JPH09175693A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09175693A
JPH09175693A JP7351024A JP35102495A JPH09175693A JP H09175693 A JPH09175693 A JP H09175693A JP 7351024 A JP7351024 A JP 7351024A JP 35102495 A JP35102495 A JP 35102495A JP H09175693 A JPH09175693 A JP H09175693A
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JP
Japan
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roller
transfer sheet
registration
transfer
registration roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP7351024A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kanda
聰 神田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写紙がレジストロ−ラ対に衝突する速度を
遅くして、停止しているレジストロ−ラ対に転写紙の先
端が衝突する時に発生する衝突音により複写作業中に騒
音が発生し、作業者に不快感をあたえることを防止する
ことを目的としている。さらに、急激な弛み形成時の摺
動音や弾き音を無くすることを目的としている。 【解決手段】 レジストローラ14、15の上流側に位
置し、該レジストローラに向けて転写紙積載部より送ら
れてきた一枚の転写紙を搬送する搬送手段1、7、8、
を備え、停止状態にある該レジストロ−ラに先端を当接
させた転写紙に弛みを形成させレジストレ−ションを行
う画像形成装置において、搬送手段を駆動する駆動手段
2、9と、駆動手段を制御する制御手段3、10と、レ
ジストロ−ラの上流側近傍位置に配置されて搬送されて
きた転写紙の先端を検出した信号を上記制御手段に出力
する検出手段16を設け、制御手段は、該検出手段から
の検出信号により前記搬送手段の搬送速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複写機などの
画像形成装置において、感光体回りの転写位置において
感光体等の表面に保持されたトナー像を転写紙上に転写
させるために、所定のタイミングで転写紙を転写位置に
給紙するレジストレ−ション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の複写機、プリンタ、ファク
シミリ装置等の画像形成装置の画像形成部においては、
感光体(或は中間転写ベルト等)の上に形成されたトナ
ー像を転写装置によって転写紙上に転写した後で、定着
して機外に排出するようにしている。転写紙は、給紙装
置から給紙されて、転写装置手前のレジストローラ対に
先端を突き当てた状態で一旦停止し、感光体等の上のト
ナー像の移動とタイミングを合わせてレジストローラ対
を駆動して転写紙を転写位置に給紙する様にしている。
しかし、給紙装置によって転写位置に向けて給紙されて
きた転写紙の先端縁が停止状態にあるレジストローラ対
に衝突する際の衝突音は比較的大きく、耳障りである
為、この衝突音の低減が従来から求められていた。ま
た、スキュー防止等の為に停止状態にあるレジストロー
ラに先端を当接させて先端部の進行を停止した後も、転
写紙の後部は搬送ローラによって所定量搬送されるの
で、転写紙は弛みを起こし、この弛み部が転写紙の案内
板と摺接する際に耳障りな摺動音や弾き音を発生させる
が、この摺動音、弾き音の低減も望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまで停止
しているレジストロ−ラに転写紙の先端が衝突するとき
に発生する衝突音や案内板との間で発生する摺動音を低
減する技術はなかった。ただ、目的は違うが、やや近い
内容を有する技術として、特開平5−134493号公
