JPH09172260A - 多層印刷配線板およびその製造方法 - Google Patents
多層印刷配線板およびその製造方法Info
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Abstract
実装もでき、かつ信頼性の高い配線層間接続を有する印
刷配線板製造方法の提供。 【解決手段】 配線パターン4の所定位置に導体バンプ
3′を形設し、この導体バンプ3′形設面に合成樹脂系
シート2および導電性金属箔5′を順次積層的に配置し
た積層体を加圧し、合成樹脂系シート2の厚さ方向に、
導体バンプ3′先端部を貫挿させて導電性金属箔5′面
に接続する貫通型の導体配線部3を形成した後、導電性
金属箔5′に選択的なエッチング処理を行い導電パター
ン化する。
Description
びその製造方法に係り、さらに詳しくは高信頼性で、か
つ高密度な配線,実装が可能な多層印刷配線板およびそ
の製造方法に関する。
的に、次のような手段で製造されている。先ず、絶縁性
基板両面に張られた銅箔を、それぞれ配線パターニング
した後、その配線パターン面上に絶縁シート(たとえば
プリプレグ)を介して銅箔を積層,配置し、加熱加圧に
より一体化する。その後、たとえばドリル穴明け加工に
よって、両面間を貫通する穴を穿設し、この穴内壁面に
メッキ処理を施して、両面間の電気的な接続を行った
後、表面(外層)銅箔について配線パターニングして、
多層印刷配線板を製造している。そして、より配線層の
多い多層印刷配線板の場合は、中間に介挿させる両面型
印刷配線板数を増やす方式で製造されている。
いて、次のような配線層間の電気的な接続方法も知られ
ている。すなわち、両面銅箔張り絶縁基板の所定位置に
穴明けし、この穴内に導電性ペーストを印刷法などによ
って流し込み、穴内に流し込んだ導電性ペーストの樹脂
分を硬化させて、配線層間を電気的に接続する方法も行
われている。
とえば銅箔面に予め形設しておいた導電性バンプの先端
部を、層間絶縁層形成用の合成樹脂系シートを貫通させ
て、配線パターン層間の電気的な接続を行う方式も知ら
れている。
層間の電気的な接続にメッキ法を利用する手段は、絶縁
基板に配線パターン層間の電気的な接続用の穴明け(穿
穴)加工、穿設した穴内壁面を含めたメッキ処理工程な
どを要し、印刷配線板の製造工程が冗長であるととも
に、工程管理も繁雑であるという欠点がある。一方、配
線層間の電気的な接続用の穴に、導電性ペーストを印刷
などにより埋め込む方法の場合も、前記メッキ法の場合
と同様に穴明け工程を必要とする。しかも、穿設した穴
内に、均一(一様)に導電性ペーストを流し込み,埋め
込むことが難しく、電気的な接続の信頼性に問題があっ
た。いずれにしても、前記穴明け工程を要することは、
印刷配線板のコストや歩留まりなどに反映し、低コスト
化などへの要望に対応し得ない。
設置で行った場合は、その導電体穴の領域に配線を形
成,配置し得ないし、電子部品を搭載することもできな
い。つまり、配線密度の向上が制約されるとともに、電
子部品の実装密度の向上も阻害されるという問題があ
る。
張り合わせた銅箔をフォトエッチングして所要の配線パ
ターンを形成する場合に比べて、配線パターンを導電性
ペーストの印刷で行うと、製造工程を大幅に簡略化する
ことができる。しかし、導電性ペーストで形成した配線
パターン(接続用パッドなど含む)は、たとえば半田付
けなどに対応できない。すなわち、半田付け温度で配線
パターンが溶融・破損など起こし易いので、たとえば電
子部品の半田付け実装用の印刷配線板として使用に適さ
ないといえる。
で、簡易なプロセスで、より高密度の配線および実装も
でき、かつ信頼性の高い配線層間接続を有する印刷配線
板製造方法の提供を目的とする。
バンプから成る貫通型の導体配線部で接続された少なく
とも一層の配線パターンを内層する多層印刷配線板であ
って、前記内層する配線パターンの少なくとも一層は導
電性ペースト系で形成され、かつ外層配線パターンが導
電性金属箔系で形成されていることを特徴とする多層印
刷配線板である。 請求項2の発明は、所定位置に導体
バンプを形設した支持基体の主面に、合成樹脂系シート
主面を対接させて積層的に配置する工程と、前記積層体
を加圧し、前記合成樹脂系シートの厚さ方向に、導体バ
