JPH09174578A - 重合性組成物から成形することにより得られる物品にカラーコントラストを形成する方法および着色組成物 - Google Patents

重合性組成物から成形することにより得られる物品にカラーコントラストを形成する方法および着色組成物

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JPH09174578A
JPH09174578A JP8316540A JP31654096A JPH09174578A JP H09174578 A JPH09174578 A JP H09174578A JP 8316540 A JP8316540 A JP 8316540A JP 31654096 A JP31654096 A JP 31654096A JP H09174578 A JPH09174578 A JP H09174578A
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マルシアンディ フランコ
Marco Bertani
ベルタニ マルコ
Giorgio Zanzottera
ザンゾッテラ ジョルジオ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な表面のカラーコントラストを提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 型に重合性流動組成物を充填する前に、
型の表面またはその一部に重合した着色組成物を塗布す
ることからなり、その着色組成物が、a)溶剤として、
重合性液体モノマー類と、任意に非重合性揮発性有機溶
液との混合物の全組成の少なくとも20重量%、b)無
機顔料として、着色組成物の0.1〜10重量%または
有機顔料もしくは染料の0.0001〜1重量%、c)
前記溶剤a)に溶解性であり、架橋を与えうる反応性官
能基を含むアクリル樹脂の1〜30重量%、からなる流
動性で安定で再分散しうる分散液である、表面にカラー
コントラスト領域を有する物品の成形法により上記課題
を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品の表面にカ
ラーコントラストを与える方法およびカラーコントラス
トを与えるための塗料組成物に関する。さらに詳しく
は、色を含む組成物は、重合性組成物を使用することに
より形成される物品の型表面の特定領域に塗布される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】重合
性液体への充填剤の分散液を使用することにより高度な
表面仕上げを有する物品を得ることが、成形技術により
可能であることは、当該分野で知られている。これら重
合性組成物は当該分野で公知であり、大量の充填剤を含
むメタクリル酸メチルをベースとする重合性モノマーに
より形成される液状分散液である。例えば、ヨーロッパ
特許第321193号またはアメリカ特許第3,32
4,074号を参照すると、分散液がシランモノマーを
分散剤として使用することにより得られている。
【0003】他の種類の組成物として、分散液を得るた
めに重合性分散剤を使用することが知られている(例え
ば、イギリス特許第1,493,393号参照)。上記
特許により得られた分散液の特徴は、大量の無機充填剤
を含むにもかかわらず、充填剤の沈降が生じる場合、そ
れに含まれた重合性モノマー中で安定に解膠するかまた
は容易に再分散しうることにある。
【0004】これら組成物は、高度な仕上げ表面を有す
る特別な特徴を付与されており、一般に衛生物品のよう
な成形品を形成するために利用されている。部材表面上
にカラーコントラストを有する成形品の仕上げ表面を与
えることも知られている。この種のカラーコントラスト
での問題は、顔料で着色した組成物が、型上に塗布され
る場合、最終品に成形する重合性組成物の注入時に流出
してはならないことである。
【0005】カラーコントラストを有する仕上げ部材
は、着色された表面上で均一な着色を有し、型上に予め
付した印影を正確に再現する必要がある。即ち、色が存
在していないまたは色が異なる色相を有する他の領域を
示してはいけない。カラーコントラストを得るための当
該分野で知られている方法が、ヨーロッパ特許第612
45号および第217544号に示されている。
