JPH09173500A - トレーニングシステム - Google Patents

トレーニングシステム

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JPH09173500A
JPH09173500A JP33758095A JP33758095A JPH09173500A JP H09173500 A JPH09173500 A JP H09173500A JP 33758095 A JP33758095 A JP 33758095A JP 33758095 A JP33758095 A JP 33758095A JP H09173500 A JPH09173500 A JP H09173500A
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exercise
video
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fat consumption
image
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JP33758095A
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Soji Murakami
宗司 村上
Takashi Nishiyama
高史 西山
Masami Oka
雅美 岡
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脂肪消費量の累積値をグラフ表示することによ
り運動効果の目標が設定しやすいトレーニングシステム
を提供することにある。 【解決手段】ビデオCD2は、映像信号と音声信号とト
レーニング装置1の制御信号とがプログラム毎に記録さ
れている。制御装置3はビデオCD2に記憶された制御
信号に従ってトレーニング装置1のペタル9に設けて負
荷装置6による負荷の調整制御やグラフ表示の切替えな
どを制御する。制御装置3は運動開始時からの総脂肪燃
焼量を算出し、算出した総脂肪消費量を、過去の脂肪消
費量と推定される次時刻の脂肪消費量とともに表示装置
7に、スーパインポーズによりグラフ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてダイエッ
トや成人病予防などの目的で使用される肥満対策用のト
レーニングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のシステムとしては自
転車型のエルゴメータが広く知られており、運動効果の
指標には消費カロリが用いられている。また、消費カロ
リの表示方法としては、消費カロリの数値をそのまま表
示するものや、消費カロリをビールの杯数に換算するこ
とによりビールのシンボルによって表示するものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したトレーニング
システムでは、運動効果の指標として消費カロリを用い
ている。一方、ダイエットを目的とするような場合には
体重に関心があるから、消費カロリを示されても運動に
よってどの程度効果があったかが直観的にはわかりにく
いという問題がある。また、消費カロリをビールの杯数
に換算してシンボルで表示するものは視覚的にはわかり
やすいが、表示されている情報の内容が曖昧であり、ダ
イエットなどの目的には表示内容として不十分である。
その結果、使用者の目的意識が持続しなくなり、運動を
途中でやめてしまうことになる。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、運動効果の指標として脂肪消費量の
累積値を用いることにより運動効果を使用者に直観的に
わかるように知らせ、しかも、脂肪消費量の累積値をグ
ラフ表示することにより運動効果の目標が設定しやすい
トレーニングシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的の達成のために、使用者の運動に負荷を与えるとと
もに運動負荷を検出して負荷量を調節する負荷手段と、
使用者の運動時間を計測する運動時間計測手段と、使用
者の心拍数を検出するパルスモニタ手段と、負荷手段に
より検出した運動負荷と前記運動時間とに基づいて脂肪
消費量の累積値を算出する演算手段と、算出した脂肪消
費量の累積値をグラフ表示する表示手段とを備える。
【0006】この構成によれば、運動の開始からの脂肪
消費量の累積値が算出され、棒グラフなどによるグラフ
表示がなされるから、消費カロリを用いるよりも体重に