ンプ先端部を貫挿させて貫通型の導体配線部を形成する
工程と、前記導体バンプ先端部が貫挿した合成樹脂系シ
ート面に、導体バンプ先端部に電気的に接続する配線パ
ターンを導電性ペーストで形成する工程と、前記配線パ
ターンの所定位置に導体バンプを形設し、この導体バン
プ形設面に合成樹脂系シートおよび導電性金属箔を順次
積層的に配置する工程と、前記積層体を加圧し、合成樹
脂系シートの厚さ方向に、導体バンプ先端部を貫挿させ
て導電性金属箔面に接続する貫通型の導体配線部を形成
する工程と、前記導電性金属箔に選択的なエッチング処
理を行い導電パターン化する工程とを備えたことを特徴
とする多層印刷配線板の製造方法である。
を形設した支持基体の主面に、合成樹脂系シート主面を
対接させて積層的に配置する工程と、前記積層体を加圧
し、前記合成樹脂系シートの厚さ方向に、導体バンプ先
端部を貫挿させて貫通型の導体配線部を形成する工程
と、前記導体バンプ先端部が貫挿した合成樹脂系シート
面に、導体バンプ先端部に電気的に接続する配線パター
ンおよびこの配線パターンの所定位置に導体バンプを導
電性ペーストで形成する工程と、前記配線パターンおよ
び導体バンプ形成面に合成樹脂系シートおよび導電性金
属箔を順次積層的に配置する工程と、前記積層体を加圧
し、合成樹脂系シートの厚さ方向に、導体バンプ先端部
を貫挿させて導電性金属箔面に接続する貫通型の導体配
線部を形成する工程と、前記導電性金属箔に選択的なエ
ッチング処理を行い導電パターン化する工程とを備えた
ことを特徴とする多層印刷配線板の製造方法である。
持基体としては、たとえば剥離性のよい合成樹脂シート
類,もしくは導電性シート(箔)などが挙げられる。そ
して、この支持基体は1枚のシートであってもよいし、
パターン化されたものでもよく、その形状は特に限定さ
れない。また、導体バンプは、所定の位置に精度よく貫
通型の導体配線部を形成するため、合成樹脂系シートを
容易に貫挿し得るように、略円錐型もしくは角錐型に選
択,設定されることが望ましい。ここで、略円錐型もし
くは角錐型は、厳密なものでなく、たとえばガラスクロ
ス入り合成樹脂系シートなどでも、ガラスクロスを掻き
分けて貫挿し得る程度に先端が尖っていればよい。
半田粉などの導電性粉末、これらの合金粉末もしくは複
合(混合)金属粉末と、たとえばポリカーボネート樹
脂,ポリスルホン樹脂,ポリエステル樹脂,フェノキシ
樹脂,フェノール樹脂,ポリイミド樹脂などのバインダ
ー成分とを混合して調製された導電性組成物、あるいは
導電性金属などで構成される。そして、前記導体バンプ
の形設は、たとえば比較的厚いメタルマスクを用いた印
刷法により、アスペクト比の高い導体バンプを形成でき
る。なお、導体バンプの高さは、一般的に、 100〜 400
μm 程度が望ましい。ここで、導体バンプは、硬・軟な
ど性状の異なる導電性ペストを組合わせて成る多層構
造、多層シェル構造でもよい。
貫挿して、貫通型の導体配線部を形成する合成樹脂系シ
ートとしては、たとえば熱可塑性樹脂フイルム(シー
ト)が挙げられ、またその厚さは50〜 800μm 程度が好
ましい。ここで、熱可塑性樹脂シートとしては、たとえ
ばポリカーボネート樹脂,ポリスルホン樹脂,熱可塑性
ポリイミド樹脂,4フッ化ポリエチレン樹脂,6フッ化
ポリプロピレン樹脂,ポリエーテルエーテルケトン樹脂
などのシート類が挙げられる。また、硬化前状態に保持
される熱硬化性樹脂シートとしては、エポキシ樹脂,ビ
スマレイミドトリアジン樹脂,ポリイミド樹脂,フェノ
ール樹脂,ポリエステル樹脂,メラミン樹脂,あるいは
ブタジェンゴム,ブチルゴム,天然ゴム,ネオプレンゴ
ム,シリコーンゴムなどの生ゴムのシート類が挙げられ
る。これら合成樹脂は、単独でもよいが絶縁性無機物や
有機物系の充填物を含有してもよく、さらに、ガラスク
ロスやマット、有機合成繊維布やマット、あるいは紙な
どの補強材と組み合わせて成るシートであってもよい。
ち、少なくとも一層が導電性ペースト系で形成される。
ここで、内層配線パターンを導電性ペースト系で形成す
ることは、配線パターニング工程自体の簡略化、もしく
は配線パターニングおよび導体バンプの同時的な形成に
よる製造工程のさらなる簡略化に寄与する。そして、導
電性ペースト系の内層配線パターン形成は、導電体とし
て、たとえばAg,Cu,Au, Cなどの粉末を分散・含有す
