JPH09175027A - 感熱記録媒体 - Google Patents

感熱記録媒体

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JPH09175027A
JPH09175027A JP7351144A JP35114495A JPH09175027A JP H09175027 A JPH09175027 A JP H09175027A JP 7351144 A JP7351144 A JP 7351144A JP 35114495 A JP35114495 A JP 35114495A JP H09175027 A JPH09175027 A JP H09175027A
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JP
Japan
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acid
heat
sensitive recording
recording medium
fluoran
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JP7351144A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ema
英昭 江間
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホコリ付着がなく、かつ生ブロッキングを防
止できる感熱記録媒体を提供すること。 【解決手段】 電子供与性呈色化合物と電子受容性化合
物とを主成分とする感熱記録層を有し、感熱記録層の表
面と、感熱記録層を設けた面の裏面にあたる面との、い
ずれかの一方の面、もしくは両面を導電性にした感熱記
録媒体において、導電性部分に離型性物質を含有するこ
とを特徴とする感熱記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子供与性呈色性化合物と電
子受容性化合物との間の発色反応を利用した非可逆性感
熱記録媒体。及び可逆性感熱記録媒体、特に透明、或は
不透明(半透明)の感熱記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】非可逆性感熱記録材料は、加熱により発
色する感熱発色層を、紙、合成紙、フィルム等の支持体
上に形成した構造のものであり、その発色のための加熱
には熱ヘッドを内蔵したサーマルヘッドプリンター等が
用いられている。この記録方法は、他の記録方法と比較
して現像、定着等の処理をする必要がなく、比較的簡単
な装置で、かつ短時間で記録でき、コスト的にも安価で
ある等の多くの利点があり、文書複写をはじめ、ファッ
クス、券売機、ラベルおよびレコーダー等の多方向に用
いられている。
【0003】一方、可逆性感熱記録媒体は、裏面に磁気
記録層を有さない或は有する各種のカード類、例えばテ
レホンカードや所謂オレンジカードのような交通機関の
切符販売カードの如きプリペイドカード、クレジットカ
ードや銀行のキャッシュカードやIDカード等のカード
類用として、またレーザ技術による画像情報の記憶表示
手段として、一部実用化されるに至っている。
【0004】特に透明又は不透明(半透明)のこれら感
熱記録媒体はOHPフィルム、捺染版下用などスクリー
ン印刷用露光マスク(版下フィルム)、グラビア印刷、
オフセット印刷などの露光マスク、プリント基板作成用
露光マスク媒体、超音波診断など医療用機器出力用紙等
に使用するのに適している。
【0005】しかしながら、これらの感熱記録媒体は何
れも、全ての面で完全なものではなく、例えば、摩擦に
因る静電気によりホコリが付着し易い。また、感熱記録
媒体をロール状にして用いると、媒体表面と媒体裏面
が、密着もしくは接着して密着パターンを作ったり、い
ずれかの層が剥がれて、もう一方の面に付着したりする
現象が発生する場合がある。これは一般に生ブロッキン
グと言われる現象である。版下用フィルムのようにホコ
リ付着を嫌う場合は、一般に媒体のいずれかの面に導電
性処理を施して、帯電防止を図る。例えば特開昭64−
90788号公報には金属酸化物導電剤と樹脂とからな
る帯電防止層を設けることが記載されている。しかしな
がら、感熱記録層側に導電性処理が施してあれば、この
導電性処理層(面)と媒体裏面がブロッキングを起こ
す。また、媒体裏面に導電性処理が施してあれば、この
導電性処理層(面)と媒体表面がブロッキングを起こ
す。生ブロッキングは、熱のため、あるいは層内に残留
した溶剤のため、接している両面の材料が軟化して接着
することが主な原因であり、接する両面を構成する材料
が似通っていれば、より発生しやすい。
【0006】以上のような点を考慮して構成、材料を検
討し、かつ、残留溶剤量を低減すれば、生ブロッキング
を防ぐことは可能である。しかし一方では、感熱記録層
の発色特性は、サーマルヘッドを用いるならば保護層の
サーマルヘッドによる印字適性、環境刺激に対する画像
保存性など、生ブロッキングを防ぐのと相入れない構
成、材料を用いなければならない場合も多い。また、残
留溶剤量についても、主に塗布乾燥方式からくる制限が
あって充分低減させることが難しい場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、こう
した現状に対して、ホコリ付着がなく、かつ生ブロッキ
ングを防止できる感熱記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
は、(1)「電子供与性呈色化合物と電子受容性化合物
とを主成分とする感熱記録層を有し、感熱記録層の表面
と、感熱記録層を設けた面の裏面にあたる面との、いず
れかの一方の面、もしくは両面を導電性にした感熱記録
媒体において、導電性部分に離型性物質を含有すること
を特徴とする感熱記録媒体」、(2)「電子供与性呈色
化合物と電子受容性化合物とを主成分とする感熱記録層
を有し、感熱記録層の表面と、感熱記録層を設けた面の
裏面にあたる面との、いずれか一方の面、もしくは両面
を導電性にした感熱記録媒体において、導電性部分にフ
ィラーを含有させたことを特徴とする感熱記録媒
体。」、(3)「前記導電性部分が、導電性層であるこ
とを特徴とする前記(1)又は(2)の何れかに記載の
感熱記録媒体。」、(4)「前記離型性物質としてシリ
コーン系材料及び/又は弗素系材料を用いることを特徴
とする前記(1)記載の感熱記録材料」、(5)「前記
離型性物質として、シリコーンオイル、沸素系オイルを
用いることを特徴とする(4)記載の感熱記録媒
体。」、(6)「前記離型性物質として、軟化点60℃
以上のワックスを用いることを特徴とする(1)記載の
感熱記録媒体。」、(7)「前記離型性物質としてシリ
コーン系材料、弗素系材料及び/又は軟化点60℃以上
のワックスを用いることを特徴とする前記(1)記載の
感熱記録材料」、(8)「前記離型性物質として、シリ