報に記載されたものがある。この技術は、レジストロー
ラ対と、感光体を格別に駆動させる2つの駆動手段を設
け、且つレジストローラ対による給紙速度を感光体の周
速に同期させる制御手段を設けることにより、レジスト
ローラ対と感光体との間での用紙の弛み姿勢の変動に起
因する転写ズレを防止するものである。しかし、この技
術は、上記衝突音や摺動音、弾き音を防止するものでは
ない。
【0004】本発明は上記課題を解決するものである。
即ち、請求項1、2、3、5の発明は、転写紙がレジス
トロ−ラ対に衝突する速度を遅くして、停止しているレ
ジストロ−ラ対に転写紙の先端が衝突する時に発生する
衝突音により複写作業中に騒音が発生し、作業者に不快
感をあたえることを防止することを目的としている。さ
らに、急激な弛み形成時の摺動音や弾き音を無くするこ
とを目的としている。請求項4の発明は、停止している
レジストロ−ラ対に転写紙の先端が衝突し、転写紙が弛
みを形成するときに案内板と摺動する騒音を低減するこ
とを目的としている。請求項6の発明は、上記衝突音
と、弾き音と、摺動都を低減することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為、請
求項1の発明は、レジストローラの上流側に位置し、該
レジストローラに向けて転写紙積載部より送られてきた
一枚の転写紙を搬送する搬送手段を備え、停止状態にあ
る該レジストロ−ラに先端を当接させた転写紙に弛みを
形成させレジストレ−ションを行う画像形成装置におい
て、上記搬送手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制
御する制御手段と、上記レジストロ−ラの上流側近傍位
置に配置されて搬送されてきた転写紙の先端を検出した
信号を上記制御手段に出力する検出手段を設け、上記制
御手段は、該検出手段からの検出信号により前記搬送手
段の搬送速度を制御することを特徴とする。請求項2の
発明は、転写紙積載部から転写紙を取り出す給紙ローラ
と、レジストローラの上流側に位置し該レジストローラ
に向けて転写紙積載部より送られてきた一枚の転写紙を
搬送する搬送ローラとを備え、停止状態にある該レジス
トロ−ラに先端を当接させた転写紙に弛みを形成させレ
ジストレ−ションを行う画像形成装置において、上記搬
送手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御する制御
手段と、上記レジストロ−ラの上流側近傍位置に配置さ
れて搬送されてきた転写紙の先端を検出した信号を上記
制御手段に出力する検出手段を設け、上記制御手段は、
該検出手段からの検出信号により上記給紙ロ−ラと上記
搬送ロ−ラの搬送速度を制御することを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、転写紙積載部から転写
紙を取り出すレジストローラの上流側に位置し該レジス
トローラに向けて転写紙積載部より送られてきた一枚の
転写紙を搬送する搬送ローラとを備え、停止状態にある
該レジストロ−ラに先端を当接させた転写紙に弛みを形
成させレジストレ−ションを行う画像形成装置におい
て、上記搬送手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制
御する制御手段と、上記レジストロ−ラの上流側近傍位
置に配置されて搬送されてきた転写紙の先端を検出した
信号を上記制御手段に出力する検出手段を設け、上記制
御手段は、該検出手段からの検出信号により上記搬送ロ
−ラの搬送速度を制御することを特徴とする。請求項4
の発明は、転写紙を搬送ロ−ラで搬送し、停止状態にあ
るレジストロ−ラに当接させて転写紙に弛みを形成させ
レジストレ−ションを行う画像形成装置において、上記
搬送ロ−ラと前記レジストロ−ラとの間に、転写紙を案
内する上下一対の案内板を設け、上記案内板の一方は、
回動手段によって搬送経路の外側方向に回動自在となっ
ており、上記搬送ロ−ラとレジストロ−ラとの間に、搬
送ロ−ラが搬送した転写紙の先端を検出して信号を出力
する検出手段を設け、上記検出手段からの検出信号に基
づいて上記回動手段を制御し上記案内板の位置を変化さ
せる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項5の発明は、転写紙を搬送ロ−ラで
