JPH1131376A - 情報記録再生装置及び方法 - Google Patents

情報記録再生装置及び方法

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JPH1131376A
JPH1131376A JP18360397A JP18360397A JPH1131376A JP H1131376 A JPH1131376 A JP H1131376A JP 18360397 A JP18360397 A JP 18360397A JP 18360397 A JP18360397 A JP 18360397A JP H1131376 A JPH1131376 A JP H1131376A
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JP
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tape
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data
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JP18360397A
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Inventor
Yoshihisa Takayama
佳久 高山
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープを複製する際に、使用頻度順にデータ
を配置することができるようにして、アクセス速度の改
善を図る。 【解決手段】 テープカセットのカートリッジ内にメモ
リを設け、このメモリに各パーティション毎のアクセス
頻度に関する情報を記録しておく。テープを複製する際
には、このアクセス頻度情報を読み取り、アクセス頻度
の高い順に、テープの先頭からデータを記録していく。
これにより、アクセス頻度の高いパーティションがテー
プの先頭に位置するようになり、アクセス速度の改善が
図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気テープの関
連情報が記憶される不揮発性メモリを備えたメモリ付き
テープカセットが装着されるテープストリーマドライブ
に用いて好適な情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを磁気テープに記録/
再生するテープストリーマドライブは、記録容量が膨大
であるため、ハードディスク等のストレージデバイスに
保存されたデータをバックアップするのに広く用いられ
ている。また、テープストリーマドライブは、バックア
ップ用としてばかりでなく、動画データのような大きな
ファイルのデータを記録する場合にも好適である。
【0003】このようなテープストリーマドライブとし
て、例えば、8ミリVTRのテープカセットと同様のテ
ープカセットを利用し、回転ヘッドを用いて、ヘリカル
スキャン方式で、ディジタルデータを磁気テープに記録
/再生するようなものが提案されている。このようなテ
ープストリーマドライブにおけるテープカセットでは、
1巻のテープを複数のパーティションに分けて使用する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような磁気テープ
を用いたデータ記録媒体は、所望のデータをアクセスす
るのにテープをその位置まで巻き戻し或いは早送りしな
ければならないので、データの記録位置によってアクセ
ス速度が大きく異なってくる。通常、テープは巻き戻さ
れた状態で保管されるので、テープの先頭に記録されて
いるデータは、後に記録されているデータに比べて、ア
クセス時間が短くて済む。したがって、1巻のテープを
複数のパーティションに分けて使用した場合には、使用
頻度の高いパーティションのデータがテープの先頭に記
録されていることが望まれる。
【0005】しかしながら、従来では、使用頻度が高い
か否かを簡単に判別することはできない。例えば特開昭
63−46678号公報に示されているように、ギャッ
プとギャップに挟まれた内容を1つのブロックとして管
理して、所望のファイル名を含むデータを指定して複製
できるようにしたものが提案されている。しかしなが
ら、この場合にも、使用頻度の情報が得られないため、
ユーザが複製の順番を指示する必要がある。
【0006】したがって、この発明の目的は、テープの
複製を作成する際に、使用頻度順に、データを配置する
ことができる情報記録装置及び方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、カートリッ
ジ内にテープ状記録媒体を収納するとともに、カートリ
ッジに不揮発性メモリが設けられたテープカセットの記
録再生を行なう情報記録再生装置において、テープ状記
録媒体を複数のパーティションに分割して使用した際
に、パーティション毎のアクセス頻度を示す情報を上記
不揮発性メモリに記憶させる手段と、テープの複製を行
なう際に、不揮発性メモリから各パーティション毎のア
クセス頻度の情報を読み出し、アクセス頻度に応じた順
番で、新たなテープカセットのテープ状記録媒体に複製
データを記録するように制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする情報記録再生装置である。
【0008】テープカセットには、不揮発性メモリが設
けられ、この不揮発性メモリには、パーティション毎の
アクセス頻度を示す情報が記憶される。テープの複製を
行なう際に、この不揮発性メモリのパーティション毎の
アクセス頻度を示す情報が読み出され、アクセス頻度の
高いパーティションの順にデータが記録される。これに
より、アクセス速度の向上が計れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
できるテープストリーマドライブの一例を示すものであ
る。このテープストリーマドライブでは、テープ幅8m
mのテープカセットを用い、ヘリカルスキャン方式で、
磁気テープにデータが記録/再生される。
【0010】テープカセット1には、図2に示すよう
に、リール2A及び2Bが配設され、このリール2A及
び2Bの間に、テープ幅8mmの磁気テープ3が巻装さ
れる。この磁気テープ3にディジタルデータとして、例
えば画像情報および/または音声情報等が記録/再生さ
れる。また、テープカセット1には、不揮発性メモリ
(以下、MIC(Memory In Cassette)と称する)4が
配設される。MIC4のモジュールからは、プラス5V
の電源端子5Aと、データ入出力端子5Bと、クロック
入力端子5Cと、接地端子5Dとが導出される。MIC
4には、テープカセット毎の製造年月日や製造場所、テ
ープの厚さや長さ、材質、各パーティションの管理情
報、ユーザ情報、画像情報および/または音声情報等が
記憶される。
【0011】図3に示すように、テープカセット1の外
観は、上側ケース6と、下側ケース7と、ガードパネル
8とからなり、通常の8ミリVTRに用いられるテープ
カセットと基本的には同様に構成されている。このテー
プカセット1のラベル面9には、端子ピン10A、10
B、10C、10Dが設けられる。これらの端子ピン1
0A、10B、10C、10Dは、テープカセット1内
に設けられたMIC4から導出されたプラス5Vの電源
端子5A、データ入出力端子5B、クロック入力端子5
C、接地端子5Dに夫々接続される。
【0012】テープカセット1としては、このようなM
IC4を備えたものの他に、MIC4を有していないも
