JP2016075533A - 脂肪燃焼量提示装置、脂肪燃焼量提示方法、及び、脂肪燃焼量提示プログラム - Google Patents

脂肪燃焼量提示装置、脂肪燃焼量提示方法、及び、脂肪燃焼量提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用者自身にとって評価が容易となるように脂肪の燃焼量を提示することができる、脂肪燃焼量提示装置、脂肪燃焼量提示方法、及び、脂肪燃焼量提示プログラムを提供する。
【解決手段】脂肪燃焼量提示装置100は、情報を提示する提示部20と、生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する導出部110と、脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部20に提示させる制御部120とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、脂肪燃焼量提示装置、脂肪燃焼量提示方法、及び、脂肪燃焼量提示プログラムに関する。
従来、酸素の摂取量や二酸化炭素の排出量に基づく熱量、呼気に含まれているアセトンの濃度、又は、皮膚ガスに含まれているアセトンの濃度に基づいて、[kcal]等のエネルギー単位で、使用者の脂肪の燃焼量を表示する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の装置は、使用者の脂肪の燃焼量が多いのか又は少ないのかということが、使用者自身にとっては評価しにくいものであった。つまり、従来の装置の使用者は、自身の脂肪の燃焼量が適正であるかどうかを、専門家による判断がなければ評価することが困難であった。
特開2007−089699号公報
本発明が解決しようとする課題は、使用者自身にとって評価が容易となるように脂肪の燃焼量を提示することができる、脂肪燃焼量提示装置、脂肪燃焼量提示方法、及び、脂肪燃焼量提示プログラムを提供することである。
本発明の一態様は、情報を提示する提示部と、生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する導出部と、前記脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した前記食品の体積を表す情報を前記提示部に提示させる制御部と、を備える脂肪燃焼量提示装置である。
本発明の一態様によれば、生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出し、導出した脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部に提示させることにより、使用者自身にとって評価が容易となるように脂肪の燃焼量を提示することができる。
第1の実施形態における、ガス測定装置を表側から見た外観構成図である 第1の実施形態における、ガス測定装置を裏側から見た外観構成図である。 第1の実施形態における、半導体式ガスセンサユニットが取り外された状態のガス測定装置の外観構成図である。 第1の実施形態における、ガス測定装置の制御関係の構成図である。 第1の実施形態における、脂肪燃焼量提示装置の構成図である。 脂肪燃焼量提示装置が利用する、アセトンの濃度と脂肪の燃焼量との関係を示す図である。 男性の脂肪の燃焼度を導出するためのデータテーブルを示す図である。 女性の脂肪の燃焼度を導出するためのデータテーブルを示す図である。 脂肪の燃焼度の提示例を示す図である。 脂肪の燃焼量の他の提示例を示す図である。 脂肪の燃焼量から換算した食品の体積の表示例を示す図である。 脂肪の燃焼量から換算した体積を表す情報と、身体に蓄積されている脂肪の体積を表す情報との提示例を示す図である。 脂肪の燃焼量から換算した体積を表す情報と、基準体積を表す情報との提示例を示す図である。 身体に蓄積されている脂肪の変化量を表す情報の提示例を示す図である。 身体に蓄積されている脂肪の変化量と、身体の胴囲の変化量との関係を示す図である。 身体の胴囲の変化量を表す情報の提示例を示す図である。 脂肪燃焼量提示装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における、脂肪燃焼量提示装置の構成図である。
以下、図面を参照し、本発明のガス測定装置(使用者の呼気等の生体排出物に含まれている特定のガス成分を測定する装置)と脂肪燃焼量提示装置の実施形態について説明する。必要に応じてXYZ座標系を用いて図示および説明を行う。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、脂肪燃焼量提示装置はガス測定装置に内蔵されるものとして説明する。
図1は、第1の実施形態における、ガス測定装置1を表側から見た外観構成図である。ガス測定装置1は、使用者によってカバー部3が図中X方向にスライド操作されることによって、開状態と閉状態のいずれかに保持される。なお、図1の左図はガス測定装置1の開状態を示し、図1の右図はガス測定装置1の閉状態を示している。
