JPH09172826A - 乗用移植機 - Google Patents

乗用移植機

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JPH09172826A
JPH09172826A JP34228195A JP34228195A JPH09172826A JP H09172826 A JPH09172826 A JP H09172826A JP 34228195 A JP34228195 A JP 34228195A JP 34228195 A JP34228195 A JP 34228195A JP H09172826 A JPH09172826 A JP H09172826A
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JP
Japan
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riding
stock
operating
changing
levers
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Pending
Application number
JP34228195A
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English (en)
Inventor
Makoto Yasuda
安田  真
Yasunari Nakao
康也 中尾
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 株間の変更を作業性良く行えるようにする。 【解決手段】 乗用自走機体1に移植装置を連結し、乗
用自走機体1に、その乗用自走機体1の走行速度と移植
装置の移植速度との比を変更する株間変更手段と、それ
に対する操作レバー19とを設けてある乗用移植機であ
って、操作レバー19として複数の操作レバー19A,
19Bを設け、乗用運転座席8の足元部のうち左右一側
方に片寄った位置に、複数の操作レバー19A,19B
のそれぞれを外部にそれらの操作部19a,19bが露
出する状態で左右方向に並べて配置し、それら操作レバ
ー19A,19Bのうち左右外方に位置する操作レバー
19Aを、下方への操作動が株間変更手段を株間増大方
向に操作する動作となる状態に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業走行方向の苗
移植間隔を変更可能に構成してある田植機で代表される
移植機で、詳しくは、乗用自走機体に移植装置を連結
し、前記乗用自走機体に、その乗用自走機体の走行速度
と前記移植装置の移植速度との比を変更する株間変更手
段と、それに対する操作レバーとを設けてある乗用移植
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、乗用運転座席の下方で左右の
フェンダーを繋ぐ状態でミッションケースの上部を覆う
カバー内に前記の操作レバーを設け、カバーに蓋により
開閉されるレバー操作口を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、株間を変更する際、一々蓋を開閉操作
する必要があって、手数を要し、手間が掛かるといった
欠点があった。
【0004】本発明の目的は、株間の変更を作業性良く
行えるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる第1発明の構成及び作用並びに効果は次の通りであ
る。
【0006】〔構成〕乗用自走機体に移植装置を連結
し、前記乗用自走機体に、その乗用自走機体の走行速度
と前記移植装置の移植速度との比を変更する株間変更手
段と、それに対する操作レバーとを設けてある乗用移植
機であって、前記操作レバーを乗用運転座席の足元部
に、下方への操作動が株間変更手段を株間増大方向に操
作する動作となる状態で、かつ、外部に操作部が露出す
る状態に配置してある点にある。
【0007】〔作用〕操作レバーを乗用運転座席の足元
部に操作部が露出する状態に設けてあるから、操作レバ
ーを操作して株間を変更する際、その操作レバーを直ち
に操作することができる。
【0008】そして、上記のように操作レバーを外部に
露出する状態で乗用運転座席の足元部に配置する構成を
採用すると、乗降時などにその露出する操作レバーの踏
みつけるおそれがある。
【0009】ところで、一般に、圃場に移植すべき苗と
して用意している苗の量は、圃場に大きさ及び予定の株
間に応じて決めており、余分に苗を用意していることは
非常に少ない。その結果、例えば、予定の株間よりも小
さい株間で移植作業を行った場合、苗が不足して、圃場
の全体に苗を移植することができなくなる。
【0010】上記の二点に着目して、操作レバーを、下
方への操作動が株間変更手段を株間増大方向に操作する
動作となる状態に設けてあるから、操作レバーを踏みつ
けてそれを知らずに移植作業を行った場合には、株間を
大きくして苗を移植することになり、圃場全体への苗の
移植を完遂することができる。
【0011】〔効果〕その結果、第1発明によれば、株
間変更を操作性良く行うことができ、しかも、そのため
の構成に起因した操作レバーの不測な踏みつけがあって
も、圃場の全体に対する苗移植を確実に行うことができ
るようになった。
【0012】請求項2に係る本発明による第2発明の構
成及び作用並びに効果は次の通りである。
【0013】〔構成〕乗用自走機体に移植装置を連結
し、前記乗用自走機体に、その乗用自走機体の走行速度
と前記移植装置の移植速度との比を変更する株間変更手
段と、それに対する操作レバーとを設けてある乗用移植
