JP2017195574A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが疲労等している場合であってもユーザに気づかせることができる振動方法を決定することを目的とする。【解決手段】ユーザの運動履歴に基づいてユーザの疲労度を判別する判別手段と、判別手段により判別されたユーザの疲労度に基づいてユーザに通知する振動方法を決定する決定手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
スマートフォンはバイブレータの振動によりユーザにメール等の着信を通知している。しかし、スマートフォンの振動が一律の場合、ユーザは運動をしているとき等、通知に気づきにくい場合がある。
特許文献1では、加速度センサから端末装置の傾き及び端末装置の移動量を検出し、検出結果に基づいてバイブレータの振動強度を制御する技術が開示されている。
特開2013−150201号公報
しかしながら、瞬間的に計測されたセンサ値が同じであっても、ユーザの状態によってバイブレータの気づきやすさは異なる。例えば、ジョギングで走り始めたときと10キロメートル走って疲れているときでは、バイブレータの感じ方は異なる。これは、運動を一定時間行い体が疲労してくると痛覚が鈍るためである。
本発明は、ユーザが疲労等している場合であってもユーザに気づかせることができる振動方法を決定することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ユーザの運動履歴に基づいて前記ユーザの疲労度を判別する判別手段と、前記判別手段により判別された前記ユーザの疲労度に基づいて前記ユーザに通知する振動方法を決定する決定手段と、を有する。
本発明によれば、ユーザが疲労等している場合であってもユーザに気づかせることができる振動方法を決定することができる。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態1の情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 運動履歴の一例を示す図である。 実施形態1の情報処理の一例を示すフローチャートである。 疲労度等に係るテーブルの一例を示す図である。 実施形態1の補正値等に係るテーブルの一例を示す図である。 変形例1の情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 変形例1の補正値等に係るテーブルの一例を示す図である。 変形例1の情報処理の一例を示すフローチャートである。 変形例2の情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
情報処理装置100が、入力装置108から取得したユーザの運動情報に基づいてユーザの疲労度を判別し、疲労度に応じてバイブレータの振動強度を制御する例を説明する。
図1を参照して、情報処理装置100のハードウェア構成の一例について説明する。情報処理装置100は、ハードウェア構成として、CPU101、ROM102、RAM103、システムバス104、入力I/F105、出力I/F106、入出力I/F107を含む。
CPU101は、CPU(Central Processing Unit)であり、各種処理のための演算や論理判断等を行い、システムバス104に接続された各構成要素を制御する。
ROM(Read−Only Memory)102は、プログラムメモリであって、後述するフローチャートに示す各種処理手順に係るCPU101による制御のためのプログラムを格納する。
RAM(Random Access Memory)103は、CPU101のプログラムを実行する際のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、プログラムのロード領域等を有する。記憶装置110等からRAM103にプログラムをロードすることで、プログラムメモリを実現してもよい。
システムバス104は、接続された各構成要素を制御する。システムバス104は、アドレスバス、データバス及びコントロールバス等を含む。
入力I/F105 は、入力装置108を制御し、入力装置108から出力された信号を取得する。入力装置108は、ユーザの運動情報を検出するセンサであり、例えば、心拍センサ、脈拍センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPSセンサ等がある。