コンオイル及び/又は弗素オイル及び/又は軟化点60
℃以上のワックスを用いることを特徴とする前記(7)
記載の感熱記録材料」、(9)「前記フィラーとして、
粒径1μm以下の無機フィラー、あるいは有機フィラー
を用いることを特徴とする前記(2)記載の感熱記録媒
体。」、および(10)「前記電子受容性化合物として
下記一般式(1)〜(5)からなる群の中から選ばれた
ものを含有することを特徴とする(1)又は(2)の何
れかに記載の感熱記録媒体。
【0009】
【化6】 (但し、式(1)中R1は炭素数8〜30の直鎖又は分
岐状のアルキル基又はアルケニル基を表わす。)
【0010】
【化7】 (但し、式(2)中R2は炭素数6〜28の直鎖状又は
分岐状のアルキル基又はアルケニル基を表わす。)
【0011】
【化8】 (但し、式(3)中R3は炭素数8〜30の直鎖状又は
分岐状のアルキル基又はアルケニル基、Zは酸素原子又
はイオウ原子、mは0,1又は2を表わす。)
【0012】
【化9】 (但し、式(4)中R4は炭素数8〜30の直鎖状又は
分岐状のアルキル基又はアルケニル基、R5は水素原子
又は炭素数1〜30のアルキル基を表わす。)
【0013】
【化10】 (式(5)中、R6は炭素数8〜30の直鎖状又は分岐
状のアルキル基又はアルケニル基を表わす。)」によっ
て達成される。本発明においては、導電性部分に離型性
物質を含有させることにより、感熱性記録媒体の構成、
材料種類あるいは残留溶剤量にかなりの選択の余裕を持
ってホコリ付着がなく、かつ生ブロッキングを防止でき
ることを見い出した。以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明の感熱記録媒体において支持体とし
ては紙の他、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等のポリエステルフィルム、三酢酸セ
ルロース等のセルロース誘導体フィルム、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等のポリオレフィンフィルム、ポリス
チレンフィルムあるいはこれらを貼り合わせた透明フィ
ルム、樹脂加工紙、合成紙等を使用することができる。
【0015】本発明で用いられる電子供与性呈色化合物
は、単独又は2種以上混合して適用されるが、それ自体
無色或いは淡色の染料前駆体であり、特に限定されず従
来公知のもの、例えば、トリフェニルメタンフタリド
系、トリアリルメタン系、フルオラン系、フェノチジア
ン系、チオフェルオラン系、キサンテン系、インドフタ
リル系、スピロピラン系、アザフタリド系、クロメノピ
ラゾール系、メチン系、ローダミンアニリノラクタム
系、ローダミンラクタム系、キナゾリン系、ジアザキサ
ンテン系、ビスラクトン系等のロイコ化合物が好ましく
用いられる。このような化合物の例としては、例えば以
下に示すようなものが挙げられる。
【0016】2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル
アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(ジ−n−ブチルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−
3−メチル−6−(N−n−プロピル−N−メチルアミ
ノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−イソプロピル−N−メチルアミノ)フルオラン、2−
アニリノ−3−メチル−6−(N−イソブチル−N−メ
チルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−
6−(N−n−アミル−N−メチルアミノ)フルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−sec−ブ
チル−N−エチルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−
3−メチル−6−(N−n−アミル−N−エチルアミ
ノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−イソアミル−N−エチルアミノ)フルオラン、2−ア
ニリノ−3−メチル−6−(N−n−プロピル−N−イ
ソプロピルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メ
チル−6−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)
フルオラン、
【0017】2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エ
チル−pートルイジノ)フルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−(N−メチル−pートルイジノ)フルオ
ラン、2−(mートリクロロメチルアニリノ)−3−メ
チル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−(mートリ
フロロメチルアニリノ)−3−メチル−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−(mートリフロロメチルアニリ
ノ)−3−メチル−6−(N−シクロヘキシル−N−メ
チルアミノ)フルオラン、2−(2,4−ジメチルアニ
リノ)−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、
2−(N−エチル−pートルイジノ)−3−メチル−6
−(N−エチルアニリノ)フルオラン、2−(N−メチ
ル−pートルイジノ)−3−メチル−6−(N−プロピ
ル−pートルイジノ)フルオラン、2−アニリノ−6−
(N−n−ヘキシル−N−エチルアミノ)フルオラン、
2−(oークロルアニリノ)−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−(oーブロモアニリノ)−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−(oークロルアニリノ)−6−ジ
ブチルアミノフルオラン、
【0018】2−(oーフロロアニリノ)−6−ジブチ
ルアミノフルオラン、2−(mートリフルオロメチルア
ニリノ)−6−ジエチルアミノフルオラン、2−(pー
アセチルアニリノ)−6−(N−n−アミル−N−n−
ブチルアミノ)フルオラン、2−ベンジルアミノ−6−
(N−エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−ベン
ジルアミノ−6−(N−メチル−2,4−ジメチルアニ
リノ)フルオラン、2−ベンジルアミノ−6−(N−エ
チル−2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、2−ジ
