JPH09172669A - 移動通信システムにおけるコーデック切替方法およびatm同報トランク装置 - Google Patents

移動通信システムにおけるコーデック切替方法およびatm同報トランク装置

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JPH09172669A
JPH09172669A JP7330827A JP33082795A JPH09172669A JP H09172669 A JPH09172669 A JP H09172669A JP 7330827 A JP7330827 A JP 7330827A JP 33082795 A JP33082795 A JP 33082795A JP H09172669 A JPH09172669 A JP H09172669A
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JP
Japan
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codec
mobile communication
exchange
switch
atm
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JP7330827A
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English (en)
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So Ishida
創 石田
Terunori Niwa
輝記 丹羽
Masafumi Onuki
雅史 大貫
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速度の音声符号を用いる回線区間を、より
長くすることができるようにした移動通信システムにお
けるコーデック切替方法およびATM同報トランク装置
を提供する。 【解決手段】 従来はコーデックを移動通信用加入者交
換機12と移動端末10との間に設置していたのに対し
て、本発明ではコーデックを交換機の脇に設置し、通常
は関門交換機14のコーデック16を使用し、キャッチ
ホンなどの付加サービスを起動する場合にはコーデック
を加入者交換機12のコーデック20に切替える。これ
により、サービストランクは従来のままで、中継回線の
コストを減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の音声符号を
使用する移動通信システムにおけるコーデック切替方法
およびATM同報トランク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の移動通信システムにおけ
る移動端末と固定端末の接続構成を示す。本図に示した
移動通信システムは、移動端末1と、コーデック2と、
移動通信用加入者交換機3と、移動通信用関門交換機4
とを含む移動通信網5、ならびに、固定通信用交換機6
と、固定端末7とを含む固定通信網8から構成されてい
る。
【0003】従来、固定通信網8においては音声符号と
して符号速度が64Kbit/secであるμ−law
が用いられている。また、コールウェイティング,3者
通話,ガイダンス等のサービストランク(図示せず)も
μ−lawに対応して作られている。
【0004】一方、移動通信網5では、無線の有効利用
を図るために、無線回線では低速度の音声符号を用いて
いる。図1に示した従来例では、符号速度が5.6Kb
it/secであるPSI−CELPを示している。こ
のPSI−CELPは日本におけるデジタル移動通信の
ハーフレート音声符号として用いられているが、これ以
外にもフルレート音声符号として用いられている符号速
度が11.2Kbit/secであるVSELP、ヨー
ロッパで用いられている符号速度が22.8Kbit/
secであるRPE−LTPなど、様々な音声符号が知
られている。
【0005】しかし、移動通信網5の交換機間において
はμ−lawを用いている。そのため、移動通信用加入
者交換機3と移動端末1との間にコーデック2を設置
し、低速度の音声符号とμ−lawの変換を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1に示した従来の通
信システムにみられるように、低速度の音声符号の回線
と、μ−lawの回線を比較すると、低速度の音声符号
の回線は廉価に構成されるため、できるだけ移動通信用
関門交換機側に近い交換機にコーデックを設置し、その
