JPH0917590A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0917590A
JPH0917590A JP16127595A JP16127595A JPH0917590A JP H0917590 A JPH0917590 A JP H0917590A JP 16127595 A JP16127595 A JP 16127595A JP 16127595 A JP16127595 A JP 16127595A JP H0917590 A JPH0917590 A JP H0917590A
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務 塩見
Hiroshi Niihori
博市 新堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放電灯の光束を急速に安定させるとともに、寿
命末期の放電灯に対する保護を行うことができる放電灯
点灯装置を提供する。 【構成】少なくとも1つのスイッチング手段を有し、電
源から高輝度放電灯に適切な電力を供給する点灯回路部
と、前記点灯回路部に放電灯への供給電力の指令信号を
与える制御部を有する点灯装置において、前記制御部
は、点灯開始から所定期間内は点灯時間に応じて予め設
定された管電力で前記放電灯を点灯させ、点灯開始から
所定時間の経過後は管電圧に応じて予め設定された管電
力で前記放電灯を点灯させるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電灯点灯装置に関す
るものであり、特に、高輝度放電灯(HIDランプ)を
用いた車輌用前照灯の点灯装置に適するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、HIDランプをその発光効率と、
白色に近い発光色から自動車のヘッドランプに用いるた
めの様々な検討がされている。しかし、一般にHIDラ
ンプは放電開始から定格光束に達するまでに相当な時間
を必要とする。そのため、自動車のヘッドランプに用い
るためには、点灯初期に定格管電力以上の過大な電力供
給を行い、高速に発光管温度を上昇させ、光束を早期に
立ち上げるための工夫がなされている。
【0003】例えば、特開平5−47481号では、点
灯時間に対して管電力を指数関数で低減し、定格管電力
に至らしめることによって、光束を急速に且つ滑らかに
立ち上げようとする方式が提案されている。この方式で
は、寿命末期における定格範囲外の管電圧の放電灯に対
しても定格管電力で点灯させるので、放電灯の劣化を促
進し、甚だしい場合には放電灯の破損あるいは点灯装置
の故障を引き起こす可能性がある。すなわち、管電圧が
異常に高い場合には、放電灯の管壁負荷が増大するた
め、放電灯の破損を引き起こす可能性がある。また、管
電圧が異常に低い場合、管電力を定格値に維持するため
管電流が増大し、長時間点灯させると、発熱が甚だしく
なり、点灯装置の故障を引き起こす可能性がある。これ
を防止するには、点灯装置を大きくする必要がある。
【0004】また、特開平4−272696号では、管
電圧に応じて予め設定された管電力により、光束を早期
に定格に至らしめようとする方式が提案されている。こ
の方式では、発光管内圧に略比例した管電圧と、発光管
封入物の温度に依存する発光量が必ずしも一定でないた
め、ほぼ同一の管電圧であっても管電力は著しく差を生
じることになり、さらに、放電灯のばらつき範囲である
安定時の管電圧に対して、供給する管電力の設定が困難
であり、光束が急速に且つ滑らかに立ち上がらず、実用
的ではなかった。
【0005】また、特開平4−12496号では、電源
電圧が低下すると定格点灯時の電力を低減する方式が提
案されている。この方式では、電力供給源である電源電
圧が低下しているにもかかわらず、放電灯が定格電力以
下で点灯しているために、立ち消えが生じやすいという
欠点がある。
【0006】また、特開平5−205885号では、前
回の点灯から次の点灯までの消灯時間と、点灯直後の管
電圧により安定時の管電圧を算出する方式が提案されて
いるが、ランプの状態が変化することを考慮していない
ので、実用的とは言えない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、放電灯の光束を急速に
安定させるとともに、寿命末期の放電灯に対する保護を
行うことができる放電灯点灯装置を提供することを目的
とするものである。また、電源電圧の低下時においても
点灯に支障を来さず、低い電源電圧でも十分な管電力を