搬送してレジストロ−ラに当接させ転写紙に弛みを形成
させレジストレ−ションを行う画像形成装置において、
上記搬送ロ−ラと上記レジストロ−ラとの間に、転写紙
を案内する上下一対の案内板を設け、上記案内板の一方
を、回動手段によって搬送経路の内側方向に回動自在と
し、上記搬送ロ−ラとレジストロ−ラとの間に、搬送ロ
−ラが搬送した転写紙の先端を検出して検出信号を出力
する検出手段を設け、上記検出手段の検出信号により上
記回動手段を制御し上記案内板の位置を変化させる制御
手段を備えたことを特徴とする。請求項6の発明は、転
写紙を搬送ロ−ラで搬送してレジストロ−ラに当接させ
転写紙に弛みを形成させレジストレ−ションを行う画像
形成装置において、上記搬送ロ−ラと上記レジストロ−
ラとの間に、転写紙を案内する上下一対の案内板を設
け、上記案内板の一方を回動手段で回動自在とし、該案
内板が回動した時にその一端が搬送経路を拡張し転写紙
の弛みを受け入れると同時に他端は搬送経路を縮小する
方向に動き転写紙の搬送に抵抗する構造とし、上記搬送
ロ−ラとレジストロ−ラとの間に、搬送ロ−ラが搬送し
た転写紙の先端を検出して検出信号を出力する検出手段
を設け、上記検出手段の検出信号により上記回動手段を
作動させる制御部を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示した
好適な形態例により詳細に説明する。図1は本発明の第
1の形態例の要部(レジストレーション装置)の構成略
図であり、図示しない給紙トレイ(転写紙積載部)内に
積層収納された転写紙を一枚づつ取り出し給紙する給紙
ロ−ラ1は、モータ等の駆動手段2とその制御手段(C
PU、ROM、RAM等)3により駆動されており、転
写紙を摩擦分離するためのフリクションパッド4と接触
している。給紙ローラ1とフリクションパッド4との間
を通過する際に、転写紙は一枚に分離されて送り出され
る。給紙ロ−ラ1の下流には案内板5、6が配置され、
案内板5、6間に形成される搬送経路の終端部には転写
紙搬送手段としての搬送ロ−ラ対7、8が配置されてお
り、駆動ロ−ラ8は駆動手段9とその制御手段(CP
U、ROM、RAM等)10によって駆動されている。
なお、制御手段3と制御手段10は、一つの制御手段
(メインコントローラ)によって兼用してもよい。搬送
ロ−ラ対7、8の下流には案内板11、12、13によ
って形成される搬送経路があり、該搬送経路の終端部に
はレジストレーション用のレジストロ−ラ14、15が
位置している。レジストロ−ラ14、15の上流側近傍
位置には、搬送されてきた転写紙Pの先端の通過を検出
するセンサ(フォトセンサ等の検出手段)16が設けら
れている。符号100は画像形成部を構成する感光体ド
ラム、101は転写チャージャ(転写装置)である。
【0009】以上の構成において、給紙ロ−ラ1とフリ
クションパッド4とで一枚に分離されて案内板5、6間
の搬送経路を搬送されてきた転写紙Pは、搬送ロ−ラ対
7、8のニップ部により挟持搬送されることにより更に
下流側へ搬送され、転写紙Pの先端がセンサ16を通過
すると、センサ16からの先端検知信号が、給紙ロ−ラ
1の駆動を制御する制御手段3と搬送ロ−ラ8の駆動を
制御する制御手段10に夫々出力されて、給紙ロ−ラ1
と搬送ロ−ラ8の回転速度を先端検知以前の速度よりも
遅くなるように制御し、転写紙の先端は回転を停止して
いるレジストロ−ラ対14、15に静かに当接する。そ
の後も、搬送ロ−ラ対7、8と給紙ロ−ラ1は遅い速度
で回転を続け、転写紙Pが案内板11と12との間に弛
みを形成した時点で停止するように制御される。その
後、転写紙が感光体100と所定のタイミングで同期し
て送り出されるように、図示しない制御手段がレジスト
ロ−ラ対14、15の回転を開始させる。このレジスト
ローラ用の制御手段もメインコントローラが兼用しても
さしつかえない。
【0010】従って、この形態例によれば、停止状態に
あるレジストロ−ラ対14、15に対して転写紙Pの先
端がゆっくり静かに当接するように、転写紙の搬送速度
がレジストローラの直前で減速するので、衝突音を極め
て小さくできると共に点線で示した弛みもゆっくり形成
されるので弛み形成時に案内板11、12等との間で発
生する弾き音、摺動音を無くすことができる。なお、上
