JPH09174826A - インクジェット印字キャリッジ装置 - Google Patents

インクジェット印字キャリッジ装置

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JPH09174826A
JPH09174826A JP29916396A JP29916396A JPH09174826A JP H09174826 A JPH09174826 A JP H09174826A JP 29916396 A JP29916396 A JP 29916396A JP 29916396 A JP29916396 A JP 29916396A JP H09174826 A JPH09174826 A JP H09174826A
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JP
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pen
carriage
pens
print
printhead
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JP29916396A
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English (en)
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David E Hackleman
デイヴィッド・イー・ハックルマン
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2103Features not dealing with the colouring process per se, e.g. construction of printers or heads, driving circuit adaptations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/34Bodily-changeable print heads or carriages

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラーインクジェットプリンタにおいて、解像
度の異なる複数のペンがキャリッジに収納されて往復し
ても、ブリーフケースに入る程度に狭い幅の印字キャリ
ッジ装置を提供する。 【解決手段】解像度の低いペンのプリントヘッドは単一
行のノズルを備え、解像度の高いペンのプリントヘッド
は複数行のノズルを備える。各ペンは往復するキャリッ
ジ内で横に並んで整列しており、解像度の高いペンは往
復するキャリッジ内で内側の位置をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にインクジェッ
ト・プリンタの構成に関し、より詳細には、複数のペン
を有するインクジェット・プリンタのインクジェット・
ペン、印字要素、およびキャリッジのアセンブリの構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブル・コンピュータのユーザを標
的にしたコンピュータおよびプリンタのメーカは、自社
製品の大きさおよび重量を低減しようと懸命に試みてい
る。メーカの目標のひとつは、例えば従来のブリーフケ
ースにぴったり入るプリンタ装置を構成することであ
る。この目標の結果、プリンタの長さは300ミリメー
トル以下という設計上の制限が生じる。かかる目標は、
ブラックのインクジェット・プリンタについては達成さ
れているが、カラー・インクジェット・プリンタについ
てはより困難な任務である。
【0003】従来のブラックのインクジェット・プリン
タは、媒体シートを横切って走査するインクジェット・
ペンを含む。ペンは、レールに沿って移動する往復する
キャリッジ内に保持されている。ペンは往復するキャリ
ッジで運搬され、ペンのプリントヘッドにおけるインク
ジェットのノズルがインクを媒体シート上に放つ。通常
の解像度は1インチあたり300ドット(300「dp
i」)であり、より最近は1インチあたり600ドット
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラーのインクジェッ
