JP2016167152A - 状態提示装置、状態提示システム、状態提示方法及び状態提示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】低血糖に関する使用者の状態を報知できる状態提示装置、状態提示システム、状態提示方法及び状態提示プログラムを提供する。
【解決手段】使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得部365と、取得された生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報に基づいて、使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出部368と、算出された指標値に基づいて、低血糖に関する使用者の状態を報知する報知部と、を有する。
【選択図】図8
【解決手段】使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得部365と、取得された生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報に基づいて、使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出部368と、算出された指標値に基づいて、低血糖に関する使用者の状態を報知する報知部と、を有する。
【選択図】図8
Description
本発明は、状態提示装置、状態提示システム、状態提示方法及び状態提示プログラムに関する。
従来、糖尿病患者の血糖値を測定する自己血糖測定ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の自己血糖測定ユニットは、採取された血液の血糖値を測定する検出手段と、この検出手段により測定された測定値をデジタル化し、記憶する記憶手段と、デジタル化された測定値を情報端末に転送する手段と、情報端末に転送されたデジタル化された測定値を血糖値管理装置に転送する手段と、を備えている。これにより、デジタル化された血糖値の測定値(測定データ)を容易に記録及び管理できる。
この特許文献1に記載の自己血糖測定ユニットは、採取された血液の血糖値を測定する検出手段と、この検出手段により測定された測定値をデジタル化し、記憶する記憶手段と、デジタル化された測定値を情報端末に転送する手段と、情報端末に転送されたデジタル化された測定値を血糖値管理装置に転送する手段と、を備えている。これにより、デジタル化された血糖値の測定値(測定データ)を容易に記録及び管理できる。
ここで、糖尿病患者においては、血糖値の上昇を抑制するために、糖質量を抑制した食事を摂取したり、比較的強い運動を実施したりすることが多い他、血糖値の上昇を抑制する薬が投与されることが多いため、低血糖症状が発生する場合がある。この低血糖症状が発生した場合、意識障害や昏睡が発生する等、使用者が極めて危険な状態に陥る可能性がある。このため、糖尿病患者が、自身に低血糖症状が発生する可能性があることを把握することは、当該低血糖症状の発生を回避するために重要である。
しかしながら、特許文献1に記載の自己血糖測定ユニットでは、自身に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを把握するためには、その都度、血糖値を測定して自己判断しなければならないという問題がある。
しかしながら、特許文献1に記載の自己血糖測定ユニットでは、自身に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを把握するためには、その都度、血糖値を測定して自己判断しなければならないという問題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、低血糖に関する使用者の状態を報知できる状態提示装置、状態提示システム、状態提示方法及び状態提示プログラムを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に係る状態提示装置は、使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得部と、取得された前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報に基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出部と、算出された前記指標値に基づいて、低血糖に関する前記使用者の状態を報知する報知部と、を有することを特徴とする。
なお、使用者の低血糖に関する状態としては、使用者に低血糖症状が発生するおそれがあることを示す情報、及び、使用者に低血糖症状が発生した原因の分析結果情報等を例示できる。
上記第1態様によれば、使用者の運動結果、食事内容及び投薬内容に基づいて、低血糖に関する使用者の状態が報知される。これによれば、使用者は、低血糖症状が発生する可能性を認識できる。従って、使用者は低血糖症状を抑制する行動を取ることにより、低血糖症状が発生することを抑制できる。
上記第1態様によれば、使用者の運動結果、食事内容及び投薬内容に基づいて、低血糖に関する使用者の状態が報知される。これによれば、使用者は、低血糖症状が発生する可能性を認識できる。従って、使用者は低血糖症状を抑制する行動を取ることにより、低血糖症状が発生することを抑制できる。
上記第1態様では、前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数を算出することで前記指標値を算出することが好ましい。
上記第1態様によれば、生体情報及び体動情報から使用者の運動結果を取得できる。これにより、運動、食事及び投薬のそれぞれの項目に応じた点数に基づいて指標値が算出されるので、より指標値を正確に算出することができる。また、各項目の点数を算出するだけで指標値を算出できるので、容易に上記指標値を算出できる。従って、使用者により信頼性の高い低血糖に関する情報を容易に提示できる。
上記第1態様によれば、生体情報及び体動情報から使用者の運動結果を取得できる。これにより、運動、食事及び投薬のそれぞれの項目に応じた点数に基づいて指標値が算出されるので、より指標値を正確に算出することができる。また、各項目の点数を算出するだけで指標値を算出できるので、容易に上記指標値を算出できる。従って、使用者により信頼性の高い低血糖に関する情報を容易に提示できる。
上記第1態様では、前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出することが好ましい。
上記第1態様によれば、生体情報及び体動情報から使用者の運動結果を取得でき、当該運動結果を食事情報及び投薬情報を組み合わせて指標値が算出できる。これによれば、例えば、使用者の生体情報(脈波)が高く体動が少ない場合、及び、使用者の生体情報が低く体動が多い場合を運動に含めないようにできる。従って、生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報に基づいて指標値が算出される場合に比べて、より正確に上記指標値を算出できる。
上記第1態様によれば、生体情報及び体動情報から使用者の運動結果を取得でき、当該運動結果を食事情報及び投薬情報を組み合わせて指標値が算出できる。これによれば、例えば、使用者の生体情報(脈波)が高く体動が少ない場合、及び、使用者の生体情報が低く体動が多い場合を運動に含めないようにできる。従って、生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報に基づいて指標値が算出される場合に比べて、より正確に上記指標値を算出できる。
上記第1態様では、前記情報取得部から取得した前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報を記憶する記憶部を備えることが好ましい。
上記第1態様によれば、生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報が記憶部に記憶されるので、当該記憶部に記憶された各種情報に基づいて、どのようなタイミングでも指標値を算出できる。
上記第1態様によれば、生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報が記憶部に記憶されるので、当該記憶部に記憶された各種情報に基づいて、どのようなタイミングでも指標値を算出できる。
上記第1態様では、前記指標値が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部を有し、前記報知部は、前記判定部により前記指標値が前記閾値を超えたと判定されると、低血糖に関する前記使用者の状態を報知することが好ましい。
上記第1態様によれば、上記合計点が所定の閾値を超えたと判定された場合に、報知部から低血糖に関する使用者の状態が報知される。これによれば、使用者に低血糖症状が生ずるおそれがあることをより確実に認識させることができる。また、低血糖症状が発生する可能性が高まっている場合に上記使用者の状態が報知されるので、当該使用者の状態が常に報知される場合に比べ、使用者に注意を喚起できる。
上記第1態様によれば、上記合計点が所定の閾値を超えたと判定された場合に、報知部から低血糖に関する使用者の状態が報知される。これによれば、使用者に低血糖症状が生ずるおそれがあることをより確実に認識させることができる。また、低血糖症状が発生する可能性が高まっている場合に上記使用者の状態が報知されるので、当該使用者の状態が常に報知される場合に比べ、使用者に注意を喚起できる。
上記第1態様では、前記指標値は、前記使用者に投与される薬の種類に応じた数値を前記点数の合計値に乗算して得られる値であることが好ましい。
なお、使用者が投与される薬の種類として、インスリン超速効型・速効型やスルホニル尿素剤(SU剤)が投与された場合、運動により血糖値が下降しやすくなるため、低血糖症状が発生する可能性が高まる。一方、インスリン時効型やDPP4阻害薬が投与された場合には、運動による血糖値の下降が比較的緩やかになる。すなわち投与される薬の種類によって、低血糖症状が発生する可能性は異なる。このように、インスリン超速効型・速効型やSU剤は、血糖値を下げる効果が高いため、食事や運動等の他の行動より、低血糖症状の発生リスクへの影響が大きい。
これに対し、上記第1態様では、使用者に投与される薬の種類の重み付けが他の要素に比べて高い。このため、算出された指標値に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性をより適切に判定できる。
なお、使用者が投与される薬の種類として、インスリン超速効型・速効型やスルホニル尿素剤(SU剤)が投与された場合、運動により血糖値が下降しやすくなるため、低血糖症状が発生する可能性が高まる。一方、インスリン時効型やDPP4阻害薬が投与された場合には、運動による血糖値の下降が比較的緩やかになる。すなわち投与される薬の種類によって、低血糖症状が発生する可能性は異なる。このように、インスリン超速効型・速効型やSU剤は、血糖値を下げる効果が高いため、食事や運動等の他の行動より、低血糖症状の発生リスクへの影響が大きい。
これに対し、上記第1態様では、使用者に投与される薬の種類の重み付けが他の要素に比べて高い。このため、算出された指標値に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性をより適切に判定できる。
上記第1態様では、前記項目のうち、食事開始から運動開始までの経過時間に関する項目は、前記経過時間が長いほど前記点数の重み付けが重いことが好ましい。
ここで、血糖値の推移は、食事開始時から上昇する上昇期、上昇した血糖値が平衡状態となる平衡期、上昇した血糖値が下降する下降期を経る。例えば、使用者が上昇期において運動を開始したとしても、食事により血糖値が上昇しているので当該血糖値は下がりにくい。これに対して、使用者が平行期及び下降期に運動を開始した場合、血糖値が急激に低下する可能性が高く、低血糖症状を発生するリスクが高くなる。
このため、上記第1態様によれば、食事開始から運動開始までの経過時間に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、より適切に判定できる。
ここで、血糖値の推移は、食事開始時から上昇する上昇期、上昇した血糖値が平衡状態となる平衡期、上昇した血糖値が下降する下降期を経る。例えば、使用者が上昇期において運動を開始したとしても、食事により血糖値が上昇しているので当該血糖値は下がりにくい。これに対して、使用者が平行期及び下降期に運動を開始した場合、血糖値が急激に低下する可能性が高く、低血糖症状を発生するリスクが高くなる。
このため、上記第1態様によれば、食事開始から運動開始までの経過時間に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、より適切に判定できる。
上記第1態様では、前記項目のうち、糖質量に関する項目は、前記使用者によって取得された糖質量が少ないほど前記点数の重み付けが重いことが好ましい。
ここで、食事におけるタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)のバランスにもよるが、一般的に炭水化物が多い食事の場合、糖質量が多い場合が多いため、血糖値は上昇しやすく、糖質量が低い食事を摂取すると、血糖値は上昇しにくい。換言すると、摂取された糖質量が少ない場合には、血糖値があまり上昇しないことから、使用者に低血糖症状が発生する可能性が比較的高いと判断される。
このため、上記第1態様によれば、食事において摂取された糖質量に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、更に適切に判定できる。
ここで、食事におけるタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)のバランスにもよるが、一般的に炭水化物が多い食事の場合、糖質量が多い場合が多いため、血糖値は上昇しやすく、糖質量が低い食事を摂取すると、血糖値は上昇しにくい。換言すると、摂取された糖質量が少ない場合には、血糖値があまり上昇しないことから、使用者に低血糖症状が発生する可能性が比較的高いと判断される。
このため、上記第1態様によれば、食事において摂取された糖質量に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、更に適切に判定できる。
上記第1態様では、前記使用者に低血糖症状が発生した時刻である症状発生時刻を取得する症状発生時刻取得部と、所定時間帯における時刻が時系列で並んだタイムテーブルの前記症状発生時刻に応じた位置に、前記低血糖症状が発生したタイミングを示す低血糖発生時マーカーが設定されたタイミング表示画面を生成する画面生成部を有し、前記報知部は、表示部を有し、前記表示部は、前記タイミング表示画面を表示し、前記タイミング表示画面の表示時に前記低血糖発生時マーカーが選択されると、前記合計点の内訳を表示することが好ましい。
上記第1態様によれば、低血糖発生時マーカーが選択された場合に低血糖に関する使用者の状態が報知されるので、使用者は、所望のタイミングで当該使用者の状態を認識できる。更に、当該使用者の状態を認識することで、低血糖症状が発生した原因を確実に認識できる
上記第1態様によれば、低血糖発生時マーカーが選択された場合に低血糖に関する使用者の状態が報知されるので、使用者は、所望のタイミングで当該使用者の状態を認識できる。更に、当該使用者の状態を認識することで、低血糖症状が発生した原因を確実に認識できる
上記第1態様では、前記使用者の運動、食事及び投薬の少なくともいずれかの行動が実行された時刻である行動実行時刻を取得する行動実行時刻取得部を有し、前記タイミング表示画面は、前記タイムテーブルの前記行動実行時刻に応じた位置に設定され、前記行動が実行されたタイミングを示す行動実行時マーカーを含むことが好ましい。
上記第1態様によれば、所定時間帯における時刻が時系列で並んだタイムテーブルにおいて、低血糖発生時マーカー及び行動時マーカーが配置されたタイミング表示画面が表示されるので、低血糖症状が発生した時刻、食事の実行時刻、運動の実行時刻及び投薬の実行時刻を使用者により把握させやすくすることができる。これにより、食事、運動及び投薬のタイミングと低血糖が発生したタイミングとの関連性を確認しやすくすることができる。
上記第1態様によれば、所定時間帯における時刻が時系列で並んだタイムテーブルにおいて、低血糖発生時マーカー及び行動時マーカーが配置されたタイミング表示画面が表示されるので、低血糖症状が発生した時刻、食事の実行時刻、運動の実行時刻及び投薬の実行時刻を使用者により把握させやすくすることができる。これにより、食事、運動及び投薬のタイミングと低血糖が発生したタイミングとの関連性を確認しやすくすることができる。
