JP3007015B2 - 移動端末宛メッセージ蓄積システム - Google Patents

移動端末宛メッセージ蓄積システム

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JP3007015B2
JP3007015B2 JP1353795A JP1353795A JP3007015B2 JP 3007015 B2 JP3007015 B2 JP 3007015B2 JP 1353795 A JP1353795 A JP 1353795A JP 1353795 A JP1353795 A JP 1353795A JP 3007015 B2 JP3007015 B2 JP 3007015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動端末へ宛たメッセ
ージを蓄積し、蓄積したメッセージを呼出端末に配送す
る移動端末宛メッセージ蓄積システムに関し、特に、簡
易型携帯電話システム(PHSシステム;パーソナルハ
ンディホンシステム)に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、メッセージ蓄積システムの一般
的な構成を示すものである。図2において、2個の端末
1、1間の音声やデータ等(以下、メッセージと呼ぶ)
を交換処理する交換機(局用交換機又は構内交換機)2
には、所定端末1へ向けたメッセージを蓄積するメッセ
ージ蓄積装置3が接続されている。メッセージ蓄積サー
ビスを契約している端末1から蓄積サービスの開始が指
示されると、交換機2にそのことが記憶され、その後、
他の端末1からその蓄積サービスの開始指示を行なった
端末1へのメッセージがあると、交換機2はそのメッセ
ージをメッセージ蓄積装置3に転送して蓄積させる。蓄
積メッセージを配送させる場合には、端末1からその指
示を行ない、交換機2が端末1及びメッセージ蓄積装置
3間を接続させて蓄積メッセージを端末1に配送させ
る。
【0003】ここで、メッセージ蓄積装置3の機能を数
多くの端末1で利用するために、メッセージ蓄積装置3
と交換機2間の論理的接続は、端末1を収容する側のイ
ンタフェースである加入者線インタフェースではなく、
交換機間や、交換機及び網機器間の接続インタフェース
である網間インタフェースで接続されている。なお、メ
ッセージ蓄積装置3及び交換機2間を、電気物理的には
加入者線インタフェースで接続している場合もあるが、
交換機2からみると、メッセージ蓄積装置3が端末1と
全く同じには見えずメッセージ蓄積装置3を制御する特
別な手順が必要であり、この場合も網間インタフェース
で接続されていることとなる。
【0004】ところで、既存の移動通信システムにおい
ても、メッセージ蓄積サービスを提供可能なものがあ
る。このシステムでも、移動通信網又は有線通信網内の
いずれかの交換機にメッセージ蓄積装置が上述と同様に
網間インタフェース又は、ユーザ・網インタフェース
(例えばIインタフェース)によって接続され、メッセ
ージ蓄積サービスを提供している。
【0005】近年、開発研究が盛んに行なわれている実
用化が間近な、図3にシステムの概略構成を示すPHS
システムにおいても、既存の移動通信システムと同様
に、メッセージ蓄積サービスを提供し得ることが望まれ
ている。
【0006】図3において、PHSシステムは、移動通
信網を備えず、PHS端末(図面上PSで表している)
11との無線通信を行なう無線基地局(図面上CSで表
している)12が有線通信網13に直接接続されてお
り、また、PHS端末11がどの無線基地局12に収容
されているかを示す位置情報を管理する位置登録機能部
14を備えている。ここで、有線通信網13は、無線基
地局12からPHS端末11の位置登録要求があれば位
置登録機能部14に与える。また、有線通信網13は、
あるPHS端末11への通信要求が他の端末(固定端末
又はPHS端末)からあれば、通信先PHS端末11を
収容している無線基地局12の識別情報を位置登録機能
部14から取り出してその無線基地局12に通信先PH
S端末11への着信指令を与える。
【0007】なお、PHS端末11及び無線基地局12
間は、RCR(財団法人電波システム開発センタ)で標
準化された無線インタフェースで接続され、無線基地局
12及び有線通信網13間は、TTC(社団法人電信電
話技術委員会)で標準化されたI´と称されているイン
タフェース(以下、I´インタフェースと呼ぶ;JT−
I430、JT−Q921−b、JT−Q931−b、
JT−Q932−b)で接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】PHSシステムにおい
てメッセージ蓄積サービスを提供しようとした場合、既
存の移動通信システムと同様に、有線通信網13内の交
換機13aにメッセージ蓄積装置を網間インタフェース
又は、,ユーザ・網インタフェース(例えばIインタフ
ェース)によって接続してメッセージ蓄積サービスを提
供することが考えられる。
【0009】しかしながら、この場合には、PHS端末
11をサービスを受けるものとして登録する場合や、登
録したPHS端末11がサービスの開始や解除を指示す
る毎に有線通信網13において、メッセージ蓄積機能の