保証し、放電灯の立消えを防ぐことができる放電灯点灯
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、少なくとも1つのスイッチング
手段を有し、電源から高輝度放電灯に適切な電力を供給
する点灯回路部と、前記点灯回路部に放電灯への供給電
力の指令信号を与える制御部を有する点灯装置におい
て、前記制御部は、点灯開始から所定期間内は点灯時間
に応じて予め設定された管電力で前記放電灯を点灯さ
せ、点灯開始から所定時間の経過後は管電圧に応じて予
め設定された管電力で前記放電灯を点灯させるように制
御することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項8の発明によれば、点灯開始
から所定期間内は、点灯時間に応じて予め設定された管
電力になるように放電灯を点灯し、所定期間後は、管電
圧に応じて予め設定された管電力になるように放電灯を
点灯する放電灯点灯装置において、電源電圧が所定値以
下になると、点灯時間に応じた管電力の最大値が電源電
圧に応じて低減されることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明では、放電灯の点灯開始から所定期間内
は点灯時間に応じて予め設定された管電力で放電灯を点
灯させ、点灯開始から所定時間の経過後は管電圧に応じ
て予め設定された管電力で放電灯を点灯させるものであ
るから、放電灯の光束を急速に安定させるとともに、寿
命末期の放電灯に対する保護を行うことができる。ま
た、電源電圧が所定値以下になると、点灯時間に応じた
管電力の最大値が電源電圧に応じて低減されるようにす
れば、電源電圧の低下時においても点灯に支障を来さ
ず、低い電源電圧でも十分な管電力を保証し、放電灯の
立消えを防ぐことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明を適用できる放電灯点灯装置の
基本回路構成を一例として示す回路図である。なお、図
1の回路方式は一例であり、他の回路方式でも本発明を
適用することは可能である。トランスTFの1次側に
は、直流電源Eと、スイッチング素子(例えばMOS−
FET)Q1 、及びトランスTFの1次巻線で1次側閉
回路が構成されている。また、トランスTFの2次側に
は、ダイオードDとコンデンサCで2次側閉回路が構成
されている。コンデンサCには、フルブリッジ構成され
たスイッチング素子(例えばMOS−FET)Q2 、Q
3 、Q4 、Q5と、該ブリッジの出力に並列に接続され
た放電灯の起動用回路3と、起動用回路3で発生するパ
ルス電圧を昇圧し、起動用の高電圧を発生するための高
圧パルストランスPTと、最終負荷である放電灯LPが
接続されている。
【0012】図2はスイッチング素子Q1 の高周波スイ
ッチング動作を示している。この図2に示されるよう
に、スイッチング素子Q1 が周期T1 に対して時間τだ
けON、即ちデューティ比d=τ/T1 でONすると、
直流電源EからトランスTFの1次巻線に電流I1 が流
れ、トランスTFの鉄芯に磁気エネルギーを蓄える。そ
の後、スイッチング素子Q1 がOFFすると、トランス
TFの巻線は図1のような極性で巻かれているので、鉄
芯に蓄えられたエネルギーはダイオードDを介して、電
流I2 として放出され、コンデンサC、及び、スイッチ
ング素子Q2 〜Q 5 のブリッジを介して、起動用回路
3、高圧パルストランスPTと放電灯LPの並列回路に
流れる。ここで、コンデンサCは電流I2 を平滑する作
用があるため、コンデンサCの両端電圧V2 はリップル
を含んだ直流電圧となり、ブリッジ以降に流れる電流も
実際には電流I2 とは異なり、リップルを含んだ直流電
流になる。
【0013】図3はスイッチング素子Q2 〜Q5 の高周
波スイッチング動作を示している。低周波駆動回路2
は、周期T2 の低周波でスイッチング素子Q2 、Q5
ON、スイッチング素子Q3 、Q4 がOFFする第1ス
テージと、スイッチング素子Q 2 、Q5 がOFF、スイ
ッチング素子Q3 、Q4 がONする第2ステージを交互
に切り替える動作を繰り返す。これにより、ブリッジ出
力には低周波の矩形波電圧が発生し、放電灯LPに印加
される。以下、放電灯LPに印加される管電圧をV、管
電流をI、管電力をWとして取り扱う。なお、実用的に
は第1ステージと第2ステージの間には、所謂アーム短
絡を防止するために、僅かな期間スイッチング素子Q2
〜Q5 を全てOFFにする期間がある。また、T1 とT
2 の関係は、通常T1 ≪T2 であり、例えば、T1 =1