出力I/F106は、出力装置109に対して、後述する各種の処理を実行した結果の出力を制御する信号を出力する。出力装置109は、例えば、バイブレータ等の振動装置を表わす。バイブレータはモータ等によって回転する傾心ホイール等の、振動素子であり、バイブレータの振動強度及び振動リズムはモータの回転数やホイールの回転のさせ方等を変更することによって変更可能である。
入出力I/F107は、記憶装置110に対して、後述する各種の処理に移行した結果として出力されたデータ等を記憶装置110に出力する。また、記憶装置110に記憶されたデータを取得する。記憶装置110は、本実施形態に係るデータやプログラムを記憶しておくためのハードディスクドライブ等である。記憶装置110は、外部から接続された外部記憶装置として構成してもよい。例えば、記憶装置110を、メディア(記録媒体)と、メディアへのアクセスを実現するための外部記憶ドライブとで実現することができる。このようなメディアとしては、例えば、USBメモリ、フラッシュメモリ等が知られている。また、記憶装置110は、ネットワークで接続されたサーバ装置等であってもよい。
本実施形態の処理において必要な情報は、RAM103や記憶装置110に保持される。
CPU101がROM102又は記憶装置110に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する図2、図7、図10に示すソフトウェア構成や図4、図9のフローチャートの処理が実現される。
図2は、情報処理装置100のソフトウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、ソフトウェア構成として、取得部201、記憶部202、疲労度判別部203、振動方法決定部204、振動制御部205を含む。
取得部201は、入力装置108から出力された信号を検出し、情報処理装置100が制御する情報に変換する。本実施形態では、取得部201が取得する情報は、GPSセンサから取得する単位時間あたりの位置情報及び心拍センサから取得する拍動数である。ここで、位置情報とは情報処理装置100が存在する場所に関する情報(緯度、経度等)である。
記憶部202は、取得部201が取得した位置情報からユーザの走行距離、走行時間、走行速度等を算出し、RAM103又は記憶装置110に記憶する。また、記憶部202は、取得部201が取得した拍動数からユーザの心拍数を算出し、RAM103又は記憶装置110に記憶する。ここで、心拍数とは1分間に心臓が拍動する回数である。本実施形態では記憶部202は、拍動数を10秒間計測し6倍することで心拍数を算出するものとする。心拍数の算出方法は一例であり、この算出方法に限らない。例えば、記憶部202は、6秒間計測し拍動数を10倍してもよいし、20秒間計測し拍動数を3倍してもよい。
記憶部202は、心拍数及び走行距離等の情報は運動履歴として、計測中は記憶し続けるものとする。ここで、運動履歴の一例を図3に示す。心拍数、心拍数が基準値を超えているトータル時間、走行距離、走行時間、走行速度の情報を保持しており、情報処理装置100は、これらの情報に基づいて後述する疲労度の判別を行う。
疲労度判別部203は、RAM103又は記憶装置110に記憶された図3の運動履歴からユーザの疲労度を判別する。本実施形態では、疲労度判別部203は、心拍数が基準値を超えているトータル時間を算出し、トータル時間に基づいてユーザの疲労度を判別する。また、同じ心拍数であっても走行距離によって蓄積された疲労度は異なり、振動への感度が変わるため、走行距離が基準値を超えている場合、疲労度判別部203は、疲労度を加算する。心拍数の基準値や走行距離の基準値は、例えば、記憶装置110に記憶され、CPU101が、入力装置108を介したユーザ操作に応じて、編集することができる。後述する血中酸素濃度の基準値、血圧の基準値も同様である。
振動方法決定部204は、疲労度判別部203が判別した疲労度の判別結果に基づいて振動方法を決定する。本実施形態では、振動方法決定部204は、振動方法としてバイブレータの振動強度を変更し、ユーザの疲労度が大きいほど、バイブレータの振動強度を大きくする。
振動制御部205は、振動強度を信号に変換して出力装置109に出力し、出力装置109を振動させる。
図4(a)は情報処理装置100の情報処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、情報処理装置100の電源が投入され起動され、ユーザの運動情報を計測する計測機能がオンになったことに応じて図4(a)のフローチャートの処理が開始される。