ベンジルアミノ−6−(N−メチル−pートルイジノ)
フルオラン、2−ジベンジルアミノ−6−(N−エチル
−pートルイジノ)フルオラン、2−(ジ−pーメチル
ベンジルアミノ)−6−(N−エチル−pートルイジ
ノ)フルオラン、2−(αーフェニルエチルアミノ)−
6−(N−エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−
メチルアミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオラ
ン、2−メチルアミノ−6−(N−エチルアニリノ)フ
ルオラン、2−メチルアミノ−6−(N−プロピルアニ
リノ)フルオラン、2−エチルアミノ−6−(N−メチ
ル−pートルイジノ)フルオラン、2−メチルアミノ−
6−(N−メチル−2,4−ジメチルアニリノ)フルオ
ラン、
【0019】2−エチルアミノ−6−(N−メチル−
2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、2−ジメチル
アミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオラン、2−
ジメチルアミノ−6−(N−エチルアニリノ)フルオラ
ン、2−ジエチルアミノ−6−(N−メチル−pートル
イジノ)フルオラン、2−ジエチルアミノ−6−(N−
エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−ジプロピル
アミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオラン、2−
ジプロピルアミノ−6−(N−エチルアニリノ)フルオ
ラン、2−アミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオ
ラン、2−アミノ−6−(N−エチルアニリノ)フルオ
ラン、2−アミノ−6−(N−プロピルアニリノ)フル
オラン、2−アミノ−6−(N−メチル−pートルイジ
ノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−エチル−pー
トルイジノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−プロ
ピル−pートルイジノ)フルオラン、2−アミノ−6−
(N−メチル−pーエチルアニリノ)フルオラン、2−
アミノ−6−(N−エチル−pーエチルアニリノ)フル
オラン、2−アミノ−6−(N−プロピル−pーエチル
アニリノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−メチル
−2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、2−アミノ
−6−(N−エチル−2,4−ジメチルアニリノ)フル
オラン、2−アミノ−6−(N−プロピル−2,4−ジ
メチルアニリノ)フルオラン、
【0020】2−アミノ−6−(N−メチル−pークロ
ルアニリノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−エチ
ル−pークロルアニリノ)フルオラン、2−アミノ−6
−(N−プロピル−pークロルアニリノ)フルオラン、
2,3−ジメチル−6−ジメチルアミノフルオラン 3−メチル−6−(N−エチル−pートルイジノ)フル
オラン、2−クロル−6−ジエチルアミノフルオラン、
2−ブロモ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−クロ
ル−6−ジプロピルアミノフルオラン、3−クロル−6
−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ブロモ−6−
シクロヘキシルアミノフルオラン、2−クロル−6−
(N−エチル−N−イソアミルアミノ)フルオラン、2
−クロル−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−クロル−6−ジエチルアミノフ
ルオラン、2−(oークロルアニリノ)−3−クロル−
6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−(mートリ
フロロメチルアニリノ)−3−クロル−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−(2,3−ジクロルアニリノ)−
3−クロル−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−
ベンゾ−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベン
ゾ−6−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)フルオ
ラン、1,2−ベンゾ−6−ジブチルアミノフルオラ
ン、1,2−ベンゾ−6−(N−エチル−N−シクロヘ
キシルアミノ)フルオラン、1,2−ベンゾ−6−(N
−エチル−トルイジノ)フルオラン、その他。
【0021】本発明において好ましく用いられる他の発
色剤の具体例を示すと以下のとおりである。2−アニリ
ノ−3−メチル−6−(N−2−エトキシプロピル−N
−エチルアミノ)フルオラン、2−(pークロルアニリ
ノ)−6−(N−n−オクチルアミノ)フルオラン、2
−(pークロルアニリノ)−6−(N−n−パルチミル
アミノ)フルオラン、2−(pークロルアニリノ)−6
−(ジ−n−オクチルアミノ)フルオラン、2−ベンゾ
イルアミノ−6−(N−エチル−pートルイジノ)フル
オラン、2−(oーメトキシベンゾイルアミノ)−6−
(N−エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−ジベ
ンジルアミノ−4−メチル−6−ジエチルアミノフルオ
ラン、2−ジベンジルアミノ−4−メトキシ−6−(N
−メチル−pートルイジノ)フルオラン、2−ジベンジ
ルアミノ−4−メチル−6−(N−エチル−pートルイ
ジノ)フルオラン、2−(αーフェニルエチルアミノ)
−4−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−
(pートルイジノ)−3−(tーブチル)−6−(N−
メチル−pートルイジノ)フルオラン、
【0022】2−(oーメトキシカルボニルアニリノ)
−6−ジエチルアミノフルオラン、2−アセチルアミノ
−6−(N−メチル−pートルイジノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−(mートリフルオロメチルアニ
リノ)フルオラン、4−メトキシ−6−(N−エチル−
pートルイジノ)フルオラン、2−エトキシエチルアミ
ノ−3−クロル−6−ジブチルアミノフルオラン、2−
ジベンジルアミノ−4−クロル−6−(N−エチル−p
ートルイジノ)フルオラン、2−(αーフェニルエチル
