JPH09172626A - Ｃａｔｖヘッドエンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッドエンド用予備ユニット - Google Patents
Ｃａｔｖヘッドエンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッドエンド用予備ユニットInfo
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- JPH09172626A JPH09172626A JP7348564A JP34856495A JPH09172626A JP H09172626 A JPH09172626 A JP H09172626A JP 7348564 A JP7348564 A JP 7348564A JP 34856495 A JP34856495 A JP 34856495A JP H09172626 A JPH09172626 A JP H09172626A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 放送が停波しても自動的には放送が開始され
ない。 【解決手段】 アンテナ１の受信信号と、伝送路３の送
信信号を予備ユニット４に入力し、予備ユニットに入力
された受信信号の異常の有無をチャンネル別に検出し、
チャンネルの信号に異常の検出時、予備ユニットへの入
力受信信号中異常チャンネルと同じチャンネルの受信信
号のみを選択して伝送路３に送信する。送信信号の異常
検出をＡＧＣ電圧に基づいて検出する。第１、２入力端
子５、６と、両入力端子５、６を切替え選択可能な切替
え器７と、両信号が切替え器７から別々に入力されるチ
ューナー８と、チューナーからの入力信号を所望チャン
ネルの信号に変換するＴＶ変調器９と、切替え器７の切
り替え制御、チューナーで受信された送信信号の異常有
無の検出、チューナーの受信チャンネル制御、ＴＶ変調
器によるコンバート先チャンネルの設定を行なうＣＰＵ
１０を備える。ＴＶ変調器は変調回路１１とコンバータ
１２からなる。
ない。 【解決手段】 アンテナ１の受信信号と、伝送路３の送
信信号を予備ユニット４に入力し、予備ユニットに入力
された受信信号の異常の有無をチャンネル別に検出し、
チャンネルの信号に異常の検出時、予備ユニットへの入
力受信信号中異常チャンネルと同じチャンネルの受信信
号のみを選択して伝送路３に送信する。送信信号の異常
検出をＡＧＣ電圧に基づいて検出する。第１、２入力端
子５、６と、両入力端子５、６を切替え選択可能な切替
え器７と、両信号が切替え器７から別々に入力されるチ
ューナー８と、チューナーからの入力信号を所望チャン
ネルの信号に変換するＴＶ変調器９と、切替え器７の切
り替え制御、チューナーで受信された送信信号の異常有
無の検出、チューナーの受信チャンネル制御、ＴＶ変調
器によるコンバート先チャンネルの設定を行なうＣＰＵ
１０を備える。ＴＶ変調器は変調回路１１とコンバータ
１２からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明のヘッドエンド用予備
ユニットは、ＣＡＴＶシステムのヘッドエンドにおい
て、あるチャンネルの信号が受信増幅器（例えばＴＶシ
グナルプロセッサ）の故障等で停波したときにこの停波
したチャンネルの信号に代わる別の信号を発生し、故障
した増幅器等が復旧されるまでの間、本来の信号に代わ
って信号の送信を行なう予備ユニットに関するものであ
る。
ユニットは、ＣＡＴＶシステムのヘッドエンドにおい
て、あるチャンネルの信号が受信増幅器（例えばＴＶシ
グナルプロセッサ）の故障等で停波したときにこの停波
したチャンネルの信号に代わる別の信号を発生し、故障
した増幅器等が復旧されるまでの間、本来の信号に代わ
って信号の送信を行なう予備ユニットに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図２はＣＡＴＶシステムのヘッドエンド