のがある。MIC4を有するテープカセットかどうか
は、テープカセット1のクロック入力端子5Cにクロッ
クを供給して、データがデータ入出力端子5Bから返っ
てくるかどうかにより判断できる。
【0013】また、上述の例では、4つの端子ピン10
A、10B、10C、10Dが設けられているが、5つ
の端子ピンを有するタイプのものが検討されている。
【0014】図1において、11は回転ドラムである。
回転ドラム11には、記録ヘッド12A及び12B、再
生ヘッド13A及び13Bが配置される。記録ヘッド1
2A及び12Bは、アジマス角の異なる2つのギャップ
が極めて近接して配置される構造となっている。同様
に、再生ヘッド13A及び13Bは、アジマス角の異な
る2つのギャップが極めて近接して配置される構造とな
っている。
【0015】回転ドラム11に、テープカセット1から
引き出された磁気テープ3が巻き付けられる。回転ドラ
ム11は、ドラムモータ14により回転される。また、
磁気テープ3は、キャプスタンモータ及びピンチローラ
(図示せず)により送られる。ドラムモータ14は、メ
カコントローラ17の制御の基に回転される。メカコン
トローラ17により、ドラムサーボ及びトラッキングサ
ーボ等の処理が行われている。メカコントローラ17
と、全体制御を行うシステムコントローラ15とは双方
向に接続されている。
【0016】磁気テープ3への記録データは、変調/復
調回路18で変調され、RFアンプ19を介して、記録
ヘッド12A及び12Bに供給される。記録ヘッド12
A及び12Bにより磁気テープ3に傾斜トラックに沿っ
てデータが記録される。記録ヘッド12A及び12Bは
互いに異なるアジマス角とされており、この傾斜トラッ
クは、1トラック毎に異なるアジマス角のトラックとな
る。
【0017】磁気テープ3のデータは、再生ヘッド13
A及び13Bにより再生される。再生ヘッド13A及び
13Bの出力は、RFアンプ19を介して、変調/復調
回路18に供給される。変調/復調回路18により、再
生データが復調される。
【0018】このテープストリーマドライブでは、デー
タの入出力に、SCSIインターフェースが用いられて
いる。すなわち、データを記録する際には、ホストコン
ピュータ25から、例えば32kバイトを1レコードと
して、データが送られてくる。このデータは、SCSI
インターフェース20を介して入力される。この入力デ
ータは、データ圧縮/伸長回路21に供給される。
【0019】データ圧縮/伸長回路21は、例えば、L
Z符号により、データの圧縮/伸長処理を行うものであ
る。LZ符号は、入力した文字列の繰り返しを検出する
ことより、データの圧縮を行うものである。例えば、過
去に処理した文字列に専用のコードが割り振られ、辞書
の形で格納される。入力文字列と辞書とが比較され、一
致したときは辞書コードに書き換えられる。一致しなか
った文字列は、逐次、辞書に登録される。このように、
入力文字列を辞書に登録し、文字列を辞書のコードに書
き換えていくことにより、データが圧縮される。なお、
データ圧縮方式としては、他の符号を用いることができ
る。
【0020】データ圧縮/伸長回路21の出力は、バッ
ファコントローラ22の制御の基に、バッファメモリ2
3に一旦蓄えられる。データの記録は、グループ毎に行
われる。1グループは、所定トラック数のデータであ
る。バッファメモリ26から出力される1グループ分の
データは、変調/復調回路18に供給される。変調/復
調回路18で記録データが変調される。変調/復調回路
18の出力はRFアンプ19を介して記録ヘッド12A
及び12Bに供給される。記録ヘッド12A及び12B
により磁気テープ3にデータが傾斜トラックで記録され
る。
【0021】データを再生する際には、磁気テープ3の
記録データが再生ヘッド13A及び13Bにより再生さ
れる。再生ヘッド13A及び13Bの出力は、RFアン
プ19を介して、変調/復調回路18に供給される。変
調/復調回路18により、再生データが復調される。変
調/復調回路18の出力は、バッファコントローラ22
の制御の基に、バッファメモリ23に一旦蓄えられる。
【0022】バッファメモリ23の出力はデータ圧縮/
伸長回路21に供給される。データ圧縮/伸長回路21
により、データが伸長され、元のデータに戻される。デ
ータ圧縮/伸長回路21の出力は、SCSIインターフ
ェース20を介して、ホストコンピュータ25に出力さ
れる。
【0023】テープカセット1には、MIC4が設けら
れている。システムコントローラ15により、MIC4
にデータが入/出力される。なお、MIC4とホストコ
ンピュータ25との間では、SCSIのコマンドを用い
て、情報がやり取りされる。このため、MIC4とホス
トコンピュータ25との間を結線する必要はなく、テー
プカセット1とホストコンピュータ25との間は、SC
SIインターフェースだけで結ぶことができる。
【0024】図4及び図5は、磁気テープ3に記録され
るデータの構成を示すものである。磁気テープ3には、
図4に示すように、ブロックを単位としてデータが記録
/再生される。1ブロックは、図4に示すように、1バ
イトのシンクA1と、サーチ等に用いる6バイトのID
データA2と、2バイトのパリティA3と、64バイト
のデータA4とからなる。
【0025】1トラックには、図5に示すように、デー
タが配置される。すなわち、1トラックには、471ブ
ロック分のデータが配置される。図5に示すように、1
トラックの両端にトラッキング制御用のATFエリアA
12、A16が設けられると共に、1トラックの中間に
ATFエリアA14が設けられる。このATFエリアA
12、A14、A16としては、5ブロック分の領域が
用意されている。ATFエリアA12及びA16の更に
端部は、4ブロック分のマージンA11及びA17とさ
れている。ATFエリアA12とATFエリアA14と
の間に、224ブロック分のデータエリアA13が設け
られ、また、ATFエリアA14とATFエリアA16
との間に、224ブロック分のデータエリアA15が設
けられる。
【0026】そして、図6に示すように、所定数、例え
ば40トラック(20フレーム)を1グループとして、
磁気テープ3にデータが記録される。記録データは、L
Z符号により可変長で圧縮されるので、1グループに何
レコード分のデータが入るかは不定である。また、1グ
ループのデータ中には、グループ内でのレコードの情報
や、エラー訂正コードが含まれている。
【0027】このテープストリーマドライブでは、図7
に示すように、1本のテープを複数のパーティションP
0、P1、P2、…に分けて使用することができる。パ
ーティションの数は、最大256まで設定することがで
きる。パーティションに分けて使用した場合には、各パ
ーティション毎にテープをロード/アンロードするエリ
ア(デバイスエリア又はオプショナルデバイスエリア)
E 0、AE 1、AE2、…を設けることができる。
【0028】また、テープストリーマドライブでは、S
DXモードと、DDSモードとに対応できる。SDXモ
ードとDDSモードとでは、パーティションの設定の仕
方が異なっている。
【0029】SDXモードでは、図8Aに示すように、
テープトップから順に最大256個のパーティションP
0、P1、P2、…、が設定できる。これに対して、D
DSモードの場合には、図8Bに示すように、最大でも
パーティションP1とパーティションP0の2つのパー
ティションである。
【0030】また、図8Bに示すように、DDSモード
の場合には、パーティションナンバがテープトップが#
1で次が#0の順であり、そして、パーティション#1
の容量を指定して、残りがパーティション#0となる。