コーデックを使用することにより、できるだけ長い区間
を低速度の音声符号の回線で接続することが望まれてい
る。
【0007】しかし、移動通信用加入者交換機でコー
デックを制御する必要があること;交換機間に音声符
号に対応して複数の回線を設置することは高価であるこ
と;低速度の音声符号対応のサービストランクが高価
であること;ほとんどの通信が移動端末と固定端末間
の通信であることから、従来は、移動通信用加入者交換
機と移動端末の間にコーデックを設置し、そのコーデッ
クを使用していた。
【0008】よって本発明の第1の目的は、上述の点に
鑑み、低速度の音声符号を用いる回線区間を、より長く
することができるようにした移動通信システムにおける
コーデック切替方法およびATM同報トランク装置を提
供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、コーデック
の設置位置に自由度を持たせ、効率的なコーデック制御
を可能とした移動通信システムにおけるコーデック切替
方法およびATM同報トランク装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、符号1および符号2を含む複数の音声
符号を使用すると共に、交換機1および交換機2を含む
複数の交換機にそれぞれコーデックを収容した移動通信
システムにおいて、使用すべきコーデックの切替制御を
行うにあたり、前記交換機1と前記交換機2との間に2
つの回線をマルチ接続し、それぞれの前記回線に前記交
換機1に収容したコーデック、あるいは、前記交換機2
に収容したコーデックのいずれかを接続し、前記交換機
1もしくは前記交換機2において前記2つの回線を切替
えることにより、前記交換機1あるいは前記交換機2を
経由する通信中に通信を止めることなくコーデックを切
替えるものである。ここで、移動通信に必要なサービス
トランクへの接続も一括して制御することが可能であ
る。
【0011】また、ATM信号を入力して保持する入力
手段と、保持された前記ATM信号のヘッダを書き換え
るヘッダ書き換え手段と、ヘッダが書き換えられた前記
ATM信号を出力する出力手段と、前記ヘッダ書き換え
手段と前記出力手段を繰り返し実行させる手段とを具備
したATM同報トランク装置を構成することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2,図3,図4に示す通信シス
テム構成は、本発明の実施の各形態を例示したものであ
る。
【0013】まず、図2および図3に示すように、移動
通信用関門交換機14または固定通信用交換機42にコ
ーデック16,44を設置し、移動通信用加入者交換機
12からそのコーデックを遠隔制御することで、低速度
の音声符号の回線区間をより多くすることができる。
【0014】さらに、図4に示すように、コールウェイ
ティング等のサービスを開始するときはコーデックの位
置を切替え、移動通信用加入者交換機12に設置するコ
ーデック20を使用することで、μ−law対応のサー
ビストランク22を使用可能とする。このことにより、
低速度の音声符号対応のサービストランクは必要なくな
る。
【0015】また、サービスを開始する直前までは移動
通信用関門交換機14または固定通信用交換機42に設
置したコーデック16,44(図2,図3参照)を使用
することで、低速度の音声符号の回線区間をより長く使
用することが可能となる。
【0016】さらに、交換機間に複数の伝送速度に対応
が可能なATM(非同期転送モード)伝送路を用いるこ
とで、交換機間で複数の音声符号を利用するにも拘ら
ず、単一の回線を設置するだけでよいことになる。
【0017】
【実施例】実施例1 図5は、本発明を適用した実施例1を示す。本図に示す
実施例1のシステムは、移動端末10、固定端末40、
移動端末10と固定端末40を接続する移動通信用加入
者交換機12および移動通信用関門交換機14、移動端
末10で使用するPSI−CELPと固定端末40で使
用するμ−lawの間の符号変換を行うコーデック1
6,20からなる。これらのコーデックは、移動通信用
加入者交換機12と移動通信用関門交換機14にそれぞ
れに設置され収容される交換機にて通話回線と接続され
る。
【0018】なお、実際には移動通信用加入者交換機1
2と、移動通信用関門交換機14との間に中継交換機が
ある場合があるが、ここでは省略してある。同様に、固
定通信用交換機も省略してある。
【0019】さらに、コーデックは移動通信用加入者交
換機12および移動通信用関門交換機14でなく、中継
交換機あるいは固定通信用交換機に設置しても良い。こ
の場合には、以下の説明における移動通信用加入者交換