機であって、前記操作レバーとして複数の操作レバーを
設け、乗用運転座席の足元部のうち左右一側方に片寄っ
た位置に、前記複数の操作レバーのそれぞれを外部にそ
れらの操作部が露出する状態で左右方向に並べて配置
し、それら操作レバーのうち左右外方に位置する操作レ
バーを、下方への操作動が前記株間変更手段を株間増大
方向に操作する動作となる状態に設けてある点にある。
【0014】〔作用〕操作レバーを乗用運転座席の足元
部に操作部が露出する状態に設けてあるから、操作レバ
ーを操作して株間を変更する際、その操作レバーを直ち
に操作することができる。
【0015】そして、株間変更を多段に行う場合、操作
レバーが複数となって、それらを乗用運転座席の足元部
に左右方向に並置することになるが、乗降などに伴って
踏みつけられやすい操作レバーは、最も外側に位置する
ものである。すなわち、操作レバーを踏みつけた場合、
それは大体外側の操作レバーを踏みつけている場合であ
る。
【0016】上記の二点及びこの点に着目して、左右方
向に並置した複数の操作レバーのうち左右外方に位置す
る操作レバーを、下方への操作動が前記株間変更手段を
株間増大方向に操作する動作となる状態に設けてあるか
ら、操作レバーを踏みつけたのを知らずに移植作業を行
っても、株間を大きくして苗を移植することになり易
く、圃場全体への苗の移植を完遂し易い。
【0017】〔効果〕その結果、第2発明によれば、株
間変更を操作性良く行うことができ、しかも、そのため
の構成に起因した操作レバーの不測な踏みつけがあって
も、圃場の全体に苗を移植できる確率を非常に高いもの
にすることができるようになった。
【0018】
【発明の実施の形態】乗用移植機の一例である乗用田植
機への適用例を示す。乗用田植機は、図1、図2に示す
ように、乗用自走機体1の後部に移植装置の一例である
苗植え付け装置2をリンク3を介して昇降自在に連結
し、前記リンク3に作用して苗植え付け装置2を昇降す
る油圧シリンダ4を設けて構成されている。
【0019】前記乗用自走機体1は、左右一対の操向駆
動前車輪5と左右一対の駆動後車輪6とステアリングハ
ンドル7と乗用運転座席8とを備え、前記操向駆動前車
輪5と駆動後車輪6との上部を一連に覆う左右一対のフ
ェンダ9を備えている。
【0020】前記乗用運転座席8の下方には、ミッショ
ンケース10が配置されており、このミッションケース
10の上部は、前記左右のフェンダ9を繋ぐ状態のカバ
ー11が配置されている。
【0021】そして、前記ミッションケース10には、
図3に示すように、乗用自走機体1の前部に搭載したエ
ンジン12により伝動シャフト13を介して駆動される
走行用の静油圧式無段変速装置14が取り付けられてお
り、内部には、走行速度を高低2段に変更するための副
変速装置15と、前記苗植え付け装置2の苗植え付け速
度を高低5段に変更するための株間変速装置16と、前
記静油圧式無段変速装置14のポンプ14Pから汎用動
力取り出し軸P1への動力伝達を断続するためのクラッ
チ17とが設けられている。
【0022】前記副変速装置15は、前記静油圧式無段
変速装置14のモータ14Mの動力を、前記駆動後車輪
6の差動機構18及び操向駆動前車輪5への動力取り出
し軸P2に振り分け伝達するように設けられている。
【0023】前記株間変速装置16は、前記モータ14
Mの動力を前記苗植え付け装置2への動力取り出し軸P
3に伝達するように設けられており、2つのシフタ16
a,16bを有する。つまり、この株間変速装置16
が、乗用自走機体1の走行速度Vと苗植え付け装置2の
苗植え付け速度vとの比V/vを変更することにより、
作業走行に伴って圃場に植え付けられる苗の走行方向で
の間隔(株間)Lを変更する株間変更手段である。
【0024】前記株間変速装置16に対する操作レバー
19として、各シフタ16a,16bに対応した2本の
操作レバー19A,19Bが設けられており、これら操
作レバー19A,19Bは、図1、図2に示すように、
前記乗用運転座席8の足元部のうち左右一側方に片寄っ
た位置にそれらの操作部19a,19bをカバー11か
ら外方に突出させる状態で左右方向に並置されている。
詳述すると、両操作レバー19A,19Bは上下に操作
動するものであって、操作レバー19A,19Bのうち
外側に位置する操作レバー19Aは、3段変速用のもの
で、下方への操作動が前記株間変速装置16を株間増大
方向(比V/vを大きくする方向で、苗植え付け装置2
の苗植え付け速度vを小さくする方向)に操作する動作
となるように設けられている。また、外側に位置する操
作レバー19Bは、2段変速用のもので、下方への操作
動が前記株間変速装置16を株間減少方向(比V/vを
小さくする方向で、苗植え付け装置2の苗植え付け速度
vを大きくする方向)に操作する動作となるように設け
られている。
【0025】従って、この実施の形態では、外側の操作
レバー19Aを誤って踏みつけ作動させたのを知らずに
作業を行った場合、株間が大きくなり、苗不足を招来す
ることなく圃場の全体に苗を植え付けることができる。
【0026】〔別実施形態〕上記の実施の形態におい
て、他の操作レバー19Bも、下方への操作動が前記株
間変速装置16を株間増大方向に操作する動作となるよ
うに設ける。
【0027】上記の実施の形態では、操作レバー19と
して、2本の操作レバー19A,19Bを備えたものを
示したが、3本以上の操作レバー19を備えたものにも
本発明は適用できる。3本以上の場合、外側に位置する
操作レバー19を、下方への操作動が前記株間変速装置
16を株間増大方向に操作する動作となるように設ける
形態、外側2本の操作レバー19を、下方への操作動が
前記株間変速装置16を株間増大方向に操作する動作と
なるように設ける形態、操作レバー19の全部を、下方