アミノ)−4−クロル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−(N−ベンジル−pートリフロロメチルアニリ
ノ)−4−クロル−6−ジエチルアミノフルオラン、2
−アニリノ−3−メチル−6−ピロリジノフルオラン、
2−アニリノ−3−クロル−6−ピロリジノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−N
−テトラヒドロフルフリルアミノ)フルオラン、2−メ
シチジノ−4’,5’−ベンゾ−6−ジエチルアミノフ
ルオラン、2−(mートリフロロメチルアニリノ)−3
−メチル−6−ピロリジノフルオラン、2−(αーナフ
チルアミノ)−3,4−ベンゾ−4’−ブロモ−6−
(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)フルオラ
ン、2−ピペリジノ−6−ジエチルアミノフルオラン、
【0023】2−(N−n−プロピル−pートリフロロ
メチルアニリノ)−6−モルフォリノフルオラン、2−
(ジ−N−pークロルフェニル−メチルアミノ)−6−
ピロリジノフルオラン、2−(N−n−プロピル−mー
トリフロロメチルアニリノ)−6−モルフォリノフルオ
ラン、1,2−ベンゾ−6−(N−エチル−N−n−オ
クチルアミノ)フルオラン、1,2−ベンゾ−6−ジア
リルアミノフルオラン、1,2−ベンゾ−6−(N−エ
トキシエチル−N−エチルアミノ)フルオラン、ベンゾ
ロイコメチレンブルー 2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)}−6−(oー
クロルアニリノ)キサンチル安息香酸ラクタム、2−
{3,6−ビス(ジエチルアミノ)}−9−(oークロ
ルアニリノ)キサンチル安息香酸ラクタム、3,3−ビ
ス(pージメチルアミノフェニル)フタリド、3,3−
ビス(pージメチルアミノフェニル)−6−ジメチルア
ミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラクト
ン)、3,3−ビス(pージメチルアミノフェニル)−
6−ジエチルアミノフタリド、
【0024】3,3−ビス(pージメチルアミノフェニ
ル)−6−クロルフタリド、3,3−ビス(pージブチ
ルアミノフェニル)フタリド、3−(2−メトキシ−4
−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−ヒドロキシ−
4,5−ジクロルフェニル)フタリド、3−(2−ヒド
ロキシ−4−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−メ
トキシ−5−クロルフェニル)フタリド、3−(2−ヒ
ドロキシ−4−ジメトキシアミノフェニル)−3−(2
−メトキシ−5−クロルフェニル)フタリド、3−(2
−ヒドロキシ−4−ジメチルアミノフェニル)−3−
(2−メトキシ−5−ニトロフェニル)フタリド、3−
(2−ヒドロキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−3
−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)フタリド、
3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレンスピロ
(9,3’)−6’−ジメチルアミノフタリド、6’−
クロロ−8’−メトキシ−ベンゾインドリノ−スピロピ
ラン、6’−ブロモ−2’−メトキシ−ベンゾインドリ
ノ−スピロピラン等。
【0025】次に、本発明で用いられる電子受容性化合
物としては、従来公知の種々の電子受容性化合物を用い
ることができ例えば非可逆性感熱記録媒体の場合は例え
ば、4,4’−イソプロピリデンビスフェノール、4,
4’−イソプロピリデンビス(oーメチルフェノー
ル)、4,4’−セカンダリーブチリデンビスフェノー
ル、4,4’−イソプロピリデンビス(2−ターシャリ
ーブチルフェノール)、4,4’−シクロヘキシリデン
ジフェノール、4,4’−イソプロピリデンビス(二−
クロロフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)、2,2’
−メチレンビス(4−エチル−6−ターシャリーブチル
フェノール)、4,4’−ブチリデンビス(6−ターシ
ャリーブチル−2−メチル)フェノール、1,1,3−
トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−ターシャリ
ーブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニ
ル)ブタン、4,4’−チオビス(6−ターシャリーブ
チル−2−メチル)フェノール、4,4’−ジフェノー
ルスルホン、4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシジ
フェニルスルホン、4−ベンジロキシ−4’−ヒドロキ
シジフェニルスルホン、4,4’−ジフェノールスルホ
キシド、pーヒドロキシ安息香酸イソプロピル、pーヒ
ドロキシ安息香酸ベンジル、プロトカテキュ酸ベンジ
ル、没食子酸ステアリル、没食子酸ラウリル、没食子酸
オクチル、1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチ
オ)−3,5−ジオキサヘプタン、1,5−ビス(4−
ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、1,
3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−プロパン、
1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−2−ヒ
ドロキシプロン、N,N’−ジフェニルチオ尿素、N,
N’−ジ(mークロロフェニル)チオ尿素、サリチルア
ニリド、5−クロロ−サリチルアニリド、2−ヒドロキ
シ−3−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−1−ナフトエ
酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、ヒドロキシナフ
トエ酸の亜鉛、アルミニウム、カルシウム等の金属塩、
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチルエステ
ル、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジルエ
ステル、1,3−ビス−(4−ヒドロキシクミル)ベン
ゼン、1,4−ビス−(4−ヒドロキシクミル)ベンゼ
ン、2,4’−ジフェノールスルホン、2,2’−ジア
リル−4,4’−ジフェノールスルホン、3,4−ジヒ
ドロキシフェニル−4’−メチルフェニルスルホン、
α,αービス(4−ヒドロキシフェニル)−αーメチル