〜100μsec(10kHz〜1MHz)、T2 =1
〜100msec(10Hz〜1KHz)程度の範囲に
設定される。
【0014】起動用回路3は、放電灯LPが非点灯であ
る場合に、高圧パルストランスPTの1次側にパルス電
圧を印加し、2次側に高電圧のパルスを発生させ、放電
灯LPに印加することで放電灯LPを放電開始させるも
のであり、放電灯LPが点灯してしまえば、その後は働
かなくなるものである。
【0015】制御回路10は、放電灯LPに所望の管電
力Wを供給するように制御する部分であり、そのため
に、管電圧Vと管電流Iを検出する必要があるが、放電
灯LPの両端から直接検出しなくても、コンデンサCの
電圧V2 を擬似的に管電圧Vとして、検出抵抗Rsに流
れる電流Isを擬似的に管電流Iとして検出すれば良
い。これは、管電圧V、管電流IがコンデンサCの電圧
2 、検出抵抗Rsに流れる電流Isを単にブリッジ回
路で低周波的に極性反転しただけのものであり、コンデ
ンサCと放電灯LPの間のインピーダンス要素は十分に
小さいと考えて良いからである。このように、管電圧V
を擬似的にコンデンサCの電圧V2 から電圧検出回路4
により検出電圧Vdとして、また、管電流Iを擬似的に
電流Isから検出抵抗Rs及び電流検出回路5により検
出電流Idとして検出している。制御回路10はこれら
の検出量等に基づいて、必要な管電力で放電灯LPが点
灯するように制御信号Vcを高周波駆動回路1に対して
出力する。
【0016】高周波駆動回路1は制御信号Vcをスイッ
チング素子Q1 のスイッチング動作に必要な信号に変換
する部分である。例えば、一般に良く知られているスイ
ッチング電源用PWM回路のように、直流の制御信号V
cと基準発振信号を比較し、デューティdを決定すると
いうごときものである。尚、本文中では制御信号Vcを
直流の信号とし、高周波駆動装置1では制御信号Vcの
電圧値が高いほどデューティdを狭くし、制御信号Vc
の電圧値が低いほどデューティdを広くする回路である
ものとする。
【0017】以下、本発明の第1実施例について説明す
る。本実施例は、上記の基本回路の制御回路10を改良
するものである。制御回路10の回路構成を図4に示
す。制御回路10は、点灯時間に応じて管電力目標値を
決定する第1の管電力目標値発生回路11と、管電圧に
応じて管電力目標値を決定する第2の管電力目標値発生
回路12と、点灯モード切替回路13と、制御信号発生
回路14の4つのブロックで構成されている。以下、各
ブロックについて説明する。まず、第1の管電力目標値
発生回路11は、直流電源Eが投入されると、抵抗R1
を介して、コンデンサC2 を充電する。これにより、バ
ッファBFを介した電圧V11は、図5に示すように、抵
抗R1 、R2 及びコンデンサC2 で決定される時定数に
従った時間−電圧特性を示す。定数を適選した反転増幅
器OP1を介して電圧V12に示すように、時間に対して
所定の漸近値に減衰する特性に変換する。さらに、ツェ
ナーダイオードZによる電圧リミッタLMにより、最大
電圧がクランプされた電圧V 13を得る。これにより、点
灯時間に応じて管電力目標値を決定するものである。
【0018】次に、第2の管電力目標値発生回路12
は、管電圧に応じて管電力目標値を決定するものであ
り、電圧検出値Vdから定数を適選した非反転増幅器O
P2により電圧V21を得ると共に、電圧検出値Vdから
定数を適選した反転増幅器OP3により電圧V22を得
る。これらの電圧V21と電圧V22、並びに直流電圧値V
20をダイオードで構成された最小値回路によって、図6
に示すような出力電圧V23の特性を得る。
【0019】次に、点灯モード切替回路13は、電源が
投入されると、所定時間t1 まではスイッチSを接点a
側に保持し、所定時間t1 以降はタイマーTMによりス
イッチSを接点b側に切り替えるように構成されたもの
であり、制御信号発生回路14に対して、管電力目標値
発生回路11の出力V13もしくは管電力目標値発生回路
12の出力V23を選択的に出力するものである。
【0020】制御信号発生回路14は、点灯モード切替
回路13より選択的に得られる出力V13もしくはV23
目標管電力Vmとして入力し、一方で電圧の検出値Vd
と電流の検出値Idを乗算器M1 で乗算し、擬似的に管
電力Wに比例した電圧Vwを得て、これらを誤差増幅器
EA1に入力し、目標管電力に比例したVmと実際の管
電力Wに比例したVwの差が小さくなるような制御信号
Vcを出力するものである。なお、電流の検出値Idが
大きくなり過ぎると、回路に著しい負担を掛けるので、