本発明の第2態様に係る状態提示システムは、上述の状態提示装置と、前記使用者に装着される検出装置と、を備え、前記検出装置は、前記使用者の生体情報を検出する生体情報検出部と、前記使用者の体動情報を検出する体動情報検出部と、それぞれ検出された前記生体情報及び前記体動情報を前記状態提示装置に送信する検出装置側送信部と、前記状態提示装置から受信される状態情報に基づいて、前記使用者の低血糖に関する状態を報知する検出装置側報知部と、を有し、前記状態提示装置は、前記指標値に基づく前記使用者の低血糖に関する状態を示す前記状態情報を、前記検出装置に送信する提示装置側送信部を有することを特徴とする。
上記第2態様によれば、上記第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。また、検出装置において使用者の低血糖に関する状態が報知されるので、使用者に当該使用者の低血糖に関する状態を確実に認識させることができる。
本発明の第3態様に係る状態提示装置の状態提示方法は、状態提示装置により行われる状態提示方法であって、使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得ステップと、取得された前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報、及び、前記投薬情報に基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出ステップと、算出された前記指標値に基づいて、低血糖に関する前記使用者の状態を報知する報知ステップと、を有することを特徴とする。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様では、前記指標値算出ステップは、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数を算出することで前記指標値を算出することが好ましい。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様では、前記指標値算出ステップは、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出することが好ましい。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様では、前記情報取得ステップにより取得した前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報を記憶する記憶ステップを有することが好ましい。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様では、前記指標値が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定ステップを有し、前記報知ステップは、前記判定ステップにより前記指標値が前記閾値を超えたと判定されると、低血糖に関する前記使用者の状態を報知することが好ましい。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第3態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の第4態様に係る状態提示プログラムは、コンピューターにより実行される状態提示プログラムであって、前記コンピューターを、使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得部と、取得された前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報に基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出部と、算出された前記指標値に基づいて、低血糖に関する前記使用者の状態を報知する報知部と、を有する状態提示装置として機能させることを特徴とする。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様では、前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数を算出することで前記指標値を算出することが好ましい。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様では、前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出することが好ましい。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様では、前記コンピューターを、前記情報取得部から取得した前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報を記憶する記憶部を備える前記状態提示装置として機能させることが好ましい。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様では、前記コンピューターを、前記指標値が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部を有する前記状態提示装置として機能させ、前記報知部は、前記判定部により前記指標値が前記閾値を超えたと判定されると、低血糖に関する前記使用者の状態を報知することが好ましい。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
上記第4態様によれば、第1態様に係る状態提示装置と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
[状態提示システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る状態提示システム1を示す模式図である。
本実施形態に係る状態提示システム1は、図1に示すように、生体情報検出装置(以下、検出装置という場合がある)2と、情報処理装置3と、を備える。
この状態提示システム1では、検出装置2は、生体情報及び体動情報を測定する他、所定の操作が実行されると、低血糖症状が発生したタイミングである低血糖発生日時として現在日時を記憶する。そして、検出装置2は、測定された生体情報及び体動情報の他、上記低血糖発生日時を示す日時情報を情報処理装置3に送信する。更に、検出装置2は、後述する使用者の低血糖症状に関する状態情報(警告情報)に基づいて、警告情報を報知する。
[状態提示システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る状態提示システム1を示す模式図である。
本実施形態に係る状態提示システム1は、図1に示すように、生体情報検出装置(以下、検出装置という場合がある)2と、情報処理装置3と、を備える。
この状態提示システム1では、検出装置2は、生体情報及び体動情報を測定する他、所定の操作が実行されると、低血糖症状が発生したタイミングである低血糖発生日時として現在日時を記憶する。そして、検出装置2は、測定された生体情報及び体動情報の他、上記低血糖発生日時を示す日時情報を情報処理装置3に送信する。更に、検出装置2は、後述する使用者の低血糖症状に関する状態情報(警告情報)に基づいて、警告情報を報知する。
情報処理装置3は、本発明の情報提示装置に相当し、検出装置2から受信される生体情報及び体動情報に基づく使用者の運動内容、並びに、使用者により入力された食事内容及び投薬内容に基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数をそれぞれ算出する。そして、情報処理装置3は、当該点数に基づく指標値が所定の閾値を超えている場合に、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高いことを示す警告情報を送信するとともに、当該警告情報を含む画面を表示する。更に、情報処理装置3は、使用者の操作に応じて、当該指標値の内訳を表示する。
以下、状態提示システム1の各構成について説明する。
以下、状態提示システム1の各構成について説明する。
[検出装置の構成]
図2は、生体情報検出装置2の構成を示すブロック図である。
生体情報検出装置2は、本発明の検出装置に相当し、使用者に装着されて、上記生体情報及び体動情報を検出して記憶するウェアラブル機器である。この検出装置2は、タップ操作を含む所定の操作が実行された際に、現在日時を低血糖症状が発生したタイミングを示す低血糖発生日時として記憶する他、それぞれ記憶した生体情報、体動情報、及び、上記低血糖発生日時を示す日時情報を情報処理装置3に送信する。
このような検出装置2は、図2に示すように、操作部21、検出部22、受信部23、報知部24、通信部25、記憶部26及び制御部27を有し、これら各部21〜27は、バスライン28によって電気的に接続されている。
図2は、生体情報検出装置2の構成を示すブロック図である。
生体情報検出装置2は、本発明の検出装置に相当し、使用者に装着されて、上記生体情報及び体動情報を検出して記憶するウェアラブル機器である。この検出装置2は、タップ操作を含む所定の操作が実行された際に、現在日時を低血糖症状が発生したタイミングを示す低血糖発生日時として記憶する他、それぞれ記憶した生体情報、体動情報、及び、上記低血糖発生日時を示す日時情報を情報処理装置3に送信する。
このような検出装置2は、図2に示すように、操作部21、検出部22、受信部23、報知部24、通信部25、記憶部26及び制御部27を有し、これら各部21〜27は、バスライン28によって電気的に接続されている。
[操作部の構成]
操作部21は、使用者による入力操作を受け付け、当該入力操作に応じた操作信号を制御部27に出力する。このような操作部21は、検出装置2の筐体の外面に露出するように設けられたボタン211,212(図1参照)の入力操作に応じた操作信号を制御部27に出力する。なお、使用者の音声(使用者の声)を認識して、当該音声に応じた操作信号を制御部27に出力する構成でもよい。
そして、詳しくは後述するが、使用者は、自身が低血糖状態にあると判断した場合に、操作部21を操作して(上記所定の操作を実行して)、上記低血糖発生日時を記憶部26に記憶させる。
なお、操作部21がタップ操作検出部を有していてもよく、この場合には、当該タップ操作検出部が有する加速度センサーによって検出される加速度信号に基づいてタップ操作が検出され、当該タップ操作に応じた操作信号を制御部27に出力する構成としてもよい。
操作部21は、使用者による入力操作を受け付け、当該入力操作に応じた操作信号を制御部27に出力する。このような操作部21は、検出装置2の筐体の外面に露出するように設けられたボタン211,212(図1参照)の入力操作に応じた操作信号を制御部27に出力する。なお、使用者の音声(使用者の声)を認識して、当該音声に応じた操作信号を制御部27に出力する構成でもよい。
そして、詳しくは後述するが、使用者は、自身が低血糖状態にあると判断した場合に、操作部21を操作して(上記所定の操作を実行して)、上記低血糖発生日時を記憶部26に記憶させる。
なお、操作部21がタップ操作検出部を有していてもよく、この場合には、当該タップ操作検出部が有する加速度センサーによって検出される加速度信号に基づいてタップ操作が検出され、当該タップ操作に応じた操作信号を制御部27に出力する構成としてもよい。
[検出部の構成]
検出部22は、使用者の生体情報及び体動情報をそれぞれ検出する生体情報検出部221、及び、体動情報検出部222を有する。
生体情報検出部221は、検出装置2を装着した使用者の生体情報を検出する。本実施形態では、生体情報検出部221は、各種センサーにより、生体情報としての脈波を検出する。なお、生体情報検出部221は、生体情報として心拍、血圧、体温、血糖値及び血中アルコール濃度等を検出する構成としてもよい。
体動情報検出部222は、上記操作部21とともに本発明の入力部を構成するものであり、使用者の体動情報として、当該使用者の体動に応じて変化する加速度を検出する。また、体動情報検出部222は、上記加速度の変化に基づいて使用者のタップ操作を検出する。
検出部22は、使用者の生体情報及び体動情報をそれぞれ検出する生体情報検出部221、及び、体動情報検出部222を有する。
生体情報検出部221は、検出装置2を装着した使用者の生体情報を検出する。本実施形態では、生体情報検出部221は、各種センサーにより、生体情報としての脈波を検出する。なお、生体情報検出部221は、生体情報として心拍、血圧、体温、血糖値及び血中アルコール濃度等を検出する構成としてもよい。
体動情報検出部222は、上記操作部21とともに本発明の入力部を構成するものであり、使用者の体動情報として、当該使用者の体動に応じて変化する加速度を検出する。また、体動情報検出部222は、上記加速度の変化に基づいて使用者のタップ操作を検出する。
[受信部の構成]
受信部23は、検出装置2の現在位置を示す位置情報(すなわち、使用者の現在位置を示す位置情報)を取得する。例えば、受信部23は、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムに対応し、衛星から受信される電波に基づいて上記現在位置を示す位置情報を取得する。そして、受信部23は、取得された位置情報を、制御部27に出力する。なお、このような構成に代えて、通信用無線電波を用いて位置情報を算出する構成とすることも可能である。なお、このような受信部23はなくてもよい。
受信部23は、検出装置2の現在位置を示す位置情報(すなわち、使用者の現在位置を示す位置情報)を取得する。例えば、受信部23は、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムに対応し、衛星から受信される電波に基づいて上記現在位置を示す位置情報を取得する。そして、受信部23は、取得された位置情報を、制御部27に出力する。なお、このような構成に代えて、通信用無線電波を用いて位置情報を算出する構成とすることも可能である。なお、このような受信部23はなくてもよい。
[報知部の構成]
報知部24は、本発明の検出装置側報知部に相当し、制御部27による制御の下、各種情報を報知する。例えば、報知部24は、検出装置2の動作状態や、検出された情報及び情報処理装置3から受信した警告情報を報知する。
このような報知部24は、表示部241、音声出力部242、及び振動部243を有する。
表示部241は、液晶等の情報表示機能を有し、上記各種情報を表示する。このような表示部241は、後述する制御部27の制御の下、例えば、それぞれ後述する複数のメニュー画面及び発生タイミング記録画面等の複数の設定画面を表示する。更に、表示部241は、警告情報として、低血糖症状が発生する可能性が高い旨のメッセージ画面(図15参照)を表示する。
音声出力部242は、スピーカーを備えて構成され、制御部27から入力される音声情報に応じた音声を出力する。例えば、音声出力部242は、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高い場合に、警告情報として警告音を出力する。
振動部243は、後述する制御部27により駆動が制御されるモーターを有し、当該モーターの駆動によって生じる振動により、当該生体情報検出装置2の状態を通知する。例えば、振動部243は、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高い場合に、振動する。
報知部24は、本発明の検出装置側報知部に相当し、制御部27による制御の下、各種情報を報知する。例えば、報知部24は、検出装置2の動作状態や、検出された情報及び情報処理装置3から受信した警告情報を報知する。
このような報知部24は、表示部241、音声出力部242、及び振動部243を有する。
表示部241は、液晶等の情報表示機能を有し、上記各種情報を表示する。このような表示部241は、後述する制御部27の制御の下、例えば、それぞれ後述する複数のメニュー画面及び発生タイミング記録画面等の複数の設定画面を表示する。更に、表示部241は、警告情報として、低血糖症状が発生する可能性が高い旨のメッセージ画面(図15参照)を表示する。
音声出力部242は、スピーカーを備えて構成され、制御部27から入力される音声情報に応じた音声を出力する。例えば、音声出力部242は、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高い場合に、警告情報として警告音を出力する。
振動部243は、後述する制御部27により駆動が制御されるモーターを有し、当該モーターの駆動によって生じる振動により、当該生体情報検出装置2の状態を通知する。例えば、振動部243は、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高い場合に、振動する。
[通信部の構成]