記形態例では、給紙ロ−ラ1の駆動手段2と搬送ロ−ラ
の駆動手段9を別個に設けたが、共通の駆動手段を用い
て電磁クラッチで駆動伝達のON、OFFを行ってもよ
い。また、搬送手段としては、ベルト搬送その他の方法
でもよい。又、上述の様に、これらの駆動手段2、9や
レジストローラの駆動手段を共通の制御手段によって制
御してもよい。本形態例では、給紙ローラ、搬送ローラ
等の搬送手段を制御して搬送速度を減速させる例を示し
たが、搬送手段としてベルト、コロ等々種々の手段を採
用し、その搬送速度を減速するための制御を行えば、上
記と同様の効果を得ることができる。
【0011】図2は本発明の第2の形態例の要部構成を
示す略図であり、この形態例が第1の形態例と異なる点
は、給紙分離方式が給紙ローラ1とフリクションパッド
4とからなる摩擦分離ではなく、コ−ナ−爪分離方式を
用いている点であり、給紙用半月コロ17に対する専用
の駆動手段は設けず、搬送ロ−ラ対に対してのみ専用の
駆動手段を設けていることである。従って、半月コロ1
7は図示しないメインモータ、その他、搬送系の駆動源
として共用されるモータ等により駆動される。即ち、図
2において、符号17は給紙のための半月コロであり、
転写紙を収容した給紙トレイ18の先端部に設けてある
コ−ナ−爪(図示せず)を利用して、転写紙を一枚のみ
に分離して搬送ロ−ラ対7、8に搬送する。その後の動
作(先端検知、減速)第1の形態例と同じである。ただ
し、転写紙がレジストローラに衝突する速度を減速させ
るために回転速度を遅くするのは搬送ロ−ラ7、8のみ
であり、そのために駆動手段9を制御手段10によって
減速させる。衝突音、弾き音、摺動音等を低減できる効
果も第1の形態例と同じである。本形態例では、搬送ロ
ーラ等の搬送手段を制御して搬送速度を減速させる例を
示したが、搬送手段としてベルト、コロ等々種々の手段
を採用し、その搬送速度を減速するための制御を行え
ば、上記と同様の効果を得ることができる。
【0012】図3は第3の形態例の要部構成を示す略図
である。上記の各形態例と同一部分には同一符号を付し
ており、重複した説明は省略するが、図3において、搬
送ロ−ラ対7、8の下流には転写紙をレジストロ−ラ対
14、15へ案内する湾曲した案内板19、20が略並
行に設けてある。これらの案内板19、20の内、湾曲
の外側になる案内板19は、その下流側端部が軸21に
より上下方向に開閉可能に軸支持されており回動可能と
なっている。そして、この案内板19はプルタイプのソ
レノイド22の吸引により、点線で示す様に搬送経路か
ら離れる方向に動くようになっている。また、レジスト
ロ−ラ対14、15の上流側近傍位置には転写紙の先端
の通過を検出するセンサ16が設けてある。搬送ローラ
7、8の上流側に存在する給紙機構は、どのような構成
であってもよい。
【0013】以上の構成において、搬送ロ−ラ対7、8
により搬送されてきた転写紙の先端がセンサ16を通過
すると、センサ16からの検知信号を受けた図示しない
制御手段(メインコントローラ等)がソレノイド(回動
手段)22を作動させてプランジャ22aを吸引して案
内板19を点線の様に外側に開放する。そして、転写紙
の先端が停止しているレジストロ−ラ対14、15に当
接したあとも、さらに搬送ロ−ラにて転写紙が搬送さ
れ、転写紙に弛みが生じる。この時案内板19が既に開
放しているので、図1、図2に点線で示した様に転写紙
が弛みを起こして上方に湾曲したとしても、案内板との
間の摺動音が発生する余地がなく、騒音を防止すること
ができる。なお、この形態例に、図1、或は図2の減速
方法を併用してもよい。
【0014】図4に第4の形態例の要部略図であり、搬
送ローラ対7、8、案内板11、12、レジストローラ
14、15、センサ16の構成、位置等は図3と同様で
あるが、搬送ロ−ラ対7、8の下流には、転写紙をレジ
ストロ−ラ対14、15へ案内する案内板11、12が
外側に、案内板23、24が内側に配設されている。湾
曲方向内側の案内板23、24の内の下流側の案内板2
3の上流側端部は軸25によって支持されており、他端
は点線のように搬送経路の内側に回動できるようになっ
ている。また、この可動案内板(押し出し案内板)23
にはプッシュタイプのソレノイド26のプランシャ26
aが設けられており、図示しない制御手段(メインコン