起動後の所定時間Tsは、誤差増幅器EA2により、電
流の検出値Idと最大管電流に比例したレベルeを比較
することで、最大管電流を規定する回路も用意している
が、この部分は本案の実質的な部分ではない。
【0021】以上の回路により実際に放電灯LPを点灯
させた場合、図7に示す時間t対管電力Wの特性t−W
で放電灯LPは点灯するので、時間t1 までの間に放電
灯LPのばらつきの如何にかかわらず、光束を急速に立
ち上げ、時間t1 以降は図8に示す管電圧V対管電力W
の特性V−Wに従い安定に点灯する。また、寿命末期の
著しく管電圧Vの高い放電灯LPについては管電力Wを
小さくすることで、発光管のストレスを低減し、爆発防
止、延命を行い、寿命末期の著しく管電圧Vの低い放電
灯LPについても管電力Wを小さくすることで、管電流
I、抵抗Rsに流れる電流Is、トランスTFの2次電
流I2 を低減して回路を保護する。このように、本案に
より従来例の欠点を解決することができる。
【0022】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この実施例は、第1実施例の制御回路と同等の動作
をマイクロコンピュータを用いて実現するものである。
図9は本実施例に用いる制御回路10の構成を示してお
り、図10はその制御フローである。制御回路10は、
コンピュータ部CPUと、アナログ的に検出された電圧
の検出値Vdをデジタル変換するためのアナログ・デジ
タル変換器ADC、演算された基準値デジタル信号をア
ナログ変換するためのデジタル・アナログ変換器DA
C、2種類の目標電力比例特性を記憶した記憶部ROM
1、ROM2、時間カウンタCT1、CT2で構成され
るデジタル信号処理部分と、電流の検出値Idとデジタ
ル・アナログ変換器DACの出力Ikを比較し、差が小
さくなるような制御信号Vcを出力する誤差増幅器EA
で構成される。
【0023】第1の記憶部ROM1のデータは時間カウ
ンタCT1で計時される離散的な時間間隔に対する目標
管電力Wに略比例したデータを予め記憶してあり、図1
1(a)に示すような包絡線のデータであり、第1実施
例の管電力目標値発生回路11に相当する部分である。
ここで、このデータは単なる指数関数で減少するデータ
ではなく、放電灯LPの特性に合わせて最適な光束立上
り特性を実現するようなデータにすることができる。
【0024】次に、第2の記憶部ROM2は、電圧の検
出値Vdの離散的な電圧間隔に対する目標管電力Wに略
比例したデータを予め記憶してあり、図11(b)に示
すような包絡線のデータであり、第1実施例の管電力目
標値発生回路12に相当する部分である。
【0025】本実施例のコンピュータ部CPUは、図1
0の制御フローのように、まず、電圧の検出値Vdを読
み込み、時間カウンタCT1から現在の点灯時間tを読
み、点灯時間tが所定値t1 未満の場合には、記憶部R
OM1から点灯時間tに対する目標電力Wを得て、所定
値t1 以上の場合は、記憶部ROM2から電圧の検出値
Vdに対する目標電力Wを得る。得られた目標電力Wを
電圧の検出値Vdで除算し、目標管電流に比例した電流
値Ikを計算する。この電流値Ikが最大管電流に比例
した値Im以上の場合はIk=Imとし、Im未満なら
そのままの値として、この基準電流値Ikをデジタル・
アナログ変換器DACでアナログ変換し、誤差増幅器E
Aで電流の検出値Idと比較し、制御信号Vcを高周波
駆動回路1に出力し、放電灯LPを所望の管電力Wで点
灯させる。これにより、第1実施例と同等の効果が得ら
れ、さらに目標管電力のデータを放電灯LPに対してよ
りきめ細かく設定できるので、より良好な光束立上がり
特性を得られるものである。
【0026】時間カウンタCT2は消灯時間を計時する
のに用いられる。再点灯時には、この時間カウンタCT
2のデータを参照し、時間カウンタCT1の初期値を設
定することにより、実質的にモード切換時間t1 を消灯
時間に応じて可変とすることが出来る。これにより、短
い再始動時には、時間対管電力の制御モードの期間を短
くし、安定点灯領域である管電圧対管電力の制御モード
の期間に早く移行するので、放電灯LPの安定性向上や
保護性能向上が図れる。
【0027】尚、デジタル信号処理部は、全てワンチッ
プ化されたマイクロコントローラなどでも良い。さら
に、電流の検出値Idもアナログ・デジタル変換器AD
Cでデジタル化し、誤差増幅器EAの代わりにデジタル
計算した制御信号Vcをデジタル・アナログ変換器DA
Cでアナログ信号として、高周波駆動回路1に出力する
等、各種の方法を用いても良い。
【0028】図12は本発明の第3実施例の制御回路の