ト・プリンタについては、複数のペンが用いられる。通
常、それぞれのペンは異なるカラーのインクを印字す
る。例えば、1個のペンがブラックのインクを印字し、
さらなる3個のペンがそれぞれシアン、マゼンタ、イエ
ローのインクを印字する。複数のペンは、ブラックのみ
のプリンタよりも大きい往復するキャリッジ内に、横に
並んで配置されている。ブラックのインクジェット・プ
リンタの実施例と同様、複数のペンのキャリッジもレー
ルに沿って移動し、インクを受け取る媒体シートを走査
する。4個のペンが横に並んで配置されているので、複
数のペンを保持する往復するキャリッジは、ブラックの
インクジェット・プリンタの往復するキャリッジよりも
幅が広い。また、キャリッジの幅が比較的広い(例え
ば、おおよそ3個のインクジェット・ペンの幅だけ)た
めに、往復するキャリッジの通路はより長い距離にわた
る。このようにキャリッジの通路の距離が長くなるの
で、ブリーフケースにぴったり入る(例えば、300ミ
リメートル以下の)ポータブル・カラー・インクジェッ
ト・プリンタを達成することは困難である。従って、カ
ラーのインクジェット・プリンタをより「ポータブル」
にするために、プリンタの幅を最小化する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、異なる
解像度で印字する複数ペンの印字キャリッジ装置を往復
させるペンの、印字キャリッジ装置の通路の長さが最小
限化される。一実施例において、キャリッジは1個の6
00dpiのブラックのインク・ペンと3個の300d
piのカラーのインク・ペンを保持する。一実施例にお
いて、それぞれのペンのプリントヘッドは同様である
が、より低い解像度での印字用にノズルの一部のみが作
動する。
【0006】本発明の一態様によれば、解像度の低いそ
れぞれのペンのプリントヘッドは単一の行に整列した作
動するノズルを有し、解像度の高いペンのプリントヘッ
ドは複数の(例えば、2つの)行に整列した作動するノ
ズルを有する。解像度の低いペンの作動するノズルの単
一の行は、中心に置かれているか、または一方の縁に向
かって片寄っている。
【0007】本発明の他の態様によれば、解像度の高い
ペンは往復するキャリッジ内で内側の位置をとる。各ペ
ンは往復するキャリッジ内で横に並んで整列している。
作動する解像度の低いペンのノズルを単一の行になるよ
うに選択し、解像度の高いペンを内側の位置に配置する
ことによって、プリンタのキャリッジの幅が数ミリメー
トル狭くなる。
【0008】こういった態様が、複数のインクジェット
・ペン、往復するキャリッジ、およびレール、を含むイ
ンクジェットの印字キャリッジ装置に実施されている。
各ペンは、レールに沿って往復するキャリッジ内に保持
され、媒体シートを走査する間にシート上に印字する。
複数のペンは、ひとつの解像度で印字する第1の組のペ
ン(例えば、カラーのペン)、およびそれよりも高い解
像度で印字する少なくとも1個の他のペン(例えば、ブ
ラックのペン)を含む。第1の組のペンのそれぞれは、
インクジェットのノズルの第1のプリントヘッドを有す
る。一実施例において、ノズルは単一の行に配置されて
いる。その行はプリントヘッドの幅方向の中心に置かれ
ており、第1のプリントヘッドに沿って縦方向に続いて
いる。または、その行は中心から一方の縁に向かってず
れている。より解像度の高いプリントヘッドは、複数の
行を含む。すべてのペンのプリントヘッドは、往復する
キャリッジ内で横に並んで配置されている。一実施例で
は、すべてのプリントヘッドは永久的なプリントヘッド
である。本明細書で用いる永久的なプリントヘッドとい
う用語は、インクが少なくなる度毎に交換されるのでは
なく、プリンタの寿命の終わりまでもつ、またはインク
の補充よりも低い頻度で交換されるプリントヘッドを意
味する。
【0009】横に並んだプリントヘッドの配置の中で両
外側になるプリントヘッドは、単一の行の作動するノズ
ルを有する第1のプリントヘッドである。複数の行に作
動するノズルを有するより解像度の高いプリントヘッド
は、外側のプリントヘッドに関して中間の位置を占め
る。単一の行に作動するノズルを有することによって、
インクジェットのキャリッジの通路が最小限化される。
【0010】キャリッジの幅が狭くなることの利点のひ
とつは、300mmよりも短い、それに等しい、または
それに近い長さを走査するプリンタが達成され、様々な
実施例に用いることができる、ということである。本発