ガス測定装置1は、本体部2と、閉状態において本体部2の一部を覆うカバー部3とを備える。本体部2の第1面における、開状態においてのみ露出する部分には、吹き込み口10と、提示部20と、操作部30とが設けられている。
開状態のガス測定装置1には、中空構造のアタッチメント12が、吹き込み口10に着脱可能に挿入されて取り付けられる。更に、アタッチメント12には、ストロー(不図示)が装着される。このストロー及びアタッチメント12を介して、使用者の呼気が、吹き込み口10に吹き込まれる。
なお、吹き込み口10には、ストローを装着しない形態のアタッチメント12を介して、使用者の呼気が吹き込まれてもよい。また更に、吹き込み口10は、アタッチメント12を取り付けない形態でもよい。アタッチメント12を取り付けない形態では、使用者の呼気は、吹き込み口10に直接吹き込まれる。
提示部20は、例えば、液晶ディスプレイ装置や有機EL(Electroluminescence)表示装置などの表示装置である。提示部20の表示内容は、後述するCPU90によって決定される。提示部20は、設定画面、測定結果を示す画面等により、使用者に対して各種情報を表示する表示部を備える。提示部20は、音声を出力する音声出力部を備えてもよい。操作部30は、使用者による各種操作(電源のオンオフ、ユーザ情報等の入力、画面のスクロール等)を受け付ける。操作部30に対してなされた操作の内容は、操作信号として、後述するCPU90に出力される。
また、ガス測定装置1の本体部2には、閉状態においてカバー部3と連続した表面形状をなすように形成されたベース部5が形成されている。ベース部5のカバー部3に当接する側の端部には、カバー部3の端部に対応する形状を有し、閉状態においてカバー部3と密着して気密性を向上させるための部材6が取り付けられている。部材6は、例えば、ゴム(例えば、シリコンゴム)、エラストマーなどの弾性素材によって形成される。部材6には、図中Y方向に関する中央部付近において、使用者が開操作をしやすいように、図中−X方向に進むに連れて+Z方向にせり上がる傾斜を有する、つまみ部6Aが設けられている。
図2は、第1の実施形態における、ガス測定装置1を裏側から見た外観構成図である。図2の左図はガス測定装置1の開状態を示し、図2の右図はガス測定装置1の閉状態を示している。本体部2の第2面における、開状態においてのみ外部に露出する部分には、吸着剤収容部50と、孔部52、54、56が設けられている。なお、図2において、つまみ部6Aは、図中−X方向に進むに連れて−Z方向にせり上がる傾斜を有する。
吸着剤収容部50の内部には、活性炭等のガス吸着剤が収容される。ガス測定装置1の閉状態において、活性炭が収容された空間は、孔部52、本体部2とカバー部3の隙間、および孔部54または56を介して、後述する半導体式ガスセンサ(第1ガスセンサ)66の置かれた空間と連通し、閉鎖空間を形成する。これによって、ガス測定装置1が閉状態にされている間、半導体式ガスセンサ66の置かれた閉鎖空間から各種ガス成分が除去され、半導体式ガスセンサ66の被毒や劣化を抑制することができる。なお、活性炭に代えて(または加えて)、ゼオライト、モレキュラーシーブ、シリカゲル等のガス吸着剤が収容されてもよい。
また、活性炭が収容された空間と、後述する第2センサ72の置かれた空間とが連通して形成された閉鎖空間によって、第2センサ72に対して被毒や劣化を抑制することもできる。
ガス測定装置1には、本体部2に対して着脱可能(交換可能)な半導体式ガスセンサユニット60が取り付けられる。図3は、第1の実施形態における、半導体式ガスセンサユニット60が取り外された状態のガス測定装置1の外観構成図である。半導体式ガスセンサユニット60は、本体部2に嵌合可能な筐体62の内部に、半導体式ガスセンサ66の他、センサ基板や制御回路を収容している。半導体式ガスセンサ66は、筐体62に設けられた孔部62Aを介して筐体62の外部に検知面を突出させる。半導体式ガスセンサ66の検知面には、酸化スズ(SnO)などが形成されており、アセトンなどの検出対象ガス、あるいはその他の干渉ガスが触れると、電気抵抗が低下するようになっている。また、半導体式ガスセンサ66は、ヒータおよび電極を備える。半導体式ガスセンサ66は、検知面における電気抵抗の低下に基づいて、検出対象ガスの濃度を検出する。
使用者の呼気には、ケトン体、エタノール、アセトアルデヒド等の様々な種類のガスが含まれている。半導体式ガスセンサ66は、例えば、ケトン体の一種であるアセトンに対して高い感度を示す。アセトンは脂質代謝の副産物であり、呼気に含まれているアセトンの濃度は脂質代謝の量を示す指標値となる。体内に糖質エネルギーが十分に存在する場合には脂肪が燃焼されないため、呼気に含まれるアセトンの濃度は低くなり、体内に糖質エネルギーが不足すると脂肪が燃焼されるため、呼気に含まれるアセトンの濃度は高くなる。
