JP2016024669A - 身体状況提示装置、身体状況提示システム、提示情報出力方法及び提示情報出力プログラム - Google Patents

身体状況提示装置、身体状況提示システム、提示情報出力方法及び提示情報出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用者の身体状況を把握しやすくすることができる身体状況提示装置、身体状況提示システム、提示情報出力方法及び提示情報出力プログラムを提供すること。
【解決手段】身体状況提示装置は、使用者により実施される行動に分類され、使用者の身体状況を表す指標に連動する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に使用者が実施した行動に基づいて、上記項目に対応するポイントを算出し、算出されたポイント及び当該ポイントに応じた使用者の身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む提示情報を提示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、身体状況提示装置、身体状況提示システム、提示情報出力方法及び提示情報出力プログラムに関する。
従来、糖尿病等の生活習慣病の予防、改善及び治療のための適切な運動を使用者に促すものとして、運動支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の運動支援システムは、使用者が現在位置から目的地に移動する際に、目標消費カロリー、血糖値情報(使用者の血糖値及び血糖値の変化傾向等を含む)、並びに、行動履歴(食事内容及び運動内容等の使用者の行動内容)に基づいて、当該現在位置から目的地への移動経路を提示する。これにより、使用者に当該移動経路にて目的地に移動させることで、上記目標消費カロリーを消費させることができる他、使用者にとって、適度な運動量及び運動内容の運動を実施させつつ、必着時刻までに使用者を目的地に案内できる。
特開2012−105756号公報
ところで、糖尿病や肥満等の上記生活習慣病の予防、改善及び治療に関し、使用者の日常生活に含まれる各種行動(例えば、食事、運動及び生活習慣)の指導は、それぞれ個別に行われていることが一般的である。このため、これらの行動の実施状況を連携させて身体状況の改善を図るものがない他、当該行動を実施したことにより、使用者の身体状況を表す指標(例えば、糖尿病の状態を表す指標であるヘモグロビンA1c(HbA1c))の数値が具体的にどのように変化するかを使用者が把握しづらく、ひいては、モチベーションを維持しづらいという問題がある。
本発明は、使用者の身体状況を把握しやすくすることができる身体状況提示装置、身体状況提示システム、提示情報出力方法及び提示情報出力プログラムを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に係る身体状況提示装置は、使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に前記使用者が実施した前記行動に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出し、前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む提示情報を提示することを特徴とする。
なお、使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目としては、例えば、当該身体状況を表す指標が、上記HbA1cやグリコアルブミン等の血糖値コントロール指標や、BMI(ボディマス指数)である場合には、血糖値の上昇及び体重の増加を抑制する項目を挙げることができる。また、当該項目に対して設定された計算ルールとしては、例えば、身体状況を改善する行動(例えば、血糖値や体重を低減させる行動)が実施された場合には、当該行動に含まれる項目に予め設定されたポイントの加算及び減算のうちの一方を行い、当該身体状況を悪化させる行動が実施された場合には予め設定されたポイントの加算及び減算のうちの他方を行う計算ルールが挙げられる。
上記第1態様によれば、使用者が所定期間内に実施した行動(日常生活に含まれる行動)に分類される項目に対して、上記計算ルールに基づくポイントが算出される。例えば、使用者の摂取カロリーが目標カロリーより低い場合には、摂取カロリーの項目に対して設定された計算ルールに基づくポイントの計算が実施され、また例えば、使用者が目標運動時間より長く運動した場合には、運動時間の項目に対して設定された計算ルールに基づくポイントが算出される。そして、当該ポイントと、当該ポイントに応じた身体状況の評価とのうち少なくともいずれかを含む提示情報が提示される。
これによれば、身体状況提示装置を使用する使用者の身体状況を表す指標に関連する行動の内容を数値化できる。換言すると、例えば、当該指標が血糖値に関する指標又は体重に関する指標であり、血糖値又は体重を低減させる行動が行われた場合に、当該行動によって変化される指標の値と、算出されるポイントとを連動させることができる。このため、当該ポイントが提示される場合には、提示されたポイントを使用者が認識することで、身体状況を改善する行動が実施されたか否かを簡易に把握できる。また、上記評価が提示される場合には、当該行動の実施による身体状況の評価をより詳しく把握できる。
また、例えば、身体状況を改善する方向の行動を使用者が実施するほど上記ポイントが加算される計算ルールが採用されている場合には、当該ポイントの増加により、身体状況を改善させる等の行動のモチベーションを高めることができる。
上記第1態様では、前記所定期間は、1日より長い期間であり、前記ポイントは、1日毎に算出されて前記所定期間で積算されることが好ましい。
上記第1態様によれば、上記ポイントは1日毎に算出されるので、所定期間内に実施された行動に応じたポイントを一度に計算する場合に比べて、誤計算を抑制できる。この他、1日毎に計算されたポイント及び上記評価を提示することで、使用者が、身体状況の改善を考慮した、日々の行動の振り返りを実施できる。
また、身体状況は、日々の行動の積み重ねで変化するので、上記所定期間で積算されたポイント、及び、当該ポイントに基づく上記評価の少なくともいずれかを提示することで、実際の使用者の身体状況の変化に応じたポイントの算出及び評価を実施できる。
上記第1態様では、前記身体状況を表す指標は、生活習慣病に関連する健康状態を表す指標であることが好ましい。
ここで、生活習慣病に関連する健康状態は、日常の行動内容に依存する割合が高い。
このため、上記第1態様によれば、使用者の日常の行動のうち、生活習慣病に関連する行動に含まれる項目毎に使用者の行動内容を数値化できる。従って、使用者の生活習慣病に関連する健康状態に関連するポイントの算出及び評価を実施できる。
上記第1態様では、前記生活習慣病に関連する健康状態は、糖尿病の状態であり、前記糖尿病の状態を表す指標は、血中におけるヘモグロビンA1c及びグリコアルブミンのいずれかであることが好ましい。
上記第1態様によれば、上記計算ルールとして、使用者の行動に分類される項目のうち、糖尿病を予防、改善及び治療に貢献する項目に対して設定された計算ルールを採用することにより、糖尿病の状態に応じたポイントを算出できる。従って、提示されたポイントや評価を使用者が確認するだけでも、糖尿病の状態を使用者が把握できる。
ここで、ヘモグロビンA1c及びグリコアルブミンのそれぞれの値は、糖尿病の状態を表す指標として一般的に用いられ、これらの測定方法、及び、これらの判定方法も確立されている。
このため、上記第1態様によれば、上記ポイントと糖尿病の状態とを比較的容易に対応させることができる。
上記第1態様では、前記糖尿病の状態を表す指標がヘモグロビンA1cである場合、前記所定期間は、現在の日付から過去60日以上90日以下の期間であることが好ましい。
ここで、ヘモグロビンA1cの値に基づいて、採血の2ヶ月前から採血までの平均血糖値を判定できる。
このため、上記第1態様によれば、ポイントを算出する期間(すなわち、上記所定期間)と、ヘモグロビンA1cの値に基づく平均血糖値の判定期間とを対応させることができ、ひいては、ポイントの変化と血糖値の変化とを対応させることができる。従って、このようなポイントが提示されて、使用者が所定期間における当該ポイントの変化を確認することにより、糖尿病の状態を一層容易に把握できる。
上記第1態様では、前記糖尿病の状態を表す指標がグリコアルブミンである場合、前記所定期間は、現在の日付から過去1週間以上2週間以下の期間であることが好ましい。
ここで、グリコアルブミンの値に基づいて、採血の1ヶ月前(特に直近の2週間前)から採血までの平均血糖値を判定できる。
このため、上記第1態様によれば、上記と同様に、ポイントを算出する期間(すなわち、上記所定期間)と、グリコアルブミンの値に基づく平均血糖値の判定期間とを対応させることができ、ひいては、ポイントの変化と血糖値の変化とを対応させることができる。従って、このようなポイントが提示されて、使用者が所定期間における当該ポイントの変化を確認することにより、糖尿病の状況を一層容易に把握できる。
上記第1態様では、前記行動は、少なくとも食事、運動及び生活習慣を含むことが好ましい。
ここで、生活習慣病の予防、改善及び治療には、食事療法及び運動療法が挙げられるが、生活習慣の乱れは、生活習慣病の進行に関連する。
このため、上記第1態様によれば、ポイントの算出対象となる行動に、少なくとも食事、運動及び生活習慣が含まれるので、これら生活習慣病に関連する行動に分類される項目のポイントを適切に算出できる。従って、これら食事、運動及び生活習慣に含まれる項目の実施状態を個別に評価するのではなく、これらを含む総合的な評価を使用者に提示できる。
上記第1態様では、前記行動には、運動が含まれ、検出装置により検出された前記使用者の行動に関する行動情報を取得し、取得された前記行動情報により示される前記使用者の行動に基づいて、運動についての前記ポイントを算出することが好ましい。
ここで、使用者により実施された運動が、例えば上記生活習慣病の改善に対して十分な強度及び運動量の運動であるか否かを判定することは、使用者にとって面倒である。
これに対し、上記第1態様によれば、検出装置から取得される行動情報により示される使用者の行動、及び、上記計算ルールに基づいて、運動についてのポイントが算出される。これによれば、使用者が実施した運動の強度及び運動量であるか否かを判定する必要がない他、このような判定を適切に実施できる。従って、運動に分類される行動のポイントを適切に算出できる。
上記第1態様では、前記検出装置は、脈波に基づいて前記使用者の脈拍数を検出する脈拍計、及び、前記使用者の消費カロリーを算出する活動量計のうち少なくともいずれかであることが好ましい。
上記第1態様によれば、検出装置が、上記脈拍計及び上記活動量計の少なくともいずれかであるので、脈拍数及び消費カロリーのいずれかに基づいて、使用者の運動内容(例えば、運動量及び運動強度)をより適切に把握できる。このため、運動に分類される項目のポイントをより適切に計算できる。
上記第1態様では、算出された前記ポイントを前記使用者のストレス状態に応じて補正することが好ましい。
ここで、身体状況は、使用者の日々のストレス状態によって変化する。例えば、血糖値は、運動によるインシュリン抵抗性の改善等により低下する傾向があるが、使用者がストレスを感じている状態では、運動を実施した場合でも、血糖値は低下しづらく、上昇する場合もある。また、体力は、運動により向上するが、使用者がストレスを感じている場合と感じていない場合とでは、運動を実施した場合でも、体力の向上具合は変化する。
このため、上記第1態様では、使用者のストレス状態に応じてポイントを補正することで、使用者の身体状況に一層適合したポイントを算出できる。従って、ポイントを上記指標の値に適切に連動させることができ、より適切な評価を使用者に提示できる。
上記第1態様では、前記使用者の運動距離に基づいて前記ポイントを算出することが好ましい。
上記のように、運動は、身体的にも精神的にも状況を改善させる効果がある。一方、肥満や糖尿病等の生活習慣病の症状は、限度はあるものの、運動時の負荷や運動距離が大きいほど改善の度合いが高まる傾向にある。
このため、上記第1態様では、使用者の運動距離に基づいてポイントが算出されるので、算出されたポイント及び当該ポイントに応じた上記評価が提示されることで、使用者に運動を促すことができる他、実施された運動に対してポイントを適切に算出できる。
本発明の第2態様に係る身体状況提示システムは、使用者の行動に関する行動情報を検出する検出部と、前記使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、前記行動情報に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出する算出部と、算出された前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価の少なくともいずれかを含む提示情報を提示する提示部と、を有することを特徴とする。
上記第2態様に係る身体状況提示システムによれば、上記第1態様に係る身体状況提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第2態様では、前記検出部を有する第1装置と、前記算出部及び前記提示部を有する第2装置と、を備え、前記第1装置は、前記検出部により検出された前記行動情報を前記第2装置に送信することが好ましい。
ここで、検出部を有する装置が使用者に装着されて上記行動情報を検出する場合、使用者の行動を妨げないためには、当該装置は小型及び軽量であることが求められる。
これに対し、上記第2態様では、第1装置が上記検出部を有し、第2装置が上記算出部及び上記提示部を有することにより、第1装置を小型及び軽量に構成しやすくすることができる。従って、使用者の行動を妨げない第1装置を構成できる。
また、算出部は、第1装置とは異なる第2装置が有する。この第2装置は、使用者に必ずしも装着されるものではないため、比較的大きな処理回路を実装可能である。このため、当該処理回路にて算出部の機能を実現できるので、複雑な計算ルールが採用される場合でも、当該算出部での処理を確実に実行できる。同様に、提示部が、上記提示情報を表示する表示部として構成される場合、当該表示部は第2装置が有することにより、比較的大きな画面を有する表示部を採用できる。このため、提示情報を確認しやすくすることができる。
上記第2態様では、前記検出部及び前記提示部を有する第1装置と、前記算出部を有する第2装置と、を備え、前記第1装置は、前記検出部により検出された前記行動情報を前記第2装置に送信し、前記第2装置は、受信された前記行動情報に基づく前記提示情報を前記第1装置に送信し、前記第1装置は、受信された前記提示情報を提示することが好ましい。
ここで、上記のように、検出部を有する第1装置が使用者に装着される構成である場合、当該第1装置が提示部を有することにより、使用者が、当該使用者の所望のタイミングにて上記提示情報を確認できる。
また、第1装置とは異なる第2装置が、上記算出部を有することにより、上記と同様に、第2装置に実装可能な比較的大きな処理回路にて算出部の機能を実現できるので、複雑な計算ルールが採用される場合でも、当該算出部での処理を確実に実行できる。
上記第2態様では、前記検出部及び前記算出部を有する第1装置と、前記提示部を有する第2装置と、を備え、前記第1装置は、検出された前記行動情報に基づいて算出された前記ポイント、及び、前記ポイントに応じた前記身体状況の評価の少なくともいずれかを含む前記提示情報を前記第2装置に送信し、前記第2装置は、受信された前記提示情報を提示することが好ましい。
なお、第2装置が有する提示部が、上記身体状況の評価を提示する場合、第1装置が、算出されたポイントに応じた評価が含まれる提示情報を第2装置に送信してもよく、第2装置が、受信されたポイントに応じた評価を実行及び提示してもよい。