明のこれらのおよび他の態様および利点は、添付の図面
と共に以下の詳細な説明を参照することによって、より
よく理解されるであろう。
【0011】
【実施例】
(印字キャリッジ装置のアセンブリ)図1は、従来のイ
ンクジェットの印字キャリッジ装置のアセンブリ10を
示す。様々な実施において、印字キャリッジ装置のアセ
ンブリ10は、インクジェット・プリンタ、ファクス、
または複写機の一部である。アセンブリ10は、4個の
インクジェット・ペン12、14、16、18を含む。
ペン12はブラックのインクKを印字し、ペン14、1
6、18はそれぞれ、カラーのインクC1、C2、C3
(例えば、シアン、マゼンタ、およびイエロー)を印字
する。それぞれのペンは、インクジェットのノズルのプ
リントヘッド20、21を含む。ペンは、レール30に
沿って、往復するキャリッジ22が保持する。往復する
キャリッジ22は、キャリッジ制御装置32から受け取
る駆動信号に応答してレール30に沿って駆動される。
往復するキャリッジ22が媒体シートを横切って走査す
る間に、プリントヘッド20、21のそれぞれが、プリ
ントヘッド制御装置34の制御の下で媒体シート上にた
くさんの点を印字する。
【0012】また、複数のエラストマーの「タイヤ」4
2および回転するシャフト44を含むドライブローラ4
0も示す。ドライブローラ40は、媒体運搬制御装置4
8からの命令をベースにしてモータ46によって駆動さ
れる。様々な制御装置32、34、48は、印字処理装
置50およびメモリ52と情報をやりとりしている。
【0013】図2は、1個のより解像度の高いブラック
のペン12(例えば、600dpi)および3個のより
解像度の低いカラーのペン14ないし18(例えば、3
00dpi)のペン12ないし18のプリントヘッド2
0、21を示す。ブラックのペン12は、ノズル27の
複数の行23、24、25、26を含む。カラーのペン
14、16、18は、ノズル27の2つの行28、29
を含む。従来、ブラックのペン12は、横に並んだペン
12ないし18の行の一方の端に配置されている。
【0014】(プリントヘッドのレイアウト)図3は、
他のペン62ないし68の他のプリントヘッドのレイア
ウトを示す。このレイアウトは、複数のより解像度の低
いカラーのペン64、66、68に隣接したより解像度
の高いブラックのペン62を含む。一実施例において、
ブラックのペンは、600dpiの解像度で印字し、3
個のカラーのペン(例えば、シアン、マゼンタ、および
イエロー)は、300dpiの解像度で印字する。ブラ
ックのペン62は、プリントヘッド70を含む。プリン
トヘッド70は、ノズル76の複数の行72、74を含
む。好適な実施例において、ノズル76の2つの行7
2、74がある。また、カラーのペン64、66、68
は、それぞれプリントヘッド71を含む。それぞれのプ
リントヘッド71は、単一の行78のノズル76を含
む。
【0015】より解像度の高いペン62のノズルのレイ
アウトは、より解像度の低いペン64、66、68に関
して異なる。より解像度の高いペンは、プリントヘッド
70の長さ方向に続く複数の行72、74を含む。好適
な2行の実施例において、行72、74はそれぞれその
最も近い細長いペンの縁80、82から、距離d3だけ
片寄っている。より解像度の低いペン64、66、68
はそれぞれ、それぞれのプリントヘッドの長さ方向に続
く単一の行78を含む。単一の行78は、通常プリント
ヘッド71の幅方向の中心に置かれている。プリントヘ
ッド71上のそれぞれのノズル78は、ノズルの中心か
ら細長いペンの縁84、86への距離d4を有してい
る。
【0016】従来のプリントヘッド20と比較して、プ
リントヘッド20の幅w1よりも狭い幅w3を有するプリ
ントヘッド70の方が、幅がより狭い。従来のプリント
ヘッド20の一番外側の行23、26は、ノズルの中心
から最も近い細長いペンの縁31、33までを測って、
距離d1だけ片寄っている。プリントヘッド70は、ノ
ズルの中心から最も近い細長いペンの縁80、82まで
を測って、距離d3だけ片寄った一番外側の行72、7
4を有する。距離d3は、d1より小さくても、大きくて
も、等しくてもよい。
【0017】従来のプリントヘッド21と比較して、プ
リントヘッド21の幅w2よりも狭い幅w4を有するプリ
ントヘッド71の方が、幅がより狭い。プリントヘッド
21の行28、29はそれぞれ、ノズルの中心から最も