【0006】ヨーロッパ特許第61245号において、
カラーコントラスト用組成物は、必須成分として、シリ
カのような微細に再分された充填剤の混合物を含むこと
が必要とされる。この特許中には、例えばシリカからな
る充填剤が存在しない場合、均一なカラーコントラスト
を得ることができないだけでなく、カラー変化および不
均一な表面が得られるという比較例が示されている。
【0007】工業的観点から、シリカの非存在中で得ら
れた生成物は、有用性がない。ヨーロッパ特許第217
544号には、ヨーロッパ特許第61245号と比較し
て、上記先の特許の改善に相当し、特に不均一な表面が
得られる可能性を防止した組成物が記載されている。カ
ラーコントラスト組成物は、ドライヤー(siccat
ive)アルキド樹脂を必須成分として含み、均一な着
色表面を得るためのシリカを存在させる必要性はなく、
シリカは任意成分であることを特徴としている。
【0008】出願人により行われた試験は、2つの特許
で好適であるとして示されている多くの種類の塗料が、
シリカ無機充填剤の存在中でさえ、工業上有用な均一な
表面を提供しえないことが分かった。更に、最も均一な
表面を与える樹脂も、重合性組成物を注入する部分で表
面欠陥がある。上記特許出願に提示された技術的問題は
未だ見いだされておらず、それゆえ満足な技術的解決も
見いだされていなかった。
【0009】出願人の先の特許出願において、ヨーロッ
パ特許出願第95108221.3号を参照すると、着
色組成物が、重合性組成物の注入点でも均一な表面を得
ることができる上記したカラーコントラスト技術に利用
されることが記載され、着色組成物が不飽和ポリエステ
ル樹脂により形成されているフィルム形成剤として特定
のタイプのポリマーを特定成分として含むことが記載さ
れている。
【0010】
【課題を解決するための手段】出願人は、着色組成物の
特定の成分であるフィルム形成剤として他の特定種のポ
リマーが、液状重合性組成物の注入点においても均一な
表面を有するカラーコントラストを提供することを意外
にもおよび驚くべきことに見いだした。本発明の目的
は、型に重合性流動組成物を充填する前に、型の表面ま
たはその一部に重合した着色組成物を塗布することから
なり、その着色組成物が、 a)溶剤として、重合性液体モノマー類と、任意に非重
合性揮発性有機溶液との混合物の全組成の少なくとも2
0重量%、 b)無機顔料として着色組成物の0.1〜10重量%ま
たは有機顔料もしくは染料の0.0001〜1重量%、 c)前記溶剤a)に溶解性であり、架橋を与えうる反応
性官能基を含むアクリル樹脂の1〜30重量%からな
り、任意に次の1以上の以下の成分: d)平均直径0.5〜10ミクロン、好ましくは2〜6
ミクロンを有し、さらに微細に再分された充填剤を全組
成物の5〜70重量%、 e)0.1〜20重量%の濃度での溶剤a)に溶解性で
ある高分子粘度調節剤、 f)他の高分子もしくは非高分子添加剤(例えば、希釈
剤、潜溶剤、重合禁止剤、分子量調節剤、重合活性剤、
界面活性剤、フィルム形成剤、架橋剤)を充填剤d)の
分散剤として機能する全成分の5重量%以下を含有する
ことからなる流動性で安定で再分散しうる分散液であ
る、表面にカラーコントラスト領域を有する物品の成形
法である。
【0011】
【発明の実施の形態】塗料および分散液に使用される成
分は明らかに使用しうる。最終物品を得るためおよび着
色目的の表面硬さを増加させるために重合性組成物の重
合中、無機充填剤を収縮現象の減少を実現するために存
在させることが好ましい。
【0012】好適な組成物において、成分が以下の範囲
で変動する組成物が好適である: a)が30〜60重量%であり、 b)が無機顔料の場合2〜6重量%であり、有機顔料の
場合0.01〜0.5重量%であり、 c)が1.5〜10重量%である。
【0013】任意の成分の好ましい範囲は、: d)が20〜50重量%であり、 e)が1〜10重量%である。 本発明によれば、充填剤は、色にいかなる関連した影響
を与えることなく、着色された表面に機械的特性を与え
るために顔料組成物に添加される不溶性補強物質を意味
する。
【0014】使用できる有機および無機顔料の両者は、
当該分野で知られている。そのような顔料の分散は、例
えば、アルキルフェノールエトキシレート、ポリグリコ
ール、ステアレート等の少量の界面活性剤の存在により
