JPH09171676A - データ記録/再生方法 - Google Patents

データ記録/再生方法

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JPH09171676A
JPH09171676A JP7349143A JP34914395A JPH09171676A JP H09171676 A JPH09171676 A JP H09171676A JP 7349143 A JP7349143 A JP 7349143A JP 34914395 A JP34914395 A JP 34914395A JP H09171676 A JPH09171676 A JP H09171676A
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JP
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JP7349143A
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Inventor
Yoshihisa Takayama
佳久 高山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープを複数のパーティションに分割
し、各パーティション毎にデータを記録する場合に、パ
ーティション番号の異なる2つのフォーマットに対応で
きるようにする。 【解決手段】 第2のフォーマットで記録/再生を行う
場合には、管理情報のパーティション番号とデータ用の
パーティション番号とを入れ替える。これにより、テー
プトップから順にパーティションを設定していき、テー
プトップから順に増加するパーティション番号を付加す
るようにした第1のフォーマットと、テープトップに管
理情報用のパーティションを設定し、管理情報用のパー
ティションに続いてデータ用のパーティションを設定
し、管理情報のパーティション番号がデータ用のパーテ
ィション番号より大きい第2のフォーマットとが設定可
能とり、第1のフォーマットと第2のフォーマットとの
互換性が簡単にとれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気テープにデ
ィジタルデータを記録/再生するデータ記録/再生方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを磁気テープに記録/
再生するテープストリーマドライブは、記録容量が膨大
であるため、ハードディスク等のストレージデバイスに
保存されたデータをバックアップするのに広く用いられ
ている。また、テープストリーマドライブは、バックア
ップ用としてばかりでなく、動画データのような大きな
ファイルのデータを記録する場合にも好適である。
【0003】このようなテープストリーマドライブとし
て、例えば、8ミリVTRのテープカセットと同様のテ
ープカセットを利用し、回転ヘッドを用いて、ヘリカル
スキャン方式で、ディジタルデータを磁気テープに記録
/再生するようなものが提案されている。
【0004】このようなテープストリーマドライブで
は、入出力インターフェースとして、例えば、SCSI
(Small Computer System Interface )インターフェー
スが用いられる。記録時には、SCSIインターフェー
スを介して、ホストコンピュータからデータが入力され
る。この入力データは、固定長のブロック単位に送られ
てくる。テープストリーマドライブで、この入力データ
が例えばLZ符号を用いて可変長符号で圧縮され、一
旦、バッファメモリに蓄えられる。バッファメモリに蓄
えられたデータは、所定のグループ毎に記録/再生系に
送られ、回転ヘッドにより磁気テープに記録される。再
生時には、磁気テープのデータが回転ヘッドにより再生
され、一旦、バッファメモリに蓄えられる。このバッフ
ァメモリからのデータは、元のデータに伸長され、SC
SIインターフェースを介して、ホストコンピュータに
送られる。
【0005】このような回転ヘッドによりデータが記録
/再生されるテープストリーマドライブに装着されるテ
ープカセットに、不揮発性メモリを取り付けることが提
案されている。この不揮発性メモリには、テープカセッ
ト毎の製造年月日や製造場所、テープの厚さや長さ、材
質等の情報が記録される。更に、この不揮発性メモリ
に、パーティション毎の管理情報や、ユーザ情報を記憶
させることが検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなテープスト
リーマドライブに装着されるテープカセットは、記録容
量が非常に大きいので、1巻の磁気テープを複数のパー
ティションに区分けして管理することが考えられる。こ
の場合、テープトップから順に、次のパーティションの
大きさを指定して、パーティションを設定していくこと
が提案されている。以下、このようなフォーマットをS
DXモードと称する。
【0007】SDXモードでは、例えば、図13に示す
ように、テープトップから順に、パーティション番号P
0、P1、P2、…のパーティションが設定される。新
たなパーティションを作る場合には、既にあるパーティ
ションの次に、指定された大きさで次のパーティション
番号のパーティションがプリフォーマットされる。例え
ば、今、パーティション番号P0、P1、P2が既に設
定されているとし、ここに新たなパーティションを作る
とすると、図14に示すように、パーティション番号P
2のパーティションの次に、指定された大きさでパーテ
ィション番号P3のパーティションがプリフォーマット
される。
【0008】このように、SDXモードでは、テープト
ップから順に、次のパーティションの大きさを指定し