における機器構成例を示したものである。このシステム
では、受信アンテナＡで受信した信号が入力分波器Ｂを
通してチャンネル毎に設けられた個々のＴＶシグナルプ
ロセッサＣに入力され、各ＴＶシグナルプロセッサＣに
おいて受信信号が再送信に適した送信用信号に処理（例
えばレベル調整）され、このチャンネル毎の送信用信号
が出力混合器Ｄで混合されて伝送路Ｅへ送信されるよう
になっている。
における機器構成例を示したものである。このシステム
では、受信アンテナＡで受信した信号が入力分波器Ｂを
通してチャンネル毎に設けられた個々のＴＶシグナルプ
ロセッサＣに入力され、各ＴＶシグナルプロセッサＣに
おいて受信信号が再送信に適した送信用信号に処理（例
えばレベル調整）され、このチャンネル毎の送信用信号
が出力混合器Ｄで混合されて伝送路Ｅへ送信されるよう
になっている。
【０００３】ところで前記システムにおいて、いずれか
のＴＶシグナルプロセッサＣが故障するとそのチャンネ
ルの信号が停波して放送が停止してしまう。そこで従来
は、故障したＴＶシグナルプロセッサＣに代わって、同
プロセッサＣで送られていたチャンネルと同じチャンネ
ルの送信用信号を発生することができる予備ユニットＦ
を設け、同ユニットＦからの信号を送信して放送が中止
されないようにしていた。前記予備ユニットＦは、ＴＶ
チューナーユニットＧと、オールチャンネルＴＶ変調ユ
ニットＨの２つの独立したユニット機器で構成され、Ｔ
ＶチューナーユニットＧはスイッチＳＷ1 の切替選択に
より所望とする１つのチャンネルの信号を受信すること
ができ、オールチャンネルＴＶ変調ユニットＨはスイッ
チＳＷ2の切替選択によりＴＶチューナーユニットＧか
ら出力される信号を希望するチャンネルの送信用信号に
コンバートして出力できるようになっていた。この予備
ユニットＦでは、加入者からの情報とかその他の情報に
より信号の停波が確認された場合に、作業員がＴＶチュ
ーナーユニットＧのスイッチＳＷ1 を切替操作して停波
した信号が受信されるように設定し、またオールチャン
ネルＴＶ変調ユニットＨのスイッチＳＷ2 を切替操作し
てチューナーユニットＧの出力信号が停波したチャンネ
ルの送信用信号にコンバートされるように設定してい
た。
のＴＶシグナルプロセッサＣが故障するとそのチャンネ
ルの信号が停波して放送が停止してしまう。そこで従来
は、故障したＴＶシグナルプロセッサＣに代わって、同
プロセッサＣで送られていたチャンネルと同じチャンネ
ルの送信用信号を発生することができる予備ユニットＦ
を設け、同ユニットＦからの信号を送信して放送が中止
されないようにしていた。前記予備ユニットＦは、ＴＶ
チューナーユニットＧと、オールチャンネルＴＶ変調ユ
ニットＨの２つの独立したユニット機器で構成され、Ｔ
ＶチューナーユニットＧはスイッチＳＷ1 の切替選択に
より所望とする１つのチャンネルの信号を受信すること
ができ、オールチャンネルＴＶ変調ユニットＨはスイッ
チＳＷ2の切替選択によりＴＶチューナーユニットＧか
ら出力される信号を希望するチャンネルの送信用信号に
コンバートして出力できるようになっていた。この予備
ユニットＦでは、加入者からの情報とかその他の情報に
より信号の停波が確認された場合に、作業員がＴＶチュ
ーナーユニットＧのスイッチＳＷ1 を切替操作して停波
した信号が受信されるように設定し、またオールチャン
ネルＴＶ変調ユニットＨのスイッチＳＷ2 を切替操作し
てチューナーユニットＧの出力信号が停波したチャンネ
ルの送信用信号にコンバートされるように設定してい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記予備
ユニットＦには次のような問題があった。 １．ＴＶチューナーユニットＧ、オールチャンネルＴＶ
変調ユニットＨが夫々独立したユニットであるため、価
格が高くなり、またスペースもとる。 ２．予備ユニットＦにＴＶシグナルプロセッサＣからの
信号停波をチェックする機能がないため、センタ側で信
号の停波に気づかないことがある。通常は加入者からの