直結することになり、使用者にとっては運動による減量
効果が直観的にわかるようになる。しかも、グラフ表示
により数値に比較して目標がたてやすくなり、その上表
示の意味は明確であるから、運動の目的意識を持続させ
やすくなる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、1回の運動による脂肪消費量の累積値とともに過去
の運動時における脂肪消費量の累積値および脂肪消費量
の累積値将来の予測値を時間軸に沿って表示手段に表示
させるものである。この構成によれば、脂肪消費量の累
積値として1回の運動に関するものだけではなく、過去
からの推移や将来の予測値も表示されるから、どの程度
の運動をどの程度継続すれば目標に達するかを使用者に
認識させることができ、努力目標がたてやすくなる。そ
の結果、運動に対する興味の持続を図ることができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、表示手段に表示される脂肪消費量の
累積値を背景映像にスーパーインポーズ表示させる映像
制御手段を備えることを特徴とする。この構成では、背
景映像を表示することにより運動中の単調感を緩和する
ことができる。
【0009】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、TV放送を受信する受信装置と、映像記録媒体に記
録された映像を再生する再生手段とのいずれかにより背
景映像を与えることを特徴とする。この構成は請求項3
の発明の望ましい実施態様である。請求項5の発明は、
請求項3の発明において、映像情報、音声情報、運動負
荷の制御情報が記録されている運動プログラム用の映像
記録媒体と、映像記録媒体に記録された情報を再生する
再生手段とを設け、再生手段は、前記映像記録媒体に記
録された映像情報を表示手段に背景映像として表示させ
るとともに、音声情報を再生して音楽ないしトレーニン
グを指示する音声を音響手段より出力させ、制御情報を
負荷手段に与えることにより背景映像に対応するように
運動負荷を制御することを特徴とする。
【0010】この構成によれば、映像記録媒体を背景映
像の表示にのみ用いるのではなく、映像に合わせてトレ
ーニングを指示したり、また運動負荷を制御したりする
ことができ、運動効果を一層高めることができるととも
に、使用者の単調感を緩和する効果が得られる。運動負
荷を制御する信号は音声情報とともに記録することが可
能であるが映像情報や音声情報とは別に記録させてもよ
い。
【0011】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5の発明において、前記映像記録媒体としてビデオテー
プやビデオCDにより供給されることを特徴とする。こ
の構成は請求項4、請求項5の望ましい実施態様であ
る。請求項7の発明は、請求項6の発明において、ビデ
オCDに記録されている運動プログラム用の情報は複数
個の分岐を持ち、各分岐は運動中の条件に応じて選択さ
れることを特徴とする。
【0012】この構成では、ビデオCDを用いることに
よって、運動プログラムを自在に分岐できるのであっ
て、ビデオテープを用いる場合のように毎回同じ運動プ
ログラムになるということがなく、運動の状態に応じて
運動負荷を変化させたり、映像を変化させることが可能
になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本発明の特徴は運動効果の指標として脂
肪消費量を用いる点にある。そこで、まず脂肪消費量を
求める手順について説明する。脂肪消費量の演算式は、
以下のようにして設定した。
【0014】まず、自転車型のエルゴメータをトレーニ
ング装置として用いて、数十人の被験者に対し、それぞ
れ目標とする心拍数が保たれるように運動負荷を制御
し、その際に計測される酸素摂取量(VO2 )と二酸化
炭素排出量(VCO2 )とから呼吸商(=VCO2 /V
2 )を求めた。すなわち、図3に示すように、呼吸代
謝測定装置により酸素摂取量と二酸化炭素排出量とを測
定し、呼吸商を算出した。また、酸素摂取量(VO2
と二酸化炭素排出量(VCO2 )とを次式で表されてい
るBursztein の式に代入することにより総消費エネルギ
を求めた。
【0015】 消費エネルギ(kcal/min)= 3.581VO2 + 1.448VCO2 −0.022 …(1) 一方、呼吸商に対応する総消費エネルギに占める脂肪と
糖との燃焼比率(脂肪燃焼比)は実験的に求めることが
できる。ただし、脂肪燃焼比を求めるに際して呼吸商を
用いるとすれば、酸素摂取量と二酸化炭素排出量とを求
めるためにマスクが必要になるのであって、特殊な設備