て、パーティションが作られ、パーティション番号がテ
ープトップから順に、P0、P1、P2、…となる。こ
れにより、テープの記録容量に余裕があれば、任意のパ
ーティションの数を設定していくことが可能である。
【0009】ところで、回転ヘッドにより磁気テープに
データを記録/再生するテープストリーマドライブとし
ては、既に、DATのテープカセットと同様のテープカ
セットを用いたものが知られている。この従来のテープ
ストリーマドライブでは、DDSモードと呼ばれるフォ
ーマットが用いられている。DDSモードでは、上述の
パーティションとは異なる方式で、パーティションが設
定されている。
【0010】すなわち、図15は、DDSモードの場合
のパーティションを示すものである。DDSモードで
は、2つのパーティションに分割される。パーティショ
ン番号は、テープトップから順に、P1、P0であり、
テープトップのパーティション番号の方が大きくなって
いる。パーティション番号P1のパーティションは、管
理情報用であり、次のパーティション番号P0に、デー
タが記録される。
【0011】上述のように、従来のDDSモードでは、
パーティション番号がP1、P0の順である。これに対
して、SDXモードでは、テープトップから順に、次の
パーティションの大きさを指定して、パーティションが
設定され、パーティション番号は、P0、P1、P2、
…の順になる。このように、SDXモードとDDSモー
ドとでは、パーティション番号の割り振り方が反対であ
る。このため、SDXモードでDDSモードの処理がな
されると、プリフォーマットに長い時間がかかるように
なってしまう。
【0012】つまり、SDXモードでDDSモードの処
理を行おうとすると、図16に示すように、パーティシ
ョン番号がP0、P1の順になり、管理情報を記録する
パーティション番号P1がテープエンド側になる。管理
情報を記録するパーティションは、最初にプリフォーマ
ットしておかなければならない。ところが、管理情報を
記録するパーティションのパーティション番号はP1で
あり、SDXモードでは、パーティション番号P1をプ
リフォーマットするためには、その前のパーティション
番号P0のフォーマットが済んでいなければならない。
したがって、先ず、データを記録するためのパーティシ
ョン番号P0のパーティションをプリフォーマットして
おかなければならない。結局、SDXモードでDDSモ
ードの処理を行おうとすると、テープを全てプリフォー
マットしなければならないことになる。
【0013】したがって、この発明の目的は、パーティ
ション番号の異なる2つのフォーマットに対応できるデ
ータ記録/再生方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気テープ
を複数のパーティションに分割し、各パーティション毎
にデータを記録/再生するようなデータ記録/再生方法
において、テープトップから順にパーティションを設定
していき、テープトップから順に増加するパーティショ
ン番号を付加するようにした第1のフォーマットと、テ
ープトップに管理情報用のパーティションを設定し、管
理情報用のパーティションに続いてデータ用のパーティ
ションを設定し、管理情報のパーティション番号がデー
タ用のパーティション番号より大きい第2のフォーマッ
トとが設定可能とされ、第2のフォーマットで記録/再
生を行う場合には、管理情報のパーティション番号とデ
ータ用のパーティション番号とを入れ替えるようにした
ことを特徴とするデータ記録/再生方法である。
【0015】テープトップから順にパーティションを設
定していき、テープトップから順に増加するパーティシ
ョン番号を付加するようにした第1のフォーマットと、
テープトップに管理情報用のパーティションを設定し、
管理情報用のパーティションに続いてデータ用のパーテ
ィションを設定し、管理情報のパーティション番号がデ
ータ用のパーティション番号より大きい第2のフォーマ
ットとが設定可能である。第2のフォーマットで記録/
再生を行う場合には、管理情報のパーティション番号と
データ用のパーティション番号とを入れ替える。これに
より、第1のフォーマットと第2のフォーマットとの互
換性が簡単にとれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用で
きるテープストリーマドライブの一例を示すものであ
る。このテープストリーマドライブでは、テープ幅8m
mのテープカセットを用い、ヘリカルスキャン方式で、
磁気テープにデータが記録/再生される。
【0017】テープカセット1には、図2に示すよう
に、リール2A及び2Bが配設され、このリール2A及
び2Bの間に、テープ幅8mmの磁気テープ3が巻装さ
れる。この磁気テープ3に、ディジタルデータが記録/
再生される。また、テープカセット1には、不揮発性メ
モリ4が配設される。不揮発性メモリ4のモジュールか
らは、プラス5Vの電源端子5Aと、データ入出力力端
子5Bと、クロック入力端子5Cと、接地端子5Dとが
導出される。不揮発性メモリ4には、テープカセット毎
の製造年月日や製造場所、テープの厚さや長さ、材質、
各パーティションの管理情報、ユーザ情報等が記憶され
る。
【0018】図3に示すように、テープカセット1の外
観は、上側ケース6と、下側ケース7と、ガードパネル
8とからなり、通常の8ミリVTRに用いられるテープ
カセットと基本的には同様に構成されている。このテー
プカセット1のラベル面9には、端子ピン10A、10
B、10C、10Dが設けられる。これらの端子ピン1
0A、10B、10C、10Dは、テープカセット1内
に設けられた不揮発性メモリ4から導出されたプラス5
Vの電源端子5A、データ入出力力端子5B、クロック
入力端子5C、接地端子5Dに夫々接続される。