通報により信号の停波を知らされることが多い。 ３．ＴＶシグナルプロセッサＣが故障して信号が停波し
た場合に、作業員がヘッドエンド装置まで行き、それか
らＴＶチューナーユニットＧによるチャンネルの切替選
択や、オールチャンネルＴＶ変調ユニットＨによる変調
チャンネルの切替選択を手動で行なうため、予備信号を
送信できるようになるまで時間がかかっていた。
ユニットＦには次のような問題があった。 １．ＴＶチューナーユニットＧ、オールチャンネルＴＶ
変調ユニットＨが夫々独立したユニットであるため、価
格が高くなり、またスペースもとる。 ２．予備ユニットＦにＴＶシグナルプロセッサＣからの
信号停波をチェックする機能がないため、センタ側で信
号の停波に気づかないことがある。通常は加入者からの
通報により信号の停波を知らされることが多い。 ３．ＴＶシグナルプロセッサＣが故障して信号が停波し
た場合に、作業員がヘッドエンド装置まで行き、それか
らＴＶチューナーユニットＧによるチャンネルの切替選
択や、オールチャンネルＴＶ変調ユニットＨによる変調
チャンネルの切替選択を手動で行なうため、予備信号を
送信できるようになるまで時間がかかっていた。
【０００５】本発明の目的は信号が停波するとそれを自
動的に検知して、停波した信号と同じチャンネルの予備
信号を伝送路に送信することができるＣＡＴＶヘッドエ
ンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッ
ドエンド用予備ユニットを提供することにある。
動的に検知して、停波した信号と同じチャンネルの予備
信号を伝送路に送信することができるＣＡＴＶヘッドエ
ンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッ
ドエンド用予備ユニットを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項１記
載のＣＡＴＶヘッドエンドにおける予備信号送信方法は
図１に示すように、アンテナ１で受信された全てのチャ
ンネルの受信信号と、同受信信号がチャンネル別に２以
上のＴＶシグナルプロセッサ２を通して伝送路３に送り
出される送信信号（受信信号）とをＣＡＴＶヘッドエン
ドの予備ユニット４に入力し、予備ユニット４に入力さ
れた送信信号の異常の有無をチャンネル別に検出し、い
ずれかのチャンネルの送信信号に異常が検出されると、
予備ユニット４に入力される前記受信信号のうち、異常
と検出されたチャンネルと同じチャンネルの受信信号の
みを選択し、この受信信号を予備信号として伝送路３に
送信するようにしたものである。
載のＣＡＴＶヘッドエンドにおける予備信号送信方法は
図１に示すように、アンテナ１で受信された全てのチャ
ンネルの受信信号と、同受信信号がチャンネル別に２以
上のＴＶシグナルプロセッサ２を通して伝送路３に送り
出される送信信号（受信信号）とをＣＡＴＶヘッドエン
ドの予備ユニット４に入力し、予備ユニット４に入力さ
れた送信信号の異常の有無をチャンネル別に検出し、い
ずれかのチャンネルの送信信号に異常が検出されると、
予備ユニット４に入力される前記受信信号のうち、異常
と検出されたチャンネルと同じチャンネルの受信信号の
みを選択し、この受信信号を予備信号として伝送路３に
送信するようにしたものである。
【０００７】本発明のうち請求項２記載のＣＡＴＶヘッ
ドエンドにおける予備信号送信方法は、前記送信信号の
異常検出を、予備ユニット４に入力される送信信号のレ
ベルに応じて変動されるＡＧＣ電圧に基づいて検出する
ものである。
ドエンドにおける予備信号送信方法は、前記送信信号の
異常検出を、予備ユニット４に入力される送信信号のレ
ベルに応じて変動されるＡＧＣ電圧に基づいて検出する
ものである。
【０００８】本発明のうち請求項３記載のＣＡＴＶヘッ
ドエンド用予備ユニットは図１に示すように、アンテナ
１で受信された全てのチャンネルの受信信号を入力する
第１入力端子５と、ＴＶシグナルプロセッサ２を通して
伝送路３にチャンネル別に送り出された送信信号（受信