ここで、本体部2の表面、カバー部3、および半導体式ガスセンサユニット60の筐体は、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂やポリカーボネード等で形成される。また、部材6は、例えば、ゴム(例えば、シリコンゴム)やエラストマー等の弾性部材である。また、提示部20の表面は、例えば、AS(Acrylonitrile Styrene)樹脂やアクリル樹脂などで形成される。また、操作部30のボタン部は、ABS樹脂やシリコンゴム等で形成される。
図4は、第1の実施形態における、ガス測定装置1の制御関係の構成図である。ガス測定装置1は、前述した構成の他、第2センサ72、タイマ82、電源84、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、不揮発性メモリ96などを備える。これらの構成要素は、I/O98を介して通信可能に接続されている。
第2センサ72は、半導体式ガスセンサ66とは被毒寿命が異なるセンサである。CPU90は、ガス測定装置1の各部を制御する。CPU90は、例えば、半導体式ガスセンサ66の検出値と、第2センサ72の検出値との双方を加味して、ガス測定装置1の測定結果を確定する処理を行う。ROM92には、CPU90が実行するブートプログラムなどが格納されている。RAM94は、CPU90が処理を行う際のワーキングメモリとして機能する。不揮発性メモリ96には、CPU90が実行するプログラムやガス測定装置1が保持する使用者のデータなどが格納される。使用者のデータは、例えば、使用者の身体に蓄積されている脂肪(体脂肪)の体積を表す情報や、使用者の体格を表す情報(体格指数)である。
脂肪燃焼量提示装置100の詳細について説明する。
図5は、第1の実施形態における、脂肪燃焼量提示装置100の構成図である。上述したように、第1の実施形態では、脂肪燃焼量提示装置100は、ガス測定装置1に内蔵されている。脂肪燃焼量提示装置100は、CPU90と、I/O98と、提示部20とを備える。CPU90は、導出部110と、制御部120とを備える。
図6は、脂肪燃焼量提示装置100が利用する、アセトンの濃度と脂肪の燃焼量との関係を示す図である。横軸は、「アセトン濃度[ppb]×基準となる経過時間」を示す。縦軸は、脂肪の燃焼量(脂肪燃焼量)[Δkg]を示す。図6の実線に示す関係は、2次式(曲線近似式)である評価式(1)によって表現される。導出部110は、評価式(1)に基づいて、基準時間経過後の脂肪燃焼量yを導出する。基準時間は、例えば、1時間、24時間又は3日間などの予め定められた時間である。なお、導出部110は、ルックアップテーブルを利用して、基準時間経過後の脂肪燃焼量yを導出してもよい。また、導出部110は、関数演算を実行することによって、各種の値を導出してもよい。
基準時間経過後の脂肪燃焼量y[Δkg]
=k1(I×t)+k2(I×t)+k3 …(1)
ここで、Iは、ケトン体の濃度を示す。このケトン体は、例えば、アセトンである。tは、基準となる経過時間を示す。k1、k2、及びk3は、それぞれ係数である。図6に示すRは、相関係数を示す。上述したように、脂肪燃焼量と、生体排出物(呼気)に含まれているアセトンの濃度との間には、正の相関関係がある。
また、図6の破線に示す関係は、1次式(直線近似式)である評価式(2)によって表現される。導出部110は、評価式(2)に基づいて、脂肪燃焼量を導出してもよい。評価式(2)に示すIは、ケトン体の濃度を示す。tは、基準となる経過時間を示す。k4及びk5は、それぞれ係数である。
基準時間経過後の脂肪燃焼量y[Δkg]=k4(I×t)+k5 …(2)
なお、導出部110は、3次以上の評価式に基づいて、脂肪燃焼量を導出してもよいし、指数関数や対数関数等に基づいて脂肪燃焼量を導出してもよい。また、導出部110は、「1/(呼気に含まれているケトン体の濃度×時間)」のように逆数をとる曲線近似式に基づいて、脂肪燃焼量を導出してもよい。
追い込んだダイエットによってケトン体の濃度が基準濃度よりも高い場合や、脂肪燃焼量の長期的な変化を推定する場合には、直線近似式よりも曲線近似式のほうが、正確性が向上する可能性がある。そこで、導出部110は、一例として、2次式(曲線近似式)である評価式(1)に基づく評価式(3)によって、1日あたりの脂肪燃焼量yを導出する。評価式(3)において、t’は、基準時間の一例としての1日(24時間)を示す。基準となる経過時間tと、係数k1と、係数k2とを、例えば1日を1分単位で表現して定める場合、t’は1440(=60×24)である。
1日あたりの脂肪燃焼量y[g/day]
=k1(I×t’)+k2(I×t’)+ k3 …(3)
図7は、男性の脂肪の燃焼度を導出するためのデータテーブルを示す図である。また、図8は、女性の脂肪の燃焼度を導出するためのデータテーブルを示す図である。
