JPH09172572A - パラメータ設定回路 - Google Patents

パラメータ設定回路

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JPH09172572A
JPH09172572A JP7349634A JP34963495A JPH09172572A JP H09172572 A JPH09172572 A JP H09172572A JP 7349634 A JP7349634 A JP 7349634A JP 34963495 A JP34963495 A JP 34963495A JP H09172572 A JPH09172572 A JP H09172572A
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JP7349634A
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Inventor
Masahiko Tomikawa
昌彦 富川
Hiroshi Murashima
弘嗣 村島
Hideki Ishibashi
秀樹 石橋
Mitsuhiro Nishiguchi
光浩 西口
Kenichi Kido
兼一 木戸
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパラメータに基づいて動作が制御され
る電子機器に対し、その動作モードに応じてパラメータ
を可変設定する回路に於いて、処理すべきデータ量を削
減する。 【解決手段】 パラメータ設定回路70はバッファレジス
タ・フラグ保持回路12及び参照用レジスタ・デフォルト
パラメータ記憶回路14を具え、参照用レジスタ・デフォ
ルトパラメータ記憶回路14には、デフォルトパラメータ
が格納されている。バッファレジスタ・フラグ保持回路
12に対してパラメータが個別に入力されたときは、該パ
ラメータを参照用レジスタ・デフォルトパラメータ記憶
回路14の参照用レジスタ32に設定し、パラメータの個別
入力がない状態でモードデータが入力されたときは、そ
の動作モードについてのデフォルトパラメータを参照用
レジスタ32に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパラメータ
に基づいて動作が制御される電子機器に対し、その動作
モードに応じてパラメータを可変設定するためのパラメ
ータ設定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルVTR等の映像処理装置に於い
ては、映像表示に際して、例えば画面分割表示やズーム
表示等の種々の特殊効果を与えるために、数多くのパラ
メータ(例えば画面分割数、ウインドウ枠の太さや色、
ズーム率、ズーム枠の位置等)を映像処理用ICに設定
する必要があるが、これらのパラメータをICの外部回
路から任意に可変設定出来る構成を採用して、映像表示
状態の最適調整を可能としたものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、映像処理用IC
の機能は極めて多様化しており、これに伴って設定すべ
きパラメータの数が増大し、動作状態を変更する度に多
量のデータを所定周期内(例えば映像信号の1フレーム
内)に入力せねばならない。この結果、パラメータ設定
のために専用のマイクロコンピュータを増設する必要が
生じている。しかし、これによって回路規模が大きくな
り、ソフトウエアも繁雑となる問題がある。
【0004】本発明の目的は、必要な複数のパラメータ
を設定するに際して、処理すべきデータ量を軽減するこ
とが可能なパラメータ設定回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るパラメータ設
定回路は、複数のパラメータに基づいて動作が制御され
る電子機器に対し、その動作モードに応じてパラメータ
を可変設定するためのパラメータ設定回路であって、そ
の第1の構成は、(a) 電子機器の動作モードを表わす
モードデータとパラメータを入力するための入力手段、
(b) パラメータのデフォルト値が動作モード毎に格納
されているデフォルトパラメータ記憶手段、及び(c)
パラメータが入力されたときは該パラメータを設定し、
パラメータの入力がない状態でモードデータが入力され
たときは、該モードデータによって指定される動作モー
ドについてのパラメータのデフォルト値を前記デフォル
トパラメータ記憶手段から読み出して設定するパラメー