【0031】これに対して、SDXモードでは、パーテ
ィションの番号がテープトップから#0、#1、#2、
…の順であり、そして、存在するパーティションの次
に、パーティションを付加するようにしている。
【0032】テープカセット1のMIC4とホストコン
ピュータ25との間でデータをやり取りするために、S
CSIにコマンドが用意されている。上述のように、S
DXモードとDDSモードの互換性を保つために、新た
なコマンドが用意される。新たに用意されたコマンド
は、「Sdx Device Configurati
on」、「Sdx Append Partitio
n」、「Sdx LogSelect」、及び「Sen
se Page List」である。
【0033】「Sdx Device Configu
ration」コマンドは、SDXモードとDDSモー
ドとの選択、オプションのデバイスエリアの設定を行う
コマンドである。「Sdx Device Confi
guration」には、SDXビット、デバイスビッ
ト、ABSビットが含まれている。
【0034】もし、SDXビットが「0」に設定されて
いたら、DDSモードであると判断し、最大パーティシ
ョン数が2で、パーティション番号#1をパーティショ
ン番号#0にし、パーティション番号#0をパーティシ
ョン番号#1にする。この場合には、オプショナルデバ
イスエリアを設けず、MICは使わない。
【0035】もし、SDXビットが「1」に設定されて
いるなら、DDXモードであると判断し、最大パーティ
ション数は256とし、パーティション番号は、#0、
#1、#2、#3、…の順とする。この場合には、オプ
ショナルデバイスエリアを置くことができ、MICを使
うことができる。
【0036】もし、SDXビットが「1」に設定され、
デバイスビットが1に設定されていたら、パーティショ
ン番号は、#0、#1、#2、#3、…の順とする。こ
の場合には、各パーティションにオプショナルデバイス
エリアを持たなければならず、MICを使うことができ
る。
【0037】もし、ABSビットが「1」に設定された
ら、高速サーチのために、ドライブは、アブソリュート
ボリュームマップを作成し、保持する。
【0038】「Sdx Append Partiti
on」コマンドは、パーティションを1つ追加するため
のコマンドである。「Sdx Append Part
ition」コマンドには、FDP、SDP、IDP、
PSUMのビットが含まれている。パーティションは、
最後のパーティションに付け加えられる。FDP=0、
SDP=0、IDP=1、PSUM=10の状態に維持
される。このコマンドは、最後のパーティションより後
に発行されなけばならない。もし、コマンドが他のパー
ティションで発行されると、ドライブは、コンディショ
ンチェックをする。
【0039】「Sdx Log Select」コマン
ドは、アブソリュートボリュームマップを削除するコー
ドと、新たなユーザボリュームノートを作るためのコー
ドと、存在するユーザボリュームノートを削除するため
のコードと、特定のユーザパーティションノートを削除
するためのコードと、新たなユーザパーティションノー
トを作成するためのコードと、コメント情報を書くため
のコードとからなる。
【0040】「Sense Page List」コマ
ンドは、製造情報を読むためのコードと、ボリューム情
報を読むためのコードと、パーティション情報を読むた
めのコードと、アブソリュートボリュームマップは存在
するか尋ねるためのコードと、アブソリュートボリュー
ムマップを読むためのコードと、新たなユーザボリュー
ムノートに何バイト利用可能か尋ねるためのコードと、
存在するユーザボリュームノートのサイズをチェックす
るためのコードと、ユーザボリュームノートを読むため
のコードと、ユーザパーティションノートがあるパーテ
ィションのリストを得るためのコードと、新たなユーザ
パーティションノートのために何バイト利用可能か尋ね
るためのコードと、ユーザパーティションノートを読む
ためのコードと、コメント情報を読むためのコードとか
らなる。
【0041】なお、アプリケーションボリュームマッ
プ、ユーザボリュームノート、ユーザパーティションノ
ート、ボリュームマニュファクチャインフォメーショ
ン、パーティションインフォメーション、アブソリュー
トボリュームマップ等は、MICに書かれる情報であ
り、これらの情報については、後に詳述する。
【0042】図9は、SDXモードで1巻のテープを1
パーティションとして使用した場合の磁気テープ3の記
録データの構成を示し、図11は、SDXモードで、1
巻のテープを複数のパーティションに分けて使用した場
合の磁気テープ3の記録データの構成を示すものであ
る。
【0043】図9に示すように、SDXモードで、1巻
のテープを1パーティションとして使用した場合には、
テープの最初に、テープをロード、アンロードするため
のデバイスエリアB1が設けられる。次にリファレンス
エリアB2が設けられ、その後に、誤差を吸収するため
のポジショントレランスバンドエリアB3が設けられ
る。続いて、システムエリアB4が設けられる。
【0044】システムエリアB4は、システムプリアン
ブルS1、システムログS2、システムポストアンブル
S3、ポジショントレランスバンドS4、ベンダグルー
ププリアンブルS5からなる。システムエリアB4の後
に、データエリアB5が設けられる。
【0045】データエリアB5には、グループ単位でデ
ータが記録される。データエリアの先頭はベンダグルー
プG1とされ、その後にグループ毎のデータG2、G
2、…が順に記録される。データの終了はアンブルフレ
ームG3とされる。
【0046】データエリアB5の後に、データの終了で
あることを示すEOD(End Of Data )エリアB6が付
加される。このEODエリアB6の後に、テープをロー
ド、アンロードするためのオプショナルデバイスエリア
B7を設けることができる。
【0047】図10に示すように、1巻のテープを複数
のパーティションに区切って使用した場合には、テープ
の最初に、テープをロード、アンロードするためのデバ
イスエリアB11が設けられ、次にパーティション#0
のリファレンスエリアB12が設けられ、その後に、誤
差を吸収するためのポジショントレランスバンドエリア
B13が設けられる。続いて、パーティションナンバ#
0のシステムエリアB14が設けられる。
【0048】パーティション#0のシステムエリアB1
4は、パーティション#0についての、システムプリア
ンブルS11、システムログS12、システムポストア
ンブルS13、ポジショントレランスバンドS14、ベ
ンダグループプリアンブルS15からなる。
【0049】システムエリアの後に、パーティション#
0のデータエリアB15が設けられる。データエリアB
15には、上述の1パーティションのときと同様に、グ
ループ単位でデータが記録される。そして、データエリ
アの後に、パーティション#0のデータの終了であるこ
とを示すEODデータエリアB16が付加される。
【0050】更に、複数のパーティションを使用する場
合には、パーティション#0と同様に、次のパーティシ
ョン(パーティションナンバ#1)のシステムエリアが
設けられ、システムエリアの後に、次のパーティション
のデータエリアが設けられる。
【0051】このように、テープを複数のパーティショ
ンに区切って使用した場合には、各パーティション毎
に、システムエリアB14が設けられる。このシステム
エリアB14には、システムログエリアS12が設けら
れる。システムログエリアS12は、テープカセットの
使用履歴を記録するものである。これは、MIC4を有
