JPH07268247A - 皮膚塗布用剥離性カラーペイント - Google Patents
皮膚塗布用剥離性カラーペイントInfo
- Publication number
- JPH07268247A JPH07268247A JP8596994A JP8596994A JPH07268247A JP H07268247 A JPH07268247 A JP H07268247A JP 8596994 A JP8596994 A JP 8596994A JP 8596994 A JP8596994 A JP 8596994A JP H07268247 A JPH07268247 A JP H07268247A
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- JP
- Japan
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- color paint
- weight
- pigment
- paint
- skin application
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】水溶性高分子化合物、有機溶剤及び顔料を必須
成分として含有することを特徴とする皮膚塗布用剥離性
カラーペイント。 【効果】皮膚に塗布した後、不要になれば簡単に取り除
くことができる。
成分として含有することを特徴とする皮膚塗布用剥離性
カラーペイント。 【効果】皮膚に塗布した後、不要になれば簡単に取り除
くことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚に塗布した後容易
に剥離することができるカラーペイントに関する。本カ
ラーペイントは、特に、サッカー、野球などのスポーツ
で応援する際などに顔などに塗って使用できる。
に剥離することができるカラーペイントに関する。本カ
ラーペイントは、特に、サッカー、野球などのスポーツ
で応援する際などに顔などに塗って使用できる。
【0002】
【従来の技術】近年、特にスポーツの分野などではサポ
ーターと呼ばれる応援団などの観客が塗料を顔などに塗
って応援する光景が見られるようになった。ところが、
一端顔などに塗布した塗料を落とすのは容易ではなかっ
た。
ーターと呼ばれる応援団などの観客が塗料を顔などに塗
って応援する光景が見られるようになった。ところが、
一端顔などに塗布した塗料を落とすのは容易ではなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、応援などの
ために皮膚に塗布したカラーペイントを、使用後容易に
剥離することができるすることを目的とする。
ために皮膚に塗布したカラーペイントを、使用後容易に
剥離することができるすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の皮膚塗布用可剥
離性カラーペイントは、水溶性高分子化合物、有機溶剤
及び顔料を必須成分として含有する。以下、各成分及び
製造法などについて詳述する。
離性カラーペイントは、水溶性高分子化合物、有機溶剤
及び顔料を必須成分として含有する。以下、各成分及び
製造法などについて詳述する。
【0005】イ、水溶性高分子化合物 ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボ
キシメチルセルロース、酢酸ビニル乳化物などがある。
キシメチルセルロース、酢酸ビニル乳化物などがある。
【0006】ロ、有機溶剤 エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコールなど通常化粧品用として慣用の
有機溶剤が使用できる。
3−ブチレングリコールなど通常化粧品用として慣用の
有機溶剤が使用できる。
【0007】ハ、顔料 有機顔料としては、赤色202号、赤色204号など
が、無機顔料としては黄酸化鉄、黒色酸化鉄、グンジョ
ウ、ベンガラ、酸化クロム、酸化チタンが使用できる。
が、無機顔料としては黄酸化鉄、黒色酸化鉄、グンジョ
ウ、ベンガラ、酸化クロム、酸化チタンが使用できる。
【0008】ニ、任意成分 アロエエキス、香料、ラメ粉末、糖蛋白質、グルコース
などを添加することができる。香料としては、種々の合
成調合香料などを、またラメ粉末としてはポリエステル
フィルムを微細に切断したものなどを使用する。
などを添加することができる。香料としては、種々の合
成調合香料などを、またラメ粉末としてはポリエステル
フィルムを微細に切断したものなどを使用する。
【0009】ホ、配合割合 各成分の配合割合は適宜選択することができるが、通
常、水溶性高分子として40〜70重量%、好ましくは
50〜65重量%、有機溶剤として0.5〜15重量
%、好ましくは5〜12重量%、顔料として1〜30重
量%、好ましくは20〜25重量%を配合する。
常、水溶性高分子として40〜70重量%、好ましくは
50〜65重量%、有機溶剤として0.5〜15重量
%、好ましくは5〜12重量%、顔料として1〜30重
量%、好ましくは20〜25重量%を配合する。
【0010】好ましい組成とその配合範囲を以下に示