通信部25は、本発明の検出装置側送信部に相当し、ネットワークを介して上記情報処理装置3等の外部機器と通信可能な通信モジュールを有する。この通信部25は、例えば、制御部27の制御の下、検出部22により検出されて記憶部26に記憶された生体情報及び体動情報を送信する他、上記低血糖発生日時を示す日時情報を送信する。また、通信部25は、情報処理装置3から送信される警告情報を取得する。なお、本実施形態では、通信部25は、ネットワークと接続される基地局や接続機器(例えばルーター)と無線で通信し、これにより、情報処理装置3と通信接続されるが、情報処理装置3と通信可能であれば、接続形式及び接続態様は問わない。
通信部25は、本発明の検出装置側送信部に相当し、ネットワークを介して上記情報処理装置3等の外部機器と通信可能な通信モジュールを有する。この通信部25は、例えば、制御部27の制御の下、検出部22により検出されて記憶部26に記憶された生体情報及び体動情報を送信する他、上記低血糖発生日時を示す日時情報を送信する。また、通信部25は、情報処理装置3から送信される警告情報を取得する。なお、本実施形態では、通信部25は、ネットワークと接続される基地局や接続機器(例えばルーター)と無線で通信し、これにより、情報処理装置3と通信接続されるが、情報処理装置3と通信可能であれば、接続形式及び接続態様は問わない。
[記憶部の構成]
記憶部26は、フラッシュメモリー等を有する記憶装置により構成され、検出装置2の動作に必要なプログラム及びデータを記憶している。
例えば、記憶部26は、当該データとして、通信部25を介して情報処理装置3と通信接続するための接続情報を予め記憶している。
また、記憶部26は、上記所定の操作が実行された際に、低血糖症状が発生したタイミングとして現在時刻を記憶するタイミング記録プログラムを記憶している。
更に、記憶部26は、制御部27による制御の下、検出部22により検出された生体情報及び体動情報と、受信部23により取得された位置情報と、を記憶する他、上記低血糖発生日時を示す日時情報を記憶する。更に、記憶部26は、情報処理装置3から通信部25を介して取得した警告情報を記憶する。
記憶部26は、フラッシュメモリー等を有する記憶装置により構成され、検出装置2の動作に必要なプログラム及びデータを記憶している。
例えば、記憶部26は、当該データとして、通信部25を介して情報処理装置3と通信接続するための接続情報を予め記憶している。
また、記憶部26は、上記所定の操作が実行された際に、低血糖症状が発生したタイミングとして現在時刻を記憶するタイミング記録プログラムを記憶している。
更に、記憶部26は、制御部27による制御の下、検出部22により検出された生体情報及び体動情報と、受信部23により取得された位置情報と、を記憶する他、上記低血糖発生日時を示す日時情報を記憶する。更に、記憶部26は、情報処理装置3から通信部25を介して取得した警告情報を記憶する。
[制御部の構成]
図3は、制御部27の構成を示すブロック図である。
制御部27は、CPU(Central Processing Unit)等の処理回路により構成され、検出装置2の動作を自律的に、或いは、使用者の操作に応じて操作部21から入力される操作信号に基づいて制御する。この制御部27は、例えば、検出部22により検出された生体情報及び体動情報を取得し、情報処理装置3に送信する。この他、制御部27は、使用者の所定の入力操作に応じて入力される操作信号に応じて、上記低血糖発生日時として現在時刻を記録する。
このような制御部27は、記憶部26に記憶されたプログラムを上記処理回路が実行することにより実現される機能部として、図3に示すように、検出制御部271、報知制御部272、通信制御部273、計時部274、情報取得部275、運動判定部276、操作判定部277及び記憶制御部278を有する。
図3は、制御部27の構成を示すブロック図である。
制御部27は、CPU(Central Processing Unit)等の処理回路により構成され、検出装置2の動作を自律的に、或いは、使用者の操作に応じて操作部21から入力される操作信号に基づいて制御する。この制御部27は、例えば、検出部22により検出された生体情報及び体動情報を取得し、情報処理装置3に送信する。この他、制御部27は、使用者の所定の入力操作に応じて入力される操作信号に応じて、上記低血糖発生日時として現在時刻を記録する。
このような制御部27は、記憶部26に記憶されたプログラムを上記処理回路が実行することにより実現される機能部として、図3に示すように、検出制御部271、報知制御部272、通信制御部273、計時部274、情報取得部275、運動判定部276、操作判定部277及び記憶制御部278を有する。
検出制御部271は、検出部22の動作を制御し、当該検出部22による検出結果を記憶部26に記憶させる。この検出制御部271は、検出装置2が使用者に装着されて、検出部22による生体情報及び体動情報の検出が可能な状態であれば、当該検出部22に各情報を検出させ、検出部22による各情報の検出を実行できない状態であれば、当該検出部22の動作を停止させる。このため、使用者に装着されていない場合には、上記検出部22による検出処理が実行されないので、消費電力を抑制できる。
報知制御部272は、報知部24の動作を制御する。例えば、報知制御部272は、報知部24の表示部241の動作を制御して、検出部22により検出された生体情報及び体動情報を表示させる。
また、報知制御部272は、後述する操作判定部277によりタップ操作が行われたと判定されるとメニュー画面のうち、発生タイミング記録画面に遷移する「低血糖」が表記されたメニュー画面を最初に表示させ、更に、上記ボタン211,212のうち、ボタン212が入力されたと判定されると、当該ボタン212の入力毎に、「ゾーン」が表記されたメニュー画面及び「セットアップ」が表記されたメニュー画面を順に表示させる。
更に、報知制御部272は、情報処理装置3から警告情報を受信すると、報知部24の動作を制御する。例えば、報知制御部272は、音声出力部242の動作を制御して、当該音声出力部242から警告音を出力させる。加えて、報知制御部272は、振動部243の動作を制御して、当該振動部243を振動させる。これにより、使用者は、自身に低血糖症状が発生する可能性が高いことを認識できる。
なお、報知制御部272は、表示部241の動作を制御して、当該表示部241に警告情報として現在実行している運動の強度を低下させる、当該運動を停止させる、或いは、糖質を摂取すべき旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
また、報知制御部272は、後述する操作判定部277によりタップ操作が行われたと判定されるとメニュー画面のうち、発生タイミング記録画面に遷移する「低血糖」が表記されたメニュー画面を最初に表示させ、更に、上記ボタン211,212のうち、ボタン212が入力されたと判定されると、当該ボタン212の入力毎に、「ゾーン」が表記されたメニュー画面及び「セットアップ」が表記されたメニュー画面を順に表示させる。
更に、報知制御部272は、情報処理装置3から警告情報を受信すると、報知部24の動作を制御する。例えば、報知制御部272は、音声出力部242の動作を制御して、当該音声出力部242から警告音を出力させる。加えて、報知制御部272は、振動部243の動作を制御して、当該振動部243を振動させる。これにより、使用者は、自身に低血糖症状が発生する可能性が高いことを認識できる。
なお、報知制御部272は、表示部241の動作を制御して、当該表示部241に警告情報として現在実行している運動の強度を低下させる、当該運動を停止させる、或いは、糖質を摂取すべき旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
通信制御部273は、通信部25を制御し、記憶部26に記憶された上記接続情報に基づいて、上記情報処理装置3と通信させる。
計時部274は、現在日時を計時する。
計時部274は、現在日時を計時する。
情報取得部275は、検出部22により検出された生体情報及び体動情報、並びに、受信部23により取得された位置情報を取得し、これらを記憶部26に記憶させる。この際、情報取得部275は、計時部274により計時されている現在日時を参照して、生体情報、体動情報及び位置情報とともに、これら情報の検出日時及び取得日時を記憶させる。
運動判定部276は、情報取得部275により取得された使用者の生体情報及び体動情報を解析して、実施された使用者の運動の種別(運動の強度)を判定する。
運動判定部276は、情報取得部275により取得された使用者の生体情報及び体動情報を解析して、実施された使用者の運動の種別(運動の強度)を判定する。
ここで、使用者の運動の種別とは、予め被験者に対して運動用などで目標とする脈拍数の範囲(例えば、80回/分〜140回/分)が複数のゾーンに区分(例えば、20回/分ごとに区分)されたゾーン毎の脈拍数に対応して、予め設定されたものである。例えば、本実施形態では、運動判定部276は、脈拍数の範囲が80回/分以上〜100回/分未満の運動は、「弱い運動」として判定され、脈拍数の範囲が100回/分以上〜120回/分未満の運動は、「適正ゾーンの運動」として判定され、脈拍数の範囲が120回/分以上140回/分未満の運動は、「強い運動」として判定される。このようにして、運動判定部276は、使用者が運動を実施した際に、いずれの種別の運動を実施したのかを判定し、運動の種別毎の一日の運動時間(運動の開始時刻及び終了時刻)を算出する。
なお、本実施形態では、運動判定部276は、脈拍数に基づいて運動の種別(運動の強度)を判定することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、カルボーネン法に基づく運動強度を示す%HRR(Heart Rate Reserved)に基づいて運動の種別を判定することとしてもよい。
なお、本実施形態では、運動判定部276は、脈拍数に基づいて運動の種別(運動の強度)を判定することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、カルボーネン法に基づく運動強度を示す%HRR(Heart Rate Reserved)に基づいて運動の種別を判定することとしてもよい。
操作判定部277は、使用者により実行された入力操作の種別を判定する。具体的に、操作判定部277は、使用者により検出装置2に対してタップ操作が実行されたか否か、及び、操作部21のボタン211,212の入力操作が実行されたか否かを判定する。
例えば、操作判定部277は、体動情報検出部222により検出された加速度信号に、タップ操作に応じた加速度変化が含まれるか否かに基づいて、当該タップ操作が実行されたか否かを判定する。換言すると、操作判定部277は、体動情報検出部222からタップ操作が実行されたことを示す信号(加速度信号)が入力されたか否かを判定する。
また、操作判定部277は、操作部21のボタン211,212の入力操作(押下)に応じて操作部21から入力される操作信号に基づいて、ボタン211,212の入力操作が実行されたか否かを判定し、当該操作信号に含まれるボタンの種別に基づいて、ボタン211,212のどちらかが入力されたのかを判定する。
例えば、操作判定部277は、体動情報検出部222により検出された加速度信号に、タップ操作に応じた加速度変化が含まれるか否かに基づいて、当該タップ操作が実行されたか否かを判定する。換言すると、操作判定部277は、体動情報検出部222からタップ操作が実行されたことを示す信号(加速度信号)が入力されたか否かを判定する。
また、操作判定部277は、操作部21のボタン211,212の入力操作(押下)に応じて操作部21から入力される操作信号に基づいて、ボタン211,212の入力操作が実行されたか否かを判定し、当該操作信号に含まれるボタンの種別に基づいて、ボタン211,212のどちらかが入力されたのかを判定する。
記憶制御部278は、使用者による所定の操作(例えば、本体部に対するタップ操作及びボタン211,212の入力操作)に応じて、低血糖症状が生じたタイミングである低血糖発生日時として、計時部274によって計時されている現在日時を記録する。また、記憶制御部278は、生体情報検出部221及び体動情報検出部222により検出された生体情報及び体動情報を記憶部26に記憶させる。
[情報処理装置の構成]
図4は、情報処理装置3の構成を示すブロック図である。
情報処理装置3は、本発明の状態提示装置に相当し、例えばスマートフォン(多機能携帯電話機)、タブレット及びPC(Personal Computer)等により構成される。この情報処理装置3は、上記のように、検出装置2から受信される生体情報及び体動情報に基づく使用者の運動内容、並びに、使用者により入力された食事内容及び投薬内容に基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数をそれぞれ算出する。そして、情報処理装置3は、当該点数に基づく指標値が所定の閾値を超えている場合に、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高いことを示す警告情報を送信するとともに、当該警告情報を含む画面を表示する。更に、情報処理装置3は、使用者の操作に応じて、当該指標値の内訳を表示する。加えて、情報処理装置3は、各種登録画面を表示する他、後述するタイミング表示画面及びカレンダー表示画面(総括画面)を表示して、低血糖が生じた日付を示す。
このような情報処理装置3は、図4に示すように、操作部31、通信部32、表示部33、音声出力部34、記憶部35、及び制御部36を備え、これらは互いにバスライン37により接続されている。
図4は、情報処理装置3の構成を示すブロック図である。
情報処理装置3は、本発明の状態提示装置に相当し、例えばスマートフォン(多機能携帯電話機)、タブレット及びPC(Personal Computer)等により構成される。この情報処理装置3は、上記のように、検出装置2から受信される生体情報及び体動情報に基づく使用者の運動内容、並びに、使用者により入力された食事内容及び投薬内容に基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数をそれぞれ算出する。そして、情報処理装置3は、当該点数に基づく指標値が所定の閾値を超えている場合に、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高いことを示す警告情報を送信するとともに、当該警告情報を含む画面を表示する。更に、情報処理装置3は、使用者の操作に応じて、当該指標値の内訳を表示する。加えて、情報処理装置3は、各種登録画面を表示する他、後述するタイミング表示画面及びカレンダー表示画面(総括画面)を表示して、低血糖が生じた日付を示す。
このような情報処理装置3は、図4に示すように、操作部31、通信部32、表示部33、音声出力部34、記憶部35、及び制御部36を備え、これらは互いにバスライン37により接続されている。
[操作部の構成]
操作部31は、使用者による入力操作を受け付け、当該入力操作に応じた操作情報を制御部36に出力する。このような操作部31は、例えば、情報処理装置3の筐体に設けられた物理キーやタッチパネル等により構成できる他、当該情報処理装置3に有線又は無線で接続されるキーボード及びポインティングデバイス等により構成できる。
操作部31は、使用者による入力操作を受け付け、当該入力操作に応じた操作情報を制御部36に出力する。このような操作部31は、例えば、情報処理装置3の筐体に設けられた物理キーやタッチパネル等により構成できる他、当該情報処理装置3に有線又は無線で接続されるキーボード及びポインティングデバイス等により構成できる。
[通信部の構成]
通信部32は、提示装置側送信部に相当し、検出装置2等の外部機器と通信可能な第1通信モジュールと、インターネット等のネットワーク上のサーバー(図示省略)と通信可能な第2通信モジュールとを有し、制御部36による制御の下、当該外部機器及びサーバーと通信する。なお、当該外部機器及びサーバーのそれぞれと通信部32とが同じ通信方式で通信可能である場合には、通信部32は、第1通信モジュール及び第2通信モジュールのうち一方を備えていればよく、サーバーとの通信が不要であれば、第2通信モジュールはなくてもよい。
通信部32は、提示装置側送信部に相当し、検出装置2等の外部機器と通信可能な第1通信モジュールと、インターネット等のネットワーク上のサーバー(図示省略)と通信可能な第2通信モジュールとを有し、制御部36による制御の下、当該外部機器及びサーバーと通信する。なお、当該外部機器及びサーバーのそれぞれと通信部32とが同じ通信方式で通信可能である場合には、通信部32は、第1通信モジュール及び第2通信モジュールのうち一方を備えていればよく、サーバーとの通信が不要であれば、第2通信モジュールはなくてもよい。
[表示部及び音声出力部の構成]