していないテープカセットの場合に利用される。MIC
4を有しているテープカセットの場合には、MIC4を
利用して、各パーティション毎の履歴を格納することが
できる。
【0052】なお、システムログエリアの内容は、後に
説明するMIC4のパーティションインフォメーション
のシステムログエリアの内容と、基本的には同様であ
る。
【0053】図1において、MIC4のデータ容量は、
例えば2kバイトとされている。勿論、より大きなデー
タ容量のメモリを用いてMIC4を実現することが可能
である。MIC4には、カセットテープの製造場所や製
造年月日や、テープの厚みやテープの長さ等、製造情報
が格納されると共に、初期化時のカセット全体の情報、
各パーティションの情報等の初期化情報が格納される。
更に、高速サーチのための情報、ユーザ情報、画像情報
および/または音声情報等を記録することができる。こ
のMIC4のデータ構造について、以下に詳述する。
【0054】図11及び図12は、MICのデータ構造
を示すものである。なお、図11は、特に、MIC4の
データ領域に格納されるパーティションインフォメーシ
ョン及びユーザインフォメーションの構造が示され、図
12は、特に、ヘッダ領域の詳細と、ヘッダ領域とデー
タ領域との関係が示されている。
【0055】図11及び図12に示すように、MIC4
のデータの先頭には、ヘッダ領域が設けられ、このヘッ
ダ領域に続いてデータ領域が設けられる。データ領域に
は、磁気テープの絶対位置情報(アブソリュートボリュ
ームマップ)や、磁気テープの使用履歴に関する情報
(ボリュームインフォメーション)や、テープカセット
自体に関してユーザ(ベンダー)が提供した情報(ユー
ザボリュームノート)や、磁気テープに対して書き込ま
れたパーティション毎の記録データに関する各種履歴
(パーティョンインフォメーション)や、パーティショ
ン毎のユーザが書き込み可能なコメント等の各種情報
(ユーザパーティョンノート)等が格納される。これら
のMIC4のデータ領域に格納される情報は、リスト構
造とされている。ここで、リスト構造とは以下のような
構造のものである。
【0056】図13は、リスト構造を簡単に説明したも
のである。図13において、記憶単位となる各セルCE
LL11、CELL12、CELL13は、データDA
TA11、DATA12、DATA13と、リンク情報
LINK11、LINK12、LINK13を有してい
る。例えば、ルートROOT10には、結合情報として
セルCELL11のアドレスを示すポインタがあり、こ
のポインタによりセルCELL11の位置が指定され
る。セルCELL11には、結合情報としてセルCEL
L12のアドレスを示すポインタがあり、このポインタ
によりセルCELL12の位置が指定される。セルCE
LL12には、結合情報としてセルCELL13のアド
レスを示すポインタがあり、このポインタによりセルC
ELL13の位置が指定される。
【0057】また、セルCELL13には、結合情報と
してセルCELL12のアドレスを示すポインタがあ
り、このポインタによりセルCELL12の位置が指定
される。セルCELL12には、結合情報としてセルC
ELL11のアドレスを示すポインタがあり、このポイ
ンタによりセルCELL11の位置が指定される。
【0058】このように、リスト構造では、各セルのリ
ンク情報を辿っていくことにより、目的のセルをアクセ
スすることができる。
【0059】後に説明するように、ボリュームインフォ
メーション、ユーザボリュームノート、アブソリュート
ボリュームマップインフォメーション、ガベージ、パー
ティションインフォメーション、ユーザパーティション
ノートは、リンク情報を含んでいる。リンク情報は、基
本的には、図14に示されるように定義されている。
【0060】リンク情報の変数名をlink_info
とすると、このlink_infoは、8バイトからな
り、1バイトのセルチェックサム(cell_chec
ksum)と、1バイトのリザーブ領域(reserv
ed)と、2バイトのセルの長さ(length)と、
前のセルの位置するアドレスの2バイトのポインタ(p
rev_ptr)と、次のセルの位置するアドレスの2
バイトのポインタ(next_ptr)とからなる。セ
ルチェックサムは、各セルのデータから作られる。
【0061】図11及び図12において、MIC4のデ
ータの先頭には、ヘッダが設けられる。このヘッダは、
図12に示すように、更に、マニュファクチャパートの
ヘッダ(フィールドF1〜F20)と、ドライブイニシ
ャライズパートのヘッダ(フィールトF22〜F28)
とに分けられる。マニュファクチャパートのヘッダに
は、製造時の情報が予め格納される。ドライブイニシャ
ライズパートのヘッダには、初期化時にテープの情報や
パーティションの情報が記録される。
【0062】図12において、フィールドF1はマニュ
ファクチャパートのチェックサムフィールドである。こ
のフィールドF1には、マニュファクチャパートの部分
のチェックサムが配置される。このマニュファクチャパ
ートのチェックサムフィールドF1は、例えば1バイト
確保されている。このマニュファクチャパートのチェッ
クサムは、カセット製造時に求められる。
【0063】なお、マニュファクチャパートチェックサ
ムは、マニュファクチャパートの部分のみについてのチ
ェックサムであり、ドライブイニシャライズパートには
別のチェックサムが設けられている。更に、各セル毎に
チェックサムが設けられている。MIC4には、同じ所
を読み書きする回数により寿命が決まるものがある。ド
ライブイニシャライズパートのデータは、製造時に記録
された後には変更されることがなく、マニファクチャパ
ートの部分だけのチェックサムを書き込むようにする
と、チェックサムの書き換え回数が減る。このため、M
ICの寿命を延ばすことができる。
【0064】フィールドF2はMICタイプフィールド
である。このフィールドF2には、MICのタイプが配
置される。このMICタイプフィールドF2としては、
例えば1バイト確保されている。MICのタイプには、
4ピンの構造のものと、5ピンの構造のものとが定義さ
れている。例えば、MICタイプが「0」なら4ピンの
構造のものであり、「1」なら5ピンの構造のものであ
る。
【0065】フィールドF3はMICマニュファクチャ
デイトフィールドである。フィールドF3には、MIC
の製造年月日が配置される。MICの製造年月日は、例
えば、YY/MM/DD/HHとして記述される。YY
は年、DDは日、HHは時間を表す。例えば、MICが
1995年4月23日午後3時に製造されたとすると、
このフィールドは、バイナリコードで、「950423
15」となる。
【0066】フィールドF4はMICマニュファクチャ
ラインネームフィールドである。このフィールドF4に
は、MICを製造したラインの名前が配置される。基本
的には、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタ分が確
保されている。キャラクタとしては、ASCIIコード
が用いられる。ところで、ASCIIコードは、7ビッ
トで表現される。1バイトで8文字分は、(8×8=6
4)ビットであり、7ビットで記述すれば、9文字分収
めることができる。そこで、先頭の1バイトのMSBに
より、1キャラクタ1バイトで8キャラクタを表現する
か、1キャラクタ7ビットで9キャラクタを表現するか
が識別できるようになっている。通常は、各バイトのM
SBが「0」に設定され、1キャラクタ1バイトで、8
キャラクタが記述される。先頭の1バイトのMSBが
「1」なら、7ビットで9キャラクタが記述される。
【0067】フィールドF5はMICマニュファクチャ