る導電性ペーストを、シルクスクリーン印刷,転写印刷
などすることによって行われる。なお、内層配線パター
ンの一部を導電性金属箔系とすることもできるが、その
分、前記製造工程自体の簡略化が損なわれることにな
る。ただし、半田付けが行われる外層配線パターンは、
常に導電性金属箔系で形成し、耐半田性を十分に確保す
るように図られる。
持基体などの主面に、合成樹脂系シート主面を対接させ
て積層,配置して成る積層体をそのまま、もしくは加熱
して加圧するとき、合成樹脂系シートを載置する基台
(当て板)として、寸法や変形の少ない金属板もしくは
耐熱性樹脂板、たとえばステンレス板,真鍮板、ポリイ
ミド樹脂板(シート),ポリテトラフロロエチレン樹脂
板(シート)などを使用することが好ましい。この積層
体の加圧に当たり、加熱して合成樹脂系シートの樹脂分
が柔らかくなった状態で加圧し、導体バンプ群の各先端
部を貫挿させると、より良好な導体バンプ先端部の貫挿
を達成し得るからである。
パターンが主として導電性ペースト系で形成されなが
ら、外層配線パターンが導電性金属箔系で形成されてい
るため、電子部品の実装・半田付けなども容易、かつ高
信頼性の接続を行えるので、コスト的にも有利な多層印
刷配線板として機能することになる。
請求項1に記載された作用・効果を呈する多層印刷配線
板を歩留まりよく、かつ低コストに提供することにな
る。
参照して本発明の実施例を説明する。
構成を断面的に示したもので、1は層間絶縁体層2を貫
通する導体バンプから成る導体配線部3に接続する少な
くとも一層の配線パターン4を内層する多層印刷配線板
でる。この構成においては、前記内層する配線パターン
4が導電性ペースト系で形成されており、また、前記内
層する配線パターン4に対して層間絶縁体層2を介して
積層・配置された外層配線パターン5が導電性金属箔系
で形成されている。そして、この構造例では、内層配線
パターン4が一層であるが、一般的には2層以上にし
て、各内層配線パターン4間に層間絶縁体層2を介在さ
せ、かつこれら層間絶縁体層2を貫通する導体バンプか
ら成る導体配線部3で配線パターン層間を電気的に接続
した構成が採られる。
線板の製造方法について例示する。図2 (a)〜 (d)は本
実施例の実施態様を模式的に示したものである。先ず、
支持基体6として、たとえば厚さ 1.6mmの紙フェノー板
を用意し、この紙フェノー板6の主面上に、 250メッシ
ュのステンレス製メッシュスクリーンを用いて、Agペー
スト系の配線パターン4をスクリーン印刷し、その後、
150℃の熱風オーブン中でAgペーストを乾燥・硬化させ
てから、所定の導体抵抗となるように加工した。図2
(a)は、この段階の状態を示す要部断面図である。
成後、予め用意しておいた厚さ 0.3mmのステンレス製メ
タルスクリーンを、配線パターン4形成面に位置合わせ
・配置して、Agペーストの印刷,乾燥を数回繰り返して
所要の高さの円錐状突起を形成してから、 150℃の熱風
オーブン中でAgペーストを硬化させて、図2 (b)に断面
的に示すごとく、配線パターン4の所定面に導体バンプ
3′を形成した。
間絶縁体層2を形成する絶縁性樹脂シート、たとえば厚
さ 100μm のガラスエポキシプリプレグ2′、厚さ18μ
m の電解銅箔5′を、図2 (c)に断面的に示すごとく、
順次、位置決め配置して積層体化した。
μm 程度のアルミ箔および厚さ 3mm程度のシリコーンゴ
ム板を被押圧体として配置し、さらに当て板を配置する
一方、支持基体6の裏面に厚さ 3mm程度のシリコーンゴ
ム板を配置した。この状態で加熱,加圧,冷却機構付き
のプレス装置にセットし、 175℃,樹脂圧 2 MPaで加圧
したまま冷却した後取り出し、図2 (d)に断面的に示す
ごとく、前記導体バンプ3′の先端部が合成樹脂シート
2′中に圧入・貫挿し、かつ先端部が電解銅箔5′に接
続する導体配線部3を備えた片面銅箔張り板を得た。
ろ、電解銅箔5′は強固に一体化しており、また導体配
線部3先端は塑性変形して(先端面が潰れた形で)、対
向する電解銅箔5′面に、電気的に低抵抗(7mΩ以下)
な状態で接合していた。
通常のエッチングレジストインク(商品名,PSR-4000
H,製造元:太陽インキKK)をスクリーン印刷し、配線
(導体)パターン部をマスクしてから、塩化第2銅をエ