表示部33は、本発明の表示部に相当する。この表示部33は、例えば、液晶、有機EL(Electro-Luminescence)及び電気泳動等の各種表示パネルにより構成でき、後述する提示情報生成部370により生成された画像を表示する。具体的に、表示部33は、制御部36により実行されるOS(Operating System)及び各種アプリケーションの実行画面(例えば、後述する実行画面ES)を表示する。
音声出力部34は、スピーカーを備えて構成され、制御部36から入力される音声情報に応じた音声を出力する。例えば、音声出力部34は、制御部36が後述する情報管理アプリケーションを実行する場合には、使用者に提示する情報に応じた音声を出力する。
表示部33は、本発明の表示部に相当する。この表示部33は、例えば、液晶、有機EL(Electro-Luminescence)及び電気泳動等の各種表示パネルにより構成でき、後述する提示情報生成部370により生成された画像を表示する。具体的に、表示部33は、制御部36により実行されるOS(Operating System)及び各種アプリケーションの実行画面(例えば、後述する実行画面ES)を表示する。
音声出力部34は、スピーカーを備えて構成され、制御部36から入力される音声情報に応じた音声を出力する。例えば、音声出力部34は、制御部36が後述する情報管理アプリケーションを実行する場合には、使用者に提示する情報に応じた音声を出力する。
[記憶部の構成]
記憶部35は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)及びフラッシュメモリー等の記憶装置により構成され、情報処理装置3の動作に必要なプログラム及びデータを記憶する。このようなプログラムとして、記憶部35は、情報処理装置3を制御するOSの他、後述する情報管理アプリケーションを記憶している。
また、記憶部35は、検出装置2から受信される各種情報及び後述する各登録画面に対する入力内容の他、後述する指標値算出部368により用いられる初期設定情報及び計算情報を記憶する。
記憶部35は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)及びフラッシュメモリー等の記憶装置により構成され、情報処理装置3の動作に必要なプログラム及びデータを記憶する。このようなプログラムとして、記憶部35は、情報処理装置3を制御するOSの他、後述する情報管理アプリケーションを記憶している。
また、記憶部35は、検出装置2から受信される各種情報及び後述する各登録画面に対する入力内容の他、後述する指標値算出部368により用いられる初期設定情報及び計算情報を記憶する。
[初期設定情報]
図5は、記憶部35が記憶する初期設定情報の一例を示す図である。
上記記憶部35は、以下に示す初期設定情報を記憶する。この初期設定情報は、例えば、情報管理アプリケーションの最初の実行時に、操作部31に対する使用者の入力操作によって入力(選択)される情報であり、使用者の身体状況(糖尿病の程度)に関する情報である。
このような初期設定情報には、例えば、図5に示すように、「インスリン分泌能」及び「投薬」が含まれる。なお、本実施形態では、「インスリン分泌能」及び「投薬」を初期設定情報とした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、「インスリン分泌能」及び「投薬」に加えて「年齢」、「性別」、「体重」、「身長」、「BMI(ボディマス指数:Body Mass Index)」、「血糖値コントロール指標」、「インスリン抵抗性」、「体型」及び「糖尿病の種類」等の少なくとも1つを含むようにしてもよい。
図5は、記憶部35が記憶する初期設定情報の一例を示す図である。
上記記憶部35は、以下に示す初期設定情報を記憶する。この初期設定情報は、例えば、情報管理アプリケーションの最初の実行時に、操作部31に対する使用者の入力操作によって入力(選択)される情報であり、使用者の身体状況(糖尿病の程度)に関する情報である。
このような初期設定情報には、例えば、図5に示すように、「インスリン分泌能」及び「投薬」が含まれる。なお、本実施形態では、「インスリン分泌能」及び「投薬」を初期設定情報とした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、「インスリン分泌能」及び「投薬」に加えて「年齢」、「性別」、「体重」、「身長」、「BMI(ボディマス指数:Body Mass Index)」、「血糖値コントロール指標」、「インスリン抵抗性」、「体型」及び「糖尿病の種類」等の少なくとも1つを含むようにしてもよい。
これらのうち、「インスリン分泌能」は、インスリン分泌能の指標である「血中Cペプチド」の値であり、当該血中Cペプチドの値によって、使用者のタイプが3つに分類される。具体的には、血中Cペプチドの値が0.5ng/ml未満の使用者は、インスリンの分泌が非常に少ないので、重度の糖尿病患者(タイプa)に分類される。また、血中Cペプチドの値が0.5ng/ml以上1.0ng/ml未満の使用者は、インスリンの分泌が健常者より少ないので、軽度の糖尿病患者(タイプb)に分類される。更に、血中Cペプチドの値が1.0ng/ml以上の使用者は、インスリンの分泌が健常者に近い糖尿病予備軍(タイプc)に分類される。
また、「投薬」は、使用者に投与される薬の種類であり、当該投与される薬の種類によって、後述する指標値を算出するための数値(調整値)がそれぞれ設定される。具体的には、使用者に注射等により投与される薬がインスリン超速効型及びインスリン速効型である場合、調整値は「2」に設定される。また、投与される薬がインスリン中間型及びインスリン混合型である場合、調整値は「1.5」に設定される。更に、投与される薬がインスリン時効型である場合、調整値は「1」に設定される。
これと同様に、使用者が服用する(使用者に投与される)薬がSU剤である場合、調整値は「2」に設定される。また、使用者が服用する薬がDPP4阻害薬である場合、調整値は「1」に設定される。
これと同様に、使用者が服用する(使用者に投与される)薬がSU剤である場合、調整値は「2」に設定される。また、使用者が服用する薬がDPP4阻害薬である場合、調整値は「1」に設定される。
すなわち、上記インスリン超速効型・速効型やSU剤が投与された場合や、当該インスリン超速効型・速効型やSU剤の投与後に運動を行った場合には、急激に血糖値が下降するため、低血糖症状が発生する可能性が高まる。一方、インスリン時効型やDPP4阻害薬が投与された後に運動を行っても血糖値は比較的緩やかに下降する。このため、投与される薬の種類によって、低血糖症状が発生する可能性は異なる。また、このような薬は、血糖値を下げる効果が高いため、食事や運動等の他の行動より、低血糖症状の発生リスクへの影響が大きい。従って、本実施形態では、投与される薬の種類ごとに調整値を設定し、後述する各項目の合計点数に当該調整値を乗ずることにより上記指標値を算出している。
なお、注射等により投与される薬の調整値と服用する薬の調整値とが異なる場合、調整値のうち、高い数値を優先して適用する。例えば、使用者が注射等により投与する薬として「インスリン超速効型」を使用し、服用する薬として「DPP4阻害薬」を使用している場合、上記調整値は「2」となる。
なお、注射等により投与される薬の調整値と服用する薬の調整値とが異なる場合、調整値のうち、高い数値を優先して適用する。例えば、使用者が注射等により投与する薬として「インスリン超速効型」を使用し、服用する薬として「DPP4阻害薬」を使用している場合、上記調整値は「2」となる。
[計算情報]
図6は、記憶部35が記憶する計算情報の一例を示す図である。
上記記憶部35は、以下に示す計算情報を記憶する。
計算情報は、後述する制御部36による使用者が低血糖を生じやすい状態にあるか否かの判断の指標となる指標値を算出するための情報である。計算情報は、例えば、図6に示すように、3つの項目ごとに、指標値を算出するための点数(低血糖危険指数)が予め設定される。具体的には、ユーザーの日常生活に含まれる「食事」、「投薬」、「運動」の3つの項目が設定され、これら各項目のそれぞれには、複数の要素ごとに上記点数(低血糖危険指数)が設定されている。
図6は、記憶部35が記憶する計算情報の一例を示す図である。
上記記憶部35は、以下に示す計算情報を記憶する。
計算情報は、後述する制御部36による使用者が低血糖を生じやすい状態にあるか否かの判断の指標となる指標値を算出するための情報である。計算情報は、例えば、図6に示すように、3つの項目ごとに、指標値を算出するための点数(低血糖危険指数)が予め設定される。具体的には、ユーザーの日常生活に含まれる「食事」、「投薬」、「運動」の3つの項目が設定され、これら各項目のそれぞれには、複数の要素ごとに上記点数(低血糖危険指数)が設定されている。
まず、「食事」の項目には、「糖質量」、「食事からの運動開始時間(空腹度)」、「飲酒量(アルコール量)」及び「飲酒からの運動開始時間」の4つの要素が設定されている。
第1パラメーターである「糖質量」は、後述する食事登録画面(図9参照)にて入力及び登録された食事内容から取得される。この「糖質量」は、使用者が食事の際に摂取した糖質量であり、当該摂取した糖質量によって、上記指標値を算出するための低血糖危険指数がそれぞれ設定される。具体的には、食事の際に摂取した糖質量が50g未満である場合、上記点数は「10」に設定され、当該糖質量が50g以上100g未満である場合、上記点数は「5」に設定され、当該糖質量が100g以上である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者が食事の際に摂取した糖質量が少なければ少ないほど、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高いため、食事の際に摂取した糖質量が少ないほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第1パラメーターである「糖質量」は、後述する食事登録画面(図9参照)にて入力及び登録された食事内容から取得される。この「糖質量」は、使用者が食事の際に摂取した糖質量であり、当該摂取した糖質量によって、上記指標値を算出するための低血糖危険指数がそれぞれ設定される。具体的には、食事の際に摂取した糖質量が50g未満である場合、上記点数は「10」に設定され、当該糖質量が50g以上100g未満である場合、上記点数は「5」に設定され、当該糖質量が100g以上である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者が食事の際に摂取した糖質量が少なければ少ないほど、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高いため、食事の際に摂取した糖質量が少ないほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第2パラメーターである「食事からの運動開始時間(運動開始時刻)」は、後述する食事登録画面(図9参照)にて入力及び登録された食事時刻と、検出装置2から送信された生体情報及び体動情報から算出された運動結果とから取得される。この「食事からの運動開始時刻」は、上記初期設定情報により設定された使用者のタイプごとに上記点数が設定される。まず、使用者のタイプがタイプaである場合、食事からの運動開始時間が4時間以上である場合、上記点数は「40」に設定され、食事からの運動開始時間が2時間以上4時間未満である場合、上記点数は「20」に設定され、食事からの運動開始時間が2時間未満である場合、上記点数は「0」に設定される。
また、使用者のタイプがタイプbである場合、食事からの運動開始時間が2時間以上である場合、上記点数は「40」に設定され、食事からの運動開始時間が1時間以上2時間未満である場合、上記点数は「20」に設定され、食事からの運動開始時間が1時間未満である場合、上記点数は「0」に設定される。
更に、使用者のタイプがタイプcである場合、食事からの運動開始時間が1時間以上である場合、上記点数は「40」に設定され、食事からの運動開始時間が0.5時間以上1時間未満である場合、上記点数は「20」に設定され、食事からの運動開始時間が0.5時間未満である場合、上記点数は「0」に設定される。
また、使用者のタイプがタイプbである場合、食事からの運動開始時間が2時間以上である場合、上記点数は「40」に設定され、食事からの運動開始時間が1時間以上2時間未満である場合、上記点数は「20」に設定され、食事からの運動開始時間が1時間未満である場合、上記点数は「0」に設定される。
更に、使用者のタイプがタイプcである場合、食事からの運動開始時間が1時間以上である場合、上記点数は「40」に設定され、食事からの運動開始時間が0.5時間以上1時間未満である場合、上記点数は「20」に設定され、食事からの運動開始時間が0.5時間未満である場合、上記点数は「0」に設定される。
図7は、糖尿病の進行度に応じた血糖値変化の一例を示す図である。
ここで、一般的に血糖値は、食事開始時から上昇して最大血糖値に達し、変動しない状態がしばらく継続した後に下降する。このような血糖値変化は、図7に示すように、糖尿病の進行度によって異なる。すなわち、糖尿病の進行度によって、食後に血糖値が上昇する上昇期、血糖値に変化がほぼない平衡期、及び、血糖値が下降する下降期の時間が異なる。
例えば、使用者がインスリンの分泌が非常に少ない重度の糖尿病患者(タイプa)の場合、図7において一点鎖線で示すように、上昇期は略2時間であり、平衡期は略2時間であり、下降期は略2時間である。また、インスリンの分泌が健常者より少ない軽度の糖尿病患者(タイプb)の場合、図7において点線で示すように、上昇期は略1.5時間であり、平衡期は略1時間であり、下降期は略1.5時間である。更に、使用者がインスリンの分泌が健常者に近い糖尿病予備群(タイプc)の場合、図7において実線で示すように、上昇期は略1時間であり、平衡期は略0.5時間であり、下降期は略1時間である。
ここで、一般的に血糖値は、食事開始時から上昇して最大血糖値に達し、変動しない状態がしばらく継続した後に下降する。このような血糖値変化は、図7に示すように、糖尿病の進行度によって異なる。すなわち、糖尿病の進行度によって、食後に血糖値が上昇する上昇期、血糖値に変化がほぼない平衡期、及び、血糖値が下降する下降期の時間が異なる。
例えば、使用者がインスリンの分泌が非常に少ない重度の糖尿病患者(タイプa)の場合、図7において一点鎖線で示すように、上昇期は略2時間であり、平衡期は略2時間であり、下降期は略2時間である。また、インスリンの分泌が健常者より少ない軽度の糖尿病患者(タイプb)の場合、図7において点線で示すように、上昇期は略1.5時間であり、平衡期は略1時間であり、下降期は略1.5時間である。更に、使用者がインスリンの分泌が健常者に近い糖尿病予備群(タイプc)の場合、図7において実線で示すように、上昇期は略1時間であり、平衡期は略0.5時間であり、下降期は略1時間である。
すなわち、重度の糖尿病患者に分類されるタイプaでは、上昇期及び平衡期はそれぞれおよそ2時間継続することから、食事開始時からおよそ4時間後に下降期に達する。また、中度の糖尿病患者に分類されるタイプbでは、上昇期及び平衡期はそれぞれおよそ1時間継続することから、食事開始時からおよそ2時間後に下降期に達する。更に、軽度の糖尿病患者に分類されるタイプcでは、上昇期及び平衡期はそれぞれおよそ0.5時間継続することから、食事開始時からおよそ1時間後に下降期に達する。そして、下降期にて運動が実施されると、血糖値は急激に低下する。
このため、本実施形態では、第2パラメーターである「食事からの運動開始時間(運動開始時刻)」は、タイプa〜cにおいて、下降期に運動が開始された場合の低血糖危険指数に比較的高い点数「40点」が設定され、平衡期に運動が開始された場合の低血糖危険指数に中程度の点数「20点」が設定され、上昇期に運動が開始された場合の低血糖危険指数に低い点数「0点」が設定されている。
なお、本実施形態では、タイプa〜cのそれぞれで同じ点数が割り当てられているが、これに限らず、タイプに応じて点数を割り当ててもよい。例えば、タイプaではより高い点数を割り当て、タイプcではより低い点数を割り当ててもよい。
このため、本実施形態では、第2パラメーターである「食事からの運動開始時間(運動開始時刻)」は、タイプa〜cにおいて、下降期に運動が開始された場合の低血糖危険指数に比較的高い点数「40点」が設定され、平衡期に運動が開始された場合の低血糖危険指数に中程度の点数「20点」が設定され、上昇期に運動が開始された場合の低血糖危険指数に低い点数「0点」が設定されている。
なお、本実施形態では、タイプa〜cのそれぞれで同じ点数が割り当てられているが、これに限らず、タイプに応じて点数を割り当ててもよい。例えば、タイプaではより高い点数を割り当て、タイプcではより低い点数を割り当ててもよい。