トローラ等)からの制御により可動案内板23を内側に
回動させるようになっている。また、レジストロ−ラ対
14、15の上流側近傍には転写紙の先端の通過を検出
するセンサ16が設けてあり、検知信号は上記制御手段
に出力される。このような構成において、搬送ロ−ラ対
7、8により搬送されてきた転写紙の先端がセンサ16
を通過して検知信号が制御手段に出力されると、制御手
段はソレノイド26を作動させて押し出し案内板23を
搬送経路の内側に回動させて前進してくる転写紙に干渉
してこれを後退させるように機能し、結果的に転写紙の
先端が、回転を停止しているレジストロ−ラ対14、1
5に当接する速度を遅くしている。その結果、転写紙先
端の衝突音を低減できる。
【0015】図5は本発明の第5の形態例の要部略図で
ある。図5において、搬送ロ−ラ対7、8の下流には転
写紙をレジストロ−ラ対14、15へ案内する湾曲した
案内板27、20が設けてあり、この内、湾曲の外側に
なる案内板27は可動であり、その下流側端からやや上
流側にある軸28により軸支持されており、点線で示す
位置まで回動可能となっている。また、この案内板27
の下流端部にはマイラ−のような弾性部材29が突出し
て固着されている。この弾性部材29は進入してくる転
写紙先端を受けて緩衝するようにその形状、位置、配置
など設定する。そして、図示しない制御手段によりO
N、OFFするプルタイプのソレノイド22の吸引によ
りこの案内板27の上流端は搬送経路から離れる方向に
動き、下流端は搬送経路の内側方向に動く。また、レジ
ストロ−ラ対14、15の上流側近傍には転写紙の先端
の通過を検出するセンサ16が設けてある。
【0016】このような構成において、搬送ロ−ラ対
7、8により搬送されてきた転写紙の先端がセンサ16
を通過するとソレノイド22が吸引し、案内板27の上
流側は搬送経路から離れる方向に動き、レジストローラ
の直近位置にある下流側端部は搬送経路の内側方向に動
く。その結果、下流端の弾性部材29により進入してき
た転写紙の先端が軽く押さえられ、転写紙先端の搬送速
度を低下させた状態で回転を停止しているレジストロ−
ラ対14、15に当接させる。その結果、転写紙先端の
衝突音を低減できる。また、転写紙の先端がレジストロ
−ラ対14、15に当接した後も、さらに搬送ロ−ラに
て転写紙が搬送され、転写紙に弛みが生じる。その時案
内板27の上流側が開放しているので、転写紙の弛み形
成時に生じる案内板との摺動音の発生を防止することが
できる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、転写紙がレジ
ストローラよりも上流側に位置する搬送手段によってレ
ジストローラに向けて搬送される時に、レジストローラ
直前位置に配置したセンサにより転写紙先端を検知し、
この検知時以降の搬送手段による転写紙搬送速度を急速
に減速させる様にしたので、回転を停止しているレジス
トロ−ラ対に衝突する時に発生していた衝突音(騒音)
を低減することができる。さらに、急激な弛み形成時の
弾き音を無くすることができる。
【0018】請求項2の発明によれば、転写紙が給紙ロ
ーラにより取り出され、搬送ローラによりレジストロー
ラに向けて搬送される時に、レジストローラ直前位置に
配置したセンサにより転写紙先端を検知し、この検知時
以降の給紙ローラ、搬送ローラによる転写紙搬送速度を
急速に減速させる様にしたので、回転を停止しているレ
ジストロ−ラ対に衝突する時に発生していた衝突音(騒
音)を低減することができる。さらに、急激な弛み形成
時の弾き音を無くすることができる。
【0019】請求項3の発明によれば、転写紙が給紙ロ
ーラにより取り出され、搬送ローラによりレジストロー
ラに向けて搬送される時に、レジストローラ直前位置に
配置したセンサにより転写紙先端を検知し、この検知時
以降の搬送ローラによる転写搬送速度を急速に減速させ
る様にしたので、回転を停止しているレジストロ−ラ対
に衝突する時に発生していた衝突音(騒音)を低減する
ことができる。さらに、急激な弛み形成時の弾き音を無
くすることができる。
【0020】請求項4の発明によれば、搬送ローラとレ
ジストローラとの間に上下一対の案内板を設け、転写紙
先端部がレジストローラに達する直前で、上側の案内板
を下流側端部の軸により搬送経路の外側方向へ退避させ