導出部110は、例えば、脂肪の燃焼度を導出するためのデータテーブル(図7又は図8)と、評価式(3)とに基づいて、測定時の使用者の脂肪の燃焼度(脂質代謝度)を導出する。基準時間あたりの脂肪燃焼量yの単位は、例えば、[kcal/時]又は[kcal/日]である。図7又は図8に示すように、脂肪の燃焼度を導出するためのデータテーブルでは、年齢と、体格を表す情報と、1日あたりの脂肪燃焼量yの標準範囲とが対応付けられている。体格を表す情報は、BMI(Body Mass Index)や、体脂肪率(%FAT)である。また、体格を表す情報は、体脂肪率とBMIを組み合わせた指数でもよい。なお、図7又は図8に示す年齢の区分は、一例である。
また、導出部110は、1日あたりの脂肪燃焼量y[g/day]を、データテーブル中の標準範囲と比較する。また、導出部110は、比較結果に基づいて、1日あたりの脂肪燃焼量yを評価する。1日あたりの脂肪燃焼量yが標準範囲よりも低い場合、導出部110は、脂肪の燃焼度が低いと判定する。1日あたりの脂肪燃焼量yが標準範囲内である場合、導出部110は、脂肪の燃焼度が普通であると判定する。1日あたりの脂肪燃焼量yよりも高い場合、導出部110は、脂肪の燃焼度が高いと判定する。なお、図7又は図8に示すデータテーブル中の評価区分は、統計的に差異の出やすい区分に修正可能である。評価区分は、更に細分化されて、例えば、6区分や9区分に修正可能である。また、導出部110は、「高い、普通、低い」の3段階ではなく、2段階、または4段階以上で、脂肪の燃焼度を判定してもよい。
制御部120は、脂肪の燃焼度を表す情報を導出部110から取得し、取得した脂肪の燃焼度を表す情報に基づく情報を、提示部20の表示装置に表示させる。
図9は、脂肪の燃焼度の提示例を示す図である。制御部120は、例えば、測定時の脂肪の燃焼度(現在の体脂肪燃焼度)を示す長さの矢印の画像と、強火又は弱火を表す画像とを提示部20の表示装置に表示させることによって、脂肪の燃焼度を表す情報を使用者に提示する。
図10は、脂肪の燃焼量の他の提示例を示す図である。図10に示すように、脂肪燃焼量を表す情報は、測定時の脂肪の燃焼度に応じた時速や、体重の変化方向(減少方向、増加方向)によって表現されてもよい。なお、図9と図10に示す画像は、例えば使用者が操作部30を操作することによって、交互に切り替えられてよい。
また、制御部120は、脂肪の燃焼量を表す情報を導出部110から取得し、取得した脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部に提示させる。
図11は、脂肪の燃焼量から換算した食品(以下、「換算物」という。)の体積の表示例を示す図である。換算物は、例えば、バター、脂身、サラダ油、生クリームなどの脂質を含む食品(食用油脂)である。また、換算物は、ご飯、パン、パスタ、ケーキ等の糖質を含む食品であってもよい。
換算した食品の体積は、例えば、大さじ(15[cc])、小さじ(5[cc])、カップ(200[cc])又はペットボトル(500[ミリリットル])などの器を用いて表現される。また、換算した食品の体積は、[cm3]、[cc]、[リットル]などの単位を用いて表現されてもよいし、食品が収容される器や、それらの個数などによって表現されてもよい。どのような換算物を表示するかは、予め定められていてもよいし、使用者が操作部30を操作することによって操作信号に基づいて選択可能にしてもよい。また、制御部120は、操作信号に基づく代わりに脂肪の燃焼量の多さに応じて、表示する換算物を切り替えてもよい。
制御部120は、例えば、単位体積あたりの換算物(食品)が有するエネルギー量E[kcal/cm3]と、単位エネルギー量が身体に吸収された場合に脂肪として蓄積される量F[g/kcal]との関係を表す値(=E×F)に基づく換算式(4)に基づいて、脂肪の燃焼量(消費される脂肪の量)Cf[g]を、その換算物の体積[cm3]に換算する。また、単位エネルギー量が身体に吸収された場合に脂肪として蓄積される量F[g/kcal]は、例えば男女別、年齢別の値として、不揮発性メモリ96に予め記憶されている。なお、単位体積あたりの食品が有するエネルギー量Eには、その食品が身体に吸収される率(吸収率)が考慮されてもよい。
換算物の体積[cm3]=Cf[g]/(E[kcal/cm3]×F[g/kcal]) …(4)
また、制御部120は、導出部110から取得した脂肪の燃焼量[g]を、換算式(5)に基づいて、換算物(食用油脂)の体積に換算してもよい。
食用油脂の密度=0.8〜0.9[g/cm3] …(5)
また、例えば、制御部120は、導出部110から取得した脂肪の燃焼量[g]を、換算式(6)に基づいて、脂肪の体積[cm3]に換算してもよい。換算式(6)に示す脂肪の密度αは、性別、年齢、人種等に応じて可変である。
脂肪の密度=α[g/cm3] …(6)
なお、制御部120は、換算式を用いる代わりにルックアップテーブルを利用して、脂肪の燃焼量を、換算物や脂肪の体積に換算してもよい。また、制御部120は、関数演算を実行することによって、各種の値を導出してもよい。