上記第2態様によれば、第1装置がポイントの算出及び当該ポイントに応じた身体状況の評価を実行する場合には、第2装置を、上記提示情報を表示する表示装置や、当該提示情報を音声にて出力する音声出力装置により構成できる。これによれば、第2装置を簡易な構成とすることができる。従って、身体状況提示システムの構成を簡略化できる。
一方、第1装置がポイントの算出を実行し、受信されたポイントに応じた身体状況の評価を第2装置が実行及び提示する場合には、第1装置と第2装置とで処理を分担できる。従って、第1装置及び第2装置の一方の処理負荷が他方に比べて極端に大きくなることを抑制できる。
上記第2態様では、前記検出部、前記算出部及び前記提示部を有する第1装置と、前記第1装置を補助する第2装置と、を備えることが好ましい。
なお、第2装置の機能としては、上記ポイントの算出及び身体状況の評価に必要な情報の第1装置への提供や、第1装置とサーバー等の機器との通信の仲介を例示できる。これらのうち、第1装置と当該機器との通信を仲介する場合としては、当該第1装置から受信される情報(例えば、ポイント等)の当該機器への送信を例示できる。
上記第2態様によれば、第2装置により第1装置の機能を拡張できる。従って、身体状況提示システムの汎用性を高めることができる。
本発明の第3態様に係る提示情報出力方法は、使用者の身体状況に関する提示情報を出力する提示情報出力装置を用いて行われる提示情報出力方法であって、前記使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に前記使用者が実施した前記行動に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出し、前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む前記提示情報を出力することを特徴とする。
上記第3態様に係る提示情報出力方法を、提示情報出力装置を用いて実施し、出力された提示情報を表示部等の提示部を用いて使用者に提示することにより、上記第1態様に係る身体状況提示装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の第4態様に係る提示情報出力プログラムは、使用者の身体状況に関する提示情報を出力する提示情報出力装置により実行される提示情報出力プログラムであって、前記提示情報出力装置に、前記使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に前記使用者が実施した前記行動に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出させ、前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む前記提示情報を出力させることを特徴とする。
上記第4態様に係る提示情報出力プログラムを提示情報出力装置が実行し、出力された提示情報を表示部等の提示部を用いて使用者に提示することにより、上記第1態様に係る身体状況提示装置と同様の効果を奏することができる。
なお、このような提示情報出力プログラムは、コンピューター読取可能に記録媒体に記録されていてもよい。このような記録媒体から、例えば携帯端末等の情報処理装置(提示情報出力装置)が当該提示情報出力プログラムを読み取って実行することで、上記第1態様に係る身体状況提示装置と同様の効果を奏することが可能となる。このような記録媒体としては、磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、HDD(Hard Disk Drive)及び半導体メモリー等を例示でき、これらを利用して、提示情報出力プログラムを情報処理装置にて実行できる。この他、当該提示情報出力プログラムは、ネットワークを介して提供されてもよい。
本発明の第1実施形態に係る身体状況提示システムを示す模式図。 上記第1実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における初期設定情報の一例を示す図。 上記第1実施形態における目標情報の一例を示す図。 上記第1実施形態における計算情報の一例を示す図。 上記第1実施形態における制御部の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における初期設定情報登録画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における目標情報登録画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における運動結果提示/入力画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における身体情報入力画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における食事内容登録画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における簡易設定画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における睡眠時間登録画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における生活内容登録画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における運動入力画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における結果提示画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における積算値提示画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における行動別変化提示画面の一例を示す図。 上記第1実施形態におけるメッセージ提示画面の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る身体状況提示システムを示すブロック図。 本発明の第3実施形態に係る身体状況提示システムが備える検出装置を示すブロック図。 上記第3実施形態における身体状況提示システムが備える情報処理装置を示すブロック図。 本発明の第4実施形態に係る身体状況提示システムを示すブロック図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面に基づいて説明する。
[身体状況提示システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る身体状況提示システム1を示す模式図である。
本実施形態に係る身体状況提示システム1は、図1に示すように、検出装置2及び情報処理装置3を備える。この身体状況提示システム1では、情報処理装置3は、使用者の身体状況に関する初期設定情報、及び、当該使用者の日常生活に含まれる行動に分類される項目毎の目標値である目標情報を記憶するとともに、当該項目毎に設定されるポイントの計算ルールを含む計算情報を記憶している。そして、情報処理装置3は、使用者による入力結果、及び、検出装置2により検出された使用者の行動情報に基づいて、上記計算情報を用いて上記項目毎のポイントを算出し、当該ポイントの日毎の合計値、及び、予め設定された所定期間である保持期間における合計値の積算値を算出する。更に、情報処理装置3は、算出された合計値及び積算値、並びに、これら合計値及び積算値に応じた身体状況の評価を使用者に提示する。
以下、身体状況提示システム1の各構成について説明する。
なお、以下の例では、身体状況提示システム1は、使用者の身体状況として、生活習慣病に関連する健康状態を提示するもの、詳しくは、糖尿病の状態を提示するものとして説明する。
[検出装置の構成]
検出装置2は、使用者に装着されて、当該使用者の行動に関する情報(行動情報)を検出する検出部21を有する検出装置であり、本実施形態においては、本発明の第1装置に相当する。この検出装置2は、当該行動情報を記録及び送信可能に構成されている。
このような検出装置2としては、使用者の脈拍数等の生体情報、及び、使用者の動作に伴って変化する加速度等の動作情報を検出し、これらを含む行動情報を記録及び送信する脈拍計を例示できる。この他、検出装置2としては、当該動作情報を検出して使用者の歩数及び消費カロリーを計算し、これらを含む行動情報を記録及び送信する活動量計を例示できる。
また、本実施形態では、検出部21は、上記生体情報及び動作情報の他、GPS(Global Positioning System)衛星等の位置情報衛星から受信される衛星信号を検出及び受信して、当該検出装置2の現在位置を示す位置情報(すなわち、検出装置2を装着する使用者の現在位置を示す位置情報)を取得する。この検出部21は、定期的に当該位置情報を取得し、検出装置2は、取得された位置情報を含む上記行動情報を送信する。
なお、検出装置2は、現在時刻を計時する計時部を有し、当該検出装置2が送信する行動情報には、上記生体情報、動作情報及び位置情報を検出及び取得したタイミングの時刻も含まれる。
[情報処理装置の構成]
図2は、情報処理装置3の構成を示すブロック図である。
情報処理装置3は、本実施形態では本発明の身体状況提示装置、第2装置及び提示情報出力装置に相当し、上記のように、使用者の身体状況を示す上記ポイント(合計値及び積算値)、並びに、当該ポイントに応じた身体状況の評価を提示する他、当該合計値及び積算値の推移等に基づくメッセージを提示する。この情報処理装置3は、例えばスマートフォン(多機能携帯電話機)、タブレット及びPC(Personal Computer)等により構成できる。
このような情報処理装置3は、図2に示すように、操作部31、通信部32、表示部33、音声出力部34、記憶部35、描画部36及び制御部37を備え、これらは互いにバスラインにより接続されている。
[操作部の構成]
操作部31は、使用者による入力操作を受け付け、当該入力操作に応じた操作情報を制御部37に出力する。このような操作部31は、例えば、情報処理装置3の筐体に設けられた物理キーやタッチパネル等により構成できる他、当該情報処理装置3に有線又は無線で接続されるキーボード及びポインティングデバイス等により構成できる。
[通信部の構成]
通信部32は、検出装置2等の外部機器と通信可能な第1通信モジュールと、インターネット等のネットワーク上のサーバー(図示省略)と通信可能な第2通信モジュールとを有し、制御部37による制御の下、当該外部機器及びサーバーと通信する。なお、当該外部機器及びサーバーのそれぞれと通信部32とが同じ通信方式で通信可能である場合には、通信部32は、第1通信モジュール及び第2通信モジュールのうち一方を備えていればよく、サーバーとの通信が不要であれば、第2通信モジュールはなくてもよい。また、操作部31に対する入力操作により、使用者が自らの行動情報を入力可能であれば、検出装置2との接続は必須ではないので、この場合には通信部32は無くてもよい。
[表示部の構成]
表示部33は、描画部36により描画された画像を表示する。具体的に、表示部33は、制御部37により実行されるOS(Operating System)及びアプリケーションの実行画面を表示する。すなわち、表示部33は、後述する身体状況提示アプリケーションの実行画面ES(図7〜図19参照)を表示して、各種情報を使用者に提示する提示部として機能する。このような表示部33は、例えば、液晶、有機EL(Electro-Luminescence)及び電気泳動等の各種表示パネルにより構成できる。
[音声出力部の構成]
音声出力部34は、スピーカーを備えて構成され、制御部37から入力される音声情報に応じた音声を出力する。例えば、音声出力部34は、制御部37が身体状況提示アプリケーションを実行する場合には、使用者に提示する情報に応じた音声を出力する。すなわち、音声出力部34は、上記表示部33と同様に、本発明の提示部を構成する。
[記憶部の構成]
記憶部35は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)及びフラッシュメモリー等の記憶装置により構成され、情報処理装置3の動作に必要なプログラム及びデータを記憶する。例えば、記憶部35は、当該プログラムとして、情報処理装置3を制御するOSの他、後述する身体状況提示処理を制御部37に実行させる身体状況提示アプリケーション(本発明の提示情報出力プログラムを含む)を記憶している。
[初期設定情報]
図3は、記憶部35が記憶する初期設定情報の一例を示す図である。
上記記憶部35は、以下に示す初期設定情報を記憶する。この初期設定情報は、例えば身体状況提示アプリケーションの最初の実行時に、操作部31に対する使用者の入力操作によって入力される情報であり、使用者の身体状況に関する情報である。
このような初期設定情報には、例えば図3に示すように、「年齢」、「性別」、「体重」、「身長」、「BMI(ボディマス指数:Body Mass Index)」、「血糖値コントロール指標」、「インスリン分泌能」、「インスリン抵抗性」、「体型」及び「糖尿病の種類」が含まれる。
これらのうち、「血糖値コントロール指標」は、本実施形態ではヘモグロビンA1c(HbA1c)の値である。このHbA1cの値は、血糖値の直近の2ヵ月間の平均値と相関する値である。また、「体型」は「肥満型」及び「痩せ型」のいずれかであり、「糖尿病の種類」は「インスリン分泌能不全型」及び「インスリン抵抗性型」のいずれかである。更に、「インスリン分泌能」は、インスリン分泌能の指標であるHOMA−βの値であり、「インスリン抵抗性」は、インスリン抵抗性の指標であるHOMA−Rの値である。しかしながら、これに限らず、例えば「インスリン抵抗性」は、同じくインスリン抵抗性の指標であるQUICKI(quantitative insulin sensitivity check index)の値としてもよい。
また、「年齢」、「性別」、「体重」及び「血糖値コントロール指標」は、本実施形態では必須項目とされている一方で、他の項目は任意設定項目とされている。
なお、これらの項目に代えて、或いは、これらの項目に加えて、他の項目が初期設定情報に含まれていてもよい。
また、上記項目のうち少なくともいずれかは、他の項目に応じて自動で設定されてもよい。例えば、BMIは、身長及び体重から算出できるため、「身長」及び「体重」が初期設定情報に含まれる場合には、「BMI」は、使用者により入力されなくてもよい。同様に、「体型」は、BMIに基づいて求めることができ、「糖尿病の種類」についても、「インスリン分泌能」及び「インスリン抵抗性」のそれぞれの値から決定できる。
[目標情報]
図4は、記憶部35が記憶する目標情報の一例を示す図である。
また、上記記憶部35は、以下に示す目標情報を記憶する。
目標情報は、日常生活に含まれる行動に分類される項目毎の目標を示す情報であり、詳しくは、当該行動に分類され、かつ、使用者の身体状況を表す指標としての血糖値コントロール指標に関連する項目毎の目標を示す情報である。この目標情報は、使用者又は医療従事者(例えば医師)が設定及び入力してもよく、上記初期設定情報に基づいて、情報処理装置3が自動で設定してもよい。
このような目標情報には、例えば図4に示すように、「血糖値コントロール指標」の目標値(目標血糖値)及び「体重」の目標値(目標体重)が含まれる他、「食事」、「運動」及び「生活習慣」に分類される各項目の目標値と、「ストレス」の目標値とが含まれる。
「食事」に分類される項目として、本実施形態では「摂取カロリー」及び「摂取糖質量」が含まれる。
「摂取カロリー」は、一日当たりの摂取カロリーの目標値(目標摂取カロリー)が設定される項目であり、「摂取糖質量」は、一日当たりの糖質量の目標値(目標糖質量)が設定される項目である。