プラントネームフィールドである。このフィールドF5
には、MICを製造した工場名を示すものである。この
ネームは、上述のMICマニュファクチャラインネーム
と同様に、基本的には、1キャラクタ1バイトで、8キ
ャラクタ分が確保されている。キャラクタとしては、A
SCIIコードが用いられる。そして、通常は、各バイ
トのMSBが「0」に設定され、1キャラクタ1バイト
で、8キャラクタが記述される。先頭の1バイトのMS
Bが「1」なら、7ビットで9キャラクタが記述され
る。
【0068】フィールドF6はMICマニュファクチャ
ネームフィールドである。このフィールドF6には、M
ICの製造社名が配置される。このネームは、基本的に
は、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタ分が確保さ
れている。キャラクタとしては、ASCIIコードが用
いられる。そして、通常は、各バイトのMSBが「0」
に設定され、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタが
記述される。先頭の1バイトのMSBが「1」なら、7
ビットで9キャラクタが記述される。
【0069】フィールドF7はMICネームフィールド
である。このフィールドF7には、MICのベンダ名が
配置される。このネームは、基本的には、1キャラクタ
1バイトで、8キャラクタ分が確保されている。キャラ
クタとしては、ASCIIコードが用いられる。そし
て、通常は、各バイトのMSBが「0」に設定され、1
キャラクタ1バイトで、8キャラクタが記述される。先
頭の1バイトのMSBが「1」なら、7ビットで9キャ
ラクタが記述される。
【0070】フィールドF8はカセットマニュファクチ
ャデイトフィールドである。このフィールドF8には、
カセットの製造年月日がYY/MM/DD/HHで記述
される。YYは年、DDは日、HHは時間を表す。例え
ば、カセットは、1995年4月23日午後3時に製造
されると、このフィールドは、バイナリコードで、「9
5042315」となる。
【0071】フィールドF9はカセットマニュファクチ
ャラインネームフィールドである。このフィールドF9
には、カセットを製造したラインの名前が配置される。
このネームは、基本的には、1キャラクタ1バイトで、
8キャラクタ分が確保されている。キャラクタとして
は、ASCIIコードが用いられる。そして、通常は、
各バイトのMSBが「0」に設定され、1キャラクタ1
バイトで、8キャラクタが記述される。先頭の1バイト
のMSBが「1」なら、7ビットで9キャラクタが記述
される。
【0072】フィールドF10はカセットマニュファク
チャプラントネームフィールドである。このフィールド
F10には、カセットを製造した工場名が配置される。
このネームは、基本的には、1キャラクタ1バイトで、
8キャラクタ分が確保されている。キャラクタとして
は、ASCIIコードが用いられる。そして、通常は、
各バイトのMSBが「0」に設定され、1キャラクタ1
バイトで、8キャラクタが記述される。先頭の1バイト
のMSBが「1」なら、7ビットで9キャラクタが記述
される。
【0073】フィールドF11はカセットマニュファク
チャネームフィールドである。このフィールドF11に
は、カセットのベンダ名が配置される。このネームは、
基本的には、1キャラクタ1バイトで、8キャラクタ分
が確保されている。キャラクタとしては、ASCIIコ
ードが用いられる。そして、通常は、各バイトのMSB
が「0」に設定され、1キャラクタ1バイトで、8キャ
ラクタが記述される。先頭の1バイトのMSBが「1」
なら、7ビットで9キャラクタが記述される。
【0074】フィールドF12はカセットネームフィー
ルドである。このフィールドF12には、カセット名が
配置される。このネームは、基本的には、1キャラクタ
1バイトで、8キャラクタ分が確保されている。キャラ
クタとしては、ASCIIコードが用いられる。そし
て、通常は、各バイトのMSBが「0」に設定され、1
キャラクタ1バイトで、8キャラクタが記述される。先
頭の1バイトのMSBが「1」なら、7ビットで9キャ
ラクタが記述される。
【0075】フィールドF13はOEMカセットネーム
フィールドである。このフィールドF13には、OEM
(Original Equipment Manufactures )の相手先の会社
名が配置される。このネームは、基本的には、1キャラ
クタ1バイトで、8キャラクタ分が確保されている。キ
ャラクタとしては、ASCIIコードが用いられる。そ
して、通常は、各バイトのMSBが「0」に設定され、
1キャラクタ1バイトで、8キャラクタが記述される。
先頭の1バイトのMSBが「1」なら、7ビットで9キ
ャラクタが記述される。
【0076】フィールドF14はロウフォーマットID
フィールドである。このフィールドF14には、物理的
なテープの特性が配置される。すなわち、テープの材
質、テープの厚み、テープの長さ、トラックピッチ、フ
レームサイズ、ブロック当たりのバイト数等がこのフィ
ールドF14に配置される。
【0077】フィールドF15はマキシマムクロック周
波数フィールドである。このフィールドF15には、M
ICの最大クロック周波数が配置される。もし、100
kHzなら、このフィールドは、「100」に設定され
る。
【0078】フィールドF16はマキシマムライトサイ
クルフィールドである。このフィールドF16には、1
回で何バイト記録可能かの情報が配置される。この値
は、MICとして使用する不揮発性メモリの物理的な特
性に依存する。
【0079】フィールドF17はMICキャパシティフ
ィールドである。このフィールドF17には、MICと
して使用される不揮発性メモリの容量が配置される。も
し、メモリの容量が2048バイトなら、このフィール
ドの値「11」(2048=211)として記述される。
【0080】フィールドF18はライトプロテクトトッ
プアドレスフィールドである。このフィールドF18
は、MICの一部の領域を書込み禁止とするために用い
られる。ライトプロテクトトップアドレスは、書込み禁
止領域の開始アドレスを示す。
【0081】フィールドF19はライトプロテクトカウ
ントフィールドである。このフィールドF19は、MI
Cの一部の領域を書込み禁止とするために用いられる。
ライトプロテクトカウントは、書込み禁止領域のバイト
数を示す。したがって、フィールドF18で示されるラ
イトプロテクトトップアドレスから、このフィールドF
19で示されるライトプロテクトカウント数までが書込
み禁止となる。
【0082】フィールドF20はリザーブフィールドで
あり、このフィールドF20は、将来必要な情報を配置
するためにリザーブされている。
【0083】次に、ドライブイニシャライズパートにつ
いて説明する。ドライブイニシャライズパートの情報
は、テープを最初に使用するときに、テープストリーマ
ドライブにより初期化される。
【0084】フィールドF21はドライブイニシャライ
ズパートチェックサムフィールドである。フィールドF
21には、ドライブイニシャライズパートのチェックサ
ムが配置される。前述したように、MICヘッダのう
ち、マニュファクチャパートのチェクサムと、ドライブ
イニシャライズパートのチェックサムとは、別々に設け
られている。
【0085】フィールドF22はMICロジックフォー
マットフィールドである。フィールドF22は、MIC
の論理フォーマットのID番号が格納される。MICフ
ォーマットとしては、基本MICフォーマットの他に、
ファームウェア更新テープMICフォーマット、リファ
レンステープMICフォーマット、クリーニングカセッ