なされることが好適である。使用できる強化充填剤は公
知であり、例えば出願人による先のヨーロッパ特許出願
第321193号に記載されており、特に大きさが20
ミクロン以下の範囲で、0.5〜10ミクロン、好まし
くは2〜6ミクロンの平均直径を有している必要があ
る。
【0015】本発明のアクリル樹脂は当該分野で公知で
ある。アクリル樹脂は、熱硬化性および熱可塑性の2つ
の主クラスに再分することができる。熱硬化性樹脂は、
通常低分子量であり、更に架橋しうるような反応性基が
鎖に接続しており、熱可塑性樹脂は、より高分子量を有
し、一般に接着性を与える機能を有する2、3の反応性
基が見られる。本発明によれば、熱可塑性樹脂は、熱硬
化性樹脂の反応性基の数と等しい数の反応性基を有する
ことが必要である。例えば、−OH、−COOH等の官
能性基の量は、乾燥樹脂に対する重量%で表現して、
1.5〜25、好ましくは2〜10、より好ましくは3
〜6である。熱硬化性樹脂を使用することがより好まし
い。
【0016】アクリルポリマーは、重合反応により得ら
れ、放電開始段階において過酸化物が通常使用される。
アクリルモノマーは、一般式 CH2 =CRX 〔式中、Rは、水素(アクリルモノマー)またはCH3
(メタクリルモノマー)、X=COOH、COOR′
(R′は1〜20の炭素原子を有する)〕を有する。
【0017】アクリルモノマーの例としては、アクリル
酸、メタクリル酸;アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル,デシル,ウンデシ
ル,プロピルおよびステアリル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸セク−ブチ
ル、メタクリル酸ター−ブチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、炭素原子数2〜5のアルキルを有する(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシアルキル等のごときアクリル
またはメタクリル酸のエステルが挙げられる。
【0018】種々のタイプの官能性を、アクリルまたは
メタクリルモノマーに付与することができ、それゆえそ
の官能性は最終アクリル樹脂にも付与される。架橋を付
与する最もよく知られかつ使用されている官能性基は、
ヒドロキシル、カルボキシル、アミドおよびエポキシ基
である。カルボキシル基は、上記したようにアクリル酸
およびメタクリル酸に表されている。
【0019】ヒドロキシル基は、例えば式CH2 =CR
−CO−O−CH2 CH2 OH(式中、R=H、C
3 )を有する2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、または2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ートに表されている。エポキシ基の中で、式
【0020】
【化1】
【0021】を有するグリシジル(メタ)アクリレート
を引用でき、この内グリシジルアクリレートより毒性の
少ないグリシジルメタクリレートが好ましい。アミド基
の中で、式CH2 =CR−CO−NH2 を有する(メ
タ)アクリルアミドが挙げられる。例示のために挙げる
ことができる他の基は、アミン、イソシアネート、n−
メチロールエーテル等である。
【0022】上記したアクリルポリマー、ホモポリマー
およびコポリマーは、スチレン、アルファ−メチルスチ
レン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、およびベルサ
ト酸(versatic acid),アクリロニトリ
ル,n−アルキルまたはアリールマレイミドのエステル
等のような二重結合を含む他のモノマー、または例え
ば、ブタジエン、エチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
等のような二重不飽和を有するモノマーから由来する単
位も含んでよい。
【0023】既に述べたように、熱硬化性アクリル樹脂
は、熱可塑性アクリル樹脂と同じであるが、但し、ポリ
マー鎖にペンタド官能基を付与するようないわゆる官能
性モノマーをモノマー混合物中に含むという相違点を有
する。熱硬化性樹脂の分子量は、一般的に、架橋反応の
間に分子量が増加するので低い値である。