トルエン、チオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体、テト
ラブロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノー
ルS等の電子受容性顕色剤を好ましく使用することがで
きるが、例えば特に可逆性感熱記録媒体の場合、本発明
でより好ましいのは、長鎖アルキリ基を分子内に含む電
子受容性顕色剤である。例えば、炭素数8〜30の脂肪
族基を持つ一般式(1)の有機リン酸化合物や炭素数6
〜28の脂肪族基を有する一般式(2)のアルファヒド
ロキシカルボン酸化合物、炭素数8〜30の脂肪族基が
2価原子を介してαー位に結合した一般式(3)のリン
ゴ酸誘導体、炭素数8〜30の一般式(4)の脂肪族基
ジ置換ジカルボキシメタン及び/又は、チオアルキル又
はアルケニル基を有する一般式(5)のフェノール類等
である。脂肪族基には、直鎖状又は分岐状のアルキル
基、アルケニル基が包含され、ハロゲン、アルコキシ
基、エステル等の置換基を持っていてもよい。以下にそ
の顕色剤について具体例を例示する。 (a)有機リン酸化合物 本発明においては、有機リン酸化合物として下記一般式
(1)で表わされるものが好ましく用いられる。
【0026】
【化11】 (R1は炭素数8〜30の直鎖状アルキル基を表わす) 一般式(1)で表わされる有機リン酸化合物の具体例と
しては、例えば以下のようなものが挙げられる。オクチ
ルホスホン酸、ノニルホスホン酸、ドデシルホスホン
酸、テトラデシルホスホン酸、ヘキサデシルホスホン
酸、オクタデシルホスホン酸、エイコシルホスホン酸、
ドコシルホスホン酸、テトラコシルホスホン酸、ヘキサ
コシルホスホン酸、オクタコシルホスホン酸、アコンチ
ルホスホン酸等。
【0027】(b)脂肪族カルボン酸化合物 本発明においては脂肪族カルボン酸化合物として、下記
一般式(2)で表わされるαーヒドロキシ脂肪酸類が好
ましく用いられる。
【0028】
【化12】 (ただし、R2は炭素数6〜28以上の脂肪族基を表わ
す) 一般式(2)で表わされるαーヒドロキシ脂肪族カルボ
ン酸化合物としては、例えば以下のものが挙げられる。
αーヒドロキシヘキサン酸、αーヒドロキシオクタン
酸、αーヒドロキシデカン酸、αーヒドロキシテトラデ
カン酸、αーヒドロキシヘキサデカン酸、αーヒドロキ
シオクタデカン酸、αーヒドロキシペンタデカン酸、α
ーヒドロキシエイコサン酸、αーヒドロキシドコサン
酸、αーヒドロキシテトラコサン酸、αーヒドロキシヘ
キサコサン酸、αーヒドロキシオクタコサン酸等。さら
に脂肪族カルボン酸化合物としては、下記一般式(3)
で表わされる二塩基酸も好ましく用いられる。
【0029】
【化13】 (ただし、R3は炭素数8〜30の脂肪族基を表わし、
Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、nは1又は2を表
わす) 一般式(3)で表わされる二塩基酸の具体例としては、
例えば以下のものが挙げられる。オクチルリンゴ酸、ノ
ニルリンゴ酸、ドデシルリンゴ酸、テトラデシルリンゴ
酸、ヘキサデシルリンゴ酸、オクタデシルリンゴ酸、エ
イコシルリンゴ酸、ドコシルリンゴ酸、テトラコシルリ
ンゴ酸、ドデシルチオリンゴ酸、テトラデシルチオリン
ゴ酸、ヘキサデシルチオリンゴ酸、オクタデシルチオリ
ンゴ酸、エイコシルチオリンゴ酸、ドコシルチオリンゴ
酸、テトラコシルチオリンゴ酸、ドデシルジチオリンゴ
酸、テトラデシルジチオリンゴ酸、エイコシルジチオリ
ンゴ酸、ドコシルジチオリンゴ酸、テトラコシルジチオ
リンゴ酸、オクタコシルリンゴ酸、トリアコンチルリン
ゴ酸等。さらにまた脂肪族カルボン酸化合物としては、
下記一般式(4)で表わされる二塩基酸も好ましく用い
られる。
【0030】
【化14】 (ただし、R4は炭素数8〜30の脂肪族基を表わし、
5は水素又は炭素数1〜30のアルキル基を表わ
す。) 一般式(3)で表わされる二塩基酸の具体例としては、
例えば以下のようなものが挙げられる。ドデシルマロン
酸、テトラデシルマロン酸、ヘキサデシルマロン酸、オ
クタデシルマロン酸、エイコシルマロン酸、ドコシルマ
ロン酸、テトラコシルマロン酸、ジドテシルマロン酸、
ジテトラデシルマロン酸、ジヘキサデシルマロン酸、ジ
オクタデシルマロン酸、ジエイコシルマロン酸、ジドコ
シルマロン酸、メチルオクタデシルマロン酸、メチルド
コシルマロン酸、メチルテトラコシルマロン酸、エチル
オクタデシルマロン酸、エチルエイコシルマロン酸、エ
チルドコシルマロン酸、エチルテトラコシルマロン酸
等。 (c)フェノール化合物 本発明においては、上記電子受容性化合物として下記一
般式(5)で表わされるフェノール化合物が好ましく用
いられる。
【0031】
【化15】 (ただし、R6は炭素数8〜30の脂肪族基を表わ
す。) 一般式(5)で表わされるフェノール化合物の具体例と
しては、例えば以下のようなものが挙げられる。pー
(オクチルチオ)−フェノール、pー(ノニルチオ)−
フェノール、pー(ドデシルチオ)フェノール、pー
(テトラデシルチオ)フェノール、pー(ヘキサデシル
チオ)フェノール、pー(オクタデシルチオ)フェノー
ル、pー(エイコシルチオ)フェノール、pー(ドコシ
ルチオ)フェノール、pー(テトラコシルチオ)フェノ
ール、pー(オクタコシルチオ)−フェノール等。ま
た、本発明においては、顕色剤は上記(1)〜(5)の
化合物に限られるものではなく、その他の電子受容性の
種々の化合物を上記化合物に添加使用することができ
る。本発明の感熱記録媒体において顕色剤は発色剤1部
に対して1〜20部、好ましくは2〜10部が使用され
る。顕色剤は単独もしくは二種以上混合して適用するこ
とができ、発色剤についても同様に単独もしくは二種以
上混合して適用することができる。
【0032】次に、本発明で用いられる感熱発色層中の
バインダー樹脂としては公知の種々の樹脂を使用でき、
例えば、不可逆性感熱発色層形成のためのもとしてはポ
リビニルアルコール、澱粉及びその誘導体、ヒドロキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル
酸エステル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エス
テル/メタクリル酸三元共重合体、スチレン/無水マレ
イン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイ
ン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギ
ン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子の
他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸、
ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体等のエマルジョンやスチレン/ブタジエン共