要部構成を示している。この回路は、第1実施例におけ
る制御回路10の点灯モード切替回路13を置き換えた
ものであり、タイマーTMによりスイッチSを切り換え
る代わりに、放電灯LPの発光量によりスイッチSを切
り換えるものである。すなわち、放電灯LPの光を受光
するフォトダイオードPDの出力を増幅器AMPで増幅
し、基準値Vpと電圧比較器CMPで比較することで、
放電灯LPの発光量が略安定したときに、スイッチSを
接点a側から接点b側に切り替えるものである。このよ
うに、制御モードの切替時間は、放電灯LPの状態に応
じて切り替えることができる。その他、放電灯LPの発
光管温度などを用いても所定期間の計時回路を構成する
ことができる。
【0029】図13は本発明の第4実施例の要部回路構
成を示している。本実施例は、図4の管電力目標値発生
回路11におけるコンデンサC2 の両端電圧Vc2 と基
準値Vtを電圧比較器CP1で比較し、Vc2 <Vtの
領域では、スイッチSを接点a側(時間対管電力制御モ
ード)、Vc2 ≧Vtの領域では、スイッチSを接点b
側(管電圧対管電力制御モード)となるように、点灯モ
ード切替回路13を構成している。これは、タイマーの
時定数回路として、コンデンサC2 の電圧を活用した例
であり、コンデンサC2 の電圧Vc2 は点灯時間と消灯
時間により変化する。つまり、消灯中、コンデンサC2
は抵抗R2 を介して所定の時定数で放電するので、次回
点灯時には、コンデンサC2 の初期電圧から充電され
る。従って、消灯時間が長いと図14(a)に示すよう
にVc2 の初期電圧が低く、消灯時間が短いと図14
(b)に示すようにVc2 の初期電圧が高い。このた
め、スイッチSの切換時間t1 を可変とすることがで
き、第2実施例、第3実施例に示すものと同等の効果を
簡単に実現できるものである。
【0030】本発明の第5実施例の要部回路構成を図1
5に示す。この実施例について、管電力目標値の変化を
図16(a),(b)に示す。この実施例は、電源電圧
Eが所定の電圧値E2 よりも低くなると、第1の管電力
目標値発生回路11の最大値V13を直流電源Eに応じて
減少するようにしたものである。図16(b)に示す電
圧値E2 は、通常、定格電源Eの電圧範囲の下限よりも
低いところに設定される。コンパレータCP2は、電源
電圧Eを基準電圧E2 と比較し、E≧E2 のとき、スイ
ッチS2を接点a側に切り換えて、バッファBF2とダ
イオードを介して電圧V12を既定値Vzでクランプし
て、電圧V13の最大値、即ち管電力Wの最大値Wmを規
定する。E<E2 のときは、スイッチS2を接点b側に
切り換えて、電圧Eに応じて電圧V12をクランプして、
電圧V13の最大値、即ち、管電力Wの最大値Wmを定格
電源Eの電圧範囲よりも低い値に抑える。電源電圧が低
いときは、同一の管電力を得るために、入力電流が増加
して回路効率が低下すると共に、スイッチング素子Q1
等の部品の電流ストレスが増加する。また、電源線の電
圧降下が大きくなり、更にこれらの現象が増長される。
このような場合に、本実施例を用いることにより、最大
電力が制限されるので、回路の負担が低減し、装置を小
型化、高品質化することができる。
【0031】図17は本発明の第6実施例の要部構成を
示す。図18は、本実施例における電源電圧Eと管電力
の目標値Wの関係を示している。本実施例は、電源電圧
Eが所定電圧Emよりも低くなると、定常時の管電力の
目標値Wを決める電圧V23のレベルを電源電圧Eの減少
に応じて増加させるようにしたものである。通常、Em
は定格電源電圧範囲の下限よりも低いところに設定され
る。図19において、実線は電源電圧Eが所定電圧Em
よりも高い場合について、また、破線は電源電圧Eが所
定電圧Emよりも低い場合について、それぞれ管電圧V
dの変化に対する電圧V23の変化を示している。この動
作を実現するために、図17の回路では、電源電圧Eを
反転増幅器OP4で負勾配の電圧に変換し、この電圧と
直流基準電圧Veとの最大値をダイオードOR回路で求
めることにより、図20に示すような電圧V3 を得てい
る。定常時に使用される第2の管電力目標値発生回路1
2の出力を乗算器M2 に入力し、この管電力目標値発生
回路12の出力と上述の電圧V3 を乗算することによ
り、電圧V23は図19のようになる。
【0032】電源電圧Eが下がると、同一の管電力Wを
出力するためには、入力電源電流が増加するので、回路
の効率が低下する。誤差増幅器の利得は理想的には無限
であるが、系の発振などの関係から低く設定されている
のが現実であり、回路効率の低下に伴い、誤差が吸収さ