ための特別の処理を行なうことを要する。当然に、通信
網13の設備を改造することなく、メッセージ蓄積サー
ビスを提供できることが好ましい。
【0010】実際上、PHS端末11、無線基地局12
及び位置登録機能部14等を保有しいてPHSサービス
を提供する事業者は、有線通信網事業者(例えば日本電
信電話株式会社)と別事業者であることが郵政省によっ
て指導されている。メッセージ蓄積サービスを受ける者
は、PHSサービスを提供する事業者と契約するので、
この面からも、通信網13の設備の改造を行なうことな
く、メッセージ蓄積サービスを提供できることが好まし
い。
【0011】なお、PHSシステム以外の移動通信シス
テムであっても、通信網側設備の改造なしに、簡単な構
成によってメッセージ蓄積サービスを提供し得ることが
望まれている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、移動端末へ宛たメッセージを蓄
積し、蓄積したメッセージを呼出端末に配送する移動端
末宛メッセージ蓄積システムにおいて、(1) 通信網及び
無線基地局間の回線インタフェースに従って、無線基地
局と同様な形態で通信網との情報を授受するインタフェ
ース終端部と、メッセージの蓄積及び配送を行なうメッ
セージ蓄積部とを有する、無線基地局の識別情報が割り
当てられているメッセージ蓄積装置と、(2) 移動端末の
位置情報を管理記憶するものであって、通信網がメッセ
ージ蓄積装置をアクセスするための情報も、移動端末の
位置情報の形態で記憶する位置登録機能部とを有するこ
とを特徴とする
【0013】
【作用】本発明の移動端末宛メッセージ蓄積システムに
おいては、メッセージ蓄積装置に、無線基地局の識別情
報を割り当てると共に、通信網及び無線基地局間の回線
インタフェースに従って、無線基地局と同様な形態で通
信網との情報を授受するインタフェース終端部を備える
ようにし、また、移動端末の位置情報を管理記憶する位
置登録機能部に、通信網がメッセージ蓄積装置をアクセ
スするための情報も、移動端末の位置情報の形態で記憶
するようにしたことにより、通信網が、メッセージ蓄積
装置をメッセージ蓄積装置として認識することなく無線
基地局の1個として情報を授受できるようにしたもので
ある。
【0014】その結果、通信網の構成をなんら改造する
ことなく、メッセージ蓄積サービスを提供し得る。
【0015】
【実施例】
(A)第1実施例 以下、本発明の移動端末宛メッセージ蓄積システムをP
HSシステムに適用した第1実施例を図面を参照しなが
ら説明する。ここで、図1が第1実施例のシステム構成
を示すブロック図である。
【0016】図1において、第1実施例の移動端末メッ
セージ蓄積システムは、PHSシステムの構成要素とし
てのPHS端末21−a、…と、無線基地局22−1、
22−2、…と、交換機23aを有して交換処理する有
線通信網23と、PHS端末を収容している無線基地局
情報を管理、登録する位置登録機能部24と、固定端末
26−b、…とに加えて、メッセージ蓄積装置25を備
えている。
【0017】なお、以下の説明において、PS<i>
(iは任意)はPHS端末の識別情報を表し、CS<#
j>(jは任意)は無線基地局の識別情報を表してい
る。
【0018】この第1実施例の場合、メッセージ蓄積装
置25には無線基地局の識別情報CS<#m>が割り当
てられ、また、メッセージ蓄積装置25と有線通信網2
3とは、無線基地局22−jと有線通信網23との間の
回線インタフェースであるI´インタフェースによって
接続されている。すなわち、有線通信網23が、メッセ
ージ蓄積装置25をメッセージ蓄積装置25として認識
することなく基地局識別情報CS<#m>が割り当てら
れている無線基地局として情報を授受できるようになさ
れている。
【0019】メッセージ蓄積装置25は、I´インタフ
ェース終端部30とメッセージ蓄積部31とを備える。
【0020】I´インタフェース終端部30は、I´イ
ンタフェースに従う有線通信網23との情報授受を行な
うものであり、例えば、擬似的な無線基地局である当該
メッセージ蓄積装置25に関連するPHS端末の識別情
報の取り出し等を行なう。このI´インタフェース終端
部30自体は、一般の無線基地局22−jのI´インタ
フェース終端部と同様なものである。
【0021】メッセージ蓄積部31は、図示は省略する
が、CPUや、処理プログラムやメッセージ管理情報を
格納する第1のメモリや、メッセージを格納する第2の
メモリ(例えばディスク装置)や、メッセージを格納形
式や伝送形式に変換(例えばA/D変換、D/A変換、
圧縮、伸長等)する信号変換部等で形成されている。メ
ッセージ蓄積部31は、機能的には、いずれかのPHS
端末に代わってその端末向メッセージを受信、蓄積する
蓄積処理部31aと、蓄積メッセージを端末に配送する
配送処理部31bとからなる。メッセージ蓄積部30の
機能の詳細については、後述する動作説明で明らかにす
る。
【0022】この第1実施例のPHS端末21−i(i
はa、…)は、自己宛メッセージを蓄積させる蓄積モー
ドを登録させる登録指令、自己宛の蓄積されているメッ
セージの配送指令、及び、蓄積モードの登録を解除させ
る解除指令の送出構成を備えている。なお、配送指令
は、PHS端末として実存しない識別情報がPS<C>