トMICフォーマット等がある。
【0086】フィールドF23はボリュームインフォメ
ーションポインタフィールドである。このフィールドF
23には、ボリューム情報、すなわち1巻のカセットの
情報の格納領域を示すポインタが配置される。このボリ
ュームインフォメーションポインタで指し示されるアド
レスに、ボリュームインフォメーションのセルC1が位
置する。更に、ボリュームインフォメーションポインタ
から、パーティション毎の情報の格納領域であるパーテ
ィションインフォメーションのセルC5に辿ることがで
きる。
【0087】フィールドF24はユーザパーティション
ノートポインタフィールドである。フィールドF24に
は、磁気テープ3に記憶されるデータの格納領域を示す
ポインタが配置される。これは、オプションの情報であ
り、後述するように、パーティションに記録されている
複数の画像情報の代表的な画像が静止画像として記録さ
れ、更に複数の音声情報の代表的な音声が記録されてい
る。もし、この情報が不要なら、「0」に設定される。
ユーザインフォメーションポインタにより指し示される
アドレスに、ユーザパーティションノートのセルC6が
位置する。このユーザパーティションノートポインタフ
ィールドF24に記録される静止画像及び音声情報は、
JPEGまたはGIFなどの圧縮がなされて記録されて
いる。
【0088】フィールドF25はアブソリュートボリュ
ームマップポインタフィールドである。フィールドF2
5には、絶対位置情報の格納領域を示すポインタが配置
される。これは、オプションの情報である。もし、この
情報を実現しないなら「0」に設定される。アブソリュ
ートボリュームマップポインタにより指し示されるアド
レスに、アブソリュートボリュームマップインフォメー
ションのセルC3が位置する。
【0089】フィールドF26はリザーブフィールドで
あり、将来、必要な情報を入れるために確保されてい
る。
【0090】フィールドF27はガベージポインタフィ
ールドである。フィールドF27には、ガベージのセル
を示すポインタが配置される。これは、オプションの情
報である。もし、この情報を実現しないなら、「0」に
設定される。ガベージポインタにより指し示されるアド
レスに、ガベージのセルC4が位置される。
【0091】フィールドF28はコメントフィールドで
ある。フィールドF28には、コメントが配置される。
コメントとしては、1バイトのキャラクタで、15キャ
ラクタ分が用意されている。このコメントフィールドF
28には、ユーザが自由に情報を記録/再生することが
できる。このコメントフィールドF28を使用して、テ
ープカセットを識別する一例として、従来バーコードラ
ベルをテープカセットに貼り付けバーコードリーダによ
って、読み取っていたが、このコメントフィールドF2
8にバーコードと同じデータを格納することで容易に管
理することが可能となる。このようにコメントフィール
ドF28には、バーコードと同じデータを記憶すること
ができるため、テープカセットを管理するアプリケーシ
ョンから見た場合、識別コード(バーコード)が同一と
なるので、バーコードサブシステムのコードセンシング
部分のみ不揮発性メモリに対応させるのみで用いること
ができる。
【0092】次に、上述のようにヘッダのポインタによ
りその位置が指定されるセルの構成について説明する。
これらのセルの情報は、MIC4のデータ領域にリスト
構造により格納されている。
【0093】セルC1は、ボリュームインフォメーショ
ンのセルである。このセルC1には、エジェクトステー
タス情報、初期化回数情報、ボリューム情報、パーティ
ションインフォメーションのセルC5の位置を示すポイ
ンタ、ユーザボリュームノートのセルC2の位置を示す
ポインタが配置される。ボリュームノートのセルC2の
ポインタは、オプションであり、もし、ボリュームノー
トがなければ、このポインタは、ヌルとされる。エジェ
クトステータスは、テープが初期化されている間、
「0」にリセットされ、デバイスエリアからアンロード
される前に更新される。
【0094】セルC2は、ユーザボリュームノートのセ
ルである。このユーザボリュームノートのセルC2に
は、後述するように、テープカセットのパーティション
毎の関連が記憶されている。
【0095】セルC3は、アブソリュートボリュームマ
ップインフォメーションのセルである。このセルC3に
は、フレームのカウント数の絶対値と、パーティション
IDと、グループカウント数と、レコードカウント数
と、トラックマークのカウント数と、ファイルマークの
カウント数が蓄えられる。また、このアブソリュートボ
リュームマップインフォメーションのセルC3には、ス
パン距離と、ボリュームの絶対カウント数、スパン毎の
ボリュームマップの情報が蓄えられる。例えば、スパン
を10mとし、テープの絶対長が160mとであるとす
ると、スパン距離が10、ボリュームの絶対カウント数
が16となる。
【0096】セルC4は、ガベージのセルである。この
セルC4には、特に使用しないデータを格納しておくも
のである。
【0097】セルC5は、パーティションインフォメー
ションのセルである。このセルC5には、パーティショ
ンの履歴の情報が蓄えられる。パーティションの履歴に
は、パーティション毎のロードカウント数、アクセスカ
ウント数が含まれる。更に、このパーティションインフ
ォメーションのセルC5には、各パーティション毎にラ
イト許可、リード許可、ライトリトライ許可、リードリ
トライ許可を設定するための情報が含まれている。な
お、このパーティションインフォメーションのセルC5
の内容は、前述の磁気テープのシステムエリアのシステ
ムログの内容と同様に構成されている。
【0098】セルC6は、ユーザパーティションノート
のセルである。このセルC6には、ボリューム毎のユー
ザデータが蓄えられる。
【0099】上述のように、ドライブイニシャライズパ
ートのヘッダにあるボリュームインフォメーションポイ
ンタのフィールドF23により、ボリュームインフォメ
ーションのセルC1の位置が指定される。また、ユーザ
インフォメーションポインタのあるフィールドF24に
より、ユーザパーティションノートのセルC6の位置が
指定される。また、アブソリュートボリュームマップポ
インタのあるフィールドF25により、アブソリュート
ボリュームマップインフォメーションのセルC3の位置
が指定される。また、ガベージポインタのあるフィルー
ドF27により、ガベージのセルC4の位置が指定され
る。このように、パーティション情報やユーザ情報は、
リスト構造で配置されている。このため、限られたMI
C4の容量を有効に利用することができる。
【0100】例えば、説明の簡単のために、アブソリュ
ートボリュームマップの情報や、ユーザパーティション
ノートの情報を付けずに、パーティションの数を変えた
ときのユーザボリュームノートとして確保できる領域の
変化について考察すると、図15及び図16に示すよう
になる。図15は、パーティションを34とった場合で
ある。この場合、MICヘッダに122バイト、ボリュ
ームインフォメーションのセルに108バイトが固定し
て割り当てられる。そして、パーティションが34の場
合には、パーティションのセルとして、1768バイト
が割り当てられる。したがって、32バイトがユーザノ
ートのセルとして確保できる。なお、この32バイトの
うち、有効データは22バイトである。
【0101】一方、パーティションが1の場合には、図
16に示すように、MICヘッダに122バイト、ボリ
ュームインフォメーションのセルに108バイトが固定
して割り当てられ、パーティションのセルとして、52
バイトが割り当てられる。したがって、1766バイト