が必要になり手軽に利用することができない。そこで、
上記実験により求めた結果である表1を回帰分析し、次
式に示す対数回帰式を導出した。
【0016】 脂肪燃焼比(%)=a× log10(経過時間)+b …(2) ここに、aおよびbは回帰演算により求められる定数で
ある。
【0017】
【表1】
【0018】しかして、(2)式を用いると、運動の開
始からの経過時間に応じて脂肪燃焼比(%)を推定する
ことができる。たとえば、自転車型のトレーニング装置
を用いるものとすれば、ペダルの負荷により単位時間あ
たりの消費エネルギE1 を求めることができ、次式を用
いることによって単位時間あたりの消費エネルギE1
ら単位時間あたりの脂肪消費エネルギE2 を求めること
ができる。
【0019】 E2 =E1 ×(脂肪燃焼比)/100 …(3) すなわち、図4に示すように、ペダルの負荷を検出し、
単位時間あたりの消費カロリ(消費エネルギ)を求めた
後、現時刻における脂肪燃焼比を(2)式により求め
る。次に、(3)式によって単位時間当たりの脂肪消費
エネルギを求めることができるのである。
【0020】次に上記の演算式に基づいて脂肪消費量を
求め、グラフ表示を行う具体的な実施形態のシステムに
ついて図1、図2に基づいて説明する。本実施形態のス
シテムは自転車型のエルゴメータのようなトレーニング
装置1を用いたもので、運動プログラムは成人病予防、
肥満予防、ダイエットなど目的別にビデオCD若しくは
ビデオテープのような映像記憶媒体によって供給され
る。
【0021】本実施形態ではビデオCD2を用いてお
り、ビデオCD2に記憶されている映像信号、音声信
号、制御信号はCDプレーヤである映像再生装置4によ
り再生され、再生されたこれら信号は制御装置3へ送ら
れる。制御装置3は映像信号、音声信号を映像合成装置
30に取り込むとともに、制御信号を負荷制御演算装置
31に取り込む。負荷制御演算装置31は制御信号に基
づいてトレーニング装置1のペタル9に負荷装置6を通
じて与える負荷の大きさを制御する負荷信号を作成する
とともに、トレーニング装置1に備えたパルスモニタ手
段たる脈拍センサ5によって測定した使用者の心拍数
や、負荷制御検出装置8で検出した運動負荷量を取り込
み、更に運動時間を計測して上述の演算を行って脂肪消
費量の累積値を求めてそれに関するデータやその他の表
示のためのデータを生成するもので、これら生成したデ
ータをグラフ生成装置32に送るようになっている。グ
ラフ生成装置32はこれらデータに基づいてグラフや文
字を描画するための映像データを生成するものであり、
この映像データは映像合成装置30によりビデオCD2
から再生された映像を背景としてスーパオンポーズによ
り合成され、一つの映像として表示装置7に表示され
る。記憶装置33は負荷制御演算装置31の動作プログ
ラムの格納や演算されて得られたデータの格納を行うた
めのものである。
【0022】次の本実施形態の動作を説明する。まず運
動プログラムを記憶したビデオCD2を映像再生装置4
にかけて再生させると、表示装置7には図5に示すよう
なメニュー画面が表示され、このとき使用者は希望の目
的プログラムの番号を、トレーニング装置1に付加され
る操作器等を通じて選択入力してプログラムを選択す
る。この選択信号をトレーニング装置1から受け取った
制御装置3の負荷制御演算装置31は映像再生装置4を
通じて選択されたプログラムが記録されているビデオC
D2のトラックをランダムアクセスして、即座にビデオ
CD2から希望目的プログラムの映像信号、音声信号
(音楽やトレーニングを指示する音声の信号)、制御信
号を再生させる。つまりビデオCD2を用いた場合には
プログラムの途中に分岐点を設け、ビデオテープの頭だ
し時のような待ち時間なしで、使用者の希望の分岐プロ
グラムを再生することができるのである。
【0023】さて、ビデオCD2には、映像信号と音声
信号とトレーニング装置1の制御信号とがプログラム毎
に記録されており、使用者が表示装置7に映し出される
画面と再生される音声に基づいて運動を開始すると、ビ
デオCD2に記憶された制御信号に従って制御装置3の
負荷制御演算装置31はトレーニング装置1のペタル9
に設けて負荷装置6による負荷の調整制御やグラフ表示
の切替えなどを制御する。つまり負荷制御演算装置31
はトレーニング装置1に設けた負荷制御検出装置8から
の負荷量データと運動時間計測値とにより一分おきに一
分間の運動エネルギを測定し、この一分間の運動エネル
ギをもとに脂肪により生成された一分間の運動エネルギ
を演算し、更にそのエネルギ量から一分間の脂肪消費量
を換算して求める。尚一分間の運動エネルギのうち脂肪