の仮想端末への着信要求が該当するとする。蓄積モード
の開始指令や解除指令は通常の位置登録要求と同様に、
無線基地局と位置登録機能部24間に取り決められた任
意の手順により行なわれる。なお、蓄積モードの開始指
令や解除指令も、実存しない仮想端末への着信要求を利
用する形式であっても良い。
【0023】位置登録機能部24は、図示は省略する
が、CPUや、処理プログラム等を格納する第1のメモ
リや、登録位置情報を格納する第2のメモリ(例えばデ
ィスク装置)等から構成されている。第1実施例の位置
登録機能部24は、機能的には、PHS端末を収容して
いる無線基地局情報を管理、登録する図示しない一般的
な機能部に加えて、メッセージの蓄積を指示したPHS
端末の登録、解除を行なう蓄積端末登録解除機能部24
a、メッセージ蓄積装置25に蓄積メッセージの配送を
実行させるための情報を固定的に記録している配送起動
情報記憶部24bを有する。これら機能部24a及び2
4bの処理については、以下の動作説明で明らかにす
る。
【0024】次に、第1実施例の移動端末宛メッセージ
蓄積システムの各種の動作を、図4〜図7を参照しなが
ら説明する。
【0025】(1-1) 識別情報PS<A>が割り当てられ
ているPHS端末21−aが、自己宛メッセージを蓄積
させる蓄積モードの登録指令を位置登録機能部24に向
けて発行すると、図4に示すように、収容無線基地局2
2−1、有線通信網23を順次介してその指令が位置登
録機能部24に到達する。
【0026】(1-2) このとき、位置登録機能部24の蓄
積端末登録解除機能部24aは、PHS端末21−aを
実際に収容している無線基地局22−1の識別情報CS
<#1>に代えて、メッセージ蓄積装置25に割り当て
られている基地局識別情報CS<#m>をそのPHS端
末21−aの位置として登録する。すなわち、PS<A
>とCS<#1>とを対応付けている情報24a1か
ら、PS<A>とCS<#m>とを対応付けている情報
24a2に変更する。このような登録により、識別情報
がPS<A>のPHS端末21−aへの通信要求が、基
地局識別情報CS<#m>が割り当てられているメッセ
ージ蓄積装置25に与えられるので、蓄積モードを登録
したことになる。
【0027】なお、位置登録機能部24はかかる登録の
終了時に、PHS端末21−aに登録指令を受け付けた
ことを返送するようにしても良い。
【0028】また、契約端末以外からの指令は、メッセ
ージ蓄積サービスを契約していないPHS端末は自己宛
メッセージの蓄積開始指令を発行できないようにした
り、また、位置登録機能部24に契約端末か否かの判定
機能を持たせたりして排除すれば良い。
【0029】位置登録機能部24は、蓄積モードの登録
指令を受けた後は、その解除指令を受けるまで、当該P
HS端末21−aの移動等により発生する位置登録要求
は拒否する。
【0030】以上のような登録時において、有線通信網
23は、位置登録要求を位置登録機能部24に与えると
いう従来と同一の動作だけを行なっている。
【0031】(1-3) このような状態において、図5に示
すように、固定端末26−bが識別情報PS<A>が割
り当てられているPHS端末21−aへの通信要求を発
生したとする。
【0032】(1-4) 有線通信網23は、PHS端末21
−aへの通信要求であるので、位置登録機能部24から
そのPHS端末21−aを収容している無線基地局の識
別情報CS<#m>を取出す。そして、有線通信網23
は、識別情報CS<#m>が割り当てられている無線基
地局(有線通信網23は無線基地局と認識しているが上
述したようにメッセージ蓄積装置25)に、PHS端末
21−aへの着信指令を送出する。
【0033】(1-5) メッセージ蓄積装置25において、
I´インタフェース終端部30は、PHS端末21−a
として、有線通信網23を介した固定端末26−bとの
接続リンクを確立する。
【0034】(1-6) メッセージ蓄積部31は、例えばメ
ッセージを蓄積するのでメッセージを送出することを求
めるメッセージを固定端末26−bに送出し、それに応
じて固定端末26−bから送出されてきたメッセージを
受信して蓄積する。このような受信、蓄積が終了する
と、I´インタフェース終端部30又は固定端末26−
bは接続リンクを切断する。
【0035】以上のようなメッセージの蓄積時におい
て、有線通信網23は、着信先のPHS端末を収容して
いる無線基地局の識別情報を取り出して、その無線基地
局(メッセージ蓄積装置25)と発信端末とのリンクを
接続させるという従来と同一の動作を行なっている。
【0036】(1-7) 識別情報PS<A>が割り当てられ
ているPHS端末21−aが、図6に示すように、メッ
セージ蓄積装置25に蓄積されている自己宛メッセージ
の配送を要求するときは、PHS端末として実存しない
識別情報がPS<C>の仮想端末への通信要求を行な
う。
【0037】(1-8) 有線通信網23は、PHS端末21
−cへの通信要求であるので、位置登録機能部24から
そのPHS端末21−cを収容している無線基地局の識
別情報CS<#m>を取出す。そして、有線通信網23
は、識別情報CS<#m>が割り当てられている無線基
地局(有線通信網23は無線基地局と認識しているが上
