JP3148545B2 - データ処理回路 - Google Patents

データ処理回路

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JP3148545B2
JP3148545B2 JP02192495A JP2192495A JP3148545B2 JP 3148545 B2 JP3148545 B2 JP 3148545B2 JP 02192495 A JP02192495 A JP 02192495A JP 2192495 A JP2192495 A JP 2192495A JP 3148545 B2 JP3148545 B2 JP 3148545B2
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博康 新藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の特定の1水
平走査期間に重畳した文字情報等のデータを抜き取り、
表示体(テレビ受像機、VTRの時計表示部等)に表示
するのに好適なデータ処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、米国では、聾唖者向けを目的とし
て、テレビ画面上に文字情報を希望に応じて表示したり
無表示としたり切換できる所謂クローズドキャプション
システムが実施されている。このシステムは、テレビ放
送局からキャプションデータを送信してリアルタイムで
テレビ画面上に文字情報を表示させる機能が代表的であ
る。
【0003】ところで、前記キャプションデータは、奇
数フィールドを形成する映像信号の21番目の水平走査
期間(21H)に重畳させる様に規格で定められてい
る。つまり、偶数フィールドを形成する映像信号の21
Hには前記キャプションデータは存在しないのである。
そこで、後者の21Hを有効利用する目的で、前記キャ
プションデータに代え、各種補完情報(番組名、放送局
名、現在時刻情報等)を表す補完データを偶数フィール
ドの21Hに重畳させ、前記キャプションデータと同様
に抜き取り信号処理するシステムも実施されている。具
体例としては、VTRの時刻表示機能を取り上げてみ
る。この機能はタイマー録画に使用される為、常に正確
な時刻表示を継続できることが望ましい。そこで、テレ
ビ放送局側から補完情報として時刻情報を偶数フィール
ドの21Hに重畳させて来ると、この時刻情報がVTR
内部で抜き取られ信号処理され、VTRは常に正確な時
刻を表示できることになる。特に、米国では、サマータ
イムという時刻変更が生じる為、この補完情報の利用は
有効である。
【0004】さて、表示体に補完情報の表示を実現する
には、上記した如く、偶数フィールドの映像信号の21
Hに重畳されている補完データを抜き取り解読する必要
がある。この21Hの情報について図2のCVideo
を用いて説明する。図2のCVideoは偶数フィール
ドのコンポジット映像信号を表しており、21Hの水平
走査期間には、期間t0にランインクロックが重畳され
る。該ランインクロックはキャプションデータ同様に補
完データが21Hに重畳されることを知らせる為の情報
であり、水平走査周波数fHの32倍の周波数である5
03KHzのクロックが7周期分連続して重畳したもの
である。また、期間t1には3ビットのスタートビット
が重畳される。該スタートビットは規格上「001」と
定められており、各ビットの発生期間を1周期とする周
波数は前記ランインクロックと同様に503KHzであ
る。更に、期間t2には16ビットの補完データが重畳
される。該補完データの各ビットの発生期間を1周期と
する周波数も503KHzと定められている。
【0005】そして、前記補完データを21Hから抜き
取る場合、発振器から得られた発振クロックを所定分周
して503KHzの分周クロックを作成し、該分周クロ
ックを前記ランインクロック(又はスタートビットの
「0」から「1」への立ち上がり)と位相合わせしてい
た。前記分周クロック及び前記ランインクロックの位相
が一致しているということは、前記分周クロックは前記
補完データとも位相が一致していることを意味してお
り、前記補完データの各ビットの状態が安定する位置即
ち前記補完データの各ビット情報の中間付近で変化する
前記分周クロックの立ち上がり又は立ち下がりに同期し
て、前記補完データをシフトレジスタ(図示せず)に順
次保持し、16ビットの補完データが前記シフトレジス
タに保持された後前記補完データを前記シフトレジスタ
から取り出して解読することにより、表示体への補完情
報表示を可能としていた。
【0006】ここで、従来の補完情報処理を図3を用い
て説明する。図3において、(1)は、コンポジット映
像信号の内、偶数フィールドの21番目の水平走査期間
に重畳した補完情報を抜き取る為の21H抜取回路であ
る。該21H抜取回路(1)は、上記した如くして16
ビットの補完情報を抜き取る。(2)は前記16ビット
の補完情報を解読するデコード機能を有するマイクロコ
ンピュータである。(3)は、前段のマイクロコンピュ
ータ(2)から得られた解読信号に従って表示体に文字
情報を表示させる機能を有するマイクロコンピュータで
ある。例えば、補完情報が時刻情報である場合、VTR
の表示画面には常に補正された正確な時刻が表示される
ことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来回路では、21H抜取回路(1)は集積化され
た1個のICではあるものの、通常の汎用マイクロコン
ピュータとインターフェイスする回路を有していない
為、デコード機能を有するマイクロコンピュータ(2)
を設ける必要があった。従って、補完情報を解読するマ
イクロコンピュータ(2)と、該マイクロコンピュータ
(2)の解読結果を基に文字表示を行うマイクロコンピ
ュータ(3)とを、各々独立した別チップとしている
為、各マイクロコンピュータ(2)(3)を制御するプ
ログラムを作成する際、プログラム言語の違いによりプ
ログラム開発者の負担が重くなる問題があった。
【0008】そこで、本発明は、映像信号の特定の1水
平走査期間に重畳した文字情報を抜き取る機能をマイク
ロコンピュータを用いて実現する場合、該マイクロコン
ピュータのプログラム開発者の負担を軽減できるデータ
処理回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、映像信号の特定の1水平走査期間に重畳した文字