重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合体の
ラテックス等を好ましく使用することができ、可逆性感
熱発色層形成のためのものとしては、ポリアクリルアミ
ド、マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポ
リメタクリル酸エステル類、塩化ビニル/酢酸ビニル共
重合体、スチレン共重合体、ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポリビニルブチラール、エチルセルロース、ポリビ
ニルアセタール、ポリビニルアセトアセタール、ポリカ
ーボネート、エポキシ樹脂、ポリアミド等を挙げること
ができる。以上、本発明の感熱記録材料の感熱発色層中
の主成分であるロイコ染料、顕色剤、バインダー樹脂の
具体例を挙げたがこれらは単に例であって本発明はこれ
らに限られるものではない。
【0033】本発明で用いられる離型性物質としてはシ
リコン系材料、フッ素材料、高融点ワックス類(脂肪酸
金属塩、脂肪酸アマイド類を含む)、無機フィラー等を
挙げることができる。
【0034】シリコン系材料としては、米国特許第3,
046,155号、米国特許第3,046,160号に
記載されたシリコン、特開平1−198386号、特開
昭57−105392号公報記載のようなジメチルシリ
コンオイルを始めとするシリコン系オイル例えばシリコ
ーンオイルKF96(信越化学)、シリコーンオイルT
SF451(東芝シリコン)、シリコーンオイルSH2
00(トーレシリコーン)を挙げることができ、また、
シリコーンオイルエマルジョンKM722、同KM74
0、同KM751、同KM763、同KM764E、同
KM785(以上信越シリコーン)、シリコーンオイル
エマルジョンTSM630、同TSM631(以上東芝
シリコン)、シリコンオイルエマルジョンSH702
4、同SH7036、同SH7080、同Syloff
22、同Syloff25、(以上トーレシリコー
ン)、シリコンオイルエマルジョンSilotex30
E、同Silotex31E(以上富士高分子)等のオ
イルエマルジョンを挙げることができる。
【0035】その他、シリコンオイルコンパウンドKS
61、シリコン溶液KS705F、同KS709、同K
S770(以上信越シリコーン)、シリコンオイルパウ
ンドTSM650(東芝シリコン)、シリコンオイルコ
ンパウンドSH205、シリコン溶液Syloff23
(以上トーレシリコーン)、シリコン溶液Sylote
x32、同Sylotex32c(以上富士高分子)等
を使用することができる。
【0036】また各種の変性シリコン材料、例えばポリ
ビニルアルコール変性シリコーン、例えばクラレ社製R
−1130、R−2105、R−2130等、(メタ)
アクリル変性シリコーン(特開昭58−16760
6)、アルキード変性シリコーン、ポリエステル変性シ
リコーン(例えばシリコンエマルジョンBY22−82
0、トーレシリコーン)、エポキシ変性シリコーンオイ
ルエマルジョン例えばPolonMF−11B、Pol
onMF−18(以上信越シリコーン)、エポキシ・ポ
リエーテル変性シリコーン、(例えばSF−8421;
トーレシリコーン)、アルコール変性水溶性シリコンオ
イル(例えばSF−8427;トーレシリコーン)、ア
ミノ変性シリコーンオイルエマルジョン(例えばSM−
8701、SM8709、BY22−812、BY22
−816、BY22−819、BY22−823;トー
レシリコーン)、PolonMF−14、PolonM
F−14D、PolonMF−14E(以上信越シリコ
ーン)などが挙げられる。
【0037】フッ素物質としては、フッ素化油(フッ素
化パラフィン)、フッ化アルキル系界面活性剤即ち炭素
数5〜30のアルキル基の水素原子の全部または一部を
フッ素にて置換した活性剤であり、例えばパーフルオロ
アルキルカルボン酸塩例えばパーフルオロオクタン酸ア
ンモニウム塩、パーフルオロアルキル燐酸エステルある
いは同燐酸塩、例えばモノパーフルオロアルキルエチル
燐酸エステル、3−パーフルオロアルキル−1・2−プ
ロパンジオール燐酸エステル、2−パーフルオロアルキ
ル−1−メチル−エチル−フォスフェートアンモニウム
塩、α・α・ω−トリヒドロパーフルオロアルキル燐酸
2ナトリウム等、パーフルオロスルホン酸塩、パーフル
オロアルキルトリメチルアンモニウム塩例えばN−[3
−(パーフルオロオクタノイルアミド)プロピル]N・
N・N−トリメチルアンモニウムクロライドを挙げるこ
とができる。
【0038】また、パークロロスルホンアミド誘導体例
えばN−プロピル−N−(2−ヒドロキシエチル)パー
フルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロオクタ
ンスルホン酸ジエタノールアミド、パーフルオロアルキ
ルスルホンアミドプロピルトリメチルアンモニウムヨウ
ダイド、更にN−[3−(パーフルオロオクタンスルホ
ンアミド)プロピル]−N・N−ジメチル−N−カルボ
キシメチルアンモニウムベタイン、N−アルキル−N−
[(パーフルオロオクタン)スルホニル]グリシンカリ
ウム塩、および同アルキルエステル、N−パーフルオロ
オクタンスルホニルグルタミン酸ジナトリウム、3−
(N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−エチルア
ミノ)−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、N−プロ
ピルパーフルオロアルキルスルホアミドプロピルスルホ
ニル−N・N−ジメチル−N−ヒドロキシエチルアンモ
ニウム塩を挙げることができる。
【0039】その他、N−フルオロアルカノイル−N−
アルキルグリシンナトリウム、N−(3−フルオロアル
カノイルアミドプロピル)N・N−ジメチル−αーカル
ボン酸ベタイン、N−フルオロアルカノイルグルタミン
酸ジナトリウム、pー(フルオロアルカノイルアミノ)
ベンゼンカルボン酸ナトリウム、パーフルオロアルキル
オキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、4−パーフルオ
ロスルホアミドベンジルスルホン酸ナトリウム、4−
(α・α・ω−トリヒドロパーフルオロアルキル)ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、パーフルオロアルキルエチ
レンオキサイド付加物、及びこれらフッ素系界面活性剤
とジメチルポリシロキサンとから作られるフッ化アルキ
ル−エステル変性シリコーン水性エマルジョン(特公昭
59−34518、)フッ素アクリル系高分子例えば炭
素数3〜30のパーフルオロアルキル基を含有する(メ
タ)アクリレートに代表される不飽和エステルのホモ重
合体、あるいはこれと他の共重合体、即ちCF2Cl
(CF3)CF(CF27CONHCOOCH=CH2
又はH(CF210CH2OCOCH=CH2、CF2Cl