述したようにメッセージ蓄積装置25)に、PHS端末
21−cへの着信指令を送出する。
【0038】(1-9) メッセージ蓄積装置25において、
I´インタフェース終端部30は、PHS端末21−c
として、有線通信網23等を介したPHS端末21−a
との接続リンクを確立する。
【0039】(1-10)メッセージ蓄積部31は、PHS端
末21−aから仮想上のPHS端末21−cへの接続で
あることから、PHS端末21−aへの蓄積メッセージ
の配送要求であることを認識し、蓄積メッセージをPH
S端末21−aに送出する。このような送出が終了する
と、I´インタフェース終端部30は、PHS端末21
−aとの接続リンクを切断する。
【0040】以上のような蓄積メッセージの配送時にお
いても、有線通信網23は、着信先のPHS端末(仮想
上のPHS端末21−c)を収容している無線基地局の
識別情報を取り出して、その無線基地局(メッセージ蓄
積装置25)と発信端末(PHS端末21−a)とのリ
ンクを接続させるという従来と同一の動作を行なってい
る。
【0041】(1-11)識別情報PS<A>が割り当てられ
ているPHS端末21−aが、図7に示すように、蓄積
モードの解除指令を位置登録機能部24に向けて発行す
ると、その時点の収容無線基地局22−2、有線通信網
23を順次介してその指令が位置登録機能部24に到達
する。
【0042】(1-12)このとき、位置登録機能部24の蓄
積端末登録解除機能部24aは、メッセージ蓄積装置2
5に割り当てられている基地局識別情報CS<#m>を
そのPHS端末21−aの位置として登録している内容
を解除し、そのPHS端末21−aの位置情報としてそ
の時点で実際に収容している無線基地局22−2の識別
情報CS<#2>を登録する。すなわち、PS<A>と
CS<#m>とを対応付けている情報24a2から、P
S<A>とCS<#2>とを対応付けている情報24a
3に変更する。
【0043】以上のような解除時においても、有線通信
網23は、位置登録要求を位置登録機能部24に与える
という従来と同一の動作だけを行なっている。
【0044】以上のように、上記第1実施例によれば、
メッセージ蓄積装置25に無線基地局の識別情報CS<
#m>を割り当てると共に、メッセージ蓄積装置25と
有線通信網23とを、無線基地局22−jと有線通信網
23との間のインタフェースであるI´インタフェース
によって接続し、メッセージ蓄積装置25が、有線通信
網23からみて基地局識別情報CS<#m>が割り当て
られている無線基地局として動作させるようにしたの
で、有線通信網23側をなんら改造することなく、メッ
セージ蓄積サービスを提供できるシステムを構築するこ
とができる。
【0045】なお、メッセージ蓄積サービスを提供しよ
うとした場合、メッセージ蓄積装置は必要であってこの
メッセージ蓄積装置には通信網とのインタフェース終端
部が必要であるので、また、PHSシステムでは位置登
録機能部は必須であるので、第1実施例によるメッセー
ジ蓄積サービスの実現構成は、有線通信網23の改造を
不要にしただけでなく、簡単な構成によってメッセージ
蓄積サービスを実現できていることになる。
【0046】また、第1実施例によれば、各移動端末に
ついては1個の情報しか管理しない位置登録機能部24
を使用してメッセージ蓄積装置25をアクセスするよう
にしたので、メッセージ蓄積装置をアクセスする際に暗
証番号を入力することは不要であり、加入者は、単に動
作モードを指示する操作だけを行なえば良い。
【0047】(B)第2実施例 次に、本発明の移動端末宛メッセージ蓄積システムをP
HSシステムに適用した第2実施例を図面を参照しなが
ら説明する。ここで、図8が第2実施例のシステム構成
を示すブロック図であり、上述した図1との同一、対応
部分には同一符号を付して示している。
【0048】この第2実施例は、PHS端末からの蓄積
モードの解除指令が蓄積メッセージの配送指令を兼ねて
いる点が第1実施例とは大きく異なっており、そのた
め、構成上、第1実施例とは以下の点が異なる。
【0049】第2実施例の位置登録機能部24は、配送
起動情報記憶部24bを備えず、その代わりに、蓄積モ
ードが解除された端末の情報をメッセージ蓄積装置25
に通知する解除端末通知部24cを有する。また、この
第2実施例のメッセージ蓄積装置25の配送処理部31
bは、蓄積モードが解除された端末情報が通知されたと
きに配送処理を起動するものであり、識別情報がPS<
C>である仮想端末への着信要求があったときに配送処
理を起動する第1実施例とは異なっている。
【0050】この第2実施例においても、蓄積モードを
登録する場合の処理、蓄積モードの登録がなされている
PHS端末へのメッセージをメッセージ蓄積装置25が
代行受信して蓄積する場合の処理は、第1実施例と同様
であるので、その説明は省略する。
【0051】以下、蓄積モードの解除指令がPHS端末
から送出された場合での一連の処理を図9を参照しなが
ら詳述する。
【0052】(2-1) 識別情報PS<A>が割り当てられ
ているPHS端末21−aが、図9に示すように、蓄積
モードの解除指令を位置登録機能部24に向けて発行す
ると、その時点の収容無線基地局22−2、有線通信網
23を順次介してその指令が位置登録機能部24に到達
する。
