JPH09173458A - 覚醒装置 - Google Patents

覚醒装置

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JPH09173458A
JPH09173458A JP7337579A JP33757995A JPH09173458A JP H09173458 A JPH09173458 A JP H09173458A JP 7337579 A JP7337579 A JP 7337579A JP 33757995 A JP33757995 A JP 33757995A JP H09173458 A JPH09173458 A JP H09173458A
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JP
Japan
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cold air
control unit
temperature
output
awakening
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JP7337579A
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Inventor
Masako Kitadou
真子 北堂
Tatsuya Takahashi
達也 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の覚醒度を作業や学習の中断を招くこと
なく、また他の人の邪魔になったりすることなく高く保
つ。 【解決手段】 人体の顔部に向けて室温より低い微風を
出力する冷風出力部と、この冷風出力部の動作を制御す
る冷風コントロール部とからなる。顔部に加える冷風に
よる局所的刺激によって作業者(学習者)の覚醒度を高
く保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクワーク等の
作業中や学習中の覚醒度を高く保つための覚醒装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】生体リズムによって覚醒度が低下する時
間帯(例えば午後1時から4時といった時間帯や午前3
時から5時といった時間帯)や単調作業時においては、
覚醒度が低下して作業パフォーマンスが低下することを
しばしば経験する。このような覚醒度低下は、心身に特
別の緊張、興奮、苦痛等がなく、身体の運動も少ない、
或いは外界からの意味のある刺激が少ない等の理由によ
るものと思われる。
【0003】覚醒度低下を防止する方法としては、従来
より、五感に訴えるような意味のある刺激(例えば、温
熱刺激や音楽刺激等)を与えたり、休憩や軽運動(例え
ば背伸び運動等)をすることが有効である。また、発声
や会話をさせたり、眠気防止ガム等を噛むようにすると
いった方法も考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発声や会話や
音楽刺激などは他の作業者の作業の邪魔になることがあ
る。またガムを噛んだりすることは場所や機会が限られ
る上に、休憩や軽運動などと同様に自主的に行わなけれ
ばならない。しかも休憩や軽運動に関しては、その間、
作業や学習を中断しなくてはならない。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは人体の覚醒度を作業
や学習の中断を招くことなく、また他の人の邪魔になっ
たりすることなく高く保つことができる覚醒装置を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、人体
の顔部に向けて室温より低い微風を出力する冷風出力部
と、この冷風出力部の動作を制御する冷風コントロール
部とからなることに特徴を有している。眠気を催してい
る時、休憩を兼ねて室内の換気のために窓を開けた場
合、瞬間的に外から吹き込んでくるとした冷気によって
眠気が覚めるといった経験を誰しもしているが、本発明
によれば顔部に加える冷風による局所的刺激によって上
記状態を体験させることになり、従って作業者(学習
者)の覚醒度を高く保つことができる。また、室内全体
を冷房して作業者の全身を冷却する場合に比して、四肢
の抹消部が冷え過ぎて全身からの代謝量が多くなり過
ぎ、だるさ感を作業者に与えてしまうという事態を招く
ことがない。
【0007】上記冷風コントロール部は、冷風出力部の
動作時間及び動作間隔を制御する出力時間制御部を備え
ているものであることが、常時冷風を与えることによっ