【0024】低い分子量を有する程、熱硬化性アクリル
樹脂は溶媒により容易に溶解し、高度な乾燥分散液とし
て形成することができる。鎖に接続する反応性基は、以
下の基:
【0025】
【化2】
【0026】(R″はグリシジル残基の一部である)、
−R″−NH−CH2 −OH(R″はメチロール残基の
一部である)、−R″−NH−CH2 −O−R″′
(R″はアルキルメチロール残基の一部である)、
【0027】
【化3】
【0028】(R″はエチレンエウレド(eureid
e)残基の一部である)、−R″−C(=O)−O−N
H−R″−NH−O−R″′(R″はウレタン残基の一
部である) (R″′は炭素原子数1〜20のアルキルである);−
R″−CO−OH(R″はカルボキシル基の残基の一部
である)、−R″−CH2 −OH(R″はヒドロキシル
基の残基の一部である)、−R″−NH2 (R″はアミ
ノ基の残基の一部である)、−R″−CO−NH
2 (R″はアミド基の残基の一部である)、−R″−O
−CO−NH2 (R″はカルバメート基の残基の一部で
ある)が挙げられる。
【0029】ポリマー鎖に接続される基に導入されるコ
モノマーは、一般に10%より少ない量であり、好まし
くは5%より少なく、より好ましくは1〜3%の量であ
る。熱硬化性アクリル樹脂は、所望の架橋度を得るため
に通常酸またはアミンからなる触媒の添加によるか、ま
たは熱のどちらか、あるいは過酸化物により架橋され
る。
【0030】本発明により使用しうるアクリル樹脂は、
商業的に知られており、例えばアクロス(AKCRO
S)社のアクチレーン(ACTILANE、商品名)3
10のような脂肪酸で変成されたエポキシ基を含むアク
リル樹脂、アクチライン320のような二官能性エポキ
シ基を含むアクリル樹脂、エルンスト イェーガー(E
rnst Jaeger)社のジャゴテックス(JAG
OTEX、商品名)のようなOH基を含むアクリル樹脂
を挙げることができる。
【0031】重合性モノマー系の成分a)を以下に示
す。既に述べたように、a)は非重合性溶媒との混合中
でも使用できる。後者は、それがアクリル樹脂用の溶媒
である必要がある場合でも、硬化しうる組成物を導入す
る前にその大部分を除去するために十分揮発性であるこ
とが必要である。非重合性溶媒の例として、芳香族炭化
水素、ケトン、飽和エステル、エーテル等が挙げられ
る。
【0032】高分子粘度調整成分は、予備成形ポリマー
であり、成分a)の重合により得られるポリマーと相溶
性であり、カラーコーティングの物理的特性を依然とし
て著しく減少させないようなものである。モノマーa)
に対して最大20重量%まで、より好ましくは1〜10
%での少量で使用した場合でも、粘度の変更用として使
用されるポリマーの公知例は、メタクリル酸メチルのホ
モポリマー、メタクリル酸メチルと40重量%まで、好
ましくは10重量%までの量での他のコモノマーとのコ
ポリマーとして挙げられる。例えば、ポリメタクリル酸
メチル、メタクリル酸メチル/アクリル酸メチルまたは
エチルコポリマー、メタクリル酸メチル/スチレンコポ
リマーが挙げられる。
【0033】高分子粘度調整成分は、一般に10,00
0〜1,000,000、好ましくは20,000〜1
00,000からなる平均分子量を有している。添加物
f)は、塗料分散技術で通常使用される添加物からな
る。例えば、染料および、充填剤d)のポリマーまたは
非ポリマー分散剤が挙げられる。ポリマー分散剤とし
て、例えば、メタクリル酸メチル/メタクリル酸コポリ
マー、例えばガンマ−メタクリロキシ−プロピルトリメ
トキシシラン(A−174)のような二重結合を含むメ
タクリル酸メチル/アルコキシシランのコポリマー等が
挙げれる。非ポリマー分散剤として、アルコキシシラ
ン、特にA−174、が挙げられる。これら分散剤は、
以下に記載するフィルム形成剤としても機能さすことが
できる。ポリマー分散剤は、例えばイギリス特許第1,
493,393号、イギリス特許第1,328,136
号、ヨーロッパ特許第321193号に記載されてい
る。
【0034】ポリマー分散剤の分子量は、所望であれ
ば、0.01〜1重量%からなる量で、例えば、メルカ
プタン、テルペン等の分子量調節剤を導入することによ
り調節することができる。ポリマー分散剤の極限粘度η
は、20〜300リットル/gの間であることが好まし
い。他の添加物f)は、カラーコーティングの形成を調