制御部120は、脂肪の燃焼量を現実的な体積に換算し、換算した体積を表す画像を、提示部20に表示させてもよい。なお、この換算した体積は、例えば、「バター大さじ×4杯分」のように、数字、文字列や記号を用いて表示されてもよい。
図12は、脂肪の燃焼量から換算した体積を表す情報と、身体に蓄積されている脂肪の体積を表す情報との提示例を示す図である。制御部120は、使用者の身体に蓄積されている脂肪の量[kg]を、換算式(6)に基づいて脂肪の体積に換算する。制御部120は、基準時間後(24時間後)までの脂肪の燃焼量[g]を、換算式(6)に基づいて脂肪の体積に換算する。
制御部120は、例えば、使用者の身体に蓄積されている脂肪の量及び体積(身体の蓄積脂肪体積)と、基準時間後までの脂肪の燃焼量及びその体積(消費する脂肪体積)とを、立方体を表す図形等を用いて比較可能に、提示部20に表示させる。また、制御部120は、使用者の身体に蓄積されている脂肪の量及び体積と、基準時間後までの脂肪の燃焼量及びその体積とを、比率を表す値等を用いて比較可能に、提示部20に表示させてもよい。これによって、制御部120は、使用者の身体に蓄積されている脂肪の量及び体積と、基準時間後までの脂肪の燃焼量及びその体積とを、視覚的に分かりやすく、提示部20に表示させることができる。
図13は、脂肪の燃焼量から換算した体積を表す情報と、基準体積を表す情報との提示例を示す図である。制御部120は、単位重量(例えば、1[kg])の脂肪の体積を、使用者が評価しやすい体積を用いて表現してもよい。使用者が評価しやすい体積とは、例えば、小さじ、大さじ、カップ、ペットボトル等を単位とした体積である。制御部120は、使用者が評価しやすい体積を表す画像と、基準時間後までの脂肪の燃焼量の体積とを、比較可能に提示部20に表示させる。
図14は、身体に蓄積されている脂肪の変化量を表す情報の提示例を示す図である。制御部120は、評価式(3)によって算出した1日あたりの脂肪燃焼量yと、換算式(7)とに基づいて、使用者の身体における基準日数後の脂肪の変化量を算出する。基準日数は、例えば、操作部30を介して設定される。
基準日数後の脂肪の変化量[g]
=1日あたりの脂肪燃焼量y[g/day]×基準日数[day] …(7)
なお、長期間における脂肪の変化量は、時間経過に応じて直線的には変化しない場合がある。このため、制御部120は、基準日数に応じて、脂肪の変化量を補正してもよい。また、制御部120は、想定される食事量を加味して、脂肪の変化量を補正してもよい。
制御部120は、基準日数後までの脂肪の変化量を、換算式(6)に基づいて、脂肪の体積に換算する。制御部120は、基準日数後までの脂肪の変化量の体積と、換算式(8)とに基づいて、基準日数後の使用者の身体に蓄積されている脂肪の体積(蓄積脂肪体積)を算出する。この脂肪の体積の単位は、例えば、[cm3]、[cc]、[リットル]である。
基準日数後の蓄積脂肪体積
=現在の蓄積脂肪体積−基準日数後までの脂肪の変化量の体積 …(8)
使用者の身体に蓄積されている脂肪の体積(例えば、14.4[リットル])が、測定時の脂肪の燃焼度が維持された場合に基準日数後(例えば、3日後)にどの程度まで減るか(例えば、13.9[リットル])を、制御部120は、提示部20に表示させる。
図15は、身体に蓄積されている脂肪の変化量と、身体の胴囲の変化量との関係を示す図である。横軸は、脂肪の変化量[Δg]を示す。縦軸は、胴囲の変化量(ウエスト変化量)[Δcm]を示す。制御部120は、換算式(7)に基づく脂肪の変化量[Δg]と、直線近似式である予測式(9)とに基づいて、胴囲の変化量[Δcm]を算出する。予測式(9)に示す説明変数xは、脂肪の変化量[Δg]を表す。また、k6及びk7は、それぞれ係数を示す。
胴囲の変化量[Δcm]=k6×x+k7 …(9)
制御部120は、換算式(7)に基づく脂肪の変化量[Δg]と、曲線近似式である予測式(10)とに基づいて、胴囲の変化量[Δcm]を算出する。予測式(10)に示す説明変数xは、脂肪の変化量[Δg]を表す。また、k6、k7及びk8は、それぞれ係数を示す。なお、予測式は、3次以上の高次式でもよい。
胴囲の変化量[Δcm]=k8×x+k6×x+k7 …(10)
また、予測式(11)は、一例として、脂肪の変化量[Δg]を中心とした複数の説明変数を用いた重回帰分析に基づいて定められた式である。
胴囲の変化量[Δcm]
=k9×x1+k10×x2+k11×x3+k12 …(11)
ここで、x1は、脂肪の変化量[Δg]を示す。x2は、BMI等の体格指数を示す。x3は、年齢を示す。また、k9、k10、k11及びk12は、それぞれ係数を示す。なお、予測式は、例えば、体脂肪率、身長、体重などを示す各説明変数を有してもよい。また、予測式は、性別や人種別に異なる式でもよい。
図16は、身体の胴囲の変化量を表す情報の提示例を示す図である。制御部120は、測定時の脂肪の燃焼度が維持された場合に基準日数後にどの程度まで胴囲が減るかを、例えば、予測式(9)〜(11)のいずれかに基づいて算出する。
