価した。この評価は
上記した各評価事項について発生頻度を確認し、これに
基いて総合評価したものである。
【0023】なお、この総合評価の基準は、各事項につ
いて発生頻度が0/20〜1/20のとき非常に良好で
○、2/20〜6/20のとき良好で△、7/20〜2
0/20のとき不良で×、とした。また印刷皮膜の欠
け、剥れ及びヒビ割れは、主に絵図柄2に生じ、またこ
れらの障害はそれぞれについてほぼ同程度であった。
【0024】この評価結果を表1に示した。この結果か
ら、印刷状態は皮膜形成剤たるニトロセルロースの配合
量に影響されることが判る。つまり、ニトロセルロース
の配合量が20%〜40%の範囲で印刷皮膜の欠け等の
障害の発生頻度が少ない良好な印刷が可能であり、特に
30%前後の配合量で非常に良好な印刷状態が得られる
ことが判る。
【0025】(実施例B−1〜B−6)次表2に示す実
施No. B−1〜B−6の組成成分の配合割合で前記同様
の方法によりインク剤をそれぞれ得て、前記同様の手段
により図柄2及び3を石鹸1の切断面上に印刷し、前記
同様の模様付き石鹸を得た。
【表2】
【0026】この場合の印刷時の欠け、剥れ、印刷後の
ヒビ割れ及び印刷状態の色ムラについて、前記に同じ評
価基準による評価結果を表2に示した。この結果から、
印刷状態は密着剤としてのスチレンメチルスチレンイニ
デン共重合体の配合量に影響されることが判る。つま
り、このスチレンメチルスチレンイニデン共重合体の配
合量が20%〜50%の範囲で印刷皮膜の欠け等の障害
の発生頻度が少ない良好な印刷が可能であり、特に25
%〜45%の範囲で非常に良好な印刷状態が得られるこ
とが判る。
【0027】(実施例C−1〜C−5)次表3に示す実
施No. C−1〜C−5の組成成分の配合割合で前記同様
の方法によりインク剤をそれぞれ得て、前記同様の手段
により図柄2及び3を石鹸片1の切断面上に印刷し、前
記同様の模様付き石鹸を得た。
【表3】
【0028】この場合の印刷時の欠け、剥れ、印刷後の
ヒビ割れ及び印刷模様の色ムラについて、前記に同じ評
価基準による評価結果を表3に示した。この結果から、
印刷状態は可塑剤としてのクエン酸アセチルトリブチル
の配合量に影響されることが判る。つまり、このクエン
酸アセチルトリブチルの配合量が5%〜15%の範囲で
印刷皮膜の欠け等の障害の発生頻度が少ない良好な印刷
が可能であり、特に10%前後で非常に良好な印刷状態
が得られることが判る。
【0029】(実施例D−1〜D−6)次表4に示す実
施No. D−1〜D−6の組成成分の配合割合で前記同様
の方法によりインク剤をそれぞれ得て、前記同様の手段
により図柄2及び3を石鹸片1の切断面上に印刷し、前
記同様の模様付き石鹸を得た。
【表4】
【0030】この場合の印刷時の欠け、剥れ、印刷後の
ヒビ割れ及び印刷状態の色ムラについて、前記に同じ評
価基準による評価結果を表4に示した。この結果から、
印刷状態は助剤としてのPOEポリシロキサン共重合体
の配合量に影響されることが判る。つまり、POEポリ
シロキサン共重合体の配合量が0.5%〜5%の範囲で
印刷皮膜の欠け等の障害の発生頻度が少ない良好な印刷
が可能であり、特に1%〜3%の範囲で非常に良好な印
刷状態が得られることが判る。
【0031】(実施例E−1〜E−5)次表5に示す実
施No. E−1〜E−5の組成成分の配合割合で前記同様
の方法によりインク剤をそれぞれ得て、前記同様の手段
により図柄2及び3を石鹸片1の切断面上に印刷し、前
記同様の模様付き石鹸を得た。
【表5】
【0032】この場合の印刷時の欠け、剥れ、印刷後の
ヒビ割れ及び印刷模様の色ムラについて、前記に同じ評
価基準による評価結果を表5に示した。この結果から、
印刷状態は色剤としての顔料(青色404号)の配合量
に影響されることが判る。つまり、この顔料の配合量が
60%以下の場合に印刷皮膜の欠け等の障害の発生頻度
が少ない良好な印刷が可能であり、特に20%〜40%
の範囲で非常に良好な印刷状態が得られることが判る。
【0033】(実施例F−1〜F−5)次表6に示す実
施No. F−1〜F−5の組成成分の配合割合で前記同様
の方法によりインク剤をそれぞれ得て、前記同様の手段
により図柄2及び3を石鹸片1の切断面上に印刷し、前
記同様の模様付き石鹸を得た。
【表6】
【0034】この場合の印刷時の欠け、剥れ、印刷後の
ヒビ割れ及び印刷模様の色ムラについて、前記に同じ評