S301では、取得部201は、心拍センサから心臓の拍動回数を取得し、RAM103に記憶する。
続いて、S302では、取得部201は、GPSセンサから位置情報を取得し、RAM103に記憶する。
続いて、S303では、取得部201は、計測が完了したかどうかを判定する。本実施形態では、心拍数の計測時間は10秒間とするため、取得部201は、計測が完了したかどうかは、10秒間が経過したかどうかで判定する。計測が完了していない場合(S303、NO)、取得部201は、S301の処理に移行し、処理を繰り返す。計測が完了している場合(S303、YES)、取得部201は、計測時間をリセットし、S304の処理に移行する。
続いて、S304では、記憶部202は、RAM103に記憶された10秒間の拍動数を6倍することで心拍数を算出し、RAM103に記憶する。また、記憶部202は、RAM103に記憶された10秒間の位置情報から走行距離を算出し、RAM103に記憶する。
続いて、S305では、疲労度判別部203及び振動方法決定部204は、振動方法決定処理を実行する。詳細は図4(b)のフローチャートを使って後述するが、疲労度判別部203及び振動方法決定部204は、振動方法決定処理において、運動履歴として、心拍数及び走行距離からユーザの疲労度を判別し、バイブレータの振動強度を決定する。
続いて、S306では、取得部201は、計測機能がオン状態であるかどうかを判定する。計測機能がオン状態である場合(S306、YES)、取得部201は、S301に移行し、処理を繰り返す。S301〜S306の処理は、計測機能をオンにしている間、繰り返し続けられ、心拍数及び走行距離が10秒毎に運動履歴として記憶し続ける。計測機能がオン状態でない場合(S306、NO)、取得部201は、運動履歴をリセットし、図4(a)に示す処理を終了する。
続いて、図4(b)のフローチャートを用いて、S305の振動方法決定処理について詳細に説明する。図4(b)のフローチャートの処理は、1つの例としての記載であって、全てのステップが必須ではない。
S307では、疲労度判別部203は、生体情報の運動履歴に基づいて疲労度を判別する。本実施形態では、疲労度判別部203は、生体情報として心拍数を用いるものとする。
疲労度判別部203は、心拍数が基準値を超えているかどうかを判定する。本実施形態では基準値は「130」とする。基準値を超えている場合、疲労度判別部203は、基準値を超えているトータル時間をRAM103に記憶する。疲労度判別部203は、計測機能がオフになった際にトータル時間のリセットを行う。
また、疲労度判別部203は、基準値を超えているトータル時間からユーザの疲労度を判別する。例えば、疲労度判別部203は、図5(a)のようなテーブルに従って判別を行う。疲労度判別部203は、心拍数が基準値を超えている時間が5分未満の場合は疲労度を「0」に設定し、5分〜10分の場合は疲労度を「1」に設定し、10分を超えている場合は疲労度を「2」に設定する。疲労度の値が大きいほどユーザは疲労していることを表わしている。
疲労度判別部203が疲労度を判別する際、生体情報として心拍数を用いる例を示したが、これは一例であり疲労度を判別する方法はこれに限らない。例えば、疲労度判別部203は、血中酸素濃度、血圧等の生体情報を用いてもよい。疲労度の判別に血中酸素濃度値を用いる場合、疲労度判別部203は、血中酸素濃度が設定された血中酸素濃度の基準値より低いときは、ユーザの疲労度は高い状態と判別する。これは、一般に血中酸素濃度が低いと、疲れやすい状態であるためである。また、疲労度の判別に血圧を用いる場合、疲労度判別部203は、血圧が設定された血圧の基準値より高いときは、疲労度は高い状態と判別する。これは、一般に疲れているとき、血圧は高くなる傾向があるためである。これらの情報は、何れか一つであってもよいし、任意に組み合わせて用いてもよい。即ち、疲労度判別部203は、例えば、心拍数と血中酸素濃度とに基づき疲労度を判別してもよいし、心拍数と血圧とに基づき疲労度を判別してもよい。
続いて、S308では、疲労度判別部203は、運動履歴に基づいて疲労度を補正する。本実施形態では、疲労度判別部203は、運動履歴の一例として走行距離に応じて疲労度を補正するものとする。例えば、図6(a)のようなテーブルに従って疲労度を補正する。疲労度判別部203は、走行距離が5キロ未満の場合は補正値を「0」、5キロ〜10キロの場合は補正値を「1」、10キロを超えている場合は補正値を「2」とする。疲労度判別部203は、S307で判別した疲労度に補正値を加算する。本実施形態の例では、疲労度の最大値は「3」とし、補正値を加算することで、最大値を超える場合であっても疲労度は「3」としている。