【0053】(2-2) このとき、位置登録機能部24の蓄
積端末登録解除機能部24aは、メッセージ蓄積装置2
5に割り当てられている基地局識別情報CS<#m>を
そのPHS端末21−aの位置として登録している内容
を解除し、そのPHS端末21−aの位置情報としてそ
の時点で実際に収容している無線基地局22−2の識別
情報CS<#2>を登録する。
【0054】(2-3) その後、位置登録機能部24の解除
端末通知部24cは、有線通信網23を介してメッセー
ジ蓄積装置25に、PHS端末21−aが蓄積モードを
解除して受信可能状態になったことを通知する。かかる
通知は、PHS端末21−aに係る蓄積メッセージの配
送起動を意味している。
【0055】(2-4) かかる通知を受領したメッセージ蓄
積装置25は、PHS端末21−aに係る蓄積メッセー
ジの有無を判定し、蓄積メッセージがあれば、PHS端
末21−aへの通信要求を有線通信網23へ送出する。
有線通信網23は、PHS端末21−aへの通信要求で
あるので、位置登録機能部24からそのPHS端末21
−aを収容している無線基地局の識別情報CS<#2>
を取出す。
【0056】(2-5) 有線通信網23は、取り出した識別
情報CS<#2>が付与されている無線基地局22−2
に、PHS端末21−aへの着信指令を送出し、これに
よりメッセージ蓄積装置25とPHS端末21−aとの
接続リンクが確立される。
【0057】(2-6) メッセージ蓄積部31は蓄積メッセ
ージを送出し、このような送出が終了すると、I´イン
タフェース終端部30又はPHS端末21−aは接続リ
ンクを切断する。
【0058】この第2実施例によっても、メッセージ蓄
積装置25に無線基地局の識別情報CS<#m>を割り
当てると共に、メッセージ蓄積装置25と有線通信網2
3とを、無線基地局22−jと有線通信網23との間の
インタフェースであるI´インタフェースによって接続
し、メッセージ蓄積装置25が、有線通信網23からみ
て基地局識別情報CS<#m>が割り当てられている無
線基地局として動作させるようにしたので、有線通信網
23側をなんら改造することなく、メッセージ蓄積サー
ビスを提供できる簡単な構成のシステムを構築すること
ができる。また、各PHS端末については1個の情報し
か管理しない位置登録機能部を使用してメッセージ蓄積
装置をアクセスするようにしたので、メッセージ蓄積装
置をアクセスする際に暗証番号を入力することは不要に
できる。
【0059】さらに、この第2実施例によれば、PHS
端末から網側に対して配送指令を取り立てて送出するこ
となく、蓄積メッセージの配送を実行できるという使い
勝手面からのメリットを有する。
【0060】(C)第3実施例 次に、本発明の移動端末宛メッセージ蓄積システムをP
HSシステムに適用した第3実施例を図面を参照しなが
ら説明する。ここで、図10が第3実施例のシステム構
成を示すブロック図であり、上述した図1との同一、対
応部分には同一符号を付して示している。
【0061】この第3実施例は、あるPHS端末に係る
蓄積メッセージを他の端末(固定端末やPHS端末)へ
も配送することができるようにした点が第1実施例とは
大きく異なっており、そのため、構成上、第1実施例と
は以下の点が異なる。
【0062】第3実施例のメッセージ蓄積装置25に
は、無線基地局の識別情報CS<#m>が割り当てられ
ているだけでなく、固定端末の識別情報(加入者電話番
号)TE<#mA>及びTE<#mI>も割り当てられ
ている。また、メッセージ蓄積装置25と有線通信網2
3とは、無線基地局22−jと有線通信網23との間の
インタフェースであるI´インタフェースによって接続
されていると共に、アナログ加入者線及びISDN加入
者線によっても接続されている。すなわち、有線通信網
23が、メッセージ蓄積装置25をメッセージ蓄積装置
25として認識することなく、基地局識別情報CS<#
m>が割り当てられている無線基地局として情報を授受
できるようにメッセージ蓄積装置25が構成されてお
り、また、固定端末識別情報TE<#mA>及びTE<
#mI>が割り当てられているアナログ端末又はISD
N端末として情報を授受できるようにメッセージ蓄積装
置25が構成されている。
【0063】この第3実施例のメッセージ蓄積装置25
は、I´インタフェース終端部30とメッセージ蓄積部
31とに加えて、アナログ加入者線終端部32及びIS
DN加入者線終端部33を備える。
【0064】I´インタフェース終端部30は第1実施
例のものと同様なものである。アナログ加入者線終端部
32は、メッセージ蓄積装置25がアナログ端末として
有線通信網23と情報を授受できるようなインタフェー
ス処理を行なうものであり、一般のアナログ端末26−
k(kはb、…)に設けられているものと同様である。
ISDN加入者線終端部33は、メッセージ蓄積装置2
5がISDN端末として有線通信網23と情報を授受で
きるようなインタフェース処理を行なうものであり、一
般のISDN端末(図示せず)に設けられているものと
同様である。
【0065】メッセージ蓄積部31は、第1実施例と同
様な蓄積処理部31a及び配送処理部31bに加えて、
第2配送処理部31cを備える。第2配送処理部31c
は、任意の端末からの、あるPHS端末に係る蓄積メッ