がユーザノートのセルとして確保できる。なお、この1
766バイトのうち、有効データは1756バイトであ
る。
【0102】このように、リスト構造とされているた
め、パーティションの数の変化に柔軟に対応できる。す
なわち、パーティションの数をユーザが設定できるよう
なテープストリーマドライブでは、パーティションの数
が変わると、パーティションの管理情報が変化する。リ
スト構造を用いることにより、パーティションが少ない
場合には、その分をユーザノートのセルとして確保で
き、記憶領域を有効利用することができる。
【0103】MIC4を有しているテープカセットの場
合には、パーティション毎の履歴情報が格納されるパー
ティションインフォメーションのセルC5を有してい
る。このパーティションインフォメーションのセルC5
は、図17に示すような構造となっている。
【0104】図17に示すように、セルの先頭には、1
バイトのパーティションインフォメーションのチェック
サムD1が設けられ、続く1バイトのエリアD2は
「0」にセットされ、続く2バイトのエリアD3に、パ
ーティションインフォメーションの長さを決めるレング
スが設けられる。そして、前のパーティションインフォ
メーションセルの位置を示すポインタであるプリビアス
ポインタD4が設けられ、次のパーティションインフォ
メーションのセルの位置を示すポインタであるネクスト
ポインタD5が設けられる。リンクインフォメーション
の最後の8バイトのエリアD6は「0」にセットされ
る。これらによりリンクインフォメーションが構成され
る。このリンクインフォメーションに続いて、各パーテ
ィションインフォメーションが記録される。
【0105】パーティションインフォメーションの先頭
には、プリビアスグループリトゥンD7が設けられ、続
いて、トータルグループリトゥンD8が設けられる。プ
リビアスグループリトゥンD7は、システムエリアを最
後に更新してから起算して、磁気テープに対して物理的
に記録されたパーティション内のグループの数を示す。
トータルグループリトゥンD8は、パーティションが最
初に書かれてからパーティションに書かれたグループの
数を示す。
【0106】これに続いて、プリビアスグループリード
D9が設けられ、更に、トータルグループリトゥンD1
0が設けられる。プリビアスグループリードD9は、シ
ステムエリアが最後に更新されてから、パーティション
から読み出されたグループの数を示す。トータルグルー
プリトゥンD10は、パーティションが最初に書かれて
から、パーテションから読み出されたグループの数を示
す。
【0107】この値は、例えばテープカセットが寿命と
なって使用不能或いは廃棄処分されるまで積算される。
プリビアスグループリトゥン及びトータルグループリト
ゥンは、例えば、テープトリーマドライブにより磁気テ
ープに対してデータを記録中の状態であれば、テープス
トリーマドライブのシステムコントローラ15の処理に
より、現在の記録動作によって新たに記録されるグルー
プ数に応じて、その領域の値がインクリメントされてい
くことになる。
【0108】続いて、トータルリリトゥンフレームD1
1が設けられる。トータルリリトゥンフレームD11
は、リードアフタライトにより、再書き込みが必要とな
ったパーティション上のフレームの数を示す。
【0109】すなわち、記録時においては、再生ヘッド
13A、13Bでは、記録ヘッド12A、12Bによっ
て磁気テープに対して書き込みを行った後、そのフレー
ムからデータの読み出しを行ない、エラーが発生したか
どうかを判断するリードアフタライトの処理が行われ
る。エラーが発生した場合には、そのフレームのデータ
が再書き込みされる。トータルリリトゥンフレームは、
このようなリードアフタライトに基づいてデータの再書
き込みの要求がなされたフレーム数の積算した値が記録
される。
【0110】続いて、トータル3rdECCカウントD
12が設けられる。トータル3rdECCカウントD1
2は、最初のパーティションが書かれてからの、C3訂
正を使わなければ復活できないようなデータのグループ
の数を示す。
【0111】すなわち、このシステムでは、C1、C
2、C3のパリティによりエラー訂正処理が行われる
が、C3パリティはC1、C2パリティのみではデータ
の回復が図れないような場合に用いられる。このトータ
ル3rdECCカウントは、パーティションにおいてC
3パリティを用いてエラー訂正を行ったグループ数が積
算された値が示される。
【0112】続いて、アクセスカウントD13が設けら
れる。アクセスカウントD13は、パーティションにア
クセスした数を示す。なお、アクセスとは、読み出し
と、書き込みと、そのパーティションのテープを通過し
た数を含む。
【0113】続いて、アップデートリプレースカウント
D14が設けられる。アップデートリプレースカウント
D14は、パーティションに対する更新書き込み処理の
数を示す。
【0114】続いて、プリビアスリリトゥンフレームD
15、プリビアス3rdECCカウントD16、ロード
カウントD17が設けられる。プリビアスリリトゥンフ
レームD15は、先に説明したリードアフタライトによ
り、システムログエリアが最後に更新されたときから起
算して、データ再書き込み要求がなされたパーティショ
ン内のフレームの数を示す。プリビアス3rdECCカ
ウントは、システムエリアが最後に更新されてから起算
して、C3パリティを用いてエラー訂正を行った数を示
す。ロードカウントD17は、最初にテープが書かれて
からロードされたテープの回数を示す。
【0115】続いて、バリッドマキシマムアブソリュー
トフレームカウントD18が設けられる。バリッドマキ
シマムアブソリュートフレームカウントD18は、パー
ティションで有効とされる最後のフレームまでのフレー
ムカウントの情報を示す。続いて、書き込み禁止、読み
出し禁止、ライトリトライ禁止、リードリトライ禁止の
ためのフラグD19が設けられる。続いて、マキシマム
アブソリュートフレームカウントD20が設けられる。
マキシマムアブソリュートフレームカウントD20は、
パーティションの全てのデータの最後のパーティション
のフレーム数を示す。
【0116】上述のように、MIC4を有するテープカ
セット1においては、MIC4にパーティション毎の情
報が記憶される。この情報には、各パーティションの使
用頻度の情報が含まれる。テープの複製を行なう際に、
この各パーティション毎の使用頻度の情報を用いると、
複製したテープ上のデータ配置が最適化され、複製した
テープ上のデータアクセス速度を向上させることができ
る。
【0117】つまり、前述したように、MIC4を有し
ているテープカセットの場合には、パーティション毎の
履歴情報が格納されるパーティションインフォメーショ
ンのセルC5を有している。このパーティションインフ
ォメーションのセルC5は、図17に示すような構造と
なっており、これには、パーティションにアクセスした
数を示すアクセスカウントD13が含まれている。そこ
で、テープの複製を行なう場合には、このアクセスカウ
ントD13で示される値から各パーティション毎の使用
頻度を判断し、使用頻度の高い順に新たなテープにデー
タを記録する。このようにすると、アクセス回数の多い
パーティションから順にデータが記録されることにな
り、データのアクセス速度が向上する。
【0118】図18は、このようにテープの複製を行な
う場合の処理を示すフローチャートである。図18に示
すように、テープの複製コマンドが与えられると(ステ
ップST1)、MIC4のパーティションインフォメー
ションのセルC5にあるアクセスカウントD13が読み
込まれ(ステップST2)。各パーティション毎のアク