るようにしたので、レジストロ−ラに転写紙の先端が衝
突した後で、転写紙が弛みを形成するときに案内板と摺
動する音を低減することができる。
【0021】請求項5の発明によれば、搬送ローラとレ
ジストローラとの間に上下一対の案内板を設け、転写紙
先端部がレジストローラに達する直前で、下側の案内板
を上流側端部の軸により搬送経路の内側方向へ突出させ
るようにしたので、レジストロ−ラに転写紙の先端が接
する前に、内側に変移した案内板によって転写紙に干渉
して急速に減速させることができ、衝突音を減殺させる
ことができる。さらに、急激な弛み形成時の弾き音を無
くすことができる。
【0022】請求項6の発明によれば、搬送ロ−ラと上
記レジストロ−ラとの間に、転写紙を案内する上下一対
の案内板を設け、案内板の1枚を回動手段で回動自在と
し、該案内板が回動して一端が搬送経路を拡張し転写紙
の弛みを受け入れると同時に他端は搬送経路を縮小する
方向に動き転写紙の搬送に抵抗する構造とし、搬送ロ−
ラとレジストロ−ラとの間に、搬送ロ−ラが搬送した転
写紙の先端を検出して信号を出力する検出手段を設け、
上記検出手段の出力信号により上記回動手段を作動させ
るようにした。このため、転写紙先端が、回転を停止し
ているレジストロ−ラ対に衝突する時の衝突速度を急速
に低下させることができ、衝突時に放射する騒音を低減
することができ、さらに、急激な弛み形成時の弾き音を
無くすことができる。また、停止しているレジストロ−
ラに転写紙の先端が衝突し、転写紙が弛みを形成すると
きに案内板と摺動する音も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態例の要部構成を示す略図。
【図2】本発明の第2の形態例の要部構成を示す略図。
【図3】本発明の第3の形態例の要部構成を示す略図。
【図4】本発明の第4の形態例の要部構成を示す略図。
【図5】本発明の第5の形態例の要部構成を示す略図。
【符号の説明】
1 給紙ロ−ラ、2 駆動手段、3 制御手段、4 フ
リクションパッド、5、6 案内板、7、8 搬送ロ−
ラ対、9 駆動手段、10 制御手段、11、12、1
3 案内板、14、15 レジストロ−ラ、16 セン
サ(フォトセンサ等)、17 半月コロ、18 給紙ト
レイ、19、20 案内板、21軸、22 ソレノイ
ド、23、24、27 案内板、26 ソレノイド、2
9 弾性部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジストローラの上流側に位置し、該レ
    ジストローラに向けて転写紙積載部より送られてきた一
    枚の転写紙を搬送する搬送手段を備え、停止状態にある
    該レジストロ−ラに先端を当接させた転写紙に弛みを形
    成させレジストレ−ションを行う画像形成装置におい
    て、 上記搬送手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御す
    る制御手段と、上記レジストロ−ラの上流側近傍位置に
    配置されて搬送されてきた転写紙の先端を検出した信号
    を上記制御手段に出力する検出手段を設け、 上記制御手段は、該検出手段からの検出信号により前記
    搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 転写紙積載部から転写紙を取り出す給紙
    ローラと、レジストローラの上流側に位置し該レジスト
    ローラに向けて転写紙積載部より送られてきた一枚の転
    写紙を搬送する搬送ローラとを備え、停止状態にある該
    レジストロ−ラに先端を当接させた転写紙に弛みを形成
    させレジストレ−ションを行う画像形成装置において、 上記搬送手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御す
    る制御手段と、上記レジストロ−ラの上流側近傍位置に
    配置されて搬送されてきた転写紙の先端を検出した信号
    を上記制御手段に出力する検出手段を設け、 上記制御手段は、該検出手段からの検出信号により上記
    給紙ロ−ラと上記搬送ロ−ラの搬送速度を制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 転写紙積載部から転写紙を取り出すレジ