て冷風に対して慣れを生じさせたりすることがない点
や、不快感を招かせてしまうことがない点で好ましい。
この場合、冷風出力部の動作時間は1〜5分程度である
ことが望ましく、冷風出力部から出力される最初の冷風
の出力時期を、作業開始前の覚醒度が高い状態の時には
約5〜15分後に、作業開始前の覚醒度が低い状態の時
には作業開始直後としておくことも好ましい。冷風出力
部から出力される冷風と冷風との出力時間間隔を10分
以内としておくとよい。10分以下の範囲で変化させる
ことも好ましい。
【0008】前記冷風出力部から出力される冷風の風速
が顔部において約0.2〜1.5m/sであることが覚
醒度の低下防止の点と不快感の防止の点で望ましい。冷
風コントロール部が冷風出力部の風速を制御する風速制
御部を備えたものであってもよく、また冷風出力部から
出力する冷風の風温を制御する風温制御部を備えたもの
であってもよい。冷風の風温は室温に対して所定の温度
差をもつ温度とすることが好ましく、殊に季節によって
温度差の値を変化させることが好ましい。温度差は冬季
において0〜5℃程度、春・秋期において4℃程度以
上、夏期において10℃程度以上が好適である。
【0009】冷風出力部に室温より低い微風を出力させ
る動作状態の合間に、この動作状態よりも弱い微風を冷
風出力部に出力させるものであってもよい。この場合、
弱い微風の風速を変化させることも好ましく、弱い微風
の風温を冷風の風温よりも高くしていることが好まし
い。人体の覚醒度を計測する覚醒度検出手段を備えて、
冷風コントロール部がこの覚醒度検出手段の出力に応じ
て冷風出力部を作動させるものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図1に示すように、この覚醒装置Aは、
冷風を出力する冷風出力部2と、冷風出力部2の動作を
制御する冷風コントロール部1とからなる。ここにおけ
る冷風出力部2は、冷熱源と送風ファン並びに吹き出し
ノズルにより構成されるのであるが、室内全域に向けて
冷風を吐出したりするものではなく、例えば机上などに
設置されて作業者の頭部、殊に顔面に向けて室温よりも
低い微風を吹き出すものとして構成されている。
【0011】上記冷風コントロール部1は、たとえば図
2に示すように、出力時間制御部1aを具備したものと
なっている。ここにおける出力時間制御部1aは、冷風
出力部2の作動を時間的にコントロールするものであ
り、「風速変動パターン」と「覚醒度経時変化曲線」と
の関係を示す図3から明らかなように、ある時間だけ冷
風を吹き出すことを所定の時間間隔で繰り返し行わせ
る。覚醒度が下降して熟眠してしまう前に覚醒度回復用
冷風を繰り返し与えることによって、その都度、下降し
かけた覚醒度を上向きに引き上げるのである。冷風の立
ち上がりは刺激の点でできるだけ急峻な方が好ましい。
このように、常時冷風を吹き出すのではなく、覚醒度回
復用冷風を出力する状態と出力しない状態とを繰り返す
ことで、冷風に対する慣れが起こらなくなり、このため
に平常時レベル以上の覚醒度を常に維持させることがで
きるのである。
【0012】冷風の出力時間として適切な時間は、季節
や室温や個人差等によって左右されるが、1分〜5分程
度が好適である。短すぎると覚醒度が十分回復せず、長
すぎると慣れの問題が生じてくる。実験によると、1分
間の出力でも覚醒度が回復する被験者がいたり、より長
い時間の冷風出力がないと覚醒度が回復しない被験者も
いた上に、風の好き嫌いもあることから、各個人で調節
することができるようにしておくことが好ましい。
【0013】また冷風を出力させる際の時間間隔である
が、この時間間隔を一定とするのであれば、図4に示す
ように、10分以下としておくことが望ましい。通常の
生活環境においては、眠気が8〜15分程度の周期で増
加すると言われているからである。また、春や夏及び秋
期においては、図5に示すように冷風の出力間隔をおよ
そ2〜5分程度に短くすることが好ましい。室温などの
環境温が高くなると同時に、人間の体内、体表面温も高
くなって風に対する感じ方に季節差が生じるとともに、
冬季に比して上記季節では風に対する感じ方が鈍くなる
ために、出力時間間隔を短くすることで、より強い刺激
とするのである。
【0014】図6に示すように、冷風の出力間隔を変化
させてもよいのはもちろんである。この場合の時間間隔
も、前記理由から10分以下の間で変化させるものとす
る。変化のパターンとしてはランダム変化や1/fゆら
ぎ等が考えられるが、これらに限定されるものではな
い。いずれにしても冷風によるところの覚醒度向上効果
が、時間間隔についての慣れによって低下してしまうと