節するための潜溶剤であり、例えば、ヒンダードフェノ
ール、キノン、キノエーテルのようなアクリルモノマー
に通常使用されているタイプの重合禁止剤;例えば、メ
ルカプタン、テルペン等のようなそれ自身フィルムの分
子量を調整することによりフィルム形成段階で機能する
分子量調節剤;例えば、カルボン酸塩、中でも、コバル
ト、カルシウム、ジルコニウム、バリウム、鉛、セリウ
ム、セレニウムの脂肪酸塩(公知の金属石鹸)、オクタ
ノエート、アセチルアセトネート、ナフテノエートのよ
うな重合活性化剤(コバルト塩の使用が好ましい);例
えば、アルキルフェノールエトキシレートのような染料
および充填剤用湿潤剤としての界面活性剤;成分a)
(非重合性溶媒)と同じ希釈剤が挙げられる。
【0035】ポリマー型のフィルム形成剤は、顔料の分
野で公知であり、ポリマーに弾性を与えるモノマーを含
む。フィルム形成剤として、ポリシロキサンを挙げるこ
とができる。フィルム形成剤は、例えば、0.5〜10
重量%、好ましくは5重量%以下の量で使用することが
できる。本発明の組成物に含まれることが好ましい架橋
剤は、例えば、エチレングリコールジメタクリレート
(EGDM)、テトラエチレングリコールジメタクリレ
ート(TEGDM)、トリメチロールプロパントリメタ
クリレート等のような当該分野で公知の2つ以上の二重
結合を有するモノマーである。
【0036】架橋剤の量は、当該分野での通常量であ
り、一般に0.05〜4重量%、好ましくは0.1〜2
重量%である。最終物品の形成に用いられる重合性組成
物は、少なくとも重合性液体モノマー、微細に再分され
た無機充填剤、無機充填剤用のシラン化剤、および例え
ば有機酸のアンモニウム塩類から選択されるシラン化剤
の加水分解触媒により形成される、流動性で、安定で、
再分散および硬化しうる分散液である。
【0037】重合性モノマーは、アクリル酸またはメタ
クリル酸のアルキルエステルが好ましい。ここで、アル
キル基は1〜6の炭素原子を含有する。好ましい例は、
メタクリル酸メチル単独、あるいは他のアクリル、ビニ
ルまたはスチレンモノマーとの50重量%までの混合物
である。コモノマーとして、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、スチレン等が挙げられる。
【0038】これらの重合性モノマーは、着色組成物の
成分a)としても同じく用いることができる。無機充填
剤は、極性基、好ましくはヒドロキシル基の存在により
特徴づけられる親水性表面を有する無機物質である。そ
の例は、非晶質または結晶性シリカ、アルミナ、アルミ
ナトリヒドレート、天然珪酸塩、酸化物である。
【0039】充填剤は、針状の粒子の使用は除かれない
が、回転楕円状または顆粒状の形態を有することが好ま
しい。上記の充填剤は、表面のシラン化により重合性モ
ノマー中に安定に分散保持される。シラン化に用いられ
るシラン類の例は、メチルトリエトキシシラン、ガンマ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン等である。
【0040】ここに要約された重合性流動組成物は、ヨ
ーロッパ特許第321193号に詳しく記載されてお
り、参照としてここに入れる。重合分散剤に用いる重合
性流動組成物の例としては、例えばイギリス特許第14
93393号にあり、参照としてここに入れる。重合性
流動組成物は、一般に100〜1,000センチポイズ
の範囲、好ましくは粘度は400〜800センチポイズ
の範囲の低粘度を有する。更に、それらをより高い粘
度、一般に2,000〜5,000センチポイズの範囲
まで用いることができる。
【0041】本発明の着色組成物は、型の表面に塗布す
るとき、重合性流動組成物を強く充填する間に型の表面
に接触して残り、重合性流動組成物の硬化の間に成形さ
れた物品の一体部分になる層を与える。従って、カラー
コントラストを有する成形材料を得る方法は、所望の型
の表面上に所望のカラーコントラストを含む本発明の着
色組成物の塗布、コーティングの形成、および続く成形
部材を得るための重合性流動組成物の導入からなる。
【0042】着色組成物のコーティングを得るために、
型の表面に塗布する前に、以下に記載のような、最終部
材を得るための重合性流動分散剤の重合に用いられるも
のと同じ種類のラジカル型重合開始剤が加えられる。そ