図6に戻って、第3パラメーターである「飲酒量」は、後述する食事登録画面(図9参照)にて入力及び登録された食事内容から取得される。この「飲酒量」は、使用者が食事の際に摂取したアルコール量であり、当該摂取したアルコール量によって、低血糖危険指数を算出するための点数がそれぞれ設定される。具体的には、食事の際に摂取したアルコール量が40g以上である場合、上記点数は「10」に設定され、当該アルコールが20g以上40g未満である場合、上記点数は「5」に設定され、当該アルコール量が20g未満である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者が食事の際に摂取したアルコール量が多ければ多いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が低いため、食事の際に摂取したアルコール量が多いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第4パラメーターである「飲酒からの運動開始時間(運動開始時刻)」は、後述する食事登録画面(図9参照)にて入力及び登録された食事時刻と、検出装置2から送信された生体情報及び体動情報から算出された運動結果とから取得される。この「飲酒からの運動開始時間」が2時間未満である場合、上記点数は「10」に設定され、「飲酒からの運動開始時間」が2時間以上5時間未満である場合、上記点数は「5」に設定され、「飲酒からの運動開始時間」が5時間以上である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者がアルコールを摂取してから運動を開始するまでの時間が長ければ長いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が低いため、飲酒からの運動開始時間が短いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
また、「投薬」の項目には、図6に示すように、「投薬量」及び「投薬からの運動開始時間」の2つの要素が設定されている。
第5パラメーターである「投薬量」は、後述する投薬登録画面(図10参照)にて入力及び登録された投薬内容から取得される。この「投薬量」は、使用者が服用した薬の量であり、当該投薬量の判断は、薬の種類及び処方により適宜設定され、当該服用した投薬量によって、低血糖危険指数を算出するための点数がそれぞれ設定される。具体的には、投薬量が多い場合、上記点数は「10」に設定され、当該投薬量が通常である場合、上記点数は「5」に設定され、当該投薬量が少ない場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者が服用した投薬量が多ければ多いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が低いため、服用した投薬量が多いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第5パラメーターである「投薬量」は、後述する投薬登録画面(図10参照)にて入力及び登録された投薬内容から取得される。この「投薬量」は、使用者が服用した薬の量であり、当該投薬量の判断は、薬の種類及び処方により適宜設定され、当該服用した投薬量によって、低血糖危険指数を算出するための点数がそれぞれ設定される。具体的には、投薬量が多い場合、上記点数は「10」に設定され、当該投薬量が通常である場合、上記点数は「5」に設定され、当該投薬量が少ない場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者が服用した投薬量が多ければ多いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が低いため、服用した投薬量が多いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第6パラメーターである「投薬からの運動開始時間(運動開始時刻)」は、後述する投薬登録画面(図10参照)にて入力及び登録された投薬時刻と、検出装置2から送信された生体情報及び体動情報から算出された運動結果とから取得される。この「投薬からの運動開始時間」は、投薬(薬の服用)からの運動開始時間が0.5時間未満である場合、上記点数は「10」に設定され、投薬からの運動開始時間が0.5時間以上2時間未満である場合、上記点数は「5」に設定され、投薬からの運動開始時間が2時間以上5時間未満である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者が薬を摂取してから運動を開始するまでの時間が長ければ長いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が低いため、投薬からの運動開始時間が短いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
更に、「運動」の項目には、図6に示すように「運動強度」及び「運動継続時間」の2つの要素が設定されている。
第7パラメーターである「運動強度」は、検出装置2から送信された生体情報及び体動情報から算出された運動結果から取得される。この「運動強度」は、使用者の脈拍数(最大脈拍数及び安静時脈拍数)に基づいて算出される数値(カルボーネン法に基づく運動強度)であり、当該運動強度の判断は、%HRRの数値の範囲ごとに、低血糖危険指数を算出するための点数がそれぞれ設定される。具体的には、運動強度が50%HRR以上である場合、上記点数は「20」に設定され、当該運動強度が30%HRR以上50%HRR未満である場合、上記点数は「10」に設定され、当該運動強度が30%HRR未満である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者の運動強度が高ければ高いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が高いため、運動強度が高いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第7パラメーターである「運動強度」は、検出装置2から送信された生体情報及び体動情報から算出された運動結果から取得される。この「運動強度」は、使用者の脈拍数(最大脈拍数及び安静時脈拍数)に基づいて算出される数値(カルボーネン法に基づく運動強度)であり、当該運動強度の判断は、%HRRの数値の範囲ごとに、低血糖危険指数を算出するための点数がそれぞれ設定される。具体的には、運動強度が50%HRR以上である場合、上記点数は「20」に設定され、当該運動強度が30%HRR以上50%HRR未満である場合、上記点数は「10」に設定され、当該運動強度が30%HRR未満である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者の運動強度が高ければ高いほど、使用者に低血糖症状が生じる可能性が高いため、運動強度が高いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
第8パラメーターである「運動継続時間」は、検出装置2から送信された生体情報及び体動情報から算出された運動結果から取得される。この「運動継続時間」は、使用者が運動を継続している時間であり、当該運動継続時間が60分以上である場合、上記点数は「20」に設定され、当該運動継続時間が15分以上60分未満である場合、上記点数は「10」に設定され、当該運動継続時間が15分未満である場合、上記点数は「0」に設定される。すなわち、使用者の運動継続時間が長ければ長いほど使用者に低血糖症状が生じる可能性が高いため、運動継続時間が長いほど上記点数の重み付けが重く設定される。
これら記憶部35に記憶された初期設定情報及び計算情報は、後述する指標値算出部368により用いられる。
なお、各項目の上記第1〜第8パラメーターに割り振られた低血糖危険指数はあくまで一例であり、使用者の状態に合わせて適宜変更してもよい。
これら記憶部35に記憶された初期設定情報及び計算情報は、後述する指標値算出部368により用いられる。
なお、各項目の上記第1〜第8パラメーターに割り振られた低血糖危険指数はあくまで一例であり、使用者の状態に合わせて適宜変更してもよい。
[制御部の構成]
図8は、制御部36の構成を示すブロック図である。
制御部36は、CPU(Central Processing Unit)を備えて構成され、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、情報処理装置3の動作を制御する。このような制御部36は、OS実行部36A及びアプリケーション実行部36Bと、を有する。
図8は、制御部36の構成を示すブロック図である。
制御部36は、CPU(Central Processing Unit)を備えて構成され、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、情報処理装置3の動作を制御する。このような制御部36は、OS実行部36A及びアプリケーション実行部36Bと、を有する。
OS実行部36Aは、記憶部35に記憶されたOSを実行する機能部であり、通信制御部361、表示制御部362、音声出力制御部363及び計時部364を有する。
通信制御部361は、通信部32を制御して、上記外部機器やサーバーと通信する。
表示制御部362は、上記実行画面や、他のアプリケーション及びOSの実行画面(他の構成により生成された実行画面)を表示部33に表示させる。
音声出力制御部363は、OSやアプリケーションの実行時に出力させる音声の音声情報を上記音声出力部34に出力する。
計時部364は、現在日時を計時する。
通信制御部361は、通信部32を制御して、上記外部機器やサーバーと通信する。
表示制御部362は、上記実行画面や、他のアプリケーション及びOSの実行画面(他の構成により生成された実行画面)を表示部33に表示させる。
音声出力制御部363は、OSやアプリケーションの実行時に出力させる音声の音声情報を上記音声出力部34に出力する。
計時部364は、現在日時を計時する。
アプリケーション実行部36Bは、記憶部35に記憶されたアプリケーションのうち、操作部31から入力される操作情報に応じてOS実行部36Aにより指示されたアプリケーションを実行する。
このアプリケーション実行部36Bは、記憶部35に記憶された情報管理アプリケーションを実行することによってそれぞれ機能する情報取得部365、情報登録部366、解析部367、指標値算出部368、判定部369及び提示情報生成部370を有する。
このアプリケーション実行部36Bは、記憶部35に記憶された情報管理アプリケーションを実行することによってそれぞれ機能する情報取得部365、情報登録部366、解析部367、指標値算出部368、判定部369及び提示情報生成部370を有する。
情報取得部365は、本発明の症状発生時刻取得部及び行動実行時刻取得部に相当し、後述する情報管理アプリケーションの実行画面(食事内容及び投薬内容の登録画面)にて使用者により入力された情報を取得する。この他、情報取得部365は、通信部32を介して上記検出装置2から各種情報(生体情報、体動情報、位置情報及び日時情報)を取得する。
情報登録部366は、情報取得部365により取得された情報を記憶部35に記憶及び登録させる。
情報登録部366は、情報取得部365により取得された情報を記憶部35に記憶及び登録させる。
解析部367は、検出装置2から受信した生体情報、体動情報、位置情報及び日時情報を解析し、使用者の消費カロリー、歩数、運動時間(開始時刻及び終了時刻の推定)等の解析結果を生成する。また、解析部367は、上記生体情報、体動情報及び位置情報に基づいて、使用者の入眠時刻及び起床時刻を判定する他、使用者の睡眠時間等の解析結果を生成する。
指標値算出部368は、解析部367により分析された使用者の運動結果と、食事内容及び投薬内容とに基づいて、「運動」、「食事」及び「投薬」に分類される項目に応じた点数(低血糖危険指数)をそれぞれ算出し、当該算出された点数の合計点に使用者の薬の種類ごとに設定された調整値を乗算して得られる点数、すなわち、指標値を算出する。
具体的には、指標値算出部368は、記憶部35に記憶された計算情報に基づいて、上記第1パラメータ〜第8パラメーターごとの点数(低血糖危険指数)を加算した合計点(例えば、80点)を算出する。そして、指標値算出部368は、算出された合計点に対して、調整値(例えば、使用者がインスリン速効SU剤を投与していれば「2」)を乗算して、指標値(160点)を演算する。
具体的には、指標値算出部368は、記憶部35に記憶された計算情報に基づいて、上記第1パラメータ〜第8パラメーターごとの点数(低血糖危険指数)を加算した合計点(例えば、80点)を算出する。そして、指標値算出部368は、算出された合計点に対して、調整値(例えば、使用者がインスリン速効SU剤を投与していれば「2」)を乗算して、指標値(160点)を演算する。
判定部369は、指標値算出部368により算出された指標値が所定の閾値(例えば、100点)を超えたか否かを判定する。
この判定部369の判定処理にて、指標値が所定の閾値を超えたと判定されると、アプリケーション実行部36Bは、OS実行部36Aの通信制御部361に上記警告情報を通信部32を介して検出装置2に送信させる。
この判定部369の判定処理にて、指標値が所定の閾値を超えたと判定されると、アプリケーション実行部36Bは、OS実行部36Aの通信制御部361に上記警告情報を通信部32を介して検出装置2に送信させる。
提示情報生成部370は、本発明の画面生成部に相当し、情報管理アプリケーションの実行画面を生成する。例えば、提示情報生成部370は、使用者が低血糖症状を発生した要因を分析した分析結果画面を生成する。また、提示情報生成部370は、解析部367による解析結果に基づいて、実行画面である運動結果提示画面を生成する。更に、提示情報生成部370は、実行画面である食事記録及び投薬記録の登録画面を生成する。これら各種画面は、表示制御部362の制御により、表示部33に表示される。加えて、提示情報生成部370は、タイミング表示画面を表示して、運動、食事及び投薬のタイミングや、低血糖が生じたタイミングをマーカーで示す他、後述するカレンダー表示画面(総括画面)を表示して、低血糖が生じた日付を示す。
以下に、提示情報生成部370により生成される内容は、後に詳述する。
以下に、提示情報生成部370により生成される内容は、後に詳述する。
[実行画面の構成]
ここで、上記表示制御部362は、アプリケーション実行部36Bによる情報管理アプリケーションの実行時に、当該アプリケーション実行部36Bの処理結果に基づいて、以下に示す実行画面ES(ES1〜ES6)を表示部33に表示させる。
以下、各実行画面ESの構成及び動作について説明する。
ここで、上記表示制御部362は、アプリケーション実行部36Bによる情報管理アプリケーションの実行時に、当該アプリケーション実行部36Bの処理結果に基づいて、以下に示す実行画面ES(ES1〜ES6)を表示部33に表示させる。
以下、各実行画面ESの構成及び動作について説明する。
[食事内容登録画面]
図9は、食事内容登録画面ES1の一例を示す図である。
食事内容登録画面ES1は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者が選択した日付(デフォルトでは当日)にて摂取した食事の内容を登録及び表示する画面である。この食事内容登録画面ES1には、図9に示すように、画面上部及び画面下部にそれぞれ固定表示領域F1,F2が設定され、これらの間に可変表示領域V1が設定されている。
図9は、食事内容登録画面ES1の一例を示す図である。
食事内容登録画面ES1は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者が選択した日付(デフォルトでは当日)にて摂取した食事の内容を登録及び表示する画面である。この食事内容登録画面ES1には、図9に示すように、画面上部及び画面下部にそれぞれ固定表示領域F1,F2が設定され、これらの間に可変表示領域V1が設定されている。
画面上部の固定表示領域F1の上段には、計時部364により計時されている現在時刻が設定される時刻表示領域F11が配置されている。また、固定表示領域F1の下段における左側には、押下(入力)されるとメニュー画面(図示省略)に遷移するボタンF12が配置され、右側には、押下されるとヘルプ画面(図示省略)に遷移するボタンF13が配置されている。これらボタンF12,F13に挟まれた領域には、画面の内容を示すタイトルF14が配置されている。
画面下部の固定表示領域F2の左右には、ボタンF21,F22が配置されている。これらボタンF21,F22は、画面を遷移するためのボタンである。
画面下部の固定表示領域F2の左右には、ボタンF21,F22が配置されている。これらボタンF21,F22は、画面を遷移するためのボタンである。
可変表示領域V1には、総摂取カロリー表示欄V11と、タンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の摂取割合を示す摂取割合表示欄V12と、食事内容が表示される表示欄V13と、食事の履歴が表示される表示欄V14と、かんたん入力ボタンV15、戻るボタンV16と、が配置されている。
