JPH09171547A - 指紋読み取り機能付きｉｃカード - Google Patents
指紋読み取り機能付きｉｃカードInfo
- Publication number
- JPH09171547A JPH09171547A JP7331317A JP33131795A JPH09171547A JP H09171547 A JPH09171547 A JP H09171547A JP 7331317 A JP7331317 A JP 7331317A JP 33131795 A JP33131795 A JP 33131795A JP H09171547 A JPH09171547 A JP H09171547A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＩＣカードに指紋認識機能を付け、本人以外
が使用できないようにして、不正利用を防止する。 【解決手段】 指紋を読み取る指紋読み取り部と、読み
取られた指紋データと登録された指紋データを照合して
認識する指紋認識部３と、体温を検出する温度検出部４
と、読み取られた指紋データを登録エリアに登録する指
紋データ更新部５とがある。さらに、指紋認識部３で一
致し温度検出部４で体温であると検知した場合のみ上位
装置８とアクセス可能となる読み込み書き込み部６
がある。
が使用できないようにして、不正利用を防止する。 【解決手段】 指紋を読み取る指紋読み取り部と、読み
取られた指紋データと登録された指紋データを照合して
認識する指紋認識部３と、体温を検出する温度検出部４
と、読み取られた指紋データを登録エリアに登録する指
紋データ更新部５とがある。さらに、指紋認識部３で一
致し温度検出部４で体温であると検知した場合のみ上位
装置８とアクセス可能となる読み込み書き込み部６
がある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＣカードに関
し、特に、その不正使用の防止を強化した指紋読み取り
機能付きＩＣカードに関する。
し、特に、その不正使用の防止を強化した指紋読み取り
機能付きＩＣカードに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、ＩＣカード自身に指紋データを
登録させ、指紋センサにより読み取ったデータと比較し
て一致したとき、カードを利用可能にする。
登録させ、指紋センサにより読み取ったデータと比較し
て一致したとき、カードを利用可能にする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来例においては、現指紋に近いデータが登録
されていないので、読み取ったデータの照合を許容範囲
が広くなり、確実性が低くなる。それは、登録した指紋
データの更新をしていないからである。
上述した従来例においては、現指紋に近いデータが登録
されていないので、読み取ったデータの照合を許容範囲
が広くなり、確実性が低くなる。それは、登録した指紋
データの更新をしていないからである。
【０００４】本発明の目的は、登録されている指紋デー
タの更新により、読み取った指紋データとの照合を確実
性を向上させ、体温の検出
により、不正利用者防止の強化を実現できる指紋読み取
り機能付きＩＣカードを提供することにある。
タの更新により、読み取った指紋データとの照合を確実
性を向上させ、体温の検出
により、不正利用者防止の強化を実現できる指紋読み取
り機能付きＩＣカードを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の指紋読み取り機
能付きＩＣカードは、使用者の指紋を読み込む指紋読み
取り部と、あらかじめ指紋データが登録された使用者の
指紋を前記指紋読み取り部により読み取ったデータとの
照合を行う指紋認識部と、使用者の体温を検出する温度
検出部と、登録してある指紋データを前記指紋読み取り
部で一致した指紋データに更新を行う指紋データ更新部
とを具備することを特徴とする。
能付きＩＣカードは、使用者の指紋を読み込む指紋読み
取り部と、あらかじめ指紋データが登録された使用者の
指紋を前記指紋読み取り部により読み取ったデータとの
照合を行う指紋認識部と、使用者の体温を検出する温度
検出部と、登録してある指紋データを前記指紋読み取り
部で一致した指紋データに更新を行う指紋データ更新部
とを具備することを特徴とする。
【０００６】本発明の指紋読み取り機能付きＩＣカード
は、読み込み書き込み部でカード内のメモリのアクセス
を上位装置で行う場合、それを可能にするか不可能にす
るかを制御部より次の処理の指紋認識部と温度検出部で
判断を行い、指紋読み取り部が使用者の指紋データを読
み取り、そのデータを前記指紋認識部が、前記メモリ内
に登録されている指紋データと照合して一致する許容範
囲内であるか確認をし、一致の場合、体温の検知をする