いうような事態の発生を避けることができる。出力間隔
だけでなく前記出力時間も変化させてもよい。
【0015】なお、冷風を出力させる期間と冷風の出力
を止めている期間とが繰り返されるわけであるが、電源
投入直後については、作業開始前については覚醒度が高
い状態であると通常考えられるとともにこの時には覚醒
度が下降してくるまでにかかる時間が比較的長くなると
考えられることから、図7(a)に示すように、作業開始
から約5〜15分後に最初の冷風が出力されるようにし
ておく。ただし、深夜作業の場合のように、作業開始前
の覚醒度が低いと考えられる時には、図7(b)に示すよ
うに、最初から冷風を出力することで覚醒度を引き上げ
た状態から作業を開始した方が能率的であることから、
両者を選択できるようにしておくことが望ましい。作業
時間が日中であるか深夜であるか、あるいは時間帯が覚
醒度が低下しやすい時間帯であるか否かによって自動的
に切り換えられるようにしておいてもよく、更には図1
2に示すように、作業者の覚醒度を計測することができ
る覚醒度センサ3及び覚醒度検出部4を設けて、その計
測結果に基づいて上記の切り換えを行うようにしておい
てもよく、さらには実際の覚醒度の変化に合わせて冷風
の出力制御を行うようにしてもよい。このような覚醒度
の測定検出は、脳波、心拍、パフォーマンステスト等を
用いて行うことができるが、ここではその構成を問わな
い。
【0016】ここにおいて、作業者の顔面に吹き付ける
冷風の風速及び温度であるが、これらも制御することが
できるように、図8に示すように、冷風コントロール部
1が風速制御部1bや風温制御部1cも備えたものと
し、冷風出力部2には冷風コントロール部1の出力に応
じてその冷熱源による温度や送風ファンによる吐出風の
風速も制御できるようにしておくことが好ましい。
【0017】風速としては覚醒度の低下防止に有効であ
り、しかも不快感を伴うことがないような値に設定して
おくのであるが、この点については個人差が大きいこと
から、たとえば顔部における平均風速が0.2〜1.5
m/s程度の範囲で調節することができるようにしてお
くことが望ましい。なお、一般的には冬季から春季にか
けて、室温22℃の場合、顔部における平均風速が1.
0m/s程度であれば覚醒度回復効果が認められること
が我々の研究の結果からわかっている。
【0018】風温制御部1cでは、冷風の風温を制御す
る。この風温も覚醒度の低下防止に有効であると同時に
不快感を伴うことがないようにしておく必要があり、し
かも適切な風温は、季節、室温、個人差等によって左右
されるが、顔部における平均風速が約1.0m/sであ
り且つ冬季(一般に室温が10〜25℃程度)である時
には、室温との温度差が0〜5℃程度、春・秋期(一般
に室温が20〜25℃程度)には室温から4℃程度以上
低くなるように制御することが望ましい。夏期(一般に
室温が25〜30℃程度)には、さらに温度差をつけて
室温よりも10℃程度以上低くなるように制御すること
が望ましい。なお、冬季における上記条件では、温度差
に0℃を含んでいるが、体温よりも低い温度の風を受け
ることで体温が下がるために、作業者にしてみれば室温
より低い風を受けたものと感ずることになる。
【0019】このように季節に応じて室温との温度差を
異ならせるのは、人間の体内(核)から体表面にかけて
の体温分布に季節差があって温度勾配が異なるために、
同じ温度でも季節によって感じ方が異なるからである。
夏は体温の高い核温度帯域が大きくて体表面近くまで温
度が高いが、冬は核温度帯域が小さくて体内の奥まで低
い温度帯域になっており、身体(頭部)を冷却するには
冬より夏の方がより多くのエネルギー、すなわちより低
い温度の冷風が必要となるからである 上記風速制御部1bを利用して、図10に示すように、
冷風出力部2から出力させる覚醒度回復用の冷風イの出
力時間帯の間に、覚醒度回復用冷風イよりも弱い強さの
風を出力させるようにしてもよい。この微弱な風は覚醒
度維持に有効である。なお、覚醒度維持用冷風ロと覚醒
度回復用冷風イとの風速差は、ある程度確保して、覚醒
度維持用冷風から覚醒度回復用冷風に切り換わる時、作
業者が明確に感じ取れるようにしておく。図11に示す
ように、覚醒度維持用冷風の風速を変化させることも好
ましい。ただし、この場合においても覚醒度維持用冷風
から覚醒度回復用冷風に切り換える時、その強さの差が
はっきりするようにしておく。覚醒度維持用冷風の風温
を覚醒度回復用冷風の風温と異ならせておくことも好ま
しい。なお、覚醒度維持用冷風の風温は覚醒度回復用冷
風の風温よりも高くしておく。温風を用いることも妨げ
ない。
【0020】図13に本発明に係る覚醒装置Aの卓上型