    ストローラの上流側に位置し該レジストローラに向けて
    転写紙積載部より送られてきた一枚の転写紙を搬送する
    搬送ローラとを備え、停止状態にある該レジストロ−ラ
    に先端を当接させた転写紙に弛みを形成させレジストレ
    −ションを行う画像形成装置において、 上記搬送手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御す
    る制御手段と、上記レジストロ−ラの上流側近傍位置に
    配置されて搬送されてきた転写紙の先端を検出した信号
    を上記制御手段に出力する検出手段を設け、 上記制御手段は、該検出手段からの検出信号により上記
    搬送ロ−ラの搬送速度を制御することを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 転写紙を搬送ロ−ラで搬送し、停止状態
    にあるレジストロ−ラに当接させて転写紙に弛みを形成
    させレジストレ−ションを行う画像形成装置において、 上記搬送ロ−ラと前記レジストロ−ラとの間に、転写紙
    を案内する上下一対の案内板を設け、 上記案内板の一方は、回動手段によって搬送経路の外側
    方向に回動自在となっており、 上記搬送ロ−ラとレジストロ−ラとの間に、搬送ロ−ラ
    が搬送した転写紙の先端を検出して信号を出力する検出
    手段を設け、 上記検出手段からの検出信号に基づいて上記回動手段を
    制御し上記案内板の位置を変化させる制御手段を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 転写紙を搬送ロ−ラで搬送してレジスト
    ロ−ラに当接させ転写紙に弛みを形成させレジストレ−
    ションを行う画像形成装置において、 上記搬送ロ−ラと上記レジストロ−ラとの間に、転写紙
    を案内する上下一対の案内板を設け、 上記案内板の一方を、回動手段によって搬送経路の内側
    方向に回動自在とし、 上記搬送ロ−ラとレジストロ−ラとの間に、搬送ロ−ラ
    が搬送した転写紙の先端を検出して検出信号を出力する
    検出手段を設け、 上記検出手段の検出信号により上記回動手段を制御し上
    記案内板の位置を変化させる制御手段を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写紙を搬送ロ−ラで搬送してレジスト
    ロ−ラに当接させ転写紙に弛みを形成させレジストレ−
    ションを行う画像形成装置において、 上記搬送ロ−ラと上記レジストロ−ラとの間に、転写紙
    を案内する上下一対の案内板を設け、 上記案内板の一方を回動手段で回動自在とし、 該案内板が回動した時にその一端が搬送経路を拡張し転
    写紙の弛みを受け入れると同時に他端は搬送経路を縮小
    する方向に動き転写紙の搬送に抵抗する構造とし、 上記搬送ロ−ラとレジストロ−ラとの間に、搬送ロ−ラ
    が搬送した転写紙の先端を検出して検出信号を出力する
    検出手段を設け、 上記検出手段の検出信号により上記回動手段を作動させ
    る制御部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6697584B2 (en) 2001-07-06 2004-02-24 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and tone quality improving method of image formation apparatus
US7841596B2 (en) 2006-10-02 2010-11-30 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeder
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JP2016147749A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 デュプロ精工株式会社 シート材移送装置

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