これらのうち、総摂取カロリー表示欄V11には、当日の食事の総摂取カロリー数が円グラフの中心に設定される。また、摂取割合表示欄V12には、当日の食事のうち、タンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の摂取割合が棒グラフ形式で設定される。
更に、表示欄V13には、当日のタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)、糖質及び塩分のそれぞれの摂取量(g)が設定される。
加えて、表示欄V14には、当日の食事の履歴が設定される。このような食事の履歴としては、食事の開始時刻と、当該食事の摂取カロリー及び糖質量とが含まれる。
更に、表示欄V13には、当日のタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)、糖質及び塩分のそれぞれの摂取量(g)が設定される。
加えて、表示欄V14には、当日の食事の履歴が設定される。このような食事の履歴としては、食事の開始時刻と、当該食事の摂取カロリー及び糖質量とが含まれる。
また、かんたん入力ボタンV15が押下されると、図示を省略するが、食事の開始時刻、種別及び食事量(食事量の主観的な情報や、相対的な情報)を登録する画面が表示される。そして、当該画面にて、使用者が食事の種別(「食事」、「飲酒」及び「間食」等)を選択し、これらの食事の種別の量を設定する。これにより、食事におけるタンパク質、脂質、炭水化物、糖質及び塩分のそれぞれの摂取量と、食事の総カロリーと、が簡易的に算出される。なお、食事内容の分析は、外部のデータベース(外部機器に保持されたデータベース)を照会することにより行われてもよく、外部のサーバー(外部機器)を経由して実行されてもよい。
なお、戻るボタンV16が入力されると、食事内容登録画面ES1が表示される前に表示されていた画面に遷移される。
なお、戻るボタンV16が入力されると、食事内容登録画面ES1が表示される前に表示されていた画面に遷移される。
[投薬内容登録画面]
図10は、投薬内容登録画面ES2の一例を示す図である。
投薬内容登録画面ES2は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者に投薬内容を入力させる画面である。この投薬内容登録画面ES2は、図10に示すように上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V2が設定されている。
図10は、投薬内容登録画面ES2の一例を示す図である。
投薬内容登録画面ES2は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者に投薬内容を入力させる画面である。この投薬内容登録画面ES2は、図10に示すように上記固定表示領域F1,F2と、可変表示領域V2が設定されている。
可変表示領域V2には、投薬内容を登録させる画面であることを示すイメージ画像V21と、予め担当医により定められた薬の投薬予定を示す服薬予定欄V22と、インスリンの投薬時刻を入力する入力欄V23と、インスリンが投薬された時間が表示される表示欄V24と、OKボタンV25と、キャンセルボタンV26と、が設けられている。
服薬予定欄V22には、「とき」、「くすり」、及び、「量」の各項目が設定され、例えば、朝及び晩に「くすりA」を1錠及び「くすりB」を2mg服薬する旨の予定と、昼に「くすりB」を2mg服薬する旨の予定と、が設定されている。また、「とき」の項目には、当該予定に従って、「くすりA」及び「くすりB」を服薬した場合に使用者がチェックするチェック欄V221,V222,V223がそれぞれ朝、昼及び晩の項目ごとに設定されている。このチェック欄V221,V222,V223を使用者がタッチすると、例えば、チェック欄V221に示すように当該チェック欄V221の色が変化する。これにより、使用者は、当該チェック欄V221,V222,V223を認識することで、予定通りに服薬したか否かが容易に理解できる。
服薬予定欄V22には、「とき」、「くすり」、及び、「量」の各項目が設定され、例えば、朝及び晩に「くすりA」を1錠及び「くすりB」を2mg服薬する旨の予定と、昼に「くすりB」を2mg服薬する旨の予定と、が設定されている。また、「とき」の項目には、当該予定に従って、「くすりA」及び「くすりB」を服薬した場合に使用者がチェックするチェック欄V221,V222,V223がそれぞれ朝、昼及び晩の項目ごとに設定されている。このチェック欄V221,V222,V223を使用者がタッチすると、例えば、チェック欄V221に示すように当該チェック欄V221の色が変化する。これにより、使用者は、当該チェック欄V221,V222,V223を認識することで、予定通りに服薬したか否かが容易に理解できる。
また、入力欄V23には、インスリンを投薬した時刻、投薬量(単位)及び種類(例えば持続性か即効性かの種別)をそれぞれ選択可能な選択欄と、記録ボタンV231とが設定される。なお、投薬時刻を選択する選択欄には、現在時刻がデフォルト表示される。このような入力欄V23のそれぞれの選択欄に使用者によって投薬内容が入力された状態にて、記録ボタンV231が押下されると、当該投薬内容が、表示欄V24に追加される。
表示欄V24は、当日のインスリンの投薬内容が表示されるテーブルである。この表示欄V24には、上記入力欄V23にて既に登録されたインスリンの投薬時刻及び投薬量(単位)が、それぞれの行に設定される。この他、入力欄V23の各行には、設定された投薬内容を削除するためのボタンが設定されている。
更に、OKボタンV25を押下されると、チェック欄V221,V222,V223の選択状態(すなわち服薬内容)、及び、表示欄V24に表示された投薬内容が確定し、上記情報取得部365が、これらの情報を記憶部35に記憶させる。一方、キャンセルボタンV26が押下されると、変更された服薬内容及び投薬内容がキャンセルされる。
表示欄V24は、当日のインスリンの投薬内容が表示されるテーブルである。この表示欄V24には、上記入力欄V23にて既に登録されたインスリンの投薬時刻及び投薬量(単位)が、それぞれの行に設定される。この他、入力欄V23の各行には、設定された投薬内容を削除するためのボタンが設定されている。
更に、OKボタンV25を押下されると、チェック欄V221,V222,V223の選択状態(すなわち服薬内容)、及び、表示欄V24に表示された投薬内容が確定し、上記情報取得部365が、これらの情報を記憶部35に記憶させる。一方、キャンセルボタンV26が押下されると、変更された服薬内容及び投薬内容がキャンセルされる。
[運動結果提示画面]
図11は、運動結果提示画面ES3の一例を示す図である。
運動結果提示画面ES3は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、検出装置2から取得した生体情報及び体動情報に基づく運動の解析結果を提示するとともに、所定期間(本実施形態では、使用者により選択された日付)における運動及び食事のタイミングを提示する画面である。この運動結果提示画面ES3には、図11に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V3と、が設定されている。
図11は、運動結果提示画面ES3の一例を示す図である。
運動結果提示画面ES3は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、検出装置2から取得した生体情報及び体動情報に基づく運動の解析結果を提示するとともに、所定期間(本実施形態では、使用者により選択された日付)における運動及び食事のタイミングを提示する画面である。この運動結果提示画面ES3には、図11に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V3と、が設定されている。
可変表示領域V3には、それぞれ選択された日付の情報を示す総運動時間表示領域V31、歩数表示領域V32、消費カロリー表示領域V33、詳細運動時間表示領域V34、タイミング表示領域V35及び戻るボタンV36が設定されている。
総運動時間表示領域V31、歩数表示領域V32及び消費カロリー表示領域V33には、それぞれ、選択された日付の総運動時間、歩数及び消費カロリーが設定される。これらのうち、総運動時間表示領域V31には、当該日付の総運動時間が円グラフの中心に設定され、当該円グラフには、当該総運動時間のうち「強い運動」、「適性ゾーンの運動」及び「軽い運動」のそれぞれの種別に分類される運動時間が設定される。
詳細運動時間表示領域V34には、当該日付の上記種別ごとの運動時間が設定される。
総運動時間表示領域V31、歩数表示領域V32及び消費カロリー表示領域V33には、それぞれ、選択された日付の総運動時間、歩数及び消費カロリーが設定される。これらのうち、総運動時間表示領域V31には、当該日付の総運動時間が円グラフの中心に設定され、当該円グラフには、当該総運動時間のうち「強い運動」、「適性ゾーンの運動」及び「軽い運動」のそれぞれの種別に分類される運動時間が設定される。
詳細運動時間表示領域V34には、当該日付の上記種別ごとの運動時間が設定される。
タイミング表示領域V35には、当該日付の運動期間、食事期間及び睡眠期間が、上記所定期間における時刻に応じて示されたタイムテーブルが設定される。なお、当該日付を示す上記日時情報が取得されている場合には、運動、食事、投薬のタイミング(行動実行時刻)を示すマーク(行動実行時マーカー)、及び、低血糖症状が発生したタイミング(症状発生時刻)を示すマーク(低血糖発生時マーカー)が、タイムテーブルにおいて当該日時情報に応じた時刻に設定される。
一方、戻るボタンV36が押下されると、運動結果提示画面ES3の直前に表示されていた画面に戻る。
一方、戻るボタンV36が押下されると、運動結果提示画面ES3の直前に表示されていた画面に戻る。
[タイミング表示画面]
図12は、タイミング表示画面ES4の一例を示す図である。
タイミング表示画面ES4は、上記実行画面ESに含まれる画面である。このタイミング表示画面ES4は、上記運動結果提示画面ES3と同様に、使用者により選択された日付の運動の解析結果を提示するとともに、運動、食事、投薬及び睡眠の期間と、低血糖症状が発生したタイミングとを提示する画面である。このタイミング表示画面ES4には、図12に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V4と、が設定されている。
図12は、タイミング表示画面ES4の一例を示す図である。
タイミング表示画面ES4は、上記実行画面ESに含まれる画面である。このタイミング表示画面ES4は、上記運動結果提示画面ES3と同様に、使用者により選択された日付の運動の解析結果を提示するとともに、運動、食事、投薬及び睡眠の期間と、低血糖症状が発生したタイミングとを提示する画面である。このタイミング表示画面ES4には、図12に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V4と、が設定されている。
可変表示領域V4には、総運動時間表示領域V41、歩数表示領域V42、詳細運動時間表示領域V43、タイミング表示領域V44及び戻るボタンV45が設定されている。
これらのうち、総運動時間表示領域V41、歩数表示領域V42及び詳細運動時間表示領域V43には、上記運動結果提示画面ES3の総運動時間表示領域V31、歩数表示領域V32及び詳細運動時間表示領域V34と同様の内容が表示される。
これらのうち、総運動時間表示領域V41、歩数表示領域V42及び詳細運動時間表示領域V43には、上記運動結果提示画面ES3の総運動時間表示領域V31、歩数表示領域V32及び詳細運動時間表示領域V34と同様の内容が表示される。
タイミング表示領域V44には、上記タイミング表示領域V35と同様に、0時から24時までのタイムテーブルが設定されている。このタイムテーブルには、使用者により選択された日付の運動期間、食事期間及び睡眠期間が、当該タイムテーブルに設定された時刻に応じて設定される。この他、当該タイムテーブルには、運動、食事、投薬のタイミングを示すマーク(行動実行時マーカー)と、当該日付を示す上記日時情報が取得されている場合には、低血糖症状が発生したタイミングを示すマーク(低血糖発生時マーカー)とが、それぞれ対応する時刻に設定される。このようなタイミング表示領域V44を確認することにより、低血糖症状が発生したタイミングより前の使用者の行動を容易に把握できる。
一方、戻るボタンV45が押下されると、タイミング表示画面ES4の直前に表示されていた画面に戻る。
一方、戻るボタンV45が押下されると、タイミング表示画面ES4の直前に表示されていた画面に戻る。
[総括画面]
図13は、画面ES5の一例を示す図である。
総括画面ES5は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、当該総括画面ES5には、使用者が選択した「月」のカレンダーと、当該カレンダーにおいて低血糖症状が発生した日を示すマークとが設定される画面である。この総括画面ES5には、図13に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V5と、が設定されている。なお、総括画面ES5における固定表示領域F1には、画面の内容を示すタイトルF14の位置には、当該タイトルF14に代えて、後述するメニュー表示領域V52に設けられた各メニューに対応した画面の内容を示すタイトルが表示される。
図13は、画面ES5の一例を示す図である。
総括画面ES5は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、当該総括画面ES5には、使用者が選択した「月」のカレンダーと、当該カレンダーにおいて低血糖症状が発生した日を示すマークとが設定される画面である。この総括画面ES5には、図13に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V5と、が設定されている。なお、総括画面ES5における固定表示領域F1には、画面の内容を示すタイトルF14の位置には、当該タイトルF14に代えて、後述するメニュー表示領域V52に設けられた各メニューに対応した画面の内容を示すタイトルが表示される。
可変表示領域V5には、ボタンV51と、メニュー表示領域V52と、表示領域CSと、が設定されている。
ボタンV51は、検出装置2と通信して、当該検出装置2から各種情報を取得するためのボタンである。
メニュー表示領域V52には、表示領域CSの表示内容を切り替えるための複数のボタンV521〜V526と、ログアウトボタンV527とが、設定されている。ボタンV521が入力されると、表示領域CSの表示内容が、後述するカレンダーCLに切り替えられる。ボタンV522が入力されると、表示領域CSの表示内容が、担当医からのメッセージを表示する画面に切り替えられる。ボタンV523が入力されると、表示領域CSの表示内容が、使用者の目標及び計画を確認及び修正するための画面に切り替えられる。ボタンV524が入力されると、表示領域CSの表示内容が、サーバーから取得される使用者の健康診断の結果を確認するための画面に切り替えられる。ボタンV525が入力されると、表示領域CSの表示内容が、サーバーから取得される糖尿病情報サイトの画面に切り替えられる。ボタンV526が入力されると、表示領域CSの表示内容が、各種設定処理を実行するための設定画面に切り替えられる。そして、ログアウトボタンV527が入力されると、総括画面ES5が終了される。
ボタンV51は、検出装置2と通信して、当該検出装置2から各種情報を取得するためのボタンである。
メニュー表示領域V52には、表示領域CSの表示内容を切り替えるための複数のボタンV521〜V526と、ログアウトボタンV527とが、設定されている。ボタンV521が入力されると、表示領域CSの表示内容が、後述するカレンダーCLに切り替えられる。ボタンV522が入力されると、表示領域CSの表示内容が、担当医からのメッセージを表示する画面に切り替えられる。ボタンV523が入力されると、表示領域CSの表示内容が、使用者の目標及び計画を確認及び修正するための画面に切り替えられる。ボタンV524が入力されると、表示領域CSの表示内容が、サーバーから取得される使用者の健康診断の結果を確認するための画面に切り替えられる。ボタンV525が入力されると、表示領域CSの表示内容が、サーバーから取得される糖尿病情報サイトの画面に切り替えられる。ボタンV526が入力されると、表示領域CSの表示内容が、各種設定処理を実行するための設定画面に切り替えられる。そして、ログアウトボタンV527が入力されると、総括画面ES5が終了される。