(CF210CH2OCOC(CH3)=CH2のようなポ
リフルオロアルキル基含有の単量体の重合物又は共重合
体、例えば弗化ビニルとの共重合体、例えばエマルジョ
ン型のものとして旭ガードAG−550(旭硝子)、ス
コッチバンFC−808(3M社)、F−60(大日本
インキ)等の市販品を挙げることができる。
【0040】高融点ワックス類としては、エステルワッ
クス、密ロウ、セラツクロウなどの動物性ワックス類、
カルナバロウなどの植物性ワックス類、モンタンワック
スなどの鉱物性ワックス類、パラフィンワックス、微晶
ワックスなどの石油ワックス類等を挙げることができ
る。脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等を挙げ
ることができる。
【0041】脂肪酸アミドとしては、ステアリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド、ミリスチン酸アミド、アラキ
ン酸アミド、ベヘン酸アミド、セロチン酸アミド、モン
タン酸アミド、エライジン酸アミド、ラウリン酸アミ
ド、エライジン酸アミド等を挙げることができ、市販品
としてはアーマイドHT(ライオン、アーマー社)、ア
マイドAP−1(日本化成)、ビスアマイド(日本化
成)等を挙げることができる。無機フィラーとしては、
タルク、カオリン、炭酸カルシウム、クレー、酸化亜鉛
シリカ等、酸化チタン、水酸化アルミニウム、硫酸バリ
ウム、水酸化亜鉛及び表面処理されたこれらの微粉末を
挙げることができる。有機系フィラーとしては尿素−ホ
ルマリン樹脂、スチレン−メタクリル酸共重合体、ポリ
スチレン樹脂、ポリエステル樹脂等の微粉末例えば中空
粒子を挙げることができる。
【0042】本発明における導電性層には、無機物質系
のものとして、アルミニウム等の金属好ましくは例えば
蒸着薄膜、酸化スズ、酸化インジウム、酸化マンガン、
酸化バナジウム等の金属酸化物、塩化リチウム等の金属
塩を使用することができ、有機系のものとして、界面活
性剤系のもの、有機半導体を含む高分子系のもの、金属
化合物を配位結合した錯体系のもの等を使用することが
でき、また、これらを組み合わせて使用することができ
る。例えばイオン性界面活性剤として金属アルキル硫酸
エステル、アルキルアリールスルホン酸系物質、アルキ
ル燐酸エステル系物質、同高分子系のものとしてのポリ
スチレンスルホン酸系のもの、カルボン酸系例えば多塩
基酸とジオールとの部分縮合生成物からなる粗水性ポリ
エステル系及びポリアクリル酸系のもの等のアニオン系
物質、4級アンモニウム塩(オニウム塩)系及びイミダ
ゾリン系等のカチオン性界面活性剤、4級アンモニウム
基含有ポリマー、ベタイン構造を有する両性帯電防止剤
使用することができ、非イオン系のものとして、PO
E、ポリオール脂肪酸部分エステルのエチレンオキサイ
ト付加縮合物例えばポリオキシエチレン−グリセリンモ
ノステアリン酸エステルや、POEソルビタンモノ脂肪
酸エステル等のソルビタン型非イオン性帯電防止剤、ポ
リオキシエチレンジフェノールモノアルキレートのよう
なエーテル型非イオン性帯電防止剤、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステルのようなエステル型非イオン性帯電防
止剤、ジ(ポリオキシエチレン置換)アルキルアミンの
ようなアミン型非イオン性帯電防止剤、ジ(ポリオキシ
エチレン置換)脂肪酸アミドのようなアミド型非イオン
性帯電防止剤、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル
の重合体、アルデヒド−フェノール縮合物のエチレンオ
キサイド付加重合物及び同グリシドール付加重合物、ポ
リビニルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール等の親水性合成高分子物質、アルギン酸等の
親水性天然高分子物質、電荷移送型錯体高分子物質、Bo
rg Warner社の商品Cycolac SDBのようなABSポリ
マーアロイ等を使用することができる。
【0043】なお、本発明においては、支持体と感熱発
色層との間に、平滑性の向上などの必要に応じて中間層
として顔料、バインダー、熱可融性物質などを含有する
層を設けることができる。
【0044】本発明においては、感熱発色層上に、耐薬
品性、耐水性、耐摩擦性、耐光性及びサーマルヘッドに
対するヘッドマッチング性の向上のために保護層が設け
られる。
【0045】上記各物質の使用に際しては、離型性物質
自体が材料を軟化させ、かえって生ブロッキングを悪化
させる恐れもあり、選択には注意する必要がある。添加
量は、本来の機能である導電性が満足されれば任意であ
る。一般に、イオン伝導型導電剤の場合は、全体の0.
1ないし5重量%程度のイオン伝導型導電剤のほかに、
オイル系の離型性物資であれば同程度、ワックス類であ
れば10ないし70重量%程度の添加量が選ばれる。ま
た、酸化スズなどの酸化金属系の導電剤であれば、10
ないし70重量%程度の導電剤のほかに、10ないし7
0重量%程度の離型性物資の添加量が選ばれる。
【0046】導電性部分の厚さもまた、本来の機能であ
る導電性が満足されれば任意である。特に酸化金属系の
導電剤を導電層として高分子樹脂中に分散して用いる使
い方をする場合、厚さが減ると導電性は急速に低下する
ため、離型性物資の添加による導電性阻害と併せて、膜
厚を決定する必要がある。以下、実施例によって本発明
を更に詳しく説明する。なお、実施例中の「部」及び
「%」はいずれも重量を基準とするものである。
【0047】
【実施例】
1.感熱記録媒体 支持体:PET100μm厚 記録層A: 3−ジエチルアミノ−6−メチル−アニリノフルオラン 2重量部 n−オクタデシルホスホン酸 6重量部 ポリビニルブチラール (デンカビニル#3000−2、電気化学工業) 3重量部 トルエン 28.5重量部 メチルエチルケトン 28.5重量部 上記組成物をボールミルで分散し、分散液を支持体上に
ワイヤーバーコータを用いて塗布乾燥し、6μm厚の感
熱層を得た。
【0048】 記録層B: 2−(o−クロルアニリノ)−6− ジブチルアミノフルオラン 14重量部 n−オクタデシルホスホン酸 42重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 (ユニオンカーバイト社製、VYHH) 42重量部 トルエン 210重量部 メチルエチルケトン 210重量部 上記組成物をボールミルで分散し、分散液を支持体上に
ワイヤーバーコータを用いて塗布乾燥し、6μm厚の感
熱層を得た。
【0049】 保護層A: シリコーン共重合体(ダイアロマーSP712、 大日精化、MEK12.5重量%溶液) 20重量部 イソシアネート(クロネートD−70、 大日精化、酢酸エチル50重量%溶液) 2重量部 保護層B:ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂(ユ