また、本実施形態では走行距離に基づいて疲労度に補正を行ったが、これは一例であり、補正の方法は走行距離に基づくものに限らない。例えば、疲労度判別部203は、走行時間、走行速度を算出し、疲労度に補正を行ってもよい。この場合、例えば、疲労度判別部203は、図6(b)、(c)のような表に従って、疲労度判別部203は疲労度を補正する。
続いて、S309では、振動方法決定部204は、疲労度に応じて振動方法を決定する。本実施形態では、振動方法決定部204は、振動方法として振動強度を決定するものとする。例えば、振動方法決定部204は、図5(b)のようなテーブルに従って行い、疲労度が大きいほど振動強度を強くする。デフォルト値として、振動強度は「1」が設定されている。
また、本実施形態では、疲労度に応じて振動強度を決定したが、これは一例であり、振動方法の決定は、振動強度の決定に限らない。例えば、振動方法決定部204は、振動パターンを変えてもよい。この場合、例えば、振動方法決定部204は、図5(b)のようなテーブルに従って変更する。これは、「ブーーーー、ブーーーー」のような一つの振動が長い振動パターンよりも「ブ、ブ、ブ、ブ、ブ、ブ」のような短い振動パターンの方が個人差によって気づきやすいことがある。そのため、振動方法決定部204は、疲労度が大きい場合は短い振動パターンに変更する。また、振動方法決定部204は、疲労度に応じて、振動強度及び振動パターンの両方を変更してもよい。
S309の処理が終わると、決定された振動方法がリターンされ、S306の処理に移行する。
振動制御部205は、S309で決定された振動方法で出力装置109を振動させる。
本実施形態では、S302で位置情報を取得し、S304で位置情報から走行距離を算出し、S308で走行距離に応じて疲労度に補正を加えたが、これらの処理は省略してもよい。つまり、情報処理装置100は、疲労度の補正は行わず心拍数だけで疲労度を判別し、バイブレータの振動強度を変更してもよい。
また、本実施形態ではユーザの疲労度を判別するのに、心拍数が基準値を超えているトータル時間に基づいて行ったがこれは一例であり、これに限らない。例えば、疲労度判別部203は、トータル時間ではなく基準値を超えている連続時間に基づきユーザの疲労度を判別してもよい。また、疲労度判別部203は、心拍数グラフの基準値を超えている部分の積分に基づきユーザの疲労度を判別してもよい。
本実施形態の処理によれば、運動履歴に基づいてユーザの疲労度を判別し、疲労度に応じてバイブレータの振動強度を変更することにより、ユーザにとって最適な振動強度を設定することが可能となる。
次に第1の実施形態に適応することが可能な変形例を説明する。
(変形例1)
第1の実施形態では、情報処理装置100は、ユーザの運動履歴に基づいてユーザの疲労度を判別し、疲労度に応じてバイブレータの振動強度を変更させた。それに対し、変形例1では、情報処理装置100は、環境情報を取得し、ユーザの疲労度判別に用いる。例えば、風上に向かって走っているとき、同じ距離を走っていても疲労度は高くなる。情報処理装置100は、ユーザの運動履歴と運動時の風の抵抗量とに基づいて疲労度の判別を行うことで最適なバイブレータの振動強度を決定することができる。
変形例1における、ハードウェア構成は、図1と同様である。
変形例1における、ソフトウェア構成の一例を図7に示す。第1の実施形態の図2との違いは、図7では環境情報判別部701が追加されていることである。また、取得部201、記憶部202の処理内容が異なる。第1の実施形態と異なる点を説明する。
変形例1における、取得部201が取得する情報は、風速センサから取得する風の抵抗量である。風速センサを用いるのは一例であり、風の抵抗量を取得する方法はこれに限らない。例えば、取得部201は、設定された天気予報のサイトから風速及び風向き情報を取得してもよい。
また、記憶部202は、取得部201が取得した風の抵抗量から、10秒間の平均値を算出し、RAM103又は記憶装置110に記憶する。平均値としたがこれは一例であり、これに限らない。記憶部202は、取得部201が取得した直近の風の抵抗量、又は風の抵抗量の最大値をRAM103又は記憶装置110に記憶するようにしてもよい。
環境情報判別部701は、例えば、図8(a)に従い風の抵抗量に基づいて補正値を設定する。
変形例1の情報処理装置100におけるフローチャートを図9に示す。