「運動」に分類される項目として、本実施形態では「有酸素運動強度(下限)」、「有酸素運動強度(上限)」、「有酸素運動時間」、「有酸素運動頻度」、「有酸素運動のタイミング(血糖上昇期)」、「有酸素運動のタイミング(血糖値平衡期・下降期)」、「筋トレ運動時間」及び「筋トレ運動頻度」が含まれる。
「有酸素運動強度(下限)」及び「有酸素運動強度(上限)」は、使用者にとっての有酸素運動の下限脈拍の目標値(目標脈拍下限値)及び上限脈拍の目標値(目標脈拍上限値)が設定される項目である。
「有酸素運動時間」は、一日当たりの有酸素運動時間の目標値(目標運動時間)であり、「有酸素運動頻度」は、一週当たりの有酸素運動の実施回数の目標値(目標運動回数)が設定される項目である。
「有酸素運動のタイミング(血糖上昇期)」は、食後に血糖値が上昇している期間での有酸素運動時間の目標値(目標上昇期運動時間)が設定される項目であり、例えば10分が設定される。
「有酸素運動のタイミング(血糖値平衡期・下降期)」は、食後に血糖値が平衡状態となっている期間、及び、当該血糖値が下降し続けている期間での有酸素運動時間の目標値(目標下降期運動時間)が設定される項目であり、例えば10分が設定される。
「筋トレ運動時間」は、一日当たりの筋肉トレーニングの実施時間の目標値(目標トレーニング時間)が設定される項目であり、「筋トレ運動頻度」は、一週当たりの筋肉トレーニングの実施回数の目標値(目標トレーニング回数)が設定される項目である。なお、目標運動回数と同様に、目標トレーニング回数の計数時には、一日に筋肉トレーニングを複数回実施した場合でも、当該筋肉トレーニングの回数は一回と計数される。
「運動距離」は、一日当たりの走行距離の目標値(目標運動距離)である。本実施形態では、走行距離を計測する装置の電力消費量を考慮して、目標運動距離は、有酸素運動時の走行距離の目標値としているが、一日における総走行距離の目標値を設定してもよい。
「生活習慣」に分類される項目として、本実施形態では「間食」、「夜食」、「飲酒」、「睡眠時間」、「夜更かし」及び「タバコ」が含まれる。
「間食」は、一日当たりの間食による摂取カロリーの目標値(目標間食カロリー)が設定される項目であり、「夜食」は、一日当たりの就寝2時間前の摂取カロリーの目標値(目標夜食カロリー)が設定される項目である。
「飲酒」は、一日当たりの摂取アルコール量の目標値(目標アルコール量)が設定される項目である。なお、目標アルコール量は「0」でない場合でも、アルコールの摂取を推奨するものではない。
「睡眠時間」は、一日当たりの睡眠時間の目標値(目標睡眠時間)が設定される項目である。「夜更かし」は、就寝時刻の目標値(目標就寝時刻)が設定される項目である。「タバコ」は、一日当たりのタバコの本数の目標値(目標本数)が設定される項目である。
「ストレス」は、交感神経活動と副交感神経活動のバランスを表わし、ストレスの指標(交感神経の活性度)としてのLF(Low Frequency)/HF(High Frequency)の目標値(目標ストレス値)が設定される項目である。
HFは、3秒から4秒程度の周期を有し、呼吸を信号源とする変動波、又は、その周波数領域のパワースペクトルの合計量を指す。一方、LFは、メイヤー波と呼ばれる約10秒周期の血圧変化を信号源とする変動波、又は、その周波数領域のパワースペクトルの合計量を指す。
一般的に、LF/HFの値が、2以下であれば正常と判断される。このため、当該目標ストレス値として、例えば「2」が設定される。
[計算情報]
図5は、記憶部35が記憶する計算情報の一例を示す図である。
上記記憶部35は、以下に示す計算情報を記憶する。
計算情報は、後述する制御部37による使用者の行動の数値化の際に用いられる情報である。これら計算ルールは、例えば図5に示すように、ユーザーの日常生活に含まれる「食事」、「運動」及び「生活習慣」に分類される上記各項目、及び、「ストレス」にそれぞれ設定される。
「食事」に関しては、以下の計算ルールが計算情報に含まれる。
「摂取カロリー」には、使用者の一日分の摂取カロリーが上記目標摂取カロリーを超えている場合に、当該摂取カロリーが目標摂取カロリーを100kcal超過する毎に−0.1とする計算ルールが設定されている。この計算ルールでは、更に、現在の使用者の体重が上記目標体重より大きく、一日分の摂取カロリーが上記目標摂取カロリー未満である場合には、摂取カロリーが目標摂取カロリーを100kcal下回る毎に+0.1とする。
「摂取糖質量」には、使用者の一日分の摂取糖質量が上記目標摂取糖質量を10g超過する毎に−0.1とする計算ルールが設定されている。なお、一般的な人では、一日において100g〜130gの糖質量が必要と考えられている。このことから、摂取糖質量についての計算ルールには、一日分の摂取糖質量が目標摂取糖質量を下回った場合に+の加点を行うことは含まれていない。
これら「摂取カロリー」及び「摂取糖質量」についての計算ルールは、一日に一回(例えば夜中に区分される時刻に)適用される。
「運動」に関しては、以下の計算ルールが計算情報に含まれる。
「有酸素運動時間」について設定される計算ルールは、上記目標脈拍下限値から上記目標脈拍上限値までの範囲の有酸素運動が実施された場合に適用される。
この計算ルールでは、一日に使用者が実施した有酸素運動の時間が、上記目標運動時間に0.5を乗算した値未満である場合に+0.1とし、当該目標運動時間に0.5を乗算した値以上で1.0を乗算した値未満である場合に+0.5とし、当該目標運動時間に1.0を乗算した値以上で1.2を乗算した値未満である場合に+1.0とし、当該目標運動時間に1.2を乗算した値以上で1.5を乗算した値未満である場合に+2.0とし、当該目標運動時間に1.5を乗算した値以上である場合に+3.0とする。
「有酸素運動頻度」には、一週における有酸素運動の回数が、上記目標運動回数に0.5を乗算した値以上で1.0を乗算した値未満である場合に+1.0とし、上記目標運動回数に1.0を乗算した値以上で2.0を乗算した値未満である場合に+2.0とし、上記目標運動回数に2.0を乗算した値以上である場合に+3.0とする計算ルールが設定されている。この計算ルールは、一週に一回適用される。なお、この1週における有酸素運動の回数の計数においては、一日に有酸素運動を複数回実施した場合でも、当該有酸素運動の実施回数は一回と計数される。
「有酸素運動のタイミング(血糖上昇期)」には、有酸素運動が血糖上昇期に開始され、かつ、上記目標上昇期運動時間以上の運動が実施された場合に+2.0とする計算ルールが設定されている。
また、「有酸素運動のタイミング(血糖平衡期・下降期)」には、有酸素運動が血糖平衡期又は下降期に開始され、かつ、上記目標下降期運動時間以上の運動が実施された場合に+1.0とする計算ルールが設定されている。
「筋トレ運動時間」には、一日当たりの筋肉トレーニングの運動時間が、上記目標トレーニング時間以上である場合に+1.0とする計算ルールが設定されている。
「筋トレ運動頻度」には、一週における筋肉トレーニングの回数が、上記目標トレーニング回数に達した場合に+2.0とし、達しなかった場合に−2.0とする計算ルールが設定されている。この計算ルールは、一週に一回適用される。なお、一週における筋肉トレーニングの回数の計数においては、上記と同様に、一日に筋肉トレーニングを複数回実施した場合でも、当該筋肉トレーニングの実施回数は一回と計数される。
「運動距離」には、一日当たりの有酸素運動時の走行距離が、上記目標運動距離以上で1.5を乗算した値未満である場合に+0.5とし、上記目標運動距離に1.5を乗算した値以上である場合に+1.0とする計算ルールが設定されている。
これらのうち、「有酸素運動時間」、「有酸素運動のタイミング(血糖上昇期)」、「有酸素運動のタイミング(血糖平衡期・下降期)」、「筋トレ運動時間」及び「運動距離」についての計算ルールは、上記「食事」に関する計算ルールと同様に、一日に一回(例えば夜中に区分される時刻に)適用される。一方、「有酸素運動頻度」及び「筋トレ運動頻度」は、上記のように、一週に一回適用される。
生活習慣に関しては、以下の計算ルールが計算情報に含まれる。
「間食」には、一日において間食が実施された場合(間食による摂取カロリーが0でない場合)で、かつ、当該一日の摂取カロリーが、上記目標間食カロリーに2.0を乗算した値未満である場合に−1.0とし、2.0を乗算した値以上である場合に−2.0とする計算ルールが設定されている。
「夜食」には、就寝2時間前の食事が行われた場合に−2.0とする計算ルールが設定されている。
「飲酒」には、一日当たりの摂取アルコール量が、上記目標アルコール量を10ml超過する毎に−0.1とする計算ルールが設定されている。
また、当該計算ルールでは、飲酒しなかった日(非飲酒日)が、一週において連続2日以上ある場合に+1.0とし、非連続で2日以上ある場合に+0.5とし、当該一週において1日である場合に−0.5とし、当該1週において無い場合に−1とする。この飲酒頻度に関する計算ルールは、一週に一回適用される。
「睡眠時間」には、一日当たりの睡眠時間が、上記目標睡眠時間以上である場合に+1.0とし、目標睡眠時間未満である場合に−1.0とする計算ルールが設定されている。
「夜更かし」には、就寝時刻が、上記目標就寝時刻を超えている場合に−1.0とする計算ルールが設定されている。
「タバコ」には、一日に吸ったタバコの本数が、上記目標本数を超過した場合に−1.0とする計算ルールが設定されている。
これらのうち、「間食」、「飲酒」の摂取アルコール量、「睡眠時間」、「夜更かし」及び「タバコ」についての計算ルールは、一日に一回(例えば夜中に区分される時刻に)適用される。一方、「飲酒」の飲酒頻度は、上記のように、一週に一回適用され、「夜食」についての計算ルールは、夜食を実施する都度適用される。
ストレスに関しては、以下の計算ルールが計算情報に含まれる。この計算ルールは、一日における使用者のLF/HFの値が、上記目標ストレス値を超えている場合(ストレスを受けている場合)、或いは、後述する生活内容登録画面ES8にて使用者により「ストレス状態」が選択された場合に適用される。
ここで、リラックスしている状態(副交感神経が活性化している状態)では、呼吸変動を反映したHF成分、及び、血圧変動を反映したLF成分のそれぞれが現れるのに対し、ストレス状態にある場合(交感神経が活性化している状態)では、LF成分が現れる一方、HF成分が減少する。このように、リラックス状態にある場合には、相対的にHF成分が大きくなることからLF/HFの値は小さくなり、逆に、ストレス状態にあるとHF成分に対してLF成分が大きくなることからLF/HFの値が大きくなる。
従って、LF/HFの値が所定値を超えているか否かを判定することで、使用者がストレス状態にあるか否かを判定できる。そして、当該所定値は、上記目標ストレス値として設定されている。
そして、ストレスに関する計算ルールは、一日における上記LF/HFの平均値が上記目標ストレス値を超えている場合(ストレス状態にある場合)に適用される。このストレスに関する計算ルールでは、上記食事、運動及び生活習慣の各項目に設定された計算ルールにて算出されたポイントの合計値が+の値である場合に、当該合計値に0.7を乗算した値を補正後の合計値とし、当該算出された点数の合計値が−の値である場合に、当該合計値に1.3を乗算した値を補正後の合計値とする。
このようなストレスに関する計算ルールは、上記各項目のポイントの合計値が算出されたタイミングで適用されるので、当該計算ルールは、一日に一回(例えば夜中に区分される時刻に)適用されることとなる。
このように、健康状態を増進させる行動(本実施形態では、糖尿病を改善する行動)が実施された場合には、+のポイントが加算され、健康状態を悪化させる行動(本実施形態では、糖尿病を悪化させる行動)が実施された場合には、−のポイントが加算されるように、それぞれの行動及び項目毎に目標値及び計算ルールが設定されている。
なお、これに限らず、健康状態を増進させる行動が実施された場合には、−のポイントが加算され、健康状態を悪化させる行動が実施された場合には、+のポイントが加算されるように、それぞれの行動及び項目毎に計算ルールが設定されてもよい。また、加算されるポイントも適宜変更可能である。
[描画部の構成]
描画部36は、描画回路を有し、制御部37の制御の下、表示部33に表示させる画像を描画する。例えば、描画部36は、制御部37が記憶部35に記憶された身体状況提示アプリケーションを実行した際の実行画面を描画する。すなわち、描画部36は、本発明の提示部を構成する。
なお、実行画面に含まれる各種画面の構成及び動作については、後に詳述する。
[制御部の構成]
図6は、制御部37の構成を示すブロック図である。
制御部37は、CPU(Central Processing Unit)を備えて構成され、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、情報処理装置3の動作を制御する。このような制御部37は、OS実行部37A及びアプリケーション実行部37Bと、を有する。
OS実行部37Aは、記憶部35に記憶されたOSを実行する機能部であり、通信制御部371、表示制御部372、音声出力制御部373及び計時部374を有する。
通信制御部371は、通信部32を制御して、上記外部機器やサーバーと通信する。
表示制御部372は、描画部36を制御して、当該描画部36にOSやアプリケーションの実行画面を描画させ、当該実行画面を表示部33に表示させる。
音声出力制御部373は、OSやアプリケーションの実行時に出力させる音声の音声情報を上記音声出力部34に出力する。すなわち、表示制御部372及び音声出力制御部373は、本発明の提示部を構成する。
計時部374は、現在時刻を計時する。
アプリケーション実行部37Bは、記憶部35に記憶されたアプリケーションのうち、操作部31から入力される操作情報に応じてOS実行部37Aにより指示されたアプリケーションを実行する。
このアプリケーション実行部37Bは、記憶部35に記憶された身体状況提示アプリケーションを実行することによってそれぞれ機能する情報取得部375、情報登録部376、行動解析部377、算出部378及び提示情報生成部379を有する。
情報取得部375は、身体状況提示アプリケーションの実行画面にて使用者により入力された情報を取得する他、通信部32を介して上記検出装置2から行動情報を取得する。
情報登録部376は、情報取得部375により取得された情報を記憶部35に記憶及び登録させる。
行動解析部377は、検出装置2から取得された行動情報を解析して、実施された使用者の行動の種別を解析する。
例えば、行動解析部377は、当該行動情報に基づいて、使用者が実施した一日の有酸素運動の合計時間を算出する。具体的に、行動解析部377は、上記目標脈拍下限値以上で、かつ、上記目標脈拍上限値以下の期間の行動で、かつ、当該期間の動作情報が運動に相当する変化を含む情報である行動を有酸素運動と判断し、当該有酸素運動の一日の合計時間を有酸素運動時間として算出する。また、行動解析部377は、上記有酸素運動の開始時刻及び終了時刻と、これら時刻の間で取得された位置情報(上記行動情報に含まれる位置情報)とに基づいて、当該有酸素運動時の運動距離を算出する。
更に、行動解析部377は、当該行動情報に基づいて、使用者の入眠時刻及び起床時刻を判定する他、使用者の睡眠時間を算出する。
算出部378は、上記項目毎の計算ルールに基づいて、使用者の行動に応じたポイントの合計値を算出する。具体的に、算出部378は、上記計算ルールに基づいて、使用者が後述する実行画面にて入力した入力情報と、上記行動解析部377による解析結果(すなわち、上記行動情報の解析結果)とに応じたポイントの合計値を、上記計算ルールについての説明で述べたタイミング(例えば夜中に区分される時刻)にて算出する。また、算出部378は、ストレスに関する計算ルールに基づいて、算出された合計値を補正する。更に、算出部378は、所定期間(保持期間)における合計値の積算値を算出する。この所定期間については、後に詳述する。