機もしくは移動通信用関門交換機を、中継交換機あるい
は固定通信用交換機と置き換えればよい。
【0020】移動端末で使用する音声符号はPSI−C
ELP以外の音声でもよく、この場合、以下の説明にお
けるPSI−CELPを、それぞれの音声符号と置き換
えればよい。
【0021】また、交換機間をATMで接続することに
より、PSI−CELPおよびμ−lawを含む複数の
伝送速度の通信が可能となる。
【0022】図6は、図5に示したシステム構成の下
に、移動端末10と固定端末40との間の通常の通信形
態を示す。移動端末10から出たPSI−CELP信号
は移動通信用関門交換機14に接続するコーデック20
でμ−law信号となり、固定用交換機(図示せず)を
経て固定端末40に届く。他方、固定端末40から出た
μ−law信号は固定用交換機を経て移動通信用関門交
換機14に接続するコーデック16でPSI−CELP
信号となり、移動通信用加入者交換機12を経て移動端
末10に届く。
【0023】通信中にコーデックの制御を行う場合、移
動通信用加入者交換機12は移動通信用関門交換機14
につながるコーデック16へ信号を送り、遠隔制御を行
う。
【0024】また、固定端末40へガイダンスを送出す
る場合は、移動通信用加入者交換機12が移動通信用関
門交換機14へ信号を送り、移動通信用関門交換機14
でガイダンスを送出する。このようにすることで、PS
I−CELP信号によるガイダンストランクを設置する
必要がなくなる。
【0025】さらに、コールウェイティングが発生した
場合、第2コールは移動通信用加入者交換機12へ着信
される。μ−lawによるコールウェイティングトラン
ク22(図4参照)を使用する場合には、コールウェイ
ティングトランク22の入力はμ−lawである必要が
あるので、コーデックの位置を移動通信用関門交換機1
4から移動通信用加入者交換機12へ切替える必要があ
る。ただし、音声信号が一定時間以上途絶えると、ユー
ザへのサービス上よくないため、コーデック切替は音声
信号が途絶えないように行う必要がある。
【0026】次に、図7〜図10を参照してコーデック
の切替手順を説明する。ここで、固定端末40から移動
端末10へ向かう信号の切替手順を図7および図8に、
移動端末10から固定端末40へ向かう信号の切替手順
を図9および図10に示す。なお、以下の説明では図
7,図8について述べているが、図9,図10について
も同様の手順で切替ができるので、詳細な説明は省略す
る。
【0027】図7において、(A)は移動通信用関門交
換機14に接続するコーデック16を使用している状態
である。移動通信用加入者交換機12はコーデックの切
替手順を開始すると、まず移動通信用関門交換機14に
マルチ接続指示を出す。
【0028】マルチ接続指示を受けた移動通信用関門交
換機14は、今まで接続していた回線はそのまま接続を
保持する一方で、新たに移動通信用加入者交換機12へ
回線を接続し、コーデックへ流すμ−law信号のコピ
ーを生成し、新たに接続した回線にも流す。回線接続を
受けた移動通信用加入者交換機12は回線をコーデック
20へ接続する。この状態を、図7の(B)に示す。
【0029】次に、移動通信用加入者交換機12におい
て移動端末10へ接続する回線を、移動通信用関門交換
機14のコーデック16が接続されている回線から、移
動通信用加入者交換機12のコーデック20が接続され
ている回線へ切替を行う。この切替は、移動通信用加入
者交換機12の交換スイッチの設定を替えるだけなの
で、音声信号を途絶えさせることなしに行うことができ
る。この状態を、図8の(C)に示す。
【0030】コーデックの切替が完了すると、移動通信
用加入者交換機12は移動通信用関門交換機14に切断
指示を出し、古い回線、つまり移動通信用関門交換機1
4のコーデック16が接続されている回線を切断する。
この状態を、図8の(D)に示す。
【0031】上記手順によりコーデックの切替が完了す
ると、移動通信用加入者交換機12はコールウェイティ
ングの処理を行う。コールウェイティングトランクの代
わりに3者通話トランク等多端子トランクを使用する場
合も、上記コールウェイティングと同様の手順でコーデ
ックの切替を行う。
【0032】実施例2 図11〜図13は、本発明を適用した実施例2を示す。
以下に述べる実施例2は上記の実施例1とは異なり、コ
ーデック切替とコールウェイティングの処理を同時に行
うものである。
【0033】実施例2のシステムは、移動端末10、固
定端末40、移動端末10と固定端末40を接続する移
動通信用加入者交換機12および移動通信用関門交換機
14、移動端末10で使用するPSI−CELPと固定