れにくくなるため、電源電圧Eの低い範囲では、図21
の実線で示すように、目標の管電力Wから大きく外れる
方向(低下する方向)に実際の管電力が変化するととも
に、放電灯LPの立消えを起こしやすくなる。本実施例
では、この点に着目し、電源電圧Eの低下による回路効
率の低下が管電力Wに影響を与えにくくする好適例であ
る。
【0033】図22は本発明の第7実施例の制御フロー
を示している。本実施例は、図23の起動時の制御モー
ドから定常時の制御モードに切り換わる期間(t1 〜t
2 )に、モード移行のための別のモードを設けたもので
ある。図23は本実施例における管電力Wの時間的な変
化を示している。本実施例の動作は、例えば、図9のマ
イクロコンピュータを用いて実現できるものであり、ま
ず、アナログ・デジタル変換器ADCにより、管電圧の
検出値Vdを読み込み、時間カウンタCT1から現在の
時間tを読み込む。現在の時間tがt1 以前であれば、
起動時の時間対管電力(T−W)の制御モードが選択さ
れ、第1の記憶部ROM1から現在の時間tに対する管
電力の目標値Wが読み取られる。また、現在の時間がt
2 以降であれば、定常時の管電圧対管電力(V−W)の
制御モードが選択され、第2の記憶部ROM2から管電
圧の検出値Vdに対する管電力の目標値Wが読み取られ
る。いずれの場合にも、管電力の目標値Wは、管電圧の
検出値Vdで除算されて、管電流の目標値(基準電流値
Ik)に変換される。この基準電流値Ikが最大値Im
よりも大きいときには、Ik=Imに制限され、最大値
Im未満であれば、基準電流値Ikの元の値がそのまま
用いられて、デジタル・アナログ変換器DACでアナロ
グ値に変換されて、図9の誤差増幅器EAにより電流の
検出値Idと比較され、制御信号Icが作成されるもの
である。
【0034】図24は定常時の制御モードについて、検
出電圧Vdと管電力Wの関係を示している。起動時の時
間対管電力(T−W)の制御モードから、定常時の管電
圧対管電力(V−W)の制御モードに切り換わる場合、
管電圧が通常の範囲外にあるときには、急激に管電力W
が低下する。これは、大きなちらつきとなり、場合によ
っては放電灯LPが立ち消えする。そこで、本実施例で
は、起動時の時間対管電力(T−W)の制御モードから
所定時間t1 に達すると、それ以降所定時間t 2 までの
間は、所定時間t2 における管電圧Vsを予測し、所定
時間t2 における管電圧Vsに対する管電力Wsに近付
くように管電力Wを調整する手段を付加したものであ
る。所定時間t2 以降は、電圧対管電力(V−W)の制
御モードとなり、図24に示すように、検出電圧Vdに
基づいて管電力Wに制御する。
【0035】図25は本実施例の原理説明図である。こ
の図に示すように、起動時の制御モードから定常時の制
御モードに切り換わる移行領域(t1 〜t2 )では、今
回の管電圧の検出値Vdと前回の管電圧の検出値Voの
差分から、単位時間△t当たりの管電圧の変化△Vを求
めて、この変化率と現時点tからt2 までの時間を用い
て、時間t2 における管電圧の予測値Vsを、Vs=V
d+△V×(t2 −t)/△tとして算出し、時間t2
での管電力Wsを予め記憶部ROM2に設定されたデー
タから読み出して、管電力Wの変化量△Wを、△W=
(Wo−Ws)×△t/(t2 −t)として求め、次の
管電力の目標値Wを今までの管電力の目標値Woから△
W減少させる。以上の動作により、上述のごとき、放電
灯LPのちらつきが無くなる。図25の制御フローは、
図10の制御フローに上述の動作を付加したものであ
り、本質的な図10に示した方式の動作を妨げるもので
はなく、さらに性能を向上させ得たものである。尚、上
記の予測式としては、1次近似を用いたが、その他の方
法でも良い。
【0036】尚、図1に示された点灯回路の基本部は、
矩形波点灯させる手段の一例であるが、他の矩形波点灯
方式でも本発明は適用できるものであり、さらに、矩形
波点灯方式以外の例えば高周波点灯方式においても同等
である。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、起動初期は点
灯時間に応じて予め設定された管電力で点灯するので、
放電灯のばらつきにかかわらず、安定に光束を急速に立
ち上げることができると共に、点灯安定後は管電圧に応
じた管電力で点灯するので、安定な光束を得られる。更
に、放電灯の寿命末期のように、管電圧が著しく高い場
合や低い場合には、放電灯及び点灯装置の故障を防止す
るように管電力を低減することができる。
【0038】請求項2の発明によれば、所定期間内は放