タ設定制御手段を具えている。
【0006】上記パラメータ設定回路に於いては、デフ
ォルトパラメータ記憶手段に予めパラメータのデフォル
ト値が格納されており、パラメータの入力がない状態で
モードデータを入力すれば、該モードデータによって指
定される動作モードについて、複数のパラメータのデフ
ォルト値が読み出されて、これらの値がパラメータとし
て設定される。従って、動作モードに対する依存度の高
い複数のパラメータについては、そのデフォルト値を格
納しておくことにより、該動作モードを表わす1つのモ
ードデータを入力するだけで、これら複数のパラメータ
が自動的に設定されることになる。又、パラメータをデ
フォルト値とは異なる値に設定する場合には、該パラメ
ータを個別に入力することによって、その値がデフォル
ト値に替えて設定される。
【0007】本発明に係るパラメータ設定回路の第2の
構成は、(a) 電子機器の動作モードを表わすモードデ
ータと、動作モードに対する依存度の低い個別パラメー
タと、動作モードに対する依存度の高いモード別パラメ
ータとを入力するための入力手段、(b) モード別パラ
メータのデフォルト値が動作モード毎に格納されている
デフォルトパラメータ記憶手段、(c) 個別パラメータ
及びモード別パラメータを動作モード毎に格納するため
の参照用レジスタ手段、(d) 個別パラメータ或いはモ
ード別パラメータが入力されたときは、該個別パラメー
タ或いはモード別パラメータを参照用レジスタ手段に格
納する第1制御手段、及び(e) モード別パラメータの
入力がない状態で、モードデータが入力されたときは、
該モードデータによって指定される動作モードについて
のモード別パラメータのデフォルト値を前記デフォルト
パラメータ記憶手段から読み出して、参照用レジスタ手
段に格納する第2制御手段を具えている。
【0008】上記パラメータ設定回路に於いては、デフ
ォルトパラメータ記憶手段に予めパラメータのデフォル
ト値が格納されており、モード別パラメータの入力がな
い状態でモードデータを入力すれば、該モードデータに
よって指定される動作モードについて、複数のモード別
パラメータのデフォルト値が読み出されて、これらの値
がパラメータとして設定される。又、デフォルト値とは
異なる値のモード別パラメータを設定する場合には、該
モード別パラメータを個別に入力することによって、該
パラメータをデフォルト値に替えて設定することが出来
る。ここで、モード別パラメータについては、動作モー
ドに対する依存度が高いため、一旦そのデフォルト値を
設定すれば、同一の動作モードではその値を変更する必
要は殆どないので、パラメータ書換えに伴うデータ処理
量は大幅に軽減される。
【0009】参照用レジスタ手段に格納された個別パラ
メータ及びモード別パラメータは、電子機器の動作制御
に際して参照され、これらのパラメータに応じた動作が
実現される。
【0010】更に本発明に係るパラメータ設定回路の第
3の構成は、(a) 電子機器の動作モードを表わすモー
ドデータと、動作モードに対する依存度の低い個別パラ
メータと、動作モードに対する依存度の高いモード別パ
ラメータとを入力するための入力手段、(b) モード別
パラメータのデフォルト値が動作モード毎に格納されて
いるデフォルトパラメータ記憶手段、(c) モードデー
タ、個別パラメータ及びモード別パラメータを格納する
ための参照用レジスタ手段、(d) モードデータ、個別
パラメータ或いはモード別パラメータが入力されたとき
は、該モードデータ、個別パラメータ或いはモード別パ
ラメータを参照用レジスタ手段に格納する第1制御手
段、及び(e) モード別パラメータの入力がない状態
で、モードデータが入力されたときは、該モードデータ
によって指定される動作モードについてのモード別パラ
メータのデフォルト値を前記デフォルトパラメータ記憶
手段から読み出して参照用レジスタ手段に格納する第2
制御手段を具えている。
【0011】上記パラメータ設定回路においては、参照
用レジスタにモードデータが格納されるので、該モード
データを参照することによって、特定の動作モードが指
定されて、該動作モードを実現する際に参照すべき個別
パラメータ及びモード別パラメータが特定されることに
なる。
【0012】具体的には、電子機器は映像処理装置であ
って、パラメータは映像信号のフレーム周期で可変設定
される。又、入力されたモードデータ、個別パラメータ
及びモード別パラメータを一時的に格納するバッファレ
ジスタ手段を具え、映像信号の1つのフレーム表示期間
にモードデータ、個別パラメータ或いはモード別パラメ