端末40で使用するμ−lawの間の符号変換を行うコ
ーデック16,20、コールウェイティングサービスに
対応したコールウェイティングトランク22からなる。
これらのコーデックは、移動通信用加入者交換機12と
移動通信用関門交換機14それぞれに設置され収容され
る交換機にて通話回線と接続される。
【0034】なお、実際には移動通信用加入者交換機1
2と、移動通信用関門交換機14との間に中継交換機が
ある場合があるが、ここでは省略してある。同様に、固
定通信用交換機も省略してある。
【0035】さらに、コーデックは移動通信用加入者交
換機12および移動通信用関門交換機14でなく、中継
交換機あるいは固定通信用交換機に設置しても良い。こ
の場合には、以下の説明における移動通信用加入者交換
機もしくは移動通信用関門交換機を、中継交換機あるい
は固定通信用交換機と置き換えればよい。
【0036】移動端末で使用する音声符号はPSI−C
ELP以外の音声でもよく、この場合、以下の説明にお
けるPSI−CELPを、それぞれの音声符号と置き換
えればよい。
【0037】また、交換機間をATMで接続することに
より、PSI−CELPおよびμ−lawを含む複数の
伝送速度の通信が可能となる。
【0038】なお、図11〜図13では固定端末40か
ら移動端末10へ向かう信号の切替手順を示している
が、移動端末10から固定端末40へ向かう信号の切替
手順も同様に行うことができるので、詳細な説明は省略
する。
【0039】まず、図11において、(A)はコールウ
ェイティング契約を行っている移動端末10が通信を行
っており、移動通信用関門交換機14に接続するコーデ
ック16を使用している状態である。移動端末10へ第
2の着信があると、移動通信用加入者交換機12はコー
デックの切替とコールウェイティング起動の手順を開始
し、移動通信用関門交換機14にマルチ接続指示を出す
(図11の(B)参照)。
【0040】マルチ接続指示を受けた移動通信用関門交
換機14は、今まで接続していた回線はそのまま接続を
保持する一方で、新たに移動通信用加入者交換機12へ
回線を接続し、コーデックへ流すμ−law信号のコピ
ーを生成し、新たに接続した回線にも流す。回線接続を
受けた移動通信用加入者交換機12は回線をコールウェ
イティングトランク(22)入側端子へ接続する。この
状態を、図12の(C)に示す。
【0041】次に、移動通信用加入者交換機12におい
てコールウェイティングトランク(22)出側端子とコ
ーデック(20)入側端子を接続する。この状態を、同
じく図12の(C)に示す。
【0042】次に、移動端末10へ接続する回線を、移
動通信用関門交換機14のコーデック16が接続されて
いる回線から、移動通信用加入者交換機12のコーデッ
ク20(出側端子)が接続されている回線へ切替を行
う。この切替は、移動通信用加入者交換機12の交換ス
イッチの設定を替えるだけなので、音声信号を途絶えさ
せることなく行うことができる。この状態を、図12の
(D)に示す。
【0043】コーデックの切替が完了すると、移動通信
用加入者交換機12は移動通信用関門交換機14に切断
指示を出し、古い回線、つまり移動通信用関門交換機1
4のコーデック16が接続されている回線を切断する。
この状態を、図13の(E)に示す。
【0044】以上で切り替え手順は完了するが、上記の
実施例1および本実施例2で使用しているコールウェイ
ティングトランク22の代わりに、3者通話トランク等
多端子トランクを使用する場合にも、上記コールウェイ
ティングと同様の手順でコーデックの切替を行うことが
できる。
【0045】実施例3 図14は、本発明を適用した実施例3を示す。以下に述
べる実施例3では、既述の実施例1と実施例2における
移動通信用加入者交換機12あるいは移動通信用関門交
換機14でのマルチ接続を行う手順,構成を示す。
【0046】この実施例3は、実施例1および実施例2
に示した各装置からなるネットワーク内において移動通
信用加入者交換機12、移動通信用関門交換機14、中
継交換機、固定通信用交換機のそれぞれに設置すること
ができる。
【0047】図14に示した実施例3は、ATMスイッ
チ70にて今まで接続されていた回線に加え、新たに回
線を接続し、今まで接続されていた回線の内容のコピー
を生成し新たに接続された回線に送出する、同報機能の
実現を図るものである。ここでは、通常のATM交換手
順として、ATMセル1からATMセル3への交換の例
を以下に述べる。
【0048】まず、ATM入力側より入力されたATM
セル1は入力バッファ60Cに入力される。この入力バ
ッファ60Cにおいて、ATMセルに出力先の出力バッ