信号）を入力する第２入力端子６と、第１、第２の両入
力端子５、６を切替え選択可能な切替え器７と、前記両
信号が切替え器７により切替え選択されて別々に入力さ
れるチューナー８と、チューナー８からの入力信号を所
望とするチャンネルの信号に変換するＴＶ変調器９と、
前記入力切り替え器７の切り替え制御、チューナー８で
受信された送信信号のチャンネル別の異常の有無の検
出、チューナー８の受信チャンネルを異常が検出された
チャンネルへ設定するチャンネル制御、ＴＶ変調器９に
よるコンバート先チャンネルの設定を行なうことができ
るＣＰＵ１０とを備えてなるものである。
ドエンド用予備ユニットは図１に示すように、アンテナ
１で受信された全てのチャンネルの受信信号を入力する
第１入力端子５と、ＴＶシグナルプロセッサ２を通して
伝送路３にチャンネル別に送り出された送信信号（受信
信号）を入力する第２入力端子６と、第１、第２の両入
力端子５、６を切替え選択可能な切替え器７と、前記両
信号が切替え器７により切替え選択されて別々に入力さ
れるチューナー８と、チューナー８からの入力信号を所
望とするチャンネルの信号に変換するＴＶ変調器９と、
前記入力切り替え器７の切り替え制御、チューナー８で
受信された送信信号のチャンネル別の異常の有無の検
出、チューナー８の受信チャンネルを異常が検出された
チャンネルへ設定するチャンネル制御、ＴＶ変調器９に
よるコンバート先チャンネルの設定を行なうことができ
るＣＰＵ１０とを備えてなるものである。
【０００９】本発明のうち請求項４記載のＣＡＴＶヘッ
ドエンド用予備ユニットは、ＴＶ変調器９が、チューナ
ー８からの入力信号を中間周波信号に変換する変調回路
１１と、中間周波信号を所望の送信信号にアップコンバ
ートするオールチャンネルアップコンバータ１２とから
構成されるものである。
ドエンド用予備ユニットは、ＴＶ変調器９が、チューナ
ー８からの入力信号を中間周波信号に変換する変調回路
１１と、中間周波信号を所望の送信信号にアップコンバ
ートするオールチャンネルアップコンバータ１２とから
構成されるものである。
【００１０】
【発明の実施の形態１】図１は本発明のＣＡＴＶヘッド
エンド用予備ユニットの実施形態例である。この予備ユ
ニット４は、受信アンテナ１で受信された信号（受信信
号）をチューニング（選局）して受信するチューナー８
と、チューナー８で受信された信号を所望とする送信チ
ャンネルの信号にコンバートして出力するＴＶ変調器９
と、これらを制御するＣＰＵ１０とが一つのユニットと
してまとめられてなる。
エンド用予備ユニットの実施形態例である。この予備ユ
ニット４は、受信アンテナ１で受信された信号（受信信
号）をチューニング（選局）して受信するチューナー８
と、チューナー８で受信された信号を所望とする送信チ
ャンネルの信号にコンバートして出力するＴＶ変調器９
と、これらを制御するＣＰＵ１０とが一つのユニットと
してまとめられてなる。
【００１１】前記チューナー８は電気的な信号を受けて
そのチューニング周波数（同調周波数）を任意に設定、
変更することができるＰＬＬシンセサイザ方式のチュー
ナーであり、同チューナー８には、予備ユニット４の２
つの入力端子（第１入力端子５と第２入力端子６）に入
力される受信信号の何方か一方が高周波リレー（入力切
替え器）７により切り替えられて入力され、またＣＰＵ
１０から受信チャンネル設定信号が入力されるようにな
っている。このチューナー８は、入力された受信信号に
ついて、受信チャンネル設定信号で設定される受信チャ
ンネル（例えばＴＶ放送における１ｃｈ、３ｃｈ、４ｃ
ｈ・・・）を選局して受信し、受信した信号をビデオ信
号に変換して出力する。また、このチューナー８は受信
チャンネルの信号を内部のＡＧＣ回路（図示されていな
い）により安定化してビデオ出力するが、このＡＧＣ回
路におけるＡＧＣ電圧（受信されている信号のレベルに
応じて増減する）を外部に出力し、ＣＰＵ１０でＡＧＣ
電圧をモニタできるようにしてある。同チューナー８に
おけるＡＧＣ電圧は、受信された信号のレベルに応じて