電灯の定格管電力以上の電力を供給するように設定され
ているので、速やかに光束を上昇させることができ、特
に、車両用の前照灯に用いた場合には、安全走行の可能
な状態に速やかに立ち上げることができる。
【0039】請求項3の発明によれば、管電圧に応じて
予め設定された管電力は、使用する放電灯の定格管電圧
に対して少なくとも予め予見されるばらつき範囲を越え
た管電圧領域において、定格管電力よりも低減したの
で、放電灯の寿命末期のように、管電圧が著しく高い場
合や低い場合には、放電灯及び点灯装置の故障を防止す
るように管電力を低減することができる。
【0040】請求項4の発明によれば、点灯時間に応じ
て予め設定された管電力の制御期間の終了直前の値と、
管電圧に応じて予め設定された管電力の定格電圧に対す
る管電力の値が略等しくなるように設定したので、急激
な管電力の変化を防止して、放電灯のちらつきや立ち消
えを防止することができる。
【0041】請求項5の発明によれば、点灯時間に応じ
て管電力を制御する所定期間は、使用する放電灯が略安
定点灯状態に移行する程度の時間に設定されているの
で、起動時の不安定な状態においても点灯時間に基づい
て適正な管電力を放電灯に供給することができる。
【0042】請求項6の発明によれば、所定期間は、放
電灯を前回点灯した時間及び/又は前回消灯から点灯ま
での経過時間に応じて可変とするので、放電灯の管内圧
力を反映した制御を行うことができる。
【0043】請求項7の発明によれば、所定期間を時間
計測の代わりに放電灯の光束又は発光管温度により決定
するようにしたので、タイマーを用いる場合に比べて、
放電灯の状態をより適切に反映した制御を行えるという
効果がある。
【0044】請求項8の発明によれば、点灯開始から所
定期間内は、点灯時間に応じて予め設定された管電力に
なるように放電灯を点灯し、所定期間後は、管電圧に応
じて予め設定された管電力になるように放電灯を点灯す
る放電灯点灯装置において、電源電圧が所定値以下にな
ると、点灯時間に応じた管電力の最大値が電源電圧に応
じて低減されるので、電源電圧が低下しても、回路に負
担を与えないという効果があり、さらに、放電灯を立消
えしにくくすることが出来るという効果がある。特に、
請求項9の発明によれば、電源電圧が所定値以下になる
と、電源電圧の低下に応じて管電圧に応じた管電力の目
標値が増加するので、放電灯の立ち消えを防止できる。
【0045】請求項10の発明によれば、点灯開始から
第1の所定時間に達するまでは、点灯時間に応じて予め
設定された管電力で点灯し、第2の所定時間以降は管電
圧に応じて予め設定された管電力で点灯する点灯装置で
あって、第1の所定時間から第2の所定時間までの間
は、単位時間に対する管電圧の変化量から第2の所定時
間における管電圧を算出し、第2の所定時間での計算さ
れた管電圧に対する管電力に連続的に接近するように管
電力の制御信号を与えるので、急激な管電力の変化を防
止して、放電灯のちらつきや立ち消えを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す回路図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例の高周波的な動作を示す波
形図である。
【図3】本発明の第1実施例の低周波的な動作を示す波
形図である。
【図4】本発明の第1実施例に用いる制御回路の回路図
である。
【図5】本発明の第1実施例の起動時の制御モードの説
明図である。
【図6】本発明の第1実施例の定常時の制御モードの説
明図である。
【図7】本発明の第1実施例の起動時から定常時への変
化を示す説明図である。
【図8】本発明の第1実施例の定常時の点灯特性を示す
説明図である。
【図9】本発明の第2実施例に用いる制御回路の回路図
である。
【図10】本発明の第2実施例に用いる制御回路の制御
フローを示す流れ図である。
【図11】本発明の第2実施例に用いる記憶部のデータ
を示す説明図である。
【図12】本発明の第3実施例に用いる制御回路の要部
回路図である。
【図13】本発明の第4実施例に用いる制御回路の要部
回路図である。
【図14】本発明の第4実施例に用いる制御回路の動作
説明図である。
【図15】本発明の第5実施例に用いる制御回路の要部
回路図である。
【図16】本発明の第5実施例の動作説明図である。
【図17】本発明の第6実施例に用いる制御回路の要部
回路図である。
【図18】本発明の第6実施例の電源電圧と管電力目標
値の関係を示す図である。
【図19】本発明の第6実施例の管電圧検出値と管電力
制御値の関係を示す図である。