ファのアドレスが付加される。その後、高速バス62が
空くと、入力バッファ60Cは高速バス62にATMセ
ルを送出する。出力バッファ64Aは高速バス62を監
視し、自己宛のATMセルをその出力バッファ64Aに
取り込む。出力バッファ64ではATMセルヘッダを書
き換え、ATMセル3としてATM出力する。
【0049】次に、マルチ接続を行う場合のATM交換
手順として、ATMセル2からATMセル4とATMセ
ル4′への交換の例を以下に述べる。
【0050】ATM入力側より入力されたATMセル2
は、入力バッファ60Aに入力される。この入力バッフ
ァ60Aにおいて、ATMセルに出力先の出力バッファ
のアドレスが付加される。このとき、マルチ接続を行う
ため、セルに複数の出力バッファのアドレスが付加され
る。その後、高速バス62が空くと、入力バッファ60
Aは高速バス62にATMセルを送出する。出力バッフ
ァ64B,64Dは高速バス62を監視し、自己宛のA
TMセルをその出力バッファに取り込む。セルに複数の
アドレスが付加されているため、複数の出力バッファ6
4B,64DがATMセルをそれぞれ取り込むこととな
る。これらの出力バッファ64B,64DではATMセ
ルヘッダを書き換え、ATMセル4あるいはATMセル
4′としてATM出力する。
【0051】なお、上記の例では複数のアドレスを付加
しているが、例えば10個の出力バッファがある場合
に、出力バッファのアドレスを10ビットとし、出力対
象の出力バッファを1、それ以外を0とするようなアド
レスを用いると、1つのアドレスで複数の出力先を指定
することができる。
【0052】実施例4 図15〜図17を参照して、本発明の実施例4を説明す
る。この実施例4は、既述の実施例1と実施例2におけ
る移動通信用加入者交換機12でのマルチ接続を行うも
のである。
【0053】図15は、本実施例によるマルチ接続の手
順を示す。通常の通信では(1)に示すようにATMセ
ル2をATMスイッチ70で交換し、ATMセル3とし
て出力する。また、同図の(2)は、同報トランク90
を使用し、ATMセル2をATMセル3とATMセル
3′の2つのセルとして出力する方法を示す。すなわ
ち、ATMスイッチ70に入力したセル2は同報トラン
ク90へ出力され、同報トランク90はセル2をコピー
して2つのATMセル(ATMセル3およびATMセル
3′)とし、ATMスイッチへ出力するものである。
【0054】図16は、図15に示した同報トランク9
0の構成を示す。この同報トランク90に入力されたA
TMセルは、入力バッファ82を経由してメモリ83に
蓄積される。メモリ83に蓄積されたATMセルは制御
部86の制御によりヘッダを書き換えられながら、複数
回数、出力バッファ84へ出力される。
【0055】図17は、図16に示した同報トランクの
制御部86の動作を示す。制御部86はセルの入力があ
ると(S1)、予め決められた数だけ、ヘッダの書き換
えおよびセルの出力を繰り返す(S2〜S4)。そし
て、全ての出力が終了すると、再び次のセルの入力を待
つ(S1)。
【0056】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、低
速度の音声符号の回線区間を長く取ることが可能とな
る。また、その際に、低速度の音声符号対応のサービス
トランクは不要となる。
【0057】さらに本発明によれば、コーデックの設置
位置は、移動通信用加入者交換機にあっても、中継交換
機にあっても、移動通信用関門交換機にあっても、固定
通信用交換機にあってもよくなるので、特定の交換機に
おいてコーデックが不足した場合にも、別の交換機に設
置しているコーデックが利用可能になる。かくして、通
信網全体として設置するコーデックの数を少なくするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来から知られている移動通信システムを示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態として、移動通信用関門交
換機のコーデックを用いる場合のシステム構成図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態として、固定通信用交換機
のコーデックを用いる場合のシステム構成図である。
【図4】本発明の実施の形態として、コールウェイティ
ング開始時の接続状態を示すシステム構成図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するためのシステム構
成図である。
【図6】本発明の一実施例における通常の通信状態を示