ータがバッファレジスタ手段に入力された後、参照用レ
ジスタ手段へ更新信号が供給されることによって、次の
フレーム表示期間の開始時点でバッファレジスタ手段か
ら参照用レジスタ手段へデータが転送される。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るパラメータ設定回路によれ
ば、動作モードに対する依存度の高い複数のパラメータ
については、1つのモードデータを入力するだけで、そ
の動作モードについての複数のパラメータのデフォルト
値を自動的に設定することが出来、デフォルト値とは異
なる値を設定する必要のあるパラメータについてだけ、
個別にデータを入力すればよいので、全てのパラメータ
を個別に入力していた従来に比べて、データ処理量が大
幅に削減される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明をデジタルVTRに実施し
た形態につき、図面に沿って詳述する。該デジタルVT
Rは、図1に示す映像再生系を有している。即ち、磁気
テープに圧縮されて記録されている映像信号は電磁変換
器(1)により読み出された後、画像伸長回路(2)及びデ
シャフリング回路(4)を経て特殊効果IC(7)へ供給さ
れる。圧縮伸長回路(2)、デシャフリング回路(4)及び
特殊効果IC(7)には、これらの回路による映像処理に
必要な画像メモリ(3)(5)(8)が夫々接続されている。
【0015】特殊効果IC(7)は、画面分割表示やズー
ム処理等の特殊効果を付与するための映像処理を施すも
のであって、該特殊効果IC(7)の一部に、本発明に係
るパラメータ設定回路が組み込まれている。又、圧縮伸
長回路(2)、デシャフリング回路(4)及び特殊効果IC
(7)は、マイクロコンピュータ(6)によって夫々の動作
が制御されており、例えば特殊効果IC(7)に対して
は、シリアルバスの1種であるI2Cバス(10)を経て、
モードデータやパラメータを含む各種のデータ及び制御
信号が入力される。I2Cバス(10)は夫々1本のデータ
ライン及びクロックラインから構成されており、8ビッ
ト単位でデータが送信される。
【0016】ここで、モードデータは、4分割表示モー
ド、8分割表示モード、ズーム表示モード等、各種のモ
ードを指定するものであり、パラメータは、分割枠の太
さや色、ズーム率、ズーム枠の位置、画面ミュート時の
背景色、フィルター係数、エッジ強調係数等を指定する
ものであって、動作モードに対する依存度の高い16個
のモード別パラメータ(分割枠の太さやズーム率等)と、
動作モードに対する依存度の低い4個の個別パラメータ
(画面ミュート時の背景色やエッジ強調係数等)とを含ん
でいる。特殊効果IC(7)を経て得られる映像データ
は、D/A変換器(9)を経てアナログ映像信号に変換さ
れた後、テレビジョン受像機(図示省略)へ出力される。
【0017】図2は、特殊効果IC(7)に組み込まれて
いるパラメータ設定回路(70)を中心とする構成を表わし
ている。パラメータ設定回路(70)は、I2Cバス(10)か
らのシリアルデータ及びシリアルクロックが入力される
2Cインターフェース(11)を具え、該インターフェー
ス(11)は、データ線及び制御線を介して、バッファレジ
スタ・フラグ保持回路(12)と接続されている。又、バッ
ファレジスタ・フラグ保持回路(12)には参照用レジスタ
・デフォルトパラメータ記憶回路(14)が接続されてい
る。バッファレジスタ・フラグ保持回路(12)及び参照用
レジスタ・デフォルトパラメータ記憶回路(14)の具体的
構成及び動作については後述する。
【0018】更に、映像信号のフレームに同期してフレ
ーム周期で変化するフレームパルスが、フレームパルス
立上りエッジ検出回路(13)へ供給されて、フレームパル
スの立上りエッジに同期して必要最小限の時間だけオン
となる更新信号が作成される。該更新信号はバッファレ
ジスタ・フラグ保持回路(12)及び参照用レジスタ・デフ
ォルトパラメータ記憶回路(14)へ供給される。
【0019】上記パラメータ設定回路(70)によって設定
されたパラメータやモードデータは、特殊効果IC(7)
を構成しているメモリ書込みコントロールブロック(1
5)、メモリ読込みコントロールブロック(16)及び演算回
路(17)によって参照される。ここで、メモリ書込みコン
トロールブロック(15)及びメモリ読込みコントロールブ
ロック(16)は、図1に示す画像メモリ(8)に対するデー
タの書込み及び読出しを制御するためのものであり、演