提示情報生成部379は、本発明の提示部を構成する機能部であり、補正された合計値、及び、当該合計値に応じた使用者の身体状況についての評価の少なくともいずれかを含む提示情報(本実施形態では、それぞれを含む提示情報)を生成する。
また、提示情報生成部379は、算出部378により算出されたポイントの合計値及び積算値の日毎の推移に応じたメッセージを生成して、当該メッセージを表示部33に表示させる。このようなメッセージとして、例えば、使用者の身体状況についての評価に関するメッセージや、運動の実施状態についてのメッセージを挙げることができる。このような提示情報生成部379により生成される内容は、後に詳述する。
[実行画面の構成]
ここで、上記表示制御部372は、アプリケーション実行部37Bによる身体状況提示アプリケーションの実行時に、当該アプリケーション実行部37Bの処理結果に基づいて、以下に示す実行画面ES(ES1〜ESD)を描画部36に描画させ、当該各画面ESを表示部33に表示させる。
以下、各実行画面ESの構成及び動作について説明する。
[初期設定情報登録画面]
図7は、初期設定情報登録画面ES1の一例を示す図である。
初期設定情報登録画面ES1は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、上記使用者情報及び初期設定情報を入力及び登録する画面である。この初期設定情報登録画面ES1には、図6に示すように、画面上部及び画面下部にそれぞれ固定表示領域F1,F2が設定され、これらの間に可変表示領域V1が設定されている。
画面上部の固定表示領域F1の上段には、計時部374により計時されている現在時刻が設定される時刻表示領域F11が配置されている。また、固定表示領域F1の下段における左側には、押下(入力)されるとメニュー画面(図示省略)に遷移するボタンF12が配置され、右側には、押下されるとヘルプ画面(図示省略)に遷移するボタンF13が配置されている。これらボタンF12,F13に挟まれた領域には、画面の内容を示すタイトルF14が配置されている。
画面下部の固定表示領域F2の左右には、ボタンF21,F22が配置されている。これらボタンF21,F22は、画面を遷移するためのボタンである。
可変表示領域V1には、使用者情報(使用者の氏名)及び上記初期設定情報の各入力欄が設けられている。
具体的に、可変表示領域V1には、使用者情報のうち、使用者の姓を漢字及び平仮名で入力させる姓入力欄V101,V103と、使用者の名を漢字及び平仮名で入力させる名入力欄V102,V104とが設けられている。
また、可変表示領域V1には、上記初期設定情報のうち、使用者の性別、年齢、身長、体重、BMI、血糖値、CPR値(空腹時自己分泌高感度血中C−ペプチド値)及びIRI値(空腹時自己分泌高感度血中インスリン濃度)を、それぞれ入力させる入力欄V105〜V112と、登録ボタンV113及びキャンセルボタンV114が配置されている。これらのうち、使用者の性別を入力させる性別入力欄V105には、「男」及び「女」を選択するためのラジオボタンが設けられている。
そして、登録ボタンV113が押下されると、各入力欄V101〜V112に対する入力内容が、上記情報取得部375により取得され、上記情報登録部376により記憶部35に記憶される。この後、本実施形態では、後述する目標情報登録画面ES2(図8参照)に画面が遷移する。
なお、BMIは、上記のように、身長及び体重に基づいて算出可能である。このため、身長入力欄V107及び体重入力欄V108に身長及び体重が入力されると、BMI入力欄V109には、入力された身長及び体重に基づくBMIが設定される。
また、上記入力内容の登録時には、初期設定情報に含まれる体型は、設定されたBMIに基づいて決定されて登録される。
更に、インスリン分泌能の指標であるHOMA−βの値、及び、インスリン抵抗性の指標であるHOMA−Rの値は、CPR値入力欄V111及びIRI値入力欄V112にそれぞれ入力されたCPR値及びIRI値に基づいて算出できる。これらHOMA−β及びHOMA−Rのそれぞれの値に基づいて、初期設定情報に含まれる糖尿病の種類は、「インスリン分泌能不全型」及び「インスリン抵抗性型」のいずれかに決定されて登録される。
一方、キャンセルボタンV114が押下されると、初期設定情報登録画面ES1の直前に表示されていた画面(例えば、メニュー画面)に戻る。
[目標情報登録画面]
図8は、目標情報登録画面ES2の一例を示す図である。
目標情報登録画面ES2は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、上記目標情報を入力及び登録する画面である。この目標情報登録画面ES2には、図8に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V2と、が設定されている。
可変表示領域V2には、上記目標血糖値及び上記目標体重を入力させる入力欄V201,V202と、食事、運動及び生活習慣の各行動に分けられた入力領域V2A〜V2Cと、登録ボタンV241及びキャンセルボタンV242と、が設けられている。
具体的に、食事に関連する目標情報を入力させる入力領域V2Aには、上記目標摂取カロリー及び上記目標糖質量を入力させる入力欄V211,V212が配置されている。
運動に関連する目標情報を入力させる入力領域V2Bには、上記目標脈拍下限値及び上記目標脈拍上限値を入力させる入力欄V221,V222が配置されている。また、当該入力領域V2Bには、上記目標運動時間、上記目標運動回数、上記目標上昇期運動時間、上記目標下降期運動時間、上記目標トレーニング時間、上記目標トレーニング回数、及び、上記目標運動距離をそれぞれ入力させる入力欄V223〜V229が配置されている。
生活習慣に関連する目標情報を入力させる入力領域V2Cには、上記目標間食カロリー、上記目標夜食カロリー、上記目標アルコール量、上記目標睡眠時間、目標就寝時刻、目標本数及び目標ストレス値をそれぞれ入力させる入力欄V231〜V237が配置されている。なお、上記のように、目標ストレス値は、予め設定可能であるので、入力欄V237はなくてもよい。
そして、登録ボタンV241が押下されると、各入力欄V201,V202,V211,V212,V221〜V229,V231〜V237に対する入力内容が、情報取得部375により取得され、情報登録部376により記憶部35に記憶されて登録される。
一方、キャンセルボタンV242が押下されると、目標情報登録画面ES2の直前に表示されていた画面に戻る。
[運動結果提示/入力画面]
図9は、運動結果提示/入力画面ES3の一例を示す図である。
運動結果提示/入力画面ES3は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、上記行動情報に基づく行動解析部377による行動の解析結果を提示するとともに、筋肉トレーニングの実施時間を使用者に入力させる画面である。この運動結果提示/入力画面ES3には、図9に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V3と、が設定されている。
可変表示領域V3には、当日の日付を示す日付表示欄V31と、上記行動解析部377により算出された有酸素運動時間(有酸素運動の1日の合計時間)を表示する運動時間表示欄V32と、当該行動解析部377によって有酸素運動の時刻に取得された位置情報に基づいて計算された当該有酸素運動時の運動距離を表示する運動距離表示欄V33と、筋肉トレーニングの時間を入力させる入力欄V34と、が設定されている。これら表示欄V33に設定される有酸素運動時間及び運動距離は、上記行動解析部377により算出される。これらの他、可変表示領域V3には、登録ボタンV35及びキャンセルボタンV36が配置されている。
そして、登録ボタンV35が押下されると、入力欄V34に対する入力内容、すなわち、当日の筋肉トレーニングの時間が、情報取得部375により取得されて、情報登録部376により記憶部35に記憶される。
一方、キャンセルボタンV36が押下されると、運動結果提示/入力画面ES3の直前に表示されていた画面に戻る。
[身体情報入力画面]
図10は、身体情報入力画面ES4の一例を示す図である。
身体情報入力画面ES4は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者に体重及び血糖値を入力させる画面である。この身体情報入力画面ES4には、図10に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V4と、が設定されている。
可変表示領域V4には、当日の日付を示す日付表示欄V41と、体重を入力させる入力欄V42と、HbA1Cの測定時刻及び当該HbA1Cの値を入力させる入力欄V43,V44と、過去のHbA1Cの測定結果を示す表示欄V45と、登録ボタンV46及びキャンセルボタンV47と、が設けられている。
そして、登録ボタンV46が押下されると、入力欄V42〜V44に対する入力内容が、上記のように、情報登録部376により記憶部35に記憶される。
一方、キャンセルボタンV47が押下されると、身体情報入力画面ES4の直前に表示されていた画面に戻る。
[食事登録画面]
図11は、食事内容登録画面ES5の一例を示す図である。
食事内容登録画面ES5は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者が摂取した食事の内容を登録及び表示する画面である。この食事内容登録画面ES5には、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V5と、が設定されている。
可変表示領域V5には、当日の日付を示す日付表示欄V51と、当日の食事内容が表示される表示欄V52と、当日の食事の概要が表示される表示欄V53と、詳細設定ボタンV54、簡易設定ボタンV55、登録ボタンV56及びキャンセルボタンV57と、が配置されている。
これらのうち、表示欄V52には、当日のタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)、糖質及び塩分のそれぞれの摂取量が設定される。
また、表示欄V53には、当日の食事の開始時刻と、当該食事の摂取カロリー及び糖質量とが設定される。
また、詳細設定ボタンV54が押下されると、図示を省略するが、使用者が摂った食事のメニュー、食事量及び当該食事の開始時刻を選択可能な画面が表示される。そして、当該画面にて、使用者が食事内容に応じて項目を選択及び入力することで、食事内容が分析されて、食事におけるタンパク質、脂質、炭水化物、糖質及び塩分のそれぞれの摂取量と、食事の総カロリーと、が算出される。そして、これらの算出結果及び食事の開始時刻が、上記表示欄V52,V53に反映される。なお、食事内容の分析は、外部のデータベース(外部機器に保持されたデータベース)を照会することにより行われてもよく、外部のサーバー(外部機器)を経由して実行されてもよい。
[簡易設定画面]
図12は、簡易設定画面ES6の一例を示す図である。
一方、簡易設定ボタンV55が押下されると、図12に示す簡易設定画面ES6に表示画面が遷移される。この簡易設定画面ES6は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、食事の開始時刻、種別及び食事量(食事量の主観的な情報や、相対的な情報)を登録する画面である。この簡易設定画面ES6には、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V6と、が設定されている。
なお、当該簡易設定画面ES6の固定表示領域F2には、ボタンF21,F22が配置されていないが、他の実行画面ESに遷移するボタンとしてのボタンF21,F22を配置してもよい。
可変表示領域V6には、当日の日付を示す日付表示欄V61と、食事の時刻を入力させる入力欄V62と、「食事」、「飲酒」及び「間食」等の種別を選択させる入力欄V63と、食事量に応じて押下される量設定ボタンV64〜V66と、決定ボタンV67及びキャンセルボタンV68と、が配置されている。
これらのうち、ボタンV64は「少なめ」と表記され、ボタンV65は「普通」と表記され、ボタンV66は「多め」と表記されている。これらボタンV64〜V66のうち、いずれかが押下されると、押下されたボタンの応じた食事量、飲酒量及び間食量が設定される。
この後、決定ボタンV67が押下されると、上記食事内容登録画面ES5に画面が遷移し、簡易設定画面ES6にて入力及び選択された食事内容が、上記表示欄V52,V53に反映される。
なお、キャンセルボタンV68が押下されると、簡易設定ボタンV55が押下される前の状態の食事内容登録画面ES5が表示される。
図11に戻り、食事内容登録画面ES5の登録ボタンV56が押下されると、表示欄V52に設定された内容(詳細設定ボタンV54又は簡易設定ボタンV55が押下されて遷移された画面で設定された内容)が、上記と同様に、情報登録部376により記憶部35に記憶される。
なお、キャンセルボタンV57が押下されると、食事内容登録画面ES5の直前に表示されていた画面に戻る。
[睡眠時間登録画面]
図13は、睡眠時間登録画面ES7の一例を示す図である。
睡眠時間登録画面ES7は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者に睡眠時間を入力させる画面である。この睡眠時間登録画面ES7には、図13に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V7と、が設定されている。
可変表示領域V7には、当日の日付を示す日付表示欄V71と、入眠時刻設定欄V72、起床時刻設定欄V73及び睡眠時間表示欄V74と、登録ボタンV75及びキャンセルボタンV76と、が配置されている。
これらのうち、入眠時刻設定欄V72及び起床時刻設定欄V73には、上記行動解析部377により判定された入眠時刻及び起床時刻が、それぞれ設定される。なお、これら入眠時刻設定欄V72及び起床時刻設定欄V73は入力欄でもあり、上記行動情報を取得できない場合等で、使用者が各時刻を修正することも可能である。
また、睡眠時間表示欄V74には、各設定欄V72,V73に設定及び入力された各時刻に基づいて、使用者の睡眠時間が設定される。
そして、登録ボタンV75が押下されると、各設定欄V72,V73及び睡眠時間表示欄V74に設定された内容が、上記と同様に、情報登録部376により記憶部35に記憶される。
一方、キャンセルボタンV76が押下されると、睡眠時間登録画面ES7の直前に表示されていた画面に戻る。
[生活内容登録画面]
図14は、生活内容登録画面ES8の一例を示す図である。
生活内容登録画面ES8は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者に生活習慣に関する内容を入力させる画面である。なお、上記では生活習慣に含めていた「飲酒」については、上記食事内容登録画面ES5にて登録される。
この生活内容登録画面ES8には、図14に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V8と、が設定されている。
可変表示領域V8には、当日の日付を示す日付表示欄V81と、当日において吸ったタバコの本数を入力させる入力欄V82と、使用者のストレス状態を選択させる入力欄V83と、登録ボタンV84及びキャンセルボタンV85と、が配置されている。
これらのうち、入力欄V83は、使用者のストレス状態を「ストレス状態」、「普通」、「リラックス状態」から選択させる選択欄である。なお、使用者のストレス状態は、上記行動情報に含まれる生体情報(脈波の検出結果)に基づくLF/HFの値から判定できることから、当該行動情報を取得できている場合には、入力欄V83は、非表示とされる。
そして、登録ボタンV84が押下されると、各入力欄V82〜V83に設定された内容が、上記と同様に、情報登録部376により記憶部35に記憶される。
一方、キャンセルボタンV85が押下されると、生活内容登録画面ES8の直前に表示されていた画面に戻る。