ッチング液としてエッチング処理後、レジストマスク剥
離して、前記図1に断面的に示す多層印刷配線板1を得
た。
ト系の配線パターン4の所定面に、第2の導体バンプ
3′を形成した後(図2 (b)参照)、第2のガラスエポ
キシプリプレグ2′を積層配置して加圧成型によって、
第2の導体バンプ3′の先端部をガラスエポキシプリプ
レグ2′中に圧入・貫挿させた。次いで、前記第2のガ
ラスエポキシプリプレグ2′面に、前記露出した第2の
導体バンプ3′から成る導体配線部3と接続した第2の
導電性ペースト系の配線パターン4を形成し、この所定
面に、第2の導体バンプ3′を形成する工程を採り入
れ、導電性ペースト系の配線パターン4を2層内層した
多層印刷配線板を作成した。
間接続部)3の数が、4600個の多層印刷配線板1(20
枚)について、通常実施されている電気チェックを行っ
たところ、全ての接続に不良ないし信頼性などの問題が
認められなかった。さらに、前記導電パターン4,5間
の接続の信頼性を評価するため、ホットオイルテストで
( 260℃のオイル中に10秒浸漬,20℃のオイル中に20秒
浸漬のサイクルを 1サイクルとして)、 500回行っても
不良発生は認められず、従来の銅メッキ法による場合に
比較して、導電(配線)パターン間の接続信頼性がすぐ
れていた。つまり、簡略化された製造工程を採りなが
ら、低コストで歩留まりよく、信頼性の高い多層印刷配
線板を得ることができた。
を半田付け・実装して実装回路装置を作成したとき、半
田付け時の熱や半田素材などによる、配線パターンの損
傷なども起こらず、信頼性の高い実装回路装置を提供し
得ることも確認された。
のでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、いろいろ
の変形を採り得る。たとえば、配線パターン層間の絶縁
体層を成す合成樹脂シートは、ガラスエポキシプリプレ
グに限らず、ポリカーボネート樹脂,ポリスルホン樹
脂,熱可塑性ポリイミド樹脂,4フッ化ポリエチレン樹
脂,6フッ化ポリプロピレン樹脂,ポリエーテルエーテ
ルケトン樹脂などを素材としたシートでもよい。
パターンが主として導電性ペースト系で形成されなが
ら、外層配線パターンが導電性金属箔系で形成されてい
るため、電子部品の実装・半田付けなども容易、かつ高
信頼性の接続を行えるので、コスト的にも有利な多層印
刷配線板を提供できる。
前記請求項1に記載された作用・効果を呈する多層印刷
配線板を歩留まりよく、かつ低コストで提供できる。つ
まり、工程の繰り返しが多い多層型印刷配線板の製造に
おいては、大幅な工程数の低減となり、生産性ないし量
産性の向上に効果がある。そして、従来の多層型印刷配
線板などの製造工程で、必要不可欠であった穴明け工
程、メッキ工程が不要になることに伴い、製造工程で発
生する不良が大幅に抑えられ、歩留まりが向上するばか
りでなく、信頼性の高い印刷配線板が得られることにな
る。
す断面図。
(a)は支持基体面に導電性ペースト系の配線パターンを
形成した状態を示す断面図、 (b)は導電性ペースト系配
線パターン面に導体バンプを形成した状態を示す断面
図、 (c)は導体バンプ形成面に合成樹脂系シートを介し
て銅箔を積層,配置した状態を示す断面図、 (d)は(c)
図示の積層体を加圧一体化した状態を示す断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 導体バンプから成る貫通型の導体配線部
で接続された少なくとも一層の配線パターンを内層する
多層印刷配線板であって、 前記内層する配線パターンの少なくとも一層は導電性ペ
ースト系で形成され、かつ外層配線パターンが導電性金
属箔系で形成されていることを特徴とする多層印刷配線
板。 - 【請求項2】 所定位置に導体バンプを形設した支持基
体の主面に、合成樹脂系シート主面を対接させて積層的
に配置する工程と、 前記積層体を加圧し、前記合成樹脂系シートの厚さ方向
に、導体バンプ先端部を貫挿させて貫通型の導体配線部
を形成する工程と、 前記導体バンプ先端部が貫挿した合成樹脂系シート面
に、導体バンプ先端部に電気的に接続する配線パターン
を導電性ペーストで形成する工程と、 前記配線パターンの所定位置に導体バンプを形設し、こ
の導体バンプ形設面に合成樹脂系シートおよび導電性金