によるエネルギ分は、脂肪燃焼比を運動エネルギに乗ず
ることにより算出される。また、過去に消費された脂肪
の消費量は記憶装置33に記憶されており、過去の脂肪
消費量に現在の一分間の脂肪燃焼量を加えることによ
り、運動開始時からの総脂肪燃焼量を算出し、算出した
総脂肪消費量を、過去の脂肪消費量と推定される次時刻
の脂肪消費量とともに表示装置7に、ビデオCD2によ
る映像にスーパインポーズしてグラフ表示し(図6のA
部分)、使用者に提示される。その際にグラフは図7に
示すように、過去、現在、将来の脂肪消費量は区別しや
すいように、それぞれ異なる色(例えばイは緑、ロは
赤、ハは青)で表示される。尚使用者が運動を終了した
場合、記憶装置33内の過去の脂肪消費量は0にリセッ
トされる。
【0024】同様に、使用者の脈拍数、速度、運動時間
等がビデオCD2による映像にスーパーインポーズされ
て画面に表示される(図6のB部分)。また、画面には
トレーナーの顔がスーパーインポースにより画面に表示
(図6のD部分)されたり、自動車のオートマチック車
のようなギア表示(図6のC部分)がスーパインポーズ
により表示される。このギア表示は運動負荷が使用者自
身に不適切であると使用者が判断した場合、トレーニン
グ装置1上のギア選択ボタン(図示せず)を操作すると
トレーニング装置1の負荷を調整することができる。つ
まり操作信号を取り込んだ負荷制御演算装置31がトレ
ーニング装置1の負荷を調整制御する。
【0025】更に負荷制御演算装置31は心拍数や負荷
量に基づいて使用者の運動状態が不適切であると認識し
た場合、使用者が適切な運動をするように促すようメッ
セージを表示装置7にて表示させる制御を行う。つまり
メッセージ表示機能が搭載されている。以上のように本
実施形態では運動時の負荷調整、グラフの切替えなどは
ビデオCD2に制御信号として記録されており、使用者
は希望する目的のプログラムのビデオCD2を再生する
ことにより効果的に運動を行なうことができる。
【0026】(実施形態2)本実施形態は、実施形態1
の装置に、図8、図9に示すようにトレーニングを行う
速度、例えばペタル9の回転数の計測装置10と、ビー
プ音発生装置11と、外部からの制御信号により制御可
能な映像再生装置4’を設けた点で相違する。
【0027】つまり映像記憶媒体として用いるビデオC
D2には実際に道路を走っているような映像とその映像
にあった負荷制御の制御信号とが記録されており、これ
によって、使用者が映像を見ながらその映像にあった負
荷のもとで運動することができるようになっている。特
に本実施形態で用いるビデオCD2に記録してある運動
プログラムは図10(a)(b)に示すような記憶方式
をとっており、セッションの再生が終了すると、そこ
が分岐点となってセッション或いはの何れか一方が
使用者の運動状態により負荷制御演算装置31によって
選択され、選択後、負荷制御演算装置31から送出され
る制御信号に基づいて映像再生装置4’により再生され
る。つまりビデオCD2に記録している運動プログラム
には幾つかの分岐点が容易されており、使用者の分岐点
までの運動状態により以降の経路を負荷制御演算装置3
1の制御の下で自動的に決定することができるのであ
る。尚図9中は無記録部を示す。
【0028】詳しくは、例えば図11に示すように分岐
点Xには幾つかの枝分かれした道の映像が存在してお
り、使用者の脈拍数が高いときには、なだらかな平坦な
道路(平坦地コースY1 )の映像が選択され、逆に使用
者の脈拍数が低い時には、急な道路(山岳コースY2
の映像が選択されるように負荷制御演算装置31から映
像再生装置4に制御信号が送出される。このように使用
者の心拍数に応じて、映像を選択し、その映像にあった
負荷となるようにトレーニング装置1を制御することに
より、使用者の心拍数を目標とする心拍数に保持するこ
とができる。この映像の選択と再生は,ビデオテープを
用いている時には非常に時間を要するのに対して、本実
施形態のようにビデオCD2を用いた場合にはランダム
アクセスが可能であるといった特徴により一瞬にして行
なわれる。また分岐点Xでの道路の選択は使用者の好み
で行きたい道順を制御装置3やトレーニング装置1に付
加する操作器により入力選択することも可能である。
【0029】また本実施形態では実施形態1と同様に運
動効果を表示する際に消費カロリではなく,脂肪消費量
をグラフにより表示する。さらに,ビデオCD2に記録
されている制御信号として,トレーニング装置1の負荷
の制御信号だけでなく,使用者がペダル9をこぐ理想的
な速度を信号として記録されている。くわしくは、脂肪
消費量の表示の際には,本発明独自の脂肪消費量算出ア
ルゴリズムにより算出された脂肪消費量をグラフで表示