[運動入力画面]
図15は、運動入力画面ES9の一例を示す図である。
ここで、情報処理装置3が、上記行動情報を検出装置2から取得できていない場合には、筋肉トレーニングの実施時間だけでなく、有酸素運動の運動時間、及び、食後(食事開始時)からの有酸素運動の実施時間を取得できない。このため、上記行動情報を取得できていない場合には、上記運動結果提示/入力画面ES3に代えて、図15に示す運動入力画面ES9が表示される。
この運動入力画面ES9は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、当日の運動状態を使用者に入力させる画面である。この運動入力画面ES9には、図15に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V9と、が設定されている。
可変表示領域V9には、当日の日付を示す日付表示欄V91と、当日実施された有酸素運動の運動時間を入力させる入力欄V92、当該有酸素運動を開始した時点での食事開始時からの経過時間を入力させる入力欄V93、当日の筋肉トレーニングの時間を入力させる入力欄V94、及び、当日の運動距離を入力させる入力欄V95と、が設定されている。これらの他、可変表示領域V9には、登録ボタンV96及びキャンセルボタンV97が配置されている。
そして、登録ボタンV96が押下されると、各入力欄V92〜V95に設定された内容が、上記と同様に、情報登録部376により記憶部35に記憶される。
一方、キャンセルボタンV97が押下されると、運動入力画面ES9の直前に表示されていた画面に戻る。
[結果提示画面]
図16は、結果提示画面ESAの一例を示す図である。
操作部31から所定の入力操作に応じた操作信号が入力されると、上記提示情報生成部379は、図16に示す結果提示画面ESAを表示制御部372に描画させ、当該結果提示画面ESAを表示部33に表示させる。
この結果提示画面ESAは、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者により指定された日付において上記算出部378により算出されたポイントの合計値、当該合計値に対する評価、及び、合計値の内訳を含む提示情報を提示する画面である。このような結果提示画面ESAには、図16に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域VAと、が設定されている。
可変表示領域VAには、使用者により指定された日付が示される日付表示欄VA1、合計値表示欄VA2、評価表示欄VA3及び内訳表示欄VA4〜VA7と、直前の画面に戻るための戻るボタンVA8と、が配置されている。
合計値表示欄VA2には、使用者により指定された日付の合計値が設定される。具体的に、合計値表示欄VA2には、当該日付において、取得された行動情報から判別される行動、及び、使用者により入力された行動のそれぞれに分類される項目に応じた上記計算ルールに基づいて、上記算出部378により算出されたポイントの合計値が設定される。なお、当該日付の合計値と、その前日の合計値との差分を更に設定してもよい。
評価表示欄VA3には、当該合計値に応じた使用者の身体状況に関する評価が設定される。具体的に、評価表示欄VA3には、日々の合計値及び各項目の推移、及び、使用者により入力された血糖値の推移等に基づく使用者の身体状況についての評価が設定される。このような評価は、提示情報生成部379により生成される。
内訳表示欄VA4〜VA7は、それぞれ、上記合計値において該当する行動のポイント内訳を示す表示欄である。これら表示欄VA4〜VA7において設定されるポイントは、当日の使用者の行動と、上記行動(食事、運動及び生活習慣)の各項目、並びに、ストレスに応じて予め記憶された上記計算ルールとに基づいて、算出部378が算出したポイントである。
具体的に、内訳表示欄VA4は、「食事」に関するポイントの内訳を示す表示欄である。この内訳表示欄VA4には、「摂取カロリー」及び「摂取糖質量」の各項目のポイントの表示欄が設定されている。これら表示欄には、当日の使用者の食事内容に基づき、それぞれの項目毎に上記算出部378により上記計算ルールを用いて算出されたポイントが設定される。例えば、「摂取カロリー」の欄には、当日の摂取カロリーに基づき、摂取カロリーについての計算ルールを用いて算出されたポイントが設定される。「摂取糖質量」においても同様である。
内訳表示欄VA5は、「運動」に関するポイントの内訳を示す表示欄である。この内訳表示欄VA5には、「有酸素運動時間」、「有酸素運動頻度」、「有酸素運動タイミング」、「筋トレ運動時間」、「筋トレ運動頻度」及び「運動距離」の各項目のポイントの表示欄が設定されている。これら表示欄のうち、「有酸素運動時間」、「有酸素運動タイミング」、「筋トレ運動時間」及び「運動距離」の各表示欄には、当日の使用者の運動内容に基づき、それぞれの項目毎に算出部378により上記計算ルールを用いて算出されたポイントが設定される。また、「有酸素運動頻度」及び「筋トレ運動頻度」の各表示欄には、当日が含まれる週の使用者の有酸素運動及び筋肉トレーニングの実施頻度に基づき、それぞれの計算ルールを用いて算出部378により算出されたポイントが設定される。
内訳表示欄VA6は、「生活習慣」に関するポイントの内訳を示す表示欄である。この内訳表示欄VA6には、「間食」、「夜食」、「飲酒量」、「飲酒頻度」、「睡眠時間」、「夜更かし」及び「タバコ」の各項目のポイントの表示欄が設定されている。これらのうち、「飲酒頻度」の表示欄を除く他の表示欄には、当日の使用者の生活習慣についての項目に基づき、それぞれの項目毎に算出部378により上記計算ルールを用いて算出されたポイントが設定される。また、「飲酒頻度」の表示欄には、当日が含まれる週の使用者の飲酒頻度に応じた点数が、上記計算ルールを用いて算出部378により算出されて設定される。なお、上記のように、飲酒頻度の項目についてのポイントは、一週に一回計算される。
内訳表示欄VA7は、使用者のストレス状態と、当該ストレス状態に応じた上記計算ルールによる合計値の補正の有無と、を示す表示欄である。
具体的に、使用者のストレス状態としては、上記行動情報が取得されている場合には、当該行動情報に基づく使用者のストレス状態が「ストレス状態」、「普通」、「リラックス状態」のいずれかで示され、上記行動情報が取得されていない場合には、上記生活内容登録画面ES8にて入力された使用者のストレス状態が、同じく「ストレス状態」、「普通」、「リラックス状態」のいずれかで示される。
また、合計値の補正の有無については、当該補正が行われた場合には「補正有」と示され、行われなかった場合には「補正無」と示される。なお、合計値の補正が行われる場合としては、上記ストレスについての計算ルールの説明にて述べたように、上記行動情報に基づく使用者のLF/HFの値が目標ストレス値を超えている場合、又は、当日の使用者の状態として「ストレス状態」が入力されている場合である。
このような結果提示画面ESAを確認して、表示された合計値を使用者が確認することで、自身の行動が身体状況の改善(例えば、糖尿病の改善)において効果があるか否か、及び、どの程度効果のある行動であるかを把握できる。また、評価表示欄VA3に示される評価を使用者が確認することで、合計値がどのような意味を有するのか把握しづらい不慣れな使用者であっても、生活習慣病に含まれる糖尿病に関連する自身の身体状況や、当該身体状況の改善のための方策を知ることができる。更に、内訳表示欄VA4〜VA6に設定された各項目のポイントを把握することで、どの行動の項目のポイントが低いのか、換言すると、上記身体状況の改善に寄与していない項目はどの項目であるのかを、使用者が把握でき、日々の行動を見直す契機を提供できる。
[積算値提示画面]
図17は、積算値提示画面ESBの一例を示す図である。
所定期間内の積算値を表示させる入力操作に応じた操作信号が操作部31から入力されると、上記提示情報生成部379は、図17に示す積算値提示画面ESBを表示制御部372に描画させ、当該積算値提示画面ESBを表示部33に表示させる。
この積算値提示画面ESBは、上記実行画面ESに含まれる画面であり、所定期間における日々の合計値の積算値の変化と、当該所定期間にて上記身体情報入力画面ES4で入力された血糖値の変化と、をグラフにより示す他、当該積算値に応じた使用者の身体状況の評価を含む提示情報を示す画面である。なお、血糖値コントロール指標であるHbA1cの値(血中HbA1c濃度)が検査日から30日〜60日前の平均血糖値を示すことから、HbA1cの値の変化と、積算値の変化との関係を把握可能とするために、本実施形態では、上記所定期間(保持期間)として、現在の日付から過去90日間が設定されている。
このような積算値提示画面ESBには、図17に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域VBと、が設定されている。
可変表示領域VBには、積算値グラフ表示欄VB1、血糖値グラフ表示欄VB2、評価表示欄VB3、表示期間変更ボタンVB4及び切替ボタンVB5と、直前の画面に戻るための戻るボタンVB6と、が配置されている。
積算値グラフ表示欄VB1は、上記所定期間における合計値の積算値の変化を示すグラフが設定される。
血糖値グラフ表示欄VB2は、上記所定期間内に測定されたHbA1cの値(上記身体情報入力画面ES4にて入力されたHbA1cの値)に基づく当該HbA1cの値の変化を示すグラフが設定される。
評価表示欄VB3は、積算値に応じた使用者の身体状況の評価が設定される。このような評価としては、上記積算値の変化自体の評価や、当該積算値の変化と血糖値の変化との相関に基づく現在の使用者の行動に対する評価を例示できる。なお、上記のように、当該評価は、提示情報生成部379により生成される。
表示期間変更ボタンVB4は、積算値グラフ表示欄VB1及び血糖値グラフ表示欄VB2にそれぞれ設定される各グラフの期間を変更する。例えば、ボタンVB4が押下されると、上記所定期間が現在の日付から過去30日間に変更された当該各グラフが、各表示欄VB1,VB2に設定される。すなわち、表示期間変更ボタンVB4が押下されると、合計値を積算して積算値を求める期間である上記所定期間が現在の日付から過去30日間に変更される。
切替ボタンVB5が押下されると、当日の上記結果提示画面ESA(図16参照)が表示される。なお、日付を変更することで、指定した日付の結果提示画面ESAを表示することも可能である。
[行動別変化提示画面]
図18は、行動別変化提示画面ESCの一例を示す図である。
上記所定期間(90日間)内の行動別の合計値の変化を示すグラフを表示させる入力操作に応じた操作信号が操作部31から入力されると、上記提示情報生成部379は、図18に示す行動別変化提示画面ESCを表示制御部372に描画させ、当該行動別変化提示画面ESCを表示部33に表示させる。
この行動別変化提示画面ESCは、上記実行画面ESに含まれる画面であり、日毎の行動の合計値の推移を示すグラフの他、日毎の行動である「食事」、「運動」及び「生活習慣」における合計値の推移を示すグラフを提示する画面である。このような行動別変化提示画面ESCには、図18に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域VCと、が設定されている。
可変表示領域VCには、4つのグラフ表示欄VC1〜VC4と、詳細表示ボタンVC5と、直前の画面に戻るための戻るボタンVC6と、が設定されている。
グラフ表示欄VC1には、上記所定期間における「食事」、「運動」及び「生活習慣」における合計値の日毎の推移を示すグラフが設定される。
グラフ表示欄VC2には、上記所定期間における「食事」の各項目の合計値の日毎の推移を示すグラフが設定される。
グラフ表示欄VC3には、上記所定期間における「運動」の各項目の合計値の日毎の推移を示すグラフが設定される。
グラフ表示欄VC4には、上記所定期間における「生活習慣」の各項目の合計値の日毎の推移を示すグラフが設定される。
このような各グラフ表示欄VC1〜VC4のグラフを観察することで、どの行動の項目が身体状況に好影響又は悪影響をもたらしているかを把握でき、どのように行動すれば、身体状況を適切に改善できるかを、医療従事者と相談できる。
なお、上記行動別変化提示画面ESCにおいて、詳細表示ボタンVC5は、各グラフ表示欄VC1〜VC4に設定されたグラフの横軸(日付を示す横軸)に当該横軸に沿って移動可能なカーソルCRが示す日付の結果提示画面ESA(図16参照)を表示させるボタンである。なお、当該カーソルCRは、グラフ表示欄VC1〜VC4の各グラフで連動して使用者により移動可能である。
ここで、身体情報入力画面ES4にて入力されるHbA1cの値が検査日から30日〜60日前の平均血糖値を示すことから、上記所定期間を現在の日付から過去90日間とし、積算値を算出する際の合計値の積算期間も当該所定期間に合わせて過去90日間とした。そして、上記積算値提示画面ESB及び行動別変化提示画面ESCでは、各グラフにおける横軸の期間も当該所定期間に合わせていた。しかしながら、当該所定期間はこれに限らない。例えば、上記のように、グリコアルブミンの値は、採血の1ヶ月前(特に直近の2週間前)から採血までの平均血糖値を示す。このことから、HbA1cの値に代えてグリコアルブミンの値を入力させる構成が採用される場合(糖尿病の状態を示す指標としてグリコアルブミンの値が採用される場合)には、上記所定期間を現在の日付から過去1週間以上2週間以下の期間とすれば、積算値の変化と、血糖値の変化との対応を取ることができる。
[メッセージ提示画面]
図19は、メッセージ提示画面ESDの一例を示す図である。
上記提示情報生成部379は、発生したイベントに応じたメッセージを生成し、当該メッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示制御部372に描画させ、当該メッセージ提示画面ESDを表示部33に表示させる。
このメッセージ提示画面ESDは、上記実行画面ESに含まれる画面であり、所定のメッセージを使用者に提示する画面である。このようなメッセージ提示画面ESDには、図19に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域VDと、が設定されている。
可変表示領域VDには、当日の日付を示す日付表示欄VD1、メッセージ表示欄VD2及び確認ボタンVD3が設けられている。これらのうち、確認ボタンVD3が押下されると、当該メッセージ提示画面ESDは閉じられる。
メッセージ表示欄VD2には、発生したイベントに応じて提示情報生成部379により生成されたメッセージ(提示情報)が表示される。
例えば、提示情報生成部379が、過去数日の登録内容を参照し、有酸素運動が少ないと判断すれば、運動を促すメッセージを生成し、当該メッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。同様に、提示情報生成部379が、過去数日の登録内容を参照し、運動が行われていないと判断した場合でも、運動を促す他のメッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。
また、図示を省略するが、提示情報生成部379は、上記食事内容登録画面ES5にて当日の食事内容が登録された場合に、当該食事内容の登録時点での1日分の摂取糖質量が、上記目標糖質量の80%を超えたと判定された場合、その旨のメッセージを生成して、当該メッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。なお、提示情報生成部379は、1日分の摂取カロリーが上記目標摂取カロリーの80%を超えた場合も同様のメッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。更に、目標糖質量に対する摂取糖質量の割合、及び、目標摂取カロリーに対する摂取カロリーの割合が高くなるに従って、提示情報生成部379は、警告の意味合いのメッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。