【図20】本発明の第6実施例の動作説明図である。
【図21】従来例の電源電圧低下時の管電力の変化を示
す説明図である。
【図22】本発明の第7実施例の制御フローを示す流れ
図である。
【図23】本発明の第7実施例の管電力の時間的な変化
を示す特性図である。
【図24】本発明の第7実施例の検出電圧と管電力の関
係を示す特性図である。
【図25】本発明の第7実施例の定格管電圧の予測動作
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 高周波駆動回路 2 低周波駆動回路 3 起動用回路 4 電圧検出回路 5 電流検出回路 10 制御回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのスイッチング手段を
    有し、電源から高輝度放電灯に適切な電力を供給する点
    灯回路部と、前記点灯回路部に放電灯への供給電力の指
    令信号を与える制御部を有する点灯装置において、前記
    制御部は、点灯開始から所定期間内は点灯時間に応じて
    予め設定された管電力で前記放電灯を点灯させ、点灯開
    始から所定時間の経過後は管電圧に応じて予め設定され
    た管電力で前記放電灯を点灯させるように制御すること
    を特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記所定期間内は放電灯の定格管電力
    以上の電力を供給するように設定されていることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 管電圧に応じて予め設定された管電力
    は、使用する放電灯の定格管電圧に対して少なくとも予
    め予見されるばらつき範囲を越えた管電圧領域におい
    て、定格管電力よりも低減されることを特徴とする請求
    項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 点灯時間に応じて予め設定された管電
    力の前記所定期間の終了直前の値と、管電圧に応じて予
    め設定された管電力の定格電圧に対する管電力の値が略
    等しくなるよう設定したことを特徴とする請求項1記載
    の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記所定期間は使用する放電灯が略安
    定点灯状態に移行する程度の時間に設定されていること
    を特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記所定期間は、放電灯を前回点灯し
    た時間及び/又は前回消灯から点灯までの経過時間に応
    じて可変とすることを特徴とする請求項1記載の放電灯
    点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記所定期間を時間計測の代わりに放
    電灯の光束又は発光管温度により決定することを特徴と
    する請求項1記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 点灯開始から所定期間内は、点灯時間
    に応じて予め設定された管電力になるように放電灯を点
    灯し、所定期間後は、管電圧に応じて予め設定された管
    電力になるように放電灯を点灯する放電灯点灯装置にお
    いて、電源電圧が所定値以下になると、点灯時間に応じ
    た管電力の最大値が電源電圧に応じて低減されることを
    特徴とする放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 管電圧に応じた管電力の目標値は、電
    源電圧が所定値以下になると、電源電圧の低下に応じて
    増加することを特徴とする請求項8記載の放電灯点灯装
    置。
  10. 【請求項10】 点灯開始から第1の所定時間に達す
    るまでは、点灯時間に応じて予め設定された管電力で点
    灯し、第2の所定時間以降は管電圧に応じて予め設定さ
    れた管電力で点灯する点灯装置であって、第1の所定時
    間から第2の所定時間までの間は、単位時間に対する管
    電圧の変化量から第2の所定時間における管電圧を算出
    し、第2の所定時間での計算された管電圧に対する管電
    力に連続的に接近するように管電力の制御信号を与える
    ことを特徴とする放電灯点灯装置。
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