【0019】なお、上述の例では、4つの端子ピン10
A、10B、10C、10Dが設けられているが、5つ
の端子ピンを有するタイプのものが検討されている。
【0020】図1において、11は回転ドラムである。
回転ドラム11には、記録ヘッド12A及び12B、再
生ヘッド13A及び13Bが配置される。記録ヘッド1
2A及び12Bは、アジマス角の異なる2つのギャップ
が極めて近接して配置される構造となっている。同様
に、再生ヘッド13A及び13Bは、アジマス角の異な
る2つのギャップが極めて近接して配置される構造とな
っている。
【0021】回転ドラム11に、テープカセット1から
引き出された磁気テープ3が巻き付けられる。回転ドラ
ム11は、ドラムモータ14により回転される。また、
磁気テープ3は、キャプスタンモータ及びピンチローラ
(図示せず)により送られる。ドラムモータ14は、メ
カコントローラ17の制御の基に回転される。メカコン
トローラ17により、ドラムサーボ及びトラッキングサ
ーボ等の処理が行われている。メカコントローラ17
と、全体制御を行うシステムコントローラ15とは双方
向に接続されている。
【0022】磁気テープ3への記録データは、変調/復
調回路18で変調され、RFアンプ19を介して、記録
ヘッド12A及び12Bに供給される。記録ヘッド12
A及び12Bにより磁気テープ3に傾斜トラックに沿っ
てデータが記録される。記録ヘッド12A及び12Bは
互いに異なるアジマス角とされており、この傾斜トラッ
クは、1トラック毎に異なるアジマス角のトラックとな
る。
【0023】磁気テープ3のデータは、再生ヘッド13
A及び13Bにより再生される。再生ヘッド13A及び
13Bの出力は、RFアンプ19を介して、変調/復調
回路18に供給される。変調/復調回路18により、再
生データが復調される。
【0024】このテープストリーマドライブでは、デー
タの入出力に、SCSIインターフェースが用いられて
いる。すなわち、データを記録する際には、ホストコン
ピュータ25から、例えば32kバイトを1レコードと
して、データが送られてくる。このデータは、SCSI
インターフェース20を介して入力される。この入力デ
ータは、データ圧縮/伸長回路21に供給される。
【0025】データ圧縮/伸長回路21は、LZ符号に
より、データの圧縮/伸長処理を行うものである。LZ
符号は、入力した文字列の繰り返しを検出することよ
り、データの圧縮を行うものである。例えば、過去に処
理した文字列に専用のコードが割り振られ、辞書の形で
格納される。入力文字列と辞書とが比較され、一致した
ときは辞書コードに書き換えられる。一致しなかった文
字列は、逐次、辞書に登録される。このように、入力文
字列を辞書に登録し、文字列を辞書のコードに書き換え
ていくことにより、データが圧縮される。
【0026】データ圧縮/伸長回路21の出力は、バッ
ファコントローラ22の制御の基に、バッファメモリ2
3に一旦蓄えられる。データの記録は、グループ毎に行
われる。1グループは、所定トラック数のデータであ
る。バッファメモリ26から出力される1グループ分の
データは、変調/復調回路18に供給される。変調/復
調回路18で記録データが変調される。変調/復調回路
18の出力は、RFアンプ19を介して、記録ヘッド1
2A及び12Bに供給される。記録ヘッド12A及び1
2Bにより磁気テープ3にデータが傾斜トラックで記録
される。
【0027】データを再生する際には、磁気テープ3の
記録データが再生ヘッド13A及び13Bにより再生さ
れる。再生ヘッド13A及び13Bの出力は、RFアン
プ19を介して、変調/復調回路18に供給される。変
調/復調回路18により、再生データが復調される。変
調/復調回路18の出力は、バッファコントローラ22
の制御の基に、バッファメモリ23に一旦蓄えられる。
【0028】バッファメモリ23の出力は、データ圧縮
/伸長回路21に供給される。データ圧縮/伸長回路2
1により、データが伸長され、元のデータに戻される。
データ圧縮/伸長回路21の出力は、SCSIインター
フェース20を介して、ホストコンピュータ25に出力
される。
【0029】テープカセット1には、MIC(Memory I
n Cassette)と呼ばれる不揮発性メモリ4が設けられて
いる。システムコントローラ15により、不揮発性メモ
リ4にデータが入/出力される。なお、不揮発性メモリ
4とホストコンピュータ25との間では、SCSIのコ
マンドを用いて、情報がやり取りされる。このため、不
揮発性メモリ4とホストコンピュータ25との間を結線
する必要はない。テープカセット1とホストコンピュー
タ25との間は、SCSIインターフェースだけで結ぶ
ことができる。
【0030】図4及び図5は、磁気テープ3に記録され
るデータの構成を示すものである。磁気テープ3には、
図4に示すように、ブロックを単位としてデータが記録
/再生される。1ブロックは、図4に示すように、1バ
イトのシンクA1と、サーチ等に用いる6バイトのID
データA2と、2バイトのパリティA3と、64バイト
のデータA4とからなる。
【0031】1トラックには、図5に示すように、デー
タが配置される。すなわち、1トラックには、471ブ
ロック分のデータが配置される。図5に示すように、1
トラックの両端にトラッキング制御用のATFエリアA
12、A16が設けられると共に、1トラックの中間に
ATFエリアA14が設けられる。このATFエリアA
12、A14、A16としては、5ブロック分の領域が
用意されている。ATFエリアA12及びA16の更に
端部は、4ブロック分のマージンA11及びA17とさ
れている。ATFエリアA12とATFエリアA14と
の間に、224ブロック分のデータエリアA13が設け