す。 ポリビニルアルコール 40 〜70 重量% エタノール 0.5〜15 グリセリン又はプロピレングリコール 0.5〜10 1,3 −ブチレングリコール 1 〜15 酸化チタン 5 〜30 無機顔料 1 〜30 有機顔料 1 〜30 アロエエキス 0.1〜 2 香料 0.1〜 2 必要によりラメ粉末 1 〜10 (ただし、合計100%となるように配合する)
す。 ポリビニルアルコール 40 〜70 重量% エタノール 0.5〜15 グリセリン又はプロピレングリコール 0.5〜10 1,3 −ブチレングリコール 1 〜15 酸化チタン 5 〜30 無機顔料 1 〜30 有機顔料 1 〜30 アロエエキス 0.1〜 2 香料 0.1〜 2 必要によりラメ粉末 1 〜10 (ただし、合計100%となるように配合する)
【0011】ヘ、製法 上記カラーペイントは公知の方法により製造することが
できるが、製造例を示すと以下のとおりである。水溶性
高分子化合物と有機溶媒を均一に混合して、これをAと
する。次に顔料と有機溶媒を別の容器に入れてローラミ
ルなどで均一に混合し、約100ミクロンの粒子にす
る。これをBとする。Aの中にBを加えて均一に混合
し、次に必要に応じて、ラメ粉末、アロエエキス、香料
などを加えて均一に混合する。これを容器に詰め最終製
品とする。
できるが、製造例を示すと以下のとおりである。水溶性
高分子化合物と有機溶媒を均一に混合して、これをAと
する。次に顔料と有機溶媒を別の容器に入れてローラミ
ルなどで均一に混合し、約100ミクロンの粒子にす
る。これをBとする。Aの中にBを加えて均一に混合
し、次に必要に応じて、ラメ粉末、アロエエキス、香料
などを加えて均一に混合する。これを容器に詰め最終製
品とする。
【0012】ト、容器 上記カラーペイントを詰める容器としては、チューブ、
ペン型容器、ボトル、エアゾール缶など種々の容器を使
用することができる。
ペン型容器、ボトル、エアゾール缶など種々の容器を使
用することができる。
【0013】チ、使用法 以下に使用の例を挙げる。 1)適量を指先に取り、顔または身体に塗布する。 2)適量を筆に取り、顔、目の周りなどに絵を描く。 3)ボールペン状の容器に本品を入れ、顔、身体に絵を
描く。 約5分間で皮膜が形成され、水、汗などにも落ちない状
態となる。
描く。 約5分間で皮膜が形成され、水、汗などにも落ちない状
態となる。
【0014】
(実施例1) (1)ポリビニルアルコール 65.0 (2)エタノール 5.0 (3)グリセリン又はプロピレングリコール 1.0 (4)1,3 −ブチレングリコール 2.0 (5)酸化チタン 5.0 (6)ベンガラ 18.0 (7)レキレッドCBA 1.9 (8)アロエエキス 2.0 (9)合成調合香料 0.1 計 100 重量% 成分(1)、(2)を計量し均一になるまで混合した。
これをAとする。次に別の容器に成分(3)〜(7)を
入れ均一に混合し、ローラミルにて約100ミクロンの
粒子にした。これをBとする。BをAに加え、さらに成
分(8)(9)を加え、均一に攪拌混合して製品を得
た。
これをAとする。次に別の容器に成分(3)〜(7)を
入れ均一に混合し、ローラミルにて約100ミクロンの
粒子にした。これをBとする。BをAに加え、さらに成
分(8)(9)を加え、均一に攪拌混合して製品を得
た。
【0015】(実施例2) (1) ポリビニルアルコール 64.4 (2) エタノール 5.0 (3) グリセリン又はプロピレングリコール 1.0 (4) 1,3 −ブチレングリコール 2.0 (5) 酸化チタン 5.0 (6) 黄酸化鉄 15.0 (7) リゾールルビンBCA 2.5 (8) アロエエキス 3.0 (9) 香料 0.1 (10) ラメ粉末 2.0 計 100 重量% 成分(1)、(2)を計量し均一になるまで混合した。
これをAとする。次に別の容器に成分(3)〜(7)を
入れ均一に混合し、ローラミルにて約100ミクロンの
粒子にした。これをBとする。BをAに加え、さらに成
分(8)〜(10)を加え、均一に攪拌混合して製品を
得た。
これをAとする。次に別の容器に成分(3)〜(7)を
入れ均一に混合し、ローラミルにて約100ミクロンの
粒子にした。これをBとする。BをAに加え、さらに成
分(8)〜(10)を加え、均一に攪拌混合して製品を
得た。
【0016】
【発明の効果】顔や身体に塗布された本発明のカラーペ
イントは、約5分間で薄い皮膜を形成する。この皮膜は
耐久性で水や汗などにも強く、引き剥がさない限り皮膚
から取れることもない。 従来の口紅状の皮膚塗布用カ
ラーペイント(植物性ワックスが主成分)と比較すると
以下のとおりである。
イントは、約5分間で薄い皮膜を形成する。この皮膜は
耐久性で水や汗などにも強く、引き剥がさない限り皮膚
から取れることもない。 従来の口紅状の皮膚塗布用カ
ラーペイント(植物性ワックスが主成分)と比較すると
以下のとおりである。
【0017】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 29/04 LGP
Claims (5)
- 【請求項1】水溶性高分子化合物、有機溶剤及び顔料を
必須成分として含有することを特徴とする皮膚塗布用剥
離性カラーペイント。 - 【請求項2】ポリビニルアルコール、アルコール類、顔
料、酸化チタンを含有することを特徴とする請求項1記