への操作動が前記株間変速装置16を株間増大方向に操
作する動作となるように設ける形態などを採用できる。
【0028】また、上記実施の形態における外側の操作
レバー19Aの位置にのみ、或いは、内側の操作レバー
19Bの位置にのみ一本の操作レバー19を設けて実施
する。この1本の操作レバー19を設ける実施の形態で
は、この操作レバー19を、下方への操作動が前記株間
変速装置16を株間増大方向に操作する動作となる状態
に設ける。この場合、操作レバー19の左右方向での設
置位置は自由に設定することができる。
【0029】上記実施の形態では、乗用田植機への適用
例を示したが、本発明は、各種の乗用移植機に適用する
ことができる。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す乗用移植機の全体側面図
【図2】実施の形態を示す乗用移植機の要部の平面図
【図3】実施の形態を示す乗用移植機の伝動構造の概略
【符号の説明】
1 乗用自走機体 2 移植装置 8 乗用運転座席 19 操作レバー 19A 操作レバー 19B 操作レバー 19a 操作部 19b 操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用自走機体(1)に移植装置(2)を
    連結し、前記乗用自走機体(1)に、その乗用自走機体
    (1)の走行速度(V)と前記移植装置(2)の移植速
    度(v)との比(V/v)を変更する株間変更手段と、
    それに対する操作レバー(19)とを設けてある乗用移
    植機であって、前記操作レバー(19)を乗用運転座席
    (8)の足元部に、下方への操作動が株間変更手段を株
    間増大方向に操作する動作となる状態で、かつ、外部に
    操作部(19a)が露出する状態に配置してある乗用移
    植機。
  2. 【請求項2】 乗用自走機体(1)に移植装置(2)を
    連結し、前記乗用自走機体(1)に、その乗用自走機体
    (1)の走行速度(V)と前記移植装置(2)の移植速
    度(v)との比(V/v)を変更する株間変更手段と、
    それに対する操作レバー(19)とを設けてある乗用移
    植機であって、前記操作レバー(19)として複数の操
    作レバー(19A),(19B)を設け、乗用運転座席
    (8)の足元部のうち左右一側方に片寄った位置に、前
    記複数の操作レバー(19A),(19B)のそれぞれ
    を外部にそれらの操作部(19a),(19b)が露出
    する状態で左右方向に並べて配置し、それら操作レバー
    (19A),(19B)のうち左右外方に位置する操作
    レバー(19A)を、下方への操作動が前記株間変更手
    段を株間増大方向に操作する動作となる状態に設けてあ
    る乗用移植機。
JP34228195A 1995-12-28 1995-12-28 乗用移植機 Pending JPH09172826A (ja)

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JP34228195A JPH09172826A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 乗用移植機

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JP34228195A JPH09172826A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 乗用移植機

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ID=18352516

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JP (1) JPH09172826A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002094643A1 (fr) * 2001-05-24 2002-11-28 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. Structure d'agencement de levier de commande d'une machine de repiquage de riz
KR100433335B1 (ko) * 2001-04-02 2004-05-28 이세키노우키가부시키가이샤 시비 이앙기
KR100588314B1 (ko) * 1998-10-20 2006-06-13 얀마-노키 가부시키가이샤 이식기의 모종 이식기구
JP2012249535A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Iseki & Co Ltd 苗移植機

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KR100433335B1 (ko) * 2001-04-02 2004-05-28 이세키노우키가부시키가이샤 시비 이앙기
WO2002094643A1 (fr) * 2001-05-24 2002-11-28 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. Structure d'agencement de levier de commande d'une machine de repiquage de riz
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