する。また、同時に過去の履歴のグラフと、予想される
次時刻の脂肪燃焼量が表示される。これにより,何カロ
リがどの程度の食事に相当するかが分からない人にとっ
ても、脂肪燃焼量が何グラムであるかを表示することで
分かりやすく、同時にダイエットを目的に運動している
人にとってはダイエットの指標となる。また、退屈と思
われる運動の際には,次時刻の予想脂肪消費量を表示す
ることにより、後これだけの時間運動すればこれだけ脂
肪が消費されるということが分かるので、使用者の運動
する意欲を持続させることができる。これは実施形態1
でも同様である。
【0030】更にまた、ビデオソフト内にトレーニング
装置1の負荷の制御信号とともに理想とするペダル9を
こぐ速度の信号が記録されている。この信号は制御装置
3の負荷制御演算装置31により解読され、理想のこぐ
速度をビープ音として表すためのビープ音制御信号をビ
ープ音発生装置11へ送出し、ビープ音を吹鳴させる。
使用者はこのビープ音に合わせて運動することによ
り,より効果的な運動を行なうことができる。更に使用
者がこの音に合わせて運動を行なわない場合、トレーニ
ング装置1内に取り付けられた回転数の計測装置10に
よりペダルの回転数が計測され、負荷制御演算装置31
が理想とする回転速度の一定範囲内にないと判断した場
合、理想の速度で運動するようにメッセージを表示装置
7の画面にスーパーインポーズさせる。
【0031】尚上記各実施形態では、背景映像としてビ
デオCDの映像を用いているがTV放送を受信する受信
装置を備え、TV放送画面を表示装置7に映し、それを
背景映像としても良い。また運動負荷を制御信号は音声
情報とともに記録してあるが、映像情報や音声情報とは
別に記録させてもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、使用者の運動に負荷
を与えるとともに運動負荷を検出して負荷量を調節する
負荷手段と、使用者の運動時間を計測する運動時間計測
手段と、使用者の心拍数を検出するパルスモニタ手段
と、負荷手段により検出した運動負荷と前記運動時間と
に基づいて脂肪消費量の累積値を算出する演算手段と、
算出した脂肪消費量の累積値をグラフ表示する表示手段
とを備えているので、運動の開始からの脂肪消費量の累
積値が算出され、棒グラフなどによるグラフ表示がなさ
れ、そのため消費カロリを用いるよりも体重に直結する
ことになり、使用者にとっては運動による減量効果が直
観的にわかるようになる。しかも、グラフ表示により数
値に比較して目標がたてやすくなり、その上表示の意味
は明確であるから、運動の目的意識を持続させやすくな
るという効果がある。
【0033】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、1回の運動による脂肪消費量の累積値とともに過去
の運動時における脂肪消費量の累積値および脂肪消費量
の累積値将来の予測値を時間軸に沿って表示手段に表示
させるものであるから、脂肪消費量の累積値として1回
の運動に関するものだけではなく、過去からの推移や将
来の予測値も表示されるから、どの程度の運動をどの程
度継続すれば目標に達するかを使用者に認識させること
ができ、努力目標がたてやすくなる。その結果、運動に
対する興味の持続を図ることができるという効果があ
る。
【0034】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、表示手段に表示される脂肪消費量の
累積値を背景映像にスーパーインポーズ表示させる映像
制御手段を備えているので、背景映像を表示することに
より運動中の単調感を緩和することができる。請求項4
の発明は、請求項3の発明において、TV放送を受信す
る受信装置と、映像記録媒体に記録された映像を再生す
る再生手段とのいずれかにより背景映像を与えるので、
単調感を緩和するのはより効果的である。
【0035】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、映像情報、音声情報、運動負荷の制御情報が記録さ
れている運動プログラム用の映像記録媒体と、映像記録
媒体に記録された情報を再生する再生手段とを設け、再
生手段は、前記映像記録媒体に記録された映像情報を表
示手段に背景映像として表示させるとともに、音声情報
を再生して音楽ないしトレーニングを指示する音声を音
響手段より出力させ、制御情報を負荷手段に与えること
により背景映像に対応するように運動負荷を制御するの
で、映像記録媒体を背景映像の表示にのみ用いるのでは
なく、映像に合わせてトレーニングを指示したり、また
運動負荷を制御したりすることができ、運動効果を一層