算回路(17)は、特殊効果を付与するために必要な演算を
施すためのものである。
【0020】バッファレジスタ・フラグ保持回路(12)
は、図3に示す如く個別パラメータが入力される個別パ
ラメータバッファレジスタ(18)と、モードデータが入力
されるモードデータバッファレジスタ(22)と、モード別
パラメータが入力されるモード別パラメータバッファレ
ジスタ(26)とを具えると共に、各バッファレジスタ(18)
(22)(26)には第1乃至第3フラグ保持回路(19)(23)(27)
が併設され、各フラグ保持回路には更新信号が入力され
ている。これらのバッファレジスタ(18)(22)(26)は常に
新しいデータを受け付けており、新しいデータが書き込
まれると、フラグセット信号を各フラグ保持回路(19)(2
3)(27)へ送出する。
【0021】各フラグ保持回路(19)(23)(27)は、フラグ
セット信号が入力されることによってフラグが“1”に
セットされ、更新信号がオンになると、後段の参照用レ
ジスタ(21)(25)(32)がデータをラッチするのに充分な時
間が経過した後、“0”にクリアされる。
【0022】参照用レジスタ・デフォルトパラメータ記
憶回路(14)は、各バッファレジスタ(18)(22)(26)の後段
に接続されたセレクターSEL0(20)、SEL1(24)及
びSEL2(29)を具えている。これらのセレクターは、
フラグ保持回路(19)(23)(27)から入力されるフラグ1〜
3を選択信号として、2つの入力信号の何れか一方を選
択するものである。又、セレクターSEL2(29)の後段
にはセレクターSEL3(31)が接続されている。セレク
ターSEL3(31)は、第2フラグ保持回路(23)及び第3
フラグ保持回路(27)から供給されるフラグをOR回路(3
0)にて論理和処理した結果を選択信号として、2つの入
力信号の何れか一方を選択するものである。
【0023】更に、参照用レジスタ・デフォルトパラメ
ータ記憶回路(14)には、全ての動作モードについての複
数のデフォルトパラメータを記憶したメモリ(図示省略)
が設けられると共に、モードデータバッファレジスタ(2
2)から供給されるモードデータに応じて、複数のデフォ
ルトパラメータを選択して出力するセレクターSEL4
(28)が設けられている。セレクターSEL4(28)によっ
て選択されたデフォルトパラメータはセレクターSEL
2(29)の他方の入力端子へ供給される。
【0024】セレクターSEL0(20)、SEL1(24)及
びSEL3(31)の後段には夫々、個別パラメータ参照用
レジスタ(21)、モードデータ参照用レジスタ(25)及びモ
ード別パラメータ参照用レジスタ(32)が接続されてい
る。又、これらの参照用レジスタ(21)(25)(32)の出力端
は夫々、セレクターSEL0(20)、SEL1(24)及びS
EL3(31)の他方の入力端子へフィードバックされてい
る。個別パラメータ参照用レジスタ(21)、モードデータ
参照用レジスタ(25)及びモード別パラメータ参照用レジ
スタ(32)は夫々、更新信号をラッチ信号として、更新信
号がオンとなった時点で、セレクター(20)(24)(31)から
の入力信号を読み込んで保持し、その値を出力し続ける
ものである。
【0025】以下、バッファレジスタ・フラグ保持回路
(12)及び参照用レジスタ・デフォルトパラメータ記憶回
路(14)の動作について説明する。個別パラメータの入力に関して バッファレジスタ・フラグ保持回路(12)に対して個別パ
ラメータが入力されると、該個別パラメータは先ず個別
パラメータバッファレジスタ(18)に格納される。又、こ
れと同時に、個別パラメータバッファレジスタ(18)から
第1フラグ保持回路(19)へフラグセット信号が出力さ
れ、フラグ1は“1”となる。これに応じて参照用レジ
スタ・デフォルトパラメータ記憶回路(14)のセレクター
SEL0(20)は、個別パラメータバッファレジスタ(18)
からの入力データを選択し、該データが個別パラメータ
参照用レジスタ(21)へ出力される。この状態で、更新信
号がオンになると、個別パラメータ参照用レジスタ(21)
は、個別パラメータバッファレジスタ(18)からのデータ
をラッチし、その後、第1フラグ保持回路(19)のフラグ
1がクリアされることになる。
【0026】これに対し、更新信号のオンから次に更新
信号がオンとなるまでの期間に、バッファレジスタ・フ
ラグ保持回路(12)に対して個別パラメータの入力がない
場合には、第1フラグ保持回路(19)のフラグ1は“0”