変動し、例えば受信された信号が停波している場合には
高レベルの電圧が継続して出力されるため、ＣＰＵ１０
においてこのＡＧＣ電圧の状態をチェックしてチューナ
ー８の受信信号が停波しているか否かの判断を可能とし
てある。
そのチューニング周波数（同調周波数）を任意に設定、
変更することができるＰＬＬシンセサイザ方式のチュー
ナーであり、同チューナー８には、予備ユニット４の２
つの入力端子（第１入力端子５と第２入力端子６）に入
力される受信信号の何方か一方が高周波リレー（入力切
替え器）７により切り替えられて入力され、またＣＰＵ
１０から受信チャンネル設定信号が入力されるようにな
っている。このチューナー８は、入力された受信信号に
ついて、受信チャンネル設定信号で設定される受信チャ
ンネル（例えばＴＶ放送における１ｃｈ、３ｃｈ、４ｃ
ｈ・・・）を選局して受信し、受信した信号をビデオ信
号に変換して出力する。また、このチューナー８は受信
チャンネルの信号を内部のＡＧＣ回路（図示されていな
い）により安定化してビデオ出力するが、このＡＧＣ回
路におけるＡＧＣ電圧（受信されている信号のレベルに
応じて増減する）を外部に出力し、ＣＰＵ１０でＡＧＣ
電圧をモニタできるようにしてある。同チューナー８に
おけるＡＧＣ電圧は、受信された信号のレベルに応じて
変動し、例えば受信された信号が停波している場合には
高レベルの電圧が継続して出力されるため、ＣＰＵ１０
においてこのＡＧＣ電圧の状態をチェックしてチューナ
ー８の受信信号が停波しているか否かの判断を可能とし
てある。
【００１２】前記ＴＶ変調器９は、変調回路１１とオー
ルチャンネルアップコンバータ１２とからなり、変調回
路１１がチューナー８より出力されるビデオ信号を中間
周波信号に変換し、オールチャンネルアップコンバータ
１２が前記中間周波信号を送信チャンネル用の信号にコ
ンバートする。オールチャンネルアップコンバータ１２
にはＣＰＵ１０から送出チャンネル設定信号が入力され
るようになっており、オールチャンネルアップコンバー
タ１２は中間周波信号を送信チャンネル設定信号で設定
される任意の送信チャンネルの信号にアップコンバート
する。
ルチャンネルアップコンバータ１２とからなり、変調回
路１１がチューナー８より出力されるビデオ信号を中間
周波信号に変換し、オールチャンネルアップコンバータ
１２が前記中間周波信号を送信チャンネル用の信号にコ
ンバートする。オールチャンネルアップコンバータ１２
にはＣＰＵ１０から送出チャンネル設定信号が入力され
るようになっており、オールチャンネルアップコンバー
タ１２は中間周波信号を送信チャンネル設定信号で設定
される任意の送信チャンネルの信号にアップコンバート
する。
【００１３】前記ＣＰＵ１０は、中央演算回路、メモリ
回路、Ｉ／Ｏ回路、Ａ／Ｄ変換回路等からなり、プログ
ラムされた手続きにしたがって、前記入力切替え信号、
受信チャンネル設定信号、送出チャンネル設定信号を出
力し、また入力されるＡＧＣ電圧についてそのレベルを
チェックする。前記入力切替え信号は高周波リレー７に
出力され、第１入力端子５と第２入力端子６に入力され
ている受信信号のどちらか一方を指定してチューナー８
に入力させる。前記受信チャンネル設定信号はチューナ
ー８に出力され、この信号はプログラムにより所定のタ
イミングで順次切り替えられて、チューナー８に例えば
ＴＶ放送における１ｃｈ、３ｃｈ、４ｃｈ・・・を順次
受信させる。前記送出チャンネル設定信号はＴＶ変調器
９に出力され、ＴＶ変調器９のコンバート先チャンネル
を設定させる。
回路、Ｉ／Ｏ回路、Ａ／Ｄ変換回路等からなり、プログ
ラムされた手続きにしたがって、前記入力切替え信号、
受信チャンネル設定信号、送出チャンネル設定信号を出
力し、また入力されるＡＧＣ電圧についてそのレベルを
チェックする。前記入力切替え信号は高周波リレー７に
出力され、第１入力端子５と第２入力端子６に入力され
ている受信信号のどちらか一方を指定してチューナー８
に入力させる。前記受信チャンネル設定信号はチューナ
ー８に出力され、この信号はプログラムにより所定のタ