られ、また、ATFエリアA14とATFエリアA16
との間に、224ブロック分のデータエリアA15が設
けられる。
【0032】そして、図6に示すように、所定数、例え
ば40トラック(20フレーム)を1グループとして、
磁気テープ3にデータが記録される。記録データは、L
Z符号により可変長で圧縮されるので、1グループに何
レコード分のデータが入るかは不定である。また、1グ
ループのデータ中には、グループ内でのレコードの情報
や、エラー訂正コードが含まれている。
【0033】このテープストリーマドライブでは、図7
に示すように、1本のテープを複数のパーティションP
0、P1、P2、…に分けて使用することができる。パ
ーティションの数は、256まで設定することができ
る。パーティションに分けて使用した場合には、各パー
ティション毎にテープをエジェクトするエリアAE 0、
E 1、AE 2、…が設けられる。
【0034】また、テープストリーマドライブでは、S
DXモードと、DDSモードとに対応できる。SDXモ
ードは上述のテープストリーマドライブに用いて最適な
モードであり、DDSモードとは、従来のテープストリ
ーマドライブとの互換性を持たせるためのモードであ
る。SDXモードとDDSモードとでは、パーティショ
ンの設定の仕方が異なっている。
【0035】SDXモードでは、図8Aに示すように、
テープトップから順に最大256個のパーティションP
0、P1、P2、…、が設定できる。これに対して、D
DSモードの場合には、図8Bに示すように、最大でも
パーティションP1とパーティションP0の2つのパー
ティションである。また、図8Bに示すように、DDS
モードの場合には、パーティションの番号がテープトッ
プからP1、P0の順であり、そして、パーティション
P1の容量を指定して、残りがパーティションP0とな
る。これに対して、SDXモードでは、パーティション
の番号がテープトップからP0、P1、P2、…の順で
あり、そして、存在するパーティションの次に、パーテ
ィションを付加するようにしている。そこで、DDSモ
ードのときには、パーティション番号P1をパーティシ
ョン番号P0とし、パーティション番号P0をパーティ
ション番号P1とするようにしている。
【0036】前述したように、このテープストリーマド
ライブでは、テープカセットとして不揮発性メモリ4を
備えたものが用いられる。そして、この不揮発性メモリ
4とホストコンピュータ25との間でデータをやり取り
するために、SCSIにコマンドが用意されている。新
たに用意されたコマンドは、「Sdx DeviceC
onfiguration」、「Sdx Append
Partition」、「Sdx Log Sele
ct」、及び「Sense Page List」であ
る。
【0037】「Sdx Device Configu
ration」コマンドは、SDXモードとDDSモー
ドとの選択、オプションのデバイスエリアの設定を行う
コマンドである。「Sdx Device Confi
guration」には、SDXビット、デバイスビッ
ト、ABSビットが含まれている。
【0038】もし、SDXビットが「0」に設定されて
いたら、DDSモードであると判断し、最大パーティシ
ョンステージ数が2で、パーティション番号P1をパー
ティション番号P0にし、パーティション番号P0をパ
ーティション番号P1にする。この場合には、オプショ
ナルデバイスエリアを設けず、MICは使わない。
【0039】もし、SDXビットが「1」に設定されて
いるなら、SDXモードであると判断し、最大パーティ
ション数は256とし、パーティション番号は、P0、
P1、P2、P3、…の順とする。この場合には、オプ
ショナルデバイスエリアを置くことができ、MICを使
うことができる。
【0040】もし、SDXビットが「1」に設定され、
デバイスがビットが1に設定されていたら、パーティシ
ョン番号は、P0、P1、P2、P3、…の順とする。
この場合には、この場合には、各パーティションにオプ
ショナルデバイスエリアを持たなければならず、MIC
を使うことができる。
【0041】もし、ABSビットが1に設定されたら、
最速サーチのために、ドライブは、アブソリュートボリ
ュームマップを作成し、保持する。
【0042】「Sdx Append Partiti
on」コマンドは、パーティションを1つ追加するため
のコマンドである。「Sdx Append Part
ition」コマンドには、FDP、SDP、IDP、
PSUMのビットが含まれている。パーティションは、
最後のパーティションに付け加えられる。FDP=0、
SDP=0、IDP=1、PSUM=10の状態に維持
される。このコマンドは、最後のパーティションより後
に発行されなけばならない。もし、コマンドが他のパー
ティションで発行されると、ドライブは、コンディショ
ンチェックをする。
【0043】「Sdx Log Select」コマン
ドは、アブソリュートボリュームマップを削除するコー
ドと、新たなユーザボリュームノートを作るためのコー
ドと、存在するユーザボリュームノートを削除するため
のコードと、特定のユーザパーティションノートを削除
するためのコードと、新たなユーザパーティションノー
トを作成するためのコードと、コメント情報を書くため
のコードとからなる。
【0044】「Sense Page List」コマ
ンドは、製造情報を読むためのコードと、ボリューム情
報を読むためのコードと、パーティション情報を読むた
めのコードと、アブソリュートボリュームマップは存在
するか尋ねるためのコードと、アブソリュートボリュー
ムマップを読むためのコードと、新たなユーザボリュー
ムノートに何バイト利用可能か尋ねるためのコードと、
存在するユーザボリュームノートのサイズをチェックす
るためのコードと、ユーザボリュームノートを読むため