また、図示を省略するが、提示情報生成部379は、検出装置2から受信された行動情報に基づいて運動が実施されたと判定された場合や、上記運動入力画面ES9にて入力された有酸素運動の運動時間が、上記計算ルールに基づいてポイントが発生する運動時間である場合には、ポイントが付加される旨のメッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。筋肉トレーニングの実施時間が、ポイントが発生する実施時間である場合も同様である。
更に、提示情報生成部379は、一週における有酸素運動頻度が、上記計算ルールに基づいてポイントが発生する頻度である場合には、ポイントが付加された旨のメッセージを含むメッセージ提示画面ESDを表示させる。
このように、提示情報生成部379が、ポイントが付加される運動等が実施されたタイミングで上記メッセージ提示画面ESDを表示させることにより、使用者に、ポイントが付加されることを認識させること、すなわち、身体状況を改善する行動が実施されたことを認識させることができ、ひいては、当該行動を実施する意欲を起こさせることができる。
一方、提示情報生成部379が、注意を促すタイミングで上記メッセージ提示画面ESDを表示させることにより、使用者に、身体状況を悪化させる行動が実施されたことを認識させることができ、ひいては、当該行動を控えさせることができる。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る身体状況提示システム1によれば、以下の効果がある。
算出部378により、使用者が上記所定期間内に実施した行動に分類される項目に対して、上記計算ルールに基づくポイントが算出される。そして、算出されたポイントの合計値及び上記積算値を示すグラフと、当該ポイントの合計値及び積算値に応じた身体状況の評価とを含む提示情報が設定された結果提示画面ESA及び積算値提示画面ESBが表示される。
これによれば、使用者の身体状況を表す指標に連動する行動の内容を数値化できる。換言すると、血糖値コントロール指標であるHbA1cの値の変化と、血糖値の変化に関連する行動に応じて算出されるポイント(合計値及び積算値)の変化とを連動させることができる。このため、当該ポイント(合計値及び積算値)を表示し、使用者が当該ポイントを把握することで、身体状況を改善する行動が実施されたか否かを簡易に把握できる。また、当該ポイントに応じた身体状況の評価が提示されることにより、当該行動を実施したことによる身体状況の評価をより詳しく把握できる。
また、身体状況を改善する方向の行動を使用者が実施するほど上記ポイントが加算される計算ルールであるので、当該ポイントの増加により、身体状況を改善させる行動のモチベーションを高めることができる。
算出部378は、上記ポイントの合計値を1日毎に算出して、上記所定期間における積算値を計算するので、当該所定期間に実施された行動に応じたポイントの積算値を一度に算出する場合に比べて、誤計算を抑制できる。この他、1日毎に計算された合計値の変化を把握することで、身体状況の改善を考慮した、日々の行動の振り返りを実施できる。
また、身体状況は、日々の行動の積み重ねで変化するので、上記所定期間で積算されたポイントの積算値、及び、当該積算値に応じた身体状況の評価を提示することで、実際の使用者の身体状況の変化に応じた積算値の算出及び評価を実施できる。
ここで、生活習慣病に関連する健康状態は、上記のように、日常生活の行動内容に依存する割合が高い。
このため、身体状況を表す指標は、生活習慣病に関連する健康状態を表す指標(具体的には、糖尿病の状態を示す指標)を採用し、使用者の日常生活において、当該生活習慣病に関連する行動に含まれる項目毎に上記計算ルールを設定したことにより、生活習慣病に関連する使用者の行動内容を数値化できる。従って、使用者の生活習慣病に関連する健康状態に応じたポイントの算出及び評価を実施できる。
本実施形態では、使用者の身体状況を表す指標は、糖尿病の状態を表す指標であり、使用者の行動に分類される項目のうち、糖尿病を予防、改善及び治療に貢献する項目に応じて設定された計算ルールが採用されている。これによれば、算出部378が、糖尿病の状態に応じた上記ポイントの積算値を算出できる。従って、提示された積算値や評価を使用者が確認するだけでも、糖尿病の状態を使用者が把握できる。
ここで、HbA1cの値は、糖尿病の状態を表す指標として一般的に用いられ、測定方法及び判定方法も確立されている。そして、上記身体状況提示システム1では、糖尿病の状態を表す指標として、HbA1cが採用されている。これによれば、上記積算値と糖尿病の状態とを比較的容易に対応させることができる。なお、HbA1cに代えてグリコアルブミンを採用した場合でも同様である。
HbA1cの値に基づいて、採血の2ヶ月前から採血までの平均血糖値を判定できることから、HbA1cの値が糖尿病の状態を表す指標として採用される身体状況提示システム1では、上記所定期間は、現在の日付から過去90日間とされている。
これによれば、上記積算値を算出する期間(上記所定期間)と、平均血糖値の判定期間とを対応させることができ、ひいては、当該積算値の変化と血糖値の変化とを対応させることができる。従って、このような積算値が提示され、使用者が当該積算値の日毎の変化を確認することにより、糖尿病の状況を一層容易に把握できる。
なお、グリコアルブミンに基づいて、採血の1ヶ月前(特に直近の2週間前)から採血までの平均血糖値を判定できることから、当該グリコアルブミンが血糖値コントロール指標として採用される場合には、上記所定期間を、現在の日付から過去1週間以上2週間以下の期間とすれば、上記HbA1cを採用した場合と同様の効果を得られる。
ここで、生活習慣病の予防、改善及び治療には、食事療法及び運動療法が挙げられるが、生活習慣の乱れは、生活習慣病の進行に関連する。
このため、算出部378によりポイントが算出される使用者の行動として、日常生活に含まれる行動のうち、食事、運動及び生活習慣が設定されている。これによれば、算出部378が、これら生活習慣病に関連する行動に分類される項目のポイントを含む積算値を適切に算出できる。従って、積算値の推移と生活習慣病(糖尿病)の状態とに関連する評価を提示する際に、これら食事、運動及び生活習慣に含まれる項目の実施状態を個別に評価するのではなく、これらを含む総合的な評価を使用者に提示できる。
使用者により実施された運動が、糖尿病の改善に対して十分な強度及び運動量の運動であるか否かを判定することは、使用者にとって面倒である。
これに対し、情報取得部375により検出装置2から取得された行動情報により示される使用者の行動、及び、記憶部35に記憶された上記計算ルールに基づいて、算出部378が、運動についてのポイントを計算する。これによれば、使用者が実施した運動内容(例えば、運動の強度及び運動量)であるか否かを判定する必要がない他、このような判定を適切に実施できる。従って、運動に分類される行動のポイントを適切に算出でき、上記積算値をより適切に算出できる。
検出装置2は、脈拍数を測定する脈拍計により構成されているので、当該脈拍数に基づいて、使用者の運動内容(例えば、運動量及び運動強度)をより適切に把握できる。従って、算出部378が、運動に分類される項目のポイントをより適切に算出でき、上記積算値をより一層適切に算出できる。
ここで、使用者の日々のストレス状態によって、身体状況は変化する。このため、算出部378は、日毎のポイントの合計値を当日の使用者のストレス状態に応じて補正することで、使用者の身体状況に一層適合した積算値を算出できる。従って、積算値を上記指標に適切に連動させることができ、より適切な評価を使用者に提示できる。
運動は、身体的にも精神的にも状況を改善させる効果がある。一方、糖尿病の症状は、限度はあるものの、運動時の負荷や運動距離が大きいほど改善の度合いが高まる傾向にある。このため、上記身体状況提示システム1では、使用者の運動距離に基づいてポイントが加算されるので、使用者に運動を促すことができる他、実施された運動に対して適切にポイントを計算できる。
検出装置2は使用者に装着されて上記行動情報を検出するため、使用者の行動を妨げないためには、検出装置2は、小型及び軽量であることが求められる。
これに対し、第1装置としての検出装置2が上記検出部21を備え、スマートフォン等により構成される第2装置としての情報処理装置3が、表示制御部372、音声出力制御部373、算出部378及び提示情報生成部379を有する制御部37と、表示部33及び音声出力部34と、を備える。これによれば、検出装置2を小型及び軽量に構成しやすくすることができる。従って、使用者の行動を妨げない検出装置2を構成できる。
また、算出部378は、情報処理装置3が有するが、当該情報処理装置3は、使用者に必ずしも装着されるものではないことから、寸法が比較的大きなCPU等の処理回路を実装可能である。このため、当該処理回路にて算出部378の機能を実現できるので、複雑な計算ルールが採用される場合でも、当該算出部378での処理を確実に実行できる。
同様に、上記提示情報を表示する表示部33として、比較的大きな画面を有する表示部を採用できるので、上記提示情報が含まれる各画面ESA〜ESDを確認しやすくすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る身体状況提示システムは、上記身体状況提示システム1と同様の構成を備えるが、検出装置が、上記提示情報を使用者に提示する点で、上記身体状況提示システム1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図20は、本実施形態に係る身体状況提示システム1Aを示すブロック図である。
本実施形態に係る身体状況提示システム1Aは、検出装置2に代えて検出装置2Aと、情報処理装置3と、を備える。
[情報処理装置の構成]
情報処理装置3は、本実施形態では本発明の第2装置及び提示情報出力装置に相当する。この情報処理装置3は、上記身体状況提示システム1における情報処理装置3と同様に、検出装置2Aから受信される行動情報、及び、使用者により入力された情報に基づく上記ポイントの算出、及び、当該ポイントに応じた身体状況の評価を行う。この他、情報処理装置3は、これらポイント及び評価の内容等を含む提示情報を、通信部32により検出装置2Aに送信する。なお、情報処理装置3は、表示部33及び音声出力部34を有し、これらにより、図16〜図19に示した各画面ESA〜ESDにて当該提示情報を使用者に提示する。しかしながら、本実施形態においては、これら表示部33及び音声出力部34はなくてもよい。
[検出装置の構成]
検出装置2Aは、検出装置2と同様に、当該検出装置2Aを装着した使用者の上記行動情報を検出及び取得し、当該行動情報を情報処理装置3に送信する。また、検出装置2Aは、情報処理装置3から受信された提示情報を提示する。このような検出装置2Aは、本実施形態では本発明の第1装置に相当し、情報提示装置と呼ぶこともできる。
このような検出装置2Aは、図20に示すように、検出部21、操作部22、表示部23、音声出力部24、通信部25、記憶部26及び描画部27と、これらの動作を制御する制御部28と、を備える。
検出部21は、上記のように、使用者の行動情報を検出及び取得する。具体的に、検出部21は、生体情報検出部、動作情報検出部及び位置情報取得部を有し、これらによる検出結果及び取得結果を、制御部28に出力する。
生体情報検出部は、使用者の脈波を検出する脈波センサーを有し、当該脈波センサーにより検出された脈波に基づいて、生体情報としての脈拍数(単位時間当たりの脈拍数)を測定する。
動作情報検出部は、加速度センサーを有し、使用者の動作に伴って変化する加速度値を検出する。
位置情報取得部は、GPS衛星等の位置情報衛星から送信される衛星信号を受信可能な受信モジュールを有し、受信された衛生信号に基づいて現在位置を示す位置情報を取得する。
なお、本実施形態に係る検出装置2Aは、生体情報として使用者の脈拍数を検出する脈拍計であることから、上記生体情報検出部を有する。しかしながら、検出装置2Aが活動量計である場合には、動作状態検出部により検出される加速度値の変化、及び、使用者により入力された身長及び体重等の使用者情報に基づいて、後述する制御部28が使用者の歩数及び消費カロリーを計算する。このため、生体情報検出部は無くてもよい。
操作部22は、使用者による入力操作を受け付け、当該入力操作に応じた操作情報を制御部28に出力する。このような操作情報として、例えば、上記行動情報を情報処理装置3に送信させる操作情報や、情報処理装置3により生成された提示情報を表示させる操作情報が挙げられる。
表示部23は、検出装置2Aの動作画面を表示する他、受信された提示情報が含まれる画面を表示する。このような表示部23としては、上記表示部33と同様の各種表示パネルを例示できる。
音声出力部24は、スピーカーを備えて構成され、検出装置2Aの動作時音声や、上記提示情報に関連した音声を出力する。すなわち、本実施形態では、音声出力部24は、表示部23とともに、本発明の提示部を構成する。
通信部25は、情報処理装置3と通信可能な通信モジュールを有する。この通信部25は、制御部28により生成された行動情報を当該情報処理装置3に送信する他、受信された情報(例えば、提示情報)を制御部28に出力する。
記憶部26は、フラッシュメモリー等の記憶装置により構成され、検出装置2Aの動作に必要なプログラム及びデータを記憶する。例えば、記憶部26は、上記検出部21により検出及び取得された各種情報、及び、情報処理装置3から受信された各種情報を記憶する。
描画部27は、描画回路を有し、表示部23に表示させる画像(例えば、上記動作画面や提示情報が含まれる画面の画像)を描画する。
制御部28は、CPU等の処理回路を有し、検出装置2Aの動作を制御する。この制御部28は、通信制御部281、表示制御部282、音声出力制御部283、計時部284及び動作制御部285を有する。
通信制御部281は、上記通信部25を制御して、情報処理装置3と通信する。
表示制御部282は、描画部27に上記画像を描画させる。
音声出力制御部283は、音声出力部24により出力させる音声情報を、当該音声出力部24に出力する。
計時部284は、現在時刻を計時する。
動作制御部285は、操作部22から入力される操作情報に基づいて、或いは、自律的に検出装置2Aの動作を制御する。
例えば、動作制御部285は、情報登録部376と同様に、検出部21により検出された上記生体情報(脈拍数)及び動作情報(加速度値)を、これらの情報が検出された時刻と関連付けて、記憶部26に記憶させる。また、動作制御部285は、当該生体情報及び動作情報に基づいて、使用者が有酸素運動を実施していると判定される場合には、検出部21に上記位置情報を定期的に取得させ、取得された位置情報を、当該位置情報が取得された時刻と関連付けて、記憶部26に記憶させる。なお、検出装置2Aの消費電力が比較的小さい場合や、内蔵された電池容量が比較的大きい場合には、動作制御部285は、使用者が有酸素運動を実施している場合に限らず、実施してない場合でも、上記位置情報を検出部21に取得させてもよい。
そして、動作制御部285は、上記行動情報を情報処理装置3に送信する旨の操作情報が入力された場合には、記憶部26に記憶された生体情報、動作情報及び位置情報を含む行動情報を、通信制御部281及び通信部25に送信させる。
また、通信部25を介して、使用者に提示する提示情報(例えば、図16〜図19に示した各画面ESA,ESB,ESC,ESDの画像情報)が上記情報処理装置3から受信された場合には、動作制御部285は、当該提示情報が含まれる画像を描画部27に描画させ、表示制御部282により、対応する画面を表示部23に表示させる。この際、受信された提示情報に音声情報が含まれる場合には、動作制御部285は、音声出力制御部283及び音声出力部24により、当該音声情報に応じて音声を出力させる。