イミングで順次切り替えられて、チューナー８に例えば
ＴＶ放送における１ｃｈ、３ｃｈ、４ｃｈ・・・を順次
受信させる。前記送出チャンネル設定信号はＴＶ変調器
９に出力され、ＴＶ変調器９のコンバート先チャンネル
を設定させる。
【００１４】前記ＣＰＵ１０は、受信チャンネル設定信
号が変更されて出力される度に、そのときチューナー８
から出力されるＡＧＣ電圧をチェックし（ＡＧＣ電圧は
Ａ／Ｄ変換回路によりＣＰＵ１０内で処理できるディジ
タル信号に変換されてチェックされる）、各チャンネル
の受信信号の状態をチェックする。同ＣＰＵ１０は、チ
ューナー８の受信信号について信号停波を検知すると、
そのときのチューナー８が受信している受信チャンネル
をチェックすると共に、高周波リレー７に入力切り換え
制御信号を出力して入力端子を第１入力端子５から第２
入力端子６に切り換え、ＴＶシグナルプロセッサ３の出
力信号に代わり受信アンテナ１の受信信号を用いてチュ
ーナー８に停波した信号の受信を行わせる。また同ＣＰ
Ｕ１０は、ＴＶ変調器９に送信チャンネル設定信号を出
力し、同ＴＶ変調器９のオールチャンネルアップコンバ
ータ１２に指示を与えてチューナー８のビデオ信号を送
信チャンネル用の信号にコンバートさせる。このコンバ
ート先チャンネルは、停波したチャンネルに設定される
ようにしてもよいが、他の空いているチャンネルに設定
されるようにすることも可能である。
号が変更されて出力される度に、そのときチューナー８
から出力されるＡＧＣ電圧をチェックし（ＡＧＣ電圧は
Ａ／Ｄ変換回路によりＣＰＵ１０内で処理できるディジ
タル信号に変換されてチェックされる）、各チャンネル
の受信信号の状態をチェックする。同ＣＰＵ１０は、チ
ューナー８の受信信号について信号停波を検知すると、
そのときのチューナー８が受信している受信チャンネル
をチェックすると共に、高周波リレー７に入力切り換え
制御信号を出力して入力端子を第１入力端子５から第２
入力端子６に切り換え、ＴＶシグナルプロセッサ３の出
力信号に代わり受信アンテナ１の受信信号を用いてチュ
ーナー８に停波した信号の受信を行わせる。また同ＣＰ
Ｕ１０は、ＴＶ変調器９に送信チャンネル設定信号を出
力し、同ＴＶ変調器９のオールチャンネルアップコンバ
ータ１２に指示を与えてチューナー８のビデオ信号を送
信チャンネル用の信号にコンバートさせる。このコンバ
ート先チャンネルは、停波したチャンネルに設定される
ようにしてもよいが、他の空いているチャンネルに設定
されるようにすることも可能である。
【００１５】なお、この予備ユニット４には復帰スイッ
チの様なものを設け、故障したＴＶシグナルプロセッサ
２が修理されて正常になった場合、前記復帰スイッチに
よりＣＰＵ１０を介して高周波リレー７を第１入力端子
５に切り換え、信号の正常異常を監視する監視状態に設
定することにより、初期状態に復帰させる。
チの様なものを設け、故障したＴＶシグナルプロセッサ
２が修理されて正常になった場合、前記復帰スイッチに
よりＣＰＵ１０を介して高周波リレー７を第１入力端子
５に切り換え、信号の正常異常を監視する監視状態に設
定することにより、初期状態に復帰させる。
【００１６】次に、前記ヘッドエンド用予備ユニットを
用いた予備信号送信方法を図１を用いて説明する。予備
ユニット４の第１入力端子５に、各ＴＶシグナルプロセ
ッサ２からの信号が合波されて出力される出力混合器１
５の分岐出力を入力し、第２入力端子６に受信アンテナ
１で受信され入力分波器１６で分波された受信信号を入
力し、出力端子１７は出力混合器１５に接続する。この
ようにすると、受信アンテナ１で受信された全てのチャ
ンネルの受信信号と、同受信信号がチャンネル別に複数
のＴＶシグナルプロセッサ２を通して伝送路３に送り出
される送信信号とが予備ユニット４に入力され、予備ユ
ニット４に入力された送信信号の異常の有無がチャンネ
ル別に検出され、いずれかのチャンネルの送信信号に異
常が検出されると、予備ユニット４に入力される前記受
信信号のうち、異常と検出されたチャンネルと同じチャ