前記温度検出部が、体温内であることを確認し、すべて
一致したら前記制御部が前記読み込み書き込み部と前記
上位装置とのアクセスを可能にして読み込み書き込みを
許可し、このとき前記メモリ内に登録してある指紋デー
タを指紋データ更新部が、現在読み取った指紋データに
更新し、照合の際、登録されている指紋データがより現
指紋データに近い場合、一致するための許容範囲が狭く
することができるように構成したことを特徴とする。
は、読み込み書き込み部でカード内のメモリのアクセス
を上位装置で行う場合、それを可能にするか不可能にす
るかを制御部より次の処理の指紋認識部と温度検出部で
判断を行い、指紋読み取り部が使用者の指紋データを読
み取り、そのデータを前記指紋認識部が、前記メモリ内
に登録されている指紋データと照合して一致する許容範
囲内であるか確認をし、一致の場合、体温の検知をする
前記温度検出部が、体温内であることを確認し、すべて
一致したら前記制御部が前記読み込み書き込み部と前記
上位装置とのアクセスを可能にして読み込み書き込みを
許可し、このとき前記メモリ内に登録してある指紋デー
タを指紋データ更新部が、現在読み取った指紋データに
更新し、照合の際、登録されている指紋データがより現
指紋データに近い場合、一致するための許容範囲が狭く
することができるように構成したことを特徴とする。
【０００７】本発明の指紋読み取り方法は、ＩＣカード
が、上位装置に挿入されるとき、使用者の指紋が指紋読
み取り部にあるかを確認をして使用者の指紋があった場
合、指紋の読み取りを行い、次にカードのメモリ内にあ
る登録されている使用者の指紋データと、読み取った使
用者の指紋と照合を行い、一致した場合、読み取った使
用者の指紋の体温の確認を行い、確認した温度が体温内
であれば、メモリ内の登録してある使用者の指紋データ
を更新し、その後、前記上位装置とのアクセスを可能に
して、前記ＩＣカードのメモリの読み込み書き込みを行
い、読み書きを前記上位装置と行った後、前記ＩＣカー
ドは排出されることを特徴とする。
が、上位装置に挿入されるとき、使用者の指紋が指紋読
み取り部にあるかを確認をして使用者の指紋があった場
合、指紋の読み取りを行い、次にカードのメモリ内にあ
る登録されている使用者の指紋データと、読み取った使
用者の指紋と照合を行い、一致した場合、読み取った使
用者の指紋の体温の確認を行い、確認した温度が体温内
であれば、メモリ内の登録してある使用者の指紋データ
を更新し、その後、前記上位装置とのアクセスを可能に
して、前記ＩＣカードのメモリの読み込み書き込みを行
い、読み書きを前記上位装置と行った後、前記ＩＣカー
ドは排出されることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００９】図１は本発明による指紋読み取り機能付き
ＩＣカードの一実施の形態を示す構成図である。ＩＣカ
ード１は、指紋読み取り部２と指紋認識部３と温度検出
部４と指紋データ更新部５と読み込み書き込み部６と制
御部７とを備えている。読み込み書き込み部６でカード
内のメモリ（図示せず）のアクセスを上位装置８で行う
場合、それを可能にするか不可能にするかを制御部７よ
り次の処理の指紋認識部３と温度検出部４で判断を行
う。指紋読み取り部２が使用者の指紋データを読み取
り、そのデータを指紋認識部３が、メモリ内に登録され
ている指紋データと照合して一致する許容範囲内である
か確認をし、一致の場合、体温の検知をする温度検出部
４が、体温内であることを確認する。すべて一致したら
制御部７が読み込み書き込み部６と上位装置８とのアク
セスを可能にして読み込み書き込みを許可する。このと
きメモリ内に登録してある指紋データを指紋データ更新
部５が、現在読み取った指紋データに更新する。照合の
際、登録されている指紋データがより現指紋データに近
い場合、一致するための許容範囲が狭くすることができ
不正使用防止の強化となる。
ＩＣカードの一実施の形態を示す構成図である。ＩＣカ
ード１は、指紋読み取り部２と指紋認識部３と温度検出
部４と指紋データ更新部５と読み込み書き込み部６と制
御部７とを備えている。読み込み書き込み部６でカード
内のメモリ（図示せず）のアクセスを上位装置８で行う
場合、それを可能にするか不可能にするかを制御部７よ
り次の処理の指紋認識部３と温度検出部４で判断を行
う。指紋読み取り部２が使用者の指紋データを読み取
り、そのデータを指紋認識部３が、メモリ内に登録され
ている指紋データと照合して一致する許容範囲内である
か確認をし、一致の場合、体温の検知をする温度検出部
４が、体温内であることを確認する。すべて一致したら
制御部７が読み込み書き込み部６と上位装置８とのアク
セスを可能にして読み込み書き込みを許可する。このと
きメモリ内に登録してある指紋データを指紋データ更新
部５が、現在読み取った指紋データに更新する。照合の
際、登録されている指紋データがより現指紋データに近