の開始剤の量は、一般に全組成物の0.01〜2%の間
の範囲からなる。また、重合促進剤は、架橋速度を高め
るために、既に上記したような活性剤として用いること
ができる。
【0043】重合の間に、選択された表面部分に着色を
有する成形された最終部材が得られる。重合性組成物の
重合は、上記のように、ラジカル型の開始剤、例えば着
色組成物を塗布する型の分解温度に近い温度を有する過
酸化物と共に行われる。また、過酸化物は、種々の温度
範囲での連続的な重合を得るために、半転移(semi
transformation)(分解)の時間に異な
る過酸化物を用いることにより、互いに混合して用いる
こともできる。
【0044】温度は、一般に50〜100℃の間からな
る。過酸化物の例は、ジ(4−ターブチルシクロヘキシ
ル)ペルオキシジカーボネート、ベンゾイルペルオキシ
ド等である。部材の製造のために、型は、着色組成物と
共にコーティング工程の間、続く重合性流動組成物と共
に型への充填の間、高温に保持される。
【0045】硬化後、最終部材を熱い金型から取り外
す。次の部材の製造のための着色組成物の塗布を直ちに
行う。本発明の着色組成物は、比較的短時間で硬化する
利点を有する。そのコーティングを乾燥させるのに約5
分間で充分である。したがって、噴霧した後、重合性流
動組成物の充填操作が非常に素早くできる。
【0046】既に前に述べたように重合性流動組成物の
導入は、より高速という点で、即ち、重合性流動組成物
の導入の点で、どのような色改質、あるいは着色表面の
流出も生じない。本発明の着色組成物の充填剤および重
合性モノマーは、最終部材を形成する重合性組成物と同
じ物が好ましい。
【0047】
【実施例】以下の実施例は、説明の目的のために与えら
れ、本発明の範囲を限定するものではない。実施例1 着色組成物の調製 MMA/γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ンコポリマー(分散剤) 温度80℃で、分子量調節剤としてオクチルブチルメル
カプタン(OBM)0.2重量%および重合開始剤とし
てラウロイルペルオキシド(LAUROX)1重量%を
用いて塊状重合により重量比98:2のコポリマーを
得、次いで細かく粉砕した。重量平均分子量MW は、1
00,000であった。
【0048】ポリシロキサン(フィルム形成剤) 500ccフラスコに、攪拌下で、ガンマ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン(ユニオンカーバイド
社製のシランA174)100g、CH3 OH100
g、蒸留水40g、イソプロピルアミンの触媒1gを添
加した。次いで、これを24時間反応させ、ポリシロキ
サンの高密度層を分液漏斗で分離した。
【0049】MMA/メタクリル酸(AMA)コポリマ
ー(重合分散剤) 標記のコポリマーを、重量比98:2で水性懸濁液中で
の重合により調製した。重量平均分子量は、200,0
00であった。
【0050】メタクリル樹脂シロップの調製 2リットルのガラス製反応器で、以下の成分を、(コ)
ポリマーの溶解まで5時間攪拌下で混合した。 ・トパノール(TOPANOL、商品名)A(2,4−ジメチル−6−ターブ チルフェノール)200ppmを有する抑制されたMMA 90重量% ・極限粘度65ml/gのMMA/アクリル酸メチルコポリマー アルツグラ ス(ALTUGLAS、商品名)(9E) 5.32重量% ・MMA/AMA 98/2 コポリマー(上記にて調製)1.36重量% ・MMA/シラン A174 98/2 コポリマー(上記にて調製) 1.36重量% ・EGDM(エチレングリコールジメタクリレート) 1.36重量% ・テルピノレン 0.6重量%
【0051】着色ペーストの調製 タッラックス(TURAX、商品名)型高速ディスペン
サーを有する2リットル容器に、以下の成分(重量%)
からなる以下の着色ペーストを10分間、攪拌により調
製した。
【0052】 ・イェーガーケム社製のジャゴテックス F232(比2:1:1のキシレン /ソルベッソ(Solvesso)/酢酸ブチル中、60重量%のヒドロキシル 化アクリル樹脂) 33.7重量% ・ノニルフェノールエトキシレート 1.28重量% ・(PEPIの)TiO2 ホワイト 7.0重量% ・(バイエル社製の130M)酸化鉄 赤 10.5重量% ・(バイエル社製の)薄黄色 3R 46.4重量% ・〔カボット(Caboto)社製の〕ブルカン(Vulcan)Pブラック 1.1重量% この実施例のアクリル樹脂はOH基を含むアクリル樹脂