属箔を順次積層的に配置する工程と、 前記積層体を加圧し、合成樹脂系シートの厚さ方向に、
導体バンプ先端部を貫挿させて導電性金属箔面に接続す
る貫通型の導体配線部を形成する工程と、 前記導電性金属箔に選択的なエッチング処理を行い導電
パターン化する工程とを備えたことを特徴とする多層印
刷配線板の製造方法。 - 【請求項3】 所定位置に導体バンプを形設した支持基
体の主面に、合成樹脂系シート主面を対接させて積層的
に配置する工程と、 前記積層体を加圧し、前記合成樹脂系シートの厚さ方向
に、導体バンプ先端部を貫挿させて貫通型の導体配線部
を形成する工程と、 前記導体バンプ先端部が貫挿した合成樹脂系シート面
に、導体バンプ先端部に電気的に接続する配線パターン
およびこの配線パターンの所定位置に導体バンプを導電
性ペーストで形成する工程と、 前記配線パターンおよび導体バンプ形成面に合成樹脂系
シートおよび導電性金属箔を順次積層的に配置する工程
と、 前記積層体を加圧し、合成樹脂系シートの厚さ方向に、
導体バンプ先端部を貫挿させて導電性金属箔面に接続す
る貫通型の導体配線部を形成する工程と、 前記導電性金属箔に選択的なエッチング処理を行い導電
パターン化する工程とを備えたことを特徴とする多層印
刷配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33176295A JP4014667B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 多層配線印刷基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33176295A JP4014667B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 多層配線印刷基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172260A true JPH09172260A (ja) | 1997-06-30 |
JP4014667B2 JP4014667B2 (ja) | 2007-11-28 |
Family
ID=18247341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33176295A Expired - Lifetime JP4014667B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 多層配線印刷基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4014667B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100728755B1 (ko) * | 2005-06-24 | 2007-06-19 | 삼성전기주식회사 | 범프를 이용한 인쇄회로기판 및 그 제조방법 |
CN117457501A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-26 | 深圳明阳电路科技股份有限公司 | 一种高密度互连载板的制备方法 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33176295A patent/JP4014667B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100728755B1 (ko) * | 2005-06-24 | 2007-06-19 | 삼성전기주식회사 | 범프를 이용한 인쇄회로기판 및 그 제조방법 |
CN117457501A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-26 | 深圳明阳电路科技股份有限公司 | 一种高密度互连载板的制备方法 |
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---|---|
JP4014667B2 (ja) | 2007-11-28 |
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