なお、表示部23による画像の表示可能サイズが小さく、当該表示部23が上記画面ESA〜ESDのそれぞれを一度に表示できない場合には、各画面ESA〜ESDのそれぞれの一部を分割して表示してもよく、或いは、当該各画面ESA〜ESDのそれぞれの一部のみを表示してもよい。
前者の場合、例えば、上記操作部22に対する使用者の入力操作に応じて、分割された画面を切り替えて表示してもよく、スクロールさせる等して全体を表示させてもよい。
後者の場合、例えば、図16に示した結果提示画面ESAにおいては、ポイントの合計値及び評価の双方のみ、或いは、一方のみを表示してもよく、図17に示した積算値提示画面ESBにおいては、積算値グラフ表示欄VB1に設定されたグラフのみを表示してもよい。
また、図18に示した行動別変化提示画面ESCにおいては、グラフ表示欄VC1に設定さえたグラフのみを表示してもよく、図19に示したメッセージ提示画面ESDにおいては、メッセージ表示欄VD2に設定されたメッセージのみを表示してもよい。
或いは、情報処理装置3が、提示情報として、各画面ESA〜ESDの全体を送信するのではなく、当該各画面ESA〜ESDの一部(例えば、結果提示画面ESAにおけるポイントの合計値及び評価の少なくともいずれか)のみを提示情報として送信する構成としてもよい。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る身体状況提示システム1Aによれば、上記身体状況提示システム1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
使用者に装着される検出装置2Aが、検出部21に加えて、情報処理装置3から受信される提示情報を提示する表示部23及び音声出力部24を有する。これにより、情報処理装置3が手元にない場合でも、所望のタイミングで使用者が提示情報を確認できる。
また、検出装置2Aと通信する情報処理装置3が、ポイントを算出する算出部378と、提示する評価をそれぞれ生成する提示情報生成部379と、を有する。これにより、情報処理装置3に実装可能な比較的大きな処理回路にて、これらの機能を実現できる。従って、複雑な計算ルールが採用される場合でも、ポイントの算出及び当該ポイントに応じた身体状況の評価を確実に実行できる。
なお、上記身体状況提示システム1Aでは、情報処理装置3が、上記ポイント(合計値及び積算値)と、当該ポイントに応じた身体状況の評価と、を含む提示情報を検出装置2Aに送信し、当該検出装置2Aが、受信された提示情報を表示部23及び音声出力部24により使用者に提示した。これに対し、情報処理装置3が、上記ポイント(合計値及び積算値)を含む提示情報を検出装置2Aに送信し、当該検出装置2Aが、受信されたポイントに応じた身体状況の評価を実施し、これらポイント及び評価のうち少なくともいずれかを提示する構成としてもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る身体状況提示システムは、上記身体状況提示システム1と同様の構成及び機能を備えるが、検出装置が、上記提示情報を生成し、当該提示情報を情報処理装置が使用者に提示する点で、上記身体状況提示システム1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図21は、本実施形態に係る身体状況提示システム1Bが備える検出装置2Bの構成を示すブロック図であり、図22は、身体状況提示システム1Bが備える情報処理装置3Bの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る身体状況提示システム1Bは、図21及び図22に示すように、検出装置2B(図21)及び情報処理装置3B(図22)を備える。
[検出装置の構成]
検出装置2Bは、本実施形態においては本発明の第1装置及び提示情報出力装置に相当する。この検出装置2Bは、検出装置2,2Aと同様に上記行動情報を検出及び取得する。この他、検出装置2Bは、当該行動情報と、使用者により入力されて情報処理装置3Bから受信される入力情報と、上記計算情報とに基づいて上記提示情報を生成し、当該提示情報を情報処理装置3Bに送信(出力)する。このような検出装置2Bは、図21に示すように、それぞれ上記した検出部21、操作部22、通信部25及び記憶部26と、これらを制御する制御部28Bと、を備える。
これらのうち、記憶部26には、本実施形態では、上記計算情報が予め記憶されているが、当該計算情報は、情報処理装置3Bから取得されてもよい。
制御部28Bは、上記制御部28と同様に、検出装置2Bの動作を制御する。この制御部28Bは、通信制御部281及び計時部284と、当該制御部28Bが提示情報出力プログラムを実行することでそれぞれ機能する情報取得部286、行動解析部377、算出部378、提示情報生成部379及び提示情報送信部287を有する。
情報取得部286は、動作制御部285と同様に、検出部21により検出される上記生体情報(脈拍数)及び動作情報(加速度値)を、これらの情報が検出された時刻と関連付けて、記憶部26に記憶させる。また、情報取得部286は、行動解析部377によって使用者が有酸素運動を実施していると判定される場合には、検出部21に上記位置情報を定期的に取得させ、取得された位置情報を、当該位置情報が取得された時刻と関連付けて、記憶部26に記憶させる。また、情報取得部286は、操作部22に対する入力内容を取得する。更に、情報取得部286は、通信部25を介して情報処理装置3Bから受信される情報(例えば、上記各画面ES1〜ES9にて入力された初期設定情報、目標情報及び行動に関する情報を含む入力情報や、計算情報)を取得する。
行動解析部377は、上記のように、実施された使用者の行動の種別を解析する。
算出部378は、上記のように、取得された行動情報、行動解析部377による解析結果、及び、項目毎の上記計算ルールに基づいて、使用者の行動に応じたポイントの合計値及び積算値を算出する。
提示情報生成部379は、上記のように、算出されたポイント(合計値及び積算値)と、これら合計値及び積算値に応じた使用者の身体状況の評価と、を含む提示情報を生成する。本実施形態では、提示情報生成部379は、当該評価を実行する他、上記画面ESA〜ESDの画像情報を生成する。
なお、提示情報生成部379が生成する提示情報は、少なくとも上記ポイント及び上記評価の少なくともいずれかが含まれていればよい。このため、当該提示情報は、上記画面ESA〜ESDの画像情報を含むものでなくてもよい。
提示情報送信部287は、生成された提示情報を、通信制御部281及び通信部25により情報処理装置3Bに送信する。
[情報処理装置の構成]
情報処理装置3Bは、本実施形態においては本発明の第2装置に相当し、情報処理装置3と同様に、スマートフォン等により構成される。この情報処理装置3Bは、図22に示すように、制御部37に代えて制御部38を有する他は、上記情報処理装置3と同様の構成及び機能を有する。
制御部38は、上記制御部37と同様に、OS実行部37A及びアプリケーション実行部37Bを有する。
これらのうち、アプリケーション実行部37Bは、上記制御部37が有するアプリケーション実行部37Bが実行する身体状況提示アプリケーションとは異なる身体状況提示アプリケーションを実行する。すなわち、アプリケーション実行部37Bは、上記各画面ES1〜ES9を表示させて、当該各画面ES1〜ES9に対する入力内容を取得するが、上記ポイントの算出等の処理は実行せずに、検出装置2Bから受信される提示情報を提示する身体状況提示アプリケーションを実行する。この身体状況提示アプリケーションは、記憶部35に記憶されている。
このようなアプリケーション実行部37Bは、当該身体状況提示アプリケーションを実行することにより機能する情報取得部375、情報登録部376、情報送信部380及び情報提示部381を有する。
情報取得部375は、上記のように、表示制御部372により表示部33に表示される実行画面ES1〜ES9にて、使用者により入力された入力情報を取得する。また、情報取得部375は、通信部32を介して検出装置2Bから受信される提示情報を取得する。
情報登録部376は、取得された入力情報及び提示情報を記憶部35に記憶させる。
情報送信部380は、操作部31に対する使用者の入力操作に応じて、或いは、検出装置2Bからの要求に応じて、情報取得部375に取得されて記憶された上記入力情報を、通信制御部371及び通信部32により、検出装置2Bに送信する。なお、上記のように、情報送信部380は、検出装置2Bからの要求に応じて、上記計算情報を検出装置2Bに送信してもよい。
情報提示部381は、検出装置2Bから受信され、情報取得部375により取得された上記提示情報を使用者に提示する。具体的に、情報提示部381は、当該提示情報を表示部33に表示させる他、必要に応じて、音声出力部34に出力させる。
この際、取得される提示情報は、本実施形態では、上記ポイント(合計値及び積算値)と、当該ポイントに応じた身体状況の評価とが含まれる上記画面ESA〜ESDの画像情報である。このため、情報提示部381は、当該画像情報に応じた画像、すなわち、画面ESA〜ESDの画像を描画部36に描画させ、当該画面ESA〜ESDを表示させる。なお、上記ポイント(合計値及び積算値)と、当該ポイントに応じた身体状況の評価との少なくともいずれかのみが、取得された提示情報に含まれる場合には、情報提示部381は、当該提示情報を含む画像を描画部36に描画させて、当該画像を表示部33に表示させてもよい。更に、情報提示部381は、当該提示情報を含む上記画面ESA〜ESDを描画部36に描画(生成)させて、当該画面ESA〜ESDを表示させてもよい。
[第3実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る身体状況提示システム1Bによれば、上記身体状況提示システム1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
検出装置2Bは、算出部378及び提示情報生成部379を有し、情報処理装置3Bは、当該提示情報生成部379により生成されて受信された提示情報を使用者に提示する情報提示部381を有する。これによれば、上記情報処理装置3と比べて、情報処理装置3Bを簡易な構成とすることができる他、検出装置2Bと情報処理装置3Bとで処理を分担できる。従って、これら検出装置2Bと情報処理装置3Bの一方の処理負荷が、他方に比べて極端に大きくなることを抑制できる。
なお、検出装置2Bは、表示部23、音声出力部24及び描画部27を備えていないが、これらを備える構成としてもよい。この場合、制御部28Bは、上記構成に加えて、表示制御部282及び音声出力制御部283を有する構成とすればよい。
また、検出装置2Bは、算出部378によるポイント(合計値及び積算値)の算出、及び、提示情報生成部379による当該ポイントに応じた身体状況の評価を実行し、これらを含む提示情報を情報処理装置3Bに送信するとした。しかしながら、これに限らず、情報処理装置3Bが、受信された提示情報に含まれる当該ポイントに応じて、身体状況の評価を実行して提示する構成としてもよい。すなわち、情報処理装置3Bが、提示情報生成部379を有する構成としてもよい。
更に、検出装置2Bは、情報処理装置3Bにて入力された上記入力情報を受信して、当該入力情報、行動情報及び計算情報に応じてポイントを算出するとした。しかしながら、これに限らず、当該入力情報及び計算情報は、操作部22を用いて入力されてもよい。この場合、検出装置2Bが表示部23及び表示制御部282を有し、上記画面ES1〜ES9と同様の構成の画面をそれぞれ表示すれば、入力操作を行いやすくすることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態に係る身体状況提示システムは、1つの装置が上記検出装置2及び情報処理装置3の機能を有し、当該装置が外部機器を介してネットワーク上のサーバーと通信する構成である点で、上記身体状況提示システム1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図23は、本実施形態に係る身体状況提示システム1Cの構成を示すブロックである。
本実施形態に係る身体状況提示システム1Cは、図23に示すように、身体状況提示装置4及び外部機器5を備え、上記身体状況提示システム1と同様の機能を実現する。
[身体状況提示装置の構成]
身体状況提示装置4は、本実施形態では本発明の第1装置及び提示情報出力装置に相当する。この身体状況提示装置4は、上記検出装置2及び上記情報処理装置3の機能を併せ持ち、使用者に装着されて機能する。この身体状況提示装置4は、検出部21、操作部22、表示部23、音声出力部24、通信部25、記憶部26、描画部27及び制御部29を備える。
これらのうち、記憶部26には、身体状況提示アプリケーションが記憶されている他、上記計算情報が記憶されている。なお、計算情報は、外部機器5から取得されてもよい。
制御部29は、CPU等の処理回路を有し、身体状況提示装置4の動作を制御する。この制御部29は、通信制御部281、表示制御部282、音声出力制御部283及び計時部284と、当該制御部29が記憶部26に記憶された身体状況提示アプリケーション(本発明の提示情報出力プログラムを含む)を実行することでそれぞれ機能する情報取得部286、情報登録部288、行動解析部377、算出部378、提示情報生成部379及び情報送信部289と、を有する。
これらのうち、表示制御部282は、身体状況提示装置4の動作画面を表示部23に表示させる。例えば、表示制御部282は、上記画面ES1〜ES9と同様の画面を表示部23に表示させる。
情報取得部286は、表示部23に表示された上記画面ES1〜ES9と同様の画面に対して操作部22を用いて使用者により入力された入力情報(上記初期設定情報、上記目標情報、及び、使用者の行動に関する情報を含む)を取得する。また、情報取得部286は、検出部21により検出及び取得された上記行動情報(生体情報、動作情報及び位置情報と、これら各情報が取得された時刻)を取得する。更に、情報取得部286は、通信部25を介して外部機器5から受信される各種情報を取得する。
情報登録部288は、情報取得部286により取得された各種情報を記憶部26に記憶させる。
行動解析部377は、上記のように、取得された行動情報を解析して、実施された使用者の行動の種別を解析する。
算出部378は、上記のように、項目毎の計算ルールを含む上記計算情報に基づいて、使用者の行動に応じたポイント(合計値及び積算値)を算出する。この際、上記計算情報が記憶部26に記憶されていない場合には、外部機器5から当該計算情報を取得し、取得された計算情報に基づいて、当該ポイントを算出してもよい。
提示情報生成部379は、上記のように、算出されたポイント(合計値及び積算値)と、当該ポイントに応じた使用者の身体状況についての評価を含む提示情報を生成する。なお、提示情報生成部379は、上記提示情報を生成する際に必要な情報(アルゴリズム)を、外部機器5から取得してもよい。そして、生成された提示情報は、表示制御部282及び音声出力制御部283の制御の下、上記のように、表示部23及び音声出力部24によって使用者に提示される。
情報送信部289は、通信制御部281及び通信部25を介して、外部機器5に所定の情報を送信する。例えば、情報送信部289は、上記ポイントの算出に必要な情報(例えば計算情報)や上記提示情報の生成に必要な情報を、外部機器5から取得する場合には、当該外部機器5に対してこれらの要求情報を送信する。また、上記行動情報や、上記提示情報(ポイント及び評価)をサーバーSVに送信して登録させる場合には、情報送信部289は、当該外部機器5を介して当該サーバーSVに送信する。
[外部機器の構成]
外部機器5は、本実施形態では本発明の第2装置に相当し、上記身体状況提示装置4と通信して、当該身体状況提示装置4を補助する。この外部機器5は、身体状況提示装置4から受信される要求情報に応じた処理を実行する。例えば、外部機器5は、受信される要求情報に応じて、身体状況提示装置4に上記計算情報等を送信する。また、外部機器5は、上記サーバーSVに送信する旨の要求情報とともに、上記行動情報や上記入力情報、上記提示情報が受信された場合には、これら情報をサーバーSVに送信して登録させる。すなわち、外部機器5は、身体状況提示装置4とサーバーSVとの通信を仲介する。