表示領域CSに、図13に示すカレンダーCLが設定された場合、総括画面ES5は、本発明のカレンダー表示画面となる。このカレンダーCLは、使用者によって選択された「月」に属する「日」が「週」毎に並んだカレンダーであり、表示領域CSにおけるカレンダーCLの上側左方には、入力されると前の月のカレンダーCLに遷移するボタンCS1が配置され、上側右方には、入力されると次の月のカレンダーCLに遷移するボタンCS2が配置されている。また、これらボタンCS1,CS2に挟まれた領域には、カレンダーCLの「月」を示す月表示領域CS3が配置されている。
カレンダーCLにおいて、現在日時に応じた日付を表す日付領域(例えば、7日)には、他の日付領域と区別するための表示CL1(例えば色)が設定されている。また、これら日付領域のうち、上記日時情報により示される日付領域、すなわち、低血糖症状が発生した日(例えば、3日及び6日)に応じた日付領域には、低血糖症状が生じたことを示す低血糖発生日マーカーCL2が設定される。
このようなカレンダーCLを確認することにより、低血糖症状が発生した日を容易に認識できる。
一方、ログアウトボタンV527が押下されると、総括画面ES5の直前に表示されていた画面に戻る。
カレンダーCLにおいて、現在日時に応じた日付を表す日付領域(例えば、7日)には、他の日付領域と区別するための表示CL1(例えば色)が設定されている。また、これら日付領域のうち、上記日時情報により示される日付領域、すなわち、低血糖症状が発生した日(例えば、3日及び6日)に応じた日付領域には、低血糖症状が生じたことを示す低血糖発生日マーカーCL2が設定される。
このようなカレンダーCLを確認することにより、低血糖症状が発生した日を容易に認識できる。
一方、ログアウトボタンV527が押下されると、総括画面ES5の直前に表示されていた画面に戻る。
[分析結果画面]
図14は、画面ES6の一例を示す図である。
分析結果画面ES6は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者が低血糖症状を生じた要因の分析結果が設定される画面である。この分析結果画面ES6は、上記運動結果提示画面ES3及びタイミング表示画面ES4に表示される低血糖発生時マーカー、若しくは、上記総括画面ES5のカレンダーCLの低血糖発生日マーカーCL2が選択された際に、表示部33に表示される。
このような分析結果画面ES6には、図14に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V6と、が設定されている。
図14は、画面ES6の一例を示す図である。
分析結果画面ES6は、上記実行画面ESに含まれる画面であり、使用者が低血糖症状を生じた要因の分析結果が設定される画面である。この分析結果画面ES6は、上記運動結果提示画面ES3及びタイミング表示画面ES4に表示される低血糖発生時マーカー、若しくは、上記総括画面ES5のカレンダーCLの低血糖発生日マーカーCL2が選択された際に、表示部33に表示される。
このような分析結果画面ES6には、図14に示すように、上記固定表示領域F1,F2と、当該固定表示領域F1,F2間に配置される可変表示領域V6と、が設定されている。
可変表示領域V6には、グラフ表示領域V61と、コメント表示領域V62が設定されている。
グラフ表示領域V61には、指標値算出部368により算出された上記指標値の内訳を示すグラフが表示される。このグラフは、上記「運動」、「食事」及び「投薬」のそれぞれの項目ごとの上記指標値の比率に応じて分割されている。
ここで、低血糖危険ゾーンについて説明する。低血糖危険ゾーンは、上記所定の閾値である100点を指標値が超えるゾーンであり、当該低血糖危険ゾーンを当該指標値が超えた場合、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高い。このため、当該低血糖危険ゾーン内にあるのか否かを容易に示すため、グラフ表示領域V61には、低血糖危険ゾーンを示す破線V611が設定されている。
これにより、使用者が当該グラフ表示領域V61を視認するだけで、いずれの項目の上記点数が高いのか、すなわち、低血糖症状を発生する要因として「運動」、「食事」及び「投薬」の項目のうち、いずれの項目がどの程度影響しているのかを認識できる。また、グラフ表示領域V61に表示されたグラフが上記破線V611をどれくらい超えているのかを視認するだけで、低血糖症状が発生する危険性の程度を認識できる。
グラフ表示領域V61には、指標値算出部368により算出された上記指標値の内訳を示すグラフが表示される。このグラフは、上記「運動」、「食事」及び「投薬」のそれぞれの項目ごとの上記指標値の比率に応じて分割されている。
ここで、低血糖危険ゾーンについて説明する。低血糖危険ゾーンは、上記所定の閾値である100点を指標値が超えるゾーンであり、当該低血糖危険ゾーンを当該指標値が超えた場合、使用者に低血糖症状が発生する可能性が高い。このため、当該低血糖危険ゾーン内にあるのか否かを容易に示すため、グラフ表示領域V61には、低血糖危険ゾーンを示す破線V611が設定されている。
これにより、使用者が当該グラフ表示領域V61を視認するだけで、いずれの項目の上記点数が高いのか、すなわち、低血糖症状を発生する要因として「運動」、「食事」及び「投薬」の項目のうち、いずれの項目がどの程度影響しているのかを認識できる。また、グラフ表示領域V61に表示されたグラフが上記破線V611をどれくらい超えているのかを視認するだけで、低血糖症状が発生する危険性の程度を認識できる。
また、コメント表示領域V62には、指標値算出部368により算出された上記指標値及び「運動」、「食事」及び「投薬」のそれぞれの項目ごとの上記指標値の比率に基づいて、生成されたコメントが表示される。このコメントは、提示情報生成部370により当該コメント表示領域V62に表示され、例えば、上記「運動」、「食事」及び「投薬」のそれぞれの項目ごとの上記指標値の比率ごとに、対応する複数のコメントが記憶部35に記憶されている。
これにより、使用者は、当該コメント表示領域V62を視認することにより、低血糖症状が生じた原因を認識できる。
これにより、使用者は、当該コメント表示領域V62を視認することにより、低血糖症状が生じた原因を認識できる。
[検出装置における警告処理]
図15は、検出装置2の表示部241に表示される警告表示画面SC1の一例を示す図である。
検出装置2は、情報処理装置3から警告情報を受信すると、図15に示すように、表示部241に警告情報を表示させる。具体的には、表示部241には、警告表示画面SC1が設定され、当該警告表示画面SC1には、「警告」の文字と、「低血糖症状が発生するおそれがあります。」の文字が表示される。また、検出装置2の音声出力部242は、警告音を出力し、かつ、振動部243が振動する。
これにより、使用者は、自らに低血糖症状が発生するおそれがあることを容易に認識できる。なお、上記警告情報とともに、低血糖症状に対する寄与率の最も高い要因となる項目(運動、食事、薬など)報知するように構成してもよい。
図15は、検出装置2の表示部241に表示される警告表示画面SC1の一例を示す図である。
検出装置2は、情報処理装置3から警告情報を受信すると、図15に示すように、表示部241に警告情報を表示させる。具体的には、表示部241には、警告表示画面SC1が設定され、当該警告表示画面SC1には、「警告」の文字と、「低血糖症状が発生するおそれがあります。」の文字が表示される。また、検出装置2の音声出力部242は、警告音を出力し、かつ、振動部243が振動する。
これにより、使用者は、自らに低血糖症状が発生するおそれがあることを容易に認識できる。なお、上記警告情報とともに、低血糖症状に対する寄与率の最も高い要因となる項目(運動、食事、薬など)報知するように構成してもよい。
[実施形態の効果]
以上説明した実施形態に係る状態提示システム1によれば、以下の効果がある。
本実施形態に係る状態提示システム1によれば、使用者の生体情報、体動情報、食事内容及び投薬内容に基づいて低血糖に関する使用者の状態(使用者に低血糖症状が発生するおそれがあることを示す警告情報、及び、使用者に低血糖症状が発生した原因の分析結果情報)が報知される。これによれば、使用者は、低血糖症状が発生する可能性を認識できる。従って、使用者は低血糖症状を抑制する行動を取ることにより、低血糖症状が発生することを抑制できる。
以上説明した実施形態に係る状態提示システム1によれば、以下の効果がある。
本実施形態に係る状態提示システム1によれば、使用者の生体情報、体動情報、食事内容及び投薬内容に基づいて低血糖に関する使用者の状態(使用者に低血糖症状が発生するおそれがあることを示す警告情報、及び、使用者に低血糖症状が発生した原因の分析結果情報)が報知される。これによれば、使用者は、低血糖症状が発生する可能性を認識できる。従って、使用者は低血糖症状を抑制する行動を取ることにより、低血糖症状が発生することを抑制できる。
本実施形態によれば、生体情報及び体動情報から使用者の運動結果を取得できる。これにより、運動、食事及び投薬のそれぞれの項目に応じた点数(低血糖危険指数)の合計点に基づいて、指標値が算出されるので、より指標値を正確に算出することができる。また、各項目の点数を算出し、調整値を乗算するだけで指標値を算出できるので、容易に上記指標値を算出できる。従って、使用者に信頼性の高い低血糖に関する情報を容易に提示できる。
本実施形態によれば、生体情報及び体動情報から使用者の運動結果を取得でき、当該運動結果を食事情報及び投薬情報を組み合わせて指標値が算出できる。これによれば、使用者の脈波が高く体動が少ない場合、及び、使用者の生体情報が低く体動が多い場合を運動に含めないようにできる。従って、生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報に基づいて指標値が算出される場合に比べて、より正確に上記指標値を算出できる。
本実施形態によれば、生体情報、体動情報、食事情報及び投薬情報が記憶部35に記憶されるので、当該記憶部35に記憶された各種情報に基づいて、どのようなタイミングでも指標値を算出できる。
本実施形態によれば、上記指標値が所定の閾値(例えば、100点)を超えたと判定された場合に、表示部33に低血糖に関する使用者の状態が表示される。これによれば、使用者に低血糖症状が生ずるおそれがあることをより確実に認識させることができる。また、低血糖症状が発生する可能性が高まっている場合に上記使用者の状態が報知されるので、当該使用者の状態が常に報知される場合に比べ、使用者に注意を喚起できる。
ここで、使用者が投与される薬の種類として、インスリン超速効型・速効型やスルホニル尿素剤(SU剤)が投与された場合、運動により血糖値が下降しやすくなるため、低血糖症状が発生する可能性が高まる。一方、インスリン時効型やDPP4阻害薬が投与された場合には、運動による血糖値の下降が比較的緩やかになる。すなわち、投与される薬の種類によって、低血糖症状が発生する可能性は異なる。このように、インスリン超速効型・速効型やSU剤は、血糖値を下げる効果が高いため、食事や運動等の他の行動より、低血糖症状の発生リスクへの影響が大きい。
これに対し、本実施形態では、使用者に投与される薬の種類の重み付けが他の要素に比べて高い。このため、算出された指標値に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性をより適切に判定できる。
これに対し、本実施形態では、使用者に投与される薬の種類の重み付けが他の要素に比べて高い。このため、算出された指標値に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性をより適切に判定できる。
ここで、血糖値の推移は、食事開始時から上昇する上昇期、上昇した血糖値が平衡状態となる平衡期、上昇した血糖値が下降する下降期を経る。例えば、使用者が上昇期において運動を開始したとしても、食事により血糖値が上昇しているので当該血糖値は下がりにくい。これに対して、使用者が平行期及び下降期に運動を開始した場合、血糖値が急激に低下する可能性が高く、低血糖症状を発生するリスクが高くなる。
このため、本実施形態によれば、食事開始から運動開始までの経過時間に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、より適切に判定できる。
このため、本実施形態によれば、食事開始から運動開始までの経過時間に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、より適切に判定できる。
ここで、食事におけるタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)のバランスにもよるが、一般的に炭水化物が多い食事の場合、糖質量が多い場合が多いため、血糖値は上昇しやすく、糖質量が低い食事を摂取すると、血糖値は上昇しにくい。換言すると、摂取された糖質量が少ない場合には、血糖値があまり上昇しないことから、使用者に低血糖症状が発生する可能性が比較的高いと判断される。
このため、本実施形態によれば、食事において摂取された糖質量に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、更に適切に判定できる。
このため、本実施形態によれば、食事において摂取された糖質量に基づいて、使用者に低血糖症状が発生する可能性があるか否かを、更に適切に判定できる。
本実施形態によれば、低血糖発生時マーカーが選択された場合に低血糖に関する使用者の状態が報知されるので、使用者は、所望のタイミングで当該使用者の状態を認識できる。更に、当該使用者の状態を認識することで、低血糖症状が発生した原因を確実に認識できる
本実施形態によれば、所定時間帯における時刻が時系列で並んだタイムテーブルにおいて、低血糖発生時マーカー及び行動時マーカーが配置されたタイミング表示画面ES4が表示されるので、低血糖症状が発生した時刻、食事の実行時刻、運動の実行時刻及び投薬の実行時刻を使用者により把握させやすくすることができる。これにより、食事、運動及び投薬のタイミングと低血糖が発生したタイミングとの関連性を確認しやすくすることができる。
本実施形態によれば、検出装置2において使用者の低血糖に関する状態(警告情報)が報知されるので、使用者に当該使用者の低血糖に関する状態を確実に認識させることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、指標値算出部368は、解析部367により分析された使用者の運動結果と、食事内容及び投薬内容とに基づいて、「運動」、「食事」及び「投薬」に分類される項目に応じた点数(低血糖危険指数)をそれぞれ算出し、当該算出された点数の合計点に使用者の薬の種類ごとに設定された調整値を乗算して得られる点数、すなわち、指標値を算出することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。
例えば、指標値算出部368は、上記項目に応じた点数の合計点である調整値を指標値としてもよい。
また、指標値算出部368は、生体情報、体動情報、食事内容及び投薬内容に基づいて、指標値を算出してもよい。更に、指標値算出部368は、使用者の運動結果と食事内容及び投薬とに基づいて、指標値を算出してもよい。これらの場合、例えば、予め設定された式により、指標値を算出するようにしてもよい。すなわち、指標値算出部368は、上記各項目に応じた点数に基づいて指標値を算出しなくてもよい。
例えば、指標値算出部368は、上記項目に応じた点数の合計点である調整値を指標値としてもよい。
また、指標値算出部368は、生体情報、体動情報、食事内容及び投薬内容に基づいて、指標値を算出してもよい。更に、指標値算出部368は、使用者の運動結果と食事内容及び投薬とに基づいて、指標値を算出してもよい。これらの場合、例えば、予め設定された式により、指標値を算出するようにしてもよい。すなわち、指標値算出部368は、上記各項目に応じた点数に基づいて指標値を算出しなくてもよい。
上記実施形態では、情報処理装置3は、記憶部35を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、情報処理装置3は、記憶部35を備えなくてもよい。この場合、例えば、情報処理装置3は、検出装置2から生体情報及び体動情報を取得し、不図示のサーバー等に記憶された使用者の食事情報及び投薬情報を取得すればよい。
上記実施形態では、判定部369により上記指標値が所定の閾値(例えば、100点)を超えたと判定されると、低血糖に関する使用者の状態を報知することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、所定のタイミングで使用者の状態を報知するようにしてもよいし、継続して或いは断続的に使用者の状態を報知するようにしてもよい。更に、使用者の活動状況に応じて報知するように構成してもよい。例えば、上記指標値に対して、複数の閾値を設定し、当該指標値が第1の閾値(最も低い閾値)を超え、かつ、第2の閾値(第1の閾値よりも大きい閾値)より低い場合には、ユーザーが運動中には報知しなくてもよい。具体的には、運動終了或いは休憩などにより運動をしていない状態を検知したときに、使用者に低血糖状態に陥る危険性を報知するように構成してもよい。