S301〜S302の処理は第1の実施形態と同様である。S302で位置情報を取得した後、S801で、取得部201は、風の抵抗量を取得する。
計測が完了した場合(S303、YES)、S802で、記憶部202は、10秒間の風の抵抗量の平均値をRAM103に記憶する。
続いて、図7(b)を用いて振動方法決定処理について、第1の実施形態と異なる点を説明する。S307〜S308の処理は第1の実施形態と同様である。
S803では、環境情報判別部701は、風の抵抗量から補正値を設定する。疲労度判別部203は、疲労度に補正値を加算する。その後の処理は、第1の実施形態の処理と同様である。
本変形例では、取得部201が風の抵抗量を取得したがこれは一例であり、これに限らない。例えば、疲労度判別部203は、運動時の情報処理装置100又は情報処理装置100を保持するユーザが水中にあるかどうかを判別し、水中の場合は疲労度を高くするように補正してもよい。これは、地上より水中の方が疲労度は高くなるためである。この場合、例えば、疲労度判別部203は、図8(b)のようなテーブルに従って補正を行う。
また、情報処理装置100は、加速度センサで運動時の上り坂の傾斜角度を検出し、傾斜角度に応じて疲労度に補正をしてもよい。これは、上り坂の傾斜角度が大きいほどユーザの疲労度は高くなるためである。この場合、例えば、疲労度判別部203は、図8(c)のようなテーブルに従って補正を行う。なお、傾斜角度の算出は加速度センサでなくてもよい。例えば、情報処理装置100は、地図情報とGPSセンサとにより上り坂の傾斜角度を取得してもよい。
本変形例の処理によれば、運動履歴と環境情報とに基づいてユーザの疲労度を判別し、疲労度に応じてバイブレータの振動強度を変更することにより、ユーザにとって最適な振動強度を設定することが可能となる。
<変形例2>
第1の実施形態では、情報処理装置100は、ユーザの疲労度に応じてバイブレータの振動方法を変更させた。それに対し、変形例2では、情報処理装置100はユーザがバイブレータの通知に気づいたかどうかを判別し、ユーザが通知に気づいていない場合は、バイブレータの振動方法を変更する。
変形例2における、ハードウェアの構成は、第1の実施形態の図1と同様である。
変形例2における、ソフトウェア構成の一例を図10に示す。第1の実施形態の図2との違いは、図10では通知判別部901が追加されていることである。また、振動方法決定部204の処理内容が異なる。第1の実施形態と異なる点を説明する。
通知判別部901は、ユーザがバイブレータによる通知に気付いたかどうかを判別する。本実施形態では、通知判別部901は、情報処理装置100が叩かれたかどうかに基づき、ユーザがバイブレータによる通知に気付いたかどうかを判別する。通知判別部901は、入力装置108の加速度センサから重力加速度の変化量を検出し、情報処理装置100が叩かれたかどうかの判定を行う。また、これは一例であり、ユーザがバイブレータによる通知に気付いたかどうかの判別は情報処理装置100が叩かれたかどうかに限らない。例えば、情報処理装置100は、タッチパネルを搭載し、ユーザがタッチパネルをタッチしたかどうかで通知に気付いたかどうかを判別してもよい。また、情報処理装置100は、カメラを搭載し、顔を検出したかどうかで通知に気付いたかどうかを判別してもよい。
振動方法決定部204は、ユーザが通知に気付いていない場合、振動強度を大きくする。また、振動方法決定部204は、ユーザが通知に気付いていない場合、振動パターンを変更してもよい。他の処理は、第1の実施形態の処理と同様である。
本変形例の処理によれば、ユーザがバイブレータによる通知に気付いていない場合であっても、気づきやすい振動方法に変更することにより、通知に気付かせることが可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。上述した図2、図7、図10のソフトウェア構成の一部又はすべてを演算部や回路等のハードウェア構成として情報処理装置100に実装するようにしてもよい。また、上述した実施形態及び実施例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
情報処理装置100の例としては、ウェアラブルデバイス、即ち、スマートウォッチ、スマートグラス等である。ここで、ウェアラブルデバイスとは、ユーザの身体に装着して利用することが可能な端末(デバイス)のことである。但し、情報処理装置100は、ウェアラブルデバイスに限られず、携帯電話、スマートフォン等であってもよい。