セージの配送指令に対して蓄積メッセージの配送処理を
実行するものである。第2配送処理部31cは、メッセ
ージ蓄積サービスの契約者の暗証番号とPHS端末の識
別情報とを対応付けたデータを保有している。メッセー
ジ蓄積部31は、I´インタフェース終端部30の処理
によって接続リンクが確立したときには配送処理部31
bを有効とし、アナログ加入者線終端部32及びISD
N加入者線終端部33の処理によって接続リンクが確立
したときには第2配送処理部31cを有効とする。
【0066】以下、任意の端末への蓄積メッセージの配
送処理を図11を参照しながら詳述する。なお、かかる
処理以外の処理は、第1実施例と同一であるのでその説
明は省略する。また、アナログ端末(以下では固定端末
と表現している)26−dからの配送要求がある場合と
して処理を説明する。
【0067】(3-1) 例えば、固定端末26−dを用い
て、PHS端末21−aに係る蓄積メッセージの配送を
求める場合には、まず、識別情報TE<#mA>が割り
当てられている固定端末として実存しない仮想端末への
発信接続を行なう。このとき、有線通信網23は、識別
情報TE<#mA>が割り当てられている固定端末(有
線通信網23は固定端末と認識しているが上述したよう
にメッセージ蓄積装置25)に着信指令を送出する。こ
れにより、固定端末26−d及びメッセージ蓄積装置2
5間の接続リンクが確立する。
【0068】(3-2) メッセージ蓄積装置25は、アナロ
グ加入者線を介した接続リンクの確立であって、発信端
末の情報からは、どのPHS端末についての蓄積メッセ
ージを配送すべきかを特定できないので、暗証番号の入
力を求めるメッセージを固定端末26−dに送出し、そ
れに応じて、固定端末26−dから送出されてきた暗証
番号(例えばPB信号;音声認識機能を備えているなら
ば音声信号でも良い)を受信する。
【0069】(3-3) そして、メッセージ蓄積装置25
は、暗証番号とPHS端末の識別情報とを対応付けたデ
ータに対して、受信した暗証番号を照合して、どのPH
S端末についての蓄積メッセージを配送するかを認識す
る。例えば、PHS端末21−aの契約者についての暗
証番号であると、識別情報がPS<A>のPHS端末2
1−aについての蓄積メッセージを送出するものとして
認識する。
【0070】なお、暗証番号の入力に代えて、PHS端
末の識別情報を送出させて、蓄積メッセージの配送に係
るPHS端末の特定を行なうようにしても良い。
【0071】(3-4) メッセージ蓄積装置25は、PHS
端末21−aに係る蓄積メッセージの有無を判定し、蓄
積メッセージがあれば、蓄積メッセージを送出し、この
ような送出が終了すると、アナログ加入者線終端部32
又は固定端末26−dは接続リンクを切断する。
【0072】なお、蓄積メッセージに係るPHS端末2
1−aから、固定端末識別情報TE<#mA>の固定端
末への発信要求を行なって、上記のメッセージ配送を実
行させることもできる。
【0073】また、ISDN端末からの配送要求がある
場合の処理は、アナログ端末26−dからの配送要求が
ある場合の上述した処理と同様であるので、その説明は
省略する。
【0074】この第3実施例によっても、メッセージ蓄
積装置25に無線基地局の識別情報CS<#m>を割り
当てると共に、メッセージ蓄積装置25と有線通信網2
3とを、無線基地局22−jと有線通信網23との間の
インタフェースであるI´インタフェースによって接続
し、メッセージ蓄積装置25が、有線通信網23からみ
て基地局識別情報CS<#m>が割り当てられている無
線基地局として動作させるようにしたので、有線通信網
23側をなんら改造することなく、メッセージ蓄積サー
ビスを提供できる簡単な構成のシステムを構築すること
ができる。また、各PHS端末については1個の情報し
か管理しない位置登録機能部を使用してメッセージ蓄積
装置をアクセスするようにしたので、メッセージ蓄積装
置をアクセスする際に(他端末への配送の場合を除く)
暗証番号を入力することを不要にできる。
【0075】さらに、この第3実施例によれば、メッセ
ージ蓄積装置25に、固定端末としての識別情報TE<
#mA>及びTE<#mI>を割り当てると共に、アナ
ログ加入者線及びISDN加入者線の終端部32及び3
3を設けて、メッセージ蓄積装置25が、有線通信網2
3からみて識別情報TE<#mA>又はTE<#mI>
が割り当てられている固定端末として動作できるように
したので、有線通信網23側をなんら改造することな
く、蓄積メッセージを所定のPHS端末以外にも配送で
きるシステムを構築することができる。
【0076】(D)他の実施例 上記各実施例の説明においても種々変形実施例を説明し
たが、さらに以下のような変形実施例も挙げることがで
きる。
【0077】(1) 上記各実施例においては、蓄積メッセ
ージの配送を1回だけ許容するものを示したが、2回以
上許容するものであっても良く、このような観点は、従
来の各種メッセージ蓄積システムと同様である。すなわ
ち、本発明は、メッセージ蓄積装置を無線基地局と見な
して接続リンクの確立等を行なう点に特徴があり、確立
された接続リンクを利用したメッセージ蓄積機能に係る
エンド−エンドの通信形態や通信内容等は、従来の各種
メッセージ蓄積システムのものを適用することができ