のコードと、ユーザパーティションノートがあるパーテ
ィションのリストを得るためのコードと、新たなユーザ
パーティションノートのために何バイト利用可能か尋ね
るためのコードと、ユーザパーティションノートを読む
ためのコードと、コメント情報を読むためのコードとか
らなる。
【0045】なお、アプリケーションボリュームマッ
プ、ユーザボリュームノート、ユーザパーティションノ
ート、ボリュームマニュファクチャインフォメーショ
ン、パーティションインフォメーション、アブソリュー
トボリュームマップ等は、MICに書かれる情報であ
り、これらの情報については、後に詳述する。
【0046】前述したように、テープカセット1には、
MICと呼ばれる不揮発性の半導体メモリ4が設けられ
ている。不揮発性メモリ4のデータ容量は、例えば2k
バイトとされている。勿論、より大きなデータ容量のメ
モリを用いて不揮発性メモリ4を実現することが可能で
ある。不揮発性メモリ4には、カセットテープの製造場
所や製造年月日や、テープの厚みやテープの長さ等、製
造情報が格納されると共に、初期化時のカセット全体の
情報、各パーティションの情報等の初期化情報が格納さ
れる。更に、高速サーチのための情報、ユーザ情報等を
記録することができる。この不揮発性メモリ4のデータ
構造について、以下に詳述する。
【0047】図9は、不揮発性メモリ4のデータ構造を
示すものである。不揮発性メモリ4のデータには、MI
Cヘッダが設けられる。このヘッダは、更に、マニュフ
ァクチャパートのヘッダと、ドライブイニシャライズパ
ートのヘッダとに分けられる。マニュファクチャパート
のヘッダには、製造時の情報が予め格納される。ドライ
ブイニシャライズパートのヘッダには、初期化時にテー
プの情報やパーティションの情報が記録される。
【0048】図9において、F1はマニュファクチャパ
ートのチェックサムフィールドである。このフィールド
F1には、マニュファクチャパートの部分のチェックサ
ムが配置される。このマニュファクチャパートのチェッ
クサムフィールドF1は、例えば1バイト確保されてい
る。このマニュファクチャパートのチェックサムは、カ
セット製造時に求められる。
【0049】なお、後に説明するように、マニュファク
チャパートチェックサムは、マニュファクチャパートの
部分のみについてのチェックサムであり、ドライブイニ
シャライズパートには別のチェックサムが設けられてい
る。更に、各セル毎にチェックサムが設けられている。
不揮発性メモリ4には、同じ所を読み書きする回数によ
り寿命が決まるものがある。マニュファクチャパートの
データは、製造時に記録された後には変更されることが
なく、ドライブイニシャライズパートの部分だけのチェ
ックサムを書き込むようにすると、チェックサムの書き
換え回数が減る。このため、MICの寿命を延ばすこと
ができる。
【0050】F2はMICタイプフィールドである。こ
のフィールドF2には、MICのタイプが配置される。
このMICタイプフィールドF2としては、例えば1バ
イト確保されている。MICのタイプには、4ピンの構
造のものと、5ピンの構造のものとが定義されている。
例えば、MICタイプが「0」なら4ピンの構造のもの
であり、「1」なら5ピンの構造のものである。
【0051】F3はMICマニュファクチャデイトフィ
ールドである。フィールドF3には、MICの製造年月
日が配置される。MICの製造年月日は、例えば、YY
/MM/DD/HHとして記述される。YYは年、DD
は日、HHは時間を表す。例えば、MICが1995年
4月23日午後3時に製造されたとすると、このフィー
ルドは、バイナリコードで、「95042315」とな
る。
【0052】F4はMICマニュファクチャラインネー
ムフィールドである。このフィールドF4には、MIC
を製造したラインの名前が配置される。基本的には、1
キャラクタ1バイトで、8キャラクタ分が確保されてい
る。キャラクタとしては、ASCIIコードが用いられ
る。ところで、ASCIIコードは、7ビットで表現さ
れる。1バイトで8文字分は、(8×8=64)ビット
であり、7ビットで記述すれば、9文字分収めることが
できる。そこで、先頭の1バイトのMSBにより、1キ
ャラクタ1バイトで8キャラクタを表現するか、1キャ
ラクタ7ビットで9キャラクタを表現するかが識別でき
るようになっている。通常は、各バイトのMSBが
「0」に設定され、1キャラクタ1バイトで、8キャラ
クタが記述される。先頭の1バイトのMSBが「1」な
ら、7ビットで9キャラクタが記述される。
【0053】F5はMICマニュファクチャプラントネ
ームフィールドである。このフィールドF5には、MI
Cを製造した工場名を示すものである。このネームは、
上述のMICマニュファクチャラインネームと同様に、
基本的には、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタ分
が確保されている。キャラクタとしては、ASCIIコ
ードが用いられる。そして、通常は、各バイトのMSB
が「0」に設定され、1キャラクタ1バイトで、8キャ
ラクタが記述される。先頭の1バイトのMSBが「1」
なら、7ビットで9キャラクタが記述される。
【0054】F6はMICマニュファクチャネームフィ
ールドである。このフィールドF6には、MICの製造
社名が配置される。このネームは、基本的には、1キャ
ラクタ1バイトで、8キャラクタ分が確保されている。
キャラクタとしては、ASCIIコードが用いられる。
そして、通常は、各バイトのMSBが「0」に設定さ
れ、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタが記述され
る。先頭の1バイトのMSBが「1」なら、7ビットで
9キャラクタが記述される。