使用者の胴囲(例えば、67[cm])が、測定時の脂肪の燃焼度が維持された場合に基準日数後(例えば、3日後)にどの程度まで減るか(例えば、65[cm])を、制御部120は、提示部20に表示させる。制御部120は、使用者の現在の体重や体組成データを取得していない場合、「−0.2[リットル](減少)」、「−2[cm](減少)」のように、変化量のみを提示部20に表示させてもよい。
次に、脂肪燃焼量提示装置100の動作を説明する。
図17は、脂肪燃焼量提示装置100の動作を示すフローチャートである。
まず、半導体式ガスセンサ66が、使用者の呼気に含まれているアセトンの濃度を測定する(ステップS101)。
次に、導出部110が、アセトンの濃度の測定結果と、評価式(3)とに基づいて、その使用者の身体における基準時間(例えば、1時間)あたりの脂肪の燃焼量を導出する(ステップS102)。
次に、制御部120が、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を表す情報(例えば、図9や図10を参照)と、その脂肪の燃焼度を表す情報とに基づく情報を、提示部20に提示させる。例えば、制御部120は、アセトンの濃度の測定結果と、評価式(3)とに基づいて、測定時の使用者の脂肪の燃焼度を、提示部20に表示させる(ステップS103)。
制御部120は、具体的なイメージによって体積を表す情報を提示させるか否かを、操作部30から取得した操作信号に基づいて判定する(ステップS104)。
体積を表す情報を提示させる場合(ステップS104:YES)、制御部120は、提示態様を表す情報を取得する(ステップS105)。
制御部120は、提示態様に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を、脂肪の体積に換算する。提示態様は、操作部30から取得した操作信号に基づいて選択された食品を表す情報に基づいて定まる。選択された食品は、例えば、バター、脂身、サラダ油又は生クリームなどの脂質を含む食品である(ステップS106)。
制御部120は、換算した脂肪の体積を表す情報(例えば、「60[cc]」)と、脂肪の燃焼量から換算した食品の体積を表す情報(例えば、「バター大さじ×4杯分」)とを、提示態様に基づいて提示部20に提示させる(例えば、図11を参照)。例えば、制御部120は、換算式(4)に基づいて、脂肪の燃焼量を、選択された食品の体積に換算する。制御部120は、その換算した体積に相当する食品の画像を、提示部20に表示させる(ステップS107)。
制御部120は、その使用者の身体に蓄積されている脂肪の体積と、基準時間(例えば、24時間)後までに燃焼する脂肪の体積とを比較可能に提示させるか否かを、操作部30から取得した操作信号に基づいて判定する(ステップS108)。
体積を比較可能に提示させる場合(ステップS108:YES)、制御部120は、その使用者の身体に蓄積されている脂肪の量を、換算式(6)に基づいて、脂肪の体積に換算する(ステップS109)。使用者の身体に蓄積されている脂肪の量は、例えば、操作部30から取得した操作信号に基づいて定められる。
制御部120は、基準時間あたりの脂肪の燃焼量から換算した体積を表す情報(例えば、「0.06[リットル]」、「1/240」)と、その使用者の身体に蓄積されている脂肪の体積を表す情報(例えば、「14.4[リットル]」)とを、提示部20に提示させる(ステップS110)(例えば、図12を参照)。制御部120は、その使用者の身体に蓄積されている脂肪の重量を、その同じ重量に内容物の重量が相当するペットボトルなどの画像を用いて表現してもよい。
制御部120は、基準時間あたりの脂肪の燃焼量に基づいて、その使用者の身体の変化量を表す情報を、提示部20に提示させる。例えば、制御部120は、測定時の脂肪の燃焼度が維持された場合に、蓄積されている脂肪が基準時間(日数)後にどの程度まで減るかを(例えば、図14を参照)、換算式(8)に基づいて換算して提示部20に表示させる。
また、例えば、制御部120は、測定時の脂肪の燃焼度が維持された場合に、基準時間(基準日数)後に胴囲がどの程度まで減るかを(例えば、図16を参照)、換算式(9)、(10)又は(11)に基づいて換算して表示させてもよい(ステップS111)。
制御部120は、助言を提示部20に提示させるか否かを、操作部30から取得した操作信号に基づいて判定する(ステップS112)。
助言を提示部20に提示させる場合(ステップS112:YES)、制御部120は、身体の変化量に応じて、助言等を表す情報を提示部20に提示させる。この助言等は、例えば、ダイエットに関するアドバイスである。ダイエットに関するアドバイスは、例えば、脂肪を体積に換算した結果を生かした助言等である。脂肪を体積に換算した結果を生かした助言等は、例えば、「ウエストを更に1[cm]細くさせるなら、どのようにダイエットすべきか」等を表す情報である(ステップS113)。制御部120は、図17に示す動作を終了する。