近い細長いペンの縁35、37までを測って、距離d2
だけ片寄っている。プリントヘッド71の単一の行78
は、中心に置かれており、これは、ノズルの中心からそ
れぞれの細長いペンの縁35、37までを測って、距離
4だけ片寄っている。
【0018】図4は、解像度の高いペン62がペン6
2、64、66、68の配置において内側の位置をとる
ペン62ないし68の好適な配置を示す。様々な実施例
において、解像度の高いペンは、外側の位置とは識別さ
れる中間の位置に配置される。好ましくは、解像度の高
いペンおよび解像度の低いペンを含むペンの行における
2つの外側の位置は、解像度の低いペンが占める。他の
好適な配置によれば、ペンの行における2つの外側の位
置は、解像度に関わらず単一の行のノズルを有するペン
が占める。単一の行におけるそれぞれのノズルは、その
プリントヘッドの幅方向の中心に置かれている。他の実
施例によれば、これら単一の行は、中心に置かれている
のではなく中心からずれている。
【0019】図5は、4個のペン92、94、96、9
8が横に並んで配置された他の好適な実施例を示す。ペ
ン92ないし98のそれぞれは、2つまたはそれ以上の
組の列を有するプリントヘッド100を含む。それぞれ
の組は、1つまたはそれ以上の列のノズル27を含む。
本発明の一態様によれば、外側のペン92、98は、中
間のペン94、96のうちの少なくとも1つよりも低い
解像度で印字する。そのようにするために、外側のペン
92は組104を用いて印字する。組102は、ペン9
2の解像度の低い印字には用いられない。また、外側の
ペン98は組102を用いて印字する。組104は、ペ
ン98の解像度の低い印字には用いられない。解像度の
高いペン(例えば、ペン94)は、組102、104の
両方を用いて印字する。解像度の低いペン(例えば、ペ
ン96)は、組102、104の両方を用いるのではな
く、どちらか1つを用いて印字する。
【0020】(キャリッジの通路の最小幅)図6ないし
図9は、それぞれ図2ないし図5のペンの配置のキャリ
ッジの通路の最小幅を示す。図6は、図2のペン12な
いし18のキャリッジの通路の最小幅を示す。最大ペー
ジ幅wpを有する媒体シートに印字するプリンタについ
て、キャリッジの通路の最小幅Paは次式によって与え
られる。 Pa=w1+w2+w2+(w2−d2)+wp+(w1−d1)+w2+w2+w2 =wp+6w2+2w1−d1−d2 各寸法の典型的な値を下に示す。 wp=215.9mm w1=w2=13mm d1=d2=2.0mm 従って、 Pa=215.9+78+26−2−2 =315.9mm かかる最小幅は、約15mm長すぎる。
【0021】図7は、図3において配置されたペン62
ないし68のキャリッジの通路の最小幅を示す。最大ペ
ージ幅wpを有する媒体シートに印字するプリンタにつ
いて、キャリッジの通路の最小幅Pbは次式によって与
えられる。 Pb=w3+w4+w4+d4+wp+(w3−d3)+w4+w4+w4 =wp+5w4+2w3+d4−d3 各寸法の典型的な値を下に示す。 wp=215.9mm w3=w4=12mmから13mm d3=2.0mm d4=(12mmから13mm)/2.0=6mmから
6.5mm 従って、 Pb=215.9+(60から75)+(24から26)+(6から6.5) −2 =303.9から311.4mm かかる最小幅は、約4ないし12mm長すぎる。
【0022】図8は、図4において配置されたペン62
ないし68のキャリッジの通路の最小幅を示す。最大ペ
ージ幅wpを有する媒体シートに印字するプリンタにつ
いて、キャリッジの通路の最小幅Pcは次式によって与
えられる。 Pc=w4+w3+w4+d4+wp+d4+w3+w4+w4 =wp+4w4+2w3+2d4 各寸法の典型的な値を下に示す。 wp=215.9mm w3=w4=12−13mm d3=2.0mm d4=(12mmから13mm)/2.0=6mm−
6.5mm 従って、 Pc=215.9+(48から52)+(24から26)+(12から13) =299.9から306.9mm この好適な図4の配置では、図3の配置よりも4から
5.5mm改善され、従来のプリントヘッド20、21
の図2の配置よりも9から16mm改善されたキャリッ
ジの通路の最小距離が与えられる。解像度の高いペンを
内側の位置に配置することによって、キャリッジの通路
の最小は4,5mm狭くなる。残りの狭くなった分は、