ンネルの受信信号のみが選択され、この受信信号が予備
信号として伝送路３に送信される。
用いた予備信号送信方法を図１を用いて説明する。予備
ユニット４の第１入力端子５に、各ＴＶシグナルプロセ
ッサ２からの信号が合波されて出力される出力混合器１
５の分岐出力を入力し、第２入力端子６に受信アンテナ
１で受信され入力分波器１６で分波された受信信号を入
力し、出力端子１７は出力混合器１５に接続する。この
ようにすると、受信アンテナ１で受信された全てのチャ
ンネルの受信信号と、同受信信号がチャンネル別に複数
のＴＶシグナルプロセッサ２を通して伝送路３に送り出
される送信信号とが予備ユニット４に入力され、予備ユ
ニット４に入力された送信信号の異常の有無がチャンネ
ル別に検出され、いずれかのチャンネルの送信信号に異
常が検出されると、予備ユニット４に入力される前記受
信信号のうち、異常と検出されたチャンネルと同じチャ
ンネルの受信信号のみが選択され、この受信信号が予備
信号として伝送路３に送信される。
【００１７】
【発明の効果】本発明のＣＡＴＶヘッドエンドにおける
予備信号送信方法によれば次のような効果がある。 ．伝送路に伝送される信号に異常があるとそれが自動
的に検出されて、代わりの予備信号が自動的に送信され
るので、視聴者から通報を受けるまで放送が停止される
というような停波事故が防止される。
予備信号送信方法によれば次のような効果がある。 ．伝送路に伝送される信号に異常があるとそれが自動
的に検出されて、代わりの予備信号が自動的に送信され
るので、視聴者から通報を受けるまで放送が停止される
というような停波事故が防止される。
【００１８】本発明のＣＡＴＶヘッドエンド用予備ユニ
ットによれば次のような効果がある。 ．予備ユニットにチューナーとＴＶ変調器が一体化さ
れているため、コンパクトとなり、また価格的にも安価
にすることができる。 ．停波したチャンネルを自動的に検出して、停波した
チャンネルの予備信号を自動的に伝送路に送出するた
め、放送の停波事故が防止される。
ットによれば次のような効果がある。 ．予備ユニットにチューナーとＴＶ変調器が一体化さ
れているため、コンパクトとなり、また価格的にも安価
にすることができる。 ．停波したチャンネルを自動的に検出して、停波した
チャンネルの予備信号を自動的に伝送路に送出するた
め、放送の停波事故が防止される。
【図１】本発明のヘッドエンド用予備ユニットの実施形
態例を示した概略図。
態例を示した概略図。
【図２】従来のヘッドエンド用予備ユニットの一例を示
した概略図。
した概略図。
１ 受信アンテナ ２ ＴＶシグナルプロセッサ ３ 伝送路 ４ 予備ユニット ５ 第１入力端子 ６ 第２入力端子 ７ 入力切替え器 ８ チューナー ９ ＴＶ変調器 １０ ＣＰＵ １１ 変調回路 １２ オールチャンネルアップコンバータ
Claims (4)
- 【請求項１】アンテナ（１）で受信された全てのチャン
ネルの受信信号と、同受信信号がチャンネル別に２以上
のＴＶシグナルプロセッサ（２）を通して伝送路（３）
に送り出される送信信号（受信信号）とをＣＡＴＶヘッ
ドエンドの予備ユニット（４）に入力し、予備ユニット
（４）に入力された送信信号の異常の有無をチャンネル
別に検出し、いずれかのチャンネルの送信信号に異常が
検出されると、予備ユニット（４）に入力される前記受
信信号のうち、異常と検出されたチャンネルと同じチャ
ンネルの受信信号のみを選択し、この受信信号を予備信
号として伝送路（３）に送信するようにしたことを特徴
とするＣＡＴＶヘッドエンドにおける予備信号送信方
法。 - 【請求項２】前記送信信号の異常検出を、予備ユニット
（４）に入力される送信信号のレベルに応じて変動され
るＡＧＣ電圧に基づいて検出することを特徴とする請求
項１記載のＣＡＴＶヘッドエンドにおける予備信号送信
方法。 - 【請求項３】アンテナ（１）で受信された全てのチャン
ネルの受信信号を入力する第１入力端子（５）と、ＴＶ
シグナルプロセッサ（２）を通して伝送路（３）にチャ
ンネル別に送り出された送信信号（受信信号）を入力す