価基準による評価結果を表6に示した。この結果から、
印刷状態は溶剤たるブチルセルソルブの配合量に影響さ
れることが判る。つまり、この溶剤の配合量が、インク
剤成分100部に対し100〜500部の範囲で印刷皮
膜の欠け等の障害の発生頻度が少ない良好な印刷が可能
であり、特に300部前後の場合に非常に良好な印刷状
態が得られることが判る。
【0035】これらの実施例の結果から、本発明に係る
インク組成物によれば石鹸表面に良好な状態で印刷する
ことが可能であり、また配合各成分の配合量を一定範囲
にすることにより、極めて良好な印刷状態が得られるこ
とも判る。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述したように構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。本発明に係る石鹸面
上への印刷用インク組成物によれば石鹸表面上におい
て、印刷皮膜について欠けや剥れ、また色ムラなどの印
刷不良の発生頻度を低減できる。従って、模様付き石鹸
について生産効率を高めることができる。
【0037】また、本発明に係るインク組成物における
組成成分は、いずれも化粧品用原料として一般的に使用
されてきたものであるから、このインク組成物が石鹸中
に含まれたとしても、人体の皮膚に対し何ら障害を生じ
させない。従って、模様付き石鹸として極めて安全な製
品が得られ、また極めて多量のインク剤を必要とする形
態など多様な模様等を自由に付加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】石鹸面上への印刷態様を示す平面図
【符号の説明】
1 石鹸 2、3 図柄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗 本 浩 克 大阪府茨木市三島丘1丁目5番13号資生堂 ホネケーキ工業株式会社内 (72)発明者 仁 科 哲 夫 大阪府茨木市三島丘1丁目5番13号資生堂 ホネケーキ工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皮膜形成剤としてのニトロセルロースと、
    密着剤としてのスチレンメチルスチレンイニデン共重合
    体又はアルキド樹脂と、色剤としての有機若しくは無機
    の顔料又はこれらの混合物と、可塑剤としてのクエン酸
    エステルと、及び助剤としてのポリオキシエチレンポリ
    シロキサン共重合体とを必須成分とすることを特徴とす
    る印刷石鹸用インク組成物。
  2. 【請求項2】20重量%以上40重量%以下のニトロセ
    ルロースと、20重量%以上50重量%以下のスチレン
    メチルスチレンイニデン共重合体又はアルキド樹脂と、
    10重量%以上60重量%以下の有機若しくは無機の顔
    料又はこれらの混合物と、5重量%以上15重量%以下
    のクエン酸エステルと、及び0.5重量%以上5重量%
    以下のポリオキシエチレンポリシロキサン共重合体とか
    らなることを特徴とする請求項1の印刷石鹸用インク組
    成物。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のインク組成物100重量
    部に対し、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチル
    エチルケトン、セルソルブメチルイソブチルケトン、乳
    酸エチル、ジアセトンアルコール、セルソルブアセテー
    ト、ブチルセルソルブ、カルビトール、エチルアルコー
    ル、ブチルアルコール、トルエン及びキシレンの群から
    選択される一又は二以上からなる溶剤を100重量部以
    上500重量部以下の割合で配合してなることを特徴と
    する印刷石鹸用インク組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106280691A (zh) * 2016-08-03 2017-01-04 桐城市福润包装材料有限公司 一种印刷油墨

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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