より幅の狭いペンを実現したことによる。
【0023】図4の配置およびプリントヘッドのレイア
ウトに従来の厚さ13.0mmのペンを用いても、ペー
ジ幅wpを6.9mm狭くすることによって、所望の3
00mmの最小距離が達成される。より具体的に言え
ば、左および右の最小マージンを約3.5mmにせねば
ならない。これは、従来のレーザ・プリンタの最小マー
ジンと同様であり、許容できるマージン制限である。
【0024】図9は、図5において配置されたペン92
ないし98のキャリッジの通路の最小幅を示す。最大ペ
ージ幅wpを有する媒体シートに印字するプリンタにつ
いて、キャリッジの通路の最小幅Pcは次式によって与
えられる。 Pc=w6+w5+w6+d6+wp+d7+w5+w6+w6 =wp+4w6+2w5+d6+d7 各寸法の典型的な値を下に示す。 wp=215.9mm w5=w6=12−13mm d6=d7=2.0mm 従って、 Pc=215.9+(48から52)+(24から26)+2+2 =291.9から297.9mm
【0025】この291.9から297.9mmという
キャリッジの最小幅は、図5および図9のペン92、9
6、98のうちの作動する行(例えば、組)102、1
04の位置に対応して行が中心からずれているペン62
ないし68の構成にも当てはまることに注目されたい。
従って、図9の構成によって、所望の300mmの最小
距離が達成される。
【0026】要するに、解像度の高いペンを中間の位置
に配置することによって、印字キャリッジ装置の通路長
が最小限化される。印字キャリッジ装置の通路は、以下
のことを行うことによってさらに狭くなる。 (i)ペンの幅を約12mm以下に狭くする、(ii)
印字マージンを最小値にする(例えば、左および右マー
ジンの合計を約6.9mmにする)、(iii)解像度
の低い印字には1組のノズルのみを用い、どの組(例え
ば、左側の組または右側の組)を用いるかを戦略的に選
択する、または(iv)低い解像度で印字する単一の行
のノズルについては、一方の外側のペンについてはノズ
ルを中心から一方の側にずらして配置し、他方の外側の
ペンについてはノズルを中心から反対の側に向かってず
らして配置する。
【0027】本発明の好適な実施例を例示し説明した
が、様々な他に取りうるもの、変更したもの、および同
等物を用いてもよい。従って、前述の説明は本発明の範
囲を限定するものとしてみなされるべきではなく、本発
明の範囲は添付の特許請求の範囲によって規定される。
【0028】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0029】(実施態様1)第1の解像度で印字する第
1の複数の第1のインクジェット・プリントヘッド(7
1/100)、前記第1の解像度よりも高い第2の解像
度で印字する第2のインクジェット・プリントヘッド
(70/100)、印字媒体の通路の幅方向に延びるレ
ール(30)、前記レールに沿って移動する往復するキ
ャリッジ(22)を有する印字キャリッジ装置におい
て、前記第2のプリントヘッドおよび前記第1の複数の
第1のプリントヘッドが前記往復するキャリッジにおい
て横に並んで配置され、前記往復するキャリッジと共に
移動し、横に並んで配置された前記プリントヘッドのう
ちの両外側のプリントヘッドは第1のプリントヘッドで
あり、前記第2のプリントヘッドは前記外側のプリント
ヘッドに関して中間の位置を占め、媒体シート上への印
字が、前記往復するキャリッジを経由し前記レールに沿
った前記プリントヘッドの走査によって達成されること
を特徴とする、印字キャリッジ装置。
【0030】(実施態様2)前記両外側のプリントヘッ
ドのそれぞれにおいて、プリントヘッドの幅方向の中央
に設けられている単一の行のノズル(76)を有するこ
とによって、キャリッジの通路が最小限化されることを
特徴とする、実施態様1に記載の印字キャリッジ装置。
【0031】(実施態様3)各外側のプリントヘッドは
第1の縁(106)と第2の縁(180)を備え、外側
のプリントヘッドのうちの第1のプリントヘッドは、別
のプリントヘッドに隣接する第1の縁と、他のプリント
ヘッドから離れている第2の縁を備え、外側のプリント
ヘッドの第2のプリントヘッドは、別のプリントヘッド
に隣接する第2の縁と、他のプリントヘッドから離れて
いる第1の縁を備え、外側のプリントヘッドの前記第1
のプリントヘッドは全ての作動するノズルが前記第1の