のままであるので、セレクターSEL0(20)は、個別パ
ラメータ参照用レジスタ(21)からのフィードバック信号
を選択し、これを個別パラメータ参照用レジスタ(21)へ
出力する。従って、前記次の更新信号がオンとなった後
も、個別パラメータ参照用レジスタ(21)は同じデータを
保持し続ける。この様に、更新信号のオンから次の更新
信号のオンまでの期間に、個別パラメータの入力があっ
たときに限り、次の更新信号のオンの直後から、入力さ
れた個別パラメータが個別パラメータ参照用レジスタ(2
1)にて保持されることになる。
【0027】モードデータの入力に関して モードデータバッファレジスタ(22)に対してモードデー
タが入力されると、該モードデータは先ずモードデータ
バッファレジスタ(22)に格納される。又、これと同時
に、モードデータバッファレジスタ(22)から第2フラグ
保持回路(23)へフラグセット信号が出力され、フラグ2
は“1”となる。これに応じてセレクターSEL1(24)
は、モードデータバッファレジスタ(22)からの入力デー
タを選択し、該データがモードデータ参照用レジスタ(2
5)へ出力される。この状態で、更新信号がオンになる
と、モードデータ参照用レジスタ(25)は、モードデータ
バッファレジスタ(22)からのデータをラッチし、その
後、第2フラグ保持回路(23)のフラグ2がクリアされる
ことになる。
【0028】これに対し、更新信号のオンから次に更新
信号がオンとなるまでの期間に、バッファレジスタ・フ
ラグ保持回路(12)に対してモードデータの入力がない場
合には、第2フラグ保持回路(23)のフラグ2は“0”の
ままであるので、セレクターSEL1(24)は、モードデ
ータ参照用レジスタ(25)からのフィードバック信号を選
択し、これをモードデータ参照用レジスタ(25)へ出力す
る。従って、前記次の更新信号がオンとなった後も、モ
ードデータ参照用レジスタ(25)は同じデータを保持し続
ける。
【0029】モード別パラメータの入力に関して モード別パラメータバッファレジスタ(26)に新たなデー
タが書き込まれると、第3フラグ保持回路(27)のフラグ
3が“1”にセットされ、これに応じてセレクターSE
L2(29)はモード別パラメータバッファレジスタ(26)か
らの入力データを選択し、セレクターSEL3(31)へ出
力する。又、OR回路(30)の出力は“1”となって、セ
レクターSEL3(31)はセレクターSEL2(29)からの
データを選択し、モード別パラメータ参照用レジスタ(3
2)へ出力する。従って、次の更新信号がオンとなった時
点で、モード別パラメータ参照用レジスタ(32)はモード
別パラメータバッファレジスタ(26)の値に更新されるこ
とになる。
【0030】これに対し、モード別パラメータバッファ
レジスタ(26)に新たなデータの入力がなく、且つモード
データバッファレジスタ(22)のデータが更新された場
合、第2フラグ保持回路(23)のフラグ2が“1”、第3
フラグ保持回路(27)のフラグ3が“0”となる。これに
応じてセレクターSEL2(29)はセレクターSEL4(2
8)から入力されるデフォルトパラメータを選択し、セレ
クターSEL3(31)へ出力する。又、セレクターSEL
3(31)はセレクターSEL2(29)から入力されるデフォ
ルトパラメータを選択し、モード別パラメータ参照用レ
ジスタ(32)へ出力する。この結果、更新信号がオンとな
ると、モード別パラメータ参照用レジスタ(32)は、その
ときの動作モードに応じたデフォルトパラメータの値に
更新されることになる。
【0031】モードデータバッファレジスタ(22)及びモ
ード別パラメータバッファレジスタ(26)の何れにも新た
なデータが入力されない場合は、第2フラグ保持回路(2
3)のフラグ2及び第3フラグ保持回路(27)のフラグ3は
何れも“0”となって、セレクターSEL3(31)はモー
ド別パラメータ参照用レジスタ(32)からのフィードバッ
ク信号を選択し、これをモード別パラメータ参照用レジ
スタ(32)へ出力する。従って、次の更新信号がオンとな
った後も、モード別パラメータ参照用レジスタ(32)は同
じデータを保持し続ける。
【0032】図4は、各バッファレジスタに併設された
フラグの設定手続きを表わしている。先ずステップS1
にて、フレームパルスの立上り時点であるか否かを判断
し、NOのときは、ステップS2にてバッファレジスタ
に新たなデータの書込みがあったか否を判断し、YES
のときは、ステップS3にてフラグをセットする。又、
ステップS1にてYESと判断されたときは、ステップ