体積を表す情報を提示させない場合(ステップS104:NO)、制御部120は、助言を提示部20に提示させるか否かを、操作部30から取得した操作信号に基づいて判定する(ステップS114)。
助言等を提示部20に提示させる場合(ステップS114:YES)、制御部120は、脂肪の燃焼量に応じて、助言等を表す情報を提示部20に提示させる。例えば、制御部120は、アセトンの濃度の測定結果に応じて、助言等を表す情報を提示部20に提示させる。この助言等は、例えば、ダイエットに関する助言である。ダイエットに関する助言は、例えば、アセトンの濃度の測定結果に応じた、食事、運動又は生活の助言や、各種のおすすめ情報などである(ステップS115)。制御部120は、図17に示す動作を終了する。
助言を提示部20に提示させない場合(ステップS112:NO)、制御部120は、図17に示す動作を終了する。
以上のように、第1の実施形態の脂肪燃焼量提示装置100は、情報を提示する提示部20と、生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する導出部110と、脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部20に提示させる制御部120とを備える。
この構成によって、第1の実施形態の脂肪燃焼量提示装置100は、使用者自身にとって評価が容易となるように脂肪の燃焼量を提示することができる。なお、導出部110は、呼気に含まれている物質の濃度に限らず、皮膚ガス、尿、唾液又は汗などの生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出してもよい。
脂肪燃焼量提示装置100は、使用者にとって評価しやすい値に、換算式によって体脂肪を換算して、その換算の結果を表示することができる。換算式は、エネルギーから重量や体積への単なる換算式に限らなくてもよい。例えば、呼気に含まれる物質に基づく測定値と、体脂肪の変化量の測定値との関係性であって、経過時間に応じた関係性に基づいて、換算式は、統計的に作成された式でもよい。脂肪燃焼量提示装置100は、その換算式を用いて、現実的な値や画像(イメージ)を表示することができる。
脂肪燃焼量提示装置100の使用者は、自身の体脂肪がどの程度まで消費されているか(脂肪の燃焼量)を、侵襲的又は面倒な方法ではなく簡単な方法によって、呼気や皮膚ガスの検知結果に基づいて知ることができる。脂肪燃焼量提示装置100の使用者は、脂肪の燃焼量の測定結果が自身と比較してどのくらいの大きさであって、自身のサイズや体組成にどの程度の影響があるのかを、容易に評価することができる。脂肪燃焼量提示装置100の使用者は、ダイエット又は健康管理の動機づけや、その継続的な意欲等を得ることができる。
なお、測定した結果は、アセトン以外のケトン体の濃度を測定した結果でもよい。制御部120は、基準時間あたりの脂肪の燃焼量から換算した脂肪の体積を表す情報と、身体に蓄積されている脂肪の体積を表す情報とを、提示部20に提示させてもよい。制御部120は、基準時間あたりの脂肪の燃焼量に基づいて身体の変化量を予測し、予測した変化量を、提示部20に提示させてもよい。制御部120は、予め想定された食事量と、基準時間あたりの脂肪の燃焼量とに基づいて、変化量を予測してもよい。制御部120は、基準時間あたりの脂肪の燃焼量に応じて、提示部20に助言を提示させてもよい。
第1の実施形態の脂肪燃焼量提示装置100における脂肪燃焼量提示方法は、導出部110が、呼気に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出するステップと、制御部120が、脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部20に提示させるステップとを含む。
第1の実施形態の脂肪燃焼量提示プログラムは、コンピュータに、呼気に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する手順と、脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部20に提示させる手順とを含む。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、脂肪燃焼量提示装置100とガス測定装置1とが通信可能な別体の装置である点が、第1の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図18は、第2の実施形態における、脂肪燃焼量提示装置100の構成図である。第2の実施形態では、脂肪燃焼量提示装置100は、ガス測定装置1と通信可能な別体の装置である。以下、第2の実施形態におけるガス測定装置1を、「ガス測定装置1a」という。ガス測定装置1aは、インタフェース200を更に備える。インタフェース200は、半導体式ガスセンサ66や第2センサ72による測定結果等の情報を、脂肪燃焼量提示装置100に送信する。