【0055】F7はMICネームフィールドである。こ
のフィールドF7には、MICのベンダ名が配置され
る。このネームは、基本的には、1キャラクタ1バイト
で、8キャラクタ分が確保されている。キャラクタとし
ては、ASCIIコードが用いられる。そして、通常
は、各バイトのMSBが「0」に設定され、1キャラク
タ1バイトで、8キャラクタが記述される。先頭の1バ
イトのMSBが「1」なら、7ビットで9キャラクタが
記述される。
【0056】F8はカセットマニュファクチャデイトフ
ィールドである。このフィールドF8には、カセットの
製造年月日がYY/MM/DD/HHで記述される。Y
Yは年、DDは日、HHは時間を表す。例えば、カセッ
トは、1995年4月23日午後3時に製造されると、
このフィールドは、バイナリコードで、「950423
15」となる。
【0057】F9はカセットマニュファクチャラインネ
ームフィールドである。このフィールドF9には、カセ
ットを製造したラインの名前が配置される。このネーム
は、基本的には、1キャラクタ1バイトで、8キャラク
タ分が確保されている。キャラクタとしては、ASCI
Iコードが用いられる。そして、通常は、各バイトのM
SBが「0」に設定され、1キャラクタ1バイトで、8
キャラクタが記述される。先頭の1バイトのMSBが
「1」なら、7ビットで9キャラクタが記述される。
【0058】F10はカセットマニュファクチャプラン
トネームフィールドである。このフィールドF10に
は、カセットを製造した工場名が配置される。このネー
ムは、基本的には、1キャラクタ1バイトで、8キャラ
クタ分が確保されている。キャラクタとしては、ASC
IIコードが用いられる。そして、通常は、各バイトの
MSBが「0」に設定され、1キャラクタ1バイトで、
8キャラクタが記述される。先頭の1バイトのMSBが
「1」なら、7ビットで9キャラクタが記述される。
【0059】F11はカセットマニュファクチャネーム
フィールドである。このフィールドF11には、カセッ
トのベンダ名が配置される。このネームは、基本的に
は、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタ分が確保さ
れている。キャラクタとしては、ASCIIコードが用
いられる。そして、通常は、各バイトのMSBが「0」
に設定され、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタが
記述される。先頭の1バイトのMSBが「1」なら、7
ビットで9キャラクタが記述される。
【0060】F12はカセットネームフィールドであ
る。このフィールドF12には、カセット名が配置され
る。このネームは、基本的には、1キャラクタ1バイト
で、8キャラクタ分が確保されている。キャラクタとし
ては、ASCIIコードが用いられる。そして、通常
は、各バイトのMSBが「0」に設定され、1キャラク
タ1バイトで、8キャラクタが記述される。先頭の1バ
イトのMSBが「1」なら、7ビットで9キャラクタが
記述される。
【0061】F13はOEMカセットネームフィールド
である。このフィールドF13には、OEM(Original
Equipment Manufactures )の相手先の会社名が配置さ
れる。このネームは、基本的には、1キャラクタ1バイ
トで、8キャラクタ分が確保されている。キャラクタと
しては、ASCIIコードが用いられる。そして、通常
は、各バイトのMSBが「0」に設定され、1キャラク
タ1バイトで、8キャラクタが記述される。先頭の1バ
イトのMSBが「1」なら、7ビットで9キャラクタが
記述される。
【0062】F14はロウフォーマットIDフィールド
である。このフィールドF14には、物理的なテープの
特性が配置される。すなわち、テープの材質、テープの
厚み、テープの長さ、トラックピッチ、フレームサイ
ズ、ブロック当たりのバイト数等がこのフィールドF1
4に配置される。
【0063】F15はマキシマムクロック周波数フィー
ルドである。このフィールドF15には、MICの最大
クロック周波数が配置される。もし、100kHzな
ら、このフィールドは、「100」に設定される。
【0064】F16はマキシマムライトサイクルフィー
ルドである。このフィールドF16には、1回で何バイ
ト記録可能かの情報が配置される。この値は、MICと
して使用する不揮発性メモリの物理的な特性に依存す
る。
【0065】F17はMICキャパシティフィールドで
ある。このフィールドF17には、MICとして使用さ
れる不揮発性メモリの容量が配置される。もし、メモリ
の容量が2048バイトなら、このフィールドの値「1
1」(2048=211)として記述される。
【0066】F18はライトプロテクトトップアドレス
フィールドである。このフィールドF18は、MICの
一部の領域を書込み禁止とするために用いられる。ライ
トプロテクトトップアドレスは、書込み禁止領域の開始
アドレスを示す。
【0067】F19はライトプロテクトカウントフィー
ルドである。このフィールドF19は、MICの一部の
領域を書込み禁止とするために用いられる。ライトプロ
テクトカウントは、書込み禁止領域のバイト数を示す。
したがって、フィールドF18で示されるライトプロテ
クトトップアドレスから、このフィールドF19で示さ
れるライトプロテクトカウント数までが書込み禁止とな
る。
【0068】F20はリザーブフィールドであり、この
フィールドF20は、将来必要な情報を配置するために
リザーブされている。
【0069】次に、ドライブイニシャライズパートにつ
いて説明する。ドライブイニシャライズパートの情報
は、テープを初期化するときに記録される。
【0070】F21はドライブイニシャライズパートチ