載の皮膚塗布用剥離性カラーペイント。 - 【請求項3】さらにアロエエキス及び香料を含有するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の皮膚塗布用剥離性
カラーペイント。 - 【請求項4】ポリビニルアルコール40〜70重量%、
エタノール0.5〜15重量%、グリセリン又はプロピ
レングリコール0.5〜10重量%、1,3 −ブチレング
リコール1〜15、酸化チタン5〜30重量%、無機顔
料1〜30重量%、有機顔料1〜30重量%、アロエエ
キス0.1〜2重量%及び香料0.1〜2重量%からな
ることを特徴とする皮膚塗布用剥離性カラーペイント。 - 【請求項5】さらにラメ粉末1〜10重量%含有するこ
とを特徴とする請求項4記載の皮膚塗布用剥離性カラー
ペイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8596994A JPH07268247A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 皮膚塗布用剥離性カラーペイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8596994A JPH07268247A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 皮膚塗布用剥離性カラーペイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07268247A true JPH07268247A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13873564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8596994A Pending JPH07268247A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 皮膚塗布用剥離性カラーペイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07268247A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07316488A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-05 | Health Kk | 皮膚及び器物の塗彩に使用する組成物 |
EP1051964A3 (en) * | 1999-04-02 | 2001-03-14 | Kao Corporation | Gommage cosmetic composition |
KR100361637B1 (ko) * | 2000-02-14 | 2002-11-22 | 이성진 | 아로마테라피 에센셜 오일이 가미된 페인트의 제조방법 |
JP2016504356A (ja) * | 2013-11-28 | 2016-02-12 | 株式会社ディーアール | アートメイク用唇パック化粧料組成物及びその製造方法 |
JP2017141368A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 株式会社Pool | 顔料とラテックスとを混合させた混合ラテックスの製造方法 |
WO2021241139A1 (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 株式会社モーンガータ | 化粧料からなる絵の具材料、絵の具材料用希釈剤、絵の具及び絵の具セット |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP8596994A patent/JPH07268247A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07316488A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-05 | Health Kk | 皮膚及び器物の塗彩に使用する組成物 |
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JP2017141368A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 株式会社Pool | 顔料とラテックスとを混合させた混合ラテックスの製造方法 |
WO2021241139A1 (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 株式会社モーンガータ | 化粧料からなる絵の具材料、絵の具材料用希釈剤、絵の具及び絵の具セット |
JP2021187943A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 株式会社モーンガータ | 化粧料からなる絵の具材料、絵の具材料用希釈剤、絵の具及び絵の具セット |
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