脂肪燃焼量提示装置100は、例えば、スマートフォンやパーソナルコンピュータなどの情報端末や、リストバンドや眼鏡型表示装置などのウェアラブル機器である。第2の実施形態における脂肪燃焼量提示装置100は、半導体式ガスセンサ66と、第2センサ72と、インタフェース201とを備える。インタフェース201は、半導体式ガスセンサ66や第2センサ72による測定結果等の情報を、ガス測定装置1aから受信する。インタフェース201は、受信した測定結果等の情報を、I/O98に転送する。CPU90は、受信した測定結果等の情報を、I/O98を介して取得する。CPU90は、受信した測定結果等の情報に基づいて、第1の実施形態と同様に動作する。
以上のように、第2の実施形態の脂肪燃焼量提示装置100は、情報を提示する提示部20と、別体の装置であるガス測定装置1aから受信した、呼気に含まれている物質の濃度を測定した結果を、インタフェース201を介して取得し、取得した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する導出部110と、脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した食品の体積を表す情報を提示部20に提示させる制御部120とを備える。
この構成によって、第2の実施形態の脂肪燃焼量提示装置100は、使用者自身にとって評価が容易となるように脂肪の燃焼量を提示することができる。なお、導出部110は、皮膚ガス、尿、唾液又は汗に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出してもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…ガス測定装置、1a…ガス測定装置、2…本体部、3…カバー部、5…ベース部、6…部材、6A…つまみ部、10…吹き込み口、20…提示部、30…操作部、50…吸着剤収容部、52…孔部、54…孔部、56…孔部、60…半導体式ガスセンサユニット、60A…半導体式ガスセンサユニット、62…筐体、62A…孔部、66…半導体式ガスセンサ、72…第2センサ、74…ソレノイドバルブ、76…圧力センサ、82…タイマ、84…電源、90…CPU、92…ROM、94…RAM、96…不揮発性メモリ、98…I/O、100…脂肪燃焼量提示装置、110…導出部、120…制御部、200…インタフェース、201…インタフェース

Claims (8)

  1. 情報を提示する提示部と、
    生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する導出部と、
    前記脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した前記食品の体積を表す情報を前記提示部に提示させる制御部と、
    を備える脂肪燃焼量提示装置。
  2. 前記測定した結果は、ケトン体の濃度を測定した結果である、請求項1に記載の脂肪燃焼量提示装置。
  3. 前記制御部は、前記基準時間あたりの脂肪の燃焼量から換算した前記脂肪の体積を表す情報と、身体に蓄積されている脂肪の体積を表す情報とを、前記提示部に提示させる、請求項1又は請求項2に記載の脂肪燃焼量提示装置。
  4. 前記制御部は、前記基準時間あたりの脂肪の燃焼量に基づいて身体の変化量を予測し、予測した前記変化量を、前記提示部に提示させる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の脂肪燃焼量提示装置。
  5. 前記制御部は、予め想定された食事量と、前記基準時間あたりの脂肪の燃焼量とに基づいて、前記変化量を予測する、請求項4に記載の脂肪燃焼量提示装置。
  6. 前記制御部は、前記基準時間あたりの脂肪の燃焼量に応じて、前記提示部に助言を提示させる、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の脂肪燃焼量提示装置。
  7. 脂肪燃焼量提示装置における脂肪燃焼量提示方法であって、
    生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出するステップと、
    前記脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した前記食品の体積を表す情報を提示部に提示させるステップと、
    を含む脂肪燃焼量提示方法。
  8. コンピュータに、
    生体排出物に含まれている物質の濃度を測定した結果に基づいて、基準時間あたりの脂肪の燃焼量を導出する手順と、
    前記脂肪の燃焼量を食品の体積に換算し、換算した前記食品の体積を表す情報を提示部に提示させる手順と、
    を実行させるための脂肪燃焼量提示プログラム。
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