S4にて参照用レジスタによるデータのラッチが完了し
たかどうかを判断し、YESのとき、ステップS5にて
フラグを“0”にクリアするのである。
【0033】又、図5は、個別パラメータ及びモードデ
ータについての参照用レジスタの更新手続きを表わして
いる。先ずステップS11にて、フレームパルスの立上
り時点であるか否かを判断し、YESのときは更にステ
ップS12にてフラグが“1”であるか否かを判断す
る。ここで、NOと判断されたときはステップS13に
移行して、参照用レジスタは更新せず、YESと判断さ
れたときはステップS14に移行して、バッファレジス
タのデータによって参照用レジスタを更新した後、フラ
グを“0”にクリアするのである。
【0034】更に図6は、モード別パラメータについて
の参照用レジスタの更新手続きを表わしている。先ずス
テップS21にて、フレームパルスの立上り時点である
か否かを判断し、YESのときは更にステップS22に
てフラグが“1”であるか否かを判断する。ここで、N
Oと判断されたときは更にステップS23にてモード受
信用のフラグが“1”であるか否かを判断する。ここで
NOと判断されたときはステップS24へ移行して、バ
ッファレジスタは更新せず、YESと判断されたときは
ステップS25に移行して、モードに対応したデフォル
トパラメータによって参照用レジスタを更新した後、フ
ラグを“0”にクリアする。又、前記ステップS22に
てYESと判断されたときは、ステップS26へ移行し
て、バッファレジスタのデータによって参照用レジスタ
を更新した後、フラグを“0”にクリアするのである。
【0035】上述のパラメータ設定回路(70)によれば、
モード別パラメータについては、モードデータを変更す
るだけで、そのモードに対応する全てのデフォルトパラ
メータが自動的に設定されるので、従来の如く変更の必
要があるパラメータを全て書き換える必要がなく、デー
タ処理量が大幅に削減される。又、デフォルトパラメー
タを変更したいときには、個別にパラメータを書き込む
ことが出来る。従って、本発明のパラメータ設定回路
は、動作モードと相関の強いパラメータ、即ちモード別
パラメータが多く含まれている場合に特に有効である。
【0036】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルVTRの信号再生系
の構成を表わすブロック図である。
【図2】本発明に係るパラメータ設定回路の全体的な構
成を示すブロック図である。
【図3】バッファレジスタ・フラグ保持回路及び参照用
レジスタ・デフォルトパラメータ記憶回路の構成を表わ
すブロック図である。
【図4】フラグ設定手続きを表わすフローチャートであ
る。
【図5】個別パラメータ及びモードデータについての参
照用レジスタの更新手続きを表わすフローチャートであ
る。
【図6】モード別パラメータについての参照用レジスタ
の更新手続きを表わすフローチャートである。
【符号の説明】
(12) バッファレジスタ・フラグ保持回路 (13) フレームパルス立上りエッジ検出回路 (14) 参照用レジスタ・デフォルトパラメータ記憶回路 (18) 個別パラメータバッファレジスタ (22) モードデータバッファレジスタ (26) モード別パラメータバッファレジスタ (21) 個別パラメータ参照用レジスタ (25) モードデータ参照用レジスタ (32) モード別パラメータ参照用レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西口 光浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 木戸 兼一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパラメータに基づいて動作が制御
    される電子機器に対し、その動作モードに応じてパラメ
    ータを可変設定するためのパラメータ設定回路であっ
    て、 電子機器の動作モードを表わすモードデータとパラメー
    タを入力するための入力手段と、 パラメータのデフォルト値が動作モード毎に格納されて
    いるデフォルトパラメータ記憶手段と、 パラメータが入力されたときは該パラメータを設定し、
    パラメータの入力がない状態でモードデータが入力され
    たときは、該モードデータによって指定される動作モー
    ドについてのパラメータのデフォルト値を前記デフォル
    トパラメータ記憶手段から読み出して設定するパラメー
    タ設定制御手段とを具えていることを特徴とするパラメ