い場合、一致するための許容範囲が狭くすることができ
不正使用防止の強化となる。
【００１０】次に、図１の指紋読み取り機能付きＩＣカ
ードの動作について図２を参照して説明する。
ードの動作について図２を参照して説明する。
【００１１】ＩＣカード１は、上位装置８に挿入される
とき、使用者の指紋が指紋読み取り部２にあるかを確認
をして使用者の指紋があった場合、指紋の読み取りを行
う。次にカードのメモリ内にある登録されている使用者
の指紋データと、読み取った使用者の指紋と照合を行
い、一致した場合、読み取った使用者の指紋の体温の確
認を行う。確認した温度が体温内であれば、メモリ内の
登録してある使用者の指紋データを更新する。その後、
上位装置８とのアクセスを可能にして、ＩＣカード１の
メモリの読み込み書き込みを行う。読み書きを上位装置
８と行った後、ＩＣカード１は排出される。
とき、使用者の指紋が指紋読み取り部２にあるかを確認
をして使用者の指紋があった場合、指紋の読み取りを行
う。次にカードのメモリ内にある登録されている使用者
の指紋データと、読み取った使用者の指紋と照合を行
い、一致した場合、読み取った使用者の指紋の体温の確
認を行う。確認した温度が体温内であれば、メモリ内の
登録してある使用者の指紋データを更新する。その後、
上位装置８とのアクセスを可能にして、ＩＣカード１の
メモリの読み込み書き込みを行う。読み書きを上位装置
８と行った後、ＩＣカード１は排出される。
【００１２】
【発明の効果】本発明の効果は、指紋データの照合の
際、一致するための許容範囲を狭くしたので、照合結果
がリアルになるので、不正利用防止が強化される
ことである。
際、一致するための許容範囲を狭くしたので、照合結果
がリアルになるので、不正利用防止が強化される
ことである。
【００１３】その理由は、指紋データの照合で使用する
登録データが、ＩＣカードが読まれるたびに更新される
からである。
登録データが、ＩＣカードが読まれるたびに更新される
からである。
【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の一実施の形態の構成図である。 【図２】 図１の 指紋読み取り機能付きＩＣカード
の動作を示す流れ図である。 【符号の説明】 １ ＩＣカード ２ 指紋読み取り部 ３ 指紋認識部 ４ 温度検出部 ５ 指紋データ更新部 ６ 読み込み書き込み部 ７ 制御部
の動作を示す流れ図である。 【符号の説明】 １ ＩＣカード ２ 指紋読み取り部 ３ 指紋認識部 ４ 温度検出部 ５ 指紋データ更新部 ６ 読み込み書き込み部 ７ 制御部
Claims (3)
- 【請求項１】 使用者の指紋を読み込む指紋読み取り部
と、あらかじめ指紋データが登録された使用者の指紋を
前記指紋読み取り部により読み取ったデータとの照合を
行う指紋認識部と、使用者の体温を検出する温度検出部
と、登録してある指紋データを前記指紋読み取り部で一
致した指紋データに更新を行う指紋データ更新部とを具
備することを特徴とする指紋読み取り機能付きＩＣカー
ド。 - 【請求項２】 読み込み書き込み部でカード内のメモリ
のアクセスを上位装置で行う場合、それを可能にするか
不可能にするかを制御部より次の処理の指紋認識部と温
度検出部で判断を行い、指紋読み取り部が使用者の指紋
データを読み取り、そのデータを前記指紋認識部が、前
記メモリ内に登録されている指紋データと照合して一致
する許容範囲内であるか確認をし、一致の場合、体温の
検知をする前記温度検出部が、体温内であることを確認
し、すべて一致したら前記制御部が前記読み込み書き込
み部と前記上位装置とのアクセスを可能にして
読み込み書き込みを許可し、このとき前記メモリ内に登
録してある指紋データを指紋データ更新部が、現在読み
取った指紋データに更新し、照合の際、登録されている
指紋データがより現指紋データに近い場合、一致するた
めの許容範囲が狭くすることができるように構成したこ
とを特徴とする指紋読み取り機能付きＩＣカード。 - 【請求項３】 ＩＣカードが、上位装置に挿入されると
き、使用者の指紋が指紋読み取り部にあるかを確認をし
て使用者の指紋があった場合、指紋の読み取りを行い、
次にカードのメモリ内にある登録されている使用者の指
紋データと、読み取った使用者の指紋と照合を行い、一
致した場合、読み取った使用者の指紋の体温の確認を行
い、確認した温度が体温内であれば、メモリ内の登録し
てある使用者の指紋データを更新し、その後、前記上位
装置とのアクセスを可能にして、前記ＩＣカードのメモ
リの読み込み書き込みを行い、読み書きを前記上位装置
と行った後、前記ＩＣカードは排出されることを特徴と