の冷風出力装置である。風源の高さは25cm、風源と
顔面との距離は50cmとしている。この場合、覚醒装
置の吹き出し口における平均風速(初速度)を約3.0
m/sにすると、顔部における平均風速が約1.0m/
sになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明においては、人体の
顔部に向けて室温より低い微風を出力するものであり、
顔部に加える冷風による局所的刺激によって作業者(学
習者)の覚醒度を高く保つことができる。この場合、音
も発生せず、使用場所も限定されず、また、持続して作
業や学習を行うことができるものである。しかも室内全
体を冷房して作業者の全身を冷却する場合に比して、だ
るさ感を作業者に与えてしまうという事態を招くことが
ないものである。
【0022】冷風コントロール部は、冷風出力部の動作
時間及び動作間隔を制御する出力時間制御部を備えてい
るものであること、特に冷風出力部の動作時間を1〜5
分程度とするものであることが、常時冷風を与えること
によって冷風に対して慣れを生じさせたりすることがな
い点や、不快感を招かせてしまうことがない点、さらに
自主的な操作を必要とすることがない点で好ましい。
【0023】冷風出力部から出力される最初の冷風の出
力時期を、作業開始前の覚醒度が高い状態の時には約5
〜15分後に、作業開始前の覚醒度が低い状態の時には
作業開始直後としておくことも、覚醒度を常時高く保つ
ことができる点及び不要な冷風刺激を避けることができ
る点で好ましい。冷風出力部から出力される冷風と冷風
との出力時間間隔を10分以内としておくと、通常の生
活環境においては8〜15分程度の周期で増加すると言
われている眠気を的確に抑えることができて、常に平均
的以上のパフォーマンス作業を発揮できる体の状態にす
ることができる。また上記出力時間間隔を10分以下の
範囲で変化させることも、周期についての慣れを排除す
ることができて、一層の覚醒効果を期待することができ
るものとなる。
【0024】前記冷風出力部から出力される冷風の風速
が顔部において約0.2〜1.5m/sであることが覚
醒度の低下防止の点と目の乾きといった不快感の防止の
点で望ましいが、この点については個人差や季節の差な
どが大きいことから、風速制御部を設けて調節すること
ができるようにしておくとよい。また冷風出力部から出
力する冷風の風温を制御する風温制御部を備えたものと
しておけば、温度についての感受性の個人差を補ったり
季節による感受性の差を補ったりすることができる。
【0025】この時、冷風の風温は室温に対して所定の
温度差をもつ温度とすることが好ましく、温度差が小さ
すぎる場合には十分な覚醒度向上効果を得ることができ
ず、大きすぎる時には却って不快感を伴うものとなって
しまう。ここにおける温度差は、季節によって自動的に
その値を変化させるものであれば、季節による上記感受
性の差を自動的に補正することができる。この場合の温
度差は、冬季において0〜5℃程度、春・秋期において
4℃程度以上、夏期において10℃程度以上が好適であ
る。
【0026】冷風出力部に室温より低い微風を出力させ
る動作状態の合間に、この動作状態よりも弱い微風を冷
風出力部に出力させるものであってもよい。この場合、
弱い微風は覚醒度の回復までは期待できないものの、覚
醒度が大きく低下してしまうことを防ぐ覚醒度維持用と
して機能する。弱い微風の風速を変化させることも慣れ
に対する点で好ましい。ただし、弱い微風の風温を冷風
の風温よりも高くしておくのはもちろんである。
【0027】人体の覚醒度を計測する覚醒度検出手段を
備えて、冷風コントロール部がこの覚醒度検出手段の出
力に応じて冷風出力部を作動させるものであってもよ
い。より最適な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すブロック図である。
【図2】同上の冷風コントロール部の一例のブロック図
である。
【図3】同上の動作及び作用の一例を示すタイムチャー
トである。
【図4】同上の他例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】同上の別の例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図6】同上の異なる例の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図7】同上の初期動作の例を示すもので、(a)は一例
のタイムチャート、(b)は他例のタイムチャートであ
る。
【図8】別の例のブロック図である。