上記実施形態では、指標値は、使用者に投与される薬の種類に応じた数値を低血糖指数の合計値に乗算して得られる値であることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、使用者に投与される薬の種類ごとに低血糖指数を設定し、上記投薬の項目に加え、当該薬の種類の低血糖指数と上記低血糖指数の合計値とを加算した合計値を指標値としてもよい。
上記実施形態では、食事から運動時間を開始するまでの経過時間が長いほど、低血糖指数の重み付けが重いこととした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、当該経過時間を上記食事の項目に含まないこととしてもよい。
上記実施形態では、使用者によって取得された糖質量が少ないほど、低血糖指数の重み付けが重いこととした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、当該経過時間を上記食事の項目に含まないこととしてもよい。
上記実施形態では、使用者によって取得された糖質量が少ないほど、低血糖指数の重み付けが重いこととした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、当該経過時間を上記食事の項目に含まないこととしてもよい。
上記実施形態では、タイミング表示画面ES4の表示時に低血糖発生時マーカーが選択された際に、低血糖指数の合計点の内訳(グラフ)を表示する分析結果画面ES6を表示することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、上記内訳は、指標値における合計点の内訳でもよい。更に、上記分析結果画面ES6は、低血糖発生時マーカーが選択された場合に限らず、例えば、使用者に低血糖症状が発生するおそれがあると判定部369に判定された際に、表示部33に表示するようにしてもよい。なお、この場合、表示部33に表示される画像は、分析結果画面ES6に限らず、例えば、検出装置2の表示部241に表示される警告表示画面SC1と同様の画面を表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、情報処理装置3は、提示情報生成部370によりカレンダー表示画面(カレンダーCLが設定された総括画面ES5)が生成され、表示制御部362により表示部33に表示させることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、提示情報生成部370は、総括画面ES5を生成しなくてもよい。
また、提示情報生成部370がタイミング表示画面ES4及び総括画面ES5を生成しない場合、当該提示情報生成部370に相当する情報生成部を備えたサーバーと情報処理装置3が接続され、当該サーバーにより生成された上記画面ES4,ES5を取得し、表示部33に表示させるようにしてもよい。
更に、上記サーバーにより生成された上記画面ES4,ES5は、情報処理装置3に限らず、例えば、他の情報処理装置により取得され、当該他の情報処理装置の表示部に表示されるようにしてもよい。
また、提示情報生成部370がタイミング表示画面ES4及び総括画面ES5を生成しない場合、当該提示情報生成部370に相当する情報生成部を備えたサーバーと情報処理装置3が接続され、当該サーバーにより生成された上記画面ES4,ES5を取得し、表示部33に表示させるようにしてもよい。
更に、上記サーバーにより生成された上記画面ES4,ES5は、情報処理装置3に限らず、例えば、他の情報処理装置により取得され、当該他の情報処理装置の表示部に表示されるようにしてもよい。
上記実施形態では、判定部369は、指標値が所定の閾値である100点を超えたか否かを判定することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、所定の閾値は、使用者の状態に合わせて、適宜変更してもよく、低血糖症状が発生する可能性が高い使用者(例えば、タイプaの使用者)であれば、所定の閾値を80点に設定してもよいし、低血糖症状が生じることが少ない使用者(例えば、タイプcの使用者)であれば、所定の閾値を120点に設定してもよい。
上記実施形態では、コメント表示領域V62に表示されるコメントは、上記「運動」、「食事」及び「投薬」のそれぞれの項目の上記点数の比率ごとに、対応する複数のコメントが記憶部35に記憶されていることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、当該コメントは、低血糖症状が生じた際の生体情報及び体動情報に基づいて、医師等が分析をし、当該分析結果を入力するようにしてもよい。
この場合、上記分析結果画面ES6は、上記実施形態と異なり、総括画面ES5のV522が入力された際に表示されることとすればよい。
この場合、上記分析結果画面ES6は、上記実施形態と異なり、総括画面ES5のV522が入力された際に表示されることとすればよい。
上記実施形態では、検出装置2が警告情報を受信すると、表示部241に警告表示画面SC1を設定し、音声出力部242から警告音を出力し、かつ、振動部243が振動することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、これら表示部241、音声出力部242及び振動部243のいずれかから警告情報が出力されればよい。
また、表示部241に上記分析結果画面ES6若しくは当該分析結果画面ES6の簡易的な画面を表示させるようにしてもよい。更に、検出装置2にLED表示部を設け、警告情報を発する場合に当該LED表示部が点滅するようにしてもよい。
また、表示部241に上記分析結果画面ES6若しくは当該分析結果画面ES6の簡易的な画面を表示させるようにしてもよい。更に、検出装置2にLED表示部を設け、警告情報を発する場合に当該LED表示部が点滅するようにしてもよい。
上記実施形態において、制御部27の運動判定部276は、検出装置2に設けられることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、運動判定部276は、情報処理装置3の制御部36に設けられることとしてもよい。更に、運動判定部276と同様の処理を解析部367が実行するようにしてもよい。
上記実施形態では、運動判定部276は、脈拍数の範囲が80回/分以上〜100回/分未満の運動は、「弱い運動」として判定され、脈拍数の範囲が100回/分以上〜120回/分未満の運動は、「適正ゾーンの運動」として判定され、脈拍数の範囲が120回/分以上140回/分未満の運動は、「強い運動」として判定することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。すなわち、上記脈拍数の範囲は、適宜設定できる。例えば、使用者の運動の経験等によって、上記脈拍数の範囲を変更してもよい。
1…状態提示システム、2…生体情報検出装置、21…操作部、221…生体情報検出部、222…体動情報検出部、24…報知部、241…表示部、25…通信部、26…記憶部、27…制御部、272…報知制御部、274…計時部、278…記憶制御部、3…情報処理装置、33…表示部、35…記憶部、36…制御部、365…情報取得部(症状発生時刻取得部及び行動実行時刻取得部)、367…解析部、368…指標値算出部(点数算出部)、369…判定部、370…提示情報生成部(画面生成部)、CL2…低血糖発生日マーカー、CS…表示領域、ES1…食事内容登録画面、ES2…投薬内容登録画面、ES3…運動結果提示画面(タイミング表示画面)、ES4…タイミング表示画面、SC1…警告表示画面。
Claims (21)
- 使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得部と、
取得された前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報に基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出部と、
算出された前記指標値に基づいて、低血糖に関する前記使用者の状態を報知する報知部と、を有することを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1に記載の状態提示装置において、
前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数を算出することで前記指標値を算出することを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1に記載の状態提示装置において、
前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出することを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の状態提示装置において、
前記情報取得部から取得した前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報を記憶する記憶部を備えることを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の状態提示装置において、
前記指標値が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部を有し、
前記報知部は、前記判定部により前記指標値が前記閾値を超えたと判定されると、低血糖に関する前記使用者の状態を報知することを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の状態提示装置において、
前記指標値は、前記使用者に投与される薬の種類に応じた数値を前記点数の合計値に乗算して得られる値であることを特徴とする状態提示装置。 - 請求項2に記載の状態提示装置において、
前記項目のうち、食事開始から運動開始までの経過時間に関する項目は、前記経過時間が長いほど前記点数の重み付けが重いことを特徴とする状態提示装置。 - 請求項2に記載の状態提示装置において、
前記項目のうち、糖質量に関する項目は、前記使用者によって取得された糖質量が少ないほど前記点数の重み付けが重いことを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の状態提示装置において、
前記使用者に低血糖症状が発生した時刻である症状発生時刻を取得する症状発生時刻取得部と、
所定時間帯における時刻が時系列で並んだタイムテーブルの前記症状発生時刻に応じた位置に、前記低血糖症状が発生したタイミングを示す低血糖発生時マーカーが設定されたタイミング表示画面を生成する画面生成部を有し、
前記報知部は、表示部を有し、
前記表示部は、前記タイミング表示画面を表示し、前記タイミング表示画面の表示時に前記低血糖発生時マーカーが選択されると、前記合計点の内訳を表示することを特徴とする状態提示装置。 - 請求項9に記載の状態提示装置において、
前記使用者の運動、食事及び投薬の少なくともいずれかの行動が実行された時刻である行動実行時刻を取得する行動実行時刻取得部を有し、
前記タイミング表示画面は、前記タイムテーブルの前記行動実行時刻に応じた位置に設定され、前記行動が実行されたタイミングを示す行動実行時マーカーを含むことを特徴とする状態提示装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の状態提示装置と、
前記使用者に装着される検出装置と、を備え、
前記検出装置は、
前記使用者の生体情報を検出する生体情報検出部と、
前記使用者の体動情報を検出する体動情報検出部と、
それぞれ検出された前記生体情報及び前記体動情報を前記状態提示装置に送信する検出装置側送信部と、
前記状態提示装置から受信される状態情報に基づいて、前記使用者の低血糖に関する状態を報知する検出装置側報知部と、を有し、
前記状態提示装置は、前記指標値に基づく前記使用者の低血糖に関する状態を示す前記状態情報を、前記検出装置に送信する提示装置側送信部を有することを特徴とする状態提示システム。 - 状態提示装置により行われる状態提示方法であって、
使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得ステップと、
取得された前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報、及び、前記投薬情報に基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出ステップと、
算出された前記指標値に基づいて、低血糖に関する前記使用者の状態を報知する報知ステップと、を有することを特徴とする状態提示装置の状態提示方法。 - 請求項12に記載の状態提示方法において、
前記指標値算出ステップは、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数を算出することで前記指標値を算出することを特徴とする状態提示方法。 - 請求項12に記載の状態提示方法において、
前記指標値算出ステップは、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出することを特徴とする状態提示方法。 - 請求項12から請求項14のいずれか一項に記載の状態提示方法において、
前記情報取得ステップにより取得した前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報を記憶する記憶ステップを有することを特徴とする状態提示方法。 - 請求項12から請求項15のいずれか一項に記載の状態提示方法において、
前記指標値が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定ステップを有し、
前記報知ステップは、前記判定ステップにより前記指標値が前記閾値を超えたと判定されると、低血糖に関する前記使用者の状態を報知することを特徴とする状態提示方法。 - コンピューターにより実行される状態提示プログラムであって、
前記コンピューターを、
使用者の生体情報、体動情報、食事内容に関する食事情報、及び、投薬内容に関する投薬情報を取得する情報取得部と、
取得された前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報に基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出する指標値算出部と、
算出された前記指標値に基づいて、低血糖に関する前記使用者の状態を報知する報知部と、を有する状態提示装置として機能させることを特徴とする状態提示プログラム。 - 請求項17に記載の状態提示プログラムにおいて、
前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、運動、食事及び投薬に分類される項目に応じた点数を算出することで前記指標値を算出することを特徴とする状態提示プログラム。 - 請求項17に記載の状態提示プログラムにおいて、
前記指標値算出部は、前記生体情報及び前記体動情報に基づく運動結果と、前記食事情報及び前記投薬情報とに基づいて、前記使用者の状態を表す指標値を算出することを特徴とする状態提示プログラム。 - 請求項17から請求項19のいずれか一項に記載の状態提示プログラムにおいて、
前記コンピューターを、
前記情報取得部から取得した前記生体情報、前記体動情報、前記食事情報及び前記投薬情報を記憶する記憶部を備える前記状態提示装置として機能させることを特徴とする状態提示プログラム。 - 請求項17から請求項20のいずれか一項に記載の状態提示プログラムにおいて、
前記コンピューターを、
前記指標値が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部を有する前記状態提示装置として機能させ、
前記報知部は、前記判定部により前記指標値が前記閾値を超えたと判定されると、低血糖に関する前記使用者の状態を報知することを特徴とする状態提示プログラム。
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JP2015046347A JP2016167152A (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | 状態提示装置、状態提示システム、状態提示方法及び状態提示プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2015
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