る。
【0078】(2) 上記各実施例においては、メッセージ
蓄積装置に1個のI´インタフェース終端部を設けたも
のを示したが、Dチャック共用のインタフェース構造を
とり複数のI´インタフェース終端部を設けることで回
線容量を多くしても良く、このような観点は、高トラフ
ィックの無線基地局におけるI´インタフェース終端部
と同様である。
【0079】(3) 上記各実施例においては、無線基地局
と有線通信網のI´インタフェースのインタフェース構
造については、TTC標準で規定される基本インタフェ
ースを利用したものを示したが、これ以外のインタフェ
ース(例えば一次群インタフェース)が将来規定された
場合にはそれを適用することができる。すなわち、本発
明は、メッセージ蓄積装置を無線基地局と見なして接続
リンクの確立を行なう点に特徴があり、無線基地局と有
線通信網のインタフェースが追加変更されても、その規
定に追従することで、通信網側の改造を不要にできると
いう効果を同様に奏することができる。
【0080】(4) 上記各実施例においては、無線基地局
とメッセージ蓄積装置とを明確に分離したものを示した
が、物理的に双方の機能を併合した装置であっても良
い。このようにすると、それぞれに対してのトラフィッ
クが少ない場合に回線を効率良く利用でき、経済性を高
めることができる。
【0081】(5) 上記各実施例においては、蓄積モード
の登録指令や解除指令を無線基地局が直接位置登録機能
部へ発行しているものを示したが、無線基地局からメッ
セージ蓄積装置へ発行した後、メッセージ蓄積装置から
位置登録機能部へ発行するようにしても良い。
【0082】(6) 上記各実施例においては、位置登録機
能部の中での位置情報を、PHS端末を収容する無線基
地局の情報で示しているが、複数の無線基地局をグルー
プ化した情報でも良く、有線通信網が着信を指示する無
線基地局を選択できる情報の単位となっていれば良い。
すなわち、本発明は、メッセージ蓄積装置を無線基地局
と見なしてPHS端末の位置情報を管理する点に特徴が
あり、端末の位置情報の管理方式については既存の方式
を適用することができる。
【0083】(7) 上記各実施例においては、本発明をP
HSシステムに適用したものを示したが、他の移動通信
システムに本発明を適用することができる。他の移動通
信システムの場合、通信網側が移動通信網(これも有線
通信網であるが一般的な有線通信網とは異なる)と有線
通信網とでなっているが、メッセージ蓄積装置を無線基
地局として接続リンクの確立等を行なうという本発明の
特徴を適用することができ、通信網側の改造を不要にで
きるという効果を同様に奏することができる。
【0084】なお、他の移動通信システムでは、移動通
信網も移動通信の事業主体が保有するので、メッセージ
蓄積サービスを移動通信網を改造して応じる方法を採用
することもできるが、PHSシステムの場合、移動通信
網が存在せず、有線通信網の事業主体が移動通信の事業
主体と異なることになる蓋然性が非常に高いので、通信
網を改造しないで良いという上記効果の意義は大きい。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明の移動端末宛メッ
セージ蓄積システムによれば、通信網及び無線基地局間
の回線インタフェースに従って、無線基地局と同様な形
態で通信網との情報を授受するインタフェース終端部
と、メッセージの蓄積及び配送を行なうメッセージ蓄積
部とを有する、無線基地局の識別情報が割り当てられて
いるメッセージ蓄積装置と、移動端末の位置情報を管理
記憶するものであって、通信網がメッセージ蓄積装置を
アクセスするための情報も、移動端末の位置情報の形態
で記憶する位置登録機能部とを備えるので、通信網の構
成をなんら改造することなく、メッセージ蓄積サービス
を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】一般的なメッセージ蓄積システムの構成を示す
ブロック図である。
【図3】PHSシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】第1実施例の蓄積モードの登録時のシーケンス
図である。
【図5】第1実施例のメッセージ蓄積時のシーケンス図
である。
【図6】第1実施例の蓄積メッセージの配送時のシーケ
ンス図である。
【図7】第1実施例の蓄積モードの解除時のシーケンス
図である。
【図8】第2実施例の構成を示すブロック図である。
【図9】第2実施例の蓄積モードの解除時のシーケンス
図である。
【図10】第3実施例の構成を示すブロック図である。
【図11】第3実施例の蓄積メッセージの任意端末への
配送時のシーケンス図である。
【符号の説明】
21−a…PHS端末、22−1、22−2…無線基地
局、23…有線通信網、24…位置登録機能部、25…
メッセージ蓄積装置、26−b、26−d…固定端末、
30…I´インタフェース終端部、31…メッセージ蓄
積部、32…アナログ加入者線終端部、33…ISDN
加入者線終端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 H04M 3/42 - 3/58

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末へ宛たメッセージを蓄積し、蓄