る第２入力端子（６）と、第１、第２の両入力端子
（５、６）を切替え選択可能な切替え器（７）と、前記
両信号が切替え器（７）により切替え選択されて別々に
入力されるチューナー（８）と、チューナー（８）から
の入力信号を所望とするチャンネルの信号に変換するＴ
Ｖ変調器（９）と、前記入力切替え器（７）の切り替え
制御、チューナー（８）で受信された送信信号のチャン
ネル別の異常の有無の検出、チューナー（８）の受信チ
ャンネルを異常が検出されたチャンネルへ設定するチャ
ンネル制御、ＴＶ変調器（９）によるコンバート先チャ
ンネルの設定を行なうことができるＣＰＵ（１０）とを
備えてなることを特徴とするＣＡＴＶヘッドエンド用予
備ユニット。 - 【請求項４】前記ＴＶ変調器（９）が、チューナー
（８）からの入力信号を中間周波信号に変換する変調回
路（１１）と、中間周波信号を所望の送信信号にアップ
コンバートするオールチャンネルアップコンバータ（１
２）とから構成されることを特徴とする請求項３記載の
ＣＡＴＶヘッドエンド用予備ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348564A JPH09172626A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | Ｃａｔｖヘッドエンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッドエンド用予備ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348564A JPH09172626A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | Ｃａｔｖヘッドエンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッドエンド用予備ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09172626A true JPH09172626A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18397874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348564A Pending JPH09172626A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | Ｃａｔｖヘッドエンドにおける予備信号送信方法とそれに使用されるヘッドエンド用予備ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09172626A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001359063A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-26 | Maspro Denkoh Corp | Ｃａｔｖシステムのヘッドエンド |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7348564A patent/JPH09172626A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001359063A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-26 | Maspro Denkoh Corp | Ｃａｔｖシステムのヘッドエンド |
| JP4515602B2 (ja) * | 2000-06-09 | 2010-08-04 | マスプロ電工株式会社 | Ｃａｔｖシステムのヘッドエンド |
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