プリントヘッドの第1の縁寄りに配置され、外側のプリ
ントヘッドの前記第2のプリントヘッドは全ての作動す
るノズルが前記第2のプリントヘッドの第2の縁寄りに
配置されたことによって、キャリッジの通路が最小限化
されることを特徴とする、実施態様1に記載の印字キャ
リッジ装置。
【0032】(実施態様4)前記両外側のプリントヘッ
ドのそれぞれが単一の行のノズル(76)を含むことを
特徴とする、実施態様3に記載の印字キャリッジ装置。
【0033】(実施態様5)前記両外側のプリントヘッ
ドのそれぞれが、前記第1の縁に向かって配置された第
1の組(102)および前記第2の縁に向かって配置さ
れた第2の組(104)の2組のノズルに分類される複
数の行のノズルを含み、与えられた外側のプリントヘッ
ドが前記第1の解像度で印字するのに前記2組のうちの
1組のみが作動することを特徴とする、実施態様3に記
載の印字キャリッジ装置。
【0034】(実施態様6)前記第1の複数の第1のプ
リントヘッドおよび第2のプリントヘッドのそれぞれが
永久的なプリントヘッドであることを特徴とする、実施
態様1に記載の印字キャリッジ装置。
【0035】(実施態様7)それぞれ第1の解像度で印
字する第1の複数の第1のインクジェットのプリントヘ
ッド(71/100)および前記第1の解像度よりも高
い第2の解像度で印字する第2のインクジェットのプリ
ントヘッド(70/100)を保持する往復するキャリ
ッジ(22)のキャリッジの通路の長さを最小限化する
方法において、前記第1の複数の第1のプリントヘッド
および前記第2のプリントヘッドを、両外側のプリント
ヘッドが第1のプリントヘッドにそして前記第2のプリ
ントヘッドが前記両外側のプリントヘッドに関して中間
の位置にあるように横に並んで配置するステップであっ
て、前記両外側のプリントヘッドのうちの第1のものが
別のプリントヘッドに隣接する第1の縁および他のプリ
ントヘッドから離れた第2の縁を有し、前記両外側のプ
リントヘッドのうちの第2のものが別のプリントヘッド
に隣接する第2の縁および他のプリントヘッドから離れ
た第1の縁を有するような第1の縁(106)および第
2の縁(108)を前記両外側のプリントヘッドのそれ
ぞれが有し、前記両外側のプリントヘッドのうちの前記
第1のもののすべての作動するノズルを前記第1のもの
の第1の縁に向かって配置されたものとして選択するス
テップ、前記両外側のプリントヘッドのうちの前記第2
のもののすべての作動するノズルを前記第2のものの第
2の縁に向かって配置されたものとして選択するステッ
プを含む方法。
【0036】(実施態様8)前記両外側のプリントヘッ
ドのそれぞれが単一の行(78)のノズルを有すること
を特徴とする、実施態様7に記載の方法。
【0037】(実施態様9)前記両外側のプリントヘッ
ドのそれぞれが、前記第1の縁に向かって配置された第
1の組(102)および前記第2の縁に向かって配置さ
れた第2の組(104)という2組のノズルに分類され
る複数の行のノズルを含み、与えられた外側のプリント
ヘッドが前記第1の解像度で印字するのに前記2組のう
ちの1組のみが作動することを特徴とする、実施態様7
に記載の方法。
【0038】(実施態様10)第1の解像度で印字する
第1の複数の第1のインクジェットのプリントヘッド
(71/100)、前記第1の解像度よりも高い第2の
解像度で印字する第2のインクジェットのプリントヘッ
ド(70/100)、を有するインクジェットプリンタ
の印字キャリッジ装置(22)において、前記第2のプ
リントヘッドおよび前記第1の複数の第1のプリントヘ
ッドが前記キャリッジに横に並んで配置され、両外側の
プリントヘッドは第1のプリントヘッドであり、前記第
2のプリントヘッドは前記外側のプリントヘッドに関し
て中間の位置を占める、ことを特徴とする、印字キャリ
ッジ装置。
【0039】(実施態様11)前記両外側のプリントヘ
ッドのそれぞれにおいて、プリントヘッドの幅方向の中
央に設けられている単一の行のノズル(76)を有する
ことによって、キャリッジの通路が最小限化されること
を特徴とする、実施態様10に記載の印字キャリッジ装
置。
【0040】(実施態様12)前記各外側のプリントヘ
ッドのノズルがキャリッジの中心寄りに配置されたこと
を特徴とする実施態様10に記載の印字キャリッジ装
置。
【0041】(実施態様13)複数のインクジェットの
プリントヘッドを有するインクジェットプリンタの印字