高めることができるとともに、使用者の単調感を緩和す
る効果が得られるという効果がある。
【0036】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5の発明において、前記映像記録媒体をビデオテープと
ビデオCDとから選択するもので、取扱いが容易とな
る。請求項7の発明は、請求項6の発明において、ビデ
オCDに記録されている運動プログラム用の情報は複数
個の分岐を持ち、各分岐は運動中の条件に応じて選択さ
れるので、ビデオテープを用いる場合のように毎回同じ
運動プログラムになるということがなく、運動の状態に
応じて運動負荷を変化させたり、映像を変化させること
が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態1のシステム構成図である。
【図2】同上の制御装置の構成図である。
【図3】同上の呼吸商の分析のフローチャートである。
【図4】同上の脂肪消費量の算出のフローチャートであ
る。
【図5】同上の表示装置のメニュー画面の表示例図であ
る。
【図6】同上の運動中の表示装置の画面の表示例図であ
る。
【図7】同上のグラフ表示の説明図である。
【図8】本実施形態2のシステム構成図である。
【図9】同上の制御装置の構成図である。
【図10】同上のビデオCDの記録状態説明図である。
【図11】同上の運動プログラムの分岐の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 トレーニング装置 2 ビデオCD 3 制御装置 4 映像再生装置 5 脈拍センサ 6 負荷装置 7 表示装置 8 負荷制御検出装置 9 ペタル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の運動に負荷を与えるとともに運動
    負荷を検出して負荷量を調節する負荷手段と、使用者の
    運動時間を計測する運動時間計測手段と、使用者の心拍
    数を検出するパルスモニタ手段と、負荷手段により検出
    した運動負荷と前記運動時間とに基づいて脂肪消費量の
    累積値を算出する演算手段と、算出した脂肪消費量の累
    積値をグラフ表示する表示手段とを備えることを特徴と
    するトレーニングシステム。
  2. 【請求項2】1回の運動による脂肪消費量の累積値とと
    もに過去の運動時における脂肪消費量の累積値および脂
    肪消費量の累積値将来の予測値を時間軸に沿って表示手
    段に表示させることを特徴とする請求項1記載のトレー
    ニングシステム。
  3. 【請求項3】表示手段に表示される脂肪消費量の累積値
    を背景映像にスーパーインポーズ表示させる映像制御手
    段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のトレーニングシステム。
  4. 【請求項4】背景映像は、TV放送を受信する受信装置
    と、映像記録媒体に記録された映像を再生する再生手段
    とのいずれかにより与えられることを特徴とする請求項
    3記載のトレーニングシステム。
  5. 【請求項5】映像情報、音声情報、運動負荷の制御情報
    が記録されている運動プログラム用の映像記録媒体と、
    映像記録媒体に記録された情報を再生する再生手段とを
    備え、再生手段は、前記映像記録媒体に記録された映像
    情報を表示手段に背景映像として表示させるとともに、
    音声情報を再生して音楽ないしトレーニングを指示する
    音声を音響手段より出力させ、制御情報を負荷手段に与
    えることにより背景映像に対応するように運動負荷を制
    御することを特徴とする請求項3記載のトレーニングシ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記映像記録媒体としてビデオテープやビ
    デオCDにより供給されることを特徴とする請求項4ま
    たは請求項5記載のトレーニングシステム。
  7. 【請求項7】ビデオCDに記録されている運動プログラ
    ム用の情報は複数個の分岐を持ち、各分岐は運動中の条
    件に応じて選択されることを特徴とする請求項6記載の
    トレーニングシステム。
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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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