なお、本実施形態では、外部機器5は、スマートフォン等により構成でき、当該外部機器5と身体状況提示装置4とは、短距離無線通信規格(例えば、Bluetooth(登録商標)やZigbee(登録商標))に準拠した通信を行い、外部機器5とサーバーSVとは、有線又は無線の他の通信規格に準拠した通信を行う。しかしながら、これに限らず、それぞれが同じ通信規格で通信してもよい。
[第4実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る身体状況提示システム1Cによれば、上記身体状況提示システム1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
上記身体状況提示装置4は、上記検出装置2及び上記情報処理装置3のそれぞれの機能を有するので、1つの身体状況提示装置4によって、上記身体状況提示システム1が奏することができる効果と同様の効果を奏することができる。
また、身体状況提示システム1Cでは、身体状況提示装置4を補助する外部機器5により、当該身体状況提示装置4の機能を拡張できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、使用者の身体状況を表す指標として、糖尿病の状態を表す指標であるHbA1c及びグリコアルブミンを採用した。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、糖尿病の状態を表す指標であれば、これらに限らず、1,5−アンヒドログルシトール(1,5−AG)や尿糖の値等、他の指標を採用してもよい。更に、使用者の身体状況を表す指標は、糖尿病の状態を表す指標に限らず、肥満等の生活習慣病の状態を表す指標(例えば、体重、ウェスト周径及びBMI)でもよく、他の指標でもよい。
上記各実施形態では、表示される積算値提示画面ESBでは、上記所定期間における積算値の変化を示すグラフを提示することにより、当該積算値を提示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、結果提示画面ESAに、当日までの積算値を含めてもよい。すなわち、積算値は、グラフとして表さなくてもよく、積算値のみを提示する構成としてもよい。一方、当該積算値に基づく評価のみを提示する構成としてもよい。すなわち、結果提示画面ESAにて当日のポイントの合計値及び当該合計値に応じた身体状況の評価のうち少なくともいずれかが提示され、積算値提示画面ESBにて上記積算値及び評価の少なくともいずれかが使用者に提示される構成としてもよい。また、これら画面ESA,ESBの少なくともいずれかが提示される構成としてもよい。
また、積算値提示画面ESBでは、積算値の変化を示すグラフと、血糖値の変化を示すグラフとを提示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、血糖値の変化を示すグラフはなくてもよい。
上記各実施形態では、HbA1cの値又はグリコアルブミンの値により判定される平均血糖値の判定期間と対応させるために、日毎の合計値を積算して積算値を算出する期間(上記所定期間)を、現在の日付から過去90日間、又は、過去1週間以上2週間以下の期間とした。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、所定期間を30日間としたように、当該所定期間は、適宜変更可能であり、過去1週間未満の期間でもよく、90日を超えた期間としてもよい。
上記各実施形態では、糖尿病等の身体状況が改善される方向の行動を+の加点とし、悪化される方向の行動を−の加点とする計算ルールが採用されていた。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、身体状況が改善される方向の行動を−の加点とし、悪化する方向の行動を+の加点とする計算ルールが採用されてもよく、減点式又は加点式の計算ルールを採用してもよい。すなわち、計算ルール及び項目は、上記各実施形態にて示した内容に限らず、他の計算ルール及び他の項目を採用してもよい。
上記各実施形態では、ポイントが計算される行動として、「食事」、「運動」及び「生活習慣」を挙げた。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、上記のように、他の行動を加えてもよく、これら「食事」、「運動」及び「生活習慣」のうち少なくともいずれかがなくてもよい。更に、項目毎のポイントの配分も適宜変更可能である。この他、使用者の日々の行動に分類され、上記計算ルールが設定される項目は、少なくとも1つあればよい。
上記各実施形態では、情報処理装置3は、脈拍計の機能を有する検出装置2から上記行動情報を取得し、当該行動情報に基づいて運動についてのポイントを計算するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、検出装置2は、消費カロリーを測定する活動量計の機能を有する検出装置として構成されていてもよい。この場合には、当該消費カロリー等に基づいて、情報処理装置3が、運動についてのポイントを計算すればよい。また、これら脈拍計及び活動量計のそれぞれの機能を有する検出装置及び身体状況提示装置を用いてもよく、情報処理装置が、それぞれ検出装置である脈拍計及び活動量計のそれぞれから上記行動情報を取得してもよい。一方、上記のように、検出装置は、本発明の身体状況提示システムにおいて必須の構成ではない。
更に、上記初期設定情報及び上記目標情報は、使用者が入力し、上記計算情報は、予め記憶部が記憶しているか、サーバーSVから取得されるとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、上記初期設定情報、上記目標情報及び上記計算情報は、検出装置、情報処理装置及び身体状況提示装置に接続される外部機器やサーバー等から取得されてもよい。また、上記計算情報は、使用者が入力してもよい。
上記各実施形態では、有酸素運動時の運動距離に応じたポイントを算出して、当該ポイントを日々の合計値に加算するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、運動距離に応じたポイントの加算は行わなくてもよい。この場合、検出装置及び検出部は、位置情報を取得しなくてもよい。一方、運動距離は、有酸素運動時の運動距離に限らず、1日の運動距離としてもよい。
上記第4実施形態では、外部機器5は、身体状況提示装置4の他、サーバーSVと通信して、身体状況提示装置4から受信される上記行動情報及び上記提示情報を当該サーバーSVに送信して登録させるとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、サーバーSVはなくてもよい。また、サーバーSVに登録させる情報としては、上記行動情報及び提示情報のうちいずれかでもよく、これらに代えて、或いは、これらに加えて他の情報を、身体状況提示装置4が外部機器5を介してサーバーSVに送信してもよい。更には、身体状況提示装置4が、サーバーSVに直接送信してもよい。
上記各実施形態では、情報処理装置3,3B及び身体状況提示装置4は、記憶部35,26に身体状況提示アプリケーションを記憶し、制御部37,38,29が当該身体状況提示アプリケーションを実行することで、身体状況提示装置として機能するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、身体状況提示装置としての機能のみを有する機器として構成してもよい。
また、身体状況提示アプリケーションは、記憶部に記憶された構成に限らない。例えば、光ディスク等の記録媒体に記録され、身体状況提示アプリケーションの実行時に、当該記録媒体から読み出されて実行される構成でもよく、或いは、ネットワークを介してサーバー等から配信される構成としてもよい。
上記実施形態では、各実行画面ES(ES1〜ES9,ESA〜ESD)は、図7〜図19に示す構成及びレイアウトとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、図7〜図19に示した各実行画面ESは、あくまで一例であり、構成及びレイアウトは、適宜変更可能である。
1,1A,1B,1C…身体状況提示システム、2,2A…検出装置(第1装置)、2B…検出装置(第1装置、提示情報出力装置)、3,3B…情報処理装置(身体状況提示装置、第2装置、提示情報出力装置)、4…身体状況提示装置(第1装置、提示情報出力装置)、5…外部機器、21…検出部、23,33…表示部(提示部)、24,34…音声出力部(提示部)、282,372…表示制御部(提示部)、283,373…音声出力制御部(提示部)、378…算出部、379…提示情報生成部(提示部)、381…情報提示部(提示部)。

Claims (18)

  1. 使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に前記使用者が実施した前記行動に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出し、
    前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む提示情報を提示することを特徴とする身体状況提示装置。
  2. 請求項1に記載の身体状況提示装置において、
    前記所定期間は、1日より長い期間であり、
    前記ポイントは、1日毎に算出されて前記所定期間で積算されることを特徴とする身体状況提示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の身体状況提示装置において、
    前記身体状況を表す指標は、生活習慣病に関連する健康状態を表す指標であることを特徴とする身体状況提示装置。
  4. 請求項3に記載の身体状況提示装置において、
    前記生活習慣病に関連する健康状態は、糖尿病の状態であり、
    前記糖尿病の状態を表す指標は、血中におけるヘモグロビンA1c及びグリコアルブミンのいずれかであることを特徴とする身体状況提示装置。
  5. 請求項4に記載の身体状況提示装置において、
    前記糖尿病の状態を表す指標がヘモグロビンA1cである場合、前記所定期間は、現在の日付から過去60日以上90日以下の期間であることを特徴とする身体状況提示装置。
  6. 請求項4に記載の身体状況提示装置において、
    前記糖尿病の状態を表す指標がグリコアルブミンである場合、前記所定期間は、現在の日付から過去1週間以上2週間以下の期間であることを特徴とする身体状況提示装置。
  7. 請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の身体状況提示装置において、
    前記行動は、少なくとも食事、運動及び生活習慣を含むことを特徴とする身体状況提示装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の身体状況提示装置において、
    前記行動には、運動が含まれ、
    検出装置により検出された前記使用者の行動に関する行動情報を取得し、取得された前記行動情報により示される前記使用者の行動に基づいて、運動についての前記ポイントを算出することを特徴とする身体状況提示装置。
  9. 請求項8に記載の身体状況提示装置において、
    前記検出装置は、脈波に基づいて前記使用者の脈拍数を検出する脈拍計、及び、前記使用者の消費カロリーを算出する活動量計のうち少なくともいずれかであることを特徴とする身体状況提示装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の身体状況提示装置において、
    算出された前記ポイントを前記使用者のストレス状態に応じて補正することを特徴とする身体状況提示装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の身体状況提示装置において、
    前記使用者の運動距離に基づいて前記ポイントを算出することを特徴とする身体状況提示装置。
  12. 使用者の行動に関する行動情報を検出する検出部と、
    前記使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、前記行動情報に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出する算出部と、
    算出された前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価の少なくともいずれかを含む提示情報を提示する提示部と、を有することを特徴とする身体状況提示システム。
  13. 請求項12に記載の身体状況提示システムにおいて、
    前記検出部を有する第1装置と、
    前記算出部及び前記提示部を有する第2装置と、を備え、
    前記第1装置は、前記検出部により検出された前記行動情報を前記第2装置に送信することを特徴とする身体状況提示システム。
  14. 請求項12に記載の身体状況提示システムにおいて、
    前記検出部及び前記提示部を有する第1装置と、
    前記算出部を有する第2装置と、を備え、
    前記第1装置は、前記検出部により検出された前記行動情報を前記第2装置に送信し、
    前記第2装置は、受信された前記行動情報に基づく前記提示情報を前記第1装置に送信し、
    前記第1装置は、受信された前記提示情報を提示することを特徴とする身体状況提示システム。
  15. 請求項12に記載の身体状況提示システムにおいて、
    前記検出部及び前記算出部を有する第1装置と、
    前記提示部を有する第2装置と、を備え、
    前記第1装置は、検出された前記行動情報に基づいて算出された前記ポイント、及び、前記ポイントに応じた前記身体状況の評価の少なくともいずれかを含む前記提示情報を前記第2装置に送信し、
    前記第2装置は、受信された前記提示情報を提示することを特徴とする身体状況提示システム。
  16. 請求項12に記載の身体状況提示システムにおいて、
    前記検出部、前記算出部及び前記提示部を有する第1装置と、
    前記第1装置を補助する第2装置と、を備えることを特徴とする身体状況提示システム。
  17. 使用者の身体状況に関する提示情報を出力する提示情報出力装置を用いて行われる提示情報出力方法であって、
    前記使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に前記使用者が実施した前記行動に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出し、
    前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む前記提示情報を出力することを特徴とする提示情報出力方法。
  18. 使用者の身体状況に関する提示情報を出力する提示情報出力装置により実行される提示情報出力プログラムであって、
    前記提示情報出力装置に、
    前記使用者により実施される行動に分類され、前記使用者の身体状況を表す指標に関連する少なくとも1つの項目に対して設定された計算ルール、及び、所定期間内に前記使用者が実施した前記行動に基づいて、前記項目に対応するポイントを算出させ、
    前記ポイント及び前記ポイントに応じた前記身体状況の評価のうち少なくともいずれかを含む前記提示情報を出力させることを特徴とする提示情報出力プログラム。
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