であり、固形樹脂に対するOHの重量%は3.6であ
る。得られた混合物を、顔料分散を改善するために、3
つのシリンダー精製器に2回通した。
【0053】着色分散液の調製−I段階 セラミックボールを有する5リットルのジャーで、以下
の重量%で添加物を混合した。
【0054】 ・メタクリル樹脂シロップ(上記にて調整) 47.96重量% ・ポリシロキサン(上記にて調整) 1.85重量% ・着色ペースト(上記にて調整) 4.76重量% ・イェーガーケム社製アクリル樹脂ジャゴテックスF232 0.98重量% ・ノニルフェノールエトキシレート 0.14重量% ・微細に細分されたシリカ〔シルベコ(Sibelco)社製のシクロン(S ICRON、商品名)B800〕 37.93重量% この混合物を16時間回転させ、次いで(II段階)以下
の添加物を加えた。
【0055】 ・ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA) 0.98重量% ・トリメチロールプロパントリメタクリレート(TMPTM) 0.2重量% ・MMA(トパノール200ppm含有) 5.10重量% ・ステアリン酸亜鉛 0.1重量% 2時間混合したのちの塗料をカラーコントラストの形成
に用いた。
【0056】塗布試験 上記で得られた塗料16gを、非重合性溶媒〔ブチルア
セテート、ブチルセロソルブ、ソルベッソ(Solve
sso)100〕の混合物4gで希釈し、ペルカドック
ス(PERKADOX、商品名)16(ビス−4−ター
−ブチルシクロヘキシルペルオキシジカルボネート)
0.08gを加えた。
【0057】ペルカドックスが溶解するまで攪拌し、次
いで塗料を水循環で80℃に保持したニッケルメッキし
た金型の一部(雄型)上に、0.7mmノズルを有する
エアブラシで噴霧した。噴霧圧は2.5atmであっ
た。それを5分間乾燥させた。次いで金型を閉じ、ペル
カドックス16の0.6重量%およびステアリン酸0.
15重量%を加えた、ヨーロッパ特許第321193号
の実施例2の試験により得られるアクリル分散液で満た
した。
【0058】雄および雌金型の温度を水循環でそれぞれ
80℃および70℃にした。次いで、その温度を10分
後に雄型と雌型の両方間について90℃まで徐々に昇温
した。この温度を20分間保持し、次いで雄型を冷水循
環で冷却し、金型を開いた。成形された物品は、寸法2
40×240×180mm3 および厚さ10mmを有す
る平行六面体形状の流しからなる。金型上に予め噴霧さ
れたコントラスト塗料の部分が、流出の痕跡なしに、完
全に複製され、かつ組み込まれたことを示している。そ
の色は、成形された物品の表面部分で完全に均一であっ
た。
【0059】比較例1A(実施例1との比較) 実施例1のアクリル樹脂の代わりに、相当する重量のベ
ナセド社製の長油アルキド樹脂、タイプSC63(70
%乾燥、ホワイトスピリット中)を用いて、実施例1を
繰り返した。金型上での塗布試験は、カラーコントラス
ト表面でペイントが存在しないいくつかの部分を示した
ことであった。これらの領域は、重合性流動組成物の入
口部分に近い。実施例1の最終物品に関して、この部材
は工業的に用いることができない。
【0060】比較例1B(実施例1との比較) アクリル樹脂の代わりに、相当する重量のベナセド社製
のエポキシ樹脂(エポキシエステル樹脂)エポベン(E
POBEN、商品名)を用いること以外は、実施例1を
繰り返した。塗布試験は、重合性流動組成物を導入する
とき、樹脂が流出するのでカラーコントラストが得られ
ないこと、流出しない表面部分が不均一性を示すことを
示した。
【0061】実施例2 実施例1のI段階中の樹脂ジャゴテックスF232の代
わりに、同じ重量部でアククロス ケミカル(Akcr
os Chemicals)社製のアクチレーン(AC
TILANE、商品名)310をアクリル樹脂として使
用すること以外は実施例1を繰り返した。実施例1と同
条件下での操作により、非常に良好な美的な様相の流し
が得られた。その結果は実施例1と同じであった。
【0062】実施例3 実施例1のI段階に示したと同じ重量部でアククロス
ケミカル社製のアクチレーン320TM25をアクリル