ニディックC7−157、大日本インキ50重量%酢酸
エチル溶液) 上記組成物を溶解し、支持体上にワイヤーバーコータを
用いて塗布乾燥し、(保護層Bはさらに紫外線硬化さ
せ)2〜3μm厚の保護層を得た。
【0050】 導電性層A SbドープSnO2分散塩化ビニル樹脂 20重量部 (触媒化学工業ELCOM 3519−3、固形分25wt%) ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン 0.1重量部 (キシレン、イソブタノール、52wt%固形分溶液) (ビックケミージャパン、BYK−344) トルエン 20重量部 メチルエチルケトン 60重量部 以上の分散混合液をワイヤーバーを用いて塗布乾燥し表
面抵抗率が5×109Ω/□となるように塗布膜厚を調
整した。
【0051】導電性層B 導電性層Aがポリシロキサンの代りに次の材料を添加し
た。 ステアリン酸亜鉛 3重量部 導電性層C SbドープSnO2分散ポリエステル樹脂 100重量部 (コルコート(株)、コルコートSp2002、固形分25wt%) シリカゲル (水澤化学、P−832) 8重量部 水 330重量部 メタノール 440重量部 以上の分散混合液をワイヤーバーを用いて導電性層Aと
同様にして塗布した。
【0052】比較用導電性層 導電性層Cよりシリカゲルを抜いたもの 支持体 両面易接着性処理PET 75μm(ICI、メリネッ
クス705)
【0053】
【表1】
【0054】残留:トルエンの測定法 残留溶剤として残り、生ブロッキングに影響するのは記
録層塗布液溶剤のトルエンであるためトルエンの残留分
を測定した。試料を仕上げ、生ブロッキングの試験に入
る直前に以下の測定を行った。 1.塗工後10min以内に、37×90cmに切った
サンプルを1000mlの 三角フラスコに入れ、3
重にしたアルミフォイルで容器にふたをし、セロテ
ープで密閉する。 2.120℃の恒温槽に10分間入れた後、取り出して
容器に冷風を当てて、充分に冷却させる。 3.容器のふたの上より検知管を刺し、吸引器具の1/
2ストローク吸引する。(2min間) 4.検知管の読み値の6倍を残留トルエン量とする。 検知管:GASTEC No. 122 吸引器具:GASTEC model 801
【0055】生ブロッキングの測定法:試料両面を合わ
せ26×76mmのガラスプレートではさみ、加圧試験
器3kg/cm2にセットし、40℃16時間放置した
後、室温に30分置いた後圧を開除して合わせた試料同
士を剥がし、密着パターン、剥がれの程度を次のランク
で判定する。 生ブロッキングのランク 5 密着パターンなし 4 密着パターン僅かにあり 3 密着パターン半分〜全面にあり 2 剥がれが僅かにあり 1 剥がれが所々〜全体にあり 表1から比較例に対し実施例1〜6は残留トルエン量が
高くても、生ブロッキングが良好であった。
【0056】
【発明の効果】以上詳細かつ具体的に説明したように、
本発明の手段は、生ブロッキングに対して有効である。
同時に、サーマルヘッドで印字する場合のようにヘッド
に対する摩擦をコントロールし、走行安定性を増し、結
果的に印字の精度を上げることにもなる。捺染を始めと
する印刷分野において印字の精度向上は大きなメリット
となる。フィラーの添加が有効である理由は、単にフィ
ラーの離型性だけでなく、表面が細かく荒れてくること
にもあると思われる。これもまたフィルムの走行性に有
利に働く。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/30 B41M 5/18 B 101C 108

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子供与性呈色化合物と電子受容性化合
    物とを主成分とする感熱記録層を有し、感熱記録層の表
    面と、感熱記録層を設けた面の裏面にあたる面との、い
    ずれかの一方の面、もしくは両面を導電性にした感熱記
    録媒体において、導電性部分に離型性物質を含有するこ
    とを特徴とする感熱記録媒体。
  2. 【請求項2】 電子供与性呈色化合物と電子受容性化合
    物とを主成分とする感熱記録層を有し、感熱記録層の表
    面と、感熱記録層を設けた面の裏面にあたる面との、い
    ずれか一方の面、もしくは両面を導電性にした感熱記録
    媒体において、導電性部分にフィラーを含有させたこと
    を特徴とする感熱記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記導電性部分が、導電性層であること
    を特徴とする前記請求項1又は請求項2の何れかに記載
    の感熱記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記離型性物質として、シリコーンオイ
    ル、沸素系オイルを用いることを特徴とする請求項1記
    載の感熱記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記離型性物質として、軟化点60℃以
    上のワックスを用いることを特徴とする請求項1記載の
    感熱記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記フィラーとして、粒径1μm以下の
    無機フィラー、あるいは有機フィラーを用いることを特
    徴とする請求項2記載の感熱記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記電子受容性化合物として下記一般式
    1から5の群の中から選ばれたものを含有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の感熱記
    録媒体。 【化1】 (但し、式(1)中R1は炭素数8〜30の直鎖又は分
    岐状のアルキル基又はアルケニル基を表わす。) 【化2】 (但し、式(2)中R2は炭素数6〜28の直鎖状又は
    分岐状のアルキル基又はアルケニル基を表わす。) 【化3】 (但し、式(3)中R3は炭素数8〜30の直鎖状又は
    分岐状のアルキル基又はアルケニル基、Zは酸素原子又
    はイオウ原子、mは0,1又は2を表わす。) 【化4】 (但し、式(4)中R4は炭素数8〜30の直鎖状又は
    分岐状のアルキル基又はアルケニル基、R5は水素原子
    又は炭素数1〜30のアルキル基を表わす。) 【化5】 (式(5)中、R6は炭素数8〜30の直鎖状又は分岐
    状のアルキル基又はアルケニル基を表わす。)
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WO2015046305A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 日本製紙株式会社 感熱記録体

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