ェックサムフィールドである。フィールドF21には、
ドライブイニシャライズパートのチェックサムが配置さ
れる。前述したように、MICヘッダのうち、マニュフ
ァクチャパートのチェクサムと、ドライブイニシャライ
ズパートのチェックサムとは、別々に設けられている。
【0071】F22はMICロジックフォーマットフィ
ールドである。フィールドF22は、MICの論理フォ
ーマットのID番号が格納される。MICフォーマット
としては、基本MICフォーマットの他に、ファームウ
ェア更新テープMICフォーマット、リファレンステー
プMICフォーマット、クリーニングカセットMICフ
ォーマット等がある。
【0072】F23はボリュームインフォメーションポ
インタフィールドである。このフィールドF23には、
ボリューム情報、すなわち1巻のカセットの情報の格納
領域を示すポインタが配置される。このボリュームイン
フォメーションポインタで指し示されるアドレスに、ボ
リュームインフォメーションセルC1が位置する。
【0073】F24はユーザパーティションノートポイ
ンタフィールドである。フィールドF24には、ユーザ
情報の格納領域を示すポインタが配置される。これは、
オプションの情報であり、もし、この情報が不要なら、
「0」に設定される。ユーザインフォメーションポイン
タにより指し示されるアドレスに、ユーザパーティショ
ンノートセルC6が位置する。
【0074】F25はアブソリュートボリュームマップ
ポインタフィールドである。フィールドF25には、絶
対位置情報の格納領域を示すポインタが配置される。こ
れは、オプションの情報である。もし、この情報を実現
しないなら「0」に設定される。アブソリュートボリュ
ームマップポインタにより指し示されるアドレスに、ア
ブソリュートボリュームマップインフォメーションセル
C3が位置する。
【0075】F26はリザーブフィールドであり、将
来、必要な情報を入れるために確保されている。
【0076】F27はガベージポインタフィールドであ
る。フィールドF27には、ガベージセルを示すポイン
タが配置される。これは、オプションの情報である。も
し、この情報を実現しないなら、「0」に設定される。
ガベージポインタにより指し示されるアドレスに、ガベ
ージセルC4が位置される。
【0077】F28はコメントフィールドである。フィ
ールドF28には、コメントが配置される。コメントと
しては、1バイトのキャラクタで、15キャラクタ分が
用意されている。
【0078】次に、ポインタによりその位置が指定され
るセルの構成について説明する。C1は、ボリューム情
報セルである。このセルC1には、エジェクトステータ
ス情報、初期化回数情報、ボリューム情報、パーティシ
ョンセルの位置を示すポインタ、ユーザボリュームノー
トセルC2の位置を示すポインタが配置される。ボリュ
ームノートセルC2のポインタは、オプションであり、
もし、ボリュームノートがなければ、このポインタは、
ヌルとされる。エジェクトステータスは、テープが初期
化されている間、「0」にリセットされ、デバイスエリ
アからアンロードされる前に更新される。
【0079】C2は、ユーザボリュームノートセルであ
る。このユーザボリュームノートセルには、ボリューム
毎のユーザデータが蓄えられる。
【0080】C3は、アブソリュートボリュームマップ
インフォメーションセルである。このセルC3には、フ
レームのカウント数の絶対値と、パーティションID
と、グループカウント数と、レコードカウント数と、ト
ラックマークのカウント数と、ファイルマークのカウン
ト数が蓄えられる。また、このアブソリュートボリュー
ムマップインフォメーションセルC3には、スパン距離
と、ボリュームの絶対カウント数、スパン毎のボリュー
ムマップの情報が蓄えられる。例えば、スパンを10m
とし、テープの絶対長が160mとであるとすると、ス
パン距離が10、ボリュームの絶対カウント数が16と
なる。
【0081】C4は、ガベージセルである。このセルC
4には、特に使用しないデータを格納しておくものであ
る。
【0082】C5は、パーティション情報セルである。
このセルC5には、パーティションの履歴の情報が蓄え
られる。パーティションの履歴には、パーティション毎
のロードカウント数、アクセスカウント数が含まれる。
更に、このパーティション情報セルには、各パーティシ
ョン毎にライト許可、リード許可、ライトリトライ許
可、リードリトライ許可を設定するための情報が含まれ
ている。
【0083】C6は、ユーザパーティションノートセル
を示すものである。このセルC6には、ボリューム毎の
ユーザデータが蓄えられる。
【0084】図10は、パーティション情報の内容を示
すものである。パーティション情報には、パーティショ
ンをロードした回数(LoadCount)G1、パー
ティョンをアクセスした回数(AccessCoun
t)G2や、パーティションの更新回数(Update
ReplaceCount)G3等の履歴情報が含めら
れる。これらの履歴情報から、テープのダメージが推察
でき、テープダメージに応じたテープ管理が行なえる。
例えば、所定回数以上使用したパーティションがある場
合には、警告を発生される。この警告により、ユーザは
そのパーティションでは、テープが損傷していることが
分かる。
【0085】また、パーティション情報には、パーティ
ション毎のIDマップ(IdMapNumber)G4
が含められる。このIDマップにより、例えば、サーチ
速度に応じて、IDが配置できる。すなわち、高速サー
チでは、サーチコードがまとっまっている方がサーチコ
ードを確実に拾える。一方、低速サーチでは、サーチコ
ードが分散している方が、サーチコードを拾える確率が
上がる。そこで、例えば、低速サーチ用のフォーマット
では、16ブロック毎に1ブロックづつ1トラックに2