樹脂として使用すること以外は実施例1を繰り返した。
実施例1と同条件下での操作により、非常に良好な美的
な様相の流しが得られた。その結果は実施例1と同じで
あった。
【0063】実施例4 実施例1のI段階に示したと同じ重量部でアククロス
ケミカル社製のアクチレーン320TP20をアクリル
樹脂として使用すること以外は実施例1を繰り返した。
【0064】実施例1と同条件下での操作により、非常
に良好な美的な様相の流しが得られた。その結果は実施
例1と同じであった。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、重合性組成物から成形
することにより得られる物品に、液状重合性組成物の注
入点においても均一な表面のカラーコントラストを提供
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596157850 Schipholpoort 60,2034 MB Haarlem,Pays−Ba s,Holland (72)発明者 マルコ ベルタニ イタリア、ミラノ、アールエイチオー、ヴ ィア デル ジェローロ 35 (72)発明者 ジョルジオ ザンゾッテラ イタリア、ミラノ、ネービアノ、ヴィア マサチオ 31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型に重合性流動組成物を充填する前に、
    型の表面またはその一部に重合した着色組成物を塗布す
    ることからなり、その着色組成物が、 a)溶剤として、重合性液体モノマー類と、任意に非重
    合性揮発性有機溶液との混合物の全組成の少なくとも2
    0重量%、 b)無機顔料として、着色組成物の0.1〜10重量%
    または有機顔料もしくは染料の0.0001〜1重量
    %、 c)前記溶剤a)に溶解性であり、架橋を与えうる反応
    性官能基を含むアクリル樹脂の1〜30重量%、からな
    る流動性で安定で再分散しうる分散液である、表面にカ
    ラーコントラスト領域を有する物品の成形法。
  2. 【請求項2】 組成物が、任意に次の1以上の成分: d)平均直径0.5〜10ミクロン、好ましくは2〜6
    ミクロンを有し、さらに微細に再分された充填剤を全組
    成物の5〜70重量%、 e)0.1〜20重量%の濃度で溶剤に溶解性である高
    分子粘度調節剤、 f)他の高分子もしくは非高分子添加剤(例えば、希釈
    剤、潜溶剤、重合禁止剤、分子量調節剤、重合活性剤、
    界面活性剤、フィルム形成剤、架橋剤)を充填剤d)の
    分散剤として機能する全成分の5重量%以下を含有する
    ことからなる請求項1によるカラーコントラスト領域を
    含有する物品の成形法。
  3. 【請求項3】 a)が30〜60重量%であり、 b)が無機顔料の場合2〜6重量%であり、有機顔料の
    場合0.01〜0.5重量%であり、 c)が1.5〜10重量%であり、 d)が20〜50重量%であり、 e)が1〜10重量%である請求項2によるカラーコン
    トラスト領域を含有する物品の成形法。
  4. 【請求項4】 充填剤が、0.5〜10ミクロンの平均
    直径を有する請求項2又は3によるカラーコントラスト
    領域を含有する物品の成形法。
  5. 【請求項5】 アクリル樹脂が、3〜6からなる官能基
    の重量%として表現される主鎖に官能基を含む請求項1
    〜4いずれか1つによるカラーコントラスト領域を含有
    する物品の成形法。
  6. 【請求項6】 官能基が、ヒドロキシル、カルボキシ
    ル、アミド、エポキシ基である請求項5によるカラーコ
    ントラスト領域を含有する物品の成形法。
  7. 【請求項7】 重合性流動組成物が、400〜800の
    粘度を有する請求項1〜6いずれか1つによるカラーコ
    ントラスト領域を含有する物品の成形法。
  8. 【請求項8】 使用したアクリル樹脂が、熱硬化性樹脂
    である請求項1〜7いずれか1つによるカラーコントラ
    スト領域を含有する物品の成形法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8による着色組成物。
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