セス回数が大きい順にソートされる(ステップST
3)。そして、各パーティションのデータがアクセス回
数が大きい順に新たなテープに記録される(ステップS
T4)。
【0119】例えば、図19のように、元のテープにパ
ーティション#0〜#5があり、各パーティション#0
〜#5には、データPT0〜PT5が記録されていると
する。そして、図20に示すように、パーティション#
0のアクセス回数が2回、パーティション#1のアクセ
ス回数が1回、パーティション#2のアクセス回数が4
回、パーティション#3のアクセス回数が10回、パー
ティション#4のアクセス回数が21回、パーティショ
ン#5のアクセス回数が40回であったとする。
【0120】この場合、図21に示すように、パーティ
ションがアクセス回数の多い順にソートされ、パーティ
ション#5、#4、#3、#2、#0、#1の順に並べ
られる。
【0121】そして、図22に示すように、新たなテー
プのパーティテョン#0〜#5には、元のテープ上でア
クセス回数が多い順に、元のテープ上のパーティション
#5、#4、#3、#2、#0、#1のデータPT5、
PT4、PT3、PT2、PT0、PT1が順に記録さ
れる。これにより、テープの先頭から順に、アクセス回
数の多いパーティションのデータが配置されることにな
る。このため、アクセス時間の改善が図れる。
【0122】
【発明の効果】この発明によれば、テープカセットに
は、不揮発性メモリが設けられ、この不揮発性メモリに
は、パーティション毎のアクセス頻度を示す情報が記憶
される。テープの複製を行なう際に、この不揮発性メモ
リのパーティション毎のアクセス頻度を示す情報が読み
出され、アクセス頻度の高いパーティションの順にデー
タが記録される。これにより、アクセス速度の向上が図
れる。そして、このアクセス頻度を示す情報は、テープ
カセットの不揮発性メモリに格納されるため、ホストコ
ンピュータで管理を行なわなくても、アクセス頻度の順
に最適に複製を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用されたテープカセットの一例の
説明に用いる平明図である。
【図3】この発明が適用されたテープカセットの一例の
説明に用いる斜視図である。、
【図4】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブにおけるテープ上の記録フォーマットの説明に用いる
略線図である。
【図5】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブにおけるテープ上の記録フォーマットの説明に用いる
略線図である。
【図6】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブにおけるグループの説明に用いる略線図である。
【図7】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブにおけるパーティションの説明に用いる略線図であ
る。
【図8】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブにおけるパーティションの説明に用いる略線図であ
る。
【図9】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブにおけるテープ上の記録フォーマットの説明に用いる
略線図である。
【図10】この発明が適用できるテープストリーマドラ
イブにおけるテープ上の記録フォーマットの説明に用い
る略線図である。
【図11】この発明が適用されたテープカセットに配設
されたMICの記録フォーマットの説明に用いる略線図
である。
【図12】この発明が適用されたテープカセットに配設
されたMICの記録フォーマットの説明に用いる略線図
である。
【図13】リスト構造の説明に用いる略線図である。
【図14】リスト構造の説明に用いる略線図である。
【図15】リスト構造によるデータ管理の説明に用いる
略線図である。
【図16】リスト構造によるデータ管理の説明に用いる
略線図である。
【図17】パーティションインフォメーションの説明に
用いる略線図である。
【図18】テープの複製の説明に用いるフローチャート
である。
【図19】テープの複製の説明に用いる略線図である。
【図20】テープの複製の説明に用いる略線図である。
【図21】テープの複製の説明に用いる略線図である。
【図22】テープの複製の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1・・・テープカセット、2A、2B・・・リール、3
・・・磁気テープ、4・・・MIC、15・・・システ
ムコントローラ、25・・・ホストコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ内にテープ状記録媒体を収
    納するとともに、上記カートリッジに不揮発性メモリが
    設けられたテープカセットの記録再生を行なう情報記録
    再生装置において、 上記テープ状記録媒体を複数のパーティションに分割し
    て使用した際に、上記パーティション毎のアクセス頻度
    を示す情報を上記不揮発性メモリに記憶させる手段と、 テープの複製を行なう際に、上記不揮発性メモリから上
    記各パーティション毎のアクセス頻度の情報を読み出
    し、上記アクセス頻度に応じた順番で、新たなテープカ
    セットのテープ状記録媒体に複製データを記録するよう
    に制御する制御手段とを有することを特徴とする情報記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録再生装置にお
    いて、 テープの複製を行なう際に、上記不揮発性メモリから上
    記各パーティション毎のアクセス頻度の情報を読み出
    し、上記アクセス頻度の高い順に、新たなテープカセッ
    トのテープ状記録媒体に複製データを記録するようにし
    たことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 カートリッジ内にテープ状記録媒体を収
    納するとともに、上記カートリッジに不揮発性メモリが
    設けられたテープカセットの記録再生を行なう情報記録
    再生方法において、 上記テープ状記録媒体を複数のパーティションに分割し
    て使用した際に、上記パーティション毎のアクセス頻度
    を示す情報を上記不揮発性メモリに記憶させるステップ
    と、 テープの複製を行なう際に、上記不揮発性メモリから上
    記各パーティション毎のアクセス頻度の情報を読み出
    し、上記アクセス頻度に応じた順番で、新たなテープカ
    セットのテープ状記録媒体に複製データを記録するよう
    に制御するステップとを有することを特徴とする情報記
    録再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報記録再生方法にお
    いて、 テープの複製を行なう際に、上記不揮発性メモリから上
    記各パーティション毎のアクセス頻度の情報を読み出
    し、上記アクセス頻度の高い順に、新たなテープカセッ
    トのテープ状記録媒体に複製データを記録するようにし
    たことを特徴とする情報記録再生方法。
JP18360397A 1997-07-09 1997-07-09 情報記録再生装置及び方法 Pending JPH1131376A (ja)

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