8ポイント、サーチ用のIDが配置される。高速サーチ
用のフォーマットでは、例えば、128ブロック毎に7
ブロックづつ1トラックに4ポイント、サーチ用のID
が配置される。そして、高速サーチ用のフォーマットで
あるか、低速サーチ用のフォーマットであるかが、Id
MapNumberにより示される。
【0086】更に、パーティション情報には、パーティ
ション毎に、書込み/読み出し可能、再書込み/再読み
出し可能が設定できる。すなわち、フラグビット0の
(prevent_write)G5により、書込み可
能かどうかが設定され、フラグビット1の(preve
nt_read)G6により、読出し可能かどうかが設
定される。フラグビット2の(prevent_wri
te_retry)G7により、再書込み可能かどうか
が設定され、フラグビット3の(prevent_re
ad_retry)G8により、再書込み可能かどうか
が設定される。これにより、パーティション毎に、ライ
トプロテクトや、リードアフタライトの制御を行うこと
が可能となる。
【0087】また、前述したように、このテープストリ
ーマドライブでは、SDXモードの他に、従来のフォー
マットとの互換性をもたせたDDSモードが設定され
る。SDXモードであるかDDSモードであるかを識別
するために、テープの所定のエリア又は不揮発性メモリ
4に、モードの情報が記憶される。具体的には、図11
に示すように、モード情報は、volume_info
_on_tapeのビット0のフラグの(dds_mo
de)H1に記録される。このフラグが「1」ならSD
Xモードであり、「0」ならDDSモードである。
【0088】図12に示すように、パーティション番号
を伴うコマンドが与えられたとき(ステップST1)、
SDXモードかDDSモードかが判断され(ステップS
T2)、DDSモードなら、パーティション番号P0と
P1とが入れ替えられて処理が行われ(ステップST
3)、SDXモードなら、そのままのパーティション番
号で処理が行われる(ステップST4)。
【0089】
【発明の効果】この発明によれば、テープカセットに
は、不揮発性メモリが内蔵される。磁気テープは、複数
のパーティションに区切って使用される。各パーティシ
ョン毎の書込み/読出し許可に関する情報が不揮発性メ
モリに記憶される。これにより、パーティション毎に、
書込み/読出し許可が設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用されたテープカセットの一例の
説明に用いる平明図である。
【図3】この発明が適用されたテープカセットの一例の
説明に用いる斜視図である。
【図4】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの説明に用いる略線図である。
【図5】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの説明に用いる略線図である。
【図6】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの説明に用いる略線図である。
【図7】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの説明に用いる略線図である。
【図8】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの説明に用いる略線図である。
【図9】この発明が適用されたテープカセットに配設さ
れた不揮発性メモリの説明に用いる略線図である。
【図10】この発明が適用されたテープカセットに配設
された不揮発性メモリの説明に用いる略線図である。
【図11】この発明が適用されたテープカセットに配設
された不揮発性メモリの説明に用いる略線図である。
【図12】この発明の一実施例の説明に用いるフローチ
ャートである。
【図13】従来のテープストリーマドライブの説明に用
いる略線図である。
【図14】従来のテープストリーマドライブの説明に用
いる略線図である。
【図15】従来のテープストリーマドライブの説明に用
いる略線図である。
【図16】従来のテープストリーマドライブの説明に用
いる略線図である。
【符号の説明】
2A、2B リール 3 磁気テープ 4 不揮発性メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを複数のパーティションに分
    割し、上記各パーティション毎にデータを記録/再生す
    るようなデータ記録/再生方法において、 テープトップから順にパーティションを設定していき、
    テープトップから順に増加するパーティション番号を付
    加するようにした第1のフォーマットと、 テープトップに管理情報用のパーティションを設定し、
    上記管理情報用のパーティションに続いてデータ用のパ
    ーティションを設定し、上記管理情報のパーティション
    番号が上記データ用のパーティション番号より大きい第
    2のフォーマットとが設定可能とされ、 上記第2のフォーマットで記録/再生を行う場合には、
    上記管理情報のパーティション番号と上記データ用のパ
    ーティション番号とを入れ替えるようにしたことを特徴
    とするデータ記録/再生方法。
  2. 【請求項2】 上記第1のフォーマットで記録したか上
    記第2のフォーマットで記録したかの情報を記憶するよ
    うにした請求項1記載のデータ記録/再生方法。
JP7349143A 1995-12-20 1995-12-20 データ記録/再生方法 Withdrawn JPH09171676A (ja)

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