する指紋読み取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331317A JPH09171547A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 指紋読み取り機能付きｉｃカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331317A JPH09171547A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 指紋読み取り機能付きｉｃカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09171547A true JPH09171547A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18242341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331317A Pending JPH09171547A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 指紋読み取り機能付きｉｃカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09171547A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010080828A (ko) * | 2000-01-17 | 2001-08-25 | 밍-샹 센 | 지문 검증능력을 갖춘 전자 데이터 저장매체 |
| KR20020019204A (ko) * | 2000-09-05 | 2002-03-12 | 김승민 | 지문인식을 통한 신용카드 보안방법 및 그 장치 |
| KR100342184B1 (ko) * | 1999-08-06 | 2002-06-27 | 밍 쉬앙 쉔 | 지문 확인 기능을 구비한 집적회로 카드 |
| KR100381938B1 (ko) * | 1998-01-27 | 2003-04-26 | 인피니언 테크놀로지스 아게 | 바이오메트릭 센서용 스마트 카드 모듈 |
| JP2005173930A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Sony Corp | 電子機器、認証方法 |
| US7221961B1 (en) | 1999-06-14 | 2007-05-22 | Ntt Docomo, Inc. | Wireless telecommunications unit attachable to and detachable from an external unit |
| JP2007535073A (ja) * | 2004-04-26 | 2007-11-29 | イー−スマート テクノロジーズ インコーポレイテッド | 電子パスポート用のスマートカード、電子パスポート、並びにスマートカード又は電子パスポートを所持している人物を認証するための方法、システム及び装置 |
| KR100808897B1 (ko) * | 2005-07-22 | 2008-03-03 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 생체 인증 장치의 위임 사항 변경 방법, 생체 인증 방법 및생체 인증 장치 |
| JP2008065604A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Toppan Printing Co Ltd | 携帯型生体情報記憶装置、生体情報記憶方法、プログラム及び記憶媒体並びに生体認証システム及び方法 |
| JP2011150707A (ja) * | 2011-02-21 | 2011-08-04 | Fujitsu Ltd | 生体認証方法及び生体認証装置 |
| CN111504501A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-07 | 华中科技大学同济医学院附属协和医院 | 一种便携式温监仪及其体温监测方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62279463A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | キ−カ−ドおよびキ−カ−ドによる個人識別方法 |
| JPH03265086A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ｉｃカード |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7331317A patent/JPH09171547A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970916 |