【図9】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図10】同上の他例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図11】同上のさらに他例の動作を示すタイムチャー
トである。
【図12】さらに別の例のブロック図である。
【図13】本発明の一例の斜視図である。
【符号の説明】
A 覚醒装置 1 冷風コントロール部 2 冷風出力部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の顔部に向けて室温より低い微風を
    出力する冷風出力部と、この冷風出力部の動作を制御す
    る冷風コントロール部とからなることを特徴とする覚醒
    装置。
  2. 【請求項2】 冷風コントロール部は、冷風出力部の動
    作時間及び動作間隔を制御する出力時間制御部を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の覚醒装置。
  3. 【請求項3】 冷風出力部の動作時間が1〜5分程度で
    あることを特徴とす請求項2記載の覚醒装置。
  4. 【請求項4】 冷風コントロール部は冷風出力部から出
    力される最初の冷風の出力時期を、作業開始前の覚醒度
    が高い状態の時には約5〜15分後に、作業開始前の覚
    醒度が低い状態の時には作業開始直後としていることを
    特徴とする請求項2記載の覚醒装置。
  5. 【請求項5】 冷風コントロール部は、冷風出力部から
    出力される冷風と冷風との出力時間間隔を10分以下と
    していることを特徴とする請求項2記載の覚醒装置。
  6. 【請求項6】 冷風コントロール部は、冷風出力部から
    出力される冷風と冷風との出力時間間隔を10分以下の
    範囲で変化させるものであることを特徴とする請求項2
    記載の覚醒装置。
  7. 【請求項7】 前記冷風出力部から出力される冷風の風
    速が、顔部において約0.2〜1.5m/sであること
    を特徴とする請求項1または2記載の覚醒装置。
  8. 【請求項8】 冷風コントロール部は、冷風出力部の風
    速を制御する風速制御部を備えていることを特徴とする
    請求項1または2または7記載の覚醒装置。
  9. 【請求項9】 冷風コントロール部は、冷風出力部から
    出力する冷風の風温を制御する風温制御部を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2または7または8記
    載の覚醒装置。
  10. 【請求項10】 風温制御部は、冷風の風温を室温に対
    して所定の温度差をもつ温度とするものであることを特
    徴とする請求項9記載の覚醒装置。
  11. 【請求項11】 風温制御部は、季節によって温度差の
    値を変化させるものであることを特徴とする請求項10
    記載の覚醒装置。
  12. 【請求項12】 温度差は冬季において0〜5℃程度で
    あることを特徴とする請求項11記載の覚醒装置。
  13. 【請求項13】 温度差は春・秋期において4℃程度以
    上であることを特徴とする請求項11記載の覚醒装置。
  14. 【請求項14】 温度差は夏期において10℃程度以上
    であることを特徴とする請求項10記載の覚醒装置。
  15. 【請求項15】 冷風コントロール部は、冷風出力部に
    室温より低い微風を出力させる動作状態の合間に、この
    動作状態よりも弱い微風を冷風出力部に出力させるもの
    であることを特徴とする請求項1または2または7また
    は8記載の覚醒装置。
  16. 【請求項16】 冷風コントロール部は、弱い微風の風
    速を変化させるものであることを特徴とする請求項15
    記載の覚醒装置。
  17. 【請求項17】 冷風コントロール部は、弱い微風の風
    温を冷風の風温よりも高くしていることを特徴とする請
    求項9または15記載の覚醒装置。
  18. 【請求項18】 人体の覚醒度を計測する覚醒度検出手
    段を備え、冷風コントロール部はこの覚醒度検出手段の
    出力に応じて冷風出力部を作動させるものであることを
    特徴とする請求項1から17までのいずれかの項に記載
    の覚醒装置。
JP7337579A 1995-12-25 1995-12-25 覚醒装置 Withdrawn JPH09173458A (ja)

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