キャリッジ装置(22)において、少なくとも両外側の
前記複数のプリントヘッドが単一行(78)のノズルを
有することを特徴とする、印字キャリッジ装置。
【0042】(実施態様14)前記両外側のプリントヘ
ッドのノズル行が印字キャリッジ装置の幅の中央寄りに
配置されたことを特徴とする実施態様13に記載の印字
キャリッジ装置。
【0043】
【発明の効果】本発明の利点のひとつとしては、より小
さい計量のポータブル・カラー・インク装置が達成され
る。他の利点としては、従来の大きさのブリーフケース
にぴったり入る、長さがより短いポータブル・カラー・
インク装置を達成することができる。
【0044】本発明の利点は、永久的なプリントヘッド
(インクが少なくなる度毎に交換されるのではなく、プ
リンタの寿命の終わりまでもつ、または定期的に交換さ
れるがその頻度がインクの補充頻度よりも低いプリント
ヘッド)を有するインクジェット・ペンについてはより
一層明白である。かかるプリントヘッドについて、ペン
の相対的な配置は、細密な公差のレベルまで正確であ
る。これにより、設計者は、キャリッジの通路の最小長
さを決定するときにペン間の距離およびペンの配置にお
ける遊びを考慮する度合いを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の印字キャリッジ装置のアセンブリのブロ
ック図である。
【図2】解像度の高いブラックのペンと解像度の低いカ
ラーのペンの従来のノズル・レイアウトの図である。
【図3】解像度の高いブラックのペンと解像度の低いカ
ラーのペンの、現実可能性のある代替ノズル・レイアウ
トの図である。
【図4】本発明による一実施例による他のノズルのレイ
アウトの図である。
【図5】本発明による他の実施例による他のノズルのレ
イアウトの図である。
【図6】図2の従来のノズルのレイアウトのプリンタの
キャリッジの最小幅を示すブロック図である。
【図7】図3のノズルのレイアウトのプリンタのキャリ
ッジの最小幅を示すブロック図である。
【図8】図4のノズルのレイアウトのプリンタのキャリ
ッジの最小幅を示すブロック図である。
【図9】図5のノズルのレイアウトのプリンタのキャリ
ッジの最小幅を示すブロック図である。
【符号の説明】
22:キャリッジ 30:レール 70:プリントヘッド 71:プリントヘッド 76:ノズル 78:ノズル 100:プリントヘッド 102:第1の組のノズル 104:第2の組のノズル 106:第1の縁 108:第2の縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の解像度で印字する第1の複数の第1
    のインクジェットのプリントヘッド、 前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で印字する第
    2のインクジェットのプリントヘッド、 印字媒体の通路の幅方向に延びるレール、 前記レールに沿って移動する往復するキャリッジを有す
    る印字キャリッジ装置において、 前記第2のプリントヘッドおよび前記第1の複数の第1
    のプリントヘッドが前記往復するキャリッジにおいて横
    に並んで配置され、前記往復するキャリッジと共に移動
    し、 横に並んで配置された前記プリントヘッドのうちの両外
    側のプリントヘッドは第1のプリントヘッドであり、前
    記第2のプリントヘッドは前記外側のプリントヘッドに
    関して中間の位置を占め、 媒体シート上への印字が、前記往復するキャリッジを経
    由し前記レールに沿った前記プリントヘッドの走査によ
    って達成されることを特徴とする、印字キャリッジ装
    置。
JP29916396A 1995-11-21 1996-11-12 インクジェット印字キャリッジ装置 Pending JPH09174826A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US56024595A 1995-11-21 1995-11-21
US560,245 1995-11-21

Publications (1)

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ID=24236970

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