    積したメッセージを呼出端末に配送する移動端末宛メッ
    セージ蓄積システムにおいて、 通信網及び無線基地局間の回線インタフェースに従っ
    て、無線基地局と同様な形態で上記通信網との情報を授
    受する第1のインタフェース終端部と、メッセージの蓄
    積及び配送を行なうメッセージ蓄積部とを有する、無線
    基地局の識別情報が割り当てられているメッセージ蓄積
    装置と、 移動端末の位置情報を管理記憶するものであって、上記
    通信網が上記メッセージ蓄積装置をアクセスするための
    情報も、移動端末の位置情報の形態で記憶する位置登録
    機能部とを有することを特徴とする移動端末宛メッセー
    ジ蓄積システム。
  2. 【請求項2】 任意の上記移動端末は蓄積モードの登録
    指令を上記位置登録機能部に位置登録情報として与え、 上記位置登録機能部は、蓄積モードの登録指令が与えら
    れたときに、その登録指令を送出した上記移動端末を収
    容している無線基地局の識別情報として、上記メッセー
    ジ蓄積装置に割り当てられている無線基地局の識別情報
    を登録することを特徴とする請求項1に記載の移動端末
    宛メッセージ蓄積システム。
  3. 【請求項3】 上記通信網が、蓄積モードの登録指令を
    送出した上記移動端末の位置情報として、上記位置登録
    機能部に格納されている上記メッセージ蓄積装置に割り
    当てられている無線基地局の識別情報に基づいて、蓄積
    モードの登録指令を送出した上記移動端末への任意の移
    動端末又は固定端末からの着信指令を与えてきたときに
    は、リンクを確立し、発信側の移動端末又は固定端末か
    らのメッセージを受信、蓄積することを特徴とする請求
    項2に記載の移動端末宛メッセージ蓄積システム。
  4. 【請求項4】 上記位置登録機能部に、仮想上の移動端
    末を収容している無線基地局の識別情報として、上記メ
    ッセージ蓄積装置に割り当てられている無線基地局の識
    別情報を固定的に登録しておき、 上記メッセージ蓄積装置は、上記通信網がこの登録内容
    に基づいて任意の移動端末からの上記仮想上の移動端末
    への着信指令を与えてきたときには、リンクを確立し、
    発信側の移動端末に向けた蓄積メッセージが存在すれば
    発信側の移動端末にその蓄積メッセージを配送すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の移動端末宛メッセ
    ージ蓄積システム。
  5. 【請求項5】 任意の上記移動端末は蓄積モードの解除
    指令を上記位置登録機能部に位置登録情報として与え、 上記位置登録機能部は、蓄積モードの解除指令が与えら
    れたときに、その上記移動端末についての位置情報を、
    上記メッセージ蓄積装置に割り当てられている無線基地
    局の識別情報の登録状態から、その移動端末を現実に収
    容している上記無線基地局の識別情報に変更することを
    特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の移動端末宛
    メッセージ蓄積システム。
  6. 【請求項6】 任意の上記移動端末は蓄積モードの解除
    指令を上記位置登録機能部に位置登録情報として与え、 上記位置登録機能部は、蓄積モードの解除指令が与えら
    れたときに、その上記移動端末についての位置情報を、
    上記メッセージ蓄積装置に割り当てられている無線基地
    局の識別情報の登録状態から、その移動端末を現実に収
    容している上記無線基地局の識別情報に変更すると共
    に、その移動端末の蓄積モードが解除されたことを上記
    メッセージ蓄積装置に通知し、 上記メッセージ蓄積装置は、この通知を受けたときに、
    蓄積モードが解除された移動端末に係る蓄積メッセージ
    があれば、その移動端末への発信要求を上記通信網に与
    えてリンクを確立させて蓄積メッセージを配送すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の移動端末宛メッセ
    ージ蓄積システム。
  7. 【請求項7】 上記メッセージ蓄積装置は、固定端末の
    識別情報も割り当てられていると共に、通信網及び固定
    端末間の回線インタフェースに従って、固定端末と同様
    な形態で上記通信網との情報を授受する第2のインタフ
    ェース終端部をさらに備え、この第2のインタフェース
    終端部が着信要求を検出してリンクを確立したときに
    は、発信側の移動端末又は固定端末から、蓄積メッセー
    ジを配送すべき移動端末の特定情報を取込んで、その移
    動端末に係る蓄積メッセージを、発信側の移動端末又は
    固定端末に配送することを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の移動端末宛メッセージ蓄積システム。
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