情報を表すデータを抜き取る抜取手段と、前記抜取手段
にて抜き取られた前記データを保持する保持手段と、を
備え、前記保持手段は、前記データを解読するデコーダ
を含むマイクロコンピュータから前記特定の1水平走査
期間の走査終了後に発生するイネーブル信号で動作可能
状態となった後に、前記マイクロコンピュータから発生
するクロック信号に同期して保持済みの前記データを前
記マイクロコンピュータ内部の前記デコーダに供給する
点である。
【0010】
【作用】本発明によれば、抜取手段にて抜き取られた文
字情報を表すデータを保持する保持手段は、前記データ
を解読するデコーダを含むマイクロコンピュータから特
定の1水平走査期間の走査終了後に発生するイネーブル
信号で動作可能状態となった後に、前記マイクロコンピ
ュータから発生するクロック信号に同期して保持済みの
前記データを前記マイクロコンピュータ内部の前記デコ
ーダに供給する。
【0011】
【実施例】本発明の詳細を図面に従って具体的に説明す
る。図1は本発明のデータ処理回路を示す図である。図
1において、(4)はコンポジット映像信号の内、偶数
フィールドの21Hに重畳した補完情報(本実施例では
時刻情報とする)を抜き取り保持するデータスライサで
ある。また、(5)は時刻情報の表示を行う為のマイク
ロコンピュータである。まず、データスライサ(4)内
部において、(6)はPLL回路であり、所定周波数の
クロックパルスCPを基に期間t0のランインクロック
に同期した503KHzのラッチクロックLCKを発生
するものである。(7)は21H抜取回路であり、PL
L回路(6)から発生するクロックに基づき、従来の技
術で述べた様にして16ビットの時刻データを抜き取る
ものである。同時に、21H抜取回路(7)からは前記
クロックの計数回数により、偶数フィールドの21Hだ
けハイレベルとなる信号LN21が発生する。(8)は
16ビットのシフトレジスタであり、ラッチクロックL
CKの立ち上がりに同期して、21H抜取回路(7)か
ら出力された16ビットの時刻データをシリアルに保持
するものである。(9)は16個のトランスミッション
ゲート等から成るゲート回路であり、信号LN21の立
ち下がりでゲートを開き、シフトレジスタ(8)の保持
データをパラレルに後段の出力バッファに出力するもの
である。(10)は前述した出力バッファである。
【0012】また、マイクロコンピュータ(5)は、信
号LN21の立ち下がりを検出すると、チップイネーブ
ル信号*CEがローレベルとなり、出力バッファ(1
0)は動作可能状態となる。チップイネーブル信号*C
Eがローレベルに立ち下がると、マイクロコンピュータ
(5)からはシリアルクロックSCKINが発生し、出
力バッファ(10)に保持されている16ビットの時刻
データがCPDTとしてマイクロコンピュータ(5)側
にシリアルに出力される。マイクロコンピュータ(5)
内部においては、16ビットの時刻データCPDTを解
読するデコーダ(11)及びVTR等の表示部に時刻表
示を行う為の表示ドライバ(12)が内蔵されている。
【0013】この図1の動作を示すのが図2のタイムチ
ャートである。図2においては、16ビットの時刻デー
タは例えば「0110010010110100」であ
るとし、シリアルクロックSCLINはマイクロコンピ
ュータ(5)の発振クロックを分周して得られた周波数
を有するものであり、シリアルクロックSCKINの立
ち下がりに同期して出力バッファ(10)から16ビッ
トの時刻データCPDTが出力される。
【0014】以上より、データスライサ(4)はマイク
ロコンピュータ(5)のプログラム処理により制御され
て動作するものであり、データスライサ(4)を本実施
例の様に構成することにより、従来の様に、全く別チッ
プのマイクロコンピュータを複数個設ける必要がなく、
デコーダ(11)内蔵の1個のマイクロコンピュータ
(5)を設けるだけで済む為、マイクロコンピュータの
プログラム作成者の負担が従来に比べて軽減される。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号の特定の1水
平走査期間に重畳する文字情報を抜き取る場合に、使用
するマクロコンピュータを1個設けるだけで済み、これ
より、プログラム開発者の負担を従来に比べて軽減でき
る利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理回路を示す図である。
【図2】図1の動作を示すタイムチャートである。
【図3】従来のデータ処理回路を示す図である。
【符号の説明】
(5) マイクロコンピュータ (7) 21H抜取回路 (8) シフトレジスタ (9) ゲート回路 (10) 出力バッファ (11) デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 昌也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−91786(JP,A) 特開 平4−348689(JP,A) 実開 平4−107981(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/025 - 7/088

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の特定の1水平走査期間に重畳
    した文字情報を表すデータを抜き取り、抜き取りを完了
    したことを示す第1の信号を発生する抜取手段と、前記第1の信号に基づいて、 前記抜取手段にて抜き取ら
    れた前記データを保持する保持手段と、を備え、 前記保持手段は、前記データを解読するデコーダを含む
    マイクロコンピュータから、前記第1の信号に応答して
    前記特定の1水平走査期間の走査終了後に発生するイネ
    ーブル信号で動作可能状態となった後に、前記マイクロ
    コンピュータから発生するクロック信号に同期して保持
    済みの前記データを前記マイクロコンピュータ内部の前
    記デコーダに供給することを特徴とするデータ処理回
    路。
  2. 【請求項2】 前記抜取手段及び前記保持手段は集積化
    された回路であり、該回路は前記マイクロコンピュータ
    のプログラム処理により制御されることを特徴とする請
    求項1記載のデータ処理回路。
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