以上、上述した各実施形態の処理によれば、ユーザが疲労等している場合であってもユーザに気づかせることができる振動方法を決定することができる。
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM

Claims (17)

  1. ユーザの運動履歴に基づいて前記ユーザの疲労度を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された前記ユーザの疲労度に基づいて前記ユーザに通知する振動方法を決定する決定手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記ユーザの運動履歴を取得する取得手段を更に有し、
    前記判別手段は、前記取得手段により取得された前記運動履歴に基づいて前記ユーザの疲労度を判別する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段により決定された前記振動方法でバイブレータの振動を制御する振動制御手段を更に有する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記ユーザの疲労度に基づいて前記バイブレータの振動強度を前記振動方法として決定する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記決定手段は、前記ユーザの疲労度に基づいて前記バイブレータの振動パターンを前記振動方法として決定する請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記ユーザの疲労度に基づいて前記バイブレータの振動強度と振動パターンとを前記振動方法として決定する請求項3記載の情報処理装置。
  7. 前記運動履歴には前記ユーザの生体情報が含まれる請求項1乃至6何れか1項記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザの生体情報は、前記ユーザの心拍数と血中酸素濃度と血圧との何れか又は組み合わせである請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記判別手段は、前記運動履歴に含まれる前記ユーザの生体情報に基づき前記ユーザの疲労度を判別し、前記運動履歴に含まれる前記ユーザの走行距離、又は前記ユーザの走行時間、又は前記ユーザの走行速度に基づいて前記判別した前記ユーザの疲労度を補正し、
    前記決定手段は、前記補正された前記ユーザの疲労度に基づいて振動方法を決定する請求項7又は8記載の情報処理装置。
  10. 環境情報に基づき前記判別手段により判別されたユーザの疲労度を補正する補正手段を更に有し、
    前記決定手段は、前記補正手段により補正された前記ユーザの疲労度に基づいて振動方法を決定する請求項1乃至8何れか1項記載の情報処理装置。
  11. 前記環境情報は、前記ユーザの運動に係る、風の抵抗量、又は水中であるか否か、又は上り坂の傾斜角度である請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記振動制御手段による前記バイブレータの振動の制御に基づきユーザが通知に気がつかない場合、前記振動方法を変更する変更手段を更に有する請求項3記載の情報処理装置。
  13. 前記変更手段は、前記振動方法として前記バイブレータの振動強度を変更する請求項12記載の情報処理装置。
  14. 前記変更手段は、前記振動方法として前記バイブレータの振動パターンを変更する請求項12記載の情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、ウェアラブルデバイスである請求項1乃至14何れか1項記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザの運動履歴に基づいて前記ユーザの疲労度を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにより判別された前記ユーザの疲労度に基づいて前記ユーザに通知する振動方法を決定する決定ステップと、
    を含む情報処理方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至15何れか1項記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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