す図である。
【図7】固定端末から移動端末への音声信号伝達のため
のコーデック移動手順を示す図である。
【図8】固定端末から移動端末への音声信号伝達のため
のコーデック移動手順を示す図である。
【図9】移動端末から固定端末への音声信号伝達のため
のコーデック移動手順を示す図である。
【図10】移動端末から固定端末への音声信号伝達のた
めのコーデック移動手順を示す図である。
【図11】その他のコーデック移動手順を示す図であ
る。
【図12】その他のコーデック移動手順を示す図であ
る。
【図13】その他のコーデック移動手順を示す図であ
る。
【図14】ATMスイッチにおいて信号のコピーを得る
ための説明図である。
【図15】ATMスイッチにおいて信号のコピーを得る
ための他の手法を示す説明図である。
【図16】図15に示した同報トランクの構成を示すブ
ロック図である。
【図17】図16に示した同報トランク制御部の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 移動端末 12 移動通信用加入者交換機 14 移動通信用関門交換機 16 コーデック 18 コーデック 20 コーデック 22 コールウェイティングトランク 30 移動通信網 40 固定端末 42 固定通信用交換機 44 コーデック 50 固定通信網 60 入力バッファ 62 高速バス 64 出力バッファ 70 ATMスイッチ 82 入力バッファ 83 メモリ 84 出力バッファ 86 制御部 88 ヘッダ書換部 90 同報トランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/18 9466−5K H04L 11/20 D 12/28 H04Q 3/00 3/42 107

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号1および符号2を含む複数の音声符
    号を使用すると共に、交換機1および交換機2を含む複
    数の交換機にそれぞれコーデックを収容した移動通信シ
    ステムにおいて、使用すべきコーデックの切替制御を行
    うにあたり、 前記交換機1と前記交換機2との間に2つの回線をマル
    チ接続し、 それぞれの前記回線に前記交換機1に収容したコーデッ
    ク、あるいは、前記交換機2に収容したコーデックのい
    ずれかを接続し、 前記交換機1もしくは前記交換機2において前記2つの
    回線を切替えることにより、 前記交換機1あるいは前記交換機2を経由する通信中に
    通信を止めることなくコーデックを切替えることを特徴
    とする移動通信システムにおけるコーデック切替方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコーデック切替方法に
    おいて、移動通信に必要なサービストランクへの接続も
    一括して制御することを特徴とする移動通信システムに
    おけるコーデック切替方法。
  3. 【請求項3】 ATM信号を入力して保持する入力手段
    と、 保持された前記ATM信号のヘッダを書き換えるヘッダ
    書き換え手段と、 ヘッダが書き換えられた前記ATM信号を出力する出力
    手段と、 前記ヘッダ書き換え手段と前記出力手段を繰り返し実行
    させる手段とを具備したことを特徴とする移動通信シス
    テムにおけるATM同報トランク装置。
JP7330827A 1995-12-19 1995-12-19 移動通信システムにおけるコーデック切替方法およびatm同報トランク装置 Pending JPH09172669A (ja)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11168512A (ja) * 1997-09-09 1999-06-22 Lucent Technol Inc ディジタル情報を効率的にルーティングする通信システム及びその方法
WO2001082640A1 (fr) * 2000-04-26 2001-11-01 Fujitsu Limited Procede de communication multipoint et dispositif de commande de communication
JP2003511922A (ja) * 1999-10-02 2003-03-25 エリクソン インコーポレイテッド コーデック可用性及び加入リファレンスに基づくipネットワークにおけるルーティング

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