    ータ設定回路。
  2. 【請求項2】 複数のパラメータに基づいて動作が制御
    される電子機器に対し、その動作モードに応じてパラメ
    ータを可変設定するためのパラメータ設定回路であっ
    て、 電子機器の動作モードを表わすモードデータと、動作モ
    ードに対する依存度の低い個別パラメータと、動作モー
    ドに対する依存度の高いモード別パラメータとを入力す
    るための入力手段と、 モード別パラメータのデフォルト値が動作モード毎に格
    納されているデフォルトパラメータ記憶手段と、 電子機器の動作制御に際して参照されるべき個別パラメ
    ータ及びモード別パラメータを動作モード毎に格納する
    ための参照用レジスタ手段と、 個別パラメータ或いはモード別パラメータが入力された
    ときは、該個別パラメータ或いはモード別パラメータを
    参照用レジスタ手段に格納する第1制御手段と、 モード別パラメータの入力がない状態で、モードデータ
    が入力されたときは、該モードデータによって指定され
    る動作モードについてのモード別パラメータのデフォル
    ト値を前記デフォルトパラメータ記憶手段から読み出し
    て、参照用レジスタ手段に格納する第2制御手段とを具
    えていることを特徴とするパラメータ設定回路。
  3. 【請求項3】 複数のパラメータに基づいて動作が制御
    される電子機器に対し、その動作モードに応じてパラメ
    ータを可変設定するためのパラメータ設定回路であっ
    て、 電子機器の動作モードを表わすモードデータと、動作モ
    ードに対する依存度の低い個別パラメータと、動作モー
    ドに対する依存度の高いモード別パラメータとを入力す
    るための入力手段と、 モード別パラメータのデフォルト値が動作モード毎に格
    納されているデフォルトパラメータ記憶手段と、 電子機器の動作制御に際して参照されるべきモードデー
    タ、個別パラメータ及びモード別パラメータを格納する
    ための参照用レジスタ手段と、 モードデータ、個別パラメータ或いはモード別パラメー
    タが入力されたときは、該モードデータ、個別パラメー
    タ或いはモード別パラメータを参照用レジスタ手段に格
    納する第1制御手段と、 モード別パラメータの入力がない状態で、モードデータ
    が入力されたときは、該モードデータによって指定され
    る動作モードについてのモード別パラメータのデフォル
    ト値を前記デフォルトパラメータ記憶手段から読み出し
    て参照用レジスタ手段に格納する第2制御手段とを具え
    ていることを特徴とするパラメータ設定回路。
  4. 【請求項4】 電子機器は映像処理装置であって、パラ
    メータは映像信号のフレーム周期で可変設定される請求
    項1乃至請求項3の何れかに記載のパラメータ設定回
    路。
  5. 【請求項5】 電子機器は映像処理装置であって、入力
    されたモードデータ、個別パラメータ及びモード別パラ
    メータを一時的に格納するバッファレジスタ手段を具
    え、映像信号の1つのフレーム表示期間にモードデー
    タ、個別パラメータ或いはモード別パラメータがバッフ
    ァレジスタ手段に入力された後、参照用レジスタ手段へ
    更新信号が供給されることによって、次のフレーム表示
    期間の開始時点でバッファレジスタ手段から参照用レジ
    スタ手段へデータが転送される請求項3に記載のパラメ
    ータ設定回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252894A (ja) * 2002-10-23 2008-10-16 Hitachi Ltd マルチモード無線通信装置およびそれに使用する高周波集積回路
CN105988807A (zh) * 2015-02-15 2016-10-05 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法及电子设备

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JP2008252894A (ja) * 2002-10-23 2008-10-16 Hitachi Ltd マルチモード無線通信装置およびそれに使用する高周波集積回路
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